JPH0511506Y2 - - Google Patents

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JPH0511506Y2
JPH0511506Y2 JP2994485U JP2994485U JPH0511506Y2 JP H0511506 Y2 JPH0511506 Y2 JP H0511506Y2 JP 2994485 U JP2994485 U JP 2994485U JP 2994485 U JP2994485 U JP 2994485U JP H0511506 Y2 JPH0511506 Y2 JP H0511506Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はAGC回路等に用いられるレベル検出
器の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 ビデオテープレコーダ等に使用されるAGC回
路は第3図の如く構成されている。図において、
(1)はビデオブリアンプにより形成された信号源、 (2)は信号源1の信号が1対の入力端子a,bに入
力される可変減衰部であり、信号源1の信号を増
幅するバツフアアンプ2aおよび、アンプ2aの
出力信号を制御端子cに入力された制御信号にも
とづいて可変減衰する出力可変回路2bが設けら
れ、出力可変回路2bにより減衰制御されたアン
プ2aの出力信号、すなわち被検出信号を1対の
出力端子d,eから出力する。
3は出力端子d,eの被検出信号が1対の入力
端子f,gに入力されるレベル検出部であり、入
力端子f,gの被検出信号のレベル検出により検
出信号を出力するレベル検出器3aおよび、検出
器3aの検出信号を平滑して制御端子hに制御信
号を出力するローパスフイルタ(LPF)3bが
設けられている。
なお、制御端子hの制御信号が可変減衰部2の
制御端子cに出力される。また、レベル検出器3
aからは検出信号とともにAGCにより一定振幅
に制御されたAGC信号が出力され、該AGC信号
がレベル検出部3の出力端子iから他の回路部に
出力される。
そして可変減衰部2の詳細は第4図に示すよう
に構成され、同図において、Q1,Q2はアンプ
2aに設けられたNPN型の1対のトランジスタ
であり両トランジスタQ1,Q2の共通エミツタ
回路が定電流源回路T1により形成されるととも
に、トランジスタQ1,Q2のコレクタがコレク
タ抵抗R1,R2をそれぞれ介して電源端子+B
に接続され、両トランジスタQ1,Q2の差動増
幅により入力端子a,bの信号が増幅され、両ト
ランジスタQ1,Q2のコレクタから出力端子
d,eに増幅された信号が出力される。
Q3,Q4は出力可変回路2bに設けられた
NPN型の1対のトランジスタであり、トランジ
スタQ3のコレクタ、ベースがトランジスタQ1
のコレクタに接続されるとともに、トランジスタ
Q4のコレクタ、ベースがトランジスタQ2のコ
レクタに接続され、両トランジスタQ3,Q4の
共通エミツタ回路が制御端子cの制御信号にもと
づいて制御される可変電流源回路T2により形成
されている。
さらに、レベル検出部3の詳細は第5図に示す
ように構成され、Q5,Q6は第1差動増幅回路
を形成するNPN型の1対のトランジスタであり、
両トランジスタQ5,Q6のベースが入力端子
f,gにそれぞれ接続されるとともに、両トラン
ジスタQ5,Q6の共通エミツタ回路が定電流源
回路T3により形成されている。
R3,R4はトランジスタQ5のコレクタ回
路、すなわち第1差動増幅回路の一方のコレクタ
回路に設けられたコレクタ抵抗、限流抵抗の直列
回路であり、コレクタ抵抗R3がトランジスタQ
5のコレクタに接続され、限流抵抗R4が電源端
子+Bに接続されている。R5,R6はトランジ
スタQ6のコレクタ回路、すなわち第1差動増幅
回路の他方のコレクタ回路に設けられたコレクタ
抵抗、限流抵抗の直列回路であり、コレクタ抵抗
R5がトランジスタQ6のコレクタに接続され、
限流抵抗R6が電源端子+Bに接続されている。
Q7,Q8は第2差動増幅回路を形成する
NPN型の1対のトランジスタであり、トランジ
