JPH08152260A - 商品保存システム - Google Patents
商品保存システムInfo
- Publication number
- JPH08152260A JPH08152260A JP29652694A JP29652694A JPH08152260A JP H08152260 A JPH08152260 A JP H08152260A JP 29652694 A JP29652694 A JP 29652694A JP 29652694 A JP29652694 A JP 29652694A JP H08152260 A JPH08152260 A JP H08152260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- light source
- optical fiber
- light
- lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】商品の劣化の防止。
【構成】光源１をケース４の外部に設け、光ファイバー
の出射端を冷蔵のケース４の内部に設け、ケース４の内
部を照明した。
の出射端を冷蔵のケース４の内部に設け、ケース４の内
部を照明した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバーを使用した
照明を用いる商品保存システムに関する。
照明を用いる商品保存システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、商店において、商品を陳列する手
段は数多くあるが、魚屋や寿司屋のカウンターに設置さ
れている冷凍冷蔵ケースに魚や寿司ねたを陳列する手段
がある。そのケースの内部の照明の仕方は、通常、ケー
スの外部より照明をするか、内部に電球あるいは蛍光灯
などを入れて商品に光を当てる手段が採られている。
段は数多くあるが、魚屋や寿司屋のカウンターに設置さ
れている冷凍冷蔵ケースに魚や寿司ねたを陳列する手段
がある。そのケースの内部の照明の仕方は、通常、ケー
スの外部より照明をするか、内部に電球あるいは蛍光灯
などを入れて商品に光を当てる手段が採られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる手段は、魚など
の冷凍ケースの照明を行う場合には、ランプ自身の発熱
があるためケース内部の温度上昇を引き起こす。また、
ランプからの赤外線によって魚の鮮度が劣化するという
問題があった。また、ランプの熱や紫外線、赤外線によ
って商品の色が変色し又は鮮度が劣化する問題があっ
た。
の冷凍ケースの照明を行う場合には、ランプ自身の発熱
があるためケース内部の温度上昇を引き起こす。また、
ランプからの赤外線によって魚の鮮度が劣化するという
問題があった。また、ランプの熱や紫外線、赤外線によ
って商品の色が変色し又は鮮度が劣化する問題があっ
た。
【０００４】また、従来、ケースに使用される光源は蛍
光灯が多く使用されている。蛍光灯は熱の発生が他の白
熱球やハロゲンと比較して少ないためである。しかし、
蛍光灯は色調が白く、色温度も５０００度ケルビン以上
（以下光源の色温度の表示はケルビンとする）であっ
た。この色温度では商品の色合いが悪く、商品の鮮やか
さが悪くなる問題があった。店舗で使用される商品の照
明に適した色温度は４０００度前後であり、この色温度
を有する光源を使用するのが望ましい。ハロゲンランプ
は４０００度の色温度であり、照明光源として最も望ま
しいが、光源から発生する熱が大きく、商品の劣化を引
き起こすため使用できないことがあった。
光灯が多く使用されている。蛍光灯は熱の発生が他の白
熱球やハロゲンと比較して少ないためである。しかし、
蛍光灯は色調が白く、色温度も５０００度ケルビン以上
（以下光源の色温度の表示はケルビンとする）であっ
た。この色温度では商品の色合いが悪く、商品の鮮やか
さが悪くなる問題があった。店舗で使用される商品の照
明に適した色温度は４０００度前後であり、この色温度
を有する光源を使用するのが望ましい。ハロゲンランプ
は４０００度の色温度であり、照明光源として最も望ま
しいが、光源から発生する熱が大きく、商品の劣化を引
き起こすため使用できないことがあった。
【０００５】また、通常のランプ照明では照明器具が大
きいため、ケース内の場所をある程度占有し、商品の場
所を狭くする原因であった。また、照明手段が限られる
ため、ケースの構造に制約が生じ、設計やデザインの自
由度が制限されていた。
きいため、ケース内の場所をある程度占有し、商品の場
所を狭くする原因であった。また、照明手段が限られる
ため、ケースの構造に制約が生じ、設計やデザインの自
