JPH05115076A - 時間軸誤差補正用フエーズ・ロツクド・ループ回路 - Google Patents

時間軸誤差補正用フエーズ・ロツクド・ループ回路

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JPH05115076A
JPH05115076A JP3272316A JP27231691A JPH05115076A JP H05115076 A JPH05115076 A JP H05115076A JP 3272316 A JP3272316 A JP 3272316A JP 27231691 A JP27231691 A JP 27231691A JP H05115076 A JPH05115076 A JP H05115076A
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JP
Japan
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phase
output
phase detector
discriminator
switch means
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Pending
Application number
JP3272316A
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English (en)
Inventor
Tokiisa Furuichi
時功 古市
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】第1の位相検波器2によるバースト信号に同期
するPLLと第2の位相検波器7による基準信号に同期
するPLLとを設ける。第1の判別器10は、第1の位
相検波器2の出力と第2の位相検波器7の出力との電圧
差の有無を判別する。第2の判別器15は、映像信号の
時間軸誤差速度がほぼ0であるか否かを判別する。第3
の判別器13は、第1の位相検波器2によるPLLがミ
スロックしていないかの検出とPLLを切り替えるSW
手段3を制御する。 【効果】時間軸誤差補正用PLL回路の位相検波器をバ
ースト信号だけの検波で動作できると共に、キャプチャ
レンジの広いPLLとなり精度の高い補償を行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の時間軸誤差
補正装置に係わり、とくにディジタル的に時間軸誤差補
正を行なうときに用いるフェーズ・ロックド・ループ回
路(以下、PLL回路という)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より映像信号の時間軸誤差補正をデ
ィジタル的に行なう方法としては、時間軸揺らぎを持っ
た映像信号に同期したクロックをPLL回路により作成
し、このクロックにて映像信号をメモリに書き込み、時
間軸揺らぎの無いクロックにてその映像信号を読み出す
事により時間軸誤差補正を行なう方法が一般的に知られ
ている。このPLL回路は位相比較器と電圧制御発振器
(以下、VCO回路という)により構成され、例えば日
本放送協会編(NHKテレビジョン技術教科書上)P1
71−P179に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来技術
においては、映像信号に同期させることが目的であるた
めVCO回路の可変範囲を狭くしている。このために時
間軸誤差補正を目的としたものには対応できず可変範囲
を広げる必要がある。しかしながら、可変範囲を広げる
とバースト信号が水平周期毎であるため、水平周期内に
1波増加又は減少した周波数でもPLLがロック(ミス
ロック)してしまうという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記した従来技
術の問題点を解決し、ミスロックの無い時間軸誤差補正
用PLL回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、基準信号に同期するPLLと映像信号
に同期するPLLの2つのPLLを設け、2つのVCO
回路制御信号を切り替えることによりミスロックを防ぐ
事とした。
【0006】
【作用】基準信号に同期するPLLは、基準信号が連続
信号であることから可変範囲の広いVCO回路としても
容易に引き込むことが出来る。又、映像信号の時間軸誤
差速度が0であるときは、映像信号のバースト信号が基
準信号とほぼ同じ周波数となり、2つの位相検波器出力
電圧も同じになったときは、2つの信号の位相もあった
ときである。そこでこのタイミングでPLLを切り替え
ることにより引き込み時の外乱も発生しなくなり、ミス
ロックの無いPLL回路となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を用いて
説明する。
【0008】同図において、1は映像信号入力部で、映
像信号としてのコンポジットビデオ信号を入力する。該
信号を2の第1の位相検波器に入力して映像信号の中の
バースト信号と、後述のVCO回路5の出力を分周器6
に入力して副搬送波の周波数に分周した信号と、の位相
比較を行なう。第1の位相検波器2は、例えばイクスク
ルーシブOR回路により位相検波を行ない、バースト信
