JPH0510664A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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Publication number
JPH0510664A
JPH0510664A JP16557191A JP16557191A JPH0510664A JP H0510664 A JPH0510664 A JP H0510664A JP 16557191 A JP16557191 A JP 16557191A JP 16557191 A JP16557191 A JP 16557191A JP H0510664 A JPH0510664 A JP H0510664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
container
storage chamber
refrigerator
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16557191A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Nakamura
真一郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP16557191A priority Critical patent/JPH0510664A/ja
Publication of JPH0510664A publication Critical patent/JPH0510664A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫内の収納室に収納された器を引き出す
際,上記収納室に設けられた扉と上記器とが摺接して異
音を発しないようにすること。 【構成】 収納室20から容器40が引き出される際,
リブ40a とリブ30 b とが係合し,扉30が反時計方
向へ回動される。そして,上記扉30の重心位置が後方
へ移動することにより,該扉30はその自重にて開方向
へ更に回動される。そして,上記扉30の開状態は,収
納室20に設けられた溝22b と上記扉30に設けられ
たピン30d とが係合してその回動が規制されることに
より保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,庫内の特定領域に別途
収納室を設け,この収納室に対して器を出し入れ自在に
設けた冷蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,この種の冷蔵庫としては,例えば
特開平2−242078号公報に開示のものが知られて
いる。上記公報に開示の冷蔵庫では,庫内の一部に壁に
て区画されることにより収納室が形成されており,該収
納室には,器が出し入れ自在に設けられている。また,
上記収納室の前面上部を覆うようにして,扉が回動自在
に設けられている。上記扉の側部には爪が形成されてお
り,上記器の側部にはこの爪と係合可能なピンが形成さ
れている。そして,上記収納室に対する上記器の抜き差
し動作に伴って,上記爪と上記ピンとが適宜係合し,上
記扉が開閉される。そして,上記器が引き出されて上記
扉が開放される際,上記器の上端部と上記扉の案内部と
が係合することにより,該扉の開状態が保持される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,上記のよう
に構成された従来の冷蔵庫においては,器を引き出して
扉を開放する際に該器と扉とが摺接状態となって摩擦音
を発することとなり,これが人に不快感を与えるという
問題点があった。そこで,本発明の目的とするところ
は,器と扉とを接触させることなく該扉の開放状態を維
持し,上記器をスムーズに抜き差しすることのできる構
造の冷蔵庫を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,庫内の収納室の前面に扉を垂直面内で回動自在
に設けると共に,該収納室内に器を抜き出し可能に収納
し,上記器の抜き差し動作に伴って該器と上記扉とを係
合させて該扉を回動させ,開閉する冷蔵庫において,上
記器が上記収納室から抜き出されるに伴って上記扉をそ
の自重にて開方向へ回動し得るようにすると共に,上記
扉の開状態を該扉と上記収納室とを係合させてその回動
を規制することにより保持するようにした点に係る冷蔵
庫である。
【0005】
【作用】本発明に係る冷蔵庫においては,器を抜き出す
際には,扉の自重によって該扉が開放されてその開状態
が保持される。従って,従来の場合のように,器と扉と
が摺接することはなく,該器の抜き差し動作に伴って異
音を発するという不都合はない。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に,図1は本発明の一実施例に係る冷蔵庫を示すもので
あって扉を開放した状態での斜視図,図2は図1におけ
る要部側断面図,図3は図2における扉と器との係合状
態を示す説明図,図4は上記扉と器との係合部分の分解
斜視図である。この実施例に係る冷蔵庫10では,図1
〜図4に示す如く,その本体11は,鋼板からなる外箱
と,合成樹脂からなる内箱と,この両箱間に充填された
断熱材とにより構成されている。上記本体11の冷凍室
内には収納室20が形成されている。上記収納室20
は,冷凍室内の仕切り棚兼用の天面21,側面22,底
面23及び背面24にて囲まれた空間内に形成されてい
る。上記収納室20内には,抜き出し可能に容器40が
収納されており,該収納室20の前面には,その上半分
を覆うようにして扉30が配備されている。上記扉30
は,上記容器40の抜き差し動作に伴って該容器40と
係合して回動され,上記収納室20の前面上部を開閉す
る。即ち,上記扉30では,その両側部にボス30a
形成され,該ボス30a に上記側面22に突設されたピ
ン22a が相対的に回動自在に嵌挿されている。上記ピ
ン22a の位置から適宜の距離離間した上記側面22上
