JPH05113085A - 遮光フイルム - Google Patents

遮光フイルム

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JPH05113085A
JPH05113085A JP3299518A JP29951891A JPH05113085A JP H05113085 A JPH05113085 A JP H05113085A JP 3299518 A JP3299518 A JP 3299518A JP 29951891 A JP29951891 A JP 29951891A JP H05113085 A JPH05113085 A JP H05113085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
layer
light
shielding film
agent layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3299518A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kishida
広史 岸田
Masashi Takahashi
正史 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剥離紙を介さずにロール状に巻き取ってもス
ムーズに巻き出すことのできる遮光フィルムを提供す
る。 【構成】 アルミ蒸着膜3を施した基材フィルム2にお
ける基材フィルム面側に粘着剤層6を設け、アルミ蒸着
面側に離型剤層5を設ける。アルミ蒸着膜3と離型剤層
5の間に文字や絵柄を印刷してなるインキ層4を必要に
応じて設ける。遮光フィルム1をロール状に巻き取って
も、粘着剤層6と離型剤層3が面するのでフィルム1同
士がくっ付くことがないので、ラップカートンのような
ケースに入れて使用する場合にスムーズに巻き出せる。
基材フィルム2と粘着剤層6の間にインキ層4を設けて
もよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両におけ
る窓ガラスに取り付けて使用する遮光フィルムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両を特に夏場に露天に駐車
しておくと、強烈な日差しを受けてすぐには運転できな
いほど室内温度が上昇するが、この日差しを遮ることで
室内温度が上昇するのを防止するために、例えば、自己
粘着性プラスチックフィルムの片面に遮光層を設けてな
る遮光フィルムが知られている(実開昭55−1456
86号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で挙げた遮光フィルムは、窓ガラス等への貼着と剥
ぎ取りが容易であるという利点はあるものの、例えばこ
れをロール状巻フィルムとして簡易ケースに収納した形
態で使用する場合には、粘着面同士がくっ付いて巻き出
せなくなるのを防ぐために、フィルムの間に剥離紙を積
層して巻き取らなければならないという問題点があっ
た。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、剥離紙を
介さずにロール状に巻き取ってもスムーズに巻き出すこ
とのできる遮光フィルムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の遮光フィルムは、アルミ蒸着膜を施した基
材フィルムにおける基材フィルム面側に粘着剤層を設け
るとともに、アルミ蒸着面側に離型剤層を設けたことを
特徴としている。
【0006】そして、装飾効果を持たせるために、上記
アルミ蒸着膜と上記離型剤層の間にインキ層を設けた構
成としてもよいし、或いは、上記基材フィルムと上記粘
着剤層の間にインキ層を設けた構成としてもよいもので
ある。
【0007】
【作用】上記構成からなる遮光フィルムをロール状に巻
いた場合、粘着剤層と離型剤層が面した状態となるので
フィルム同士が互いにくっ付くのが防止される。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る遮光フィルムの一実施例
を示す断面図である。同図に示すように、遮光フィルム
1は、ポリエステルフィルムからなる基材フィルム2の
片面に真空蒸着によりアルミ蒸着膜3が形成され、この
アルミ蒸着膜3上に文字や絵柄を形成するインキ層4が
印刷され、さらにそのインキ層4を覆うようにしてアル
ミ蒸着膜3上にシリコン系樹脂をコーティングしてなる
離型剤層5が設けられており、一方、基材フィルム2の
反対側には低粘着力の粘着剤層6が設けられている。
【0009】上記構成からなる遮光フィルム1は、例え
ばインキ層4が外側から見える状態で紙筒にロール状に
巻き取られ、図2に示すようにラップカートンの如き板
紙製のケース7に収納されて商品とされる。このように
