JPH05106782A - 断熱構造体 - Google Patents

断熱構造体

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JPH05106782A
JPH05106782A JP3296484A JP29648491A JPH05106782A JP H05106782 A JPH05106782 A JP H05106782A JP 3296484 A JP3296484 A JP 3296484A JP 29648491 A JP29648491 A JP 29648491A JP H05106782 A JPH05106782 A JP H05106782A
Authority
JP
Japan
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heat insulating
plate
insulating structure
structural body
highly accurate
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Pending
Application number
JP3296484A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamauchi
敏男 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiki Seisakusho KK
Original Assignee
Meiki Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Meiki Seisakusho KK filed Critical Meiki Seisakusho KK
Priority to JP3296484A priority Critical patent/JPH05106782A/ja
Publication of JPH05106782A publication Critical patent/JPH05106782A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/02Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated heating or cooling means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 厚さムラが極めて小さく高い精度の平面度を
有し、且つ優れた断熱特性の、或はコストの安い断熱構
造体を得る。 【構成】 硬い或はもろい等研磨仕上げが困難な断熱材
の表面を直接加工することを避け、断熱材の両面又は片
面に金属板を接着剤を介して固着した構造とし、該金属
板の表面を汎用研磨機で研磨仕上げしてなる断熱構造体
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホットプレスの熱板と
可動盤若しくは上盤との間、或は射出成形機の金型と可
動盤若しくは固定盤との間等、圧締力を受ける加熱体と
台盤との間に設けて好便な断熱構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来断熱材としてアスベストセメントが
多用され、必要に応じてガラスやセラミック等が採用さ
れていた。そして、何れも断熱材そのものを仕上げ加工
した断熱板の形で利用していた。しかしながら、従来多
用されているアスベストセメント断熱材は、粒子が粗く
てもろいため高精度の研磨仕上げが困難であり、且つ研
磨時に粉塵の発生をみることにより作業環境の悪化を来
したり、或は断熱板として機械に組み込んだ場合吸湿性
が高いので加熱後の冷却時に含有水分が露化して熱板や
台盤の腐食を生じたり、漏電事故を招く危険性があっ
た。又、ガラスやセラミック等の断熱材よりなる断熱板
は、耐熱性、圧縮強度、非吸湿性等において優れた利点
を有するが、硬度が高いので研磨仕上げが困難といった
問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高い精度の厚さ及び平
面度を得るための研磨仕上げが容易で、且つ作業環境の
悪化を招くことがなく、さらに断熱性、耐熱性、圧縮強
度、硬度、非吸湿性等において優れた特性を有する、或
はコストの安い断熱構造体を得ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために、
本発明にあっては、1又は複数の断熱材の両面又は片面
に、金属板が接着剤を介して固着され、且つ高い精度の
厚さ及び平面度を得るための研磨仕上げが該金属板の表
面に施されている断熱構造体とした。
【0005】
【作用】かかる構成とすることにより、粒子が粗くても
ろい、或は非常に硬い断熱材を採用しても、直接それら
の表面を研磨加工せずに済むようになり、用途に応じて
断熱材の選択を自在ならしめる。
【0006】
【実施例】先ず図1から図5に従って本発明に係わる断
熱構造体の実施例を、次いで図6及び図7に従って該断
