JPH05106495A - 内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents
内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置Info
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- JPH05106495A JPH05106495A JP29619991A JP29619991A JPH05106495A JP H05106495 A JPH05106495 A JP H05106495A JP 29619991 A JP29619991 A JP 29619991A JP 29619991 A JP29619991 A JP 29619991A JP H05106495 A JPH05106495 A JP H05106495A
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- rail pressure
- pressure
- fuel injection
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/30—Controlling fuel injection
- F02D41/38—Controlling fuel injection of the high pressure type
- F02D41/3809—Common rail control systems
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2250/00—Engine control related to specific problems or objectives
- F02D2250/31—Control of the fuel pressure
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料噴射量、燃料噴射時期、燃料圧力を精度
よく制御することができる内燃機関の蓄圧式燃料噴射装
置を提供する。 【構成】 制御ゲインを、実コモンレール圧と指令コモ
ンレール圧との偏差に乗じ、この値に基づいて吐出量制
御手段103が高圧供給ポンプの圧送開始時期を算出し
コモンレールへの燃料吐出量を制御する。過渡状態判定
手段107が指令コモンレール圧の瞬時変化量に基づい
て内燃機関の運転状態を過渡状態と判定した際には、コ
モンレール圧の瞬時変化量と最新のコモンレール圧検出
タイミングに基づき、コモンレール圧補正手段108が
次回の燃料噴射時期のコモンレール圧を演算し、これに
応じて燃料噴射制御手段104が噴射弁コマンドパルス
を出力する。また、制御ゲイン学習手段109により、
瞬時コモンレール圧変化量に応じて制御ゲインを修正更
新する。
よく制御することができる内燃機関の蓄圧式燃料噴射装
置を提供する。 【構成】 制御ゲインを、実コモンレール圧と指令コモ
ンレール圧との偏差に乗じ、この値に基づいて吐出量制
御手段103が高圧供給ポンプの圧送開始時期を算出し
コモンレールへの燃料吐出量を制御する。過渡状態判定
手段107が指令コモンレール圧の瞬時変化量に基づい
て内燃機関の運転状態を過渡状態と判定した際には、コ
モンレール圧の瞬時変化量と最新のコモンレール圧検出
タイミングに基づき、コモンレール圧補正手段108が
次回の燃料噴射時期のコモンレール圧を演算し、これに
応じて燃料噴射制御手段104が噴射弁コマンドパルス
を出力する。また、制御ゲイン学習手段109により、
瞬時コモンレール圧変化量に応じて制御ゲインを修正更
新する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の蓄圧式燃料
噴射装置に関するものである。
噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平3−18645号公報にディーゼ
ルエンジンの蓄圧式燃料噴射装置が開示されている。蓄
圧式燃料噴射装置においては、電子制御ユニットECU
(以下単にECUという)がエンジン回転数、アクセル開
度及び実コモンレール圧等の検出データに基づいて指令
噴射量、燃料噴射時期及び指令コモンレール圧を演算す
る。そして実コモンレール圧と指令コモンレール圧との
偏差により、高圧供給ポンプからコモンレール内への高
圧燃料の吐出量が制御される。さらに、前記指令噴射量
と実コモンレール圧に応じて噴射弁の開弁時間を演算す
るとともに、前記燃料噴射時期に噴射弁コマンドパルス
を出力してコモンレール内に蓄圧された高圧燃料を各気
筒へ噴射する。
ルエンジンの蓄圧式燃料噴射装置が開示されている。蓄
圧式燃料噴射装置においては、電子制御ユニットECU
(以下単にECUという)がエンジン回転数、アクセル開
度及び実コモンレール圧等の検出データに基づいて指令
噴射量、燃料噴射時期及び指令コモンレール圧を演算す
る。そして実コモンレール圧と指令コモンレール圧との
偏差により、高圧供給ポンプからコモンレール内への高
圧燃料の吐出量が制御される。さらに、前記指令噴射量
と実コモンレール圧に応じて噴射弁の開弁時間を演算す
るとともに、前記燃料噴射時期に噴射弁コマンドパルス
を出力してコモンレール内に蓄圧された高圧燃料を各気
筒へ噴射する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
コモンレール圧のサンプリングを一定時間間隔毎の時間
同期により行った場合、機関回転数の変化によりサンプ
リング周期中の高圧ポンプの吐出回数又は噴射弁の噴射
回数が変化する。このため、実コモンレール圧の検出遅
れが変化し、実コモンレール圧力の昇圧又は減圧時にE
CUに入力される実コモンレール圧と実際のコモンレー
ル圧力との誤差が機関回転数の上昇に伴い増加する。こ
の圧力誤差は、噴射弁より噴射される燃料量の制御精度
を悪化させる。また、実コモンレール圧と目標噴射圧と
の偏差に、ある係数(制御ゲイン)を掛け合わせた値を
