JPH05111827A - 回転位置の位置決め方法 - Google Patents

回転位置の位置決め方法

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JPH05111827A
JPH05111827A JP3272742A JP27274291A JPH05111827A JP H05111827 A JPH05111827 A JP H05111827A JP 3272742 A JP3272742 A JP 3272742A JP 27274291 A JP27274291 A JP 27274291A JP H05111827 A JPH05111827 A JP H05111827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning
rotation
rotational position
amount
axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP3272742A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Obara
啓史 小原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3272742A priority Critical patent/JPH05111827A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転軸を逆転して位置決めする場合に機械的
誤差を無くして高精度に回転位置の位置決めを行う。 【構成】 駆動用モータにて回転伝動手段を介して回転
軸を所定の回転位置に位置決めする回転位置の位置決め
方法において、駆動用モータを逆転させて回転位置決め
する際に、回転軸をその機械誤差を含む分過回転させ、
その後正規の位置へ回転させることにより、最終的に常
に同一方向から回転させ、機械的誤差を測定することな
くその誤差を無くして高精度に位置決めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品を回路基板に実
装する実装装置において電子部品の回転位置を位置決め
する場合など、各種回転軸を所定の回転位置に高精度に
位置決めする場合に利用できる回転位置の位置決め方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転軸を回転方向に位置決めする
際には、駆動用モータに取付けられたエンコーダの値に
より必要角度だけ回転させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな位置決め方法では機械的誤差、特にタイミングベル
トのバックラッシュなどは無視されているため、回転方
向の精度が向上せず、例えば電子部品の実装装置におい
ては不良基板を製造してしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、機械的
誤差を補正して高精度に回転位置の位置決めができる回
転位置の位置決め方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の回転位置の位置
決め方法は、駆動用モータにて回転伝動手段を介して回
転軸を所定の回転位置に位置決めする回転位置の位置決
め方法において、駆動用モータを逆転させて回転位置決
めする際に、回転軸をその機械的誤差量を含む分過回転
させ、その後正規の位置へ回転させることにより、最終
的に常に同一方向から回転させることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の上記方法によると、回転軸を逆転させ
て位置決めしなければならない場合に、適当量余分に逆
転させてその分を戻すことにより、常に一定方向に回転
させる方法と同じ精度で回転位置の位置決めができ、バ
ックラッシュなどの機械的誤差を測定することなく補正
して、高精度に位置決めすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の回転位置の位置決め方法を電
子部品の実装装置に適用した一実施例について図1、図
2を参照しながら説明する。
【0008】図1において、位置指令発生装置1から出
力された位置指令がNC制御装置2に入力され、そのN
C制御データがサーボドライバ3に入力される。このサ
ーボドライバ3にてサーボモータ4が駆動される。サー
ボモータ4の回転位置がエンコーダ5にて検出され、サ
ーボドライバ3及びNC制御装置2にフィードバックさ
れ、サーボモータ4のモータ軸は高速で高精度に所定の
回転位置に位置決めされる。サーボモータ4のモータ軸
はタイミングベルト6を介して軸支持部7にて回転自在
に支持された回転軸8に回転伝達される。回転軸8には
位置決めすべきワークである電子部品9が吸着保持され
ている。
【0009】以上のように構成された電子部品実装装置
における回転位置の位置決め装置において、回転方向を
常に一定にして回転軸8、従って電子部品9の回転位置
の位置決めを行う場合には、タイミングベルト6のバッ
クラッシュを考慮する必要はないが、高速で位置決めを
完了させなくてはならない場合には、どうしても回転軸
8を逆転させて使用しなければならない場合がある。そ
の場合、タイミングベルト6のバックラッシュを補正し
ないと電子部品9を高精度に実装できず、高密度実装を
実現することができない。
【0010】そこで、本実施例では図2に示すような位
置決め動作によって電子部品の回転位置の位置決めを行
っている。図2において、まず位置指令発生装置1から
回転位置指令が発生し、回転位置が設定されると(ステ
ップ#1)、NC制御装置2は現在位置を確認して回転
方向、回転量、回転速度を設定する(ステップ#2)。
次に、回転方向が前回と同じであるかどうかを判定する
(ステップ#3)。回転方向が前回と逆方向の場合、指
定回転量だけ回転するとタイミングベルト6のバックラ
ッシュ量だけ回転不足を発生するので、バックラッシュ
量を含む定数を加算して回転量とし(ステップ#4)、
サーボドライバ3にてサーボモータ4を回転駆動して回
転軸8を回転させる(ステップ#5)。回転が完了する
と、定数分だけ余分に回転しているのでその量だけ逆転
させることによってバックラッシュをとった状態での位
置決めが完了する(ステップ#6)。
【0011】一方、ステップ#3で回転方向が前回と同
じ場合は、その目的値を回転量とし(ステップ7)、そ
のまま回転させて位置決めが完了する(ステップ#
8)。
【0012】これらの回転位置の位置決め動作と他の位
置決め動作が完了すると、電子部品9の実装を行う。そ
の後、今回の回転終了位置と回転方向を記憶して次の回
転位置指令を待つ。
【0013】なお、上記バックラッシュ量を含む定数
は、想定されるバックラッシュ量にある定数を加えて設
定され、過回転量がバックラッシュ量よりも小さくなら
ないようにしている。また、装置毎にバックラッシュ量
等の機械的誤差の大きさが大きく異なる場合があるの
で、必要に応じて図1に仮想線で示すように、想定され
る機械的誤差量を設定・入力する手段10を設けて機械
的誤差量を設定・入力する工程を加えることもできる。
【0014】このように本実施例によると、従来回転軸
8はその回転量のみで位置決めされてタイミングベルト
6のバックラッシュなどの機械的な誤差は補正されてい
なかったのに対して、このような機械的誤差を一々測定
する手間をかけることなくその誤差を補正することがで
き、電子部品の高精度搭載を実現できる。また、タイミ
ングベルト6の初期伸びに対しても補正がかかるため、
従来伸びが発生するとタイミングベルト6を張り直して
いた作業をしなくて済むようになり、メンテナンスフリ
ーも実現できる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように回転軸を
逆転させて位置決めしなければならない場合に、適当量
余分に逆転させてその分を戻すことにより、常に一定方
向に回転させた場合と同じ精度で回転位置の位置決めが
でき、バックラッシュなどの機械的誤差を測定すること
なく、高精度に位置決めすることができる。かくして、
従来回転量の補正のみであったのに対してその回転に伴
う機械的な誤差を補正でき、例えば電子部品実装におい
て高精度の実装を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転軸の位置決め装
置のブロック図である。
【図2】同実施例における回転位置の位置決め動作のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
4 サーボモータ 8 回転軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用モータにて回転伝動手段を介して
    回転軸を所定の回転位置に位置決めする回転位置の位置
    決め方法において、駆動用モータを逆転させて回転位置
    決めする際に、回転軸をその機械的誤差量を含む分過回
    転させ、その後正規の位置へ回転させることを特徴とす
    る回転位置の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 駆動用モータを逆転させて回転位置決め
    する際に、回転軸を想定される機械的誤差量に定数を加
    えた分過回転させることを特徴とする請求項1記載の回
    転位置の位置決め方法。
  3. 【請求項3】 回転軸の想定される機械的誤差量を設定
    ・入力する工程を有することを特徴とする請求項1記載
    の回転位置の位置決め方法。
JP3272742A 1991-10-21 1991-10-21 回転位置の位置決め方法 Pending JPH05111827A (ja)

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