JPH05114301A - 照明ランプ装置 - Google Patents

照明ランプ装置

Info

Publication number
JPH05114301A
JPH05114301A JP29956191A JP29956191A JPH05114301A JP H05114301 A JPH05114301 A JP H05114301A JP 29956191 A JP29956191 A JP 29956191A JP 29956191 A JP29956191 A JP 29956191A JP H05114301 A JPH05114301 A JP H05114301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
stopper
lamp
box body
front lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29956191A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Shimada
重昭 島田
Tadayoshi Futami
忠義 二見
Tadashi Watanabe
直史 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wakomu KK
Original Assignee
Wakomu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wakomu KK filed Critical Wakomu KK
Priority to JP29956191A priority Critical patent/JPH05114301A/ja
Publication of JPH05114301A publication Critical patent/JPH05114301A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放電灯が過度の衝撃によって破損したとき
に、その破片が飛散するのを防止する。 【構成】 箱体3は、外筒6とフィルタ10で閉塞され
ていて、その中に放電灯1が収容されている。放電灯1
は箱体3に固定されたソケット5にねじ込まれて箱体3
内に支持される。この放電灯1の前面レンズ21の前方
(図中下方)には、耐熱材料でできた環状ストッパ8が
配置される。環状ストッパ8の内径は放電灯1の最大径
より小さく設定されているので、破損の最も多い形態で
ある外套管本体20からの前面レンズ21脱落に際して
も、前面レンズ21が箱体3の外部に飛散するのを防止
できる。なお、ストッパが環状であるため、放電灯1か
らの照射光の光量が低減することもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は照明ランプ装置に関する
ものであり、特に、放電灯を硬質ガラスの外套管に封入
した二重管放電灯と、これらを収容する保護外筒とから
なる照明ランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、キセノン短アークランプを外套管
で包んだ二重管放電灯を使用した照明ランプ装置は、映
写用に使用されたり、各種フィルタとの組合わせで、耐
光・耐候試験用の疑似太陽光光源装置として使用された
りしている。この照明ランプ装置は、二重管放電灯を保
護するため、あるいは装置化のために、外筒に収容して
使用されることが多い。
【0003】ところで、前記二重管放電灯は過度の衝撃
によって破損することがあり、そのために、前記外筒の
前面には、破片の飛散を防止するためのフィルタを兼ね
た保護ガラスや金網が設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のランプ装置には
次のような問題点があった。まず、上記のランプ装置で
は、二重管放電灯の前面を前記金網で全体に覆うことに
なるため、光量が著しく低下するという問題点があっ
た。さらに、前記金網は、二重管放電灯から放出される
熱を吸収して激しい温度上昇をきたすようになる。この
温度上昇した金網の輻射熱によって二重管放電灯の内部
圧力が上昇することがある。前記金網の上方に二重管放
電灯が位置するように配置された場合、つまり下向き姿
勢でランプ装置が使用された場合には、輻射および対流
によって前記圧力上昇はさらに大きくなる。
【0005】このように、二重管放電灯の内部圧力が上
昇していると、破損のきっかけが生じた場合、割れの進
展が加速されるという問題点もある。
【0006】また、ガラスのフィルタはそれ自体が割れ
やすい材料であるため破片の飛散を防止するには不十分
であるという問題点がある。
【0007】ところで、二重管放電灯の破損状態を詳細
に観察してみると、二重管放電灯の前面レンズと外套管
本体との接合部(封止部)に割れの起点があり、その起
点から封止部の全長に割れが進展し、その結果前面レン
ズが外套管本体から脱落しているケースが圧倒的に多い
ことが分かった。
【0008】すなわち、従来、過度の衝撃によって前記
二重管放電灯が小さく破砕すると考えられていて、その
ために破片の飛散を防止するための金網が設けられてい
た。しかし、本発明者等は、実際にはそのような形態の
破損、つまり小さく破砕する破損は非常に少ないことを
発見した。
【0009】本発明は、破損形態に関する上記の新たな
認識に鑑みてなされたものであって、その目的は、上記
の問題点を解消し、光量を低下させないで、かつ二重管
放電灯破損時の破片飛散を防止できる照明ランプ装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、保護外筒に収容された放
電灯の前面レンズ周縁部に対応する位置にストッパを設
けた点に特徴がある。
【0011】
【作用】上記の特徴を有する本発明によれば、放電灯の
前面レンズが破損して外套管から脱落した場合に、脱落
した前面レンズはストッパで受止められ、照明ランプ装
置の外部に飛散することがない。
【0012】また、前記ストッパは、放電灯の周縁部の
みに対応するように設けられるので、使用中は放電灯の
光量を低下させるような悪影響を及ぼすこともなく、か
つ前記ストッパは放電灯の中心部からはずれているので
著しい温度上昇も生じない。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す照明ランプ装置の断
面図であり、図2は、照明ランプ装置の要部拡大断面図
である。
【0014】図1および図2において、照明ランプ装置
は、二重管放電灯(以下、単に放電灯という)1と、こ
の放電灯1を収容する保護外筒としての箱体3からな
る。前記放電灯1は、硬質ガラス製の外套管本体20、
およびこの外套管本体20に封止部22で接合さた前面
レンズ21からなる外套管2と、その中心部に保持され
たキセノン短アークランプ4とを含む。外套管2の内部
雰囲気は不活性ガスで置換されている。なお、放電灯1
の内部は周知の放電灯と同様に構成されているので詳細
は省略する。
【0015】放電灯1は、箱体3に設けられたソケット
5にねじ込まれた状態で箱体3内に収納されている。箱
体3の外筒6は、鉄やアルミニュームなど、適当な強度
を有する金属材料で作られている。この外筒6の先端外
周にはねじが切られ、かつ先端内周は適当に直径が広げ
られて段差が形成されている。
【0016】そして、前記段差には、この段差底部から
順番に、第1のスペーサ7、ストッパ8、第2のスペー
サ9、およびフィルタ(または単なる蓋)10が配置さ
れ、これらの構成要素はナット11で締付けられて段差
底部に押圧されている。
【0017】前記第1および第2のスペーサ7,9は断
面形状が円になっていて、これら第1および第2のスペ
ーサ7,9、ストッパ8、ならびにナット11は、それ
ぞれ全体には環状をなしている。
【0018】ストッパ8は、マイカとプラスチックを原
材料とする集成マイカで形成されたものが望ましく、前
面レンズ21が、外套管本体20から脱落したときに箱
体3の外部に落下飛散しないように設けられたものであ
る。したがって、その内径は、放電灯1から出る光をで
きるだけ遮らないように、かつ外套管本体20から脱落
した前面レンズ21を受止められるように、前面レンズ
21の直径よりわずかに小さく設定されている。
【0019】以上説明したように、本実施例では、放電
灯1を収容する箱体3に、この放電灯1の前方に位置す
るように環状のストッパ8を配置して前面レンズ21の
落下飛散を防止するようにした。
【0020】なお、前記ストッパ8の外部形状は、箱体
3の形状に応じて適宜変更できるのはいうまでもない。
さらにストッパ8は、本実施例に示したような、環状の
一体型部材で必ずしも形成する必要はなく、複数の片状
部材を前面レンズ21の前方周縁部に適当間隔で配置し
てもよい。また、ストッパ8は、上記集成マイカに限定
されず、同等の耐熱性材料で形成することができるのは
もちろんである。さらに、ストッパ8と前面レンズ21
とは接触している必要はなく、破損時にこの前面レンズ
21を受け止められるように配置してあればよい。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ストッパは、放電灯周縁の、限定された部分
に設けられる。したがって、このストッパによって放電
灯から投射される光の量が低下させることはなく、かつ
ストッパの温度上昇によってストッパの輻射熱や対流に
よる熱が放電灯に影響を及ぼし、内部の圧力を上昇させ
るということもない。
【0022】その結果、本来、照明ランプ装置に要求さ
れている性能を損なうことなく、万一の破損に対しても
破片の飛散などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す照明ランプ装置の断
面図である。
【図2】 照明ランプ装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
1…放電灯、 2…外套管、 3…箱体、 4…キセノ
ン短アークランプ、 5…ソケット、 6…外筒、 7
…第1のスペーサ、 8…ストッパ、 9…第2のスペ
ーサ、 10…フィルタ、 11…ナット、 20…外
套管本体、 21…前面レンズ、 22…封止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アークランプおよびアークランプを密封
    する外套管からなる放電灯を有する照明ランプ装置にお
    いて、 前記放電灯を収容する箱体と、 前記箱体に収容された前記放電灯の前面レンズ周縁部に
    対応する位置に適当配置されたストッパとを具備したこ
    とを特徴とする照明ランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパは、環状部材からなること
    を特徴とする請求項1記載の照明ランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記ストッパは、耐熱性材料で形成さ
    れ、その内径は、前記前面レンズの直径より小さくした
    ことを特徴とする請求項1または2記載の照明ランプ装
    置。
JP29956191A 1991-10-21 1991-10-21 照明ランプ装置 Pending JPH05114301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29956191A JPH05114301A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 照明ランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29956191A JPH05114301A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 照明ランプ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05114301A true JPH05114301A (ja) 1993-05-07