フィードバック操作量として高圧ポンプの吐出量を制御
するとともに、実コモンレール圧力を制御しているた
め、前記圧力誤差の増加により制御ゲインの実コモンレ
ール圧変化へのきき具合が変動してしまう。このため、
前記制御ゲインを機関低速域にてマッチングした場合
は、目標コモンレール圧変化時、機関高速域にて目標コ
モンレール圧に対し実コモンレール圧力がオーバシュー
トする。逆に機関高速域にて制御ゲインをマッシングし
た場合には、機関低速域にて実コモンレール圧の応答遅
れが発生するというコモンレール圧の制御精度にも問題
が生じる。
コモンレール圧のサンプリングを一定時間間隔毎の時間
同期により行った場合、機関回転数の変化によりサンプ
リング周期中の高圧ポンプの吐出回数又は噴射弁の噴射
回数が変化する。このため、実コモンレール圧の検出遅
れが変化し、実コモンレール圧力の昇圧又は減圧時にE
CUに入力される実コモンレール圧と実際のコモンレー
ル圧力との誤差が機関回転数の上昇に伴い増加する。こ
の圧力誤差は、噴射弁より噴射される燃料量の制御精度
を悪化させる。また、実コモンレール圧と目標噴射圧と
の偏差に、ある係数(制御ゲイン)を掛け合わせた値を
フィードバック操作量として高圧ポンプの吐出量を制御
するとともに、実コモンレール圧力を制御しているた
め、前記圧力誤差の増加により制御ゲインの実コモンレ
ール圧変化へのきき具合が変動してしまう。このため、
前記制御ゲインを機関低速域にてマッチングした場合
は、目標コモンレール圧変化時、機関高速域にて目標コ
モンレール圧に対し実コモンレール圧力がオーバシュー
トする。逆に機関高速域にて制御ゲインをマッシングし
た場合には、機関低速域にて実コモンレール圧の応答遅
れが発生するというコモンレール圧の制御精度にも問題
が生じる。
【0004】さらに、実コモンレール圧力のサンプリン
グをクランク角センサが発するNeパルスのうち所定の
パルス毎にクランク角度同期により行った場合には、前
記問題点である機関回転数による実コモンレール圧力誤
差の変化は解消されるが、機関高速域にて実コモンレー
ル圧検出のためのECUの演算処理負担が増大するとと
もに、他の演算処理(指令噴射量、指令噴射時期算出
等)の繰り返し時間が増大するため、機関運転状態に基
づく最適な燃料噴射制御ができないという問題点があ
る。本発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、機関回転数変化にかかわらず燃料噴射量、燃料噴射
時期、燃料圧力を精度よく制御し、運転性能を向上する
ことができる内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置を提供する
ことを目的とする。
グをクランク角センサが発するNeパルスのうち所定の
パルス毎にクランク角度同期により行った場合には、前
記問題点である機関回転数による実コモンレール圧力誤
差の変化は解消されるが、機関高速域にて実コモンレー
ル圧検出のためのECUの演算処理負担が増大するとと
もに、他の演算処理(指令噴射量、指令噴射時期算出
等)の繰り返し時間が増大するため、機関運転状態に基
づく最適な燃料噴射制御ができないという問題点があ
る。本発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、機関回転数変化にかかわらず燃料噴射量、燃料噴射
時期、燃料圧力を精度よく制御し、運転性能を向上する
ことができる内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の具体的手段として、図1に示すようにエンジン回転
数,アクセル開度等の各種の検出手段100と、コモン
レール圧検出手段101と、前記各種検出手段100及
びコモンレール圧検出手段101の検出信号に基づき所
定のプログラムに従って指令噴射量,燃料噴射時期及び
指令コモンレール圧を演算する演算処理手段102と、
前記コモンレール圧検出手段101が検出する実コモン
レール圧と前記指令コモンレール圧との偏差に基づい
て、高圧供給ポンプからコモンレール内への高圧燃料の
吐出量を制御する吐出量制御手段103と、前記コモン
レール内に蓄圧された高圧燃料を各気筒へ噴射するため
前記指令噴射量と実コモンレール圧に応じて噴射弁の開
弁時間を演算するとともに、前記燃料噴射時期に噴射弁
コマンドパルスを出力して前記噴射弁の開弁を制御する
燃料噴射制御手段104とを備えた内燃機関の蓄圧式燃
料噴射装置において、前記コモンレール圧検出手段10
1の実コモンレール圧のサンプリングを時間同期により
行うとともに、前記吐出量制御手段103において高圧
供給ポンプの圧送開始時期を算出するため前記実コモン
レール圧と前記指令コモンレール圧との偏差に乗じる制
御ゲインをエンジン回転数より算出する制御ゲイン算出
手段105と、前記実コモンレール圧に基づき瞬時コモ
ンレール圧変化量を算出する瞬時コモンレール圧変化量
算出手段106と、前記演算処理手段100により演算
された指令コモンレール圧の瞬時変化量に基づいて過渡
状態か否かを判定する過渡状態判定手段107と、該過
渡状態判定手段107により過渡状態と判定された際
は、コモンレール圧の瞬時変化量と前記演算処理手段1
00が演算した最新のコモンレール圧検出タイミングに
基づき、次回の燃料噴射時期におけるコモンレール圧を
見込み演算するコモンレール圧補正手段108とを備え
たことを特徴とする内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置が提
供される。また、上記構成において図1中に点線で示す
ように、前記過渡状態判定手段にて過渡状態と判定され
た際に、瞬時コモンレール圧変化量算出手段が算出する
瞬時コモンレール圧変化量に応じて前記制御ゲインを修
正更新する制御ゲイン学習手段109を備えたことを特
徴とする内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置が提供される。
の具体的手段として、図1に示すようにエンジン回転
数,アクセル開度等の各種の検出手段100と、コモン
