JPH05108822A - 個体数カウント装置 - Google Patents

個体数カウント装置

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JPH05108822A
JPH05108822A JP3271011A JP27101191A JPH05108822A JP H05108822 A JPH05108822 A JP H05108822A JP 3271011 A JP3271011 A JP 3271011A JP 27101191 A JP27101191 A JP 27101191A JP H05108822 A JPH05108822 A JP H05108822A
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JP
Japan
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image
memory
population
screen
entire screen
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Withdrawn
Application number
JP3271011A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Otsuka
則幸 大塚
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の個体数カウント装置にあっては、撮
像素子を使ってメモリ容量を大量に使用することなく個
体数を数えるために、画面を複数個の小領域に分割し
て、その小領域に存在する個体数の和を求め、全体の画
面との比をとることにより画面全体の個体数を求めるこ
とを特徴とする。 【構成】この発明は、X−Yアドレス指定可能な撮像素
子1が、顕微鏡2で読取った画像を取り込んで、CPU
3からの指示に基いて適切な小領域に分割された後、メ
モリ4に書込まれる。このメモリ4に書込まれた内容
は、CPU3からの制御により、画像処理装置5によっ
て輪郭強調されて2値化される。そして、カウンタ6に
て上記小領域の個体数がカウントされ、その面積の部分
和と全画面との比を求めて全体の個体数がカウントされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は個体数カウント装置に
関し、特に顕微鏡等により微小物体の個数を数える個体
数カウント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】顕微鏡では、従来からの微小物体を観察
する機能の他に、微小物体の個数を数える機能が必要と
なる場合がある。顕微鏡で個数を数える機能は、最近特
に要求されてきている。例えば、感染症にかかっている
場合に血液中の白血球の数が異常に多いという症状や、
貧血の場合に赤血球の数が異常に少ないという症状が、
血液に現れる。
【0003】また、顕微鏡等で個数を数える場合、肉眼
で1つ1つ確認しながら数える方法と、CCD等の撮像
素子を用いたTVカメラを使用してフレームメモリに入
力して画像処理を施し、個数を自動的に数える方法があ
る。前者は確実ではあるが検査医師の負担が大きいこと
と、よほど熟練していないと数え間違いが起こり得るこ
とが欠点であり、次第に後者の自動的に数える方向へ移
行しつつある。一方、後者は既に実用化されており、そ
の手順を以下に具体的に説明する。
【0004】先ず、CCDカメラからフレームメモリに
全画面分画像が取り込まれ、輪郭強調された後、2値化
されて個数が数えられる。CCDでは、部分切り出しや
任意画素のアドレスが指定できず、シリアルな信号読出
しとなる。このため、どうしても一旦メモリに書込んで
処理を行う必要があり、画面全体を取り込めるほど充分
な大きさのフレームメモリが必要となる。
【0005】例えば、1つの画素が8ビット、すなわち
1バイトの深さを有し、それをCCDの一般的な画素数
である768×480画素分、メモリに書込んだとする
と、369Kバイトのメモリが必要となる。よって、
R、G、Bの3種類分取り込むとすると、369×3K
バイト=1107Kバイトが必要となってしまう。
【0006】通常、このようなシステムは、一般的にフ
レームメモリに取り込んだ後に画像の一部分を切り出す
といった手法が取られている。しかしながら、画像の一
部分を切り出すときもフレームメモリが必要であり、且
つ画像領域の部分領域を切り出すので、個体数を数える
ときも画像のどの部分領域かによって、値に大きな偏り
が発生することが推察される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来で
は、顕微鏡で個体数を数える場合、操作者の負担を軽減
しようとするとどうしてもTVカメラを使用することと
なり、メモリに全画角を一旦格納した後、画像処理等を
使用して個数を数えていた。そのため、メモリの使用状
況という観点からは、全画素をメモリにそのまま入力す
ると膨大なメモリ容量を必要とするので、あまり効率的
