JPH05114799A - 電子部品吸着ヘツド - Google Patents

電子部品吸着ヘツド

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JPH05114799A
JPH05114799A JP3273952A JP27395291A JPH05114799A JP H05114799 A JPH05114799 A JP H05114799A JP 3273952 A JP3273952 A JP 3273952A JP 27395291 A JP27395291 A JP 27395291A JP H05114799 A JPH05114799 A JP H05114799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
electronic component
suction nozzle
nozzle
nozzles
Prior art date
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Pending
Application number
JP3273952A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichiro Kariya
圭一郎 仮屋
Hideo Tsushima
秀男 対馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05114799A publication Critical patent/JPH05114799A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 この発明の電子部品吸着ヘッド1は、ハウジ
ング4によって保持された第1〜第4の吸着ノズル6a
〜9aのうち第1の吸着ノズル6aの先端部を他の吸着
ノズル7a〜9aの先端部より上記ハウジング4の一端
面外方向へ突出させることで、上記第1〜第4の吸着ノ
ズル6a〜9a相互間の距離より大きい対角線を有する
大型の電子部品11であっても、上記第1の吸着ノズル
6aで吸着するようにすればこの電子部品11が他の吸
着ノズル7a〜9aの先端部に干渉するということがな
いようにした。 【効果】 大型の電子部品を吸着する場合であっても、
この電子部品吸着ヘッドを大型化する必要がないので、
装置の小型化、制御の簡略化が図れるという効果があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】この発明は、チップ状の電子部品
を吸着し、回路基板の所定の位置に装着する電子部品吸
着ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば回路基板にチップ状の電子部品を
実装する場合には、大きさの異なる多数の電子部品を一
枚の回路基板上に装着しなければならないことがある。
このような場合、大きさの異なる電子部品をそれぞれ吸
着できるノズル径の異なる多数の吸着ノズルを有する吸
着ヘッドが用いられる。この吸着ヘッドは所定の電子部
品を吸着すると回路基板上に移送され、任意の位置で下
降して電子部品を回路基板に装着できるようになってい
る。
【0003】このような電子部品吸着ヘッド(以下「吸
着ヘッド」と称する)としては従来図3〜図5に1で示
すようなものがある。この吸着ヘッド1はヘッド本体2
を有する。図3に示すように、このヘッド本体2は昇降
機構3を介して図示しないロ−タリテ−ブルに連結さ
れ、上下移動自在となっている。そして、上記ロ−タリ
インデックステ−ブルは上記ヘッド本体2を高速で間欠
位置決めするようになっている。
【0004】上記ヘッド本体2の端部には、図示しない
回転駆動手段によって回転位置決め駆動されるハウジン
グ4が設けられている。このハウジング4の同心円上に
は、周方向に等間隔で複数のノズルホルダ5…がスライ
ド自在に設けられ、かつ、図示せぬスプリングによって
上昇方向に付勢されている。各ホルダ5…は円柱状をな
し、それぞれの先端部にはノズル径の異なる4本の第1
〜第4の吸着ノズル6、7、8、9が設けられている
(図5に示す)。これら第1〜第4の吸着ノズル6〜9
のノズル径は上記第1の吸着ノズル6が最も大きく、第
2、第3、第4の吸着ノズル7、8、9の順に次第に小
さくなるように形成されている。
【0005】また、図4に示すように、これら4本の吸
