JP2021103037A - 冷蔵庫 - Google Patents

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栄生 岩上
Yoshio Iwagami
栄生 岩上
貴志 石田
Takashi Ishida
貴志 石田
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【課題】 扉の開き方向を左開き又は右開きに変更できる冷蔵庫において、大きな作業負担を伴うことなく簡易な作業によって冷蔵庫本体と扉とを連結することが可能な冷蔵庫の提供を目的とする。【解決手段】 本発明に係る冷蔵庫は、貯蔵室前面上縁の両側域から前方側に向けて各々突設され、ヒンジピンの先端と係合するヒンジピン係合孔を備えたヒンジピン受けプレートを備え、ヒンジピンを挿入するヒンジピン挿入孔部は、扉の上端両側域に各々形成され、挿入された前記ヒンジピンによって付勢される弾性体は、各ヒンジピン挿入孔部内に配設される。扉を冷蔵庫本体に連結させる際、ヒンジピン挿入孔に挿入されたヒンジピンは、ヒンジピン受けプレートの底面に押圧されて弾性体を付勢し、扉が冷蔵庫本体に向けて押し込まれることで、ヒンジピンの先端がヒンジピン係合孔に至りヒンジピンと前記ヒンジピン係合孔とが係合することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の貯蔵室を開閉する扉は、例えば、扉上端及び下端と接続される一対のヒンジ機構を介して冷蔵庫本体に回転可能に連結される。ここで、ヒンジ機構の装着位置を冷蔵庫本体の左右いずれかに選択することができ、ヒンジ機構の装着位置に応じて扉の開き方向を左開き又は右開きに変更できる冷蔵庫が、下記特許文献1や特許文献2に開示されている。
特許文献1に開示の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、左右両側のそれぞれの上部に取付孔を有する扉と、この取付孔に重なる貫通孔を有するヒンジ保持部材と、貫通孔の上側からこの貫通孔に挿通され取付孔に抜き取り自在に差し込まれるヒンジピンと、扉の下側に配置されると共に扉を冷蔵庫本体に対してヒンジピンの軸回りに回転可能に取り付ける下ヒンジ部とを備える。
また、特許文献2に開示の冷蔵庫は、開口前面の上部に挿入口を有する断熱容器と、扉背面の上部に設けられた開口部、この開口部に連通するよう扉上面に設けられた挿入穴、及び、開口部を挟んで挿入穴に対向して設けられた支持穴を有する前面扉と、前面扉を断熱容器に対して回動自在に上部で支持するヒンジ機構と、前面扉を断熱容器に対して回動自在に下部で支持する回転機構とを備える。
特許第4217674号公報 特許第6265950号公報
しかしながら、特許文献1に開示の冷蔵庫において、相応の重量を有する扉を持ち上げた状態で、冷蔵庫本体側のヒンジ保持部材に設けられる貫通孔と扉側の取付孔とを重ね、更に、これらの孔の中に手作業でヒンジピンを差し込まなければ、冷蔵庫本体と扉とを連結することができない。そのため、冷蔵庫本体と扉とを連結する際、扉の取付孔にヒンジピンを差し込むまでに大きな作業負担が生じる。
また、特許文献2に開示の冷蔵庫に関しても、ヒンジ機構における回転軸支持部を断熱容器の挿入口と前面扉の開口部の双方に挿入した後、扉上面から開口部に掛けて貫通する挿入穴及びこの挿入穴に重なる回転軸支持部の貫通孔に回転軸を差し込まなければ、断熱容器と前面扉とを連結することができない。そのため、特許文献1に開示の冷蔵庫と同様、断熱容器と前面扉とを連結する際、大きな作業負担が生じる。
