JPH05114274A - テープカセツト - Google Patents

テープカセツト

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JPH05114274A
JPH05114274A JP29951491A JP29951491A JPH05114274A JP H05114274 A JPH05114274 A JP H05114274A JP 29951491 A JP29951491 A JP 29951491A JP 29951491 A JP29951491 A JP 29951491A JP H05114274 A JPH05114274 A JP H05114274A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
cassette
guide member
tape cassette
supporting shaft
Prior art date
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Application number
JP29951491A
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English (en)
Inventor
Takashi Oki
隆 大木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープガイド部材の支持軸の直立性を保持
し、テープガイド部材の動作機能の安定化をはかる。 【構成】 テープガイド手段24,25の支持手段とし
て支持軸3hを形成し、さらに、支持軸3hを略挟接す
る状態となるように、テープガイド手段の高さ方向の装
着位置を規制する台座部3iを設けたテープカセットを
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状記録媒体を巻
装して収納するテープカセットに係り、特にカセット筺
体前面の開口部から記録再生装置のヘッドドラムが挿入
されて記録再生がなされるテープカセットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号をデジタルデータ化して
磁気テープ等の記録媒体に記録するいわゆるデジタルオ
ーディオ記録再生装置が各種実用化されており、同時に
これらのデジタルオーディオ記録再生装置に対応する記
録媒体として磁気テープを巻装状態で収納したテープカ
セットが各種開発されている。
【0003】デジタルオーディオ記録再生装置における
記録方式としては回転ヘッドドラムによるヘリカルスキ
ャン記録が行なわれているが、この方式においては、テ
ープカセット前面から磁気テープを引き出し(ローディ
ング)して磁気テープを回転ヘッドドラムに巻回して走
行させ、記録/再生動作をなす方式と、テープカセット
の前面から回転ヘッドドラムを挿入してテープカセット
内の磁気テープにヘッドを圧接し、記録/再生動作をな
す方式が知られている。
【0004】筺体前面から回転ヘッドドラムを挿入して
記録/再生を行なう方式のテープカセット80において
は、図12に模式的に示すように樹脂成形されたテープ
カセット筺体前面にヘッドドラム90を挿入させてこれ
を磁気テープに当接させるため開口部81が形成され、
また、この開口部81内には、挿入されたヘッドドラム
の周面と対向したテープ案内面82aが所定の傾斜状態
で設けられたテープガイド部材82が配置されている。
そして、このテープガイド部材82は、テープ案内面8
2aとヘッドドラム90の周面との間で磁気テープTを
挟接することにより、磁気テープTの走行位置を適正に
規制した状態で磁気テープTをヘッドドラム90に圧接
させ、ヘッドドラムのヘリカルスキャン動作による記録
/再生が良好に行なわれるようにしている。
【0005】テープガイド部材82は例えば下ハーフに
突設されている支持軸(ピン83)に軸支されるように
取り付けられている。このピン83には図13(a)
(b)のようにハーフ内面に植立されており、ピン83
の下部には半円状の台座部84が形成されている。そし
て、テープガイド部材82は図14のようにピン83が
テープガイド部材82の孔部82bに遊嵌挿通すること
によって支持され、また、孔部82bの下方平面82c
が台座部84に積載状態になることによってテープガイ
ド部材82の高さ方向の取付位置が規定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
