JPH05106677A - 減衰力調整式油圧緩衝器 - Google Patents
減衰力調整式油圧緩衝器Info
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- JPH05106677A JPH05106677A JP29848591A JP29848591A JPH05106677A JP H05106677 A JPH05106677 A JP H05106677A JP 29848591 A JP29848591 A JP 29848591A JP 29848591 A JP29848591 A JP 29848591A JP H05106677 A JPH05106677 A JP H05106677A
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- damping force
- solenoid
- shock absorber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 サスペンション制御装置のコントロールユニ
ット等の故障によって減衰力特性が切換不能となったと
き、油圧緩衝器の減衰力特性を車体の姿勢を安定させや
すいハード特性に自動的に固定する。 【構成】 バイパス通路8を開閉する弁体9を閉弁方向
に付勢するばね12を設ける。弁体9にプランジャ7を連
結し、通電によってプランジャ7を弁体9の開弁方向に
吸引するソレノイド16を設ける。ソレノイド16に通電す
るためのリード線17にサーキットブレーカ18を直列に接
続する。この構成により、コントロールユニット等の故
障によってソレノイド16への通電が連続的に所定時間以
上継続されると、サーキットブレーカが作動してソレノ
イド16への通電が遮断され、ばね12によって弁体9がバ
イパス通路8を閉じるので、減衰力特性はソフト特性か
らハード特性に自動的に切換わる。
ット等の故障によって減衰力特性が切換不能となったと
き、油圧緩衝器の減衰力特性を車体の姿勢を安定させや
すいハード特性に自動的に固定する。 【構成】 バイパス通路8を開閉する弁体9を閉弁方向
に付勢するばね12を設ける。弁体9にプランジャ7を連
結し、通電によってプランジャ7を弁体9の開弁方向に
吸引するソレノイド16を設ける。ソレノイド16に通電す
るためのリード線17にサーキットブレーカ18を直列に接
続する。この構成により、コントロールユニット等の故
障によってソレノイド16への通電が連続的に所定時間以
上継続されると、サーキットブレーカが作動してソレノ
イド16への通電が遮断され、ばね12によって弁体9がバ
イパス通路8を閉じるので、減衰力特性はソフト特性か
らハード特性に自動的に切換わる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等の車両のサス
ペンション装置に用いられる減衰力調整式油圧緩衝器に
関するものである。
ペンション装置に用いられる減衰力調整式油圧緩衝器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両のサスペンション装置に
用いられる油圧緩衝器には、路面状況、走行状況等に応
じて乗り心地や操縦安定性をよくするために減衰力を適
宜調整できるようにした減衰力調整式油圧緩衝器が提案
されている。
用いられる油圧緩衝器には、路面状況、走行状況等に応
じて乗り心地や操縦安定性をよくするために減衰力を適
宜調整できるようにした減衰力調整式油圧緩衝器が提案
されている。
【0003】従来、この種の油圧緩衝器としては、実公
昭59−22359号公報、実公昭60−37477号
公報等に開示されているように、区画された2つの室間
を複数の通路で連通させ、シリンダ内のピストンの摺動
により前記通路内に生じる油液の流動を制御して減衰力
を発生させる減衰力発生機構(例えばオリフィス、ディ
スクバルブ等)を設け、前記通路を電磁弁により選択的
に開閉することによって減衰力をハード特性(減衰力
大)またはソフト特性(減衰力小)に調整可能としたも
のがある。そして、通路を開閉するための電磁弁は、コ
イルばね等により付勢されて通路を遮断している弁体を
ソレノイドアクチュエータに通電することによって移動
させて通路を開けるように構成されている。
昭59−22359号公報、実公昭60−37477号
公報等に開示されているように、区画された2つの室間
を複数の通路で連通させ、シリンダ内のピストンの摺動
により前記通路内に生じる油液の流動を制御して減衰力
を発生させる減衰力発生機構(例えばオリフィス、ディ
スクバルブ等)を設け、前記通路を電磁弁により選択的
に開閉することによって減衰力をハード特性(減衰力
大)またはソフト特性(減衰力小)に調整可能としたも
のがある。そして、通路を開閉するための電磁弁は、コ
