JPH0511322Y2 - - Google Patents

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JPH0511322Y2
JPH0511322Y2 JP14239886U JP14239886U JPH0511322Y2 JP H0511322 Y2 JPH0511322 Y2 JP H0511322Y2 JP 14239886 U JP14239886 U JP 14239886U JP 14239886 U JP14239886 U JP 14239886U JP H0511322 Y2 JPH0511322 Y2 JP H0511322Y2
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timing belt
belt cover
cooling water
water discharge
discharge member
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンのタイミングベルトカバー
構造に関するものである。
〔従来の技術〕
エンジンにおいて、カムシヤフトはタイミング
ベルトで駆動されているが、タイミングベルトに
埃、泥、水等が付着すると、タイミングベルトの
寿命が低下する。従つて、タイミングベルトは、
タイミングベルトカバーで覆われている。
タイミングベルトカバーを開示した従来技術文
献としては、例えば、実開昭58−1733、実開昭59
−179244、実開昭60−7395或いは本出願人が昭和
60年8月26日付けで出願した実願昭60−130564が
ある。
第5図は、従来のタイミングベルトカバー構造
が備えられているエンジンの正面図である。
第5図において、1はタイミングベルトカバー
である。タイミングベルトカバー1のなかにはタ
イミングベルト2が収納されており、タイミング
ベルト2はタイミングベルトカバー1で覆われて
いる。
タイミングベルト2は、カムシヤフトプーリ1
1,12とクランクシヤフトプーリ13との間に
巻回されている。15,16,17はアイドラプ
ーリである。
第5図は、正面図であるので図示されないが、
タイミングベルトカバー1の背後には第2のタイ
ミングベルトカバーが存在しており、タイミング
ベルトカバー1は第2のタイミングベルトカバー
に取り付けられている。第2のタイミングベルト
カバーはエンジンのシリンダヘツド14に固定さ
れている。
タイミングベルトカバー1とその後ろにある第
2のタイミングベルトカバーとを区別するため
に、タイミングベルトカバー1を第1のタイミン
グベルトカバー1と呼ぶことにする(以下、実施
例においても同様)。
第6図は、第5図の−断面図である。
第6図において、矢印Fはエンジンの前方、矢
印Uは上方を表している。また、1は第1のタイ
ミングベルトカバー、22は第2のタイミングベ
ルトカバーである。第1のタイミングベルトカバ
ー1と第2のタイミングベルトカバー22とで構
成される空間20の中にタイミングベルト2が配
置されている。
第6図において、23は吸気マニホルド、24
は冷却水排出部材である。冷却水排出部材24は
エンジンの中の冷却水をラジエータ(図示しな
い)に送給するためのものであり、その先端29
にはラジエータに連なる送給ダクト(図示しな
い)が取り付けられる。矢印Wは冷却水の流れを
表している。冷却水排出部材24は吸気マニホル
ド23に取り付けられている。
冷却水排出部材24の上にはアイドラプーリ1
5(第5図参照)が取り付けられている。アイド
ラプーリ15が冷却水排出部材24の上に取り付
けられているのは、アイドラプーリ15とタイミ
ングベルト2とをエンジンの冷却水で冷却するた
めである。
冷却水排出部材24とアイドラプーリ15とは
サブアツセンブリとされており、タイミングベル
トアイドラと呼ばれている。
第7図は、従来のタイミングベルトカバー構造
の分解斜視図である。具体的には、第6図の第2
のタイミングベルトカバーの分解斜視図である。
第7図において、矢印Fは自動車の前方、矢印
Uは上方を表している。第7図から分かるよう
に、第2のタイミングベルトカバー22は、左右
に分割されるようになつている。便宜上それぞ
れ、右タイミングベルトカバー25と左タイミン