の位置には,円弧状の溝22b が刻設されており,該溝
22b には,上記扉30の側部に突設されたピン30d
が摺動自在に嵌入されている。上記溝22b は,その円
周方向の両端部で上記ピン30d と係合することによ
り,上記扉30のその回動を規制し,該扉の開閉状態を
保持する作用をなす。上記扉30の内面側であって上記
容器40の側部と対向する位置には,2本1組のリブ3
b ,30c が突設されている。上記扉30が閉鎖位置
にある状態において,上記リブ30b は上記ボス30a
を中心として下方鉛直方向へ延設され,上記リブ30c
は上記ボス30a を中心として上記リブ30b に対して
上記背面24に向けて直角に延設されている。
【0007】上記容器40の側部であって上記扉30の
リブ30b ,30c と対応する位置には,2本1組のリ
ブ40a ,40b が平行に突設されている。上記リブ4
a ,40b の上記扉30のリブ30b ,30c に対す
る位置関係は,図3において,上記リブ30b ,30c
間の距離をA,上記リブ40a ,40b 間の距離をBと
した場合,B<Aとなるように設定されている。そし
て,この場合,上記扉30の重心位置は,図3におい
て,上記ボス30a を中心として上記リブ30b ,30
c の中間部に向けて延設された中心線30f 上の下方に
設定されている。このように設定することにより,上記
中心線30f より上記扉30が傾斜すると,その傾斜し
た方向に該扉30はその自重にて回動する。従って,上
記扉30は,そのほとんどの動作が自重の作用にて行わ
れるため,その開閉動作に要する力は極めて小さくて済
む。 上記のように構成された冷蔵庫において,上記容
器40を引き出す際には,該容器40のリブ40a と上
記扉30のリブ30b とが係合し,上記容器40の引き
出し動作に伴って上記扉30は反時計方向へ回動され
る。そして,上記扉30の重心位置が上記中心線30f
を越えることにより,該扉30はその自重にて開位置ま
で開放される。上記扉30の開状態は,上記側面22の
溝22b と扉30のピン30d とが係合することにより
保持され,上記扉30と上記容器40の上端面40d
が当接することはない。従って,当該装置においては,
従来装置の場合のように,容器の引き出し動作に伴って
扉30と該容器40とが摺接して異音を発するという不
具合は回避される。上記容器40を上記収納室20に収
納する場合には,上記容器40の差し込み動作に伴っ
て,該容器40のリブ40b と上記扉30のリブ30c
とが係合し,上記扉30は時計方向へ回動される。上記
扉30の重心位置が上記中心線30f の位置を越えるこ
とにより,該扉30はその自重にて閉鎖位置まで回動さ
れる。そして,上記扉30の閉状態は上記溝22b と上
記ピン30d とが係合することにより保持され,上記扉
30の先端30e と上記容器40の前面上部40c とが
当接するのが回避される。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る冷蔵庫は上記したように構
成されているため,器を引き出す際には,扉の自重によ
って該扉が開放されてその開状態が保持される。従っ
て,従来装置の場合のように器と扉とが摺接するという
不具合は回避され,上記器の抜き差し動作に伴って異音
を発するという不都合はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る冷蔵庫を示すもので
あって扉を開放した状態での斜視図。
【図2】 図1における要部側断面図。
【図3】 図2における扉と器との係合状態を示す説明
図。
【図4】 上記扉と器との係合部分の分解斜視図。
【符号の説明】
10…冷蔵庫 20…収納室 22a ,30d …ピン 22b …溝 30…扉 30a …ボス 30b ,30c ,40a ,40b …リブ 40…容器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 庫内の収納室の前面に扉を垂直面内で回
    動自在に設けると共に,該収納室内に器を抜き出し可能
    に収納し,上記器の抜き差し動作に伴って該器と上記扉
    とを係合させて該扉を回動させ,開閉する冷蔵庫におい
    て,上記器が上記収納室から抜き出されるに伴って上記
    扉をその自重にて開方向へ回動し得るようにすると共
    に,上記扉の開状態を該扉と上記収納室とを係合させて
    その回動を規制することにより保持するようにしたこと
    を特徴とする冷蔵庫。
JP16557191A 1991-07-05 1991-07-05 冷蔵庫 Pending JPH0510664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16557191A JPH0510664A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16557191A JPH0510664A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0510664A true JPH0510664A (ja) 1993-01-19

Family

ID=15814895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16557191A Pending JPH0510664A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0510664A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207903A (ja) * 2011-03-17 2012-10-25 Toshiba Corp 冷蔵庫

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207903A (ja) * 2011-03-17 2012-10-25 Toshiba Corp 冷蔵庫

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