イルばね等により付勢されて通路を遮断している弁体を
ソレノイドアクチュエータに通電することによって移動
させて通路を開けるように構成されている。
【0004】ところで、自動車等において、車両の走行
状況に応じて油圧緩衝器の減衰力特性をリアルタイム制
御して乗り心地および操縦安定性を向上させるようにし
たサスペンション制御装置が知られている。
状況に応じて油圧緩衝器の減衰力特性をリアルタイム制
御して乗り心地および操縦安定性を向上させるようにし
たサスペンション制御装置が知られている。
【0005】この種のサスペンション制御装置は、走行
中に、車両のばね下とばね上との相対変位を検出する車
高センサおよびばね上の高さ方向の変位加速度を検出す
る加速度センサの検出値に基づいてコントロールユニッ
トにより油圧緩衝器の減衰力を適宜切換えることによ
り、路面からの振動を吸収するとともに車体の姿勢を安
定させて乗り心地および操縦安定性を向上させるように
している。
中に、車両のばね下とばね上との相対変位を検出する車
高センサおよびばね上の高さ方向の変位加速度を検出す
る加速度センサの検出値に基づいてコントロールユニッ
トにより油圧緩衝器の減衰力を適宜切換えることによ
り、路面からの振動を吸収するとともに車体の姿勢を安
定させて乗り心地および操縦安定性を向上させるように
している。
【0006】このようなサスペンション制御装置に、上
記従来の減衰力調整式油圧緩衝器を用いた場合、コント
ロールユニットの制御信号に応じてソレノイドへの通電
のオン−オフを制御することによって減衰力をソフト特
性からハード特性(またはハード特性からソフト特性)
に切換える。このとき、減衰力特性のリアルタイム制御
が行われると、ソレノイドへの通電のオフ−オンは高速
で頻繁に切換えられることになる。
記従来の減衰力調整式油圧緩衝器を用いた場合、コント
ロールユニットの制御信号に応じてソレノイドへの通電
のオン−オフを制御することによって減衰力をソフト特
性からハード特性(またはハード特性からソフト特性)
に切換える。このとき、減衰力特性のリアルタイム制御
が行われると、ソレノイドへの通電のオフ−オンは高速
で頻繁に切換えられることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなサスペンション制御装置に上記従来の減衰力調整
式油圧緩衝器を用いた場合、次のような問題がある。
ようなサスペンション制御装置に上記従来の減衰力調整
式油圧緩衝器を用いた場合、次のような問題がある。
【0008】コントロールユニット等の故障により、ソ
レノイドへの通電が長時間継続された場合、ソレノイド
が過熱して断線する虞がある。
レノイドへの通電が長時間継続された場合、ソレノイド
が過熱して断線する虞がある。
【0009】また、上記のようなサスペンション制御装
置においては、コントロールユニット等に故障が発生し
て減衰力特性が切換不能となった場合、油圧緩衝器の減
衰力特性は、一般に、車体の姿勢を安定させやすいハー
ド特性に固定することが望ましいのであるが、故障によ
ってコントロールユニットの制御信号がソフト特性側に
固定された場合、油圧緩衝器の減衰力特性はソフト特性
に固定される。
置においては、コントロールユニット等に故障が発生し
て減衰力特性が切換不能となった場合、油圧緩衝器の減
衰力特性は、一般に、車体の姿勢を安定させやすいハー
ド特性に固定することが望ましいのであるが、故障によ
ってコントロールユニットの制御信号がソフト特性側に
固定された場合、油圧緩衝器の減衰力特性はソフト特性
に固定される。
【0010】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、サスペンション制御装置のコントロールユニッ
ト等の故障によって減衰力特性が切換不能となった場
合、減衰力が自動的にハード特性に切換わる減衰力調整
式油圧緩衝器を提供することを目的とする。
であり、サスペンション制御装置のコントロールユニッ
ト等の故障によって減衰力特性が切換不能となった場
合、減衰力が自動的にハード特性に切換わる減衰力調整
式油圧緩衝器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の減衰力調整式油
圧緩衝器は、上記の課題を解決するために、油液を封入
したシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌合して該
シリンダ内を2室に画成するピストンと、該ピストンに
設けられ前記2室間を連通する主油液通路と、前記ピス
トンに連結されたピストンロッドの軸方向に沿って前記
2室間を連通するバイパス通路と、前記ピストンの摺動
により前記主油液通路内に生じる油液の流動を制御して
減衰力を発生させる第1の減衰力発生機構と、前記バイ
パス通路内の油液の流動を制御して減衰力を発生させる
