JPH05112844A - 耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼管 - Google Patents
耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼管Info
- Publication number
- JPH05112844A JPH05112844A JP27236391A JP27236391A JPH05112844A JP H05112844 A JPH05112844 A JP H05112844A JP 27236391 A JP27236391 A JP 27236391A JP 27236391 A JP27236391 A JP 27236391A JP H05112844 A JPH05112844 A JP H05112844A
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- carbon dioxide
- corrosion resistance
- dioxide corrosion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 炭酸ガスを含む天然ガスや原油等の輸送に好
適な炭酸ガス腐食性に優れる鋼管の開発。 【構成】 重量%において、C:0.25%以下、Si:0.01
〜0.50%、Mn: 0.1〜 2.0%、P:0.03%以下、S:0.
01%以下、Cr:0.25〜 1.0%、Al:0.01〜0.10%、Cu:
0.5%以下、Ni: 1.0以下、Mo: 1.0以下を含み、さら
に必要に応じて、Ti: 0.2%以下、Nb: 0.2%以下、
V: 0.2%以下、B: 0.005%以下、Zr: 0.2%以下、
Ca: 0.006%以下のうち1種又は2種以上を含有し、残
部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼管であって、か
つ該鋼管内表面に 100μm以上の脱炭層を有する鋼管。
適な炭酸ガス腐食性に優れる鋼管の開発。 【構成】 重量%において、C:0.25%以下、Si:0.01
〜0.50%、Mn: 0.1〜 2.0%、P:0.03%以下、S:0.
01%以下、Cr:0.25〜 1.0%、Al:0.01〜0.10%、Cu:
0.5%以下、Ni: 1.0以下、Mo: 1.0以下を含み、さら
に必要に応じて、Ti: 0.2%以下、Nb: 0.2%以下、
V: 0.2%以下、B: 0.005%以下、Zr: 0.2%以下、
Ca: 0.006%以下のうち1種又は2種以上を含有し、残
部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼管であって、か
つ該鋼管内表面に 100μm以上の脱炭層を有する鋼管。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炭酸ガスを含むガス(天
然ガス等)や原油等の掘削や輸送に使用して好適な炭酸
ガス腐食性に優れる鋼管に関するものである。
然ガス等)や原油等の掘削や輸送に使用して好適な炭酸
ガス腐食性に優れる鋼管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来炭酸ガスを含む原油、天然ガスを輸
送するパイプラインでは炭酸ガス腐食を防ぐためにイン
ヒビター(主としてアミン系)を搬送物中に添加して使
用してきた。しかし、インヒビターは必ずしもパイプラ
インの全ての場所で効率良く働かないこと、またインヒ
ビター注入装置にトラブルが発生したときなどに充分な
対応ができないなどの問題が多い。
送するパイプラインでは炭酸ガス腐食を防ぐためにイン
ヒビター(主としてアミン系)を搬送物中に添加して使
用してきた。しかし、インヒビターは必ずしもパイプラ
インの全ての場所で効率良く働かないこと、またインヒ
ビター注入装置にトラブルが発生したときなどに充分な
対応ができないなどの問題が多い。
【0003】材料そのものの耐食性を向上させる手段と
してはステンレス鋼あるいは高合金鋼を用いることはで
きるが、高価なこと、あるいは硫化水素が混ざった場合
に硫化物応力腐食われを生じるなどの問題がある。一
方、耐炭酸ガス腐食性を向上させる元素としてはCrがあ
り、Cr添加による油井管は、例えば特開昭 55-128566号
公報で、あるいはCr添加によるラインパイプは、例えば
特開昭56-93856号公報、特開昭 55-158253号公報などで
開示されている。しかし、Crの添加は溶接性の低下など
を引き起こすため、例えばラインパイプ等では1%を越
えると現地での円周溶接性が著しく低下する。
してはステンレス鋼あるいは高合金鋼を用いることはで
きるが、高価なこと、あるいは硫化水素が混ざった場合
に硫化物応力腐食われを生じるなどの問題がある。一
方、耐炭酸ガス腐食性を向上させる元素としてはCrがあ
り、Cr添加による油井管は、例えば特開昭 55-128566号
公報で、あるいはCr添加によるラインパイプは、例えば
特開昭56-93856号公報、特開昭 55-158253号公報などで
開示されている。しかし、Crの添加は溶接性の低下など
を引き起こすため、例えばラインパイプ等では1%を越
えると現地での円周溶接性が著しく低下する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は炭酸ガスを含
む環境で使用されるパイプの耐炭酸ガス腐食性を向上さ
せた鋼管を提供することを目的とするものである。
む環境で使用されるパイプの耐炭酸ガス腐食性を向上さ
せた鋼管を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は重量%におい
て、C:0.25%以下、Si:0.01〜0.50%、Mn: 0.1〜
