JPH05114940A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH05114940A
JPH05114940A JP30099691A JP30099691A JPH05114940A JP H05114940 A JPH05114940 A JP H05114940A JP 30099691 A JP30099691 A JP 30099691A JP 30099691 A JP30099691 A JP 30099691A JP H05114940 A JPH05114940 A JP H05114940A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP30099691A
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English (en)
Inventor
Masaji Suzuki
正次 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通話品質を確保しつつ、盗聴が困難な優れたコ
ードレス電話機を提供することを目的とする。 【構成】親機と子機とに秘話回路304,305と秘話
回路405,406とをそれぞれ設け、さらに、スイッ
チ回路306,404を設ける。そして、スイッチ回路
306,404により、それら秘話回路304,305
及び秘話回路405,406を、一定時間毎に所定の順
序で切換え、秘話回路304,305と秘話回路40
5,406とが同一の秘話方式となるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、親機と子機で構成さ
れるコードレス電話機に関し、特に盗聴防止機能を備え
たコードレス電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチチャネルアクセス方式のコ
ードレス電話機における盗聴防止方式としては、一定
時間毎に通話チャネルを切換える方式や、各種秘話回
路を付加する方式が知られている。そのうち、秘話回路
を付加する方式のコードレス電話機の構成例が図4及
び図5に示されている。
【0003】図4及び図5は秘話回路を付加した従来の
コードレス電話機における親機及び子機の構成例を示す
概略のブロック図である。
【0004】図4及び図5において、通話時、音声信号
は、電話回線101、回線制御部102、音声処理部1
03、秘話回路104、変復調部105、親機アンテナ
108、子機アンテナ201、変復調部202、秘話回
路203、音声処理部204、及び送話器205/受話
器206の経路により双方向に伝達される。
【0005】その際、親機では、親機全体の動作を制御
する制御部109を用いて制御を行い、モデム107で
アナログ/デジタル変換またはデジタル/アナログ変換
を行う。同様に、子機側でも、子機全体の動作を制御す
る制御部207を用いて制御を行い、モデム208でア
ナログ/デジタル変換またはデジタル/アナログ変換を
行う。さらに、制御部207には電話番号等の入力操作
を行うためのキーボード209が接続されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の通話チャネルを一定時毎に切換える方式では、
電界強度の強いチャネルを捜す等を行えば、容易に通信
チャネルの追尾をすることが可能である。また、通話チ
ャネルの切換え周期を早くして盗聴防止を図るものにあ
っては、切換えの際に発生するノイズのため通話品質が
損なわれる。
【0007】一方、従来例の秘話回路を用いて盗聴防
止を図る方式では、秘話回路用LSIが一般に市販され
ているため、受信機に該LSIを挿入する改造を施す等
して盗聴される可能性があった。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、通話品
質を確保しつつ、盗聴が困難な優れたコードレス電話機
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電話回線に接続された親機と、前記親機に
対する信号の送受信を無線通信で行う子機とを備えたコ
ードレス電話機において、前記親機は、互いに異なる秘
話方式により、前記電話回線側から到来する音声信号を
第1の秘話信号に変換すると共に子機側から到来する第
2の秘話信号を音声信号に変換する複数の親機秘話手段
と、前記複数の親機秘話手段の中から所定の親機秘話手
段を選択する親機スイッチ手段とを備え、且つ前記子機
は、前記第1の秘話信号を音声信号に変換すると共に、
前記第2の秘話信号を生成する複数の子機秘話手段と、
前記複数の子機秘話手段の中から所定の子機秘話手段を
選択する子機スイッチ手段とを備え、予め定めた規則に
従って、前記親機スイッチ手段及び子機スイッチ手段を
切換え制御して、前記親機秘話手段と前記子機秘話手段
とが同一の秘話方式となるように構成したことを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明は、上記構成により、複数の親機秘話手
段及び子機秘話手段は、親機スイッチ手段及び子機スイ
ッチ手段により、予め定めた規則に従って同一の秘話方
式となるように切換えられる。このように運用すること