第2の減衰力発生機構と、前記ピストンロッドの軸方向
に移動して前記バイパス通路を開閉する減衰力調整弁
と、該減衰力調整弁を閉弁方向に付勢する付勢手段と、
前記ピストンロッド内に設けられ通電により前記付勢手
段の付勢力に抗して前記減衰力調整弁を開弁方向に移動
させるアクチュエータと、該アクチュエータへの通電を
断続するサーキットブレーカとを備えてなることを特徴
とする。
圧緩衝器は、上記の課題を解決するために、油液を封入
したシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌合して該
シリンダ内を2室に画成するピストンと、該ピストンに
設けられ前記2室間を連通する主油液通路と、前記ピス
トンに連結されたピストンロッドの軸方向に沿って前記
2室間を連通するバイパス通路と、前記ピストンの摺動
により前記主油液通路内に生じる油液の流動を制御して
減衰力を発生させる第1の減衰力発生機構と、前記バイ
パス通路内の油液の流動を制御して減衰力を発生させる
第2の減衰力発生機構と、前記ピストンロッドの軸方向
に移動して前記バイパス通路を開閉する減衰力調整弁
と、該減衰力調整弁を閉弁方向に付勢する付勢手段と、
前記ピストンロッド内に設けられ通電により前記付勢手
段の付勢力に抗して前記減衰力調整弁を開弁方向に移動
させるアクチュエータと、該アクチュエータへの通電を
断続するサーキットブレーカとを備えてなることを特徴
とする。
【0012】
【作用】このように構成したことにより、ソレノイドア
クチュエータへの通電が連続的に所定時間以上継続され
ると、サーキットブレーカが作動してソレノイドアクチ
ュエータへの通電が遮断され、付勢手段によって減衰力
調整弁が閉弁してバイパス通路が閉じるので、油圧緩衝
器の減衰力特性はソフト特性からハード特性に切換わ
る。
クチュエータへの通電が連続的に所定時間以上継続され
ると、サーキットブレーカが作動してソレノイドアクチ
ュエータへの通電が遮断され、付勢手段によって減衰力
調整弁が閉弁してバイパス通路が閉じるので、油圧緩衝
器の減衰力特性はソフト特性からハード特性に切換わ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に基づ
いて詳細に説明する。なお、図1中、紙面に向かって左
側は減衰力調整弁が開いた状態を示し、右側は減衰力調
整弁が閉じた状態を示す。
いて詳細に説明する。なお、図1中、紙面に向かって左
側は減衰力調整弁が開いた状態を示し、右側は減衰力調
整弁が閉じた状態を示す。
【0014】図1に示すように、油圧緩衝器1は複筒式
のものであり、内筒2(シリンダ)にピストン3が摺動
可能に嵌合されており、ピストン3によって内筒2内が
シリンダ上室2aとシリンダ下室2bとに画成されている。
ピストン3には、一端側にフランジ部が形成された筒状
の小径通路部材4が挿通されており、この小径通路部材
4は他端側に筒状の大径通路部材5が螺着されてピスト
ン3を保持している。小径通路部材4の一端側にピスト
ンロッド6の一端が螺着されている。ピストンロッド6
の側面には、小径通路部材4の内部と連通する油液通路
7が設けられており、小径通路部材4、油液通路7およ
び大径通路部材5によってシリンダ上室2aとシリンダ下
室2bとを連通するバイパス通路8が構成されている。
のものであり、内筒2(シリンダ)にピストン3が摺動
可能に嵌合されており、ピストン3によって内筒2内が
シリンダ上室2aとシリンダ下室2bとに画成されている。
ピストン3には、一端側にフランジ部が形成された筒状
の小径通路部材4が挿通されており、この小径通路部材
4は他端側に筒状の大径通路部材5が螺着されてピスト
ン3を保持している。小径通路部材4の一端側にピスト
ンロッド6の一端が螺着されている。ピストンロッド6
の側面には、小径通路部材4の内部と連通する油液通路
7が設けられており、小径通路部材4、油液通路7およ
び大径通路部材5によってシリンダ上室2aとシリンダ下
室2bとを連通するバイパス通路8が構成されている。
【0015】ピストンロッド6の油液通路7内に、バイ
パス通路を開閉することによって減衰力を切換える減衰
力調整弁を構成する有底筒状の弁体9が底部を小径通路
部材4に対向させて設けられており、小径通路部材4に
は弁体9に臨んで環状の弁座部材10が設けられている。
弁体9は、ピストンロッド6内に固定されたガイド部材
11によってピストンロッド6の軸方向に沿って移動可能
に支持されており、この移動によって弁座部材10に離着
座してバイパス通路8を開閉するようになっている。
パス通路を開閉することによって減衰力を切換える減衰
力調整弁を構成する有底筒状の弁体9が底部を小径通路
部材4に対向させて設けられており、小径通路部材4に
は弁体9に臨んで環状の弁座部材10が設けられている。