2.0%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:0.25〜
1.0%、Al:0.01〜0.10%を含み、さらに残部がFeおよ
び不可避的不純物からなる鋼管であって、かつ該鋼管内
表面に 100μm以上の脱炭層を有する耐炭酸ガス腐食性
に優れる鋼管であり、また本発明は重量%において、
C:0.25%以下、Si:0.01〜0.50%、Mn: 0.1〜 2.0
%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:0.25〜 1.0
%、Al:0.01〜0.10%を含み、さらにCu: 0.5%以下、
Ni: 1.0%以下、Mo: 1.0%以下、Ti: 0.2%以下、N
b: 0.2%以下、V: 0.2%以下、B: 0.005%以下、Z
r: 0.2%以下、Ca: 0.006%以下のうち1種又は2種
以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる
鋼管であって、かつ該鋼管内表面に 100μm以上の脱炭
層を有する耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼管である。
て、C:0.25%以下、Si:0.01〜0.50%、Mn: 0.1〜
2.0%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:0.25〜
1.0%、Al:0.01〜0.10%を含み、さらに残部がFeおよ
び不可避的不純物からなる鋼管であって、かつ該鋼管内
表面に 100μm以上の脱炭層を有する耐炭酸ガス腐食性
に優れる鋼管であり、また本発明は重量%において、
C:0.25%以下、Si:0.01〜0.50%、Mn: 0.1〜 2.0
%、P:0.03%以下、S:0.01%以下、Cr:0.25〜 1.0
%、Al:0.01〜0.10%を含み、さらにCu: 0.5%以下、
Ni: 1.0%以下、Mo: 1.0%以下、Ti: 0.2%以下、N
b: 0.2%以下、V: 0.2%以下、B: 0.005%以下、Z
r: 0.2%以下、Ca: 0.006%以下のうち1種又は2種
以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる
鋼管であって、かつ該鋼管内表面に 100μm以上の脱炭
層を有する耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼管である。
【0006】なお、本発明におけるC含有量は脱炭層を
も含む鋼管全体の平均C含有量である。
も含む鋼管全体の平均C含有量である。
【0007】
【作用】まず本発明の鋼管の成分の限定理由を述べる。 C:0.25%以下 Cは強度を上げる元素として必要であるが、0.25%を超
えると溶接部の靱性を損なうので0.25%以下とした。
えると溶接部の靱性を損なうので0.25%以下とした。
【0008】Si:0.01〜0.50% Siは脱酸上必要な元素であるが、0.01%に満たない場合
は脱酸効果がなく、0.50%を超すと鋼の靱性を劣化させ
るので0.01〜0.50%の範囲に限定した。 Mn: 0.1〜 2.0% Mnは強度を確保する上で必要であり 0.1%以上の添加が
必要であるが、 2.0%を超えると靱性および溶接性が劣
化するので 0.1〜 2.0%の範囲に限定した。
は脱酸効果がなく、0.50%を超すと鋼の靱性を劣化させ
るので0.01〜0.50%の範囲に限定した。 Mn: 0.1〜 2.0% Mnは強度を確保する上で必要であり 0.1%以上の添加が
必要であるが、 2.0%を超えると靱性および溶接性が劣
化するので 0.1〜 2.0%の範囲に限定した。
【0009】P:0.03%以下 Pは有害な不純物元素であり、また偏析して中心偏析の
形成を促進するので少ない方がよいが、製造コストとの
関係で0.03%以下とした。 S:0.01%以下 Sは靱性および耐食性を劣化させるので少ない方がよい
が、製造コストとの関係で0.01%以下とした。
形成を促進するので少ない方がよいが、製造コストとの
関係で0.03%以下とした。 S:0.01%以下 Sは靱性および耐食性を劣化させるので少ない方がよい
が、製造コストとの関係で0.01%以下とした。
【0010】Cr:0.25〜 1.0% Crは耐炭酸ガス腐食性を著しく向上させ、0.25%以上の
添加でその効果が顕著になるが、 1.0%を超えて添加し
ても添加量に見合うほどの効果は見られず、かつ鋼の機
械的性質及び溶接性(特に現地での円周溶接性)を低下
させるので 1.0%以下とした。
添加でその効果が顕著になるが、 1.0%を超えて添加し
ても添加量に見合うほどの効果は見られず、かつ鋼の機
械的性質及び溶接性(特に現地での円周溶接性)を低下
させるので 1.0%以下とした。
【0011】Al:0.01〜0.10% Alは脱酸上必要であるが、0.01%未満ではその効果がな
く、0.10%を超すと結晶粒の粗大化を引き起こして材質
を劣化させるなど好ましくないので0.01〜0.10%の範囲
に限定した。 Cu: 0.5%以下 Cuは強度を上げる効果があり、かつ微量の硫化水素が含
まれる環境に曝されると皮膜を形成し、鋼の腐食性を向
上させる効果があり、必要に応じて添加できるが、 0.5
%を超えての添加は耐炭酸ガス腐食性が劣化するので
0.5%以下とした。
く、0.10%を超すと結晶粒の粗大化を引き起こして材質
を劣化させるなど好ましくないので0.01〜0.10%の範囲
に限定した。 Cu: 0.5%以下 Cuは強度を上げる効果があり、かつ微量の硫化水素が含
まれる環境に曝されると皮膜を形成し、鋼の腐食性を向
上させる効果があり、必要に応じて添加できるが、 0.5
%を超えての添加は耐炭酸ガス腐食性が劣化するので
0.5%以下とした。
