JPH05105865A - 紫外線遮断材 - Google Patents

紫外線遮断材

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JPH05105865A
JPH05105865A JP3130753A JP13075391A JPH05105865A JP H05105865 A JPH05105865 A JP H05105865A JP 3130753 A JP3130753 A JP 3130753A JP 13075391 A JP13075391 A JP 13075391A JP H05105865 A JPH05105865 A JP H05105865A
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ultraviolet blocking
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ultraviolet
less
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孝至 垂水
Toshihiko Eizai
俊彦 栄西
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ISUZU SEIKO GLASS KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造が容易であり、特定の波長域の光を効果
的に遮断するとともに、該光よりも長波長の光をほぼ完
全に透過させ、波長傾斜巾の狭いシャープな吸収特性を
有する紫外線遮断材を提供することを主たる目的とす
る。 【構成】 特定組成の硼酸系ガラスまたはリン酸系ガラ
スにハロゲン化銅の少なくとも1種を含有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線遮断材乃至紫外
線吸収材に関する。なお、本願明細書の以下の記載にお
いて、”%“とあるのは、”重量%“を意味する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来、着色ガラスが、紫外域
もしくは可視域の光の吸収材として写真撮影用シャープ
カットガラスフィルターなどとして使用されている。こ
のような着色ガラスは、ガラス中にII−VI族化合物
半導体であるCdS、CdSe、CdSSeなどの微結
晶をドープしてなるもので、これらの微結晶がガラス中
を透過する光の一定波長域の部分を吸収することによっ
て目的を果たしている。しかしながら、上記のようなC
d化合物は有毒物質であり、バッチ調合、運搬、溶融な
どの製造工程で作業者の健康を害する危険性がある。ま
た、ガラスに切断、研削、研磨などの加工を施す際に出
る排水中及び廃棄物中に含まれるCd化合物の処理も困
難で、公害問題を引起こす危険性もある。例えば、水質
汚濁防止法によれば、排出水におけるCdおよびその化
合物の許容含有量の限度は、0.1mg/lである。こ
のような理由から、上記ガラスを製造するには公害処理
設備、汚泥処理設備などの多大の設備が必要であり、C
d化合物ドープガラスは工業的に適した素材とはいえな
い。
【0003】また、透過率特性においても、CdS、C
dSeもしくはCdSSeの微結晶をドープしたガラス
は、JIS B 7113によって規定される波長傾斜
幅(Δλ)が広く、シャープな吸収を示すとは言い難
い。さらに、同様の目的で、多層膜コーディングガラス
も使用されている。このガラスは、紫外域もしくは可視
域において光の吸収を持たないガラスに、多層膜を蒸着
し、その多層膜間の光の干渉を利用して一定波長領域の
光を遮断するものである。しかしながら、多層膜コーテ
ィングガラスの光の遮断効果には入射角依存性があり、
ガラスに対して一定方向の入射光にのみ一定波長領域の
光を遮断するが、それ以外の角度からの入射光に対して
は、目的とする効果が得られない。また、傾斜領域の波
長傾斜幅も広く、シャープな遮断効果を示すとは言い難