レール圧検出手段101と、前記各種検出手段100及
びコモンレール圧検出手段101の検出信号に基づき所
定のプログラムに従って指令噴射量,燃料噴射時期及び
指令コモンレール圧を演算する演算処理手段102と、
前記コモンレール圧検出手段101が検出する実コモン
レール圧と前記指令コモンレール圧との偏差に基づい
て、高圧供給ポンプからコモンレール内への高圧燃料の
吐出量を制御する吐出量制御手段103と、前記コモン
レール内に蓄圧された高圧燃料を各気筒へ噴射するため
前記指令噴射量と実コモンレール圧に応じて噴射弁の開
弁時間を演算するとともに、前記燃料噴射時期に噴射弁
コマンドパルスを出力して前記噴射弁の開弁を制御する
燃料噴射制御手段104とを備えた内燃機関の蓄圧式燃
料噴射装置において、前記コモンレール圧検出手段10
1の実コモンレール圧のサンプリングを時間同期により
行うとともに、前記吐出量制御手段103において高圧
供給ポンプの圧送開始時期を算出するため前記実コモン
レール圧と前記指令コモンレール圧との偏差に乗じる制
御ゲインをエンジン回転数より算出する制御ゲイン算出
手段105と、前記実コモンレール圧に基づき瞬時コモ
ンレール圧変化量を算出する瞬時コモンレール圧変化量
算出手段106と、前記演算処理手段100により演算
された指令コモンレール圧の瞬時変化量に基づいて過渡
状態か否かを判定する過渡状態判定手段107と、該過
渡状態判定手段107により過渡状態と判定された際
は、コモンレール圧の瞬時変化量と前記演算処理手段1
00が演算した最新のコモンレール圧検出タイミングに
基づき、次回の燃料噴射時期におけるコモンレール圧を
見込み演算するコモンレール圧補正手段108とを備え
たことを特徴とする内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置が提
供される。また、上記構成において図1中に点線で示す
ように、前記過渡状態判定手段にて過渡状態と判定され
た際に、瞬時コモンレール圧変化量算出手段が算出する
瞬時コモンレール圧変化量に応じて前記制御ゲインを修
正更新する制御ゲイン学習手段109を備えたことを特
徴とする内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置が提供される。
【0006】
【作用】上記内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置の作用は以
下の通りである。エンジン回転数に応じて制御ゲイン算
出手段105が算出する制御ゲインを、時間同期により
コモンレール圧検出手段101が検出した実コモンレー
ル圧と、演算処理手段100が演算した指令コモンレー
ル圧との偏差に乗じるとともに、この値に基づいて吐出
量制御手段103が高圧供給ポンプの圧送開始時期を算
出しコモンレールへの燃料吐出量を制御する。過渡状態
判定手段107が指令コモンレール圧の瞬時変化量に基
づいて内燃機関の運転状態を過渡状態と判定した際に
は、コモンレール圧の瞬時変化量と前記演算手段100
が演算した最新のコモンレール圧検出タイミングに基づ
き、コモンレール圧補正手段108が次回の燃料噴射時
期におけるコモンレール圧を見込み演算する。そして、
この見込みコモンレール圧に応じて燃料噴射制御手段1
04が噴射弁コマンドパルスを出力し噴射弁の開弁を制
御する。また、制御ゲイン学習手段109により前記制
御ゲイン算出手段105の算出した制御ゲインを、瞬時
コモンレール圧変化量に応じて修正更新し、この値に基
づいて吐出量制御手段103が高圧供給ポンプの圧送開
始時期を算出しコモンレールへの燃料吐出量を制御する
ことも可能である。
下の通りである。エンジン回転数に応じて制御ゲイン算
出手段105が算出する制御ゲインを、時間同期により
コモンレール圧検出手段101が検出した実コモンレー
ル圧と、演算処理手段100が演算した指令コモンレー
ル圧との偏差に乗じるとともに、この値に基づいて吐出
量制御手段103が高圧供給ポンプの圧送開始時期を算
出しコモンレールへの燃料吐出量を制御する。過渡状態
判定手段107が指令コモンレール圧の瞬時変化量に基
づいて内燃機関の運転状態を過渡状態と判定した際に
は、コモンレール圧の瞬時変化量と前記演算手段100
が演算した最新のコモンレール圧検出タイミングに基づ
き、コモンレール圧補正手段108が次回の燃料噴射時
期におけるコモンレール圧を見込み演算する。そして、
この見込みコモンレール圧に応じて燃料噴射制御手段1
04が噴射弁コマンドパルスを出力し噴射弁の開弁を制
御する。また、制御ゲイン学習手段109により前記制
御ゲイン算出手段105の算出した制御ゲインを、瞬時
コモンレール圧変化量に応じて修正更新し、この値に基
づいて吐出量制御手段103が高圧供給ポンプの圧送開
始時期を算出しコモンレールへの燃料吐出量を制御する
ことも可能である。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図2は、エンジンの蓄圧式燃料噴射装置の概略の構成を
示したものである。エンジン1には、各気筒の燃料室に
対してインジェクタ2が配設され、インジェクタ2から
エンジン1への燃料の噴射は、噴射制御用電磁弁3のオ
ン・オフにより制御される。インジェクタ2は各気筒共
通の高圧蓄圧配管いわゆるコモンレール4に接続され、
前記噴射制御用電磁弁3が開いている間、コモンレール
4内の燃料がインジェクタ2によりエンジン1に噴射さ
れる。このため、コモンレール4には連続的に燃料噴射
圧に相当する高圧燃料が蓄えられる必要があり、チェッ
クバルブ5を介装した供給配管6により高圧供給ポンプ
7が接続される。高圧供給ポンプ7は、燃料タンク8か
ら燃料供給ポンプ9を経て吸入した燃料を、エンジンの
回転に同期するカム(図示しない)によりプランジャを往
復動させて、要求される所定高圧に昇圧し、コモンレー
ル4に供給するものであり、常にコモンレール圧力を所
定高圧に維持するための吐出量制御装置10を備えてい
る。
図2は、エンジンの蓄圧式燃料噴射装置の概略の構成を
示したものである。エンジン1には、各気筒の燃料室に
対してインジェクタ2が配設され、インジェクタ2から