Family

ID=17874224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29956191A Pending JPH05114301A (ja) 1991-10-21 1991-10-21 照明ランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05114301A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000353495A (ja) 高輝度マイクロ波ランプ
JPS61267253A (ja) シヨ−ト ア−ク ランプ
US4677338A (en) Electric lamps having outer stem surface which minimizes internal reflections
US6652127B2 (en) Light unit shield device
US5278744A (en) Illumination device and luminaire for use therein
US8143787B2 (en) Xenon lamp
JP2000348532A (ja) ランプ装置用放熱・冷却構造
JPH05114301A (ja) 照明ランプ装置
US4682071A (en) Lamps and ribbon seals
US20080093963A1 (en) Lamp
KR101037034B1 (ko) 조명장치 및 금속증기 방전램프
US5726525A (en) Electric reflector lamp
CN101728217A (zh) 单侧带灯头的灯
JP2001307535A (ja) 光源ユニット
JP2007165314A (ja) 外管を備えたランプ
JPH06111793A (ja) 二重管形管球
JPH02186554A (ja) 改良高真空ランプ及びその端部に使用するゲッタ手段
JP4797931B2 (ja) 高圧放電ランプとこれを用いた反射鏡付きランプ
JP3737485B2 (ja) ランプ装置
JP4083487B2 (ja) 光源装置
JPH0545016Y2 (ja)
JP2003100253A (ja) 高圧金属蒸気放電ランプおよび照明器具
JPH08129992A (ja) 外球付ハロゲン電球
JPH05275067A (ja) メタルハライドランプ
JP2003100252A (ja) 高圧金属蒸気放電ランプおよび照明器具