い。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明者は、上記の通
り従来の着色ガラスにおいて問題となっているCd化合
物および有害物質を使用することなく、より優れた着色
効果を有するガラスからなる新しい紫外線遮断材を得る
べく鋭意研究を進めた結果、I−VII族化合物半導体
であるハロゲン化銅の微結晶をガラス中にドープすると
きには、ある任意の波長以下の光をほぼ完全に遮断し、
それ以上の光をほぼ完全に透過させ、しかも波長傾斜幅
の狭いシャープな吸収特性をもつ紫外線遮断材が得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、下記の紫外線遮断材
を提供するものである: 1 SiO20〜85%、B2〜75%、Al
15%以下、LiO、NaO、KO、Rb
OおよびCsOの少なくとも一種30%以下、Mg
O、CaO、ZnO、BaO、SrOおよびPbOの少
なくとも一種10%以下、ZrO、La、Y
、TaおよびGdの少なくとも一種1
0%以下、並びにハロゲン化銅の少なくとも一種0.0
5〜15%を含有してなるガラスからなる紫外線遮断材
(以下これを本願第1発明という)、および 2 SiO8〜25%、P5〜35%、B
30%以下、Al10〜35%、LiO、N
O、KO、RbOおよびCsOの少なくとも
一種5〜20%、MgO、CaO、ZnO、BaO、S
rOおよびPbOの少なくとも一種20%以下、ZrO
、La、Y、TaおよびGd
の少なくとも一種10%以下、並びにハロゲン化銅の
少なくとも一種0.05〜15%を含有してなるガラス
からなる紫外線遮断材(以下これを本願第2発明とい
う)。
【0006】本発明による紫外線遮断材は、本願第1発
明または本願第2発明に係る特定の組成を有するガラス
中にハロゲン化銅の微結晶がドープされているので、特
定波長の光を選択的に透過させることが出来、所望の着
色効果を奏することができる。また、本発明による紫外
線遮断材は、強い紫外線を照射しても変色せず、固有の
光透過特性を維持する。
【0007】本発明による紫外線遮断材を構成するガラ
スの成分においては、本発明の最大の特徴とするハロゲ
ン化銅以外の各成分は、従来からガラスにおいて用いら
れている各種の成分から選択して使用する。
【0008】より具体的には、本願第1発明において
は、公知のガラス成分の中から、SiO、B
Al、LiO、NaO、KO、RbO、
CsO、MgO、CaO、ZnO、BaO、SrO、
PbO、ZrO、La、Y、Ta
及びGdの中から選択し、特定の割合で組合せて
使用する。
【0009】また、本願第2発明においては、公知のガ
ラス成分の中から、SiO、B、P、A
、LiO、NaO、KO、RbO、C
O、MgO、CaO、ZnO、BaO、SrO、P
bO、ZrO、La、Y、Ta
びGdの中から選択し、特定の割合で組合せて使
用する。
【0010】当然のことであるが、多成分系材料におい
ては、それぞれの成分が相互に影響しあって材料の特性
を決定するものであり、それぞれの成分の量的範囲を個
別に論ずることは、必ずしも妥当であるとはいえない場
合もあるが、以下に本願第1発明および本願第2発明に
おいて、各成分の量的範囲を規定した一応の根拠をそれ
ぞれ示す。
【0011】I. 本願第1発明 本願第1発明で使用するガラスの成分のうちSiO
は、ガラス網目を構成する主成分であり、全成分中2
0〜85%程度、好ましくは50〜71%程度となるよ
うに含有させるのが良い。含有比が85%を上回るとガ
ラスの溶融性が悪くなり、一方25%未満では化学的耐
久性が不充分で変色の原因となり好ましくない。
【0012】Bは、ガラスの溶融性を向上させる
とともに、特定の組成においてはガラス網目を構成する
成分ともなる。Bは、全成分中2〜75%程度、
好ましくは12〜27%程度となるように含有させるの
が良い。含有比が75%を上回ると、ガラスの化学的耐
久性が不充分となるのに対し、2%未満では、光透過特
性が不十分となり、またガラスの溶融性も低下する。
【0013】Alは、ガラスの失透を抑制し、化
学的耐久性を向上させる成分であり、全成分中15%程
度以下、好ましくは1〜10%程度となるように含有さ
