JPH05111946A - 加熱弁体を有する射出成形装置 - Google Patents

加熱弁体を有する射出成形装置

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JPH05111946A
JPH05111946A JP9972692A JP9972692A JPH05111946A JP H05111946 A JPH05111946 A JP H05111946A JP 9972692 A JP9972692 A JP 9972692A JP 9972692 A JP9972692 A JP 9972692A JP H05111946 A JPH05111946 A JP H05111946A
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JP
Japan
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valve body
gate
injection molding
valve
hole
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JP9972692A
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English (en)
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Jobst Ulrich Gellert
ジヨブスト、アルリツチ、ジエラート
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JOBST ULRICH GELLERT
Original Assignee
JOBST ULRICH GELLERT
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Publication date
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
    • B29C45/28Closure devices therefor
    • B29C45/2806Closure devices therefor consisting of needle valve systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
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    • B29C2045/274Thermocouples or heat sensors
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弁ゲート方式の射出成形装置において、細長
い弁体の前部先端をゲートに密着整合可能に充分加熱で
きるようにする。 【構成】 弁ゲート方式の射出成形装置は細長い弁体5
0を有し、この弁体50が各ノズル10に収容された一
体構造の電熱素子40を有して付加的加熱を行う。起動
機構は弁体後端部24に係合して、弁体50が後退して
ゲートを開く位置と前進してゲートを閉じる位置との間
で、この弁体後端部24を往復移動させる。弁体50が
ノズル10から後方に延びた頭部120を有する。加熱
素子40は頭部から取付け用スリーブ112の長孔11
8を貫いて外側方向に延びた外部端子72を有する。こ
のようにして給電線74を、固定ノズル10と起動機構
の固定シリンダ102の間の可動端子74に接近させて
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形に係り、特に加
熱弁体を有し、この弁体がこれに取り付けられた起動機
構によって駆動されて往復移動する構造の弁ゲート方式
の射出成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、射出成形装置のゲートの
区域の中における熱的特性は有効な操作を行うために極
めて重要である。弁ゲート用のある種の材料では、現用
の装置が良好なゲート開閉を行うことができず、その理
由が弁ピンすなわち弁体が冷却されるモールドの内部の
ゲートの中に充分に整合密着しないからであり、このこ
とは公知にされている。本願出願人の米国特許第4,1
25,352号明細書(特許付与日1978年11月1
4日)及び米国特許第4,406,609号明細書(特