前記課題に鑑み、本発明は、扉の開き方向を左開き又は右開きに変更できる冷蔵庫において、大きな作業負担を伴うことなく簡易な作業によって冷蔵庫本体と扉とを連結することが可能な冷蔵庫の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る冷蔵庫は、
前面が開口する貯蔵室を含む冷蔵庫本体と、
冷蔵庫本体の前面側に配設され、前記貯蔵室の前記開口を開閉する扉と、
前記扉の回転軸に対応するヒンジピンと、
貯蔵室前面上縁の両側域から前方側に向けて各々突設されると共に、前記ヒンジピンの先端と係合するヒンジピン係合孔を備えたヒンジピン受けプレートと、
を備え、
前記ヒンジピンを挿入するヒンジピン挿入孔部は、前記扉の上端両側域に各々形成され、
挿入された前記ヒンジピンによって付勢される弾性体は、前記各ヒンジピン挿入孔部内に配設され、
前記扉を前記冷蔵庫本体に連結させる際、前記ヒンジピン挿入孔部に挿入された前記ヒンジピンは、前記ヒンジピン受けプレートの底面に押圧されて前記弾性体を付勢し、更に、前記扉が前記冷蔵庫本体に向けて押し込まれることで、前記ヒンジピンの前記先端が前記ヒンジピン係合孔に至り、前記弾性体からの付勢力によって前記ヒンジピンが押し上がって前記ヒンジピンと前記ヒンジピン係合孔とが係合する
ことを特徴とする。
また、本発明に係る冷蔵庫は、
前記扉の上端を被覆するカバー体を備え、
前記カバー体の内側に、前記ヒンジピン係合孔と係合した前記ヒンジピンを把持する第1凹部を備えたヒンジピン把持部が設けられる
ことを特徴とする。
更に、本発明に係る冷蔵庫は、
前記ヒンジピン受けプレートの前縁における前記ヒンジピン係合孔と対向する位置に、前記ヒンジピンを受け止める第2凹部が形成される
ことを特徴とする。
本発明における冷蔵庫の扉を冷蔵庫本体に連結させる際、ヒンジピン挿入孔部に挿入された前記ヒンジピンは、ヒンジピン受けプレートの底面と接触してヒンジピン挿入孔部の弾性体を付勢する。更に、扉が前記冷蔵庫本体に向けて押し込まれると、ヒンジピンの先端がヒンジピン係合孔に至ることに伴い、弾性体からの付勢力によってヒンジピンが押し上がる。これにより、ヒンジピンと前記ヒンジピン係合孔とが係合する。本発明によれば、このような簡易な作業によって扉と冷蔵庫本体とを連結することができるため、冷蔵庫本体と扉との連結作業において、大きな作業負担を伴うことがない。
本発明の扉上端を被覆するカバー体の内側に、ヒンジピン係合孔と係合したヒンジピンを把持する第1凹部を備えたヒンジピン把持部が設けられる。そのため、本発明のこの態様によれば、ヒンジピン係合孔に一度係合したヒンジピンのヒンジピン係合孔からの離脱を防止できる。
また、ヒンジピン係合孔に係合前のヒンジピンを受け止める第2凹部が、ヒンジピン受けプレート前縁のヒンジピン係合孔と対向する位置に形成される。そのため、本発明のこの態様によれば、ヒンジピンをヒンジピン係合孔に確実に到達できる箇所に前もって位置決めすることができる。そのため、ヒンジピンとヒンジピン係合孔とを簡易迅速に係合させることができる。
本実施形態に係る冷蔵庫の全体斜視図。 本実施形態に係る冷蔵庫の上部前方側を拡大した拡大斜視図。 本実施形態に係る冷蔵庫において、分解された冷蔵庫本体と扉との一部を示す一部分解斜視図。 本実施形態におけるヒンジピン挿入孔部内の構造を示す扉上端の垂直断面図。 第1実施形態において、ヒンジピンがヒンジピン係合孔に係合する前の状態を示す冷蔵庫前方側の垂直断面図。 第1実施形態において、ヒンジピンがヒンジピン係合孔に係合された状態を示す冷蔵庫前方側の垂直断面図。 本実施形態における扉上端を被覆するカバー体を含む冷蔵庫前方側の拡大斜視図。 第2実施形態において、ヒンジピンがヒンジピン係合孔に係合する前の状態を示す冷蔵庫前方側の斜視図。 