テープガイド部材82を支持するピン83にはハーフ平
面に対しての垂直性が厳しく求められる。つまり、ピン
83に高精度な垂直性がないと、テープガイド部材83
とヘッドドラム90の相対位置関係及び磁気テープTの
挟接が適正に行なわれず、記録再生動作やテープ走行に
支障を来すためである。
【0007】しかしながら、周知のとおり樹脂成形品で
は厚肉部分において収縮が大きくなるため、台座部84
による厚みが加わる方向、即ち図13(b)に示すA方
向に、成形時の収縮の影響によりピン83の倒れが生じ
易い。従って、ピン83の垂直性を高度に管理すること
は非常に困難であるという問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点にかんがみて、上下ハーフ部材を嵌合してなるカセッ
ト筺体の前面部に形成される開口部に記録再生装置のヘ
ッド手段が挿入されることにより、カセット筺体内に収
納されているテープ状記録媒体にヘッド手段が当接し、
信号の記録再生がなされるテープカセットにおいて、開
口部内に挿入されるヘッド手段の周面と対向し、テープ
状記録媒体をヘッド手段の周面との間で挟接状態でガイ
ドするように開口部内に配されるテープガイド手段の支
持手段として、支持軸が形成され、さらに、テープガイ
ド手段の高さ方向の装着位置を規制する台座部が、支持
軸を略挟接するような状態で設けられているテープカセ
ットを提供するものである。
【0009】
【作用】台座部を設けることによって発生する厚肉部分
を分散すれば、一方向のみに収縮が発生してしまうこと
はない。つまり、支持軸に対して略両側方向に台座部を
設ければ、成形時の収縮が支持軸の倒れにつながること
はなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のテープカセットの一実施例を
図1〜図10を参照して説明する。なお、本例のテープ
カセットは超小型(筺体の平面サイズが縦20mm,横
30mm程度)に構成されるものである。図2はテープ
カセットにおける上ハーフの内面側の平面図、図3はテ
ープカセットにおける下ハーフの内面側の平面図、図4
〜図10はテープカセットの各部の構造及び動作の説明
図である。
【0011】図2〜図10において、1は例えばPCM
信号を記録・再生する磁気テープを収納するテープカセ
ットを全体として示し、このテープカセット1の筺体は
上ハーフ2と下ハーフ3とを対向させてビス4により締
め付けて合体し、この両ハーフ2,3の前面側に形成さ
れる開口部5を開閉するリッド6を回動自在に軸支する
ことにより構成される。
【0012】上下ハーフ2,3においてビス4による固
定を行なうため、上ハーフ2においては図2のように、
その背面側の両側部位にビス挿通孔2k1が、また、前
面側近傍の両側部位にビス挿通孔2k2 が設けられてお
り、さらに、下ハーフ3においては図3のように、ビス
挿通孔2k1 ,2k2 に対応して背面側の両側部位及び
前面側近傍の両側部位にビス螺合孔3k1 ,3k2 が設
けられている。
【0013】このテープカセット1の筺体内、即ち上下
ハーフ2,3間には、図4、図5、図6に示すように、
上下ハーフ2,3におけるハブ駆動軸の挿通孔2a,2
b(及び3a,3b)に対応して配される一対の両ハブ
7,8間に磁気テープTが巻装された状態で収納され、
その磁気テープTの一部分が、前面側開口部5の両側に
回転自在に軸支されガイドローラを兼ねるピンチローラ
9,10を介して架張状態で、筺体前面側の開口部5に
表出されるようになされている。
【0014】テープカセット1の筺体の上下面側には、
後部(背面部近傍)の両側各部に位置して上下両ハーフ
2,3に連通する誤消去防止機構12,13が配設され
るとともに中心前後方向の後部及び後部横方向の両側部
に位置決め用の基準孔15及び16,17が設けられ、
さらに、後縁部横方向に複数の所要検出孔18,19が
形成され、さらに両側面の後部にはグリップ部20,2
1が形成されている。
【0015】また、図4、図5からわかるように筺体の
正面側の開口部5を開閉するリッド6には横方向のガイ
ド溝22に沿ってラックギア23が設けられ、このラッ
クギア23は、例えばテープカセット1がカセットマガ
ジンに収納された状態において、カセットチェンジャが
テープカセットをカセットマガジンから取り出す際の係
合手段として用いられる。さらに、上下両ハーフ2,3
の平面中央部分には透明樹脂で成形された窓部2c,3