巻き取った状態では粘着剤層6が離型剤層5と面した状
態になるので遮光フィルム1同士がくっ付くことがな
い。
【0010】図2に例示したケース7は、上部に開口8
を有しこの開口8を開閉する蓋体9とその先端に掩蓋片
10を備えるとともに、前側壁11の上部にカッター1
2を備えたタイプのものであり、遮光フィルム1の使用
時においては、図3に示すように、開口8から遮光フィ
ルム1を引き出して、カッター12により必要な長さだ
け切断して使用するようになっている。この場合、遮光
フィルム1を車両等の窓ガラスに貼り付ける方法は任意
であるが、例えば、引き出した遮光フィルム1の端部を
車両等の窓ガラスにその粘着剤層6により固定し、順次
引き出しながら窓ガラスの全面に貼り付け、最後にカッ
ター12により切断して端部付近を貼り付けるようにす
ると上手く貼着することができる。そして、この遮光フ
ィルム1は使用後に廃棄されるもので、いわゆる使い捨
てである。
【0011】上記遮光フィルム1は、夏場にあって車両
を屋外に駐車する時に、例えばフロントガラスに貼り付
けて使用される。また、日差しの方向によっては、フロ
ントガラス以外の窓ガラスに貼り付けるようにしてもよ
いものである。この場合、窓ガラスの外側に貼り付ける
ことによりインキ層4による文字や絵柄が見える状態と
なる。
【0012】また、上記遮光フィルム1は、冬場におけ
る霜付着の防止にも使用することができる。すなわち、
夜にフロントガラスに貼っておくようにすれば、霜が降
りてもフロントガラスに直に霜が付着することなくフィ
ルム1に付着するので、運転する前にフィルム1を剥が
すことで容易に霜を除去することが可能である。
【0013】図4は本発明に係る遮光フィルムの他の実
施例を示す断面図である。本実施例の遮光フィルム1
は、基材フィルム2の片面にアルミ蒸着膜3が形成さ
れ、その上に離型剤層5が設けられており、一方、基材
フィルム2の反対側にはインキ層4が印刷され、さらに
そのインキ層4を覆うようにして基材フィルム2上に粘
着剤層6が設けられている。
【0014】この遮光フィルム1の使用方法も先の実施
例のものと同様であるが、窓ガラスの内側に貼り付ける
ことによりインキ層4による文字や絵柄が車両の外側か
ら見える状態となる。
【0015】なお、アルミ蒸着膜3と離型剤層5の間及
び基材フィルム2と粘着剤層6の間にそれぞれインキ層
4を設けるようにしてもよく、このように両サイドにイ
ンキ層4を設けておけば、窓ガラスの内側或いは外側の
いずれに貼着した場合でも車両の外側から文字や絵柄が
見えるようになる。また、装飾を考えなければインキ層
4は必ずしも設ける必要のないものである。
【0016】基材フィルム2としては、上記のポリエス
テルフィルムが好適ではあるが、ポリプロピレンフィル
ム、ナイロンフィルムなど柔軟性を有する任意のフィル
ムを使用してもよい。
【0017】また、ロール状に巻いた遮光フィルム1を
収納するケースとしては、上記したケース7に限るもの
ではなく、どのタイプのラップカートンを適用してもよ
いことはいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遮光フィ
ルムは、アルミ蒸着膜を施した基材フィルムにおける基
材フィルム面側に粘着剤層を設けるとともに、アルミ蒸
着面側に離型剤層を設けたので、巻き取ってロール状と
した状態でもフィルム同士がくっ付くことがないことか
ら、従来のように剥離紙を積層して巻き取らなくてもス
ムーズに巻き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遮光フィルムの一実施例を示す断
面図である。
【図2】ロール状に巻いた遮光フィルムをケースととも
に示す斜視図である。
【図3】遮光フィルムをケースから取り出す状態を示す
斜視図である。
【図4】本発明に係る遮光フィルムの他の実施例を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 遮光フィルム 2 基材フィルム 3 アルミ蒸着膜 4 インキ層 5 離型剤層 6 粘着剤層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ蒸着膜を施した基材フィルムにお
    ける基材フィルム面側に粘着剤層を設けるとともに、ア
    ルミ蒸着面側に離型剤層を設けたことを特徴とする遮光
    フィルム。
  2. 【請求項2】 前記アルミ蒸着膜と前記離型剤層の間に
    インキ層を設けたことを特徴とする請求項1記載の遮光
    フィルム。
  3. 【請求項3】 前記基材フィルムと前記粘着剤層の間に
    インキ層を設けたことを特徴とする請求項1記載の遮光
    フィルム。
JP3299518A 1991-10-21 1991-10-21 遮光フイルム Pending JPH05113085A (ja)

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