せるのが良い。含有比が15%を上回るとガラスの溶融
性が著しく悪くなる。
【0014】LiO、NaOおよびKO、Rb
OおよびCsOは、ガラスの溶融性を向上させる効果
があり、これらの一種もしくは二種以上を全成分中30
%程度以下、好ましくは5〜15%程度となるように含
有させるのが良い。含有比が30%を上回ると、ガラス
の化学的耐久性が不十分となる。
【0015】MgO、CaO、ZnO、BaO、SrO
およびPbOは、ガラスの化学的耐久性を向上させる効
果があり、これらの一種もしくは二種以上を全成分中1
0%程度以下、好ましくは5%程度以下となるように含
有させるのが良い。この成分の含有比が10%を上回る
とガラスの溶融性が悪くなる。
【0016】ZrO、La、Y、Ta
およびGdは、ガラスの化学的耐久性を向上
させる効果があり、これらの一種もしくは二種以上を全
成分中10%程度以下、好ましくは5%程度以下となる
ように含有させるのが良い。この成分の含有比が10%
を上回ると、失透性が強くなり、ガラスの安定性に悪い
影響を及ぼす。
【0017】本願第1発明において使用するハロゲン化
銅としては、例えばCuCl、 CuBr、CuIなど
が挙げられ、これらの一種もしくは二種以上をガラスに
ドープさせれば良い。これらハロゲン化銅は、紫外線も
しくは可視域の任意の波長成分を吸収する着色剤として
作用する。本願第1発明ではガラスの全組成中0.05
〜15%程度、好ましくは0.3〜8%程度となるよう
に含有させる。ガラス中の含有比を上記範囲内とするこ
とで、350〜450nmの範囲内で任意の波長以下の
光をほぼ完全に遮断し、それより長波長の光をほぼ完全
に透過させ、しかも、波長傾斜幅の狭いシャープな吸収
特性をもつ透過特性のガラスが得られる。ハロゲン化銅
の含有比が0.05%未満の場合には、上記の所望の効
果が得られず、逆に15%を上回る場合には失透を生じ
るために好ましくない。
【0018】II. 本願第2発明 本願第2発明で使用するガラスの成分のうちSiO
は、ガラス網目を構成する主成分であり、全成分中8
〜25%程度、好ましくは10〜20%程度となるよう
に含有させるのが良い。SiOの含有比が25%を上
回るとガラスの溶融性が悪くなるのに対し、8%未満で
は化学的耐久性が不充分となるため、変色を生じやすく
なる。
【0019】Pも、ガラス網目を構成する主成分
であり、全成分中5〜35%程度、好ましくは10〜3
0%程度となるように含有させるのが良い。この含有比
が5%未満となる場合および35%を上回る場合には、
所望の光透過率を備えた着色ガラスを得ることができな
い。
【0020】Bは、主としてガラスの溶融性を向
上させる成分であり、全成分中30%以下、好ましくは
10〜25%程度となるように含有させるのが良い。こ
の材料の含有比が30%を上回ると、ガラスの化学的耐
久性が不充分となる。
【0021】Alは、本願第2発明で使用するガ
ラスにおいても、ガラスの失透を抑制し、化学的耐久性
を向上させる成分であり、全成分中10〜35%程度、
好ましくは15〜25%程度となるように含有させるの
が良い。Alの含有比が35%を上回るとガラス
の溶融性が悪くなるのに対し、10%未満の場合には、
ガラスの耐久性が低下する。
【0022】LiO、NaO、KO、RbOお
よびCSOは、ガラスの溶融性を向上させる効果があ
り、これらの一種もしくは二種以上を全成分中5〜20
%程度、好ましくは5〜15%程度となるように含有さ
せるのが良い。含有比が20%を上回ると、ガラスの化
学的耐久性が不十分となるのに対し、5%未満の場合に
は、硝子の溶融性が低下する。
【0023】MgO、CaO、ZnO、BaO、SrO
およびPbOは、ガラスの化学的耐久性を向上させる効
果があり、これらの一種もしくは二種以上を全成分中2
0%程度以下、好ましくは5%程度以下となるように含
有させるのが良い。この成分の含有比が20%を上回る
とガラスの溶融性が悪くなる。
【0024】ZrO、La、Y、Ta
およびGdは、ガラスの化学的耐久性を向上
させる効果があり、これらの一種もしくは二種以上を全
成分中10%程度以下、好ましくは5%程度以下となる