エンジン1への燃料の噴射は、噴射制御用電磁弁3のオ
ン・オフにより制御される。インジェクタ2は各気筒共
通の高圧蓄圧配管いわゆるコモンレール4に接続され、
前記噴射制御用電磁弁3が開いている間、コモンレール
4内の燃料がインジェクタ2によりエンジン1に噴射さ
れる。このため、コモンレール4には連続的に燃料噴射
圧に相当する高圧燃料が蓄えられる必要があり、チェッ
クバルブ5を介装した供給配管6により高圧供給ポンプ
7が接続される。高圧供給ポンプ7は、燃料タンク8か
ら燃料供給ポンプ9を経て吸入した燃料を、エンジンの
回転に同期するカム(図示しない)によりプランジャを往
復動させて、要求される所定高圧に昇圧し、コモンレー
ル4に供給するものであり、常にコモンレール圧力を所
定高圧に維持するための吐出量制御装置10を備えてい
る。
【0008】前記噴射制御用電磁弁3と吐出量制御装置
10の作動は、ECU11から出力される制御信号によ
り制御される。ECU11は、エンジン回転数センサ1
2及びアクセル開度センサ13からの検出信号が入力さ
れるとともに、実コモンレール圧力を検出する圧力セン
サ14、及び水温,吸気温,吸気圧等の各種センサ15
からの入力信号が入力される。ECU11はこれらの入
力信号に基づきエンジンの運転状態を判断し、所定のプ
ログラムに従って演算処理を行い、前記噴射制御用電磁
弁3及び吐出量制御装置10に対する最適制御信号を出
力する。またECU11には、検出データ,制御プログ
ラム等を記憶するメモリ(RAM,ROMいずれも図示
しない)を備えている。
10の作動は、ECU11から出力される制御信号によ
り制御される。ECU11は、エンジン回転数センサ1
2及びアクセル開度センサ13からの検出信号が入力さ
れるとともに、実コモンレール圧力を検出する圧力セン
サ14、及び水温,吸気温,吸気圧等の各種センサ15
からの入力信号が入力される。ECU11はこれらの入
力信号に基づきエンジンの運転状態を判断し、所定のプ
ログラムに従って演算処理を行い、前記噴射制御用電磁
弁3及び吐出量制御装置10に対する最適制御信号を出
力する。またECU11には、検出データ,制御プログ
ラム等を記憶するメモリ(RAM,ROMいずれも図示
しない)を備えている。
【0009】第3図は、前記ECU11による本実施例
装置の制御を示すフローチャートである。まず、ステッ
プ201でエンジン回転数センサ12の検出信号により
エンジン回転数Neと、アクセル開度センサ13により
アクセル開度Accpを入力し、ステップ202で所定
のプログラムに従いそれぞれ特性マップ(図示しない)を
用い、指令噴射量QFIN,指令コモンレール圧PFIN及び
燃料噴射時期TFINを演算する。指令コモンレール圧P
FINは、演算毎に最新のデータ以外に前回、前々回の3
つのデータPFIN(i),PFIN(i-1)及びPFIN(i-2)を図示
しないメモリに記憶する。
装置の制御を示すフローチャートである。まず、ステッ
プ201でエンジン回転数センサ12の検出信号により
エンジン回転数Neと、アクセル開度センサ13により
アクセル開度Accpを入力し、ステップ202で所定
のプログラムに従いそれぞれ特性マップ(図示しない)を
用い、指令噴射量QFIN,指令コモンレール圧PFIN及び
燃料噴射時期TFINを演算する。指令コモンレール圧P
FINは、演算毎に最新のデータ以外に前回、前々回の3
つのデータPFIN(i),PFIN(i-1)及びPFIN(i-2)を図示
しないメモリに記憶する。
【0010】ステップ203では、時間同期にて前記圧
力センサ14がサンプリングした最新のコモンレール圧
PCTを実コモンレール圧PCとして取り込む。又、前記
圧力センサ14が時間同期にてサンプリングしたコモン
レール圧PCTは、毎回サンプリングする毎に最新のコモ
ンレール圧PCT(i)と前回のコモンレール圧PCT(i-1)の
2つの圧力データを図示しない所定のメモリに記憶す
る。ステップ204では、前記指令コモンレール圧P
FIN(i-1)と、PFIN(i-2)との偏差の絶対値(指令コモン
レール圧の瞬時変化量)が予め設定した圧力PK以上の場
合は、過渡状態であると判定し、後述するステップ30
0の制御ゲイン学習処理ルーチンへ進む。設定圧力PK
より小さい場合は、ステップ205へ進み制御ゲインの
算出を行う。
力センサ14がサンプリングした最新のコモンレール圧
PCTを実コモンレール圧PCとして取り込む。又、前記
圧力センサ14が時間同期にてサンプリングしたコモン
レール圧PCTは、毎回サンプリングする毎に最新のコモ
ンレール圧PCT(i)と前回のコモンレール圧PCT(i-1)の
2つの圧力データを図示しない所定のメモリに記憶す
る。ステップ204では、前記指令コモンレール圧P
FIN(i-1)と、PFIN(i-2)との偏差の絶対値(指令コモン
レール圧の瞬時変化量)が予め設定した圧力PK以上の場
合は、過渡状態であると判定し、後述するステップ30
0の制御ゲイン学習処理ルーチンへ進む。設定圧力PK
より小さい場合は、ステップ205へ進み制御ゲインの
算出を行う。
【0011】ステップ205では、図示しないメモリに
記憶されているエンジン回転数Neに対する1次元マッ
プ(図5参照)から、前記ステップ201にて算出され
たエンジン回転数Neより線補間して制御ゲインKを算
出する。これは、実コモンレール圧の検出を時間同期に
て行うことにより生じる実コモンレール圧と実際のコモ
ンレール圧との誤差が、エンジン回転数Neの上昇にと
もない増加し、最適な制御ゲインKが変化してしまう問
題点を解消するためのものである。
記憶されているエンジン回転数Neに対する1次元マッ
プ(図5参照)から、前記ステップ201にて算出され
たエンジン回転数Neより線補間して制御ゲインKを算
出する。これは、実コモンレール圧の検出を時間同期に
て行うことにより生じる実コモンレール圧と実際のコモ
ンレール圧との誤差が、エンジン回転数Neの上昇にと
もない増加し、最適な制御ゲインKが変化してしまう問
題点を解消するためのものである。
【0012】ここで、ステップ300〜308で行われ