【0012】Ni: 1.0%以下 NiもCuと同様強度を上げ、かつ靱性を向上させる働きが
あり、必要に応じて添加できるが、 1.0%を超えて添加
してもあまり性能の向上はみられず、かつ経済的でもな
いため、 1.0%以下とした。 Mo: 1.0%以下 Ti: 0.2%以下 Nb: 0.2%以下 V: 0.2%以下 B: 0.005%以下 上記の元素はいずれも強度を上げるのに効果があり、必
要に応じて添加できるが、いずれも夫々の上限を超える
と靱性の低下を引き起こすので上記のように限定した。
あり、必要に応じて添加できるが、 1.0%を超えて添加
してもあまり性能の向上はみられず、かつ経済的でもな
いため、 1.0%以下とした。 Mo: 1.0%以下 Ti: 0.2%以下 Nb: 0.2%以下 V: 0.2%以下 B: 0.005%以下 上記の元素はいずれも強度を上げるのに効果があり、必
要に応じて添加できるが、いずれも夫々の上限を超える
と靱性の低下を引き起こすので上記のように限定した。
【0013】Zr: 0.2%以下 Ca: 0.006%以下 Zr、Caは介在物の形態制御に効果があり、微量の硫化水
素が存在する場合の水素誘起われを防止するのに効果が
あり、必要に応じて添加できるが、いずれも上限を超え
て添加すると靱性の劣化を引き起こすので上記のように
限定した。
素が存在する場合の水素誘起われを防止するのに効果が
あり、必要に応じて添加できるが、いずれも上限を超え
て添加すると靱性の劣化を引き起こすので上記のように
限定した。
【0014】次に鋼管内面の脱炭層の厚さであるが、こ
の脱炭層は耐腐食性に優れ、特にその厚さが 100μm 以
上になると腐食速度が小さくなり実用に供することがで
きるので、100 μm 以上とした。
の脱炭層は耐腐食性に優れ、特にその厚さが 100μm 以
上になると腐食速度が小さくなり実用に供することがで
きるので、100 μm 以上とした。
【0015】
【実施例】Cレベルを変えた従来鋼にCr量を変化させて
添加し、さらに脱炭層を形成させて耐食性を調査した。
供試材の化学組成を表1に示す。供試材の機械的性質は
表2中に示す。これらの鋼から5mm×50mm×100mm の試
験片を採取し、露点 900℃の大気雰囲気中で夫々表2に
示す脱炭層厚さになるように処理時間を制御して脱炭処
理を行った後、腐食試験を供した。試験条件は人工海水
中、炭酸ガス分圧 0.1MPa、温度50℃、流速1m/secで
ある。試験装置の模式図を図1に示す。試験時間は1ヵ
月とし、試験後重量測定によって全面腐食速度を求め
た。その結果、本発明鋼は全て全面腐食速度が1.5mm/yr
以下である。一方比較鋼15, 16, 17, 19, 21 のように
Cr量が0.25%以下であれば腐食速度は大きい。また、1
8, 20のようにCr量が0.25%以上あっても 100μm 以上
の脱炭層がなければ同じCr量を含んだ鋼に比べて 1.2倍
以上の腐食量を示す。
添加し、さらに脱炭層を形成させて耐食性を調査した。
供試材の化学組成を表1に示す。供試材の機械的性質は
表2中に示す。これらの鋼から5mm×50mm×100mm の試
験片を採取し、露点 900℃の大気雰囲気中で夫々表2に
示す脱炭層厚さになるように処理時間を制御して脱炭処
理を行った後、腐食試験を供した。試験条件は人工海水
中、炭酸ガス分圧 0.1MPa、温度50℃、流速1m/secで
ある。試験装置の模式図を図1に示す。試験時間は1ヵ
月とし、試験後重量測定によって全面腐食速度を求め
た。その結果、本発明鋼は全て全面腐食速度が1.5mm/yr
以下である。一方比較鋼15, 16, 17, 19, 21 のように
Cr量が0.25%以下であれば腐食速度は大きい。また、1
8, 20のようにCr量が0.25%以上あっても 100μm 以上
の脱炭層がなければ同じCr量を含んだ鋼に比べて 1.2倍
以上の腐食量を示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【発明の効果】本発明の鋼材を用いることにより、炭酸
ガスを含む環境で腐食速度を低下させることが明らかに
なった。
ガスを含む環境で腐食速度を低下させることが明らかに
なった。
【図1】炭酸ガス腐食試験装置の模式図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 重量%において、C:0.25%以下、Si:
0.01〜0.50%、Mn:0.1〜 2.0%、P:0.03%以下、
S:0.01%以下、Cr:0.25〜 1.0%、Al:0.01〜0.10%
を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物から成る鋼管
であって、かつ該鋼管内表面に 100μm以上の脱炭層を
有することを特徴とする耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼
管。 - 【請求項2】 重量%において、C:0.25%以下、Si:
0.01〜0.50%、Mn:0.1〜 2.0%、P:0.03%以下、
S:0.01%以下、Cr:0.25〜 1.0%、Al:0.01〜0.10%
を含み、さらに、Cu: 0.5%以下、Ni: 1.0%以下、M
o: 1.0%以下、Ti: 0.2%以下、Nb: 0.2%以下、
V: 0.2%以下、B: 0.005%以下、Zr: 0.2%以下、
Ca: 0.006%以下のうち1種又は2種以上を含有し、残
部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼管であって、か
つ該鋼管内表面に 100μm以上の脱炭層を有することを