第2実施形態において、ヒンジピンが第2凹部に受け止められた状態を示す冷蔵庫前方側の斜視図。 第2実施形態において、ヒンジピンがヒンジピン受けプレートの底面に押圧された状態を示す冷蔵庫前方側の斜視図。 第2実施形態において、ヒンジピンがヒンジピン係合孔に係合された状態を示す冷蔵庫前方側の斜視図。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る冷蔵庫1を詳細に説明する。なお、本実施形態に係る冷蔵庫1を説明するにあたり、「上下」方向は、冷蔵庫1の高さ方向に対応し、「左右」方向は、冷蔵庫1の幅方向に対応し、「前後」方向は、冷蔵庫1の奥行き方向に対応する。また、扉の各方向は、扉が冷蔵庫1の貯蔵室を閉じた状態を基準に規定される。すなわち、扉の高さ方向(上下方向)は、冷蔵庫1の高さ方向に対応し、扉の幅方向(左右方向)は、冷蔵庫1の幅方向に対応し、扉の奥行き方向(前後方向)は、冷蔵庫1の奥行き方向に対応する。
<第1実施形態>
図1から図3を参照して、本発明に係る冷蔵庫の第1実施形態を説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る冷蔵庫1の全体斜視図である。また、図2は、冷蔵庫1の上部前方側を拡大した冷蔵庫1の拡大斜視図である。また、図3は、分解された冷蔵庫本体と扉との一部を示す一部分解斜視図である。
本実施形態に係る冷蔵庫1は、冷蔵庫本体に相当する断熱箱体2を備える。断熱箱体2は、鋼板製の外箱、合成樹脂製の内箱、外箱と内箱との間に形成された間隙内に充填される発泡ポリウレタン製の断熱材を備える。
断熱箱体2の内部には、断熱仕切壁が配設され、冷蔵室3、冷凍室4が区画される。本実施形態に係る冷蔵庫1は、上から冷蔵室3、冷凍室4に対応する複数の貯蔵室を備える。ただし、各貯蔵室の配置順はこれに限定されない。また、貯蔵室の数もこれに限定されない。
断熱箱体2に設けられる各貯蔵室の前面は開口する。これら各開口を開閉可能に塞ぐ断熱性の扉が設けられる。図1に示されるように、冷蔵室3の前面に扉10が配設される。
扉10は、冷蔵室3の正面視側方側の上部及び下部に設けられるヒンジ機構(本実施形態の場合、ヒンジピンと、ヒンジピンを挿入可能なヒンジピン挿入孔部等を含む機構)によって回動可能に支持される。また、断熱性の扉11は、断熱箱体2に対して前後方向に引出可能に配設され、冷凍室4の前面開口を塞ぐ。
なお、図1に示されるように、本実施形態に係る冷蔵庫1は、扉10の上端10Uを被覆するカバー体40を更に備える。カバー体40は、扉10の上端10Uの両端(正面視において左端から右端)に渡り延在する。
次に、図2に示されるように、扉10の回転軸に対応するヒンジピン20を挿入するヒンジピン挿入孔部12は、扉10の上端10Uにおける両側域に各々設けられる。これに対して、冷蔵室3(貯蔵室)の前面上縁3FUにおいて、ヒンジピン挿入孔部12に対向する位置にヒンジピン受けプレート30が設けられる。
図2に示されるように、ヒンジピン受けプレート30は、冷蔵室3(貯蔵室)の前面上縁3FUから前方側に突設される。また、ヒンジピン受けプレート30は、冷蔵室3の前面上縁3FUにおける両側域に各々設けられる。なお、図2では、冷蔵室3の前面上縁3FUの右側のみヒンジピン受けプレート30が描かれているが、もう一方のヒンジピン受けプレート30は、冷蔵室3の前面上縁3FUの左側にも設けられている。
また、各ヒンジピン受けプレート30は、ヒンジピン20の先端20Tと係合するヒンジピン係合孔31を備える。扉10が冷蔵室3の前面に取り付けられると、ヒンジピン受けプレート30は、ヒンジピン挿入孔部12の上方に覆い被さる。それに伴い、ヒンジピン挿入孔部12の入口とヒンジピン係合孔31とが重畳する。
