JPH0510984U - シヨーケース - Google Patents

シヨーケース

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JPH0510984U
JPH0510984U JP5754191U JP5754191U JPH0510984U JP H0510984 U JPH0510984 U JP H0510984U JP 5754191 U JP5754191 U JP 5754191U JP 5754191 U JP5754191 U JP 5754191U JP H0510984 U JPH0510984 U JP H0510984U
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JP
Japan
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light source
light
product
optical fiber
showcase
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Application number
JP5754191U
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English (en)
Inventor
松田進介
Original Assignee
有限会社天水リサーチ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明装置の光源の発熱が原因となって生じる
ショーケース内の温度の上昇を防止する。 【構成】 陳列すべき物品を収容する商品室1の外部に
光源17を配置し、光源17と商品室1との間に光源1
7からの光を商品室1に導く光導波路22を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、照明装置を備えたショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にショーケースには、陳列した物品を照明するための蛍光灯,白熱灯等に よる照明装置が設けられている。また、ケーキ,生菓子等の低温保存が要求され る物品が陳列されるショーケースにおいては、照明装置に加えて冷蔵装置が設け られている。このような冷蔵装置が設けられたショーケースにおいては、ショー ケース内に照明用の光源として蛍光灯や白熱灯が取り付けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらの光源からは熱が発生するため、冷蔵装置としては、この光源の発熱を 考慮した上で大きな能力を有するものを使用する必要がある。また、所定の低温 を維持するためには冷蔵装置の稼働回数が増加し、消費電力が増加するという問 題が生じる。更に、光源からの熱によりケーキ,菓子等の品質が低下してしまう という問題がある。
【0004】 また、生菓子でない一般の菓子や、貴金属,時計,衣類等の特に低温維持が要 求されない物品を陳列する場合には、ショーケースには冷蔵装置が設けられない ことがあるが、この場合には光源の発熱により、ショーケース内の温度が50° C以上になる場合がある。このように高温になると、陳列された物品の品質が劣 化するおそれもある。更に、光源からの紫外線により物品の表面が酸化して商品 価値が低下するという問題もある。
【0005】 照明装置の光源としては、発熱量が少ないという理由から蛍光灯が使用される ことが多い。一般に蛍光灯の形状は棒状であるため、線光源となりショーケース 内の物品は略一様に照明される。しかし、ショーケース内には多くの種類の物品 を陳列することも多く、その物品に適した照明を個々に行いたい場合には不都合 である。このような場合、従来は白熱灯によるスポット光源を別に設けて特定の 物品に対する照明を行っていたが、発熱量の増加,陳列空間の減少等の不都合が あった。
【0006】 そこで本考案は、照明装置の光源の発熱が原因となって生じるショーケース内 の温度の上昇を防止することを目的とする。また、本考案は、商品に合わせた個 別の照明を可能にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するため、陳列すべき物品を収容する商品室の外部 に光源を配置し、該光源と前記商品室との間に前記光源からの光を前記商品室に 導く光導波路を設けたことを特徴とする。
【0008】 前記光導波路は、束となった複数の光ファイバーケーブルからなり、該複数の 光ファイバーケーブルの一方の端部は前記光源に対向して配置され、他方の端部 は前記商品室内に設けられた複数の光照射部のそれぞれに対応して配置されてい る。
【0009】 複数の光ファイバーケーブルの端部或いは光路中にはフィルタを配置すること が望ましい。
【0010】
【作用】
光源からの光は、光導波路を介して商品室に導かれ商品室内に陳列されている 商品が照明される。光源からは熱も発生するが、光源は商品室の外部に配置され ているので、この熱が商品室の内部に伝わることはない。
【0011】 また、光導波路を、束となった複数の光ファイバーケーブルから構成した場合 、各光ファイバーケーブル毎にフィルタを介在させることが可能となり、複数の 光照射部のそれぞれで異なった形態の照明が可能となる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本考案の特徴を具体的に説明する 。
【0013】 図1は、本考案によるショーケースの実施例を示す概略断面図である。本実施 例のショーケースは、大きく分けて、商品室1と冷却部2と機械室3とから構成 されている。商品室1と冷却部2とは、上部筐体4aで囲まれる同じ空気が流通 する同一空間A内に配置されているが、商品室1と機械室3とは隔離壁5により 空間的に区画されている。
【0014】 商品室1の内部には、上部板6,中間板7,底板8及び左右一対の側板9a, 9bからなる枠体10が配設されている。枠体10の中間板7及び底板8は陳列 用トレイ11を載置するための陳列棚として使用される。また、枠体10の上部 板6及び中間板7の下面には、複数の光照射部12が設けられている。光照射部 12の詳細については後述する。なお、冷却部2には、エバポレータ13が設け られている。