ように含有させるのが良い。この成分の含有比が10%
を上回ると、失透性が強くなり、ガラスの安定性に悪い
影響を及ぼす。
【0025】本願第2発明において使用するハロゲン化
銅としては、やはりCuCl、 CuBr、CuIなど
が挙げられ、これらの一種もしくは二種以上をガラスに
ドープさせて使用すれば良い。これらハロゲン化銅は、
前述の如く紫外線もしくは可視域の任意の波長成分を吸
収する着色剤として作用する。本願第2発明では、ハロ
ゲン化銅の少なくとも1種をガラスの全組成中0.05
〜15%程度、好ましくは0.3〜8%程度となるよう
に含有させる。ガラス中の含有比を上記範囲内とするこ
とで、本願第1発明に場合と同様に、350〜450n
mの範囲内で任意の波長以下の光をほぼ完全に遮断し、
それより長波長の光をほぼ完全に透過させ、しかも、波
長傾斜幅の狭いシャープな吸収特性をもつ透過特性のガ
ラスが得られる。ハロゲン化銅の含有比が0.05%未
満の場合には、上記の所望の効果が得られず、逆に15
%を上回る場合には失透を生じるために好ましくない。
【0026】本願発明による紫外線遮断材の具体的な用
途を例示すると、下記の通りである。
【0027】(1)紫外線硬化型樹脂の硬化設備におけ
るマスク用ガラス材 紫外線硬化型樹脂を硬化させるためには、高圧水銀ラン
プ、メタルハライドランプなどの光源から高エネルギー
の紫外線を照射する。樹脂を硬化させるために不可欠の
高エネルギーの紫外線も、作業者の安全性確保、設備の
劣化防止などの観点からは、好ましいものではない。本
発明による紫外線遮断材は、例えば、樹脂の硬化設備に
おける監視窓用ガラス板材として、或いは劣化を防止す
べき個所の板状防護材として有用である。また、光源か
ら照射される紫外線の一部を遮断して、それぞれの樹脂
に適した波長の紫外線のみを選択的に透過させる板状紫
外線調整材としても有用である。この様な目的で使用す
る場合には、本願第1発明および本願第2発明で使用す
る板状ガラス材の組成は、以下の通りとすることがより
好ましい。 *本願第1発明… SiO55〜75%、B
2〜30%、Al1〜10%、LiO、Na
O、KO、RbOおよびCsOの少なくとも一種
5〜15%、MgO、CaO、ZnO、BaO、SrO
およびPbOの少なくとも一種5%以下、ZrO、L
、Y、TaおよびGdの少
なくとも一種5%以下、並びにハロゲン化銅の少なくと
も一種0.3〜8%。 *本願第2発明… SiO10〜20%、P
0〜30重量%、B10〜25%、Al
5〜25%、LiO、NaO、KO、RbOお
よびCsOの少なくとも一種5〜15%、MgO、C
aO、ZnO、BaO、SrOおよびPbOの少なくと
も一種5%以下、ZrO、La、Y、T
およびGdの少なくとも一種5重量%以
下、並びにハロゲン化銅の少なくとも一種0.3〜8
%。
【0028】(2)美術工芸品などの防護用ガラス材 美術工芸品店、高級衣料品店などの外装ガラス、各種研
究室の窓ガラス、自動車の窓ガラスなどには、従来通常
のフロートガラスが使用されてきた。しかしながら、フ
ロートガラスは、太陽光に含まれる紫外線を遮断するこ
とができないので、美術工芸品の褪色および劣化、衣料
品の変色および劣化、各種研究への悪影響、自動車内装
品の変質および劣化などの障害を防止することはできな
い。また、自動車の運転者などは、紫外線による目の障
害、日焼けなどの皮膚障害を受けやすい。これに対し、
太陽光中の紫外線をシャープに遮断し、可視光を選択的
に透過させる本発明の紫外線遮断材は、上記の如き問題
点を解消乃至軽減し得るので、各種分野における防護用
ガラス材として有用である。この様な分野において本願
第1発明および本願第2発明で使用する板状防護用ガラ
ス材は、上記(1)と同様な組成を有していることがよ
り好ましい。
【0029】(3)光学用フィルター材および眼鏡ガラ
ス材 従来カメラなどの光学機器類においては、光学ガラスフ
ィルターが使用されているが、紫外線の遮断をよりシャ
ープに行なうことにより、より鮮明な画像を得ることが
できる新たなフィルター材が求められている。また、眼
鏡ガラスについても、紫外線の遮断をよりシャープに行