且つ実用的なシステムと言えるものではないという問題
を有していた。
【0008】この発明は、ランダムアクセス可能な撮像
素子を使ってメモリ容量を大量に使用することなく個体
数を数えることができ、効率的な個体数カウント装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、撮
像対象の領域全体を分割して上記領域全体から撮像すべ
く画像の小領域を指定する指定手段と、この指定手段で
指定された小領域に対応する画像を撮像するべく行及び
列をランダムに選択して上記画像を撮像する撮像手段
と、この撮像手段によって撮像された上記小領域の画像
を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された上記
小領域の画像に含まれる個体数を数えて和をとる係数手
段と、上記小領域の面積の和と上記領域全体との比を求
めて、上記小領域に含まれる個体数の和から上記領域全
体の個体数を求める演算手段とを具備することを特徴と
する。
【0010】
【作用】この発明の個体数カウント装置にあっては、X
−Yアドレス指定可能な撮像素子を使用して画面から複
数個の小領域を切り出し、その小領域に含まれる個体数
を数えて部分和を求め、小領域の面積の部分和と全画面
との比を求める。小領域に含まれる個体数の部分和から
画面全体の個体数を求めることにより、小領域に対応す
るのメモリを用意すれば全体の領域のメモリを必要とす
ることなく、メモリ容量を小さくすることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
【0012】図1は、この発明による個体数カウント装
置の構成を概略的に示すブロック図である。ここでは、
ランダムアクセス可能な撮像素子として、CMD(電荷
変調素子)を使用した例について説明する。CMDにつ
いては、「ゲート蓄積型MOSフォトトランジスタイメ
ージセンサ」テレビジョン学会誌Vol.41.No.
11(1987)に開示されており、公知技術であるた
め、ここでは説明を省略する。
【0013】図1に於いて、撮像素子1は、顕微鏡2か
ら画像を取り込んで、CPU3の制御に従ってメモリ4
に書込む。このメモリ4に書込まれた画像は、画像処理
装置5からの処理を受けてCPU3を介してカウンタ6
に出力される。
【0014】図2は、図1の撮像素子1の概略的回路構
成図で、CMDを使用した例を示したものである。行選
択・リセット回路11には、外部から行アドレス及びC
MDリセット信号が供給される。一方、列選択回路12
には、同様に列アドレス及びCMDリセット信号が供給
される。これら行選択・リセット回路11及び列選択1
2はデコーダにより構成されるもので、複数のCMD1
3が接続されている。
【0015】すなわち、行選択・リセット回路11の行
選択線L1、L2、L3、…、Lnには、各CMD13
のソースが、列選択・リセット回路12の列選択線C
1、C2、C3、…、Cnには、MOSスイッチ14を
介して各CMD13のゲートが、それぞれ接続されてい
る。そして、CMD13の出力は、増幅回路15を介し
て得られるようになっている。次に、同実施例の動作に
ついて説明する。
【0016】先ず、CMD13から読込む回数として、
カウンタ6に「1」をセットしておく。撮像素子1は、
例えば200万画素(2000×1000)から成り、
顕微鏡2で読取った画像を取り込む。ここで取り込まれ
た画像は、CPU3からの指示に基いて適当な大きさ、
例えば2万画素(200×100)に分割される。
【0017】図2に示されるように、これらの素子は、
素子単位で任意のアドレスを指定することが可能なよう
に構成されている。すなわち、行選択・リセット回路1
1及び列選択回路12は、それぞれ行アドレスと列アド
レスを入力することで読出し範囲を素子単位で決定する
ことができる。読出された結果は、増幅回路15を通っ
て電圧変化としてCMD出力とされる。
【0018】上記CMD13は、CMDリセット信号に
よってリセットされ、次の動作に移行する準備をする。
CMD出力は、図1のメモリ4に書込まれる。このとき
に必要なメモリ容量は、1バイト/画素として、20K
バイトあればよい。そして、画像処理装置5によって輪
郭強調され、2値化された後、カウンタ6にて個数がカ
ウントされる。このカウントされた個数から上記読出し
範囲の部分和を求め、この範囲の面積の部分和と画面全
体との比を求める。そして、上記範囲に含まれる個数の
部分和から、画面全体の個数を求めることができる。
【0019】そして、別の重ならない領域に対して同一
の処理を行う場合には、同一のメモリ4を使用し、カウ
ンタ6をインクリメントする。これによって、メモリ4
の大幅な容量削減をすることができる。
【0020】ここで、図3に示されるように、予め画面
を、例えば図示点線の如く区切られた10個の領域16
に分割しておくものとする。そして、それぞれの領域1
6について、各1回ずつCPU3で乱数を発生させ、発
生させた乱数素子のアドレスとして、アクセスを計10
回を行う。そして、カウンタ6でのカウント値が「1
0」に達したならば、上記動作を終了する。ここで、1
