JPH01153815A - 直線運動用玉軸受 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は各種の産業機械に使用される直線運動用玉軸受
に関する。

（従来の技術） この種軸受においては、その直線状の軌道部材はその横
断面形状が各種形状の中実体をもって形成するか、或は
鋼板を塑性加工したチャンネル体をもって形成されるの
を一般とする。

（発明が解決しようとする問題点） そのため前者においては軌道部材の重量が嵩むと共にそ
の重量に耐えて、これを変形しないように支持するため
の支持手段が煩雑となる不都合を有し、又後者において
は軌道部材の剛性に欠けると共にこれにボールを介して
取付けらｈる摺動体の取付けに困難を来たす等の不都合
を有する。

本発明は、か＼る問題点を解決することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するための本発明の構成を実施例に対
応する第１〜４図を用いて説明すると本発明は、直線状
の軌道部材（１）にボール（３）を介して摺動体（２）
を摺動自在に取付けた直線運動用玉軸受において、前記
軌道部材（１）を横断面方形の中空体に形成すると共に
該中空体の両側面（ｌａ）　（ｌａ）の外方上部に前記
ボール（３）の誘導溝（４）を刻設したことを特徴とす
る。

（作　用） そして本発明は前記の手段により軌道部材（１）は中実
体のものに比し軽量に形成されると共にチャンネル体の
ものに比し剛性の高いものに形成されてその支持を容易
にし面も摺動体（２）は横断面コ字状に形成されてその
取付けが簡単となる。

（実施例） 以下図面につき本発明の詳細な説明すると（１）は軌道
部材、（２）は摺動体、（３）はボールを示し、軌道部
材（１）は横断面方形の中空体に形成すると共にその両
側面（ｌａ）　（ｌａ）の外方上部に前記ボール（３）
を誘導する誘導溝（４）を刻設し、又摺動体（２）は前
記軌道部材（１）の上面（ｌｂ）に対向する土壁（２ｂ
）と軌道部材（１）の両側面（ｌａ）　（ｌａ）に対向
する両側壁（２ａ）　（２ａ）とからなる横断面コ字状
に形成すると共にその両側壁（２ａ）　（２ａ）の内面
に前記誘導溝（４）と対向する誘導溝（５）を設けてこ
れら誘導溝（４）　（５）に嵌合するようにボール（３
）は、第１図〜第２図のものにおいては、これを有限長
さに配設されるように、軌道部材（１）と摺動体（２）
との間に嵌挿される横断面コ字状のリテーナ（６）に配
設させたが、第３図〜第４図のものにおいては、これを
無限長さに配設されるように摺動体（２）の両側’１！
　（２ａ）　（２ａ）には、その内部に、前記内面の誘
導溝〈５）と平行な誘導孔（Ｄを穿設すると共に、摺動
体（２）の両端には、これら誘導溝（５）と誘導孔（７
）とを両端部で連通ずる連通路を有する蓋体（８）（８
）を設けて、これら誘導溝（５）と誘導孔（７）と連通
路とに配設させた。

（発明の効果） このように本発明によるときは軌道部材（１）は、これ
を横断面方形の中空体に形成したものであるから軽量に
して剛性の高い軌道部材（１）を得ることができると共
にその軌道部材（１）の支持が容易となり、而もその中
空体の両側面の外方上部に、ボールの誘導溝（４）を刻
設したものであるから、誘導溝（４）は中空体の強度を
低下させることなく形成されると共にこれに対向する誘
導溝（５）を有する摺動体（２）の構成を簡単にするこ
とができる等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜面図、第２図は第１
図Ａ−Ａ線断面図、第３図は本発明の他の実施例を示す
斜面図、第４図は第３図Ｂ−Ｂ線断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 直線状の軌道部材にボールを介して摺動体を摺動自在に
   取付けた直線運動用玉軸受において、前記軌道部材を横
   断面方形の中空体に形成すると共に、該中空体の両側面
   の外方上部に前記ボールの誘導溝を刻設したことを特徴
   とする直線運動用玉軸受。