る制御ゲイン学習処理ルーチンの内容を図4を参照して
以下に説明する。この処理ルーチンは、高圧供給ポンプ
7の吐出量特性が、燃料温度、経時変化等により変化し
て制御ゲインKのミスマッチが発生し、実コモンレール
圧のオーバシュート、応答遅れを生じ、最適な噴射圧制
御が不可能となるのを防ぐため、エンジン運転中に制御
ゲインを修正するもので、前記ステップ204で過渡状
態と判定された際に、実コモンレール圧PCの変化量に
基づいて制御ゲインKを修正するものである。
る制御ゲイン学習処理ルーチンの内容を図4を参照して
以下に説明する。この処理ルーチンは、高圧供給ポンプ
7の吐出量特性が、燃料温度、経時変化等により変化し
て制御ゲインKのミスマッチが発生し、実コモンレール
圧のオーバシュート、応答遅れを生じ、最適な噴射圧制
御が不可能となるのを防ぐため、エンジン運転中に制御
ゲインを修正するもので、前記ステップ204で過渡状
態と判定された際に、実コモンレール圧PCの変化量に
基づいて制御ゲインKを修正するものである。
【0013】先ず、ステップ301,302にて、エン
ジン回転数Ne、指令コモンレール圧変化量│P
FIN(i-1)−PFIN(i-2)│に基づいて、前記エンジン回転
数Neにて前記指令コモンレール圧変化が発生した際
に、最適制御ゲインにて起こりうる応答圧力の最小、最
大値を予め測定したデータが入力されているマップ(図
6(a),(b)参照)より下限応答圧力Pmin、上限応答
圧力Pminを算出する。ステップ303では、図示しな
いメモリに記憶されている最新の実コモンレール圧P
C(i)と前回の圧力PC(i-1)より、瞬時コモンレール圧変
化量△PCを式△PC=PC(i)−PC(i-1)により算出す
る。
ジン回転数Ne、指令コモンレール圧変化量│P
FIN(i-1)−PFIN(i-2)│に基づいて、前記エンジン回転
数Neにて前記指令コモンレール圧変化が発生した際
に、最適制御ゲインにて起こりうる応答圧力の最小、最
大値を予め測定したデータが入力されているマップ(図
6(a),(b)参照)より下限応答圧力Pmin、上限応答
圧力Pminを算出する。ステップ303では、図示しな
いメモリに記憶されている最新の実コモンレール圧P
C(i)と前回の圧力PC(i-1)より、瞬時コモンレール圧変
化量△PCを式△PC=PC(i)−PC(i-1)により算出す
る。
【0014】続くステップ304,305では、前記圧
力変化量△PCの絶対値が、前記ステップ301,30
2で算出された下限、上限応答圧力Pmin、Pmax内に入
っているかを判定する。ステップ304にて上限応答圧
力Pmax以上と判定された場合には、実コモンレール圧
の応答が速すぎ、オーバシュートが発生する可能性があ
るため、ステップ307にてオーバシュートを防ぐよう
制御ゲインKnを△K分下げて更新し、続くステップ3
08でその制御ゲインKnをメモリに記憶する。ステッ
プ305で下限応答圧力Pminより小さいと判定された
場合には、実コモンレール圧の応答が遅すぎるため、ス
テップ306にて応答性を上げるよう制御ゲインKnを
△K分上げて更新し、同じくステップ308で制御ゲイ
ンKnをメモリに記憶する。
力変化量△PCの絶対値が、前記ステップ301,30
2で算出された下限、上限応答圧力Pmin、Pmax内に入
っているかを判定する。ステップ304にて上限応答圧
力Pmax以上と判定された場合には、実コモンレール圧
の応答が速すぎ、オーバシュートが発生する可能性があ
るため、ステップ307にてオーバシュートを防ぐよう
制御ゲインKnを△K分下げて更新し、続くステップ3
08でその制御ゲインKnをメモリに記憶する。ステッ
プ305で下限応答圧力Pminより小さいと判定された
場合には、実コモンレール圧の応答が遅すぎるため、ス
テップ306にて応答性を上げるよう制御ゲインKnを
△K分上げて更新し、同じくステップ308で制御ゲイ
ンKnをメモリに記憶する。
【0015】前記ステップ306,307にて更新する
制御ゲインKnは、ステップ205にて制御ゲインKを
算出するマップデータであり、エンジン回転数Neより
制御ゲインの更新データKnを前記図5に示すように選
出する。ステップ304,305にて圧力変化量│△P
C│が上限応答圧力Pmax、下限応答圧力Pminに入って
いる場合には、現状の制御ゲインKnが最適値であると
判定し、ステップ205の制御ゲインKの演算に移る。
ステップ206では、高圧供給ポンプ7の基本圧送開始
時期TFBを算出する。基本圧送開始時期TFBは前記ステ
ップ202で算出された指令噴射量QFINと最新の指令
コモンレール圧PFINより図示しいない特性マップより
算出される。
制御ゲインKnは、ステップ205にて制御ゲインKを
算出するマップデータであり、エンジン回転数Neより
制御ゲインの更新データKnを前記図5に示すように選
出する。ステップ304,305にて圧力変化量│△P
C│が上限応答圧力Pmax、下限応答圧力Pminに入って
いる場合には、現状の制御ゲインKnが最適値であると
判定し、ステップ205の制御ゲインKの演算に移る。
ステップ206では、高圧供給ポンプ7の基本圧送開始
時期TFBを算出する。基本圧送開始時期TFBは前記ステ
ップ202で算出された指令噴射量QFINと最新の指令
コモンレール圧PFINより図示しいない特性マップより
算出される。
【0016】ステップ207では、高圧供給ポンプ7の
圧送開始時期TFを式TF=TFB+TFFBにより算出す
る。ここでTFFBは、前記最新の指令コモンレール圧P
FINと最新の実コモンレール圧PCとの偏差に前記制御ゲ
インKを乗じたTFFB=K(PC−PFIN)により算出さ
れる。続くステップ208で、次回噴射時のコモンレー
ル圧P'Cを見込み算出する。これは、実コモンレール圧
を時間同期にて検出することから、指令コモンレール圧
変化時の実コモンレール圧検出遅れにより発生する検出
コモンレール圧と噴射時のコモンレール圧の誤差を補正
するためのものである。
圧送開始時期TFを式TF=TFB+TFFBにより算出す
る。ここでTFFBは、前記最新の指令コモンレール圧P
