JPH0511040Y2 - - Google Patents

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JPH0511040Y2
JPH0511040Y2 JP9799288U JP9799288U JPH0511040Y2 JP H0511040 Y2 JPH0511040 Y2 JP H0511040Y2 JP 9799288 U JP9799288 U JP 9799288U JP 9799288 U JP9799288 U JP 9799288U JP H0511040 Y2 JPH0511040 Y2 JP H0511040Y2
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JP
Japan
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end tab
flux
welding
rod
stub
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JP9799288U
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Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案は相対向する被溶接部材を突合せ溶接す
るに当たり、開先線上の被溶接部材端面に当接し
て使用する溶接用エンドタブに関する。 (従来の技術) 従来、被溶接部の開先を相対して突合わせ、こ
の開先部を溶接する場合、耐火性固形物からなる
エンドタブを開先線上の被溶接部材端面にあてが
い溶接を行つている。 本考案者らは先に特開昭60−37296号公報にお
いて、エンドタブの開先溝端近傍をえんぺいする
面に連続又は不連続の突起を突設することにより
ビード形成性が良好で、エンドタブの方向性を考
慮する必要がなく、溶融金属の垂れ落ちを防止す
ることができ、また汎用性があるためエンドタブ
の種類を大幅に低減できる溶接用エンドタブを提
案し実用化している。 通常のエンドタブの1個の高さは30〜50mm程度
あり、材質が非常に固く簡単に分割することが困
難な為、板厚に関係なく、そのままの形で使用さ
れている。したがつて、エンドタブの高さが被溶
接部材の板厚より極端に高い場合、被溶接部の端
部でエンドタブと溶接トーチが接触し、適正なガ
スノズル、母材間距離を保つことができず溶接欠
陥の発生を招く恐れがある。 第4図は従来のエンドタブの斜視図でフラツク
ス本体1に棒状突起3を設けたものである。 (考案が解決しようとする課題) したがつて、前記方法はそのエンドタブに合つ
た板厚、開先形状の場合には特に問題ないが、不
適当な板厚、開先形状の場合には、それを小さく
分割して使用することができない。 したがつて、そのままの形のものを板厚が薄い
ものに適用した場合、小さい開先に対して大きい
エンドタブを取付けることになり、不経済である
と共に溶接中に端部でガスノズルが当たり、エン
ドタブがぐらついて母材とエンドタブの間に隙間
ができ溶融金属の垂れ落ちを生じ、ビード外観不
良や溶込み不良等の欠陥発生原因となる。 本考案の目的は上記実状に鑑み、予め大きめの
エンドタブを準備しておき、構造物にエンドタブ
を適用して溶接を行う場合、薄板から厚板までの
各種継手形状に合わせて、簡単に分割して適用で
きよう、また適度な余盛良好なビード形状が得ら
れるエンドタブを提供することにある。 (課題を解決するための手段) 本考案の要旨は、棒状突起3を設けたフラツク
スタブ本体1の厚さ2が棒状突起3の差渡し4よ
り小さく、かつ棒状突起3をフラツクスタブ本体
の少なくとも一面に1cm2あたり4〜16本突設させ
たことを特徴とする溶接用エンドタブである。 なお、棒状突起の差渡しとは、棒状突起のフラ
ツクスタブ本体付根部における最大径をいう。 以下に、本考案を図面を用いて詳細に説明す
る。 (作用) 第1図は本考案の一態様例のエンドタブの斜視
図である。図において棒状突起3を設けたフラツ
クスタブ本体の厚さ2は棒状突起3の差渡し4よ
り小さいので、エンドタブはフラツクスタブ本体
部で所要の大きさに割ることが可能である。従つ
てエンドタブを継手端部に当てがう場合、エンド
タブを継手端部の大きさや形状に応じて簡単に割
ることができ、継手端部に応じた必要寸法のエン
ドタブが直ちに得られる。厚板に適用する場合
は、割らないでそのままの状態でも使用できる。 棒状突起の長さは短いと割りにくく、長過ぎる
と取付け時または溶接中に割れたりするので、そ
の長さはエンドタブの背面から4〜10mm程度が望
ましい。 棒状突起の長さがこのような寸法のもとでは、