により、予め定めた所定の規則を認識していない受信機
においては、会話を聞き取ることが困難となる。従っ
て、前記課題を解決できるのである。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の実施例を説
明する。
【0012】図1は本発明に係るコードレス電話機の実
施例を示す親機の概略構成を示すブロック図、及び図2
は本実施例の子機の概略構成を示すブロック図である。
【0013】図1において、この親機は、電話回線30
1に接続された回線制御部302を備えている。この回
線制御部302は、前記電話回線301が一般アナログ
回線の場合は、着信検出回路、回線捕捉回路、ダイヤル
送出回路等により構成され、デジタル回線の場合は、デ
ジタルインタフェース回路等により構成される。回線制
御部302には音声処理部303が接続されている。こ
の音声処理部303は、電話回線301がデジタル回線
の場合はA/D変換回路及びD/A変換回路を有し、ま
たS/N比を向上するためのコンパンダ回路、送話受話
アンプ等により構成される。
【0014】さらに、音声処理部303には、秘話回路
(親機秘話手段)304,305が接続されている。秘
話回路304,305は、それぞれ異なる秘話方式で、
音声信号を所定の第1の秘話信号に変換すると共に、子
機側から到来する第2の秘話信号を音声信号に変換す
る。そして、スイッチ回路(親機スイッチ手段)306
が秘話回路304,305及び変復調部307に接続さ
れ、秘話回路304,305を切換える働きをする。変
復調部307は、音声信号あるいは制御信号の変復調を
行い、この変復調部307にはアンテナ308が接続さ
れている。アンテナ308は、変調した高周波信号を電
波として送信、または受信した電波を変復調部307へ
導く。
【0015】また、変復調部307には、親機と子機の
間でやりとりする制御信号を音声対域信号に変換するた
めのモデム309が接続されている。一方、本親機に
は、前記スイッチ回路306の切換えタイミングを得る
ためのタイマ310が設けられ、このタイマ310が親
機全体の動作を制御する制御部311に接続されてい
る。さらに、この制御部311には、モデム309、回
線制御部302、スイッチ回路306、及び変復調部3
07が接続されている。
【0016】図2において、本実施例の子機は、アンテ
ナ401と音声処理部402との間に、図1の親機と同
一の接続関係で変復調部403、スイッチ回路(子機ス
イッチ手段)404、及び秘話回路(子機秘話手段)4
05,406が順次接続されている。音声処理部402
は、S/N比を向上するためのコンパンダ回路、音声帯
域フィルタ、送話受話アンプ等により構成される。秘話
回路405,406は前記親機の秘話回路304,30
5と同一の秘話方式でそれぞれ構成され、音声処理部4
02から出力される音声信号を第2の秘話信号に変換す
ると共に、前記親機側からの第1の秘話信号を音声信号
に変換する。そして、音声処理部402には、送話器4
07及び受話器408が接続されている。
【0017】さらに、この子機には、子機全体の動作を
制御する制御部409が設けられ、この制御部409
が、モデム410を介して変復調部403に接続され、
さらに音声処理部402、スイッチ回路404、及びダ
イヤルキー等で構成されるキーボード411に接続され
ている。
【0018】次に、以上のように構成されるコードレス
電話機に電話回線301より呼出信号が到来した場合、
すなわち着信時における動作例を図3を参照しつつ説明
する。
【0019】なお、図3は、本実施例の着信時における
動作フローチャートである。
【0020】通常、親機の制御部311は、ステップS
301で電話回線301からの呼出信号の到来を監視し
ている。この時、電話回線301より呼出信号が到来し
これを検出すると、ステップS302へ進み、親機は着
信通知信号を子機へ送信する。ステップS303で親機
は子機から着信通知に対する応答が到来するのを監視し
ている。応答信号が到来しない場合は、ステップS30
4に進み、呼出信号が継続して到来しているかを監視す
る。ここで、呼出信号が停止している場合には呼出の途
中放棄と判断して終了する。ステップS304におい
て、呼出信号が継続して到来している場合には、再びス
テップS303へ戻る。すなわち、ステップS303,
S304のループでは子機応答または呼出途中の監視を
している。
【0021】ステップS303で子機からの応答を検出
した場合にはステップS305へ進み、電話回線301
を捕捉してステップS306でタイマ310をセット
(例えば10秒)する。さらにこの時、秘話回路30
4,405を選択するための選択信号を送信する。次
に、ステップS307へ進み、秘話回路304を介した
通話路を形成して通話状態とする。すなわち、音声信号
は、送話器407または受話器408、音声処理部40
2、秘話回路405、スイッチ回路404、変復調部4
03、アンテナ401、アンテナ308、変復調部30
7、スイッチ回路306、秘話回路304、音声処理部
303、回線制御部302、及び電話回線301の経路
で双方向に伝達される。この時、秘話回路304,40
5から出力された第1及び第2の秘話信号が、アンテナ
308,401から電波の形でそれぞれ送信される。
【0022】続いて、ステップS308へ進み、先にス
