JPH0463687B2 - - Google Patents

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JPH0463687B2
JPH0463687B2 JP59155795A JP15579584A JPH0463687B2 JP H0463687 B2 JPH0463687 B2 JP H0463687B2 JP 59155795 A JP59155795 A JP 59155795A JP 15579584 A JP15579584 A JP 15579584A JP H0463687 B2 JPH0463687 B2 JP H0463687B2
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JP
Japan
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image
focus
memory
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fractionation
Prior art date
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JP59155795A
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English (en)
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JPS6133638A (ja
Inventor
Hisao Yabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP15579584A priority Critical patent/JPS6133638A/ja
Publication of JPS6133638A publication Critical patent/JPS6133638A/ja
Publication of JPH0463687B2 publication Critical patent/JPH0463687B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、内視鏡により体腔内を撮影する内
視鏡撮像装置に関する。
〔従来技術〕
近年、内視鏡の接眼部にテレビジヨンカメラを
取り付け体腔内を撮影する内視鏡撮像装置が開発
されている。この一例として、特願昭59−74295
号に記載の装置がある。一般に、体腔内には胃壁
等の凹凸が激しい部位や、気管支内等の奥行が非
常に深い部位が多く、画面全体にわたつてピント
を合わせて撮影するのが困難である。ここで、被
写界深度を大きくするために、絞りを絞り込む
と、画面が暗くなる欠点が生じる。そのため、診
断に画面全体を有効に使うことが不可能であつ
た。
〔目的〕
この発明は上述した事情に対処すべくなされた
もので、画面全面にわたつてピントの合つた画像
を撮影することができる内視鏡撮像装置を提供す
ることを目的とする。
〔概要〕
この目的は同一部位について最良合焦距離を変
えて複数枚の画像を撮影し、その後、合焦状態に
ある部分を組み合わせて1枚の画像を合成するこ
とにより実現される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、この発明による内視鏡
撮像装置の一実施例を説明する。第1図はそのブ
ロツク図である。内視鏡本体10はライトガイド
12、対物レンズ14、屈折率可変透光性物質1
6、固体撮像素子18、可変電圧電源20、ドラ
イバ22を有する。ライトガイド12は光源ユニ
ツト24に接続され、光源ユニツト24からの光
を体腔内に導く。屈折率可変透光性物質16は対
物レンズ14と固体撮像素子18の間の光路長を
実質的に可変するものであり、例えば、2枚の透
明電極間に挾さまれたLiNbO3からなり、透明電
極は可変電圧電源20に接続される。この実施例
では、透明電極に印加される電圧を変えることに
より、対物レンズ14の最良合焦距離(対物レン
ズ14と被写体との距離)が30mm、10mm、7mm、
5mm、4mmと可変されるようになつている。対物
レンズ14、屈折率可変透光性物質16、固体撮
像素子18は内視鏡本体10の対物端に設けられ
る。固体撮像素子18は、R,G,Bのモザイク
フイルタが取付られ、200×200の撮像画素を有す
るCCDからなり、ドライバ22からのクロツク
パルスに応じて、各画素毎にR,G,Bの三原色
のいずれかの成分の画素信号を出力する。
内視鏡本体10にビデオプロセツサ26が接続
され、固体撮像素子18の出力画素信号がビデオ
プロセツサ26内のサンプルホールド回路28を
介して、ローパスフイルタ30に入力される。ロ
ーパスフイルタ30の出力がA/D変換器92を
介して分画メモリ32に入力されるとともに、
A/D変換器34を介して画像メモリ46に入力
される。画像メモリ46は5枚の画像の画素信号
(各、200×200の画素)を格納する容量を有する。
一方、分画メモリ32は1枚の画像の画素信号
を格納するランダムアクセスメモリからなり、書
き込み時と読み出し時とで、画素信号の順番を変
えるバツフアメモリである。1枚の画像(200×
200の画素)は分画メモリ32で、第3図に示す
