JPH0511267Y2 - - Google Patents

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JPH0511267Y2
JPH0511267Y2 JP10549287U JP10549287U JPH0511267Y2 JP H0511267 Y2 JPH0511267 Y2 JP H0511267Y2 JP 10549287 U JP10549287 U JP 10549287U JP 10549287 U JP10549287 U JP 10549287U JP H0511267 Y2 JPH0511267 Y2 JP H0511267Y2
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frame
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はエレベータの釣合い錘に関するもの
である。
〔従来の技術〕
第8図ないし第11図は実開昭52−40466号公
報に記載された釣合い錘と近似する従来のエレベ
ータの釣合い錘を示す。第8図ないし第11図に
おいて、1は鋼材が口字状に組み立てられた枠
体、2は枠体1の両側に配置された断面チヤンネ
ル状の側枠、7,8は枠体1の上,下枠であり、
上記側枠1は縦通溝2aの開口が内向きに対向し
て配設され、側辺2bの一方に側枠2の長手方向
に沿う多数の貫通孔2cがそれぞれ形成されてい
る。3は枠体1内に多数個が積重ねられた単位錘
であり、単位錘3は両端部がそれぞれ側枠2の縦
通溝2aにこれらの長手方向すなわち、上下方向
に移動可能に係合されている。4は平板状の垂直
な取付け部4aの下端から直角に水平な押付け部
4bが屈曲された押さえ金具であり、押さえ金具
4は縦通溝3a内に収容され、上記貫通孔2cの
適宜のものに挿通された締結ボルト5によつて側
枠2に締結されている。6は押さえ金具4の押付
け部4bにねじ込まれた押付けボルトである。そ
して、押さえ金具4の押付け部4bが単位錘3の
最上面の上方に対向して配置され、押付けボルト
6によつて単位錘3の最上面が上方から押付けら
れて、単位錘3の上方への変位が阻止されてい
る。なお、第8図中9は枠体1の上枠7に連結さ
れたエレベータの主索、10は枠体1を支持案内
するガイドレールである。
以上のように構成された釣合い錘は、単位錘3
の数に応じて押さえ金具4を側枠2の長手方向の
適所に位置させ、所要の貫通孔2cを選択して締
結ボルト5を挿通して取付け部4aを締結し、ま
た押付けボルト5を回して軸方向に移動させるこ
とで、これらのボルト5の先端で単位錘3の最上
面を適切な押圧力で押付けている。なお、第8図
ないし第11図に示す釣合い錘では1個の押さえ
金具4に対し2本づつ締結ボルト5を用いている
が、実開昭52−40466号公報に示された釣合い錘
では1個の押さえ金具に対し1本の締結ボルトを
用いている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のエレベータの釣合い錘は、以上のように
構成され、押さえ金具4の側枠2に締結する取付
け部4aが平板状であり、1個の押さえ金具4を
1本のボルト5で側枠2に締結するものでは、ボ
ルト5の軸回り押さえ金具4が回動し、締結作業
がしにくい上に押さえた金具4が傾いた状態で側
枠2に固定されるという問題点があつた。また、
1個の押さえ金具4の取付け部4aを2本のボル
ト5で側枠2に締結するものでは、締結作業に時
間がかかり、側枠2に設ける貫通孔2cが多くな
つて加工が面倒になり、ボルト5の使用本数も多
くなり、高価になつてしまうという問題点があつ
た。
この考案は上記のような問題点を解決するため
になされたもので、1個の押さえ金具を1本のボ
ルトで側枠に締結するものでありながら、上記押
さえ金具を傾くことなく側枠に固定でき、押さえ
金具の締結作業が容易に作業性よくできるエレベ
ータの釣合い錘を得ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るエレベータの釣合い錘は、押さ
え金具の取付け部を2辺に屈曲させ、これらの2
辺を枠体の側枠の屈曲した2辺の内面にそれぞれ
を面接触させ、1本の締結ボルトによつて上記取
付け部を上記側枠に締結したものである。
〔作用〕
この考案におけるエレベータの釣合い錘は、押
さえ金具の取付け部を構成する屈曲した2辺を側
枠の屈曲した2辺の内面にそれぞれ面接触させた
ので、1本の締結ボルトによつて上記取付け部を
側枠に締結しても、押さえ金具が締結ボルトの軸
回り回動せず、また押さえ金具が傾いた状態で側
枠に固定されることもなく、更に2本の締結ボル
トを用いるものに比べ、締結ボルトの本数および
側枠に設ける貫通孔の加工数を半分にすることが
できる。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第3
図について説明する。
第1図ないし第3図において、第8図乃至第1
1図と同一符号は相当部分を示し、4c,4dは
押さえ金具4の垂直な取付け部4aを構成する2
辺であり、これらの2辺4cと4dは直角に屈曲