着ノズル6〜9は、下方向に押圧されていない状態にお
いても、それぞれ下端部を上記ハウジング4の下端面か
ら下方に一定量突出するようにして取り付けられてい
る。また、各吸着ノズル6〜9はそれぞれのノズルホル
ダ5…を介して図示しない負圧・正圧切換回路に連通さ
れている。
【0006】電子部品を回路基板に装着するには、上記
図示しないロ−タリインデックステ−ブルを高速で回転
間欠駆動してヘッド本体2を図示しない電子部品供給部
に対向させる。そして、上記ハウジング4を回転駆動し
て、上記第1〜第4の吸着ノズル6〜9のうち吸着すべ
き電子部品の種類(大きさ)に適応するノズル径の吸着
ノズルを選択する。
【0007】ここで上記選択された吸着ノズルは第1の
吸着ノズル6であると仮定する。上記第1の吸着ノズル
6は、図示しない突出機構により上記第1の吸着ノズル
6を保持したホルダ5が下方に押圧されることで下降駆
動される。同時に、そのノズルホルダ5を介して上記第
1の吸着ノズル6は負圧状態にされる。このことで上記
第1の吸着ノズル6は下端面に上記電子部品11を吸着
保持する。
【0008】上記第1の吸着ノズル6の先端部に電子部
品11が吸着保持されたならば、上記突出機構は押圧状
態を解除する。第1の吸着ノズル6は上記電子部品を吸
着保持した状態で上記図示しないばねの復元力により上
昇し、図4、図5に示すように元の位置で上記電子部品
11を保持する。
【0009】ついで、ロ−タリインデックステ−ブルを
高速駆動し、電子部品11を図示しない回路基板の所定
の装着位置に移動する。そして、再び上記突出機構によ
り上記第1の吸着ノズル6を保持したノズルホルダ5を
下降駆動することで上記第1の吸着ノズル6の先端部に
吸着された電子部品11を所定の装着位置に当接させ
る。ついで第1の吸着ノズル6を正圧状態に変換し、吸
着していた電子部品11を回路基板に装着する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近、電子
部品の大型化が進み、回路基板に装着する電子部品11
の中には32ミリ×32ミリのものがある。
【0011】図4に示すように上記第1の吸着ノズル6
で上記大型電子部品11を吸着したのちに、姿勢補正等
を行うと、図にAで示すように上記大型電子部品11が
電子部品を吸着していない他の第2〜第4の吸着ノズル
7〜9の先端部に干渉するということがある。
【0012】このための対策として、従来は大型の電子
部品11を吸着する場合には、上記第1の吸着ノズル6
を、上記電子部品11が他の吸着ノズル7〜9の先端部
に干渉しないように、少なくともこの電子部品11の対
角線距離の半分以上の距離だけ上記他の吸着ノズル7〜
9と離間した位置に設けるようにしている。しかし、こ
のようにすると電子部品装着装置自体が大型化し、また
制御が複雑化するということがある。
【0013】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、大型電子部品を吸着するために装置自体を
大型化することなく、大型の電子部品を吸着保持できる
コンパクトな電子部品吸着ヘッドを提供することを目的
とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、ヘッド本体
と、このヘッド本体に駆動自在に設けられたハウジング
と、電子部品を吸着する先端部を上記ハウジングの一端
面から突出させかつ上記ハウジングにスライド自在に保
持された複数の吸着ノズルとを具備する電子部品吸着ヘ
ッドにおいて、上記複数の吸着ノズルのうち一つの吸着
ノズルは先端部を他の吸着ノズルの先端部よりも突出さ
せて設けられていることを特徴とする。
【0015】
【作用】このような構成によれば、上記一つの吸着ノズ
ルによって大型の電子部品を吸着するようにすれば、こ
の電子部品が他の吸着ノズルの先端部と干渉することが
ない。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を第1図および第
2図を参照して説明する。ただし、従来例と同一構成要
素には同一記号を付して説明は省略する。
【0017】この発明の電子部品吸着ヘッド1の第1〜
第4の吸着ノズル6a〜9a(この順にノズル径が小さ
く形成されている)は、それぞれ電子部品11を保持す
る高さが異なる。すなわち、図1に示すように、上記突
出機構が作動していない状態で、上記第1〜第4の吸着
ノズル6a〜9aのうち、上記第1の吸着ノズル6aの