ように、40×40の分画ユニツトに分割される。す
なわち、5×5画素が1つの分画ユニツトとされ
る。分画メモリ32からは入力された順番とは異
なり、各分画ユニツト単位で画素信号が出力さ
れ、D/A変換器94、ハイパスフイルタ36を
介して積分器38に入力される。画像信号のボケ
成分は低周波成分として表われるので、ハイパス
フイルタ36の出力は各画素のフオーカス情報
(合焦度)である。積分器38はハイパスフイル
タ36の出力を各分画ユニツト単位で加算し、各
分画ユニツト毎の合焦度を出力する。積分器38
の出力がA/D変換器40を介してフオーカス情
報メモリ42に入力される。
フオーカス情報メモリ42は5枚の画像の各分
画ユニツト毎の合焦度を記憶する。フオーカス情
報メモリ42の出力が判定回路44に入力され、
各分画ユニツト毎に5枚の画像の合焦度が比較さ
れ、どの画像が最も合焦しているか判定される。
各分画ユニツト毎に画像メモリ46内の5枚の画
像の中から最も合焦している画像信号が読出され
合成回路48に書き込まれる。合成回路48は1
枚の画面の画像信号を記憶するバツフアメモリで
あり、画像メモリ46の出力が各分画ユニツトに
対応する記憶エリアに格納される。これにより、
1枚の画像信号が合成される。合成回路48の出
力がD/A変換器50を介してビデオプロセス回
路52に入力される。ビデオプロセス回路52の
出力がモニタ装置54で表示される。
この実施例の動作を説明する。先ず、内視鏡本
体10の先端を体腔内に挿入した後、可変電圧電
源20を調整して、屈折率可変透光性物質16の
屈折率を可変し、対物レンズ14の最良合焦距離
を4mmとする。実際の被写体との距離は第2図
a,bに示すように、近距離(4mm以下)から遠
距離(30mm以上)まで広範囲であるとする。この
時、固体撮像素子18から出力された画像信号は
画像メモリ46に格納される一方、分画メモリ3
2で40×40の分画ユニツトに分割される。各分画
ユニツト毎の画素信号はハイパスフイルタ36
で、合焦度が検出され、積分器38でこれらが各
分画ユニツト毎に加算される。各分画ユニツト毎
の合焦度がフオーカス情報メモリ42に格納され
る。以下、構図を変えずに、対物レンズの最良合
焦距離を5,7,10,30mmと変化させて、上述の
動作を繰り返し、同一部位についての最良合焦距
離の異なる5枚の画像を撮影する。
この後、判定回路44で、各分画ユニツト毎に
5枚の画像の合焦度が比較され、5枚の画像の中
で最も合焦度の高い画像が選択される。この最も
合焦度の高い画像が画像メモリ46から読出さ
れ、合成回路48に入力され、その分画ユニツト
の画像信号とされる。このようにして、各分画ユ
ニツト毎に最も合焦度の高い画像信号が選択さ
れ、結果的に画面全面にわたつてピントの合つた
画像が撮影されたことになる。合成回路48の出
力がD/A変換器50、ビデオプロセス回路52
を介してモニタ装置54に入力され、カラー表示
される。このように、各被写体について、5枚の
画像を撮影するので、固体撮像素子18が毎秒
150フレーム(各焦点距離毎に30フレーム)撮影
するとしても、モニタ装置54には毎秒30フレー
ムが表示される。
以上、説明したように、この実施例によれば、
同一部位について最良合焦距離を変えて5枚の画
像を撮影し、その後、合焦状態にある部分のみを
用いて1枚の画像を合成することにより、画面全
体にピントが合つた画像を得ることができる。
次に、第4図を参照して、この発明の第二実施
例を説明する。第一実施例と同一部分は同一参照
符号を付す。固体撮像素子18の出力がサンプル
ホールド回路28、ローパスフイルタ30、A/
D変換器70を介して、分画メモリ72、フレー
ムメモリ76に入力される。分画メモリ72は第
一実施例と同様に1枚の画像信号を格納するラン
ダムアクセスメモリからなる。フレームメモリ7
6は1枚の画像信号を記憶する容量を有し、画像
信号を1枚の画像の撮影時間だけ遅延する。分画
メモリ72の出力がハイパスフイルタ74を介し
て、積分器78に入力される。積分器78は第一
実施例と同様に各分画ユニツト毎の画像信号の高
周波成分、すなわち、合焦度を求める。積分器7
8の出力が判定回路80に入力される。判定回路
80は1枚前に撮影した画像の積分出力も記憶し
ていて、これと現在の画像の積分出力とを比較す
る。フレームメモリ79の出力が合成回路48の
入力端に入力され、判定回路80の出力が1枚の
画像信号を記憶するバツフアメモリである合成回
路48の制御端に入力され、フレームメモリ76
の出力がこの判定回路80の出力に応じて合成回
路48に書き込まれる。合成回路48の出力が
D/A変換器50、ビデオプロセス回路52を介
してモニタ装置54に入力される。
この第二実施例の動作を説明する。第二実施例
においても、第一実施例と同様に、先ず、可変電
圧電源20を調整して、屈折率可変透光性物質1
6の屈折率を可変し、対物レンズ14の最良合焦
距離を30mm(最遠)とする。この時得られた画像
信号がフレームメモリ76に格納されるととも
に、積分器78で各分画ユニツト毎の合焦度が検
出される。この各分画ユニツト毎の合焦度は判定
回路80で次の画像が撮影されるまで、記憶され
る。
そして、対物レンズ14の最良合焦距離を10mm
と変化させて、2枚目の撮影が行なわれる。この
時得られた画像信号により積分器78で検出され
た各分画ユニツト毎の合焦度が判定回路80に入
力され、先に撮影された1枚目の画像の各分画ユ
