JPH05107825A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05107825A
JPH05107825A JP3267626A JP26762691A JPH05107825A JP H05107825 A JPH05107825 A JP H05107825A JP 3267626 A JP3267626 A JP 3267626A JP 26762691 A JP26762691 A JP 26762691A JP H05107825 A JPH05107825 A JP H05107825A
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JP
Japan
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image forming
upper casing
casing
lower casing
sheet
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Pending
Application number
JP3267626A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Sugaya
務 菅谷
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP3267626A priority Critical patent/JPH05107825A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 上部ケーシング24と下部ケーシング25と
の突き合わせ部に、遮光性を有する嵌合し、当該突き合
わせ部の間隙を閉塞する。このとき、緩衝体200の外
周端面を、上部ケーシング24および下部ケーシング2
5よりも外側に突出させる。 【効果】 装置本体2内に外乱光、埃が侵入するのを遮
断できる。よって、侵入光、埃により感光体ドラムが劣
化することがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムに形成された静電潜
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機やプリンタ等の画像形成装置として、極めて小
型化されたいわゆるポータブルタイプのものが提供され
ている。この種の画像形成装置は、感光体上に形成され
た原稿像に対応する静電潜像をトナー像に顕像化した
後、用紙に転写する作像部、用紙に転写したトナー像を
定着する定着部を含み、用紙を装置本体内に導入すると
共に、上記作像部へ供給した後、装置本体から排出する
用紙搬送部、これらを駆動する駆動系、および制御回路
その他の電装品等の機能部品を備えている。そして、こ
れら各機能部品は、樹脂成形品からなる箱型のケーシン
グ内に配置された、一対の側板やこの側板どうしを連結
するステー等からなる金属製の補強フレームに対して、
それぞれ取付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
おいて、装置本体2は、図21の如く、上部ケーシング
24と下部ケーシング25とをビス等で組み合わせて成
る。しかしながら、上部ケーシング24、下部ケーシン
グ25は樹脂成形品であるため寸法精度に誤差を生じ易
く、上部ケーシング24と下部ケーシング25との突き
合わせ部に間隙が生じてしまう。そのため、装置本体2
内に外乱光、埃が侵入し、当該侵入光、埃により感光体
ドラムが劣化し、画質が悪くなるといった不具合が発生
する場合がある。
【0004】本発明は、上記に鑑み、上部ケーシングと
下部ケーシングとの間の間隙を閉塞し、外乱光、埃の侵
入を遮断して感光体ドラムの劣化を防止できる画像形成
装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、画像形成部品を内蔵する装置本体が、上部ケーシ
ングと下部ケーシングとの組合せから成る画像形成装置
において、前記上部ケーシングと下部ケーシングとの突
き合わせ部に、当該突き合わせ部の間隙を閉塞するよ