上記ハウジング4の下端面からの突出量が最も大きく、
第2、第3、第4の吸着ノズル7a、8a、9aの順に
次第に突出量が小さくなるように長さが調節されてい
る。
【0018】一方、上記突出機構が作動し、上記第1〜
第4の吸着ノズル6a〜9aをそれぞれ下方に押圧した
場合には、図2に一点鎖線で示すように上記それぞれの
吸着ノズル6a〜9aについて、上記ハウジング4の下
端面から電子部品11の装着面Bまでの距離hが等しく
なるよう駆動ストロ−クが制御されている。
【0019】このような構成によれば、第1〜第4吸着
ノズル6a〜9a相互間の距離より大きい対角線を持つ
大型の電子部品11であっても、上記第1の吸着ノズル
6aで吸着するようにすれば他の第2〜第4の吸着ノズ
ル7a〜9aに干渉するということがない。
【0020】また、上記第2の吸着ノズル7aと上記第
1の吸着ノズル6aの間隔より小さくて上記第2の吸着
ノズル7aと上記第3、第4の吸着ノズル8a、9aの
間隔より大きい対角線を有する電子部品11´は、上記
第3の吸着ノズル7aで吸着するようにすれば上記第
3、第4の吸着ノズル8a、9aの先端部に干渉すると
いうことがない。
【0021】このことによって、大きな電子部品11を
回路基板に装着する場合であっても、特にこの電子部品
11のためにこの電子部品吸着ヘッド1を大型化する必
要がないので、装置の小型化、実装速度の高速化、制御
の簡略化が図れる。
【0022】また、このような構成によれば、電子部品
11の大きさに比べ吸着ノズル6a〜9a相互間の距離
を小さくすることができるので、従前使用されている電
子部品吸着ヘッドより小形の電子部品吸着ヘッドを得る
ことができる。なおこの発明は上記一実施例に限定され
るものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々変
形可能である。
【0023】例えば、上記一実施例においては第1〜第
4の吸着ノズル6a〜9aの突出長さをそれぞれ異なら
せ、これらの吸着ノズル6a〜9aに段差を設けるよう
にしたが、最も大きい径を有する上記第1の吸着ノズル
6aだけを他の吸着ノズル7a〜9aに対して突出させ
るようにしても良い。また、必要に応じて(例えば電子
部品11の大きさに応じて)各吸着ノズル6a〜9aの
段差量を変えるようにしても良い。一方、上記一実施例
においては上記吸着ノズルは4本であったが、5本以上
であっても良い。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の電子部品
吸着ヘッドは、ハウジングによって保持された複数の吸
着ノズルのうち一つの吸着ノズルの先端部を他の吸着ノ
ズルの先端部より上記ハウジングの一端面外方向へ突出
させることで、吸着ノズル相互間の距離より大きい対角
線を有する大型の電子部品であっても、上記一つの吸着
ノズルで吸着するようにすれば他の吸着ノズルに干渉す
るということがないようにした。
【0025】したがって、大型の電子部品を吸着する場
合であっても、この電子部品吸着ヘッドを大型化する必
要がないので、装置の小型化、制御の簡略化が図れると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す電子部品吸着ヘッド
の側面図。
【図2】同じく、吸着ノズルが突出した状態を示す側面
図。
【図3】一般的な電子部品吸着ヘッドを示す斜視図。
【図4】従来の電子部品吸着ヘッドを示す側面図。
【図5】同じく、下面図。
【符号の説明】
1…電子部品吸着ヘッド、2…ヘッド本体、4…ハウジ
ング、6a…第1の吸着ノズル(一つの吸着ノズル)、
11…大型電子部品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド本体と、このヘッド本体に駆動自
    在に設けられたハウジングと、電子部品を吸着する先端
    部を上記ハウジングの一端面から突出させかつ上記ハウ
    ジングにスライド自在に保持された複数の吸着ノズルと
    を具備する電子部品吸着ヘッドにおいて、 上記複数の吸着ノズルのうち一つの吸着ノズルは先端部
    を他の吸着ノズルの先端部よりも突出させて設けられて
    いることを特徴とする電子部品吸着ヘッド。
JP3273952A 1991-10-22 1991-10-22 電子部品吸着ヘツド Pending JPH05114799A (ja)

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