許付与日1983年9月27日)に記載されているよう
に、初期には、上述の従来の技術の問題点を解決するた
めに、弁ピンの熱伝導を大幅に向上させて前部の先端を
それまでよりも強く加熱できるようにする試みが行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の装置
は、これを応用する場合に、条件によっては満足し得る
結果を得ることができたが、前部先端に伝達し得る熱量
が限定されるという欠点と、その装置を製造することが
困難であるという欠点があった。
【0004】また、一体構造の電熱素子を有する射出成
形装置の各種の固定形構成部材が提供されていることも
公知である。その例は本願出願人の米国特許第4,37
6,244号明細書(特許付与日1983年3月8日)
と、米国特許第4,820,147号明細書(特許付与
日1989年4月11日)と、米国特許第4,865,
535号明細書(特許付与日1989年9月12日)
と、本願出願人のカナダ特許出願(出願番号第2,03
2,728―6号、出願日1990年12月19日、発
明の名称「熱プロフィール可変な射出成形用プロー
ブ」)とに記載されている。しかしながら、これらの従
来の装置は、モールドの中の異なる固定ノズルの中でそ
れぞれ往復移動する多数の弁ピンに対して、電力を高い
信頼性で同時に供給する必要があるという点を解決すべ
き課題としていない。
【0005】このような事情に鑑みて、本発明が解決し
ようとする問題点は、上述の従来技術の欠点を少なくと
も部分的に解消するために、細長い形の弁体を有し、こ
の弁体の前部先端を充分に加熱することが出来る射出成
形装置を提供するという点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、その一態様において、次のような弁ゲ
ート方式の射出成形装置を提供する。すなわち、この射
出成形装置はモールドの中に収容されている加熱ノズル
を有し、このノズルが前端部と後端部と孔とを有し、こ
の孔がゲートと同心であって長軸方向に延び、このゲー
トがモールドを貫いてキャビテイまで延びる。この射出
成形装置が、さらに、細長い形の弁体を有し、この弁体
が前端部と被駆動形の後端部とを有し、この弁体がノズ
ルの内部の孔の中に挿入され、起動機構によって駆動さ
れて往復移動を行い、この往復移動を行う範囲が、この
弁体が後退してゲートを開く位置から、この弁体が前進
してゲートを閉じる位置までである。この射出成形装置
では、弁体の前端部がゲートの中に密着整合し、起動機
構がピストンを有し、このピストンがシリンダの中に取
り付けられて、弁体の後端部に操作可能の状態で係合
し、ノズルが溶融プラスチック材料通路を有し、この溶
融プラスチック材料通路が孔に接合されて、この孔の中
で弁体の周囲を巡るようにゲートまで延びている構造で
ある。この弁ゲート方式の射出成形装置において、弁体
が加熱素子を有し、この加熱素子が前端部及び後端部と
共に一体構造であって電気的に絶縁されているものであ
り、この加熱素子が長軸方向の前部と後部を有し、この
加熱素子の長軸方向の前部が弁体の中の中心を、弁体の
前端部に隣接する前端部まで延び、この加熱素子の後部
が前部から、弁体の後端部に隣接している外部電気端子
まで、外側方向に延びているような改良が施されている
ことを主要な特徴とするものである。
【0007】
【実施例】まず最初に、ノズル10を示す図1を参照し
て説明する。ノズル10は細長い形の鋼製のマニホール
ド14の側部12にボルト16で取り付けられており、
このマニホールド14は溶融プラスチック材料を分配す
るためのものである。ノズル10の中央には孔22があ
り、このノズル10の中央の孔22は後端部24から前
端部26まで、ゲート28と同一直線になるように長軸
方向に延び、このゲート28はモールド20を貫いてキ
ャビテイ30まで延びている。この形態では、ノズル1
0の前端部26が着脱可能の鋼製のゲート挿入部材32
を有し、この鋼製のゲート挿入部材32はノズル10の
前端部26の中に螺合されている。このゲート挿入部材
32はモールドに挿入され、このモールドに整合して、
ノズル10をゲート28と同一直線上になるように正確
に位置決めしている。このゲート挿入部材32にはさら
に中央の孔36があり、この中央の孔36は内側が滑ら
かなテーパ形であり、このテーパ形の内面は中央孔22
からノズル10を貫いてゲート28まで延びている。こ
の実施例では、図面には1つのノズルだけが記載されて
いる。改めて説明するまでもなく、この射出成形装置
は、通常の場合、マニホールド14に沿って装着された