う、遮光性を有する緩衝体が嵌合され、該緩衝体の外周
端面が、前記上部ケーシングおよび下部ケーシングより
も外側に突出して設けられたものである。
【0006】
【作用】上記課題解決手段においては、上部ケーシング
と下部ケーシングとの突き合わせ部に、遮光性を有する
緩衝体を嵌合して、当該突き合わせ部の間隙を閉塞して
いるから、装置本体内に外乱光、埃が侵入するのを遮断
できる。したがって、侵入光、埃により感光体ドラムが
劣化するのを防止できる。
【0007】また、緩衝体の外周端面を、上部ケーシン
グおよび下部ケーシングよりも外側に突出させているの
で、画像形成装置を移動させる際に、周辺部に画像形成
装置をぶつけても、その衝撃を緩衝体で吸収して上部ケ
ーシングおよび下部ケーシングの破損を防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいてに
説明する。図1は本発明の一実施例に係る画像形成装置
の斜視図、図2は同じくその要部拡大断面図、図3は下
部ケーシングを示す斜視図、図4は下部ケーシングによ
る機能部品の保持状態を示す平面図、図5は上部ケーシ
ングを示す斜視図、図6は上部ケーシングによる機能部
品の保持状態を示す底面図、図7は上部ケーシングと原
稿台とを示す一部省略断面図である。
【0009】また、図8は上記画像形成装置の分解断面
図、図9はその内部構成を示す概略断面図、図10は作
像部フレームおよびトナー回収容器を示す平面図であ
る。本実施例の画像形成装置は、透明なガラス板からな
る原稿台1を、図8および図9において左右方向に移動
させることにより、原稿台1に載置された原稿を照明走
査するいわゆるテーブル移動型の複写機であり、前記原
稿台1の上方には、載置された原稿を押えるための原稿
押え11が回動開閉可能に設けられている。
【0010】そして、上記複写機は、装置本体2の内部
に、原稿台1によって移動される原稿を照明走査するた
めの光学系3、感光体ドラム42に形成された静電潜像
を現像装置41により顕像化した後、用紙に転写する作
像部4、途中部に用紙に転写されたトナー像を定着する
定着部6を配置し、用紙を給紙口26から装置本体2の
内部に導入した後、作像部4を通して排紙口21から排
出する用紙搬送部5、これら原稿台1、作像部4および
用紙搬送部5を駆動するための駆動系7(図6参照)、
並びにこれらの駆動を制御する制御回路等を含む電装品
8(図6参照)等の機能部品を備えている。
【0011】前記光学系3は、原稿を照明するための蛍
光ランプ31と、原稿からの反射光を上記感光体ドラム
42に導くレンズ32等を、ケース33の内部に配置し
ているものである。前記作像部4は、感光体ドラム42
の周囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写チ
ャージャ44、およびクリーナ45をこの順に配置した
ものであり、帯電チャージャ43によって均一に帯電し
た感光体ドラム42の外周面に、原稿像を結像させて静
電潜像を形成した後、当該静電潜像を現像装置41によ
ってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44によって
トナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ45に
よって回収するように構成されている。この作像部4の
構成要素としての現像装置41、感光体ドラム42、転
写チャージャ44、およびクリーナ45は、それぞれ作
像フレーム46(図9参照)に対して組付けられてユニ
ット化されている。なお、前記帯電チャージャ43は、
前記光学系3のケース33によって保持されている。
【0012】前記作像フレーム46は、樹脂成形品から
なるものであり、該作像フレーム46には、図10の如
く、クリーナ45によって回収されたトナーを収容して
おくトナー回収容器47が一体に成形されている。前記
トナー回収容器47は、図8ないし図10の如く、平面
形状が矩形のトレー状のものであり、用紙搬送部5の搬
送方向下流側の上方に設けられている。そして、トナー
回収容器47には、水平な底部47bに連続させて傾斜
状の側面部47cが形成され、該側面部47cの上端部
に連続させて、排紙口21方向へ延びる鍔部47aが形