グベルトカバー26と呼ぶことにする。右タイミ
ングベルトカバー25と左タイミングベルトカバ
ー26とはいずれもシリンダヘツド(第5図の符
号14参照)に固定されている。
第7図において、符号27が付されている孔
は、第1のタイミングベルトカバー(第6図の符
号1)を取り付けるためのボルト孔である。図示
しない第1のタイミングベルトカバーは第2図の
タイミングベルトカバー22の手前に取り付けら
れる。
第7図において、符号31,32が付されてい
る孔は、カムシヤフト(図示しない)が貫通して
いるカムシヤフト孔である。カムシヤフト孔31
には第5図の右バンク33のカムシヤフトが貫通
される。また、カムシヤフト孔32には第5図の
左バンク34のカムシヤフトが貫通される。
第7図において、符号30が付されている貫通
孔は、冷却水排出部材(第6図の符号24参照)
を通す孔である。
第7図において、第2のタイミングベルトカバ
ー22が左右二分割とされているのは、次の理由
による。
即ち、冷却水排出部材24とアイドラプーリ1
5とはサブアツセンブリとされているために、若
し仮に第2のタイミングベルトカバー22が二分
割されていないと、貫通孔30に冷却水排出部材
24を通すことが出来ないからである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第5図乃至第7図に示されている従来のタイミ
ングベルトカバー構造については、修理等のため
にエンジンから吸気マニホルド23を取り外そう
としたとき、非常に手間が掛かる、という問題が
あつた。これは次の理由による。
即ち、第6図に示されているように、冷却水排
出部材24は吸気マニホルド23の上に固定され
ているので、吸気マニホルド23を取り外すため
には冷却水排出部材24も取り外さなければなら
ないるが、第7図において貫通孔30から冷却水
排出部材24を取り外すためには、右タイミング
ベルトカバー25と左タイミングベルトカバー2
6とを矢印A,B方向に開かなければならない。
ところが、符号31,32が付されている孔に
は、カムシヤフト(図示しない)が貫通している
ために、そうするためには、先ず第5図におい
て、第1のタイミングベルトカバー1を取り外し
て、次にタイミングベルト2を取り外して、次に
カムシヤフトプーリ11,12を取り外して、最
後にシリンダヘツド14から右タイミングベルト
カバー25と左タイミングベルトカバー26とを
取り外さなければならない。即ち、吸気マニホル
ド23をたつた一つ取り外すため、第1のタイミ
ングベルトカバー1と、タイミングベルト2と、
カムシヤフトプーリ11,12と、右タイミング
ベルトカバー25と、左タイミングベルトカバー
26と殆ど全部を取り外さなければならない。従
つて、非常に手間が掛かることになる。
実際問題として、吸気マニホルド23を取り外
す場合というのは、吸気マニホルド23とシリン
ダヘツド14との間に介在されているガスケツト
を交換する場合等であり、エンジンが古くなると
しばしばあり得ることである。
本考案は、上記のような従来の技術の問題点を
解決するものである。
本考案の技術的課題は、修理等のために吸気マ
ニホルドを取り外すとき、他の部品に殆ど影響を
及ぼさず簡単に吸気マニホルドが取り外せるよう
にすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この技術的課題を達成するために、本考案にあ
つては次のような手段が講じられている。
即ち、本考案に係るタイミングベルトカバー構
造というのは、タイミングベルトを覆う第1のタ
イミングベルトカバーと、エンジンのシリンダヘ
ツドに固定されている第2のタイミングベルトカ
バーとを有し、前記第1のタイミングベルトカバ
ーの周縁と前記第2のタイミングベルトカバーの
周縁とが連結されることにより、前記第1のタイ
ミングベルトカバーと前記第2のタイミングベル
トカバーとで前記タイミングベルトを収納するタ
イミングベルト収納室が形成されており、前記第
1のタイミングベルトカバーと前記第2のタイミ
ングベルトカバーとには貫通孔が穿設されてお
り、吸気マニホルドに固定されていてエンジンの
冷却水をラジエータに送給するための冷却水排出
部材が前記貫通孔に貫通されており、該冷却水排
出部材には前記タイミングベルトに当接して回転