数個のノズルを有し、このノズルは、本願出願人の米国
特許第4,979,892号明細書(特許日1990年
12月25日)に記載されているように、共通のキャビ
テイ30に溶融プラスチック材料を送り込むものであ
る。本発明の他の実施例では、多数のノズルがモールド
の中に取り付けられ、このノズルがそれぞれマニホール
ドから異なるキャビテイに溶融プラスチック材料を送り
込む。これと同様に、モールド20は、通常の場合、一
体の構造ではなく、容易に図示することができる多数の
異なる板状部材を有している。
【0008】鋼製のマニホールド14は電熱板38を用
いて加熱され、この電熱板38はこのマニホールド14
にボルトを用いて取り付けられており、ノズル10は電
熱素子40によって加熱され、この電熱素子40は本願
出願人の米国特許第4,768,283号明細書(特許
付与日は1988年9月6日)に記載されているように
ノズルの内部に一体構造になるように蝋付けされてい
る。モールド20は冷却水によって冷却され、この冷却
水は冷却管路42からポンプで送り込まれる。通常の場
合、加熱されるマニホールド14とノズル10は、この
マニホールド14とノズル10に隣接している冷却され
るモールド20から、断熱空間44によって分離されて
いる。この射出成形装置は溶融プラスチック材料の通路
46を有し、この溶融プラスチック材料の通路46はマ
ニホールドの中の長軸方向の孔48から分岐して、弁ピ
ンすなわち弁体50を取り囲むように延びており、この
弁体50は各ノズル10の中央の孔22の中に挿入され
て各ゲート28まで延びている。加圧された溶融プラス
チック材料は、成型機の中に収容されており、成型機の
入口(図示せず)から溶融プラスチック材料の通路46
を経由してマニホールドの長軸方向の孔48に送り込ま
れ、射出成形サイクルに基づいてキャビテイ30を満た
すものである。この射出成形サイクルについては以下に
詳細に説明する。
【0009】各ゲート28を通過する溶融プラスチック
材料の流れは細長い形の弁体50によって制御され、こ
の弁体50はノズル10の中央の孔22の中で往復移動
する。この弁体50が往復移動する範囲は、この弁体5
0が後退してゲートを開く位置から前進してゲートを閉
じる位置までである。細長い形の弁体50には駆動され
る後端部52と前部先端54とがあり、このチップ前部
先端54は弁体が前進してゲートを閉じる位置でゲート
28の中に密着整合する。図2により明瞭に示すよう
に、本発明に基づく弁体50は、さらに、電気的に絶縁
された加熱素子56を有する。この形態では、加熱素子
56はニッケルとクロムから成る抵抗線を有し、このニ
クロム線は、鋼製のケーシングの内部の耐火性粉末絶縁
材料、例えば酸化マグネシウム等を貫いて延びている。
この加熱素子56は長軸方向の前部64を有し、この加
熱素子の前部64は加熱素子の前端部66まで延び、こ
の加熱素子の前端部66は弁体の前端部54に隣接して
おり、この加熱素子はさらに後部68を有し、この加熱
素子の後部68は加熱素子の前部64から後端部70ま
で外側方向に延びており、この加熱素子の後端部70は
電気端子72の中にあり、この端子72は加熱素子の外
部に取り付けられている。この形態では、加熱素子の外
部に取り付けられている電気端子72は横方向外側に突
出して弁体50の後端部52に隣接し、この外部電気端
子72にはリード線74が挿入され、このリード線74
は外部電源(図示せず)に接続されている。加熱素子5
6は弁体50の内部に一体構造になるように蝋付けさ
れ、この蝋付けは真空炉の中で行われ、この加熱素子5
6はさらに多数の肉厚部分76を有し、この肉厚部分7
6は弁体50の前端部54に隣接している。弁体50の
後端部52はねじ孔78を有し、短い位置決めピン80
は外部電気端子72と対向した他の孔82から外側方向
に突出している。
【0010】鋼製の弁ブッシング84はボルト86を用
いてノズル10の後端部24に強固に固定され、また、
この弁ブッシング84には中央の孔88があり、この中
央の孔88を貫くように弁体50が延びている。図3に
最も良く示すように、この弁ブッシング84はシール用
スリーブ部分90を有し、このシール用スリーブ部分9
0は、ノズル10の中央の孔22の中に整合して、弁体
50の往復移動時における加圧された溶融プラスチック
材料の漏洩を防止する。シール用スリーブ部分90は直
径方向に長い形の面92を有し、この直径方向に長い面
92は、溶融プラスチック材料の通路46の横方向の部
分94の中を通ってきた溶融プラスチック材料の流れる