成されており、前記傾斜状の側面部47cおよび鍔部4
7aが、手先挿入ガイドGとして構成されている。この
手先挿入ガイドGは、定着部6を通過した名刺サイズ等
の小サイズの用紙の取り出しを許容する位置まで装置本
体2内への手先の挿入をガイドすると共に、主として前
記側面部47cによって所定量以上手先が挿入されるの
を規制して、手先が定着部6に接触するのを阻止するも
のである。なお、前記鍔部47aは、前記排紙口21の
内部に導入された状態で、排紙口21の上縁部に密着さ
れており、用紙が当該上縁部に引っ掛からないように配
慮されている。このように、トナー回収容器47の一部
を手先挿入ガイドGとして構成しているので、別途手先
挿入ガイドを配置する必要がなく、その分、部品点数お
よび組立て工数を削減でき、製造コストを安くすること
ができる。
【0013】前記現像装置41は、図8,9の如く、樹
脂製の現像ハウジング41aに対して挿抜自在に装着さ
れたトナーカートリッジ41cと、トナーカートリッジ
41cから落下供給されたトナーを現像ハウジング41
aの内部へ供給するトナー供給ローラ41dと、現像ハ
ウジング41aの内部に供給されたトナーを攪拌する攪
拌ローラ41eと、感光体ドラム42にトナーを供給す
る現像ローラ41fとを備えている。そして、現像ハウ
ジング41aの下面には、多数のリブ状の上ガイド41
bが、互いに平行に突設されており、該上ガイド41b
によって、搬送される用紙の上面側をガイドするように
している。また、上ガイド41bは、現像ハウジング4
1aと一体に成形されており、従って、別途上ガイドを
形成する場合に比べて、部品点数および組立て工数を削
減でき、製造コストを安くすることができる。
【0014】前記用紙搬送部5は、給紙トレイ22にセ
ットされた用紙を挟み込んで装置本体2の内部に導入す
る搬送ローラ対51と、搬送ローラ対51によって搬送
された用紙の先端を突き当てて当該用紙を一時的に待機
させるレジストストッパ52と、前記定着部6とを備え
ている。そして、搬送ローラ対51のうちの上ローラ5
1aは、現像装置41の現像ハウジング41aに突設さ
れた上ガイド41bによって回転自在に支持されてい
る。即ち、前記上ガイド41bによって、上ローラ51
aの支持部材を兼用している。
【0015】前記定着部6は、用紙を挾み込んで搬送し
ながら用紙に転写されたトナー像を定着するものであ
り、ヒータ等の加熱部材60にて加熱される熱ローラ6
1と、該熱ローラ61に圧接されて従動される圧ローラ
62とを備えている。そして、圧ローラ62は、図示し
ないばねによって上方へ付勢された状態で、上下および
左右方向へ遊動可能に設けられている。なお、本実施例
においては、熱ローラ61の直径を14mm程度に設定す
ると共に、圧ローラ62との定着圧を2kgf程度に設
定することにより、定着処理後の用紙が剥離しやすいよ
うに設定されている。
【0016】前記レジストストッパ52は、支点52a
を中心に回動自在に設けられていると共に、通常は図示
しないコイルばねによって、図8,9において時計回り
方向に回動付勢されて、用紙の搬送経路に進出してお
り、この進出状態で用紙の先端部を突き当てて、当該用
紙を待機させる。そして、原稿台1が所定位置に移動し
た時点で、例えば原稿台1によって作動されるリンク機
構を介してレジストストッパ52を反時計回りに回動さ
せて用紙搬送路から退避させることにより、待機させた
用紙を作像部4へ供給する。
【0017】前記装置本体2は、互いに分離可能にビス
止めされた上部ケーシング24と下部ケーシング25と
により構成されており、上記した機能部品としての光学
系3、作像部4、用紙搬送部5、駆動系7、および電装
品8が、それぞれ上部ケーシング24と下部ケーシング
25とによって保持されている。図6、図8および図9
を参照してさらに詳述すると、前記光学系3のケース3
3は、上部ケーシング24に対してビス止めされてお
り、これによって光学系3全体が上部ケーシング24に
保持されている。また、作像部4の作像フレーム46
は、上部ケーシング24に対してビス止めされており、
これによって作像部4のうちの現像装置41、感光体ド
ラム42、転写チャージャ44およびクリーナ45が、
上部ケーシング24に保持されている。また、作像部4