なうことにより、目をより効果的に保護し得る材料が求
められている。紫外線をシャープに遮断し、可視光を選
択的に透過させる本発明の紫外線遮断材は、光学ガラス
フィルター材および眼鏡ガラス材として、好適である。
本願第1発明および本願第2発明による光学用フィルタ
ー材および眼鏡ガラス材は、上記(1)と同様な組成を
有していることがより好ましい。
【0030】(4)容器用ガラス材 薬品類、アルコール類、各種飲料水などは、紫外線によ
り変質しやすいので、着色ガラス(茶ガラス、エメラル
ドグリーンガラスなど)の容器に収容されることが多
い。しかしながら、従来の着色ガラスは、紫外線の遮断
を十分に行おうとする場合には、可視光も大幅に遮断さ
れるために、容器内容物を機械的乃至目視的に検査する
ことが極めて困難であった。紫外線をシャープに遮断す
るが、可視光は選択的に透過させる本発明の紫外線遮断
材は、内容物の検査を必要とする容器用ガラス材として
有用である。例えば、日本薬局方で定められた注射剤用
ガラス容器試験法B−155−5による着色容器に対す
る遮光性試験によると、容器に要求される透過率は、波
長290〜450nm以下で50%以下、波長590〜
610nm以下で60%以上である。本発明による紫外
線遮断材は、これらの要件を充分に満足するものであ
る。この様な分野において本願第1発明および本願第2
発明で使用する容器用ガラス材は、下記のような組成を
有していることがより好ましい。 *本願第1発明… SiO60〜77%、B
0〜20%、Al1〜12%、LiO、Na
O、KO、RbOおよびCsOの少なくとも一種
5〜10%、MgO、CaO、ZnO、BaO、SrO
およびPbOの少なくとも一種8%以下、ZrO、L
、Y、TaおよびGdの少
なくとも一種8%以下、並びにハロゲン化銅の少なくと
も一種0.3〜8%。 *本願第2発明… SiO15〜20%、P
5〜25重量%、 B5〜20%、A1
0〜30%、LiO、NaO、KO、RbOお
よびCsOの少なくとも一種5〜15%、MgO、C
aO、ZnO、BaO、SrOおよびPbOの少なくと
も一種8%以下、ZrO、La、Y、T
およびGdの少なくとも一種8重量%以
下、並びにハロゲン化銅の少なくとも一種0.3〜8
%。
【0031】(5)粉末状の紫外線吸収用配合材料 紫外線をシャープに遮断し得る本発明の紫外線遮断材
は、1〜10μm程度の粉末として樹脂組成物、塗料組
成物などに配合することにより、樹脂製品、塗膜などの
耐候性、褪色性などを改善することができる。
【0032】本発明において使用する着色ガラスを製造
するには、上記所定の組成となるように原料を配合し、
従来行なわれているガラス製造法に従って処理すればよ
い。例えば、所定の組成になるように原料を調合し、1
200〜1500℃程度の温度で溶融し、撹拌し、清澄
し、型に流し込み、冷却中又は冷却後、450〜700
℃程度の温度で0.1〜5時間程度熱処理を行ない、切
断、研磨などの加工をすることにより所望のガラスを得
ることができる。上記の製造過程において、ガラス中に
上記ハロゲン化銅の微結晶を混入させるには、ハロゲン
化銅を、或いはその原料となる銅源としての酸化銅、ハ
ロゲン化銅などの銅化合物と該銅源とともにハロゲン化
銅をつくり得るハロゲン源としてのハロゲン化リチウ
ム、ハロゲン化ナトリウム、ハロゲン化カリウム、ハロ
ゲン化ルビジウム、ハロゲン化セシウムなどのハロゲン
化アルカリ化合物とを、所定の組成となるように他の原
料と配合すればよい。またハロゲン化銅以外の成分とし
ては、結果として所定の成分となり得る酸化物、炭酸
塩、水酸化物などの従来のガラス原料をそのまま使用す
ることができる。尚、上記冷却はガラスに熱的歪みが生
じないように、10〜100℃/hr程度、好ましくは
30〜50℃/hr程度で、また加熱は10〜100℃
/hr程度、好ましくは30〜70℃/hr程度のゆっ
くりとした速度で行なうことが重要である。これら速度
および加熱時間によって、上記ハロゲン化銅の結晶の大
きさは決定される。本発明では、この結晶の大きさを直
径0.1〜10nm程度に調節するのが好ましい。溶融