して側枠2の側辺2bと側辺2bに対し直角に屈
曲している底辺2cの内面にそれぞれ面接触させ
てあり、押さえ金具4の取付け部4aの一方の辺
4cが1本の締結ボルト5によつて側枠2の側辺
2bに締結され、一方の辺4cと押付けボルト6
をねじ嵌合させた水平な押付け部4bとが一体に
形成されている。また側辺2bに形成した貫通孔
2cは従来のものの貫通孔に比べ相互間隔を大き
くして半分の数だけにしてある。なお、この実施
例の上述した以外の構成は第8図ないし第11図
に示す従来の釣合い錘と同様である。
第4図乃至第7図はこの考案の他の実施例を示
す。第4図乃至第7図において、第1図乃至第3
図と同一符号は相当部分を示し、単位錘3は中間
部が一側方に突出し、この突条部3aと対向する
他側部には1本のガイドレール(図示せず)が通
る凹部3bが形成され、押さえ金具4の垂直な取
付け部4aの一辺4cが締結ボルト5とナツト5
aで側枠2の側辺2bに締結され、押さえ金具4
の一辺4cには水平な押付け部を構成するねじブ
ロツク4eが溶接固定され、ねじブロツク4eに
押付けボルト6がねじ嵌合されている。なお、こ
の実施例の上述した以外の構成は第1図ないし第
3図に示す釣合い錘と同様である。
そして、この実施例では押付けボルト6が単位
錘3を釣合い錘の前後方向に重心Gと対応する位
置で押付けていることにより、1本のガイドレー
ルで案内する構造の釣合い錘を、安定した状態で
確実に固定できる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、押さえ
金具の取付け部を2辺に屈曲させ、これらの2辺
を側枠の屈曲した2辺の内面にそれぞれ面接触さ
せたので、1辺の締結ボルトで押さえ金具の上記
取付け部を上記側枠に締結するだけでも、押付け
ボルトが締結ボルトの軸回りに回動せず、また押
さえ金具が傾いた状態で側枠に固定されることが
なく、更に2本の締結ボルトを用いるものに比
べ、締結ボルトの本数および側枠に設ける貫通孔
の加工数を半分にすることができ、従つて押さえ
金具の締結作業が容易に作業性よくできるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るエレベータ
の釣合い錘の一側部を示す部分正面図、第2図お
よび第3図は第1図の−線および−線に
沿う拡大断面図、第4図はこの考案の他の実施例
に係るエレベータの釣合い錘を示す概略斜視図、
第5図は第4図の釣合い錘の概略拡大水平断面
図、第6図は第5図部の拡大詳細図、第7図は
第6図の−線矢視断面図、第8図は従来のエ
レベータの釣合い錘を示す概略正面図、第9図は
第8図の部の拡大詳細図、第10図および第1
1図は第9図の−線および−線に沿
う拡大断面図である。 1……枠体、2……側枠、2b……側辺、2c
……貫通孔、2d……底辺、3……単位錘、4…
…押さえ金具、4a……取付け部、4b……押付
け部、4c,4d……取付け部の辺、5……締結
ボルト、6……押付けボルト。なお、図中同一符
号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側枠が両側に配置され口字状に組み立てられた
    枠体と、両端部がそれぞれ上記側枠に係合され上
    記枠体内に積重ねられた多数個の単位錘と、上記
    側枠にこれらの長手方向に沿つてそれぞれ配設さ
    れた多数の貫通孔と、上記貫通孔に挿通された締
    結ボルトによつて取付け部が上記側枠に締結され
    押付け部が上記単位錘の最上面に対向して配置さ
    れ単位錘の上方向への変位を阻止し更に阻止位置
    を側枠の長手方向に変位可能にする押さえ金具を
    備えたエレベータの釣合い錘において、押さえ金
    具の側枠に締結する上記取付け部を2辺に屈曲さ
    せ、これらの2辺を上記側枠の屈曲した2辺の内
    面にそれぞれ面接触させ、1本の上記締結ボルト
    によつて押さえ金具の取付け部を側枠に締結した
    ことを特徴とするエレベータの釣合い錘。
JP10549287U 1987-07-09 1987-07-09 Expired - Lifetime JPH0511267Y2 (ja)

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JP10549287U JPH0511267Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09

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JP10549287U JPH0511267Y2 (ja) 1987-07-09 1987-07-09

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JPS649972U JPS649972U (ja) 1989-01-19
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JPS649972U (ja) 1989-01-19

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