特徴とする耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27236391A JPH05112844A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27236391A JPH05112844A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05112844A true JPH05112844A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17512843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27236391A Pending JPH05112844A (ja) | 1991-10-21 | 1991-10-21 | 耐炭酸ガス腐食性に優れる鋼管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05112844A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0674013A2 (en) * | 1994-03-22 | 1995-09-27 | Nippon Steel Corporation | Steel plate having excellent corrosion resistance and sulfide stress cracking resistance |
US6217676B1 (en) * | 1997-09-29 | 2001-04-17 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Steel for oil well pipe with high corrosion resistance to wet carbon dioxide and seawater, and a seamless oil well pipe |
CN102071366A (zh) * | 2011-02-25 | 2011-05-25 | 上海海隆石油管材研究所 | 一种适用于腐蚀酸性环境下的高韧性钻杆及其加工方法 |
WO2013119980A1 (en) * | 2012-02-08 | 2013-08-15 | Chevron U.S.A. Inc. | Equipment for use in corrosive environments and methods for forming thereof |
CN114107810A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-03-01 | 江苏科技大学 | 一种抗二氧化碳腐蚀的低合金材料及其制备方法与应用 |
-
1991
- 1991-10-21 JP JP27236391A patent/JPH05112844A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0674013A2 (en) * | 1994-03-22 | 1995-09-27 | Nippon Steel Corporation | Steel plate having excellent corrosion resistance and sulfide stress cracking resistance |
EP0674013A3 (en) * | 1994-03-22 | 1996-05-01 | Nippon Steel Corp | Steel plate with improved corrosion resistance and with improved sulfur induced stress corrosion cracking resistance. |
US5817275A (en) * | 1994-03-22 | 1998-10-06 | Nippon Steel Corporation | Steel plate having excellent corrosion resistance and sulfide stress cracking resistance |
US6217676B1 (en) * | 1997-09-29 | 2001-04-17 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Steel for oil well pipe with high corrosion resistance to wet carbon dioxide and seawater, and a seamless oil well pipe |
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WO2013119980A1 (en) * | 2012-02-08 | 2013-08-15 | Chevron U.S.A. Inc. | Equipment for use in corrosive environments and methods for forming thereof |
US9352369B2 (en) | 2012-02-08 | 2016-05-31 | Chevron U.S.A. Inc. | Equipment for use in corrosive environments and methods for forming thereof |
CN114107810A (zh) * | 2021-11-12 | 2022-03-01 | 江苏科技大学 | 一种抗二氧化碳腐蚀的低合金材料及其制备方法与应用 |
CN114107810B (zh) * | 2021-11-12 | 2022-07-22 | 江苏科技大学 | 一种抗二氧化碳腐蚀的低合金材料及其制备方法与应用 |
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