方向を、弁体50の周囲を巡って前方に流れるように規
制する。弁ブッシング84にも後方を向いたフランジ部
96があり、このフランジ部96にはテーパ形の外面9
8がある。
【0011】弁体50は起動機構に駆動されて長軸方向
に、この弁体50がゲートを開く位置からゲートを閉じ
る位置までの範囲を往復移動し、この起動機構はピスト
ン100を有し、このピストン100はシリンダ102
の中に取り付けられている。この形態では、シリンダ1
02は空気を作動流体とするシリンダであり、この空気
シリンダの対向する側部の外部には空気継手104が取
り付けられているが、この空気作動シリンダを他の形態
で使用することも可能である。シリンダ102は着脱可
能の蓋108を有し、このシリンダ102の蓋108は
ボルト110によってシリンダ102に保持され、この
シリンダ102はさらに前方に延びている中空の取付け
用スリーブ112を有し、この取付け用スリーブ112
には長孔が設けられており、この取付け用スリーブ11
2はシリンダ102の蓋108に、このシリンダ102
の蓋108と一体になるように蝋付けされている。図3
に最も良く示すように、取付け用スリーブ112は前を
向いたフランジ部114を有し、このフランジ部114
はテーパ形の外面116を有し、このテーパ形の外面1
16はフランジ部96と調和し、このフランジ部96は
継手部材4から後方を向いている。取付け用スリーブ1
12は半径が大きい長孔118を有し、この長孔118
は長軸方向に延びており、この半径の大きい長孔118
の中に弁体50の頭部120が挿入され、この弁体の頭
部120には電力を供給するための端子72が取り付け
られており、この給電用端子72は長孔118を貫いて
外方に延びている。図3から読み取ることができるよう
に、長孔118は肩部122を有し、弁体50が後退し
てゲートを閉じる位置で、弁体50の前部先端54がゲ
ート28の中に密着整合した時に、長孔118の肩部1
22に弁体の拡大した頭部120が当接して停止する。
長孔118はさらに長軸方向の小さい部分124をも有
し、この長軸方向の小さい部分124は後方に延びて位
置決め用のピン80を受け入れ、この位置決め用のピン
80は弁体50の頭部120から突出して、弁体頭部が
往復移動する時に、この弁体頭部の回転を防止する。シ
リンダ102は弁ブッシング84に取り付けられ、この
シリンダ102の取付けはフランジ96、114を当接
させるように行われている。楔形クランプ130の2つ
の半形部材126、128はフランジ部96、114を
取り囲むように位置決めされ、かつ、ボルト132を用
いて、この2つの半形部材126、128を合わせた状
態で緊結されている。この2つの半形部材126、12
8にはテーパ形の内面134、136があり、このテー
パ形の内面134、136はフランジ部96、114の
テーパ面98、116と調和している。このようにすれ
ば、楔形クランプ130はシリンダ102を、弁ブッシ
ング84と高い精度でアラインメントを維持し得るよう
に、弁ブッシング84に着脱可能に取り付けることがで
きる。
【0012】ピストン100には細長い形の首部138
があり、このピストンの首部138は前方に突出し、こ
のピストンの首部138の突出は、この首部138がシ
リンダ102の中の開口部140を貫いてねじ部の頭部
142に到達するように行われている。この細長い形の
首部は高圧シール144を貫いて延び、この高圧シール
144はシリンダ102の内部の所要の位置にスナップ
リングによって支持されている。ピストン100の首部
138の頭部142は、弁体50の後端部52の中のね
じ孔78の中に螺合され、この螺合によって、この弁体
の後端部52をピストン首部の頭部142に結合させ
て、この弁体の後端部52を着脱可能に保持している。
【0013】この射出成形装置が組み立てられる時に
は、サーモカップル148がサーモカップル孔150を
貫くように挿入されて、ノズル10の前端部26の付近
の操作温度を監視する状態になる。弁ブッシング84が
所要の位置にボルトで取り付けられた後に、弁体50が
弁ブッシングである継手部材84とノズル10の孔8
8、22の中に挿入される。高圧シール144とピスト
ン100はシリンダ102に取り付けられ、このシリン
ダ102に取付け用スリーブ112が一体構造になるよ
うに蝋付けされる。その後に、取付け用スリーブ112
が弁体50の突出した頭部120の上の所要の位置に取
り付けられ、この取付け用スリーブ112の取付けを行
う時に、拡大された長孔118を貫いて外側方向に突出
するように取り付けられた外部端子と、長孔の後方を向