弁体9は、ピストンロッド6内に固定されたガイド部材
11によってピストンロッド6の軸方向に沿って移動可能
に支持されており、この移動によって弁座部材10に離着
座してバイパス通路8を開閉するようになっている。
【0016】弁体9とガイド部材11との間には、弁体9
を弁座部材10側(閉弁方向)へ付勢する付勢手段として
ばね12が介装されている。弁体9には、ロッド13の一端
がナット14によって連結されており、ロッド13の他端に
はプランジャ15が連結されている。そして、ピストンロ
ッド6内のプランジャ15の周囲にはソレノイド16が設け
られ、プランジャ15とソレノイド16とでソレノイドアク
チュエータが構成しており、ソレノイド16に通電してプ
ランジャ15を吸引し、弁体9をばね12の弾性力に抗して
移動させて弁座部材10から離座させることにより減衰力
調整弁を開弁させるようになっている。
を弁座部材10側(閉弁方向)へ付勢する付勢手段として
ばね12が介装されている。弁体9には、ロッド13の一端
がナット14によって連結されており、ロッド13の他端に
はプランジャ15が連結されている。そして、ピストンロ
ッド6内のプランジャ15の周囲にはソレノイド16が設け
られ、プランジャ15とソレノイド16とでソレノイドアク
チュエータが構成しており、ソレノイド16に通電してプ
ランジャ15を吸引し、弁体9をばね12の弾性力に抗して
移動させて弁座部材10から離座させることにより減衰力
調整弁を開弁させるようになっている。
【0017】ソレノイド16に通電するためのリード線17
には、ソレノイド16に近接させてサーキットブレーカ18
が直列に接続されている。サーキットブレーカ18は、図
2に示すように、ケース19内にリード線17に接続される
端子20およびバイメタル21を固定し、バイメタル20の先
端を端子19に接触させたものであり、ソレノイド16に連
続的に所定時間以上通電された場合、あるいは過電流、
過電圧が通電された場合、ソレノイド16またはバイメタ
ル21の発熱によりバイメタル21が撓んで通電を遮断する
ようになっている。
には、ソレノイド16に近接させてサーキットブレーカ18
が直列に接続されている。サーキットブレーカ18は、図
2に示すように、ケース19内にリード線17に接続される
端子20およびバイメタル21を固定し、バイメタル20の先
端を端子19に接触させたものであり、ソレノイド16に連
続的に所定時間以上通電された場合、あるいは過電流、
過電圧が通電された場合、ソレノイド16またはバイメタ
ル21の発熱によりバイメタル21が撓んで通電を遮断する
ようになっている。
【0018】ピストン3には、シリンダ上室2aとシリン
ダ下室2bとを連通する主油液通路22,23 が穿設されてさ
れている。ピストン3のシリンダ下室2b側の端面には、
伸び行程時に主油液通路23内の油液の流通を制御して減
衰力を発生させるディスクバルブおよびオリフィスから
なる減衰力発生機構25が設けられており、ピストン3の
シリンダ上室2a側の端面には、縮み行程時に主油液通路
22内の油液の流通を制御して減衰力を発生させるディス
クバルブおよびオリフィスからなる減衰力発生機構24が
設けられている。この減衰力発生機構24,25 で第1の減
衰力発生機構を構成している。
ダ下室2bとを連通する主油液通路22,23 が穿設されてさ
れている。ピストン3のシリンダ下室2b側の端面には、
伸び行程時に主油液通路23内の油液の流通を制御して減
衰力を発生させるディスクバルブおよびオリフィスから
なる減衰力発生機構25が設けられており、ピストン3の
シリンダ上室2a側の端面には、縮み行程時に主油液通路
22内の油液の流通を制御して減衰力を発生させるディス
クバルブおよびオリフィスからなる減衰力発生機構24が
設けられている。この減衰力発生機構24,25 で第1の減
衰力発生機構を構成している。
【0019】大径通路部材5内には、伸び行程時にバイ
パス通路8内の油液の流通を制御して減衰力を発生させ
るディスクバルブおよびオリフィスからなる減衰力発生
機構26と縮み行程時にバイパス通路8内の油液の流通を
許容する逆止弁機構27とを有する第2の減衰力発生機構
28が設けられている。なお、バイパス通路8の第2の減
衰力発生機構28は、ピストン3の(第1の)減衰力発生
機構24,25 よりも流通抵抗が小さく(発生する減衰力が
小さく)設定されている。
パス通路8内の油液の流通を制御して減衰力を発生させ
るディスクバルブおよびオリフィスからなる減衰力発生
機構26と縮み行程時にバイパス通路8内の油液の流通を
許容する逆止弁機構27とを有する第2の減衰力発生機構
28が設けられている。なお、バイパス通路8の第2の減
衰力発生機構28は、ピストン3の(第1の)減衰力発生
機構24,25 よりも流通抵抗が小さく(発生する減衰力が
小さく)設定されている。
【0020】内筒2の底部にベースバルブ機構29が設け