するアイドラプーリが取り付けられているタイミ
ングベルトカバー構造において、 前記第2のタイミングベルトカバーは前記シリ
ンダヘツドに固定されていてカムシヤフトを回転
可能に貫通している本体部と、該本体部に脱着可
能に取り付けられている小片部とから構成されて
おり、前記本体部と前記小片部とは前記貫通孔を
中心にして上下方向に分割可能とされている。
〔作用〕
本考案の第2のタイミングベルトカバーは、冷
却水排出部材が貫通されている貫通孔を中心にし
て小片部を本体部の上方に分離させることが出来
るので、修理等のためにエンジンから吸気マニホ
ルドを取り外そうとすとき、非常に簡単に吸気マ
ニホルドを取り外すことが出来る。
なぜならば、吸気マニホルドを上方に取り外す
ときには、第1のタイミングベルトカバーを取り
外して小片部を本体部に固定しているボルトを外
す。そして、本体部をシリンダヘツドに固定した
まま小片部を本体部から上方へ分離すれば、冷却
水排出部材を上方に取り出すことが出来る。冷却
水排出部材は吸気マニホルドの上に固定されてい
るので、冷却水排出部材を取り外すことが出来れ
ば吸気マニホルドはそのまま取り出すことが出来
る。
上記説明から分かるように、本考案では、本体
部をシリンダヘツドに固定したまま冷却水排出部
材(即ち、吸気マニホルド)が取り外せるので、
タイミングベルトもカムシヤフトプーリも取り外
す必要はない。斯くて、非常に簡単に吸気マニホ
ルドを取り外すことが出来る。
〔実施例〕
第1図は、本考案の一実施例に係るタイミング
ベルトカバー構造の分解斜視図である。
第1図において符号22は第2のタイミングベ
ルトカバー全体を指している。
本実施例のエンジンにおいても第1のタイミン
グベルトカバー(図示しない)と第2のタイミン
グベルトカバー22とが連結され、第1のタイミ
ングベルトカバーと第2のタイミングベルトカバ
ー22とでタイミングベルト収納室が形成され、
そのなかにタイミングベルトが収納されている。
第2のタイミングベルトカバー22は、本体部
41と小片部42とから構成されている。矢印F
は自動車の前方を表しており、矢印Uは上方を表
している。
第2図は、本考案の一実施例に係るエンジンの
正面図である。
第2図のエンジンは、図から分かるように、V
型エンジンである。71はエンジンへ吸気を導入
するための吸気通路、72はサージタンクであ
る。また、23は吸気マニホルドである。吸気マ
ニホルド23はシリンダヘツド14に固定されて
いる。
第2図において、1が第1のタイミングベルト
カバーである。第1のタイミングベルトカバー1
のなかにはタイミングベルト2が収納されてお
り、エンジンを正面から見るとタイミングベルト
2は、第1のタイミングベルトカバー1で覆われ
ている。
タイミングベルト2は、カムシヤフトプーリ1
1,12とクランクシヤフトプーリ13との間に
巻回されており、カムシヤフトプーリ11,12
を駆動する役目をしている。15,16,17は
アイドラプーリである。
第2図は、正面図であるので図示されないが、
第1のタイミングベルトカバー1の背後には第1
図に図示した第2のタイミングベルトカバーが存
在しており、第1のタイミングベルトカバー1は
第2のタイミングベルトカバーに取り付けられて
いる。第2のタイミングベルトカバーはエンジン
のシリンダヘツド14に固定されている。
第3図は、第2図の−断面図である。
第3図において、1は第1のタイミングベルト
カバー、22は第2のタイミングベルトカバーで
ある。矢印Fはエンジンの前方、矢印Uは上方を
表している。
第3図から分かるように、第1のタイミングベ
ルトカバー1の周縁と第2のタイミングベルトカ
バー22の周縁とが連結されることにより、第1
のタイミングベルトカバー1と第2のタイミング
ベルトカバー22とでタイミングベルト2を収納
するタイミングベルト収納室20が形成されてい
る。第1のタイミングベルトカバー1と第2のタ
イミングベルトカバー22との連結部にはガスケ
ツト9が介在されている。
第3図において、23は吸気マニホルド、24
は冷却水排出部材である。冷却水排出部材24は
エンジンの中の冷却水をラジエータ(図示しな
い)に送給するためのものであり、その先端29
にはラジエータに接続されるに送給ダクト(図示
しない)が取り付けられる。冷却水排出部材24