熱構造体をホットプレスに適用した例について説明す
る。尚、断熱構造体に関する図中の符号は、その大き
さ、厚さ或は円形、角形等の形状に拘らず同じ性質の材
質により構成される部分は同符号とした。
【0007】図1における1は、単体の断熱材2の両面
に金属板3が接着剤4を介して固着され、且つ高い精度
の厚さ及び平面度を得るための研磨仕上げが図面におけ
る上方の金属板3及び下方の金属板3のそれぞれの表面
に施されている断熱構造体である。前記断熱材2として
は、例えばガラス又はセラミックなどで、圧縮強度を満
足する範囲内で微細気泡が均一に分散したものが、断熱
材としての特性に優れ、且つ軽量で望ましい。又、コス
トは安いがその表面がもろくて精度の良い研磨仕上げが
困難なアスベストセメントも、本発明に従えば容易に厚
さ等の精度の良い断熱構造体の構成要素とすることがで
きる。金属板3としては、入手し易く研磨仕上げが容易
な鋼板或はステンレス板を採用すれば通常は十分であ
る。接着剤4には、高温に耐えるものとして、セラミッ
クス系接着剤ZGS−1000(第一綜合研究所)、ア
ルミナ系接着剤ボンドエックス86(日産化学)などが
ある。又、使用温度が比較的低い場合は、熱硬化性樹脂
やシリコン樹脂、エナメルなど液状となり塗付充填が容
易で断熱材2と金属板3が密着し易い接着剤を採用でき
る。そして、できる限り厚さの均等な(1/10mm以
下が望ましい)板状の断熱材2を入手し、その両面に接
着剤4を介して上下面に金属板3を固着した後、汎用の
研磨加工機で該金属板3の上下面を所定の精度まで研磨
仕上げすることにより所望の断熱構造体1を得るのであ
る。
【0008】図2における5は、前記断熱構造体1に準
ずるが、金属板3が断熱材2の片面のみに固着されてい
る点において該断熱構造体1と異なる断熱構造体であ
る。
【0009】図3における6は、複数の断熱材2の両面
に金属板3が接着剤4を介して固着されている点におい
て前記断熱構造体1と異なる構造の断熱構造体である。
【0010】図4における7は、金属板3が断熱材2の
片面のみに固着されている点において前記断熱構造体6
と異なる断熱構造体である。尚、かかる断熱構造体7
は、複数の断熱板2を定盤上の所定位置に配列し、その
上面に金属板3を接着剤4を介して押圧、密着固化した
後、該金属板3の表面を研磨仕上げすることにより容易
に得ることができる。
【0011】前記断熱構造体1、5、6及び7或は構成
部材である断熱材2の形状や寸法は自在に定めることが
できる。そして、6又は7に相当するような複数の断熱
材2を用いた断熱構造体にあっては、該複数の断熱材2
の数及びその配列も勿論自在に定めることができる。図
5には、断熱構造体6又は7の1例が平面図の形で示さ
れている。ここでは金属板3の外形は長方形をなし、8
個の円形の断熱材2を等間隔で並列に配している。
【0012】次に図6及び図7に従って前記断熱構造体
1をホットプレスに適用した場合について説明する。1
0は熱板間に被圧締物を配設して、加圧、加熱するとと
もに必要に応じて冷却することにより、所定の成形品を
得るためのホットプレスである。11はホットプレス1
0の圧締シリンダであって、その鍔部の四隅に4本のス
テー12がナット14より固定して立設されている。1
3はステー12の上部に、同じくナット14により固定
して配設した上盤である。15は可動盤であって、圧締
シリンダ11に挿嵌したラム11Aの先端に固定されて
おり、可動盤ガイド16にガイドされて上盤13に対し
て近接・離間可能となっている。
【0013】17は最上段熱板、20は最下段熱板であ
って、既に詳細に説明した断熱構造体1を介して、それ
ぞれ上盤13と可動盤15に固定されている。本例では
図7から明らかなように、上盤13側及び可動盤15側
にそれぞれ4個ずつの断熱構造体1を配設している。2
3は上盤13及び可動盤15にそれぞれ固定された格子
状の保持部材であって、断熱構造体1の水平方向の位置
ずれを防止するために設けている。従って、断熱構造体
1が1個で熱板の全表面を覆える大きさである場合や、
断熱構造体3の如き構成であって同じく熱板の全表面を
覆える大きさである場合には保持部材23は省略するこ
ともできる。
【0014】18及び19は最上段熱板17と最下段熱
板20の中間に配設された中間熱板である。中間熱板1
8及び19は可動盤15が下降しているときには、段板
又は段板に相当するストッパ(何れも図示せず)上に、
4個の爪21及び22を介して載置され、一定の熱板間
隔を保っている。即ち、本例は合計4枚の熱板からなる
3段ホットプレスを示しているのである。
【0015】かかる構成のホットプレスの熱板間に、被
圧締物を挿入し、ラム11Aの作動に基づき可動盤15
を上昇させる。そして、加圧力及び加熱温度のプログラ
ム制御のもとに前記被圧締物が加圧及び加熱される。こ
のとき、既に詳細に説明した本発明に従う断熱構造体を
適用したホットプレス10にあっては、その断熱構造体
の厚さ及び平面度に関する精度が極めて高いので被圧締
物が前面にわたって均等に圧締されるのであり、且つ優
れた特性の断熱材を容易く採用可能なので最上段熱板1
7と上盤13の間及び最下段熱板20と可動盤15の間