られており、内筒2と外筒30との間に形成されたリザー
バ室31とシリンダ下室2bとがベースバルブ機構29を介し
て連通されている。ベースバルブ機構29には、伸び行程
時にリザーバ室31からシリンダ下室2bへの油液の流通を
許容する逆止弁機構32および縮み行程時にシリンダ下室
2bからリザーバ室31への油液の流通を制御して減衰力を
発生するディスクバルブおよびオリフィスからなる減衰
力発生機構33が設けられている。そして、内筒2内には
油液が、リザーバ室31内には油液およびガスが封入され
ている。
られており、内筒2と外筒30との間に形成されたリザー
バ室31とシリンダ下室2bとがベースバルブ機構29を介し
て連通されている。ベースバルブ機構29には、伸び行程
時にリザーバ室31からシリンダ下室2bへの油液の流通を
許容する逆止弁機構32および縮み行程時にシリンダ下室
2bからリザーバ室31への油液の流通を制御して減衰力を
発生するディスクバルブおよびオリフィスからなる減衰
力発生機構33が設けられている。そして、内筒2内には
油液が、リザーバ室31内には油液およびガスが封入され
ている。
【0021】以上のように構成した油圧緩衝器1を車両
の走行状況に応じて油圧緩衝器の減衰力特性をリアルタ
イム制御するサスペンション制御装置に適用する。
の走行状況に応じて油圧緩衝器の減衰力特性をリアルタ
イム制御するサスペンション制御装置に適用する。
【0022】次に、この種のサスペンション制御装置の
一例について、図6および図7を用いて簡単に説明す
る。図6に示すように、加速度センサGによって検出さ
れる車両(図示せず)のばね上の高さ方向の加速度X1″
および車高センサHによって車高として検出されるばね
上とばね下との相対変位(X1−X0)に基づいて、コント
ロールユニットUによって油圧緩衝器Cの減衰力を適宜
切換える。図中、Kはサスペンションスプリング、Mは
ばね上重量である。コントロールユニットUは、加速度
X1″を積分して得られるばね上絶対速度X1′と、ばね上
とばね下との相対変位(X1−X0)を微分して得られるば
ね上とばね下との相対速度(X1′−X0′)との積の符合
によって次のように減衰力特性を設定し、油圧緩衝器C
の減衰力特性のリアルタイム制御を行う。すなわち、コ
ントロールユニットUは、 X1′(X1′−X0′)≧0 のとき油圧緩衝器Cの減衰力をハード特性とし、 X1′(X1′−X0′)<0 のとき油圧緩衝器Cの減衰力をソフト特性とする制御信
号を出力する。このようにした場合のばね上の変位X1お
よびばね下の変位X0と減衰力特性cとの関係を図7に示
す。
一例について、図6および図7を用いて簡単に説明す
る。図6に示すように、加速度センサGによって検出さ
れる車両(図示せず)のばね上の高さ方向の加速度X1″
および車高センサHによって車高として検出されるばね
上とばね下との相対変位(X1−X0)に基づいて、コント
ロールユニットUによって油圧緩衝器Cの減衰力を適宜
切換える。図中、Kはサスペンションスプリング、Mは
ばね上重量である。コントロールユニットUは、加速度
X1″を積分して得られるばね上絶対速度X1′と、ばね上
とばね下との相対変位(X1−X0)を微分して得られるば
ね上とばね下との相対速度(X1′−X0′)との積の符合
によって次のように減衰力特性を設定し、油圧緩衝器C
の減衰力特性のリアルタイム制御を行う。すなわち、コ
ントロールユニットUは、 X1′(X1′−X0′)≧0 のとき油圧緩衝器Cの減衰力をハード特性とし、 X1′(X1′−X0′)<0 のとき油圧緩衝器Cの減衰力をソフト特性とする制御信
号を出力する。このようにした場合のばね上の変位X1お
よびばね下の変位X0と減衰力特性cとの関係を図7に示
す。
【0023】本実施例の作用について次に説明する。図
3に示すように、コントロールユニットUからの制御信
号によりスイッチ34が開いてソレノイド16に通電しない
場合、弁体9は、ばね12の弾性力によって弁座部材10に
着座してバイパス通路8を閉じる。
3に示すように、コントロールユニットUからの制御信
号によりスイッチ34が開いてソレノイド16に通電しない
場合、弁体9は、ばね12の弾性力によって弁座部材10に
着座してバイパス通路8を閉じる。
【0024】したがって、伸び行程時は、シリンダ上室
2aの油液が加圧されてピストン3の主油液通路23を通っ
てシリンダ下室2bへ流入する。このとき、減衰力発生機
構25によって大きな減衰力が発生する。また、ピストン
ロッド6が内筒2内から退室した分の油液がベースバル
ブ機構29の逆止弁32を開いてリザーバ室31からシリンダ
下室2bへ流入する。
2aの油液が加圧されてピストン3の主油液通路23を通っ
てシリンダ下室2bへ流入する。このとき、減衰力発生機
構25によって大きな減衰力が発生する。また、ピストン
