JPH05115107A - 磁気浮上搬送装置 - Google Patents

磁気浮上搬送装置

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Publication number
JPH05115107A
JPH05115107A JP3296223A JP29622391A JPH05115107A JP H05115107 A JPH05115107 A JP H05115107A JP 3296223 A JP3296223 A JP 3296223A JP 29622391 A JP29622391 A JP 29622391A JP H05115107 A JPH05115107 A JP H05115107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
section
linear motor
carrier
track
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3296223A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Eguchi
真人 江口
Satoshi Mori
敏 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP3296223A priority Critical patent/JPH05115107A/ja
Publication of JPH05115107A publication Critical patent/JPH05115107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リニアモータ駆動によるスムーズな加減速を
行わせ、安定した搬送台移動を実現する磁気浮上搬送装
置を提供する。 【構成】 磁気浮上搬送装置の制御装置に、加速区間、
安定区間、減速区間、最大走行速度を設定し、設定され
た速度と実際の速度とを比較した結果に基づき、リニア
モータのON/OFF制御及び正転/逆転の制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気浮上搬送装置に係
り、軌道側に配設された電磁石の制御磁気吸引力により
搬送台を軌道上に非接触で浮上、移動させる磁気浮上搬
送装置において、リニアモータのON/OFF時間及び
正転/逆転の制御等を通じて、搬送台走行速度の維持、
搬送台の速度落ち込みの修正、そして急発進、急減速の
防止等を実現することにより、リニアモータにより円滑
な加減速を行い、安定した搬送台移動を実現するための
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搬送台移動のためのリニアモータ
駆動方法は発進停止の際の加減速時のみリニアモータで
駆動し、途中の定速区間は惰速で走行させているにすぎ
なかった。
【0003】図4は従来の磁気浮上搬送装置の制御機構
の説明図である。従来は搬送台の加速に際しては、ステ
ーションより加速区間のリニアモータを一定時間駆動さ
せることによって行っていた。そして、得られた走行速
度で、定速区間を惰速で走行させていた。そして、減速
区間に入ると、逆方向にリニアモータを駆動することに
よって、ステーションへの搬送台の減速停止を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の技術によると、以下の問題があった。即ち、 (1)定速区間で搬送台の速度が低下する。定速区間で
は、搬送台を惰速で走行させるため、空気抵抗や磁気的
損失、レールの勾配等により、搬送台走行速度が上昇又
は低下する。 (2)加減速の際のリニアモータ駆動時間が固定されて
いるために、速度制御が困難である。 (3)搬送台の定速走行時の速度が、リニアモータの特
性に依存するものとなり、フレキシブルなスペックの変
更に対処が難しい。 (4)搬送台のステーション間の移動工程を自在に組む
事が困難である。 (5)予期せぬ事故で搬送台が途中で停止状態になった
時に搬送台を次のステーションまで移動させる事が不可
能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は搬送台が予め設定された走行速度に到達す
るまでの区間である加速区間、加速区間終了から減速開
始ノードに至るまでの定速区間、そしてステーション停
止までの減速区間それぞれに対するリニアモータON/
OFF時間を計算機上で個別に設定する機能を設けた。
即ち、定速区間において、搬送台の走行速度を検出し予
め設定されている走行速度よりも低下している場合、リ
ニアモータを予め設定されている駆動時間の間駆動さ
せ、さらに、搬送台が軌道上を走行中、途中で予期せぬ
事故などで止まってしまった場合、タイムアウトがかか
ったらリニアモータにより次のステーションまで走行さ
せる機能を設けた。また、走行速度が上昇してしまった
場合には、リニアモータを即座にリレー又はSSRを通
じて電流の方向を逆転させ、一定時間駆動することによ
り、定速に収束させる。
【0006】
【作用】上記の手段により、加速減区間においてリニア
モータON/OFF時間設定機構等により、搬送台走行
速度を任意に変えることが可能となった。そして、定速
走行区間における搬送台移動速度も可変となった。ま
た、減速区間のリニアモータON/OFF時間設定機構
により搬送台のステーション突入速度をも制御可能とな
った。
【0007】次に、定速区間において搬送台の走行速度
が目標の最大走行速度よりも低かった場合、リニアモー
タを設定時間だけ駆動する事により、空気抵抗・磁気的
損失等による減速を即座に修正することが可能となる。
更に、搬送台がステーションに入る前に停止した場合に
は、予め設定されたリニアモータ駆動ON/OFF時間
により、搬送台が駆動されるので、一旦停止した搬送台
をステーションまで移動させることが可能となる。
【0008】また、停止するステーション間の距離およ
び位置に応じて加速のためのリニアモータ駆動時間、減
速区間(減速開始ノード)もしくは減速のためのリニア
モータ駆動時間の設定を可変とする機構を設けることに
よりステーション間の距離に応じた移動制御を実現でき
る。これによりステーション間の距離によらない加減速
状態、ステーション突入速度の制御を行うことが可能と
なる。
【0009】
【実施例】図3は本発明の一実施例の磁気浮上搬送装置
のハード構成の説明図である。搬送台2は、軌道3に対
して磁気浮上されており、リニアモータ4により駆動さ
れる。制御装置5より、軌道3内の多数の単位となるリ
ニアモータ4のうち所定のものが選択され、これにパル
ス状の電力が加えられることによって、搬送台が駆動さ
れる。制御装置5には、軌道3に多数設けられた速度検
出装置より搬送台2の速度情報が伝達される。予め加速
区間、減速区間、定速区間及び走行最大速度も制御装置
5の計算機1の制御基板上のON/OFFタイマーに設
定される。制御装置5は計算機1に予め設定された速度
と、軌道1上の速度検出装置からの実際の速度とを比較
して、予め設定されたリニアモータ4のON/OFF、
及び正転・逆転の駆動制御信号を発生する。
【0010】図1は、本発明の一実施例の磁気浮上搬送
装置の制御機構の説明図である。加速区間においては、
ON/OFF制御信号は、幅の広い正のパルスとなり、
この電力がリニアモータに印加されることにより、搬送
台2は加速されて、予め設定された最大走行速度に達す
ると定速走行に入る。
【0011】図2は、定速区間における本発明の一実施
例の磁気浮上搬送装置の制御機構の説明図である。定速
区間に入り検出された搬送台の走行速度が予め計算機上
で設定された最大走行速度よりも低下した場合、リニア
モータは、予め設定された定速区間のON/OFF時間
により幅の狭いパルスで駆動される。この駆動により、
搬送台は設定された最大走行速度まで戻され、定速走行
時の速度の落ち込みが防止される。また、定速走行時に
速度が設定速度を越えた場合、即座にリニアモータの電
流を逆転させ、所定のON/OFF時間に基づいてリニ
アモータを駆動し、減速させる。この行程を減速開始ノ
ードまで行う。そして、予め設定された減速開始ノード
に搬送台が突入したら、予め設定されたリニアモータO
N/OFF時間に基づき、リニアモータ4の逆方向の駆
動を行い搬送台の走行速度を低下させてゆく。また、ス
テーションの手前で搬送台が停止した場合には定速区間
で設定されたリニアモータON/OFF時間に応じて搬
送台を走行させステーションに突入させる。
【0012】基本的には上記で定義されたような各区間
毎に設定されたリニアモータのON/OFF時間に基づ
いてリニアモータを駆動し、リニアリティーのある加減
速状態および定速区間での搬送台の速度の低下防止、搬
送台のステーション突入速度の安定化を実現している。
従って、急発進、急減速が防止され、リニアモータによ
る円滑な加減速が実現され、安定した搬送台移動が達成
される。
【0013】ステーション間の距離に応じた搬送台加速
・減速の際のリニアモータON/OFF時間及び減速開
始ノードの設定を自動的に変更する機能をもたせてい
る。これにより、ステーション間の距離に応じて、加速
の為のリニアモータON/OFF時間(例:距離が短い
ときはON時間を長く、距離が長いときはON時間を短
く)、減速のためのリニアモータON/OFF時間
(例:距離が短いときにはON時間を長く、距離が長い
時にはON時間を短く)、そして、減速開始ノードの位
置を可変に設定する機構を設けることによりステーショ
ン間の距離に応じた移動制御を実現し、ステーション位
置によらない安定した搬送台の移動状態を実現してい
る。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、搬送台移動制御に予め設定された加速、定速、減
速区間と走行速度と、実際の速度とを比較した結果に基
づき、各区間のリニアモータON/OFF時間制御を行
う手段を具備することにより、状況に応じた搬送台の移
動状態を実現し、より安定した搬送台の移動制御を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の磁気浮上搬送装置の制御
機構の説明図。
【図2】 本発明の一実施例の磁気浮上搬送装置の定速
区間における制御機構の説明図。
【図3】 本発明の一実施例の磁気浮上搬送装置のハー
ド構成の説明図。
【図4】 従来の磁気浮上搬送装置の制御機構の説明
図。
【符号の説明】
1 計算機 2 搬送台 3 軌道 4 リニアモータ 5 制御装置 6 ステーション