次に、図3に示されるように、冷蔵室3の前面下縁6の両側域に、下部側のヒンジピン9を挿入可能なヒンジピン挿入孔8を備えると共に、扉10の下端を支持する扉支持プレート7が各々装着される。すなわち、本実施形態に係る冷蔵庫1は、冷蔵室3の右端に設けられる上下一対のヒンジ機構と、左端に設けられる上下一対のヒンジ機構とを備える。
このように、冷蔵室3の右端に設けられる上下一対のヒンジ機構を用いれば、冷蔵室3の右端と扉10の右端とが連結される。この場合、扉10は、左開きの状態とされる。これに対して、冷蔵室3の左端に設けられる上下一対のヒンジ機構を用いれば、冷蔵室3の左端と扉10の左端とが連結される。この場合、扉10は、右開きの状態とされる。
なお、前記態様は、冷蔵室3とそれを開閉する扉10との連結構造を示す。ただし、前記連結構造は、扉10のように、ヒンジ機構を介して回動可能に貯蔵室の前面に連結されるものであれば、冷蔵室3以外の他の貯蔵室とこれを開閉する扉に対しても適用できる。
次に、図4から図7を参照して、ヒンジピン挿入孔部12内の構造、及びヒンジピン挿入孔部12に挿入されたヒンジピン20がヒンジピン受けプレート30のヒンジピン係合孔31に係合されるまでの状態、並びに扉10の上端10Uを被覆するカバー体40の態様を説明する。
ここで、図4は、ヒンジピン挿入孔部12内の構造を示す扉上端10Uの垂直断面図である。また、図5は、ヒンジピン20がヒンジピン係合孔31に係合する前の状態を示す冷蔵庫前方側の垂直断面図である。また、図6は、ヒンジピン20がヒンジピン係合孔31に係合された状態を示す冷蔵庫前方側の垂直断面図である。また、図7は、扉上端10Uを被覆するカバー体40を含む冷蔵庫前方側の拡大斜視図である。
まず、図4(a)に示されるように、本実施形態におけるヒンジピン挿入孔部12は、ヒンジピン挿入孔部12内に収容される弾性体13、ヒンジピン挿入孔部12に挿入されたヒンジピン20を係留する係留部14を備える。
ヒンジピン20がヒンジピン挿入孔部12内に押し込まれると、図4(b)に示されるように、ヒンジピン20に押圧される弾性体13が縮んで付勢される。弾性体13が最も縮む状態まで、ヒンジピン20が弾性体13を押し込んだ場合、ヒンジピン20の先端20Tを除き、ヒンジピン20は、ヒンジピン挿入孔部12に収まる。この状態にあるヒンジピン20は、弾性体13の付勢力に抗するものがない場合、弾性体13によって押し上げられる。
なお、本実施形態における弾性体13は、つる巻きバネであるが、挿入されたヒンジピン20によって付勢され、その付勢力によってヒンジピン20を押し上げることができれば、これに限られない。
また、本実施形態における係留部14は、ヒンジピン挿入孔部12の内側周面に沿うと共に、内部にヒンジピン20を挿通する環状部材である。より詳しくは、係留部14は、図4に示されるように、ヒンジピン挿入孔部12内に上下移動可能な状態で収容され、ヒンジピン挿入孔部12の内側に向かって突出する環状の内突端縁141を備える。
係留部14の内突端縁141は、ヒンジピン20の後端20B側に形成される括れ部22に係り合う。これにより、係留部14は、ヒンジピン挿入孔部12内にヒンジピン20を係留する。ただし、係留部14の形態は、ヒンジピン20を係留できるものであれば、これに限られない。
このように、ヒンジピン20がヒンジピン挿入孔部12に挿入された状態で、扉10を冷蔵室3の前面に向き合わせる。扉10を冷蔵室3の前面に更に近づけると、図5に示されるように、ヒンジピン20の先端20Tは、ヒンジピン受けプレート30の底面30Bと接触する。その後、ヒンジピン20は、ヒンジピン挿入孔部12の下方側に押し込まれる。それに伴い、弾性体13は、ヒンジピン20からの押圧力を受けて縮み、付勢された状態となる。
