JPH051070Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051070Y2 JPH051070Y2 JP1987116378U JP11637887U JPH051070Y2 JP H051070 Y2 JPH051070 Y2 JP H051070Y2 JP 1987116378 U JP1987116378 U JP 1987116378U JP 11637887 U JP11637887 U JP 11637887U JP H051070 Y2 JPH051070 Y2 JP H051070Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scavenger
- reactor
- burnout
- heater
- optical fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 claims description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 4
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 8
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- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、半導体製造装置に用いる熱処理装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来の技術
反応炉で熱処理されたウエハは、排気中のスカ
ベンジヤー内に運ばれ、そこでゆつくりと冷却さ
れた後、クリーンルームに搬送される。
ベンジヤー内に運ばれ、そこでゆつくりと冷却さ
れた後、クリーンルームに搬送される。
考案が解決しようとする課題
ところで、スカベンジヤー内には、熱処理中反
応炉から残留ガスが流れ込むが、反応炉で熱処理
され、スカベンジヤー内に運ばれた冷却中のウエ
ハに上記残留ガスが付着すると、ウエハに不要な
膜が形成され、設計通りの半導体装置とならな
い。
応炉から残留ガスが流れ込むが、反応炉で熱処理
され、スカベンジヤー内に運ばれた冷却中のウエ
ハに上記残留ガスが付着すると、ウエハに不要な
膜が形成され、設計通りの半導体装置とならな
い。
又、この残留ガスにより爆発事故が生じること
もある。
もある。
この考案は上記事情に鑑み、スカベンジヤー内
の残留ガスによりウエハが悪影響を受けたり、ま
たは、爆発事故が起きたりしないようにすること
を目的とする。
の残留ガスによりウエハが悪影響を受けたり、ま
たは、爆発事故が起きたりしないようにすること
を目的とする。
問題を解決するための手段
反応炉の開口部に設けられウエハが反応炉へ搬
入搬出する際通過するとともに、吸引ダクトに接
続された排気口を有するスカベンジヤーと、この
スカベンジヤー内に、上記反応炉から排出される
排出ガスを、着火燃焼させるバーンアウトヒータ
ーとを設けたこと、により前記目的を達成しよう
とするものである。
入搬出する際通過するとともに、吸引ダクトに接
続された排気口を有するスカベンジヤーと、この
スカベンジヤー内に、上記反応炉から排出される
排出ガスを、着火燃焼させるバーンアウトヒータ
ーとを設けたこと、により前記目的を達成しよう
とするものである。
作 用
バーンアウトヒーターを着火すると、スカベン
ジヤー内の残留ガスが燃焼する。そのため、スカ
ベンジヤー内でウエハを冷却していても、ウエハ
に不要な膜が形成されないし、また爆発事故も発
生することもない。
ジヤー内の残留ガスが燃焼する。そのため、スカ
ベンジヤー内でウエハを冷却していても、ウエハ
に不要な膜が形成されないし、また爆発事故も発
生することもない。
また、スカベンジヤー内で発生する燃焼熱はス
カベンジヤーの排気口より吸引ンダクトで排出さ
れるのでスカベンジヤー内が高温状態になること
はない。
カベンジヤーの排気口より吸引ンダクトで排出さ
れるのでスカベンジヤー内が高温状態になること
はない。
実施例
この考案の実施例を添付図面により説明する
と、スカベンジヤー1の一端には反応炉2が接続
され、その他端にはクリーンルーム3が接続され
ている。
と、スカベンジヤー1の一端には反応炉2が接続
され、その他端にはクリーンルーム3が接続され
ている。
このスカベンジヤー1はステンレスにより形成
され、その内部にはバーンアウトヒーター4が設
けられている。
され、その内部にはバーンアウトヒーター4が設
けられている。
5は可撓性のある光フアイバで、その先端5a
は、スカベンジヤー1内に臨んでおり、その後端
5bはクリーンルーム3に設けられている。な
お、6は、光フアイバの後端5bに設けたレン
ズ、7は吸引ダクトに接続する排気口である。
は、スカベンジヤー1内に臨んでおり、その後端
5bはクリーンルーム3に設けられている。な
お、6は、光フアイバの後端5bに設けたレン
ズ、7は吸引ダクトに接続する排気口である。
次にこの実施例の作動について説明する。
熱処理中バーンアウトヒーター4を作動させた
時にスカベンジヤー1内のガスに着火すると、該
ガスは燃焼を開始し、該ガスが燃焼することによ
り発生する燃焼熱は、スカベンジヤーの排気口よ
り吸引ダクトで排気され、スカベンジヤー内は燃
焼熱により不要な高温状態になることはない。ま
た、その時発生する炎8の光は、光フアイバ5を
通つてレンズ6に伝達され、該レンズ6をのぞい
ている作業者の目に入るので着火したことが確認
される。
時にスカベンジヤー1内のガスに着火すると、該
ガスは燃焼を開始し、該ガスが燃焼することによ
り発生する燃焼熱は、スカベンジヤーの排気口よ