いている小さいほうの部分124の中に挿入される位置
決め用のピン80も取り付けられる。その後に、このシ
リンダがこの位置に保持され、このシリンダの保持は、
当接させた楔形部分96、114に被せるように楔形ク
ランプ130の2つの半形部材126、128を合わせ
て、ボルトで結合するように行われる。その後に、ピス
トン100の頭部142が弁体50の後端部52の中の
ねじ孔78の中に螺合され、ピストン100の後面に設
けられている六角形部分152を用いて緊結される。最
後に、シリンダの蓋108がボルト110によって所要
の位置に固定される。このようにして、射出成形装置に
内部の部品(弁体50及びピストン100)が組み込ま
れ、この組み込まれた内部の部品が固定された外部の部
品(ノズル10、弁ブッシング84、及び、シリンダ1
02)の中で往復移動する。図面から読み取ることがで
きるように、可動の弁体50の加熱素子56に対する電
力の供給は、シリンダ102を取り付けるための取付け
用スリーブ112の中の長孔118を貫いて外側方向に
突出する端子72を設けることによって行われる。
【0014】この射出成形装置は、使用する時には、図
1に示すように組み立てられ、電力が各ノズル10の電
熱板38と電熱素子40に加えられて、マニホールド1
4とノズル10が予め定められた操作温度まで加熱され
る。成形機(図示せず)から送り出された加圧溶融プラ
スチック材料は、空気作動流体の圧力が予め定められた
操作サイクルに従って継手104、106を経由して各
シリンダ102に加えられた時に、溶融プラスチック材
料の通路46の中に射出される。各弁体50の加熱素子
56に供給される電力も、以下に説明するような操作サ
イクルに基づいて制御されて、弁体50を付加的に加熱
する。
【0015】空気圧が加えられて弁体50がゲートを開
く位置まで後退した後に、射出圧が加えられて、弁体が
ゲートを開いた位置から溶融プラスチック材料が射出さ
れ、さらに、射出圧が加えられて溶融プラスチック材料
の通路46から溶融プラスチック材料が射出され、この
射出された溶融プラスチック材料がキャビテイ30の中
に満たされる。キャビテイが溶融プラスチック材料で満
たされた後に、射出圧が短時間保持されて、キャビテイ
に満たされている溶融プラスチック材料がそのキャビテ
イの隅々まで充填され、その後に、空気作動流体の圧力
がシリンダ102に加えられて、弁体50がゲートを閉
じる位置まで前方に駆動される。電力が弁体50の中の
加熱素子56に供給され、この電力を供給された加熱素
子が各弁体50に対して熱を供給し、かつ、キャビテイ
から溶融プラスチック材料を一気に射出させ、チップ前
端部54をゲート28の中に充分に密着整合させて、ゲ
ートマークを最小にする。弁体50が閉じられた時に、
加熱素子56、特に多数の肉厚部分76によって行われ
る付加的な加熱が、冷却されたモールドのゲート28の
周囲に固まって付着している層状の材料を溶融し、また
は燃尽することができる。ゲート28が閉じられた後
に、加熱素子56に供給される電力が切られて射出圧が
除去される。その後に、モールド20が分離線154に
沿って開かれて、モールド成形された製品が排出され
る。製品が排出された後に、モールドが閉じられて、再
び電力が弁体50の中の加熱素子に加えられる。空気圧
が加えられて弁体がゲートが開く位置まで引き離なさ
れ、再度射出圧が加えられて、キャビテイ30に溶融プ
ラスチック材料が再度供給される。このサイクルがキャ
ビテイ30の大きさと成形される材料の種類に応じて、
頻繁にかつ連続的に反復される。
【0016】以上、一体構造の加熱素子を備えた弁体を
有する射出成形装置を、好ましい形態を例にして説明し
た。この説明によって明らかにされたように、また、特
許請求の範囲に記載されているように、この射出成形装
置に対して、本発明の範囲から逸脱することなく、各種
の改良を施し得ることは明らかである。それは、例え
ば、他のマニホールド及び起動機構を使用することがで
き、このマニホールド及び起動機構では、各弁体がノズ
ルから後方に延びて、弁体がゲートを開く位置にある時
でも、弁体がゲートを閉じる位置にある時でも、接続す
るリード線74をノズル10の後方で電気の端子72に
接近させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい形態に基づく射出成形装置の
部分断面図
【図2】図1に示した弁体の拡大図。
【図3】起動装置を弁体の後端部に係合させる要領を示
す分解斜視図。
【符号の説明】
