JPH05110103A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH05110103A
JPH05110103A JP26748091A JP26748091A JPH05110103A JP H05110103 A JPH05110103 A JP H05110103A JP 26748091 A JP26748091 A JP 26748091A JP 26748091 A JP26748091 A JP 26748091A JP H05110103 A JPH05110103 A JP H05110103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
source
gate electrode
thin film
polycrystalline silicon
Prior art date
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Pending
Application number
JP26748091A
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English (en)
Inventor
Shoichi Kimura
正一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH05110103A publication Critical patent/JPH05110103A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】微細化できoff状態でのドレイン、ソース間
電流も低いシリコン薄膜トランジスターを提供する。 【構成】絶縁膜上に形成されているシリコン薄膜トラン
ジスターにおいて、ゲート電極と同一の層で形成されて
いる2つの導体層が2つの接続穴を介して前記シリコン
薄膜トランジスターの基板に接続されており、前記2つ
の導体層がそれぞれ前記シリコン薄膜トランジスターの
ドレイン及びソースであること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコン薄膜トランジ
スターに適用して、有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシリコン薄膜トランジスター構造
は、図2の様であった。すなわち、半導体基板201上
に第1絶縁膜202が形成されており、その上に真性も
しくは1×1015から1×1017atoms/cm3
度の不純物を注入したシリコン薄膜化からなるチャネル
形成領域203と、それに接した不純物を高濃度に含ん
だソース204及びドレイン205が形成されており、
前記チャネル形成領域203上にゲート酸化膜206が
形成されており、前記ゲート酸化膜206上にゲート電
極207が形成されている構造であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は、微細化できない、という問題点を有する。チャネル
形成領域を短じかくするとパンチスルーが生じてしま
う。本発明者が確かめたところチャネル形成領域の寸法
が1.5μm以下になるとパンチスルーが生じトランジ
スタとして働なくなってしまう。これはドレイン、ソー
スの不純物が横方向に拡散してチャネル形成領域を短く
してしまうからである。
【0004】また微細化に伴いoff状態でのドレイ
ン、ソース間電流も増加してしまう。そこで本発明は、
この様な問題点を解決するもので、その目的とするとこ
ろは、微細化できoff状態でのドレイン、ソース間電
流も低いシリコン薄膜トランジスターを提供するところ
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
絶縁膜上に形成されているシリコン薄膜トランジスター
において、ゲート電極と同一の層で形成されている導体
層が接続穴を介して前記シリコン薄膜トランジスターの
基板に接続されており、前記導体層が前記シリコン薄膜
トランジスターのドレインであることを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における半導体装
置の断面図である。また図3(a)から図3(c)は、
その製造工程ごとの主要断面図である。なお、実施例の
全図において、同一の機能を有するものには、同一の符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。以下、図3
(a)から図3(c)に従い、順に説明していく。な
お、Nチャネルシリコン薄膜トランジスターについて説
明していく。
【0007】まず図3(a)の如く、半導体基板101
上に、CVD法(化学気相成長法)により第1絶縁膜1
02を形成する.SiO2膜で500nmぐらいが適当
であろう。そして前記第1絶縁膜102上にチャネル形
成領域103を形成するためにCVD法により第1多結
晶シリコン膜108を100nm程度形成する。通常モ
ノシランガスの熱分解により多結晶シリコン108を堆
積させる。
【0008】次に図3(b)の如く、前記第1多結晶シ
リコン108をフォト及びエッチング法により、不要な
部分を排除する。またシリコン薄膜トランジスターのし
きい値を変えるために前記チャネル形成領域103にイ
オン打ち込み法を用いて不純物を注入してもいい。そし
てCVD法により前記第2絶縁膜106を形成する.次
に図3(c)の如く、前記第1多結晶シリコン108
の、ドレイン及びソース領域にする部分の前記第2絶縁
膜106にコンタクトホールをフォト及びエッチング法
により、形成する。そして前記第2絶縁膜106上にを
ゲート電極及びドレイン及びソースを形成するためにC
VD法により第2多結晶シリコン膜107を200nm
程度形成する。通常モノシランガスの熱分解により第2
多結晶シリコン膜107を堆積させる。そして低抵抗化
するために、たとえば5族の元素(たとえばリン元素や
砒素)をイオン打ち込み法を用いて、2×1015ato
ms・cm-2以上注入する。そして、各不純物を活性化
するために、熱する。ハロゲンランプを用いて、窒素雰