スタQ7のベースが抵抗R3,R4の接続点P、
すなわちコレクタ抵抗R3より電源側に接続され
るとともに、トランジスタQ8のベースがトラン
ジスタQ6のコレクタとコレクタ抵抗R5の接続
点P′、すなわちコレクタ抵抗R5よりトランジス
タ側に接続され、両トランジスタQ7,Q8の共
通エミツタ回路が定電流源回路T4により形成さ
れている。R7はトランジスタQ8のコレクタ抵
抗である。
Q9,Q10は第3差動増幅回路を形成する
NPN型の1対のトランジスタであり、トランジ
スタQ9のベース、コレクタがトランジスタQ
5,Q8のコレクタにそれぞれ接続されるととも
に、トランジスタQ10のベース、コレクタが抵
抗R5,R6の接続点、電源端子+Bにそれぞれ
接続され、両トランジスタQ9,Q10の共通エ
ミツタ回路が定電流源回路T5により形成されて
いる。
Q11はベースがトランジスタQ8のコレクタ
に接続されたPNP型のトランジスタであり、エ
ミツタが電源端子+Bに接続されている。
C,R9はローパスフイルタ3bを形成するフ
イルタコンデンサ、フイルタ抵抗であり、コンデ
ンサC、抵抗R8の並列回路の一端がトランジス
タQ11のコレクタおよび制御端子hに接続さ
れ、前記並列回路の他端がアースされている。
なお、トランジスタQ6のコレクタに出力端子
iが接続されるとともに、トランジスタQ7のコ
レクタが電源端子+Bに接続されている。
また、抵抗R3,R5は同一抵抗値Rxであり、
抵抗R4,R6も同一抵抗値Ryである。
つぎに、第3図ないし第5図の動作を第6図な
いし第9図とともに説明する。
信号源1の信号はバツフアアンプ2aの両トラ
ンジスタQ1,Q2により差動増幅され、両トラ
ンジスタQ1,Q2のコレクタ、すなわちアンプ
2aの非反転出力端子、反転出力端子の間に信号
源1の信号を増幅した被検出信号が発生する。
一方、制御信号にもとづく主力可変回路2bの
共通エミツタ回路の電流変化により、トランジス
タQ3,Q4がそれぞれ等価的に形成するダイオ
ードの順方向抵抗値が可変制御され、該抵抗値の
変化により被検出信号の振幅が制御される。
さらに、トランジスタQ5,Q6が形成する第
1差動増幅回路が定電流源回路T3により駆動さ
れるとともに、トランジスタQ7,Q8が形成す
る第2差動増幅回路と、トランジスタQ9,Q1
0が形成する第3差動増幅回路とが、同一電流の
定電流源回路T4,T5によりそれぞれ駆動され
る。
そして第1差動増幅回路の共通エミツタ回路を
流れる電流をI1とした場合、入力端子f,gへの
被検出信号の非入力時には、トランジスタQ5,
Q6のコレクタ電流がI1/2になるため、接続点
Pの電圧Vpと接続点p′の電圧Vp′との電位差はI1
Rx/2になり、このときトランジスタQ8のベ
ース回路が遮断バイアスに設定されるため、トラ
ンジスタQ8の動作点が第6図の動作曲線上のα
点になつて第7図に示すトランジスタQ8のコレ
クタ電流Icが0になり、逆に、トランジスタQ7
のコレクタ電流が第2差動増幅回路の共通エミツ
タ回路を流れる電流I2になる。
なお、第2差動増幅回路のトランジスタQ7と
第3差動増幅回路のトランジスタQ10とは同一
に動作し、トランジスタQ8とトランジスタQ9
とは同一に動作する。
つぎに、入力端子f,gに被検出信号が入力さ
れると、トランジスタQ5,Q6は対称的に動作
し、トランジスタQ6の動作により接続点p′の電
圧Vp′が変化してトランジスタQ8のベース回路
のバイアスが遮断バイアスから変化する。
そして被検出信号のレベルが所定の検出レベル
になり、トランジスタQ8の動作点が第6図のα
点からβ点に移行したときに、トランジスタQ1
1のベース回路のバイアスが低下してトランジス
タQ11が初めてオン状態になるが、このとき、
トランジスタQ5の動作により接続点pの電圧
Vpが第8図の実線lに示すように変化するとと
もに、トランジスタQ6の動作により接続点p′の
電圧Vp′が第8図の実線l′に示すように変化する。
なお、第8図中のAは接続点p′の信号振幅(ピ
ーク値)を示し、Bは接続点pの信号振幅(ピー
ク値)を示す。また、BはA{Ry/(Rx+Ry)}
で示される。
すなわち、信号振幅Aがつぎの(1)式を満足する