cが設けられ、テープカセット1の筺体の外部から磁気
テープTの残量確認ができるようになされている。
【0016】このテープカセット1は、カセット筺体内
に収納される磁気テープTは記録再生装置に装填された
際に、回転ヘッドによりヘリカルスキャン方式で記録・
再生が行なわれるようになされている。すなわち、図5
に示すように、回転ヘッド41はヘッドドラム42に対
して所要角度で傾斜して回転されるようになされてお
り、ヘッドドラム42はカセット筺体1のリッド6を上
方又は下方へ回動することによって開放される前面側開
口部5に部分的に挿入されて、この開口部5を横切るよ
うに架張される磁気テープTがヘッドドラム42の挿入
側周面に巻き付くように摺動され、回転ヘッド41が回
転すると磁気テープTを斜めに横切る傾斜したトラック
が形成されることになる。
【0017】この際、ヘッドドラム42に磁気テープT
が確実にヘリカル状に摺接されるようにするため、上ハ
ーフ2を外した状態の平面図である図6、及びリッド6
を外した状態の正面図である図8からわかるように、カ
セット筺体の開口部5のヘッドドラム42の挿入部に
は、ガイド面24a,25aが互いに逆方向の傾斜とな
っている一対のテープガイド部材24,25が、ピンチ
ローラ9,10の内側位置に配設されている。従って、
図7に示すようにヘッドドラム42を開口部5に挿入す
ることにより、テープガイド部材24,25のガイド面
24a,25aがヘッドドラム42の周面に当接する状
態となり、つまり、ヘッドドラム42の周面との間にお
いて磁気テープTを挟んだ状態でガイドするようになさ
れている。
【0018】また、テープガイド部材24,25の配設
は、その略楕円状の孔部24b,25bに下ハーフに突
設されたピン3hが遊嵌挿通してなされることによりテ
ープガイド部材24,25は横方向に僅かに揺動可能と
されている。
【0019】さらに、この孔部24b,25bを断面で
示した図9(a)(b)から分かるように、孔部24
b,25bの内壁の上下方向の中央位置に周回状の凸部
24c,25cが形成されており、この凸部24c,2
5cがピン3hと接触する。ピン3hは孔部24b,2
5bにおける凸部24c,25cの内径よりも多少余裕
をもって小さい直径とされて遊嵌状に挿通しているた
め、上記したようにヘッドドラムが挿入されテープガイ
ド部材24,25に磁気テープTを介して圧接される
と、凸部24c,25cのガイド面側部分24c1 ,2
5c1 とピン3hが当接することになる。
【0020】従ってテープガイド部材24,25は、凸
部24c,25cのガイド面側部分24c1 ,25c1
を支点として、図9(a)又は(b)に示すように、仰
角方向に揺動偏位することが可能とされ、すなわちガイ
ド面24a,25aはヘッドドラム42の挿入角度誤差
に応じてその周面に追従して正確に対向することができ
る。このためテープカセット前面の開口部5に張架され
た磁気テープTは、ヘッドドラム42が挿入された際に
は、このヘッドドラム42の周面とテープガイド部材2
4のテープ案内面24a,24bによって磁気テープ幅
方向に均一に挟接されて走行し、良好な記録/再生動作
がなされる。
【0021】なお、テープガイド部材24,25を軸支
するピン3hには、下ハーフの平面図である図3、及び
図9において仮想線で示すように台座部3iが形成され
ており、この台座部がテープガイド部材24,25の孔
部24b,25bの下側周囲面に当接することにより、
ピン3hに対するテープガイド部材24,25の装着高
さ位置が規定されている。
【0022】また、ヘッドドラム42の両側部にはカセ
ット筺体1の開口部5の両側部において、ピンチローラ
9,10とテープガイド部材24,25の間に挿入され
る両ウイングガイド43,44が備えられており、この
両ウイングガイド43,44の前端部にローラ43a,
44aが装着され、磁気テープTをテープガイド部材2
4,25に圧接するようにしている。この両ウイングガ
イド43,44はカセット筺体1の開口部5にその内側
よりの支持片26,27と、この支持片26,27とピ
ンチローラ9,10との間に位置するテープはみ出し防
止用のガイド突起28,29との間において挿入され
る。
【0023】また、本実施例のテープカセット1の内部
構造は図6に示されており、ハブ7,8は各々ハブ駆動
軸が挿通係合される内ハブ7a,8aと、内ハブ7a,
8aに対し軸方向には移動可能で周方向には係合される
外ハブ7b,8bとにより構成されている。特に内ハブ