10 ノズル 14 マニホールド 20 モールド 22 加熱ノズルの中央の孔 24 ノズルの後端部 26 ノズルの前端部 28 ゲート 30 キャビテイ 38 電熱板 40 加熱素子 42 冷却管路 44 断熱空間 46 溶融プラスチック材料の通路 50 弁体 52 弁体の駆動される後端部 54 弁体の前端部 56 加熱素子 64 加熱素子の前部 66 加熱素子の前端部 68 加熱素子の後部 70 加熱素子の後端部 72 電気端子 74 リード線 76 加熱素子の肉厚部分 78 弁体の後端部のねじ孔 80 位置決め用のピン 82 他の孔 84 弁ブッシング 90 シール用のスリーブ部分 100 起動機構のピストン 102 シリンダ 104 空気継手 112 取付け用スリーブ 118 取付け用スリーブの中の長孔 120 弁体の頭部 138 ピストンの首部 140 シリンダの開口部 142 ピストン首部のねじ頭部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モールドの中に収容された加熱ノズルを有
    する弁ゲート方式の射出成形装置であり、前記ノズルが
    前端部と後端部と孔とを有し、この孔がゲートの長軸線
    上で延びゲートがモールドを貫いてキャビテイまで延
    び、前記射出成形装置が細長い弁体を有し弁体が前端部
    と駆動される後端部とを有し、弁体がノズルの中にある
    孔に挿入され起動機構で駆動されて該弁体が後退してゲ
    ートを開く位置から該弁体が前進してゲートを閉じる位
    置までの範囲を往復移動し、前記射出成形装置の中で弁
    体前端部が前進してゲートを閉じる位置で弁体前端部が
    ゲートの中に密着整合し、起動機構がピストンを有し、
    該ピストンがシリンダの中に弁体後端部に操作可能に係
    合するように取り付けられ、ノズルが溶融プラスチック
    材料の通路を有し、該溶融プラスチック材料の通路が孔
    に接合して弁体の周囲の孔の中でゲートまで延びている
    弁ゲート方式の射出成形装置において、 弁体がその前端部及び後端部と一体で電気的に絶縁され
    ている加熱素子を有し、加熱素子が長軸方向の前部と後
    部を有し、加熱素子の長軸方向の前部が弁体の中心で延
    び該加熱素子の前部が延びている範囲が弁体の前端部に
    隣接している加熱素子の前端部までであり、加熱素子の
    後部が加熱素子の前部から弁体の後端部に隣接する外部
    の電気端子まで外側方向に延びている射出成形装置。
  2. 【請求項2】ゲートを開く位置及びゲートを閉じる位置
    で弁体がその外部電気端子をノズルよりも後方にあるよ
    うにノズルから後方に延びて成る請求項1の射出成形装
    置。
  3. 【請求項3】ピストンが細長い首部を有し、該細長い首
    部がシリンダの中の開口部を貫いて前方に突出し弁体の
    後端部に係合して成る請求項2の射出成形装置。
  4. 【請求項4】弁体後端部がねじ孔を有し、ピストンの首
    部がねじ頭部を有し、該ねじ頭部が弁体後端部の中のね
    じ孔の中に螺合されて成る請求項3の射出成形装置。
  5. 【請求項5】シリンダが前方に延びた取付け用スリーブ
    に取り付けられ取付け用スリーブがその内部に半径方向
    の長孔を有し、該長孔が長軸方向に延び、弁体の電気端
    子が長孔を貫き外側方向に突出し外部リード線が接続さ
    れて成る請求項4の射出成形装置。
  6. 【請求項6】取付け用スリーブの長孔が該取付け用スリ
    ーブの長孔の内部で長軸方向に延びている第二部分を有
    し、弁体が位置決めピンを有し、位置決めピンが弁体の
    往復移動の角度を決定するように第二部分の中まで外側
    方向に延びて成る請求項5の射出成形装置。
JP9972692A 1991-05-06 1992-04-20 加熱弁体を有する射出成形装置 Pending JPH05111946A (ja)

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CA2041850 1991-05-06

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CN1066414A (zh) 1992-11-25
EP0512286A3 (en) 1993-02-17
CA2041850A1 (en) 1992-11-07
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