テップS306でセットしたタイマ310が終了したか
否かを判断する。ここで、タイマ310が未終了の場合
は、ステップS307に戻り、秘話回路304,405
の通話が継続する。ステップS308でタイマ310が
終了したと判断した場合には、ステップS309でタイ
マ310をセットすると共に、秘話回路305を選択す
るための選択信号を送信し、ステップS310へ進み、
秘話回路305,406を介した通話路を形成する。こ
の時、音声信号は、送話器407または受話器408、
音声処理部402、秘話回路406、スイッチ回路40
4、変復調部403、アンテナ401、アンテナ30
8、変復調部307、スイッチ回路306、秘話回路3
05、音声処理部303、回線制御部302、及び電話
回線301の経路で双方向に伝達される。この時、秘話
回路305,406から出力された第1及び第2の秘話
信号が、アンテナ308,401から電波の形でそれぞ
れ送信される。
【0023】次に、ステップS311でタイマ310の
終了を判断する。タイマ310が終了していない場合
は、再びステップS310へ戻り、秘話回路305,4
06を介しての通話が継続する。ステップS311でタ
イマ310が終了したと判断された場合にはステップS
312へ進み、継続して通話をするか否かを判断する。
【0024】通話を継続する場合にはステップS306
へ戻る。すなわち、音声信号は、タイマ310でセット
した時間毎に、秘話回路304,405を介した通話路
と秘話回路305,406を介した通話路とに切換えら
れる。ステップS312で通話を終了する場合には、ス
テップS313で電話回線301の開放を実施して終了
する。
【0025】上述のように、この実施例では、秘話回路
304,305,404,405を一定時間毎に所定の
順序で切り換えるようにしている。
【0026】なお、本発明は、図示の実施例に限定され
ず、種々の変形が可能である。例えば、秘話方式を一定
時間毎に所定の順序で切換えると共に、別のタイミング
で通話チャネルを切換えるようにすることも可能であ
る。このようにすることで、より盗聴のための周波数及
び秘話方式の追尾を困難にできる。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、前記親機は、互いに異なる秘話方式により、前記電
話回線側から到来する音声信号を第1の秘話信号に変換
すると共に子機側から到来する第2の秘話信号を音声信
号に変換する複数の親機秘話手段と、前記複数の親機秘
話手段の中から所定の親機秘話手段を選択する親機スイ
ッチ手段とを備え、且つ前記子機は、前記第1の秘話信
号を音声信号に変換すると共に、前記第2の秘話信号を
生成する複数の子機秘話手段と、前記複数の子機秘話手
段の中から所定の子機秘話手段を選択する子機スイッチ
手段とを備え、予め定めた規則に従って、前記親機スイ
ッチ手段及び子機スイッチ手段を切換え制御して、前記
親機秘話手段と前記子機秘話手段とが同一の秘話方式と
なるように構成したので、複数の秘話方式の親機秘話手
段及び子機秘話手段を予め定めた規則で切換えて使用す
ることにより、通話品質を確保しつつ、盗聴防止機能を
著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコードレス電話機の実施例を示す
親機の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の子機の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本実施例の着信時における動作フローチャート
である。
【図4】従来のコードレス電話機における親機の構成例
を示すブロック図である。
【図5】従来のコードレス電話機における子機の構成例
を示すブロック図である。
【符号の説明】
301 電話回線 304,305,405,406 秘話回路 306,404 スイッチ回路 310 タイマ 311,409 制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された親機と、前記親機
    に対する信号の送受信を無線通信で行う子機とを備えた
    コードレス電話機において、 前記親機は、 互いに異なる秘話方式により、前記電話回線側から到来
    する音声信号を第1の秘話信号に変換すると共に子機側
    から到来する第2の秘話信号を音声信号に変換する複数
    の親機秘話手段と、 前記複数の親機秘話手段の中から所定の親機秘話手段を
    選択する親機スイッチ手段とを備え、 且つ前記子機は、 前記第1の秘話信号を音声信号に変換すると共に、前記
    第2の秘話信号を生成する複数の子機秘話手段と、 前記複数の子機秘話手段の中から所定の子機秘話手段を
    選択する子機スイッチ手段とを備え、 予め定めた規則に従って、前記親機スイッチ手段及び子
    機スイッチ手段を切換え制御して、前記親機秘話手段と
    前記子機秘話手段とが同一の秘話方式となるように構成
    したことを特徴とするコードレス電話機。
JP30099691A 1991-10-21 1991-10-21 コードレス電話機 Pending JPH05114940A (ja)

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