ときに、トランジスタQ8の動作点が第6図のβ
点に移行してトランジスタQ11がオン状態にな
る。
(A/2)(1+Ry/Rx+Ry)+NKT/q=I1Rx/2
…(1) 式 なお、式中のNは定数、Kはボルツマン定数、
Tは絶対温度、qは単位電荷の電気容量を示す。
また、信号振幅Aが(1)式を満足したときのトラ
ンジスタQ8のコレクタ電流Icはつぎの(2)式で示
され、(2)式の電流によりトランジスタQ11がオ
ン状態になるように抵抗R7の抵抗値が設定され
ている。
Ic=I2/(1+expN)…(2)式 そしてトランジスタQ8のコレクタ回路の電
圧、すなわち接続点p′の電圧Vp′にもとづきレベ
ル検出器3a′が被検出信号を検出し、このときト
ランジスタQ11がオン状態になり、トランジス
タQ11のコレクタ電流からなる検出信号がロー
パスフルイタ3bにより平滑され、フイルタ3b
から可変電流源回路T2に制御信号が出力され
る。
さらに、可変電流源回路T2の電流は制御信号
の制御により、接続点p′の電圧Vp′が一定振幅の
電圧になるように、すなわちトランジスタQ8の
ベース回路が遮断バイアスになるように制御さ
れ、接続点p′の電圧Vp′からなるAGC信号が検出
前の一定振幅の信号に制御される。
すなわち、レベル検出器3a′は、被検出信号の
振幅が大きくなつてトランジスタQ8のベース回
路のバイアスが遮断バイアスから変化したとき
に、被検出信号を検出するように構成され、たと
えば被検出信号に対する接続点p′の電圧Vp′を調
整設定することにより、前記遮断バイアスから変
化するときの被検出信号のレベル、すなわち検出
レベルを可変設定できる。
ところで(1)式を変形することにより、つぎの(3)
式を得ることができる。
A=I1Rx−2(NKT/q)/(1+Ry/Rx+Ry)…(3)
式 ここで、レベル検出器3a′の感度を、検出レベ
ルの温度による変化分と検出レベルの比で定義す
る。(3)式より感度はつぎの(4)式の様になる。
(d/dTA/A=1/T−I1RxZ…(4) (ただしZ=q/2NK) そして、I1RxZは検出レベルに関連し、検出レ
ベルが大となるとI1RxZも大きくなる関係にあ
る。また、(3)式のA>0であるから、つぎの(5)式
の如く、 I1Rx>2(NKT/q)…(5) となるから感度は負の値をとり、第9図に示す特
性となる。
第9図において、縦軸は感度を、横軸は温度を
示している。実線l1,l2,L3は検出レベルがL1
L2,L3のときの感度を夫々示し、L1<L2<L3
ある。そして感度が大きい程、温度変化に対する
検出レベルの変化が大きくなるので、感度(d/dt A/A)は0に近い程望ましい。
第9図より明らかな様に、同一温度T1におい
ては、検出レベルが小さい程、感度が悪化するこ
とになる。又、温度が上昇しても感度が悪化す
る。
一方、8ミリビデオテープレコーダは携帯化を
図るために、小型、軽量化することが望まれ、こ
の場合電源電圧を低く設定するとともに被検出信
号およびAGC信号の振幅を小さくして消費電力
を少なくする必要がある。
しかし、前述のようにレベル検出器3a′の感度
が検出レベルの低下に従つて悪化するため、被検
出信号の振幅がレベル検出器3a′の感度の制約を
受け、被検出の振幅を小さくして消費電力を少な
くすることには限界が生じる。
そこで本件出願人は、上記欠点を解決するため
に、特開昭58−170487号として第10図に示した
構成を出願した。第10図において、Q12は定
電流用トランジスタであり、コレクタがトランジ
スタQ5,Q6のエミツタに接続されるととも
に、エミツタがエミツタ抵抗R8を介してアース
されている。
Q13はNPN型の制御用のトランジスタであ
り、コレクタ、ベースがトランジスタQ12のベ
ースおよび定電流源回路T6に接続されている。
Q14はダイオード回路を形成するNPN型のト
ランジスタであり、コレクタ、ベースがトランジ
スタQ13のエミツタに接続されるとともにエミ
ツタがアースされている。
そしてトランジスタQ12のベース、エミツタ
間電圧はトランジスタQ13のベース、エミツタ
間電圧に制御され、また、抵抗R8の電圧降下は