工程は、Cuイオンがその間Cuとなるように、中性
または還元雰囲気で行うのがよい。また清澄工程におい
ては、清澄剤としてAs、Sbなどを使用
しても良い。
【0033】
【発明の効果】本発明による紫外線遮断材は、下記のよ
うな顕著な効果を奏し得る。 (1)250〜800nmの波長範囲の光において、3
50〜450nmの任意の波長以下の光をほぼ完全に遮
断し、それより長波長の光をほぼ完全に透過させ、しか
も波長傾斜幅の狭いシャープな吸収特性を示す。 (2)ガラス中のハロゲン化銅の含有量、種類或いはこ
れらの組合わせを調整することによって、350〜45
0nmの範囲内の任意の波長の光を遮断し得る紫外線遮
断材を得ることが出来る。 (3)紫外線、可視光線、近赤外線のなどの光を照射し
ても、上記透過特性に変化を生じることはない。 (4)ガラス自体としては、従来の着色ガラスとは異な
って、その製造が安全であり、取扱いおよび廃棄処理に
特別の注意を払う必要がないので、特に処理設備などを
追加することなく、一般的なガラス製造設備により製造
を行なうことができる。 (5)ガラスとしての溶融性が良好なので、組成が均一
で性能の安定した材料が容易に得られる。
【0034】
【実施例】以下に実施例および試験例を示し、本発明の
特徴とするところをより一層明らかにする。
【0035】実施例1〜4および参考例1〜2 下記第1表に示す組成になるように原料を調合し、同表
に示す条件下にアルミナるつぼで溶融し、撹拌し、清澄
後、型に流し込み、室温まで冷却した後、熱処理を行な
い、切断、研磨して着色ガラスを得た。尚、溶融は中性
または還元雰囲気下で行ない、冷却速度および熱処理工
程における加熱速度はそれぞれ30℃/hrおよび50
℃/hrとした。また、銅源としてはCuOを使用
し、ハロゲン源としてハロゲン化ナトリウムをそれぞれ
使用した。何れの組成の場合も溶融および成形を容易に
行なうことができ、得られたガラスは、化学的耐久性に
優れたものであった。また、清澄過程において、清澄剤
としてAsまたはSbを用いても、得られ
るガラスの透過特性は変化しないことが確認された。な
お、第1表には既存の硬質ガラスおよび窓用板ガラスに
ついての結果を参考例1および2として示す。
【0036】
【0037】
【0038】試験例1 (1) 実施例2において得られたガラス材(厚さ2m
m)の分光透過特性を300〜800nmの範囲の波長
の光を照射することにより試験した。その結果を図1に
示す。図1から、本発明による紫外線遮断材が紫外域の
光を効果的に遮断し、しかも、波長傾斜幅の狭いシャー
プな吸収特性をもつことは明白である。
【0039】(2) 実施例1〜4で得られた各ガラス
板(厚さ2mm)に500Wの超高圧水銀ランプを用い
て紫外線を10cmの距離で2時間照射した後、該ガラ
スの分光特性を300〜800nmの範囲の波長の光を
照射することにより試験した。その結果、紫外線照射前
の透過率曲線が紫外線照射後の透過率曲線と一致してお
り、本発明による紫外線遮断材が耐久性に優れているの
で、紫外線の照射によってもその光透過特性に変化がな
いことが明らかとなった。
【0040】(3) 市販の茶色ガラスアンプル用材料
(厚さ2mm)およびエメラルドグリーン飲料水容器用
材料(厚さ10mm)について上記(1)と同様の試験
を行なった。その結果を図2に曲線A(茶色ガラスアン
プル用材料)および曲線B(エメラルドグリーン飲料水
容器用材料)として示す。
【0041】(4) 市販の光学フィルター用および眼
鏡レンズ用材料(厚さ2mm)について上記(1)と同
様の試験を行なった。その結果を図3に示す。
【0042】(5) 市販のフロート板ガラス(厚さ2
mm)について上記(1)と同様の試験を行なった。そ
の結果を図4に示す。
【0043】上記の(1)ないし(5)に示す結果か
ら、本発明による紫外線遮断材料の優れた特性が明らか
である。
【0044】試験例2 図5に示すように、出力500Wの紫外線照射ランプ
(1)から50cm離れた位置に実施例1〜3のいづれ
かにより得られた厚さ2mmの紫外線遮断材 (3)を
配置し、さらに20cm離れた位置に所定の被射物
(5)を配置した後、紫外線を照射した。1000時間