7a,8aには、少なくとも下ハーフ3側に向かって外
ハブ7b,8bより突出した周面に歯車状の被係止部7
1.8a1 が形成される。
【0024】そして、このような両ハブ7,8の被係止
部7a1 .8a1 と係合することによって、テープカセ
ット1の不使用時においてハブ7,8が回転不能状態と
なるようにブレーキ動作を行なうブレーキ部材11が下
ハーフ内面において一段下がって形成されている凹部3
e内に配置されている。
【0025】ブレーキ部材11は通常時(不使用時)に
あっては、バネ固定部11b1 ,11b2 に固定された
例えばステンレス線によるブレーキバネ11cがカセッ
ト筺体1内の圧接部3dと圧接していることによって得
られる付勢力によって図10(a)に示す状態、即ち係
止爪11a1,11a2 がそれぞれ内ハブ7a,8aの
歯車状の被係止部7a1 ,8a1 と当接している状態に
あり、ハブ7,8が回転不能なハブロック状態とされて
いる。
【0026】なお、ブレーキ部材11のバネ固定部11
1 においては、インサート成形等によりバネ固定部1
1b1 内をブレーキバネ11cが挿通された状態で完全
に固定されており、これによってブレーキバネ11cの
脱落が防止される。一方、バネ固定部11b2 では千鳥
状に突設された2つの係止片によって保持されているの
みである。
【0027】テープカセット1が記録再生装置に装填さ
れると、図10(b)に示すように記録再生装置に設け
られている位置決めピン99が上ハーフ2側或は下ハー
フ3側のいづれかの位置決め用の基準孔15から挿入さ
れる。これによってテープカセット1の記録再生装置内
における左右方向の装填位置がガイドされるわけである
が、同時に位置決めピン99がブレーキ解除ピンとして
作用することになる。
【0028】つまり、ブレーキ部材11にはテープカセ
ット1の筺体の厚み方向に対して断面略V字状に傾斜す
るカム面11d1 ,11d2 を有する押圧操作部11d
が形成されているため、位置決めピン99がブレーキ部
材11の押圧操作部11dのカム面11d1 或は11d
2に当接すると、ブレーキ部材11はブレーキバネ11
cによる付勢力に逆らって、ガイド部11fに挿通する
ガイドピン3f、及びガイド部11gに挿通するガイド
ピン3gに案内されてテープカセット1の前面方向にス
ライド移動し、図10(b)に示すように係止爪11a
1 ,11a2 と被係止部7a1 ,8a1 の係合が解除さ
れることになる。従ってハブ7,8が回転可能状態とさ
れる。
【0029】また、テープカセット1が記録再生装置か
らイジェクトされ、位置決めピン99が基準孔15から
脱出するとブレーキバネ11cによって得られる付勢力
によってブレーキ部材11が図10(b)の状態から図
10(a)状態に復帰し、ハブ7,8の回転がロックさ
れる。なお、図10のように内ハブ8a(7a)におい
ては、ブレーキ部材11が配置されていない上ハーフ2
側に向かって外ハブ8b(7b)より突出した周面にも
被係止部8a1 (7a1 )が形成されているが、このよ
うにすることによってハブ組込工程においてハブの配置
の際の上下の方向性が無くなり、作業が簡略化されるこ
とになる。
【0030】また、ブレーキ部材11は下ハーフ3に形
成される窓部3cの内面を遮蔽するように位置されてい
るが、このブレーキ部材11は透明樹脂で成形されてい
るため、ブレーキ部材11が窓部3cからのテープ残量
確認の妨げとなることはない。なお、ブレーキ部材11
を透明に成形しなくても、ブレーキ部材11がいづれの
摺動位置にあっても窓部2c,3cを覆うことのない大
きさとされる孔部を設ければ、窓部3cからのテープ残
量確認は妨げられない。
【0031】また、図3及び図6からわかるようにブレ
ーキ部材11が装填されている凹部3e内にはレール3
jが形成されている。即ちブレーキ部材11は凹部3e
内においてレール3jに積載された状態で収納されてお
り、上記のように摺動する際には凹部3eにおいてレー
ルとの線的な接触摺動がなされるのみであるため、摺動
動作に対して過大な摩擦が発生し、円滑性が損なわれる
ことはない。
【0032】なお、各図面中において説明上、図示を省
略したが、ハブ7,8の両側、即ちハブ7,8と上ハー
フ2の内面との間隙部及び、ハブ7,8と下ハーフ3
(ブレーキ部材11)との間隙部には透明のフリクショ
ンシートが介在され、ハブ7,8の回転動作の円滑性の
向上、磁気テープの巻き乱れの防止やロストルクの発生
防止等の作用をなしている。
【0033】このように構成される本実施例のテープカ