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送台の速度を検出する手段と、予め設
    定された速度と実際の速度を比較する手段と、その比較
    された結果に基づきリニアモータのON/OFF及び正
    転/逆転制御を行う手段を備えたことを特徴とする磁気
    浮上搬送装置。
  2. 【請求項2】 予め加速区間、定速区間、減速区間を設
    定し、それぞれに対してリニアモータ駆動の基準となる
    駆動ON/OFF時間を設定することを特徴とする請求
    項1の磁気浮上搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送台が、ステーションに入る前に
    停止した場合には、あらかじめ設定された前記定速区間
    のリニアモータ駆動ON/OFF時間により前記搬送台
    を駆動することを特徴とする請求項2の磁気浮上搬送装
    置。
JP3296223A 1991-10-16 1991-10-16 磁気浮上搬送装置 Pending JPH05115107A (ja)

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JP3296223A JPH05115107A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 磁気浮上搬送装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160132884A (ko) * 2014-03-19 2016-11-21 메카트로닉스 아게 객체의 이동 및/또는 위치 결정을 위한 이송 장치
JP2017055575A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 株式会社デンソー モータ制御装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57162989A (en) * 1981-03-31 1982-10-06 Fujitsu Ltd Carrier speed control system for linear induction motor
JPS58175983A (ja) * 1982-04-08 1983-10-15 Shinko Electric Co Ltd リニアモ−タの速度制御方法
JPS62178104A (ja) * 1986-01-31 1987-08-05 Fujitsu Ltd リニアモ−タカ−の速度制御方法

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