トランジスタQ14のベース、エミツタ間電圧に
制御される。
ところでトランジスタQ12,Q13,Q14
のベース、エミツタ間電圧は等しく電圧Vbeであ
り、このとき各トランジスタQ12〜Q14のベ
ース、エミツタ間電圧がいわゆるダイオード特性
の電圧になるため、電圧Vbeはつぎの(6)式で示さ
れる。
Vbe=KT/qIogeIo/Is…(6)式 なお、I0はベース、エミツタ間の電流、Isは飽
和電流を示す。
そこで第1差動振幅回路の共通エミツタ回路を
流れる電流I1は、トランジスタQ14のベース、
エミツタ間電圧により制御され、つぎの(7)式に示
すように絶対温度Tの1次係数項の電流になる。
なお、R8は抵抗R8の抵抗値である。
I1=Vbe/R8=KT/qR8IogeIo/Is…(7)式 そして(7)式の電流I1を(3)式に代入することによ
りつぎの(8)式を得る。
A={(KRY/qR8IogeIo/Is)−2(NK/q)}T/
(1+Ry/Rx+Ry)…(8)式 すなわち、第10図の場合はトランジスタQ8
の動作点が第6図のβ点に移行してトランジスタ
Q11がオン状態になるための接続点p′の信号振
幅Aが(8)式で示される。
そして(8)式から(4)式と同様の感度(d/dTA/ A)を求めると、つぎの(9)式のようになる。
(d/dTA/A)=1/T…(9)式 したがつて、レベル検出器3a″の感度は温度の
逆数のみに依存し、感動の検出レベル依存性が排
除され、検出レベルの低いときの感度は第5図の
場合より向上し、検出レベルの低いときの感度の
向上を図ることができる。
しかしながら、感度は温度の逆数に依存して変
化し、低温状態では、感度が悪化するというおそ
れがある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 以上述べた様に、従来技術ではレベル検出器の
感度が温度に依存して悪化していた。
本考案は、この点に鑑み為されたものであつ
て、更に感度を向上せしめたレベル検出器を提供
するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では被検出信号の入力される差動対の共
通エミツタ回路の電流I1を、I1=aT+b(a≠0,
b>0)の形に制御するものである。そのため
に、制御用のトランジスタとダイオード回路とに
直列にインピーダンス素子を接続する。
(ホ) 作用 インビーダンス素子が挿入されていることによ
り、共通エミツタ回路の電流はI1=aT+bの形
で表現される。そこでレベル検出器の感度は、
dA/dT/A=1/T+Z′の形となるので、Z′>0に設 定すれば感度特性を向上せしめることができる。
(ニ) 実施例 以下図面に従い本考案の実施例を説明する。
第1図は実施例の回路図である。図において、
第5図、第10図と同じものには共通の符号を付
してある。特徴となる部分は、制御トランジスタ
Q13及びダイオード回路Q14と共通電位点間
に、直列に接続された(インピーダンス素子)R
10である。
抵抗R10の値をR10とするトランジスタQ
5,Q6を流れる電流I1は I1=Vbe+I0R10/R8…(10) (6)式より I1=(KT/qlogeIo/Is+IoR10…(11) この電流I1を(3)式に代入して感度を求めると dA/dT/A=1/T+{Rx/R8I0R10/(KRx/qR
8logeI0/Is−2NK/q)}=1/T+Z′……(12) (ただし、Z′=Rx/R8I0R10/K/qE(Rx/R8logeI0
/Is−2N)) ここで、Nを次式の様に設定する。
N<Rx/2R8IogeIo/Is…(13) つまり、上式(13)が成立する様に、第1図におけ
る各素子の値及び出力可変回路2bの特性を設計
する。これによりZ′>0となり感度は第2図に実
線Lで示す形となる。第2図より明らかな様に、
第10図の構成(第2図破線Mで示す)、よりも
各温度において感度特性が向上している。
なお、前記実施例では、レベル検出器3aにト
ランジスタQ5,Q6の第1差動増幅回路およ
び、トランジスタQ7,Q8の第2差動増幅回路
とともに、トランジスタQ9,Q10の第3差動