更に、扉10を冷蔵室3側に押し込むと、ヒンジピン20も冷蔵室3側に移動する。最終的に、ヒンジピン20の先端20Tが、ヒンジピン係合孔31に至り、弾性体13に蓄積された付勢力が開放されてヒンジピン20が押し上げられる。その結果、ヒンジピン20の少なくとも先端20Tは、ヒンジピン係合孔31内に差し込まれ、ヒンジピン20とヒンジピン係合孔31とが係合する。これにより、扉10の上端10Uと冷蔵室3の前面とが連結される。
図示される例は、冷蔵室3の右端に扉10を連結するものであるが、扉10の上端10Uの左端と冷蔵室3の前面上縁3FUの左端にも同様の機構が設けられている。これにより、冷蔵室3の左端に扉10が連結される。
なお、扉10側に装着されたヒンジピン20と冷蔵室3側のヒンジピン係合孔31とを係合する前に、図3に示されるように、下部側のヒンジピン9を扉支持プレート7のヒンジピン挿入孔8及び扉下端10Bのヒンジピン挿入孔に差し入れることで、扉下端10Bと冷蔵室3との連結を行うことができる。
最後に、図7に示されるように、カバー体40を扉10の上端10U上に覆い被せる。カバー体40の内側40Iに、ヒンジピン係合孔31と係合したヒンジピン20(先端20T側の括れ部21)を把持する第1凹部41を備えたヒンジピン把持部42が設けられる。
ヒンジピン係合孔31に一度係合したヒンジピン20は、第1凹部41によって把持される。このような第1凹部41を備えたヒンジピン把持部42が設けられることで、ヒンジピン20のヒンジピン係合孔31からの離脱を防止できる。すなわち、カバー体40を取り外さなければ、扉10の上端10Uの連結が解除されないため、より強固に扉10と断熱箱体2(冷蔵庫本体)とを連結することができる。
なお、ヒンジピン把持部42は、カバー体40の両側域(扉10の上端10Uの両側域に設けられる各ヒンジピン受けプレート30に対向する位置)に各々設けられる。
<第2実施形態>
次に、図8から図11を参照して、本発明に係る第2実施形態を説明する。第2実施形態において、前記第1実施形態と相違する部分は、ヒンジピン受けプレート30である。なお、前記第1実施形態と同一要素に関しては説明を省略する。
ここで、図8は、第2実施形態において、ヒンジピン20がヒンジピン係合孔31に係合する前の状態を示す冷蔵庫前方側の斜視図である。また、図9は、第2実施形態において、ヒンジピン20が第2凹部32に受け止められた状態を示す冷蔵庫前方側の斜視図である。また、図10は、第2実施形態において、ヒンジピン20がヒンジピン受けプレート30の底面30Bに押圧された状態を示す冷蔵庫前方側の斜視図である。また、図11は、第2実施形態において、ヒンジピン20がヒンジピン係合孔31に係合された状態を示す冷蔵庫前方側の斜視図である。
図8に示されるように、本実施形態におけるヒンジピン受けプレート30は、更に、第2凹部32を備える。第2凹部32は、ヒンジピン受けプレート30の前縁において、ヒンジピン係合孔31と対向する位置に形成される。また、扉10を冷蔵室3の前面開口に向き合わせた際、第2凹部32は、ヒンジピン挿入孔部12に挿入されたヒンジピン20とも対向する。
ヒンジピン20がヒンジピン挿入孔部12に挿入された状態で、扉10を冷蔵室3の前面に向き合わせる。扉10を冷蔵室3の前面側に更に近づけると、図9に示されるように、ヒンジピン20(先端20T側の括れ部21)は、第2凹部32に受け止められる。