号以外の期間ホールドすることにより構成できる。
【0009】7は、第2の位相検波器で、第1の基準信
号発生器8からの基準信号と、分周器6の出力信号と、
を位相比較する。第2の位相検波器7は、共に連続信号
の位相検波であるので、一般的な位相検波器で良い。該
出力と前記第1の位相検波器2の出力をスイッチ手段
(以下、SW手段という)3に入力して、後述の第3の
判別器13の信号に応じていずれかの入力を出力する。
【0010】該出力を位相補償AMP回路4に入力す
る。該回路4は、PLLのループ特性を決めるもので、
位相補償回路と増幅器により構成される。該位相補償A
MP回路4の出力をVCO回路5に入力する。VCO回
路5では、入力信号に応じて発振周波数を変える。該回
路5は、例えばLC発振回路とバリキャップダイオード
により構成できる。
【0011】10は第1の判別器で、第1の位相検波器
2の出力と第2の位相検波器7の出力を入力して電圧差
の有無を検出するもので、例えばコンパレータにより2
つの信号を比較してエッジ信号を得ることにより構成で
きる。
【0012】14は第3の位相検波器で、第2の基準信
号発生器11からの基準信号を入力して、映像信号の水
平同期信号と位相比較する。15は時間軸誤差速度がほ
ぼ0であるか否かを判別する第2の判別器で、第3の位
相検波器14の出力が極大値又は極小値となるタイミン
グを得るようにすれば良く、微分回路、又は積分回路、
又は90度位相器回路に入力して0クロス信号を取り出
すようにすれば良い。
【0013】13は第3の判別器で、第1の位相検波器
2によるPLLがミスロックしていないかの検出とPL
Lを切り替えるSW手段3を制御する。該判別器13は
上記検出器を、例えば映像信号の水平同期間隔をVCO
回路5の出力信号でカウントすることにより、行なえ
る。つまり、水平同期間隔は例えば映像信号の副搬送波
周波数の2倍の周波数を455個カウントしたものであ
れば、ロック状態として検出できる。又、SW手段3の
制御は、該ミスロックの検出から、ミスロックしている
時はSW手段3を第2の位相検波器7によるPLLとな
るように切り替える。その後、第1の判別器10と第2
の判別器15の出力が合となったとき、SW手段3を切
り替えて第1の位相検波器2によるPLLとなるように
する。つまり、第2の判別器15が合であるので時間軸
誤差速度を持たず、又第1の判別器10が合であるので
位相誤差も持たない状態で、SW手段3を切り替えるの
で問題なく引き込み動作を行なう。
【0014】次に、本発明の第2の実施例を図2を用い
て説明する。
【0015】本実施例においては、映像信号入力部1か
らのコンポジットビデオ信号を2の第1の位相検波器に
入力して、映像信号の中のバースト信号と、VCO回路
5の出力を第1の分周器9に入力して副搬送波の周波数
に分周した信号と、の位相比較を行なう。また、7の第
2の位相検波器で、第1の基準信号発生器8からの基準
信号と、VCO回路5の出力を第2の分周器16に入力
して分周した信号と、を位相比較する。
【0016】また、SW手段3,位相補償AMP回路
4,VCO回路5及び第1の判別器10の構成及び動作
は、それぞれ、前述の第1の実施例と同様である。
【0017】12は第2の判別器で、第2の基準信号発
生器11からの基準信号と映像信号とを入力して、映像
信号の時間軸誤差速度がほぼ0であるか否かを判別す
る。13は第3の判別器で、第1の位相検波器2による
PLLがミスロックしていないかの検出とPLLを切り
替えるSW手段3を制御する。該判別器13は上記検出
を、例えば映像信号の水平同期間隔をVCO回路5の出
力信号でカウントすることにより、行なえる。つまり、
水平同期間隔は映像信号の副搬送波周波数を227.5
個カウントしたものであることを利用して、上記検出を
行なえる。
【0018】又、SW手段3の制御は、ミスロックの検
出を行ない、もしミスロックしている時はSW手段3を
第2の位相検波器7によるPLLとなるように切り替え
る。その後、第1の判別器10と第2の判別器12の出
力が合となったとき、SW手段3を切り替えて第1の位
相検波器2によるPLLとなるようにする。つまり、第
2の判別器12が合であるので時間軸誤差速度を持た
ず、又第1の判別器が合であるので位相誤差も持たない
状態で、SW手段3を切り替えるので問題なく引き込み
動作を行なう。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、時間軸誤差の速度と位
相のあったときにPLLを切り替えるのでミスロックを
することもなく、又PLLのキャプチャレンジも広くす
ることが出来るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…映像信号入力部 2…第1の位相検波器 3…SW
手段 4…位相補償AMP回路 5…VCO回路 6…分周器
7…第2の位相検波器 8…第1の基準信号発生器
9…第1の分周器 10…第1の判別器 11…第2の
基準信号発生器 12…第2の判別器 13…第3の判
別器 14…第3の位相検波器 15…第2の判別器 16…第2の分周器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の時間軸誤差補正回路において、
    映像信号中のバースト信号を取り出す手段と、電圧制御