ロッド6が内筒2内から退室した分の油液がベースバル
ブ機構29の逆止弁32を開いてリザーバ室31からシリンダ
下室2bへ流入する。
【0025】縮み行程時は、シリンダ下室2bの油液が加
圧されてピストン12の主油液通路22を通ってシリンダ上
室2bへ流入する。このとき、減衰力発生機構24によって
大きな減衰力が発生する。また、ピストンロッド6が内
筒2内に侵入した分の油液がシリンダ下室2bからベース
バルブ機構32を通ってリザーバ室31に流入する。このと
き、逆止弁機構32が閉じて減衰力発生機構33によって減
衰力が発生する。
圧されてピストン12の主油液通路22を通ってシリンダ上
室2bへ流入する。このとき、減衰力発生機構24によって
大きな減衰力が発生する。また、ピストンロッド6が内
筒2内に侵入した分の油液がシリンダ下室2bからベース
バルブ機構32を通ってリザーバ室31に流入する。このと
き、逆止弁機構32が閉じて減衰力発生機構33によって減
衰力が発生する。
【0026】一方、図4に示すように、コントロールユ
ニットUからの制御信号によりスイッチ34が閉じてソレ
ノイド16に通電した場合、ソレノイド16は、磁界を発生
してプランジャ15を吸引し、弁体9をばね12の弾性力に
抗して移動させて弁座部材10から離座させ、バイパス通
路8を開く。
ニットUからの制御信号によりスイッチ34が閉じてソレ
ノイド16に通電した場合、ソレノイド16は、磁界を発生
してプランジャ15を吸引し、弁体9をばね12の弾性力に
抗して移動させて弁座部材10から離座させ、バイパス通
路8を開く。
【0027】したがって、伸び行程時は、シリンダ上室
2aの油液が加圧されて主にバイパス通路8を通ってシリ
ンダ下室2bへ流入する。このとき第2の減衰力発生機構
28の逆止弁機構27が閉じて減衰力発生機構29によって小
さな減衰力が発生する。また、ピストンロッド6が内筒
2内から退室した分の油液がベースバルブ機構29の逆止
弁32を開いてリザーバ室31からシリンダ下室2bへ流入す
る。
2aの油液が加圧されて主にバイパス通路8を通ってシリ
ンダ下室2bへ流入する。このとき第2の減衰力発生機構
28の逆止弁機構27が閉じて減衰力発生機構29によって小
さな減衰力が発生する。また、ピストンロッド6が内筒
2内から退室した分の油液がベースバルブ機構29の逆止
弁32を開いてリザーバ室31からシリンダ下室2bへ流入す
る。
【0028】縮み行程時は、シリンダ下室2bの油液が加
圧されて第2の減衰力発生機構28の逆止弁機構27を開い
てバイパス通路8を通ってシリンダ上室2aへ流入する。
また、ピストンロッド6が内筒2内に侵入した分の油液
がシリンダ下室2bからベースバルブ機構32を通ってリザ
ーバ室31に流入する。このとき、逆止弁機構32が閉じて
減衰力発生機構33のみによって小さな減衰力が発生す
る。
圧されて第2の減衰力発生機構28の逆止弁機構27を開い
てバイパス通路8を通ってシリンダ上室2aへ流入する。
また、ピストンロッド6が内筒2内に侵入した分の油液
がシリンダ下室2bからベースバルブ機構32を通ってリザ
ーバ室31に流入する。このとき、逆止弁機構32が閉じて
減衰力発生機構33のみによって小さな減衰力が発生す
る。
【0029】このようにして、油圧緩衝器1の減衰力特
性は、ソレノイド16に通電しない場合には比較的大きな
減衰力を発生するハード特性となり、ソレノイド16に通
電した場合には比較的小さな減衰力を発生するソフト特
性となる。
性は、ソレノイド16に通電しない場合には比較的大きな
減衰力を発生するハード特性となり、ソレノイド16に通
電した場合には比較的小さな減衰力を発生するソフト特
性となる。
【0030】また、ソレノイド16に所定時間以上通電さ
れた場合、あるいは過電流、過電圧が通電された場合に
は、図5に示すように、ソレノイド16またはバイメタル
21の発熱によりサーキットブレーカ18のバイメタル21が
撓んでソレノイド16への通電が遮断され、ソレノイド16
の磁界が解除される。その結果、弁体9は、ばね12の弾
性力によって弁座部材10に着座してバイパス通路8を閉
じて減衰力特性はハード特性となる。
れた場合、あるいは過電流、過電圧が通電された場合に
は、図5に示すように、ソレノイド16またはバイメタル
21の発熱によりサーキットブレーカ18のバイメタル21が
撓んでソレノイド16への通電が遮断され、ソレノイド16
の磁界が解除される。その結果、弁体9は、ばね12の弾
性力によって弁座部材10に着座してバイパス通路8を閉
じて減衰力特性はハード特性となる。
【0031】油圧緩衝器1を図6に示すサスペンション
制御装置に適用する場合、コントロールユニットUの制
御信号に応じてソレノイド16への通電をオン−オフする
ことにより油圧緩衝器1の減衰力特性を切換える。この
とき、コントロールユニット等の故障により、制御信号