のうちの残る帯電チャージャ43は、前記光学系3のケ
ース33を介して間接的に上部ケーシング24に保持さ
れている。さらに、用紙搬送部5の搬送ローラ対51の
うちの上ローラ51aは、現像ハウジング41aを介し
て間接的に上部ケーシング24に保持されており、下部
ローラ51bおよびレジストストッパ52は、下部ケー
シング25に一体成形された後述する下ガイド25aに
保持されている。
【0018】前記下部ケーシング25は、樹脂成形品か
らなるものであり、図3および図4にも示すように、そ
の内底部には、搬送される用紙の下面側をガイドする多
数のリブ状の下ガイド25aが一体成形されている。ま
た、下部ケーシング25の底部には、開口部25bが設
けられており、該開口部25bには、支点25cを中心
に回動可能な支持部材25dが導入されている。支持部
材25dは、樹脂成形品からなるものであり、上面側に
は、搬送される用紙の下面をガイドするリブ状の下ガイ
ド25eが一体成形にて多数並設されている。該支持部
材25dを、支点25cを中心に図8、図9において時
計回りに回動させることにより、下部ケーシング25の
底部を開放することができ、これによって、用紙搬送経
路の一部を開放してジャム処理等を容易に行なえるよう
にしている。そして、支持部材25dに、前記定着部6
の圧ローラ62の支軸62aが軸支されている。
【0019】また、下部ケーシング25の底面には、前
記ハウジング63の着座部63cに穿設されたビス孔6
3dに対向する有底のビス穴25kが穿設されており、
該ビス穴25kに図示しないビスを螺合させることによ
り、定着部6のハウジング63を下部ケーシング25に
一体的に固定して、圧ローラ62に対する熱ローラ61
の相対位置が決められるようにしている。
【0020】さらに、前記下部ケーシング25には、開
口部25bの周縁部に沿って、リブ状の起立片25fが
形成されており、該起立片25fと前記下ガイド25a
等により当該下部ケーシング25をモノコック構造とし
て、所望の剛性を確保している。なお、下部ケーシング
25の両側部には、給紙口26および排紙口21を形成
するための切欠25gが形成されている。
【0021】前記上部ケーシング24は、樹脂による一
体成形品からなるものであり、図5にも示すように、両
側面に給紙口26および排紙口21を形成するための切
欠24aが形成されており、この両側面と交差する一側
面には、前記トナーカートリッジ41cを挿抜するため
の開口部24bが形成されている。また、上面には、原
稿を照明走査するためのスリット24cが形成されてい
ると共に、原稿台1の一端部を移動自在に支持するスラ
イダS(図7参照)を取付けるための凹溝24i、およ
び原稿台1の他端部を支承するための凸条24jがそれ
ぞれ形成されている。
【0022】さらに、前記上部ケーシング24の内部に
は、トナーカートリッジ41cの導入をガイドする一対
の帯板状のガイド部24dが垂下形成されている。該ガ
イド部24dは、上部ケーシング24の成形と同時に一
体成形されたものであり、前記トナーカートリッジ41
cのほぼ全長に沿って形成されている(図6参照)。ま
た、トナー回収容器47に対応する箇所には、図8,9
の如く、該トナー回収容器47の上部開口を覆う蓋部2
4eが形成されている。該蓋部24eは、上部ケーシン
グ24の天上面と、この天上面から下方へ延びる枠状の
垂下片24fとにより構成されているものであり、前記
垂下片24fをトナー回収容器47の上部の開口縁に密
接させて、トナー回収容器47を閉塞し、これによって
トナー回収容器47に回収されたトナーが飛散するのを
防止している。なお、トナー回収容器47の四隅には、
リム47dが形成されており、このリム47dを貫通す
るビス47e(図8、図9参照)によって、上部ケーシ
ング24の蓋部24eとトナー回収容器47とは、互い
に密着するように連結されている。このように、上部ケ
ーシング24に蓋部24eを一体成形しているので、ト
ナー回収容器47に別途蓋を形成する必要がなく、その
分部品点数を少なくすることができると共に、組立て工
数を削減することができる。また、上部ケーシング24
の開口部を通してトナーカートリッジ41cを挿抜する
ことができるので、その交換作業を、装置本体2の内部