FINと最新の実コモンレール圧PCとの偏差に前記制御ゲ
インKを乗じたTFFB=K(PC−PFIN)により算出さ
れる。続くステップ208で、次回噴射時のコモンレー
ル圧P'Cを見込み算出する。これは、実コモンレール圧
を時間同期にて検出することから、指令コモンレール圧
変化時の実コモンレール圧検出遅れにより発生する検出
コモンレール圧と噴射時のコモンレール圧の誤差を補正
するためのものである。
【0017】以下図7の説明図を参照して、次回噴射時
のコモンレール圧P'Cの算出について説明する。前記ス
テップ204にて指令コモンレール圧の変化より過渡状
態と判定された際には、最新の実コモンレール圧
PC(i)、前回のコモンレール圧PC(i-1)、指令噴射時期
TFIN及び最新のコモンレール圧検出タイミングより次
回噴射時のコモンレール圧P'Cを算出する。以後4気
筒、4サイクルエンジン、クランク角信号入力間隔30
℃Aとして説明する。先ず、最新の実コモンレール圧検
出タイミングからその直後に入力されるクランク角信号
までの経過時間TPNと、前記クランク角信号入力間隔T
N及び入力されたクランク角信号No.NPより最新コモ
ンレール圧検出タイミングTPC(℃A BTDC)を式
TPC=(TPN×30℃A/TN)+(6−NP)×30℃
Aにて算出する。ここで、式中の(6−NP)の「6」
は、エンジンTDC間隔(本実施例では720℃A/4
サイクル=180℃A)に相当するクランク角信号数で
ある。
のコモンレール圧P'Cの算出について説明する。前記ス
テップ204にて指令コモンレール圧の変化より過渡状
態と判定された際には、最新の実コモンレール圧
PC(i)、前回のコモンレール圧PC(i-1)、指令噴射時期
TFIN及び最新のコモンレール圧検出タイミングより次
回噴射時のコモンレール圧P'Cを算出する。以後4気
筒、4サイクルエンジン、クランク角信号入力間隔30
℃Aとして説明する。先ず、最新の実コモンレール圧検
出タイミングからその直後に入力されるクランク角信号
までの経過時間TPNと、前記クランク角信号入力間隔T
N及び入力されたクランク角信号No.NPより最新コモ
ンレール圧検出タイミングTPC(℃A BTDC)を式
TPC=(TPN×30℃A/TN)+(6−NP)×30℃
Aにて算出する。ここで、式中の(6−NP)の「6」
は、エンジンTDC間隔(本実施例では720℃A/4
サイクル=180℃A)に相当するクランク角信号数で
ある。
【0018】次に、前回検出された実コモンレール圧P
C(i-1)と予め定められたコモンレール圧検出間隔TA/D
及びエンジン回転数Neより、クランク角度当りのコモ
ンレール圧変化量△PCAを式△PCA=(PC(i)−P
C(i-1))/(TA/D×Ne×360℃A/60)にて算
出する。よって次回噴射時のコモンレール圧P'Cは式
P'C=PC(i)+(TPC−TFIN)×△PCAにより求めら
れる。尚、前記ステップ204にて過渡状態でないと判
定された際には、最新のコモンレール圧PC(i)=P'Cと
し補正後コモンレール圧を求める。
C(i-1)と予め定められたコモンレール圧検出間隔TA/D
及びエンジン回転数Neより、クランク角度当りのコモ
ンレール圧変化量△PCAを式△PCA=(PC(i)−P
C(i-1))/(TA/D×Ne×360℃A/60)にて算
出する。よって次回噴射時のコモンレール圧P'Cは式
P'C=PC(i)+(TPC−TFIN)×△PCAにより求めら
れる。尚、前記ステップ204にて過渡状態でないと判
定された際には、最新のコモンレール圧PC(i)=P'Cと
し補正後コモンレール圧を求める。
【0019】続くステップ209で、前記ステップ20
7で算出された圧送開始時期TFに基づいて、高圧供給
ポンプ7の吐出量を制御する吐出量制御装置10を駆動
する高圧供給ポンプ7の電磁弁パルスを出力する。ステ
ップ210では、前記ステップ202にて算出されて指
令噴射量QFINと前記ステップ208にて算出された補
正後コモンレール圧P'Cより図示しない特性マップにて
インジェクタ通電時間TQを算出する。そして、前記イ
ンジェクタ通電時間TQと前記ステップ202にて算出
された指令噴射時間TFINに基づいて、インジェクタか
らエンジン1へ噴射するために噴射制御用電磁弁3を駆
動するインジェクタ電磁弁パルス(噴射弁コマンドパル
ス)を出力する。
7で算出された圧送開始時期TFに基づいて、高圧供給
ポンプ7の吐出量を制御する吐出量制御装置10を駆動
する高圧供給ポンプ7の電磁弁パルスを出力する。ステ
ップ210では、前記ステップ202にて算出されて指
令噴射量QFINと前記ステップ208にて算出された補
正後コモンレール圧P'Cより図示しない特性マップにて
インジェクタ通電時間TQを算出する。そして、前記イ
ンジェクタ通電時間TQと前記ステップ202にて算出
された指令噴射時間TFINに基づいて、インジェクタか
らエンジン1へ噴射するために噴射制御用電磁弁3を駆
動するインジェクタ電磁弁パルス(噴射弁コマンドパル
ス)を出力する。
【0020】ただし、前記ステップ300の制御ゲイン
修正、ステップ208の補正後コモンレール圧算出は、
ステップ204にて一且過渡状態と判定された後、ステ
ップ203にて検出される最初の実コモンレール圧PC
と指令噴射圧PFINとの差がPC以内に入った時点で過渡
状態からはずれたと判定し、更新又は見込み演算を禁止
する。
修正、ステップ208の補正後コモンレール圧算出は、
ステップ204にて一且過渡状態と判定された後、ステ
ップ203にて検出される最初の実コモンレール圧PC
と指令噴射圧PFINとの差がPC以内に入った時点で過渡
状態からはずれたと判定し、更新又は見込み演算を禁止
する。
【0021】図8は、パルス割込み処理の概略を示した
もので、パルス割込みを行うためのタイミングは、エン
ジン回転数センサ12のピックアップコイルから出力さ
れるNeパルス信号に基づいて規制される。エンジン回
転数センサ12は、エンジン1の回転に同期する歯車状
のパルサ(図示せず)に対応して設けられ、パルサの1歯
が通過する毎に1パルスを出力する。NeパルスNo.