り吸引ダクトで排気され、スカベンジヤー内は燃
焼熱により不要な高温状態になることはない。ま
た、その時発生する炎8の光は、光フアイバ5を
通つてレンズ6に伝達され、該レンズ6をのぞい
ている作業者の目に入るので着火したことが確認
される。
又、前記と逆に着火していないときは光フアイ
バ5、レンズ6に光が通ることがない。
バ5、レンズ6に光が通ることがない。
そのため、作業者は着火していないことを確認
することができる。
することができる。
なお、作業者は、通常クリーンルーム内で作業
を行うので、光フアイバの後端5b、レンズ6が
クリーンルーム内に位置することは着火確認作業
上極めて好都合である。
を行うので、光フアイバの後端5b、レンズ6が
クリーンルーム内に位置することは着火確認作業
上極めて好都合である。
この考案の実施例は、上記に限定されるもので
はなく、例えば光フアイバとして、耐熱フアイバ
ー、又は石英フアイバーを用いてもよい。又、光
フアイバ5にコンピユータを連結し、後コンピユ
ータに反応音2のガス供給装置を接続し、着火し
ない時にはコンピユータの指示により、自動的に
ガス供給装置を停止させてもよい。
はなく、例えば光フアイバとして、耐熱フアイバ
ー、又は石英フアイバーを用いてもよい。又、光
フアイバ5にコンピユータを連結し、後コンピユ
ータに反応音2のガス供給装置を接続し、着火し
ない時にはコンピユータの指示により、自動的に
ガス供給装置を停止させてもよい。
考案の効果
この考案は、スカベンジヤー内にバーンアウト
ヒーターを設けたので、スカベンジヤー内の残留
ガスを燃焼させることができる。
ヒーターを設けたので、スカベンジヤー内の残留
ガスを燃焼させることができる。
従つて、従来例と異なりスカベンジヤー内でウ
エハを冷却してもウエハに不要の膜が形成される
ことがなく、また、爆発事故も発生することがな
い。
エハを冷却してもウエハに不要の膜が形成される
ことがなく、また、爆発事故も発生することがな
い。
また、スカベンジヤー内で発生する燃焼熱は、
スカベンジヤーの排気口より吸引ダクトで排出さ
れるので、スカベンジヤー内が、高温状態になる
ことを防止することができる。
スカベンジヤーの排気口より吸引ダクトで排出さ
れるので、スカベンジヤー内が、高温状態になる
ことを防止することができる。
第1図はこの考案の実施例を示す縦断面図の略
図である。 1……スカベンジヤー、4……バーンアウトヒ
ータ、5……光フアイバ。
図である。 1……スカベンジヤー、4……バーンアウトヒ
ータ、5……光フアイバ。
Claims (1)
- 反応炉の開口部に設けられ、ウエハが反応炉へ
搬入搬出する際通過するとともに、吸引ダクトに
接続された排気口を有するスカベンジヤーと、こ
のスカベンジヤー内に上記反応炉から排出される
排出ガスを着火燃焼させるバーンアウトヒーター
とを設けたことを特徴とする熱処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987116378U JPH051070Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987116378U JPH051070Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6421341U JPS6421341U (ja) | 1989-02-02 |
JPH051070Y2 true JPH051070Y2 (ja) | 1993-01-12 |
Family
ID=31358860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987116378U Expired - Lifetime JPH051070Y2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051070Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598039B2 (ja) * | 1979-12-27 | 1984-02-22 | シャープ株式会社 | 薄膜elパネル |
JPS61140719A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼確認装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122845U (ja) * | 1982-02-15 | 1983-08-20 | 古河電気工業株式会社 | 炎検知フアイバ |
JPS598039U (ja) * | 1982-07-08 | 1984-01-19 | 第一電工株式会社 | 火焔確認センサ |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP1987116378U patent/JPH051070Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598039B2 (ja) * | 1979-12-27 | 1984-02-22 | シャープ株式会社 | 薄膜elパネル |
JPS61140719A (ja) * | 1984-12-14 | 1986-06-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼確認装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6421341U (ja) | 1989-02-02 |
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