後に被射物(5)の変色状態を色彩計により測定し、紫
外線遮断材(3)の効果を判定した。結果は、第2表に
示す通りである。
【0045】
【0046】第2表に示す結果から、本発明による紫外
線遮断材の侵れた効果が明らかである。
【0047】実施例5〜12 下記第3表に示す原料を使用する以外は実施例1の手法
に準じてガラスを調製した。
【0048】
【0049】
【0050】試験例3 実施例5,8および10で得られたガラスの分光透過特
性を波長250〜800nmの範囲の光を照射すること
により測定した。各ガラスの透過率曲線を図6に示す。
なお、図6には、比較のために公知のCdSドープガラ
スおよび多層膜コーティングガラスの透過率曲線を併せ
て示す。
【0051】また、実施例5で得られたガラス板(厚さ
2mm)に500Wの超高圧水銀ランプを用いて紫外線
を10cmの距離で2時間照射した後、該ガラスの分光
特性を300〜800nmの範囲の波長の光を照射する
ことにより試験した。その結果、紫外線照射前の透過率
曲線が紫外線照射後の透過率曲線と一致しており、紫外
線遮断材としての該ガラス板が紫外線の照射によっても
その光透過特性に変化がないことが明らかとなった。
【0052】実施例13〜20 下記第4表に示す組成になるように原料を調合し、実施
例1に準じて紫外線遮断材用ガラスを得た。何れの組成
の場合も溶融および成形を容易に行なうことができ、得
られたガラスは、化学的耐久性に優れたものであった。
また、清澄過程において、清澄剤としてAsまた
はSbを用いても、得られるガラスの透過特性は
変化しないことが確認された。
【0053】
【0054】試験例4実施例13および16において得
られたガラスの分光透過特性を250〜800nmの範
囲の波長の光を照射することにより試験した。その結果
を、比較としての従来のCdSドープガラスの透過率曲
線とともに図7に示す。図7から、本発明による紫外線
遮断材が紫外域の光を効果的に遮断し、しかも、波長傾
斜幅の狭いシャープな吸収特性をもつことは明白であ
る。
【0055】また、実施例13で得られたガラスに50
0Wの超高圧水銀ランプを用いて紫外線を10cmの距
離で2時間照射した後、該ガラスの分光特性を250〜
800nmの範囲の波長の光を照射することにより試験
した。その結果、透過率曲線が紫外線を照射していない
実施例13のガラスの透過率曲線と一致していた。この
ことは、本発明による紫外線遮蔽材に紫外線を照射して
も、透過特性が実質的に変化しないことを意味する。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紫外線遮断材の1例の透過率特性
を表わすグラフである。
【図2】2種の公知の着色ガラスの透過率特性を表わす
グラフである。
【図3】市販の光学フィルター用およびメガネレンズ用
ガラスの透過率特性を表わすグラフである。
【図4】市販のフロート板ガラスの透過率特性を表わす
グラフである。
【図5】試験例2で使用した紫外線遮断性能を測定する
ための装置の概要を示す断面図である。
【図6】本願実施例で得られた紫外線遮断材の透過率特
性を公知の紫外線遮断材のそれとともに示すグラフであ
る。
【図7】本願実施例で得られた紫外線遮断材の透過率特
性を公知の紫外線遮断材のそれと比較して示すグラフで
ある。
【符号の説明】
1 紫外線照射ランプ 3 紫外線遮断材 5 被射物
【手続補正書】
【提出日】平成3年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】(5)粉末状の紫外線吸収用配合材料 紫外線をシャープに遮断し得る本発明の紫外線遮断材
は、1〜10μm程度の粉末として樹脂組成物、塗料組
成物などに配合することにより、樹脂製品、塗膜などの
耐光性、褪色性などを改善する。(6)照明用ガラス材 現在照明用光源としては、ハロゲンランプ、水銀灯、メ
タルハライドランプなどが一般に使用されている。これ
らの光源は、明るいが同時に強い紫外線をも照射するの
で、室内で使用する場合には、室内備品を変色させ、居
住者の皮膚、目などに障害をひきおこす。 有害な紫外