由度が制限されていた。
【０００６】照明器具内のランプは寿命があり通常数百
ないし数千時間で切れるが、ケースでは内部空間が狭い
ため、このランプを交換するのに手間のかかることが多
い。このランプ交換を簡単にすることも課題であった。
ないし数千時間で切れるが、ケースでは内部空間が狭い
ため、このランプを交換するのに手間のかかることが多
い。このランプ交換を簡単にすることも課題であった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するためになされたものであり、本発明は光源と、光
源の光を伝送する光ファイバーと、光ファイバーの出射
端と、商品を陳列又は保存するための冷凍ケース又は冷
蔵ケースとからなり、光源をケースの外部に設け、光フ
ァイバーの出射端を冷凍ケース又は冷蔵ケースの内部に
設け、冷凍ケース又は冷蔵ケースの内部を照明したこと
を特徴とした商品保存システムを提供する。
決するためになされたものであり、本発明は光源と、光
源の光を伝送する光ファイバーと、光ファイバーの出射
端と、商品を陳列又は保存するための冷凍ケース又は冷
蔵ケースとからなり、光源をケースの外部に設け、光フ
ァイバーの出射端を冷凍ケース又は冷蔵ケースの内部に
設け、冷凍ケース又は冷蔵ケースの内部を照明したこと
を特徴とした商品保存システムを提供する。
【０００８】また、本発明は光源、光ファイバーの入射
端、光ファイバーの途中及び出射端から選ばれる少なく
とも１つ以上にフィルターを設けたことを特徴とする上
記商品保存システムを提供する。
端、光ファイバーの途中及び出射端から選ばれる少なく
とも１つ以上にフィルターを設けたことを特徴とする上
記商品保存システムを提供する。
【０００９】本発明を図１に従って詳細に説明する。図
１は本発明の商品保存システムの基本的構成図である。
図１において、１は光源、２は光ファイバーバンドル、
３は出射端が設けられている出射器具、４はショウケー
ス等の冷凍ケース又は冷蔵ケースであるケース、１１は
ランプ、１２は反射ミラー、１３は電源、１４はフィル
ター、１５は光ファイバーバンドル２への入射光であ
る。
１は本発明の商品保存システムの基本的構成図である。
図１において、１は光源、２は光ファイバーバンドル、
３は出射端が設けられている出射器具、４はショウケー
ス等の冷凍ケース又は冷蔵ケースであるケース、１１は
ランプ、１２は反射ミラー、１３は電源、１４はフィル
ター、１５は光ファイバーバンドル２への入射光であ
る。
【００１０】光源１はケース４の外部に設置され、光源
１の光は光ファイバーバンドル２で伝送され、出射器具
３より出射される出射光でケース４を照明する。
１の光は光ファイバーバンドル２で伝送され、出射器具
３より出射される出射光でケース４を照明する。
【００１１】光源１はランプ１１と反射ミラー１２、電
源１３より構成される。光源のランプ１１が発光し、そ
の光を反射ミラー１２で集光する。集光された光は光フ
ァイバーバンドル２の入射部に導入され、光ファイバー
バンドル２によって伝送され、出射器具３よりケース４
の内部を照明する。反射ミラー１２の代わりに集光レン
ズを単独又は反射ミラーと併用してもよく、集光手段は
特に限定されない。
源１３より構成される。光源のランプ１１が発光し、そ
の光を反射ミラー１２で集光する。集光された光は光フ
ァイバーバンドル２の入射部に導入され、光ファイバー
バンドル２によって伝送され、出射器具３よりケース４
の内部を照明する。反射ミラー１２の代わりに集光レン
ズを単独又は反射ミラーと併用してもよく、集光手段は
特に限定されない。
【００１２】光源の内部等には、商品の劣化防止を引き
起こす赤外線及び紫外線をカットするためにフィルター
１４を設けることが望ましい。また、商品のイメージを
向上させるためフィルター１４に色フィルターを使用す
ることが望ましい。
起こす赤外線及び紫外線をカットするためにフィルター
１４を設けることが望ましい。また、商品のイメージを
向上させるためフィルター１４に色フィルターを使用す
ることが望ましい。
【００１３】フィルター１４の設けられる位置について
は、光源、光ファイバーの入射端、出射端、光ファイバ
ーの途中（複数の光ファイバーの接合部）の１箇所又は
複数箇所である。
は、光源、光ファイバーの入射端、出射端、光ファイバ
ーの途中（複数の光ファイバーの接合部）の１箇所又は
複数箇所である。
【００１４】本発明に使用される光源１は特に限定され
ないが、発光した光を集光できる構造が望ましい。ま
た、ランプ１１は、通常、ハロゲンランプ、キセノンラ
ンプ、メタルハライドランプなどが使用される。
ないが、発光した光を集光できる構造が望ましい。ま
た、ランプ１１は、通常、ハロゲンランプ、キセノンラ