棒状突起の本数はフラツクスタブ本体の面1cm2
たり4〜16本が適正であり、これより少ない場合
はフラツクスタブ本体で割れにくくなり、逆に多
い場合は余りにも簡単に割れ易くなるので、本考
案では、棒状突起の本数はフラツクスタブ本体の
面1cm2あたり4〜16本としている。 なお、第1図では棒状突起は角棒状のものを示
したが、これは丸棒状やその他の形状であつても
よく、さらに棒状部をフラツクスタブ本体の付根
部で太くするようにテーパを設けることもでき
る。 次に、本考案の効果を実施例を用いて具体的に
説明する。 (実施例) 本実施例ではSiO2,51wt%,Al2O3,32wt%,
MgO 13wt%、その他5wt%の組成を主成分とす
るエンドタブを用いて試験を行つた。又、本実施
例に使用したエンドタブの寸法例を第2図を用い
て第1表に示す。
【表】 本実施例の供試材料および開先形状を第2表に
示す。
【表】 本実施例の溶接条件を第3表に示す。
【表】
【表】 板厚60mmtの試験板に対し、第2図に示すエ
ンドタブを第3図の様に試験板の端面に割らずに
そのままの形状で割溝が付いている面を当接し溶
接を行つた結果、安定した溶接で適度な余盛形状
と良好なビード外観が得られた。 第3図中、1はフラツクスタブ本体、5は溶接
部材である。 次に板厚20mmtの試験板に対し、第2図に示
すエンドタブを4個に分割し、分割した1個を第
2図の様に試験板の端面に当接し溶接を行つた結
果、端部でエンドタブと溶接トーチが接触せず安
定した溶接ができ、良好なビード形状、外観が得
られた。 本実施例の開先形状はV形を使用したが、V
形、I形等の開先形状を使用しても良好な溶接結
果が得られた。 (考案の効果) 本考案のエンドタブを使用することにより、1
種類のエンドタブで薄板から厚板までの各種継手
形状、特に薄板に適用する場合に簡単に分割して
取付けられ、板厚、開先形状に左右されることな
く適度な余盛形状と良好なビード外観が得られる
ものであり、実用的な効果は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案エンドタブの形状を示す斜視
図、第2図は本考案エンドタブの一実施様態を示
す斜視図、第3図はエンドタブの取付け位置を例
示する正面図、第4図は従来のエンドタブの形状
を示す斜視図である。 1……フラツクスタブ本体、2……フラツクス
タブ本体厚さ、3……棒状突起、4……棒状突起
の差渡し、5……被溶接部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 棒状突起を設けたフラツクスタブ本体の厚さが
    棒状突起の差渡しより小さく、かつ棒状突起をフ
    ラツクスタブ本体の少なくとも一面に1cm2あたり
    4〜16本突設させたことを特徴とする溶接用エン
    ドタブ。
JP9799288U 1988-07-26 1988-07-26 Expired - Lifetime JPH0511040Y2 (ja)

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JP9799288U JPH0511040Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26

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JP9799288U JPH0511040Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26

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JPH0222293U JPH0222293U (ja) 1990-02-14
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JP2003311484A (ja) * 2002-04-22 2003-11-05 Sunouchi:Kk 溶接用セラミックス製エンドタブ
JP2003311483A (ja) * 2002-04-22 2003-11-05 Sunouchi:Kk 溶接用セラミックス製エンドタブ
JP4102589B2 (ja) * 2002-04-22 2008-06-18 株式会社スノウチ 溶接用セラミックス製エンドタブ
JP2008161943A (ja) * 2008-01-31 2008-07-17 Sunouchi:Kk 溶接用セラミックス製エンドタブ

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