線を遮断し、可視光線を透過させる本発明による紫外線
遮断材は、照明用ガラス材として好適である。 本願第
1発明および本願第2発明による照明用ガラス材は、上
記(1)と同様な組成を有していることがより好まし
い。 (7)液晶パネル保護用ガラス材 プロジェクション液晶パネルの光源としては、やはりハ
ロゲンランプ、水銀灯、メタルハライドランプなどが一
般に使用されている。これらの光源は、明るいが同時に
強い紫外線をも照射するので、液晶が紫外線を受光する
と、劣化が激しくなり、その寿命が短くなる。 本発明
による紫外線遮断材は、その優れた特性の故に、この様
な液晶パネル保護用ガラス材として好適である。 本願第1発明および本願第2発明による液晶パネル保護
用ガラス材は、上記(1)と同様な組成を有しているこ
とがより好ましい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C03C 14/00 6971−4G G02B 5/22 7724−2K

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SiO20〜85重量%、B
    〜75重量%、A115重量%以下、LiO、
    NaO、KO、RbOおよびCsOの少なくと
    も一種30重量%以下、MgO、CaO、ZnO、Ba
    O、SrOおよびPbOの少なくとも一種10重量%以
    下、ZrO、La、Y、Taおよ
    びGdの少なくとも一種10重量%以下、並びに
    ハロゲン化銅の少なくとも一種0.05〜15重量%を
    含有してなるガラスからなる紫外線遮断材。
  2. 【請求項2】 紫外線遮断材が、紫外線硬化型樹脂の硬
    化設備におけるマスク用ガラス材である請求項1に記載
    の紫外線遮断材。
  3. 【請求項3】 紫外線遮断材が、防護用ガラス材である
    請求項1に記載の紫外線遮断材。
  4. 【請求項4】 紫外線遮断材が、窓用ガラス材である請
    求項1に記載の紫外線遮断材。
  5. 【請求項5】 紫外線遮断材が、光学用フィルター材で
    ある請求項1に記載の紫外線遮断材。
  6. 【請求項6】 紫外線遮断材が、眼鏡用ガラス材材であ
    る請求項1に記載の紫外線遮断材。
  7. 【請求項7】 紫外線遮断材が、容器用ガラス材である
    請求項1に記載の紫外線遮断材。
  8. 【請求項8】 紫外線遮断材が、粉末状の紫外線吸収用
    配合材料である請求項1に記載の紫外線遮断材。
  9. 【請求項9】 SiO8〜25重量%、P5〜
    35重量%、B30重量%以下、Al10
    〜35重量%、LiO、NaO、KO、Rb
    およびCsOの少なくとも一種5〜20重量%、Mg
    O、CaO、ZnO、BaO、SrOおよびPbOの少
    なくとも一種20重量%以下、ZrO、La
    、TaおよびGdの少なくとも一
    種10重量%以下、並びにハロゲン化銅の少なくとも一
    種0.05〜15重量%を含有してなるガラスからなる
    紫外線遮断材。
  10. 【請求項10】 紫外線遮断材が、紫外線硬化型樹脂の
    硬化設備におけるマスク用ガラス材である請求項9に記
    載の紫外線遮断材。
  11. 【請求項11】 紫外線遮断材が、防護用ガラス材であ
    る請求項9に記載の紫外線遮断材。
  12. 【請求項12】 紫外線遮断材が、窓用ガラス材である
    請求項9に記載の紫外線遮断材。
  13. 【請求項13】 紫外線遮断材が、光学用フィルター材
    である請求項9に記載の紫外線遮断材。
  14. 【請求項14】 紫外線遮断材が、眼鏡用ガラス材であ
    る請求項9に記載の紫外線遮断材。
  15. 【請求項15】 紫外線遮断材が、容器用ガラス材であ
    る請求項9に記載の紫外線遮断材。
  16. 【請求項16】 紫外線遮断材が、粉末状の紫外線吸収
    用配合材料である請求項9に記載の紫外線遮断材。
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