この状態からヒンジピン20を押し下げた後、更に扉10を冷蔵室3の前面側に近づけると、図10に示されるように、ヒンジピン20は、ヒンジピン受けプレート30の底面30Bと接触し、ヒンジピン挿入孔12の下方側に押し込まれる。それに伴い、ヒンジピン20を収める弾性体13は付勢される。
その後、更に扉10を冷蔵室3の前面側に近づけ、ヒンジピン20の先端20Tが、ヒンジピン係合孔31に至ると、弾性体13に蓄積された付勢力が開放されてヒンジピン20が押し上げられる。その結果、図11に示されるように、ヒンジピン20の少なくとも先端20Tは、ヒンジピン係合孔31内に差し込まれ、ヒンジピン20とヒンジピン係合孔31とが係合する。これにより、扉10の上端10Uと冷蔵室3の前面とが連結される。
このように、ヒンジピン受けプレート30に第2凹部32を設けることで、ヒンジピン20をヒンジピン係合孔31に確実に到達できる箇所に前もって位置決めすることができる。そのため、ヒンジピン20とヒンジピン係合孔31とを簡易迅速に係合させることができる。
以上、本発明に係る実施形態を詳細に説明した。ただし、前記の説明は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定する趣旨で記載されたものではない。本発明には、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るものを含み得る。また、本発明にはその等価物が含まれる。
1…冷蔵庫
2…冷蔵庫本体(断熱箱体)
3…冷蔵室
4…冷凍室
10…扉
12…ヒンジピン挿入孔部
13…弾性体
20…(上部側の)ヒンジピン
20T…ヒンジピンの先端
21,22…ヒンジピンの括れ部
30…ヒンジピン受けプレート
30B…ヒンジピン受けプレートの底面
31…ヒンジピン係合孔
32…第2凹部
40…カバー体
41…第1凹部
42…ヒンジピン把持部

Claims (3)

  1. 前面が開口する貯蔵室を含む冷蔵庫本体と、
    冷蔵庫本体の前面側に配設され、前記貯蔵室の前記開口を開閉する扉と、
    前記扉の回転軸に対応するヒンジピンと、
    貯蔵室前面上縁の両側域から前方側に向けて各々突設されると共に、前記ヒンジピンの先端と係合するヒンジピン係合孔を備えたヒンジピン受けプレートと、
    を備え、
    前記ヒンジピンを挿入するヒンジピン挿入孔部は、前記扉の上端両側域に各々形成され、
    挿入された前記ヒンジピンによって付勢される弾性体は、前記各ヒンジピン挿入孔部内に配設され、
    前記扉を前記冷蔵庫本体に連結させる際、前記ヒンジピン挿入孔部に挿入された前記ヒンジピンは、前記ヒンジピン受けプレートの底面に押圧されて前記弾性体を付勢し、更に、前記扉が前記冷蔵庫本体に向けて押し込まれることで、前記ヒンジピンの前記先端が前記ヒンジピン係合孔に至り、前記弾性体からの付勢力によって前記ヒンジピンが押し上がって前記ヒンジピンと前記ヒンジピン係合孔とが係合する
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 更に、前記扉の上端を被覆するカバー体を備え、
    前記カバー体の内側に、前記ヒンジピン係合孔と係合した前記ヒンジピンを把持する第1凹部を備えたヒンジピン把持部が設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ヒンジピン受けプレートの前縁における前記ヒンジピン係合孔と対向する位置に、前記ヒンジピンを受け止める第2凹部が形成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
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