【0015】 下部筐体4bで囲まれる機械室3の内部には、エバポレータ13を連結パイプ 14a,14bを介して駆動するための冷蔵ユニット15及び前記各光照射部1 2に光を送るための光源部16が設けられている。この光源部16には、光源1 7,集光ミラー18,集光レンズ19,フィルタ20等が設けられている。この 光源部16に対して、図2に示すような、束になった複数の光ファイバーケーブ ル21から構成される光導波路22の一方の端面が対向する。
【0016】 光導波路22は、隔離壁5を貫通して商品室1内に導入され、枠体10の側板 9bの内部を通過して上方向に案内され、複数の光ファイバーケーブル21の一 部が中間板7に沿って分岐され、更に、各光照射部12に対して光ファイバーケ ーブル21が1本ずつ或いは複数本からなる1束ずつ分岐して引き出される。図 3はこの光ファイバーケーブル21の分岐の状態を模式的に示している。なお、 21aは光ファイバーケーブル21の端面である。上部板6においても、同様に 各光照射部12に対して光ファイバーケーブル21が1本ずつ或いは1束ずつ分 岐して引き出される。
【0017】 図4は、最遠部の光照射部12の構成例を示しており、上部板6の下面に筒状 体12aが形成され、この筒状体12aの内部に1本の光ファイバーケーブル2 1の先端が導入される。筒状体12aの下端部には光ファイバーケーブル21の 端面に対向してレンズ12bが設けられている。
【0018】 次に、上述の実施例の動作について説明する。
【0019】 光源17からの光は、集光ミラー18で反射した後、或いは、直接に集光レン ズ19に入射し、フィルタ20を介して光導波路22の端面に照射される。この とき、束となった複数の光ファイバーケーブル21の全ての端面に光が照射され るように光学系を設定しておく。光導波路22に入射した光は光導波路22に沿 って伝送されながら各光照射部12毎に分岐され、各光照射部12において光フ ァイバーケーブル21の端面から出射する。この出射光は、図4に示すようにレ ンズ12bにより所望の拡がり角を持つように光路が変更され、たとえば、一つ の陳列用トレイ11の範囲を照射する。
【0020】 本実施例においては、陳列すべき物品を収容する商品室1の外部に光源17を 配置し、光源17からの光を光導波路22を介して商品室1に導くようにしてい るので、光源17からの熱が商品室1に伝わることがない。
【0021】 また、光源部16において、フィルタ20として着色フィルタを使用すれば、 任意の色の照明光とすることができる。更に、各光ファイバーケーブル21の端 面位置に応じてフィルタの色を変えることにより、各光照射部12において異な った色の照明光を得ることができ、陳列商品の性質に合わせた最適な照明を行う ことができる。
【0022】 また、フィルタ20として紫外線除去フィルタを使用すれば、商品を劣化させ る恐れのある紫外線を除去することができるので、商品の品質の劣化を招くこと がない。なお、光ファイバーケーブル21の材質を選択することにより光ファイ バーケーブル21自体に紫外線除去特性を持たせるようにしてもよい。
【0023】 なお、上述の実施例においては、光ファイバーケーブル21の入射側にフィル タを設けたが、光ファイバーケーブル21の途中或いは出射側に設けてもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上に述べたように、本考案においては、商品室内に光源がないので、光源の 発熱による商品室の温度上昇を防止することができ、商品の劣化を避けることが できる。また、冷蔵装置を備えたショーケースにおいては、冷却効率が高くなる ので、冷蔵装置として小型のものを使用可能となるとともに、稼働回数が少なく なるので消費電力を削減することができる。更に、光ファイバーケーブルにより 光を分岐して商品を照明しているので、商品に応じた個別の照明が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のショーケースの実施例を示す概略断
面図である。
【図2】 光導波路の端面を示す模式図である。
【図3】 光ファイバーケーブルの分岐の状態を示す模
式図である。
【図4】 光照射部を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 商品室、2 冷却部、3 機械室、4a 上部筐
体、 4b 下部筐体、5 隔離壁、 6 上部板、7
中間板、8 底板、9a,9b 側板、10枠体、1
1 陳列用トレイ、12 光照射部、12a 筒状体、
12b レンズ、13 エバポレータ、14a,14b
連結パイプ、15 冷蔵ユニット、16 光源部、1
7 光源、18 集光ミラー、19 集光レンズ、20
フィルタ、21 光ファイバーケーブル、21a 端
面、22 光導波路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列すべき物品を収容する商品室の外部
    に光源を配置し、該光源と前記商品室との間に前記光源
    からの光を前記商品室に導く光導波路を設けたことを特
    徴とするショーケース。
  2. 【請求項2】 前記光導波路は、束となった複数の光フ
    ァイバーケーブルからなり、該複数の光ファイバーケー
    ブルの一方の端部は前記光源に対向して配置され、他方
    の端部は前記商品室内に設けられた複数の光照射部のそ
    れぞれに対応して配置されたことを特徴とする請求項1
    記載のショーケース。
  3. 【請求項3】 前記複数の光ファイバーケーブルの端部
    或いは光路中にフィルタを配置したことを特徴とする請
    求項2記載のショーケース。
JP5754191U 1991-07-23 1991-07-23 シヨーケース Pending JPH0510984U (ja)

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