は吸気マニホルド23に取り付けられている。矢
印Wは冷却水の流れを表している。
第1のタイミングベルトカバー1と第2のタイ
ミングベルトカバー22とには軸線方向が略水平
方向を向いた貫通孔18,30が穿設されてい
る。冷却水排出部材24は、第2のタイミングベ
ルトカバー22の貫通孔30と第1のタイミング
ベルトカバー1の貫通孔18とを貫通してエンジ
ンの前方に延びている。19はシール用のガスケ
ツトである。
冷却水排出部材24の上にはアイドラプーリ1
5(第2図参照)が取り付けられている。アイド
ラプーリ15は、冷却水排出部材24に圧入され
ているハブ部51と、ボールベアリング52を介
して回転可能にハブ部51に取り付けられている
回転部55とから構成されている。回転部55に
タイミングベルト2が当接している。
アイドラプーリ15が冷却水排出部材24の上
に取り付けられているのは、アイドラプーリ15
とタイミングベルト2とをエンジンの冷却水で冷
却するためである。冷却水排出部材24とアイド
ラプーリ15とはサブアツセンブリとされてお
り、タイミングベルトアイドラと呼ばれている。
第4図は、第3図の吸気マニホルドの斜視図で
ある。
第4図において、矢印Fはエンジンの前方、矢
印Uは上方を表している。また、23は吸気マニ
ホルド全体を指している。43は吸気通路であ
り、図には二つ描かれているだけであるが、実際
はエンジンの気筒数分だけ設けられている。第4
図の吸気マニホルド23が取り付けられるエンジ
ンは、第2図に示したように、V型エンジンであ
るので、吸気通路43は手前から交互に右バン
ク、左バンクに通じている。
吸気マニホルド23の前部にはフランジ部40
が設けられており、フランジ部40には冷却水排
出口44が穿設されている。フランジ部40に冷
却水排出部材(第3図の符号24)が取り付けら
れる。45は図示しない冷却水排出部材を固定す
るためのボルトを通すボルト孔である。矢印Wは
冷却水排出口44から出て来る冷却水を表してい
る。
第1図において、先に述べたように、第2のタ
イミングベルトカバー22は、本体部41と小片
部42とから構成されている。符号61が付され
ている孔は、小片部42を本体部41に取り付け
るためのボルト孔である。小片部42の裏側には
図示されないがナツトが溶接されており、小片部
42を本体部41の裏側に整合させて紙面の手前
側からボルト(図示しない)を通し、ボルトをナ
ツトに螺着することにより、小片部42は本体部
41に連結される。
小片部42には弾発能のある樹脂63がコーテ
イングされている。従つて、小片部42と本体部
41とはこの樹脂を介して連結されることにな
る。
第1図において、符号31,32が付されてい
る孔は、カムシヤフト(図示しない)が貫通して
いるカムシヤフト孔である。カムシヤフト孔31
には第2図の右バンク33のカムシヤフト(図示
しない)が貫通される。また、カムシヤフト孔3
2には第2図の左バンク34のカムシヤフト(図
示しない)が貫通される。
第1図において、小片部42と本体部41とが
整合されて出来る孔30は、冷却水排出部材(第
3図の符号24参照)を通す孔である。また、2
7は第2のタイミングベルトカバー22に図示し
ない第1のタイミングベルトカバーを連結するた
めのボルトを通すボルト孔である。
第3図の第2のタイミングベルトカバー22
は、第1図において小片部42と本体部41とを
合わせて矢印−断面を取つたものと考えるこ
とが出来る。
上記説明から分かるように、本実施例の第2の
タイミングベルトカバー22は、シリンダヘツド
(図示しない)に固定されていて図示しないカム
シヤフトを回転可能に貫通している本体部41
と、本体部41に脱着可能に取り付けられている
小片部42とから構成されており、本体部41と
小片部42とは貫通孔30を中心にして上下方向
に分割可能とされている。この点が本実施例の特
徴である。
本実施例の第2のタイミングベルトカバー22
は、貫通孔30を中心にして小片部42を本体部
41の上方に分離させることが出来るので、修理
等のためにエンジンから吸気マニホルド23を取
り外そうとすととき、非常に簡単に吸気マニホル
ド23を取り外すことが出来る。
まぜならば、吸気マニホルド23を上方に取り
外すときには、第1のタイミングベルトカバー1
を取り外して小片部42を本体部41に固定して