がソフト特性側に固定されてソレノイド16への通電が連
続的に所定時間以上継続されると、ソレノイド16または
バイメタル21が発熱することよってサーキットブレーカ
18が作動してソレノイド16への通電を遮断するので、油
圧緩衝器1の減衰力特性はハード特性となる。なお、制
御信号がハード特性側に固定された場合は、油圧緩衝器
1の減衰力特性は当然ハード特性に固定される。
制御装置に適用する場合、コントロールユニットUの制
御信号に応じてソレノイド16への通電をオン−オフする
ことにより油圧緩衝器1の減衰力特性を切換える。この
とき、コントロールユニット等の故障により、制御信号
がソフト特性側に固定されてソレノイド16への通電が連
続的に所定時間以上継続されると、ソレノイド16または
バイメタル21が発熱することよってサーキットブレーカ
18が作動してソレノイド16への通電を遮断するので、油
圧緩衝器1の減衰力特性はハード特性となる。なお、制
御信号がハード特性側に固定された場合は、油圧緩衝器
1の減衰力特性は当然ハード特性に固定される。
【0032】このようにして、コントロールユニット等
に故障が発生して減衰力特性が切換不能となった場合、
油圧緩衝器1の減衰力特性は、車体の姿勢を安定させや
すいハード特性に固定されることになる。
に故障が発生して減衰力特性が切換不能となった場合、
油圧緩衝器1の減衰力特性は、車体の姿勢を安定させや
すいハード特性に固定されることになる。
【0033】また、ソレノイド16に連続的に所定時間以
上通電された場合、あるいは過電流、過電圧が通電され
た場合には、サーキットブレーカ18によってソレノイド
16への通電が遮断されるので、ソレノイド16の過熱およ
び過電流、過電圧の入力による断線が防止される。
上通電された場合、あるいは過電流、過電圧が通電され
た場合には、サーキットブレーカ18によってソレノイド
16への通電が遮断されるので、ソレノイド16の過熱およ
び過電流、過電圧の入力による断線が防止される。
【0034】なお、上記実施例では、アクチュエータと
してソレノイド16を用いたが、これ限定されるものでは
なく、ピエゾ素子等の他のアクチュエータを用いてもよ
い。
してソレノイド16を用いたが、これ限定されるものでは
なく、ピエゾ素子等の他のアクチュエータを用いてもよ
い。
【0035】
【発明の効果】本発明の減衰力調整式油圧緩衝器は、以
上詳述したように構成したことにより、アクチュエータ
への通電が連続的に所定時間以上継続されると、サーキ
ットブレーカが作動してアクチュエータへの通電が遮断
され、付勢手段によって減衰力調整弁が閉弁してバイパ
ス通路が閉じるので、油圧緩衝器の減衰力特性はソフト
特性からハード特性に切換わる。その結果、サスペンシ
ョン制御装置に本発明の減衰力調整式油圧緩衝器を用い
た場合、コントロールユニット等に故障が発生して減衰
力特性が切換不能となったとき、油圧緩衝器の減衰力特
性を車体の姿勢を安定させやすいハード特性に自動的に
固定することができる。また、アクチュエータの過熱お
よび過電流、過電圧の入力を防止することができるとい
う優れた効果を奏する。
上詳述したように構成したことにより、アクチュエータ
への通電が連続的に所定時間以上継続されると、サーキ
ットブレーカが作動してアクチュエータへの通電が遮断
され、付勢手段によって減衰力調整弁が閉弁してバイパ
ス通路が閉じるので、油圧緩衝器の減衰力特性はソフト
特性からハード特性に切換わる。その結果、サスペンシ
ョン制御装置に本発明の減衰力調整式油圧緩衝器を用い
た場合、コントロールユニット等に故障が発生して減衰
力特性が切換不能となったとき、油圧緩衝器の減衰力特
性を車体の姿勢を安定させやすいハード特性に自動的に
固定することができる。また、アクチュエータの過熱お
よび過電流、過電圧の入力を防止することができるとい
う優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の要部の縦断面図である。
【図2】図1の装置のサーキットブレーカの縦断面図で
ある。
ある。
【図3】図1の装置において、ソレノイドに通電しない
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図4】図1の装置において、サーキットブレーカが作
動していない状態で、ソレノイドに通電した状態を示す
説明図である。
動していない状態で、ソレノイドに通電した状態を示す
説明図である。
【図5】図1の装置において、サーキットブレーカが作
動してソレノイドへの通電を遮断した状態を示す説明図
である。
動してソレノイドへの通電を遮断した状態を示す説明図
である。
【図6】車両のサスペンション制御装置を示す説明図で
ある。
ある。
【図7】図6の装置において、ばね上およびばね下の変
位と減衰力特性との関係を示す図である。
位と減衰力特性との関係を示す図である。