増幅回路を設け、該第3差動増幅回路により動作
の安定を図るようにしたが、基本的には第1、第
2差動増幅回路のみを設けても同様の効果を得る
ことができる。
また、ダイオード回路をトランジスタQ14に
より形成したが、ダイオードにより形成しても同
様の効果を得ることができ、さらに、ダイオード
回路に複数のトランジスタまたはダイオードの直
列回路を設けてもよい。
また、前記実施例ではAGC回路に適用するた
めに、トランジスタQ11からローパスフイルタ
3bに検出信号を出力するとともに、トランジス
タQ6のコレクタからAGC信号を取り出すよう
に構成したが、AGC回路以外の回路、たとえば
各種センサの出力信号のレベル検出を行なう回路
に適用する場合は、検出信号のみを出力すればよ
い。
さらに、前記実施例ではトランジスタQ8のコ
レクタ回路、すなわち第2差動増幅回路の他方の
コレクタ回路にトランジスタQ11を接続して検
出信号を得るようにしたが、トランジスタQ7の
コレクタ、すなわち第2差動増幅回路の一方のコ
レクタ回路にトランジスタQ11を接続して検出
信号を得るようにしてもよく、また、トランジス
タQ8またはトランジスタQ7のコレクタ電圧を
直接検出信号としてもよい。
(ト) 考案の効果 以上説明した様に、本考案では共通エミツタの
定電流回路の特性を、温度をTとするときaT+
bで表わせる様に制御することにより、レベル検
出器の感度特性を向上せしめることができるので
実用的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の回路図、第2図は本考
案の特性を示す図、第3図はAGC回路のブロツ
ク図、第4図は可変減衰部の回路図、第5図、第
10図は従来のレベル検出部の回路図、第6図は
第5図のトランジスタQ8の動作点説明図、第7
図は第5図の第2差動増幅回路の結線図、第8図
は第5図のトランジスタQ7,Q8のベースに入
力される信号振幅の波形図、第9図は第5図のレ
ベル検出器の特性を示す図である。 3a……レベル検出器、Q5,Q6……第1差
動増幅回路を形成するトランジスタ、Q7,Q8
……第2差動増幅回路を形成するトランジスタ、
Q12……定電流用のトランジスタ、Q13……
制御用のトランジスタ、Q14……ダイオード回
路を形成するトランジスタ、R3,R5……コレ
クタ抵抗、R8……エミツタ抵抗、R10……抵
抗(インピーダンス素子)、T6……定電流源回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被検出信号が入力される第1差動増幅回路と、
    該第1差動増幅回路の一方のコレクタ回路に一方
    のベース回路が接続されるとともに、前記第1差
    動増幅回路の他方のコレクタ回路に他方のベース
    回路が接続された第2差動増幅回路を備え、該第
    2差動増幅回路の一方または他方のコレクタ回路
    から検出信号を得るレベル検出器において、前記
    一方のコレクタ回路のコレクタ抵抗より電源側に
    前記一方のベース回路を接続するとともに、前記
    他方のコレクタ回路のコレクタ抵抗よりトランジ
    スタ側に前記他方のベース回路を接続し、前記被
    検出信号の非入力時に前記他方のベース回路を遮
    断バイアスに保持し、かつ、前記第1差動増幅回
    路の共通エミツタ回路にコレクタ、エミツタが直
    列挿入された定電流用のトランジスタと、該トラ
    ンジスタのベースおよび定電流源回路にコレク
    タ、ベースが接続された制御用のトランジスタ
    と、該トランジスタのエミツタ電位により順バイ
    アスされるダイオード回路と、該ダイオード回路
    と基準電位点間に接続されるインピーダンス素子
    とを備え、前記制御用トランジスタと前記ダイオ
    ード回路及び前記インピーダンス素子により前記
    共通エミツタ回路の電流I1を温度Tに対して I1=aT+b(ただしa≠0,b>0) なる関係に制御することを特徴とするレベル検出
    器。
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