1のタイミングで、高圧燃料圧送時期TFに高圧供給ポ
ンプ7からコモンレール4へ高圧燃料の圧送を開始する
ためのTFカウンタをセットする。高圧燃料圧送時期TF
は、実コモンレール圧PCを指令コモンレール圧PFINに
制御するため、両コモンレール圧PCとPFINの偏差に応
じて、通常のPID制御により求められる。
もので、パルス割込みを行うためのタイミングは、エン
ジン回転数センサ12のピックアップコイルから出力さ
れるNeパルス信号に基づいて規制される。エンジン回
転数センサ12は、エンジン1の回転に同期する歯車状
のパルサ(図示せず)に対応して設けられ、パルサの1歯
が通過する毎に1パルスを出力する。NeパルスNo.
1のタイミングで、高圧燃料圧送時期TFに高圧供給ポ
ンプ7からコモンレール4へ高圧燃料の圧送を開始する
ためのTFカウンタをセットする。高圧燃料圧送時期TF
は、実コモンレール圧PCを指令コモンレール圧PFINに
制御するため、両コモンレール圧PCとPFINの偏差に応
じて、通常のPID制御により求められる。
【0022】NeパルスNo.0のタイミングでは、次
気筒に対する高圧燃料圧送時期TFが演算される。ま
た、NeパルスNo.3のタイミングでは、前記噴射弁
コマンドパルスをTTのタイミングでオンし、TQ時間
後にオフさせ前記噴射制御用電磁弁3を開弁して指令噴
射量QFINの燃料をインジェクタ2から噴射するため
の、TTカウンタ及びTQカウンタをセットする。
気筒に対する高圧燃料圧送時期TFが演算される。ま
た、NeパルスNo.3のタイミングでは、前記噴射弁
コマンドパルスをTTのタイミングでオンし、TQ時間
後にオフさせ前記噴射制御用電磁弁3を開弁して指令噴
射量QFINの燃料をインジェクタ2から噴射するため
の、TTカウンタ及びTQカウンタをセットする。
【0023】図9は、本実施例装置のタイミングチャー
トである。図中実線は指令コモンレール圧PFIN(図9
(D))変化時の本実施例における挙動を示し、点線は従
来例の挙動を示す。高圧供給ポンプ7は、NeパルスN
o.1のタイミングから高圧燃料圧送時期TFでTSS時間
電磁弁(図示せず)を閉じ、図9(H)、(I)に斜線で示す
所定量の高圧燃料をコモンレール4へ圧送する。前記図
9(H)、(I)は高圧燃料を圧送するプランジャを往復移
動させるためのカムのカムリフトを示す。従来例では、
固定制御ゲインにより高圧供給ポンプ7の吐出量を制御
するため、時間同期により実コモンレール圧PC(図9
(F))を検出した場合、エンジン回転数の高速域では、
実コモンレール圧PCの検出遅れが増加し、PID制御
により算出される補正量TFFBが必要以上に大きくな
り、実コモンレール圧にオーバシュートが発生してしま
う。これに対し、エンジン回転数に応じて制御ゲインを
算出する本実施例では、エンジン回転数の上昇に応じて
制御ゲインを小さくするため、必要以上に高速ポンプか
ら吐出することがなく、最適な噴射圧制御が可能とな
る。
トである。図中実線は指令コモンレール圧PFIN(図9
(D))変化時の本実施例における挙動を示し、点線は従
来例の挙動を示す。高圧供給ポンプ7は、NeパルスN
o.1のタイミングから高圧燃料圧送時期TFでTSS時間
電磁弁(図示せず)を閉じ、図9(H)、(I)に斜線で示す
所定量の高圧燃料をコモンレール4へ圧送する。前記図
9(H)、(I)は高圧燃料を圧送するプランジャを往復移
動させるためのカムのカムリフトを示す。従来例では、
固定制御ゲインにより高圧供給ポンプ7の吐出量を制御
するため、時間同期により実コモンレール圧PC(図9
(F))を検出した場合、エンジン回転数の高速域では、
実コモンレール圧PCの検出遅れが増加し、PID制御
により算出される補正量TFFBが必要以上に大きくな
り、実コモンレール圧にオーバシュートが発生してしま
う。これに対し、エンジン回転数に応じて制御ゲインを
算出する本実施例では、エンジン回転数の上昇に応じて
制御ゲインを小さくするため、必要以上に高速ポンプか
ら吐出することがなく、最適な噴射圧制御が可能とな
る。
【0024】また、噴射弁の制御に於いて、実コモンレ
ール圧検出期間中は同一のコモンレール圧と判断してし
まう従来例においては、前記図7及び図9に示すように
昇圧時では実際のコモンレール圧より低く判断してしま
い、噴射弁駆動パルスの通電時間TQを最適値より長く
算出するため、指令噴射量以上に燃料を噴射してしま
う。これに対し、最新のコモンレール圧と前回のコモン
レール圧の偏差から求めるコモンレール圧変化量と、最
新のコモンレール圧検出タイミングに基づいて、次回噴
射時のコモンレール圧を見込み演算する本実施例では、
通電時間TQを精度よく算出でき、最適な噴射量制御が
可能となる。
ール圧検出期間中は同一のコモンレール圧と判断してし
まう従来例においては、前記図7及び図9に示すように
昇圧時では実際のコモンレール圧より低く判断してしま
い、噴射弁駆動パルスの通電時間TQを最適値より長く
算出するため、指令噴射量以上に燃料を噴射してしま
う。これに対し、最新のコモンレール圧と前回のコモン
レール圧の偏差から求めるコモンレール圧変化量と、最
新のコモンレール圧検出タイミングに基づいて、次回噴
射時のコモンレール圧を見込み演算する本実施例では、
通電時間TQを精度よく算出でき、最適な噴射量制御が
可能となる。
【0025】
【発明の効果】本発明は上記の構成を有し、エンジン回
転数の変化に関わらず、コモンレール圧の検出処理の演
算負担を増加させることなく燃料噴射量、噴射圧の制御
を最適に行うことができる。更に、エンジン運転状態、
経時変化等により高圧ポンプの吐出量制御の制御ゲイン
のミスマッチを生じることなく、噴射圧制御を常に最適
ゲインに保持して行うことができる。
転数の変化に関わらず、コモンレール圧の検出処理の演
算負担を増加させることなく燃料噴射量、噴射圧の制御
を最適に行うことができる。更に、エンジン運転状態、
経時変化等により高圧ポンプの吐出量制御の制御ゲイン
のミスマッチを生じることなく、噴射圧制御を常に最適
ゲインに保持して行うことができる。
【図1】クレーム対応図である。
【図2】エンジンの蓄圧式燃料噴射装置の概略構成図で
ある。
ある。
【図3】本実施例装置り制御内容を示すフローチャート
である。
である。
【図4】制御ゲイン修正ルーチンを示すフローチャート
である。
である。
【図5】制御ゲインとエンジン回転数との関係を示す一
次元マップである。
次元マップである。
【図6】エンジン回転数と指令コモンレール圧変化量と
の関係を示すマップである。
の関係を示すマップである。