囲気中で1000度60秒ほど熱する。
【0009】最後に図1の如く、前記第2多結晶シリコ
ン膜107をフォト及びエッチング法により、不要な部
分を排除する。これにより同一層でドレイン105及び
ソース104とゲート電極107が形成できる。
【0010】以上の工程を経て、本発明の一実施例を得
る。
【0011】この様に、同一層でドレイン及びソースと
ゲート電極形成することによりドレイン及びソースの不
純物が横方向に拡散してチャネル形成領域を短くしにく
くなり、その分微細化することが可能となる。本発明者
が確かめたところチャネル形成領域の寸法が0.8μm
でもパンチスルーは生じずトランジスタとして働く。ま
た、本発明のシリコン薄膜トランジスターはドレイン下
及びソース下とゲート電極下のチャネル形成領域にチャ
ネルは形成されない。この様な構造は一般にoffse
tシリコン薄膜トランジスターと呼ばれoff状態での
ドレイン、ソース間電流が小さい。従来の技術でこの構
造にする場合ドレイン側及びソース側のゲート電極を短
くしてやればいいが、offset寸法がドレインとゲ
ート電極間及びソースとゲート電極間で決まるので(2
回のフォト工程決まるので)、寸法にばらつきが生じて
しまう。しかし、本発明のシリコン薄膜トランジスター
はドレインとゲート電極間及びソースとゲート電極間
は、1回のフォト工程決まるので、寸法にばらつきがな
い。従ってoff状態でのドレイン、ソース間電流のば
らつきがないoffsetシリコン薄膜トランジスター
を作ることが可能となる。
【0012】以上本発明者によってなされた発明を、前
記実施例に基づき、具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において、変形し得ることは勿論である。例え
ば、チャネル形成領域の下にゲート電極があるシリコン
薄膜トランジスターやoffsetシリコン薄膜トラン
ジスターでも同様の効果を有する。またスタチックRA
Mに適応すれば、小さい面積のセルを有しかつ待機の消
費電流が小さいスタチックRAMを作ることが可能とな
る。また、液晶駆動用シリコン薄膜トランジスターに適
応しても同様の効果を有することができる。
【0013】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、シリ
コン薄膜トランジスターにおいて、ゲート電極とドレイ
ン及びソースが同一の層で形成されていることにより、
以下に示す効果がえられる。
【0014】1、ドレイン及びソースの不純物が横方向
に拡散してチャネル形成領域を短くしにくくなり、その
分微細化することが可能となる。
【0015】2、off状態でのドレイン、ソース間電
流のばらつきがないoffsetシリコン薄膜トランジ
スターを作ることが可能となる。
【0016】3、スタチックRAMに適応すれば、小さ
い面積のセルでありかつ待機の消費電流が小さいスタチ
ックRAMを作ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一実施例を示す主要断面
図である。
【図2】従来の半導体装置を示す主要断面図である。
【図3】(a)から(c)は本発明の半導体装置の製造
方法の一例を工程順に説明するための主要断面図であ
る。
【符号の説明】
101、201・・・半導体基板 102、202・・・第1絶縁膜 103、203・・・チャネル形成領域 104、204・・・ソース 105、205・・・ドレイン 106、206・・・第2絶縁膜 107・・・第2多結晶シリコン膜 207・・・ゲート電極 108・・・第1多結晶シリコン膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁膜上に形成されているシリコン薄膜
    トランジスターにおいて、ゲート電極と同一の層で形成
    されている2つの導体層が2つの接続穴を介して前記シ
    リコン薄膜トランジスターの基板に接続されており、前
    記2つの導体層がそれぞれ前記シリコン薄膜トランジス
    ターのドレイン及びソースであることを特徴とする半導
    体装置。
  2. 【請求項2】前記導体層は、不純物が含まれている多結
    晶シリコン薄膜まいあはポリサイドであることを特徴と
    する半導体装置。
JP26748091A 1991-10-16 1991-10-16 半導体装置 Pending JPH05110103A (ja)

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JP26748091A JPH05110103A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 半導体装置

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JPH05110103A true JPH05110103A (ja) 1993-04-30

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ID=17445434

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JP (1) JPH05110103A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6465284B2 (en) 1993-07-27 2002-10-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method for manufacturing the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6465284B2 (en) 1993-07-27 2002-10-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device and method for manufacturing the same

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