ンプ、メタルハライドランプなどが使用される。
【００１５】光ファイバーバンドル２に使用される光フ
ァイバーは特に限定されないが、多成分ガラスファイバ
ー、石英ファイバー、プラスチッククラッドシリカファ
イバー、プラスチックファイバー、液体コアファイバー
などが使用できる。高密度の照明光を伝送する場合は耐
熱性が要求され、耐熱性の高いファイバーが望ましい。
ァイバーは特に限定されないが、多成分ガラスファイバ
ー、石英ファイバー、プラスチッククラッドシリカファ
イバー、プラスチックファイバー、液体コアファイバー
などが使用できる。高密度の照明光を伝送する場合は耐
熱性が要求され、耐熱性の高いファイバーが望ましい。
【００１６】
（実施例）ランプとしてメタハライドランプ（ウシオ電
機製：１５０Ｗ）を用い、楕円反射ミラーで集光した。
反射光はフィルターを通し、紫外線及び赤外線をカット
した。集光した光を光ファイバーバンドル（コア径１ｍ
ｍ、本数１００本、バンドル径１３ｍｍ、長さ１０ｍ）
に導入した。
機製：１５０Ｗ）を用い、楕円反射ミラーで集光した。
反射光はフィルターを通し、紫外線及び赤外線をカット
した。集光した光を光ファイバーバンドル（コア径１ｍ
ｍ、本数１００本、バンドル径１３ｍｍ、長さ１０ｍ）
に導入した。
【００１７】光源の光はファイバーバンドルでケース内
部に伝送される。伝送された光は光ファイバーの端末に
取り付けられた出射端より照明光として利用した。出射
端は外径３ｃｍ、高さ５ｃｍの円筒型であり、ケース内
部に露出している部分は直径１ｃｍの面であり、占有ス
ペース及び面積を最小限にすることができた。光源はケ
ースのある部屋の隣に専用の光源設置場所を設け、そこ
に設置した。
部に伝送される。伝送された光は光ファイバーの端末に
取り付けられた出射端より照明光として利用した。出射
端は外径３ｃｍ、高さ５ｃｍの円筒型であり、ケース内
部に露出している部分は直径１ｃｍの面であり、占有ス
ペース及び面積を最小限にすることができた。光源はケ
ースのある部屋の隣に専用の光源設置場所を設け、そこ
に設置した。
【００１８】ケースは巾２ｍ、奥行き０．７ｍ、高さ
１．２ｍのガラスケースを用いた。ケースは密閉されて
おり、内部は冷凍機で零下３℃にコントロールされてい
る。ケース内には鮮魚が陳列されており、看者が内部を
見えるようになっている。
１．２ｍのガラスケースを用いた。ケースは密閉されて
おり、内部は冷凍機で零下３℃にコントロールされてい
る。ケース内には鮮魚が陳列されており、看者が内部を
見えるようになっている。
【００１９】この照明により、出射器具から発生する熱
はほとんど無く、ケース内部の温度を上昇させることは
ほとんどなかった。この光源のランプ交換は容易にでき
た。
はほとんど無く、ケース内部の温度を上昇させることは
ほとんどなかった。この光源のランプ交換は容易にでき
た。
【００２０】（比較例）光源ランプとしてハロゲンラン
プ（５０Ｗ）を用た出射器具を、ケース内部に３台取り
付け照明光として利用した。出射端は外径１２ｃｍ、高
さ１０ｃｍの半球型であり、ケース内部に取り付けたた
め、大きな占有スペースを必要とした。
プ（５０Ｗ）を用た出射器具を、ケース内部に３台取り
付け照明光として利用した。出射端は外径１２ｃｍ、高
さ１０ｃｍの半球型であり、ケース内部に取り付けたた
め、大きな占有スペースを必要とした。
【００２１】ケースは巾２ｍ、奥行き０．７ｍ、高さ
１．２ｍのガラスケースを用いた。ケースは密閉されて
おり、内部は冷凍機で零下３℃に冷却されている。ケー
ス内には鮮魚が陳列されており、看者が内部を見えるよ
うになっている。
１．２ｍのガラスケースを用いた。ケースは密閉されて
おり、内部は冷凍機で零下３℃に冷却されている。ケー
ス内には鮮魚が陳列されており、看者が内部を見えるよ
うになっている。
【００２２】この照明により、照明器具から発生する総
熱量は約６０Ｗになり、ケース内部の温度を約５℃上昇
させた。このため、冷凍機の消費電力が多くなった。
熱量は約６０Ｗになり、ケース内部の温度を約５℃上昇
させた。このため、冷凍機の消費電力が多くなった。
【００２３】
【発明の効果】本発明では、光源をケースの外部に設置
することにより、光源から発生する熱や紫外線、赤外線
はケースの商品には照射することがなく、商品の劣化を
防止できる。
することにより、光源から発生する熱や紫外線、赤外線
はケースの商品には照射することがなく、商品の劣化を
防止できる。
【００２４】また、ケース内ある出射器具が小さくでき
るため、ケースの使用できるスペースが広がる。さらに
は、外部に光源があるため、ランプの交換が容易にな
る。また、光源を室外に設置すれば、光源から出る振動