を開放することなく容易に行なうことができる。しか
も、トナーカートリッジ41cの挿抜を案内するガイド
部24dを、上部ケーシング24に一体成形しているの
で、当該ガイドを別途形成する必要がなく、その分部品
点数および組立て工数を少なくすることができ、コスト
を低減に役立つことになる。そして、前記上部ケーシン
グ24は、上記ガイド部24dおよび垂下片24f等に
よってモノコック構造に構成されており、これによって
所望の剛性を確保している。
【0023】また、前記上部ケーシング24は、図6の
如く、下部ケーシング25に対して、それぞれの少なく
とも四隅に形成された連結部24k、25hにおいてビ
ス止めされて、一体化されている。このように、上部ケ
ーシング24を下部ケーシング25に対して、少なくと
も四隅においてビス止めしているので、各ケーシング2
4、25に反りが生じている場合でも、これを矯正して
両者を正確に位置決めすることができる。即ち、上部ケ
ーシング24を下部ケーシング25に対して回動開閉可
能に枢支して、いわゆるクラムシェルタイプとした場合
には、上下のケーシング24、25に反りがあると、両
者の正確な位置決めが困難であると共に、枢支部に局部
的な応力が生じて耐久性が問題となるが、上記ビス止め
方式とすることにより、このような問題を回避すること
ができる。
【0024】なお、トナーカートリッジ41cを挿抜す
るための前記開口部24bは、当該開口部24bに嵌合
されたカバー24gによって閉塞されている。また、上
記給紙トレイ22と、排紙口21から排出される用紙を
受ける排紙トレイ23とは、下部ケーシング25に対し
て回動可能に取付けられており、不使用時にはそれぞれ
起立回動させることにより、上部ケーシング24に沿わ
せておくことができる。さらに、前記給紙トレイ22に
は、用紙の幅をガイドするためのカーソルを、当該用紙
幅に応じてスライド調整自在に設けておいてもよい。
【0025】そして、前記上部ケーシング24と下部ケ
ーシング25との突き合わせ部には、図1の如く、当該
突き合わせ部の間隙を閉塞するよう、前記給紙口26、
排紙口21およびトナーカートリッジ41cを挿抜する
ための開口部24bを除く全周に亘って遮光性を有する
緩衝体200が嵌合されている。該緩衝体200は、弾
性を有するゴム材から成り、図2の如く、断面略茸形に
形成されていれる。そして、緩衝体200は、上部ケー
シング24および下部ケーシング25の端部に係合する
断面凹状の係合溝201と、係合溝201より内側に配
され緩衝体200の外方への抜けを防止する断面矩形状
の係止部202と、嵌合溝201より外側に配され上部
ケーシング24と下部ケーシング25との間隙を完全に
覆う断面略半円形の閉塞部203とを備えており、閉塞
部203の外周端面は、上部ケーシング24および下部
ケーシング25よりも外側に突出して設けられている。
【0026】前記駆動系7は、図6に示すように、上部
ケーシング24の内側に形成された駆動系配置部24h
に固定されている。該駆動系7は、感光体ドラム42の
ほか、現像装置41のトナー供給ローラ41d、攪拌ロ
ーラ41eおよび現像ローラ41f、用紙搬送部5の上
ローラ51a、並びに定着部6の熱ローラ61等の駆動
を行なうものであり、これら被駆動部はそれぞれギア機
構72を介してモーター71により駆動される。また、
これらの駆動を制御する回路基板等を有する電装品8
も、定着部6の電装品を除いて、上部ケーシング24に
対して取付けられている。
【0027】上記構成において、上部ケーシング24と
下部ケーシング25との突き合わせ部に、給紙口26、
排紙口21およびトナーカートリッジ41cを挿抜する
ための開口部24bを除く全周に亘って遮光性を有する
緩衝体200を嵌合して、当該突き合わせ部の間隙を完
全に閉塞しているから、装置本体2内に外乱光、埃が侵
入するのを遮断できる。したがって、侵入光、埃により
感光体ドラム42が劣化するのを防止できる。
【0028】また、緩衝体200の閉塞部203の外周
端面を、上部ケーシング24および下部ケーシング25
よりも外側に突出させているので、画像形成装置を移動
させる際に、周辺部に画像形成装置をぶつけても、その
衝撃を緩衝体200で吸収して上部ケーシング24およ