いるボルトを外す。そして、本体部41をシリン
ダヘツド14に固定したまま小片部42を本体部
41から上方へ分離すれば、冷却水排出部材24
を上方に取り出すことが出来る。冷却水排出部材
24は吸気マニホルド23の上に固定されている
ので、冷却水排出部材24を取り外せれば吸気マ
ニホルド23はそのまま取り出すことが出来る。
上記説明から分かるように、本実施例では、本
体部41をシリンダヘツド14に固定したまま冷
却水排出部材24(即ち、吸気マニホルド23)
が取り外せるので、タイミングベルト2もカムシ
ヤフトプーリ11,12も取り外す必要はない。
斯くて、本実施例によれば、修理等のために吸
気マニホルド23を取り外すとき、簡単に吸気マ
ニホルド23を取り外すことが出来る、という効
果を奏する。
また、本実施例では、小片部42は弾発能のあ
る樹脂63を介して本体部41に連結されるの
で、本体部41の振動が小片部41に伝達される
ことが少なくなり、小片部41の膜振動を低減す
ることが出来る。従つて、騒音を小さくすること
が出来る、という効果も奏する。
以上、本考案の特定の実施例について説明した
が、本考案はこの実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲内において種々の実
施態様が包含されるものである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、修理等のために吸気マニホル
ドを取り外すとき、簡単に吸気マニホルドを取り
外すことが出来る、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例に係るタイミング
ベルトカバー構造の分解斜視図、第2図は、本考
案の一実施例に係るエンジンの正面図、第3図
は、第2図の−断面図、第4図は、第3図の
吸気マニホルドの斜視図、第5図は、従来のタイ
ミングベルトカバー構造が備えられているエンジ
ンの正面図、第6図は、第5図の−断面図、
第7図は、従来のタイミングベルトカバー構造の
分解斜視図である。 1……第1のタイミングベルトカバー、2……
タイミングベルト、14……シリンダヘツド、1
5……アイドラプーリ、18……第1のタイミン
グベルトカバーの貫通孔、22……第2のタイミ
ングベルトカバー、23……吸気マニホルド、2
4……冷却水排出部材、25……タイミングベル
ト収納室、30……第2のタイミングベルトカバ
ーの貫通孔、41……本体部、42……小片部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 タイミングベルトを覆う第1のタイミングベル
    トカバーと、エンジンのシリンダヘツドに固定さ
    れている第2のタイミングベルトカバーとを有
    し、前記第1のタイミングベルトカバーの周縁と
    前記第2のタイミングベルトカバーの周縁とが連
    結されることにより、前記第1のタイミングベル
    トカバーと前記第2のタイミングベルトカバーと
    で前記タイミングベルトを収納するタイミングベ
    ルト収納室が形成されており、前記第1のタイミ
    ングベルトカバーと前記第2のタイミングベルト
    カバーとには貫通孔が穿設されており、吸気マニ
    ホルドに固定されていてエンジンの冷却水をラジ
    エータに送給するための冷却水排出部材が前記貫
    通孔に貫通されており、該冷却水排出部材には前
    記タイミングベルトに当接して回転するアイドラ
    プーリが取り付けられているタイミングベルトカ
    バー構造において、 前記第2のタイミングベルトカバーは前記シリ
    ンダヘツドに固定されていてカムシヤフトを回転
    可能に貫通している本体部と、該本体部に脱着可
    能に取り付けられている小片部とから構成されて
    おり、前記本体部と前記小片部とは前記貫通孔を
    中心にして上下方向に分割可能とされていること
    を特徴とするタイミングベルトカバー構造。
JP14239886U 1986-09-17 1986-09-17 Expired - Lifetime JPH0511322Y2 (ja)

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