の断熱効果が格段に向上され上盤13や可動盤15の熱
変形に起因する成形品のソリも無視できる程度に小さく
なるのである。
【0016】尚、ホットプレスにはプリント配線板、絶
縁板、高耐熱特殊樹脂板用等種々の用途のものがある
が、何れにせよ耐熱温度、コスト等を考慮して最適の断
熱材を用いて断熱構造体を構成することが可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明に従えば、優れた断熱特性或はコ
ストが安い等の利点を有するが、研磨仕上げの困難な断
熱材であっても自在に採用することが可能となる。そし
て、機械工場における汎用研磨機で有害な粉塵の発生を
みることなく、即ち清浄な作業環境で、高精度の断熱構
造体を得る事ができる。さらに、かかる断熱構造体をホ
ットプレス等に適用すれば、厚さムラやソリのない寸法
精度の良い成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための、単体
の断熱材の両面に金属板が固着されている断熱構造体の
正面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を説明するための、単体
の断熱材の片面に金属板が固着されている断熱構造体の
正面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を説明するための、複数
の断熱材の両面に金属板が固着されている断熱構造体の
正面図である。
【図4】本発明の第4の実施例を説明するための、複数
の断熱材の片面に金属板が固着されている断熱構造体の
正面図である。
【図5】図3及び図4の平面図に相当する図である。
【図6】図1に示す断熱構造体をホットプレスに適用し
た正面図である。
【図7】図6のVII − VII矢視図である。
【符号の説明】
1 断熱構造体 2 断熱材 3 金属板 4 接着剤 5 断熱構造体 6 断熱構造体 7 断熱構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29C 43/36 7365−4F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数の断熱材の両面又は片面に、
    金属板が接着剤を介して固着され、且つ高い精度の厚さ
    及び平面度を得るための研磨仕上げが該金属板の表面に
    施されている断熱構造体。
  2. 【請求項2】 前記断熱材がガラス若しくはセラミック
    若しくはそれらの繊維又はそれらの混合体よりなる請求
    項1に記載の断熱構造体。
  3. 【請求項3】 前記断熱材が微細な独立気泡を均一に内
    部に包含するものである請求項2に記載の断熱構造体。
JP3296484A 1991-10-15 1991-10-15 断熱構造体 Pending JPH05106782A (ja)

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JP3296484A JPH05106782A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 断熱構造体

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JP3296484A JPH05106782A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 断熱構造体

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JPH05106782A true JPH05106782A (ja) 1993-04-27

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ID=17834157

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JP3296484A Pending JPH05106782A (ja) 1991-10-15 1991-10-15 断熱構造体

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JP (1) JPH05106782A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260154A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Meiki Co Ltd 真空積層装置
JP2020063760A (ja) * 2018-10-16 2020-04-23 イソライト工業株式会社 断熱材及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260154A (ja) * 2000-03-16 2001-09-25 Meiki Co Ltd 真空積層装置
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