び下部ケーシング25の破損を防止できる。さらに、緩
衝体200にて駆動源からによる振動を吸収して騒音を
低下することも可能となる。
【0029】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で多くの変更または修正
を加え得ることは勿論である。例えば、図11の如く、
緩衝体200を断面矩形状に形成し、さらに上部ケーシ
ング24および下部ケーシング25の各突き合わせ部に
緩衝体200と係合する断面L字形の係合溝301,3
02を形成し、緩衝体200を係合溝301,302に
嵌合して上部ケーシング24と下部ケーシング25との
突き合わせ部を完全に閉塞する構成としてもよい。
【0030】また、図2に示した実施例において、図1
2のように、上部ケーシング24および下部ケーシング
25の各突き合わせ部に緩衝体200と係合する係合溝
301,302を形成し、茸形の緩衝体200を係合溝
301,302に嵌合して上部ケーシング24と下部ケ
ーシング25との突き合わせ部を完全に閉塞する構成と
してもよい。
【0031】さらに、上部ケーシング24と下部ケーシ
ング25との突き合わせ部は、あいじゃくり状に組み合
わせておいてもよく、これにより侵入光によって感光体
ドラム42が劣化されるのをさらに有効に防止できる。
また、トナーカートリッジ41cを挿抜するための開口
部24bに嵌合されるカバー24gの周りに本発明の緩
衝体200を装着してもよく、これにより一層遮光性は
向上する。
【0032】また、本発明は、上記テーブル移動形の複
写機のほか、搬送ローラによって原稿を移動させるタイ
プの複写機についても勿論適用して実施することがで
き、複写機に限らず静電式のプリンタ等にも適用して実
施することもできる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明で
は、上部ケーシングと下部ケーシングとの突き合わせ部
に、遮光性を有する緩衝体を嵌合して、当該突き合わせ
部の間隙を閉塞しているから、装置本体内に外乱光、埃
が侵入するのを遮断できる。したがって、侵入光、埃に
より感光体ドラムが劣化するのを防止できる。
【0034】また、緩衝体の外周端面を、上部ケーシン
グおよび下部ケーシングよりも外側に突出させているの
で、画像形成装置を移動させる際に、周辺部に画像形成
装置をぶつけても、その衝撃を緩衝体で吸収して上部ケ
ーシングおよび下部ケーシングの破損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成装置の斜視図
である。
【図2】同じくその要部拡大断面図である。
【図3】下部ケーシングを示す斜視図である。
【図4】下部ケーシングによる機能部品の保持状態を示
す平面図である。
【図5】上部ケーシングを示す斜視図である。
【図6】上部ケーシングによる機能部品の保持状態を示
す底面図である。
【図7】上部ケーシングと原稿台とを示す一部省略断面
図である。
【図8】上記画像形成装置の分解断面図である。
【図9】その内部構成を示す概略断面図である。
【図10】作像部フレームおよびトナー回収容器を示す
平面図である。
【図11】他の実施例に係る要部拡大断面図である。
【図12】さらなる他の実施例に係る要部拡大断面図で
ある。
【図13】従来の画像形成装置に係る要部拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
2 装置本体 24 上部ケーシング 25 下部ケーシング 200 緩衝体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成部品を内蔵する装置本体が、上部
    ケーシングと下部ケーシングとの組合せから成る画像形
    成装置において、前記上部ケーシングと下部ケーシング
    との突き合わせ部に、当該突き合わせ部の間隙を閉塞す
    るよう、遮光性を有する緩衝体が嵌合され、該緩衝体の
    外周端面が、前記上部ケーシングおよび下部ケーシング
    よりも外側に突出して設けられたことを特徴とする画像
    形成装置。
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