1 油圧緩衝器 2 内筒(シリンダ) 2a シリンダ上室 2b シリンダ下室 3 ピストン 8 バイパス通路 9 弁体(減衰力調整弁) 12 ばね(付勢手段) 15 プランジャ(アクチュエータ) 16 ソレノイド(アクチュエータ) 18 サーキットブレーカ 22,23 主油液通路 24,25 (第1の)減衰力発生機構 28 第2の減衰力発生機構
Claims (1)
- 【請求項1】 油液を封入したシリンダと、該シリンダ
内に摺動可能に嵌合して該シリンダ内を2室に画成する
ピストンと、該ピストンに設けられ前記2室間を連通す
る主油液通路と、前記ピストンに連結されたピストンロ
ッドの軸方向に沿って前記2室間を連通するバイパス通
路と、前記ピストンの摺動により前記主油液通路内に生
じる油液の流動を制御して減衰力を発生させる第1の減
衰力発生機構と、前記バイパス通路内の油液の流動を制
御して減衰力を発生させる第2の減衰力発生機構と、前
記ピストンロッドの軸方向に移動して前記バイパス通路
を開閉する減衰力調整弁と、該減衰力調整弁を閉弁方向
に付勢する付勢手段と、前記ピストンロッド内に設けら
れ通電により前記付勢手段の付勢力に抗して前記減衰力
調整弁を開弁方向に移動させるアクチュエータと、該ア
クチュエータへの通電を断続するサーキットブレーカと
を備えてなることを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29848591A JPH05106677A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29848591A JPH05106677A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106677A true JPH05106677A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17860316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29848591A Pending JPH05106677A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 減衰力調整式油圧緩衝器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05106677A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013507006A (ja) * | 2009-10-01 | 2013-02-28 | ディーアールエス パワー アンド コントロール テクノロジーズ インコーポレーテッド | 耐衝撃性を提供するための、リニアアクチュエータの電気的に補助された安全化 |
JP2014159877A (ja) * | 2009-10-06 | 2014-09-04 | Tenneco Automotive Operating Co Inc | デジタルバルブを備えたダンパー |
WO2014155662A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | トヨタ自動車株式会社 | 液圧式ショックアブソーバ |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP29848591A patent/JPH05106677A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013507006A (ja) * | 2009-10-01 | 2013-02-28 | ディーアールエス パワー アンド コントロール テクノロジーズ インコーポレーテッド | 耐衝撃性を提供するための、リニアアクチュエータの電気的に補助された安全化 |
JP2014159877A (ja) * | 2009-10-06 | 2014-09-04 | Tenneco Automotive Operating Co Inc | デジタルバルブを備えたダンパー |
WO2014155662A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | トヨタ自動車株式会社 | 液圧式ショックアブソーバ |
JPWO2014155662A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2017-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | 液圧式ショックアブソーバ |
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