や騒音が除去でき、静かな室内にすることができる。
るため、ケースの使用できるスペースが広がる。さらに
は、外部に光源があるため、ランプの交換が容易にな
る。また、光源を室外に設置すれば、光源から出る振動
や騒音が除去でき、静かな室内にすることができる。
【００２５】また、本発明により、熱の発生が大きいた
め使用ができなかったハロゲンランプが容易に使用でき
るため、照明の色温度を適切にすることが可能となっ
た。また、光源がケース外にあるため光源が凍るなどの
故障がない。また、ランプが割れるなどの事故による人
身事故や商品の汚損の防止が可能となった。冷凍用のケ
ースでは、光源の熱が発生しないので、冷凍機の電力が
少なくなる。
め使用ができなかったハロゲンランプが容易に使用でき
るため、照明の色温度を適切にすることが可能となっ
た。また、光源がケース外にあるため光源が凍るなどの
故障がない。また、ランプが割れるなどの事故による人
身事故や商品の汚損の防止が可能となった。冷凍用のケ
ースでは、光源の熱が発生しないので、冷凍機の電力が
少なくなる。
【図１】本発明の商品保存システムの基本的構成図
１：光源 ２：光ファイバーバンドル ３：出射器具 ４：ショウケース等のケース １１：ランプ １２：反射ミラー １３：電源 １４：フィルター １５：光ファイバーバンドル２への入射光
Claims (2)
- 【請求項１】光源と、光源の光を伝送する光ファイバー
と、光ファイバーの出射端と、商品を陳列又は保存する
ための冷凍ケース又は冷蔵ケースとからなり、光源をケ
ースの外部に設け、光ファイバーの出射端を冷凍ケース
又は冷蔵ケースの内部に設け、冷凍ケース又は冷蔵ケー
スの内部を照明したことを特徴とした商品保存システ
ム。 - 【請求項２】光源、光ファイバーの入射端、光ファイバ
ーの途中及び出射端から選ばれる少なくとも１つ以上に
フィルターを設けたことを特徴とする請求項１の商品保
存システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29652694A JPH08152260A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 商品保存システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29652694A JPH08152260A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 商品保存システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08152260A true JPH08152260A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17834677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29652694A Pending JPH08152260A (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | 商品保存システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08152260A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2472627A (en) * | 2009-08-12 | 2011-02-16 | Fabian Redpath | Light filtering and transmission apparatus |
| JP2011245214A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 低温ショーケース |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP29652694A patent/JPH08152260A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2472627A (en) * | 2009-08-12 | 2011-02-16 | Fabian Redpath | Light filtering and transmission apparatus |
| JP2011245214A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 低温ショーケース |
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