ニツト毎の合焦度と比較される。ここで、合焦度
が増加していれば、先に撮影した画像よりも今回
撮影した画像の方がピントがあつていることにな
る。このため、この場合は、フレームメモリ76
内の信号は合成回路48に書き込まれない。逆に
合焦度が減少していれば、今回撮影した画像より
も前回撮影した画像の方がピントが合つている、
すなわち、前回撮影した画像が最良合焦状態であ
ることになり、フレームメモリ76に格納されて
いる前回撮影した画像信号が合成回路48の当該
分画ユニツトに対応する記憶エリアに書き込まれ
る。対物レンズの最良合焦距離が4mmになつて
も、合焦度が減少しなければ、4mmが最良合焦状
態であると判定される。
このように、第二実施例によれば、異なる焦点
距離において撮影された2枚の画像間の合焦度の
増減により合焦の画像を検出することにより、第
一実施例のように全ての画像信号を記憶しておく
必要が無く、少ない容量のメモリを用いて画面全
面にわたつてピントの合つた画像を撮影可能であ
る。
なお、この発明は上述の実施例に限定されず、
種々変更可能である。例えば、各分画ユニツトの
合焦度を求めるのに、分画ユニツト内の全部の画
素の画像信号の高周波成分を加算したが、第5図
a,bに斜線で示すような特定の画素の画像信号
のみを加算するだけでもよい。また、固体撮像素
子としてランダムアクセスができないCCDを用
いたので、1枚の画像を分画ユニツトに分割する
ために分画メモリというランダムアクセスメモリ
を必要としたが、固体撮像素子としてランダムア
クセス可能なMOS型の撮像素子を用いれば、分
画メモリは不要である。さらに、撮像素子は内視
鏡本体の対物端に内蔵したが、従来からあるイメ
ージガイドを有する内視鏡の接眼部にカメラ部を
接続してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、同一
部位について最良合焦距離を変えて複数枚の画像
を撮影し、その後、最良合焦状態にある部分のみ
を用いて1枚の画像を合成することにより、画面
全面でピントの合つた画像が得られる内視鏡撮像
装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による内視鏡撮像装置の一実
施例の構成を示すブロツク図、第2図a,bはこ
の実施例の撮影対象である体腔内を示す図、第3
図は一画面と分画ユニツトとの関係を示す図、第
4図はこの発明の第二実施例のブロツク図、第5
図a,bは合焦度を求める変形例を説明する図で
ある。 14…対物レンズ、16…屈折率可変透光性物
質、18…固体撮像素子、20…可変電圧電源、
24…光源ユニツト、32…分画メモリ、36…
ハイパスフイルタ、38…積分器、42…フオー
カス情報メモリ、46…画像メモリ、48…合成
回路、54…モニタ装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内視鏡を用いて被検体の画像を撮像する手段
    と、 内視鏡の対物端から前記撮像手段までの光学系
    の光路長を可変する手段と、 前記可変手段を操作して光路長を変えて被検体
    の同一部位を前記撮像手段により複数回撮像させ
    る手段と、 前記撮像手段により撮像された複数枚の画像の
    それぞれを複数の分画ユニツトに分割し、各分画
    ユニツト毎の画像の合焦度を検出する手段と、 各分画ユニツト毎に前記複数枚の画像の中から
    最も合焦度の高い画像を選び、これらを一枚の画
    像に合成する手段とを具備する内視鏡撮像装置。
JP15579584A 1984-07-26 1984-07-26 内視鏡撮像装置 Granted JPS6133638A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15579584A JPS6133638A (ja) 1984-07-26 1984-07-26 内視鏡撮像装置

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JP15579584A JPS6133638A (ja) 1984-07-26 1984-07-26 内視鏡撮像装置

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JPS6133638A JPS6133638A (ja) 1986-02-17
JPH0463687B2 true JPH0463687B2 (ja) 1992-10-12

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JP15579584A Granted JPS6133638A (ja) 1984-07-26 1984-07-26 内視鏡撮像装置

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH064060B2 (ja) * 1986-10-23 1994-01-19 オリンパス光学工業株式会社 電子内視鏡装置
JP3961729B2 (ja) 1999-03-03 2007-08-22 株式会社デンソー 全焦点撮像装置
CN1451230A (zh) * 2000-07-21 2003-10-22 纽约市哥伦比亚大学托管会 图象拼合方法与设备
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