【図7】最新コモンレール圧検出タイミングTPC算出に
供する説明図である。
供する説明図である。
【図8】パルス割込み処理の概略を示した説明図であ
る。
る。
【図9】作動を示すタイミングチャートである。
1...エンジン, 2...インジェクタ、 3...噴射制
御用電磁弁、 4...コモンレール、 7...高圧供給ポ
ンプ、 10...吐出量制御装置、 11...電子制御ユ
ニット(ECU)、 12...エンジン回転数センサ、
13...アクセル開度センサ、 14...圧力センサ、
100...検出手段、 101...コモンレール圧検出手
段、 102...演算処理手段、 103...吐出量制御
手段、104...燃料噴射制御手段、 105...制御ゲ
イン算出手段、 106...瞬時コモンレール圧変化量
算出手段、 107...過渡状態判定手段、 108...
コモンレール圧補正手段、 109...制御ゲイン学習
手段。
御用電磁弁、 4...コモンレール、 7...高圧供給ポ
ンプ、 10...吐出量制御装置、 11...電子制御ユ
ニット(ECU)、 12...エンジン回転数センサ、
13...アクセル開度センサ、 14...圧力センサ、
100...検出手段、 101...コモンレール圧検出手
段、 102...演算処理手段、 103...吐出量制御
手段、104...燃料噴射制御手段、 105...制御ゲ
イン算出手段、 106...瞬時コモンレール圧変化量
算出手段、 107...過渡状態判定手段、 108...
コモンレール圧補正手段、 109...制御ゲイン学習
手段。
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジン回転数,アクセル開度等の各種
の検出手段と、コモンレール圧検出手段と、前記各種検
出手段及びコモンレール圧検出手段の検出信号に基づき
所定のプログラムに従って指令噴射量,燃料噴射時期及
び指令コモンレール圧を演算する演算処理手段と、前記
コモンレール圧検出手段が検出する実コモンレール圧と
前記指令コモンレール圧との偏差に基づいて、高圧供給
ポンプからコモンレール内への高圧燃料の吐出量を制御
する吐出量制御手段と、前記コモンレール内に蓄圧され
た高圧燃料を各気筒へ噴射するため前記指令噴射量と実
コモンレール圧に応じて噴射弁の開弁時間を演算すると
ともに、前記燃料噴射時期に噴射弁コマンドパルスを出
力して前記噴射弁の開弁を制御する燃料噴射制御手段と
を備えた内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置において、 前記コモンレール圧検出手段の実コモンレール圧のサン
プリングを時間同期により行うとともに、前記吐出量制
御手段において高圧供給ポンプの圧送開始時期を算出す
るため前記実コモンレール圧と前記指令コモンレール圧
との偏差に乗じる制御ゲインをエンジン回転数より算出
する制御ゲイン算出手段と、前記実コモンレール圧に基
づき瞬時コモンレール圧変化量を算出する瞬時コモンレ
ール圧変化量算出手段と、前記演算処理手段により演算
された指令コモンレール圧の瞬時変化量に基づいて過渡
状態か否かを判定する過渡状態判定手段と、該過渡状態
判定手段により過渡状態と判定された際は、コモンレー
ル圧の瞬時変化量と前記演算処理手段が演算した最新の
コモンレール圧検出タイミングに基づき、次回の燃料噴
射時期におけるコモンレール圧を見込み演算するコモン
レール圧補正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関
の蓄圧式燃料噴射装置。 - 【請求項2】前記過渡状態判定手段にて過渡状態と判定
された際に、瞬時コモンレール圧変化量算出手段が算出
する瞬時コモンレール圧変化量に応じて前記制御ゲイン
を修正更新する制御ゲイン学習手段を備えたことを特徴
とする「請求項1」記載の内燃機関の蓄圧式燃料噴射装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29619991A JPH05106495A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29619991A JPH05106495A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106495A true JPH05106495A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17830456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29619991A Pending JPH05106495A (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | 内燃機関の蓄圧式燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05106495A (ja) |
Cited By (15)
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---|---|---|---|---|
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WO2002081891A1 (en) * | 2001-04-05 | 2002-10-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection control apparatus and control method thereof |
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DE102008041577A1 (de) | 2007-08-31 | 2009-04-09 | Denso Corp., Kariya-shi | Kraftstoffdrucksteuergerät für eine Brennkraftmaschine |
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-
1991
- 1991-10-15 JP JP29619991A patent/JPH05106495A/ja active Pending
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