    発振器の出力を入力し、分周して出力する分周器と、該
    分周器の出力と前記バースト信号との位相検波を行なう
    第1の位相検波器と、前記分周器の出力と第1の基準信
    号との位相検波を行なう第2の位相検波器と、前記第1
    及び第2の位相検波器の出力を入力し、いずれか一方を
    選択して出力するスイッチ手段と、該スイッチ手段の出
    力に応じて発振周波数を変化させる前記電圧制御発振器
    と、前記第1の位相検波器の出力と第2の位相検波器の
    出力との電圧差が決められた範囲内にあるか否かを判別
    する第1の判別器と、前記映像信号の水平同期信号と第
    2の基準信号との位相検波を行なう第3の位相検波器
    し、該第3の位相検波器の出力が極大値又は極小値とな
    るタイミングを得て、前記映像信号の時間軸誤差速度が
    ほぼ0であるか否かを判別する第2の判別器と、前記ス
    イッチ手段が前記第1の位相検波器の出力を選択してい
    る場合に、該第1の位相検波器,スイッチ手段,電圧制
    御発振器及び分周器によって構成されるフェーズ・ロッ
    クド・ループが位相ロック状態にあるか否かを判別する
    第3の判別器と、を備え、 該第3の判別器が、前記フェーズ・ロックド・ループが
    位相ロック状態にないと判別した場合には、前記スイッ
    チ手段に前記第2の位相検波器の出力を選択させて、該
    第2の位相検波器,スイッチ手段,電圧制御発振器及び
    分周器によるフェーズ・ロックド・ループを構成させ、
    その後、前記第1の判別器が、前記電圧差が前記範囲内
    にあると判別し、かつ、前記第2の判別器が、前記時間
    軸誤差速度がほぼ0であると判別したときに、前記スイ
    ッチ手段に前記第1の位相検波器の出力を選択させ、該
    第1の位相検波器,スイッチ手段,電圧制御発振器及び
    分周器によるフェーズ・ロックド・ループを構成させる
    ことを特徴とする時間軸誤差補正用フェーズ・ロックド
    ・ループ回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の時間軸誤差補正用フェー
    ズ・ロックド・ループ回路において、前記第3の判別器
    は、前記映像信号の水平同期信号の間隔を前記電圧制御
    発振器の出力でカウントすることにより、位相ロック状
    態にあるか否かの判別を行なうことを特徴とする時間軸
    誤差補正用フェーズ・ロックド・ループ回路。
  3. 【請求項3】映像信号の時間軸誤差補正回路において、
    映像信号中のバースト信号を取り出す手段と、電圧制御
    発振器の出力を入力し、分周して出力する第1の分周器
    と、該第1の分周器の出力と前記バースト信号との位相
    検波を行なう第1の位相検波器と、前記電圧制御発振器
    の出力を入力し、分周して出力する第2の分周器と、前
    記第2の分周器の出力と第1の基準信号との位相検波を
    行なう第2の位相検波器と、前記第1及び第2の位相検
    波器の出力を入力し、いずれか一方を選択して出力する
    スイッチ手段と、該スイッチ手段の出力に応じて発振周
    波数を変化させる前記電圧制御発振器と、前記第1の位
    相検波器の出力と第2の位相検波器の出力との電圧差が
    決められた範囲内にあるか否かを判別する第1の判別器
    と、前記映像信号の時間軸誤差速度がほぼ0であるか否
    かを判別する第2の判別器と、前記スイッチ手段が前記
    第1の位相検波器の出力を選択している場合に、該第1
    の位相検波器,スイッチ手段,電圧制御発振器及び第1
    の分周器によって構成されるフェーズ・ロックド・ルー
    プが位相ロック状態にあるか否かを判別する第3の判別
    器と、を備え、 該第3の判別器が、前記フェーズ・ロックド・ループが
    位相ロック状態にないと判別した場合には、前記スイッ
    チ手段に前記第2の位相検波器の出力を選択させて、該
    第2の位相検波器,スイッチ手段,電圧制御発振器及び
    第2の分周器によるフェーズ・ロックド・ループを構成
    させ、その後、前記第1の判別器が、前記電圧差が前記
    範囲内にあると判別し、かつ、前記第2の判別器が、前
    記時間軸誤差速度がほぼ0であると判別したときに、前
    記スイッチ手段に前記第1の位相検波器の出力を選択さ
    せ、該第1の位相検波器,スイッチ手段,電圧制御発振
    器及び第1の分周器によるフェーズ・ロックド・ループ
    を構成させることを特徴とする時間軸誤差補正用フェー
    ズ・ロツクド・ループ回路。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の時間軸誤差補正用フェー
    ズ・ロックド・ループ回路において、前記第1の分周器
    と第2の分周器を同一とする。又はこれら分周器を設け
    ないことを特徴とする時間軸誤差補正用フェーズ・ロッ
    クド・ループ回路。
JP3272316A 1991-10-21 1991-10-21 時間軸誤差補正用フエーズ・ロツクド・ループ回路 Pending JPH05115076A (ja)

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