セットにおいては、前述したようにテープガイド部材2
4,25はピン3hに軸支され、またその高さ方向の装
着位置は台座部3iによって規定されることになるが、
図3及びピン3h及び台座部3iを拡大して斜視図で示
した図1(a)から分かるように、台座部3iはピン3
hに対して略両側に挟接するように連続して成形されて
いる。
【0034】このように台座部が成形されると、ピン3
hに対してその垂直性を阻害する影響を与える成形時の
収縮は、ピン3h周面方向で最も厚肉である図1(b)
のB方向及びC方向に発生する。つまり、成形時の収縮
方向は略両側方向に分散されるため、樹脂収縮によるピ
ン3hの倒れは殆ど発生せず、成形時の垂直性の管理を
良好に行なうことができる。
【0035】なお、台座部3iの成形部位や形状は本実
施例に限定されるものではなく、例えば図11(a)の
ようにピン3hの周面の接線に一致する部位や、図11
(b)のようにピン3hと不連続な部分を設ける形状、
さらに、図11(c)のようにピン3hの直径線上とな
る部位とするなど、各種考えられる。即ち、ピン3hに
対して略挟接状態となるとともに、少なくともピン3h
の周面上の接線よりも平面方向にはみ出ないように設定
すればよい。また各台座部の高さ、形状等はそれぞれ、
テープガイド部材の形状にもよって変更されることはい
うまでもない。
【0036】なお、本発明は実施例にように超小型のテ
ープカセットに限定されるものではなく、テープガイド
部材を有する各種テープカセットにおいて適用可能であ
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明のテープカセ
ットでは、テープガイド手段の支持軸を略挟接する状態
となるように、テープガイド手段の高さ方向の装着位置
を規制する台座部が設けられているため、成形時の収縮
によって支持軸の倒れが発生することは殆どなく良好な
垂直性が実現されるという効果があり、従って支持軸に
装着されるテープガイド部材の動作機能が適正に実行さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープカセットの一実施例におけるピ
ン及び台座部の説明図である。
【図2】本実施例の上ハーフの内面側の平面図である。
【図3】本実施例の下ハーフの内面側の平面図である。
【図4】本実施例のテープカセットの斜視図である。
【図5】本実施例のテープカセットとヘッドドラムの関
係を示す斜視図である。
【図6】本実施例のテープカセットの下ハーフ側の平面
図である。
【図7】本実施例のテープカセットにヘッドドラムを挿
入した状態の平面図である。
【図8】本実施例のリッドを外した状態の正面図であ
る。
【図9】本実施例のテープガイド部材の説明図である。
【図10】本実施例のハブブレーキ動作の説明図であ
る。
【図11】本発明における台座部の他の実施例の説明図
である。
【図12】ヘッド挿入方式のテープカセットの説明図で
ある。
【図13】従来のテープカセットにおけるピン及び台座
部の説明図である。
【図14】従来のテープカセットにおけるテープガイド
部材支持状態の説明図である。
【符号の説明】
2 上ハーフ 3 下ハーフ 3h ピン 3i 台座部 24,25 テープガイド部材 24a,25a ガイド面 24b,25b 孔部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下ハーフ部材を嵌合してなるカセット
    筺体の前面部に形成される開口部に記録再生装置のヘッ
    ド手段が挿入されることにより、カセット筺体内に収納
    されているテープ状記録媒体に前記ヘッド手段が当接
    し、信号の記録再生がなされるテープカセットにおい
    て、 前記開口部内に挿入されるヘッド手段の周面と対向し、
    前記テープ状記録媒体を前記ヘッド手段の周面との間で
    挟接状態でガイドするように前記開口部内に配されるテ
    ープガイド手段の支持手段として、支持軸が形成され、
    さらに、前記テープガイド手段の高さ方向の装着位置を
    規制する台座部が、前記支持軸を略挟接する状態となる
    ように設けられていることを特徴とするテープカセッ
    ト。
JP29951491A 1991-10-21 1991-10-21 テープカセツト Pending JPH05114274A (ja)

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