0回の合計が、例えば「618」であったとすると、 領域内の粒子数×{全体の画素数/(領域の画素数×領
域の個数)} =618×(2×106 )/(2×104 ×10) =6180 となる。
【0021】また、領域の位置もアドレスを変更するの
みでよい。更に、上述した実施例では、メモリ4の容量
を決定してから画素数を決定したが、画素数を決定して
からメモリ容量を決定しても良いし、読込む回数と領域
範囲の決定も、共に自由に求められる。更に、メモリ容
量を越えなければ画素数は自由に設定できることはもち
ろんである。尚、画像処理の部分で顕微鏡に使用される
画像処理の一例を述べたが、これに限られるものではな
く、個数が判別できるものであれば何でもあっても良
い。このように、CMDの撮像素子を用いた例について
述べたが、これはランダムなX−Yアドレスが指定可能
な全ての素子についても該当することである。次に、こ
の発明の第2の実施例について説明する。
【0022】CMDは、非破壊読出しが可能であり、1
0秒程度は読出した後もデータが残る。この性質を利用
して、各小領域が重なっている場合に於いても、データ
を再読出しで正確な個体数を計測することができる。
【0023】図4は、複数の領域が重なった画面の例を
示したものである。いま、図1のCPU3が、画面全体
に対して乱数を発生させて領域を切り出し、メモリ4に
書込む。例えば、画面全体で200万画素(2000×
1000)、メモリ4の記憶容量は1バイト/画素で2
0Kバイトとして、10回だけアクセスする。その結果
が「618」であったとすると、画面全体では6180
個の粒子が存在するといえる。このとき、例え乱数で複
数の領域が重なったとしても、非破壊読出しであるの
で、一度読込んだ部分のメモリ内容は保存されている。
更に、乱数発生が全画面対象であるので、より正確に個
数を数えることができ、且つメモリの容量もあまり大き
くしなくとも良い。
【0024】以上、CMD撮像素子を用いた例について
述べたがこれはランダムなX−Yアドレスが指定可能
で、且つ非破壊読出しが可能な全ての素子についても該
当することである。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ランダ
ムアクセス可能な撮像素子を用いることでメモリ容量が
従来に比較して少なくて済み、また全画面から個体数を
カウントするための対象領域の位置を自由に変化させる
ことのできる個体数カウンタ装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による個体数カウント装置の構成を概
略的に示すブロック図である。
【図2】図1の撮像素子の概略的回路構成図で、CMD
を使用した例を示した図である。
【図3】予め10個の領域に分割された場合の例を示し
た画面を表した図である。
【図4】複数の領域が重なった画面の例を示した図であ
る。
【符号の説明】
1…撮像素子、2…顕微鏡、3…CPU、4…メモリ、
5…画像処理装置、6…カウンタ、11…行選択・リセ
ット回路、12…列選択回路、13…CMD(電荷変調
素子)、14…MOSスイッチ、15…増幅回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像対象の領域全体を分割して上記領域
    全体から撮像すべく画像の小領域を指定する指定手段
    と、 この指定手段で指定された小領域に対応する画像を撮像
    するべく行及び列をランダムに選択して上記画像を撮像
    する撮像手段と、 この撮像手段によって撮像された上記小領域の画像を記
    憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された上記小領域の画像に含まれる
    個体数を数えて和をとる係数手段と、 上記小領域の面積の和と上記領域全体との比を求めて、
    上記小領域に含まれる個体数の和から上記領域全体の個
    体数を求める演算手段とを具備することを特徴とする個
    体数カウント装置。
JP3271011A 1991-10-18 1991-10-18 個体数カウント装置 Withdrawn JPH05108822A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003085533A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Microbio Corp 個数計数方法、そのためのプログラム、記録媒体および個数計数装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003085533A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Microbio Corp 個数計数方法、そのためのプログラム、記録媒体および個数計数装置
JP4722343B2 (ja) * 2001-09-07 2011-07-13 マイクロバイオ株式会社 個数計数方法、そのためのプログラム、記録媒体および個数計数装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107