JPH05105842A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPH05105842A
JPH05105842A JP4088005A JP8800592A JPH05105842A JP H05105842 A JPH05105842 A JP H05105842A JP 4088005 A JP4088005 A JP 4088005A JP 8800592 A JP8800592 A JP 8800592A JP H05105842 A JPH05105842 A JP H05105842A
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meth
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JP4088005A
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Russell W Bennett
ダブリユ.ベネツト ラツセル
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 艶消し平滑塗膜を生じる粉末塗料組成物を提
供する。 【構成】 A)下記成分a,b,及び所望の成分cを、
触媒成分dの存在下でグラフト重合したコポリマー;及
びB)コポリマーAのための硬化剤からなる粉末塗料組
成物。 〔a=固体エポキシ樹脂、すなわち1分子当たり平均1
個より多いビシナルエポキシ基を有し且つ平均エポキシ
当量が500よりも大きいエポキシ樹脂; b=1種又はより多くのi)炭素原子数8ないし18の
アルキル(メタ)アクリレート、ii)ビニル芳香族化合
物、及び iii)炭素原子数1ないし4のヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレート; c=1種又はより多くのi)C1-4 アルキル(メタ)ア
クリレート、及びii)C1-4 ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート{但し、各成分b,c≠C1-4 アルキ
ル(メタ)アクリレートでない場合}; d=成分a)のポリマー鎖上に成分b)及び所望の成分
c)から形成されるポリマーのグラフト重合を促進する
のに効果的な触媒〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗料組成物、特には艶消
し平滑塗膜を生じる粉末塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】伝統的な液体塗料組成物によるよりも、
粉末組成物によって塗装を適用することに商業的興味が
増しつつある。
【0003】或る適用のために粉末塗料組成物には、塗
装した時に物品に艶消仕上を与えることが望まれてい
る。そのような適用の例には、反射光が低レベルである
ことを要求される自動車の内装部品が含まれる。
【0004】粉末塗料組成物により提供される仕上品の
艶消しをコントロールするために試みられた幾つかの異
なる技術がある。
【0005】一つの方法は、粉末塗料組成物に、該組成
物の硬化中に組成物のどの成分とも反応しない添加剤を
加えることである。そのような非反応性添加剤の例に
は、微粉化シリカ又はタルクが含まれる。そのような添
加剤は、塗膜の衝撃強さ及び粉末組成物のさらさらした
特性を損ない、平滑な塗膜を生じさせることを困難にす
る。
【0006】考えられていた別のグループの添加剤は有
機酸塩からなるものであり、それらは粉末塗料の樹脂成
分のための特殊な硬化剤として作用する。それでもな
お、生じた硬化塗膜の衝撃強さはしばしば不十分とな
り、そして艶消し値は焼付時間及び使用温度に影響され
得る。
【0007】第三の方法は、これらの欠点を克服する試
みにおいて、フィルム形成性樹脂自体を変性することで
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この後者の工夫の例
は、例えば粉末塗料の製造に有用な先駆エポキシ樹脂(a
dvanced epoxy resin)組成物が記載されているヨーロッ
パ特許出願第330155号明細書に見いだされ、それ
は、(I)エポキシ基と反応する基の無い少なくとも1
種の重合性エチレン性不飽和モノマーを、1分子当たり
平均1個より多いビシナルエポキシ基(vicinal epoxide
group) 及び400より大きくない平均エポキシ当量を
有する少なくとも1種のエポキシ樹脂中、1)重合性モ
ノマー又はモノマー配合物の重量に基づいてベンゾイル
ペルオキシド2.75重量%の当量よりも大きくない量
の1種又はより多くのペルオキシド化合物;或は2)重
合性モノマー又はモノマー配合物の重量に基づいて0.
1ないし10重量%の量の1種又はより多くのペルオキ
シド化合物;から選択される少なくとも1種のフリーラ
ジカル重合触媒の存在下で重合すること;そして(II)
得られた組成物に、1分子当たり平均1個より多いヒド
ロキシル基を有する化合物を、添加ポリマーを含む生成
先駆エポキシ樹脂を生じさせるようにエポキシ基:ヒド
ロキシル基の割合が1.2 :1ないし2.5 ないし1となる
量で反応させること;により得られる、その場で製造さ
れる添加ポリマーを含む。
【0009】従って、ヨーロッパ特許出願第33015
5号の方法は、液体エポキシ樹脂とエポキシ基に反応性
の基が無い重合性エチレン性不飽和モノマーとを、相対
的に少量のペルオキシド触媒の存在下で反応させ;次い
でそうして得られた生成物をフェノール化合物で先駆す
る(advances)。
【0010】エチレン性不飽和モノマーから誘導され
る、ポリマーの液体エポキシ樹脂主鎖(liquid epoxy ba
ckbone) への全てのグラフト重合が、ヨーロッパ特許出
願第330155号に開示されている条件下で起こるとは非常
に考えにくい。エポキシ樹脂/ポリマー系の関係におい
て、エポキシ樹脂主鎖へのポリマーのグラフト重合は、
エポキシ樹脂主鎖の指示された炭素原子の一つで好まし
く起こる。 そのような部位は液体エポキシ樹脂には存在せず、先駆
エポキシ樹脂にのみ存在する。エポキシ樹脂鎖(epoxy c
hain) の他の部位でグラフト重合が起こり得るが、その
ような他の部位は非常に好ましくない。その上、ヨーロ
ッパ特許出願第330155号の方法においては、液体エポキ
シ樹脂中での重合性エチレン性不飽和モノマーの重合中
に存在する触媒の量は、エポキシ樹脂主鎖への重合モノ
マーのどのようなグラフト重合にとっても必要なレベル
以下である。
【0011】本発明者らは、ヨーロッパ特許出願第3301
55号に開示されている組成物を用いて得られるものより
も、もっと平滑でもっと均一な艶消しの塗膜が、特定の
コモノマーから誘導されたポリマー鎖が上記主鎖にグラ
フト重合している固体エポキシ樹脂を含む粉末塗料組成
物から得られることを今見出した。
【0012】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、 A)グラフト重合条件下で a)固体エポキシ樹脂、すなわち1分子当たり平均1個
より多いビシナルエポキシ基を有し且つ平均エポキシ当
量が500よりも大きいエポキシ樹脂; b)1種又はより多くのi)炭素原子数8ないし18の
アルキル(メタ)アクリレート、ii)ビニル芳香族化合
物、及び iii)炭素原子数1ないし4のヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレート、及び c)所望により、1種又はより多くのi)炭素原子数1
ないし4のアルキル(メタ)アクリレート、及びii)炭
素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル(メタ)アク
リレート〔但し、成分b)及びc)が各々独占的に炭素
原子数1ないし4のアルキル(メタ)アクリレートでな
い場合〕を、 d)成分a)のポリマー鎖上に成分b)及び所望の成分
c)から形成されるポリマーのグラフト重合を促進する
のに効果的な触媒の存在下で重合することより製造され
たコポリマー;及び B)コポリマーAのための硬化剤からなる粉末塗料組成
物を提供する。
【0013】グラフトコポリマーA)の固体エポキシ樹
脂成分a)は、エポキシ基に反応性の2個の基を有する
分子欠格の二官能性化合物(a molecular deficiency of
difunctional compound) での先駆(advancing) により
製造され得る。
【0014】液体ポリエポキシド出発物質は、例えば、
酸素,窒素又は硫黄の1種原子又は各種原子に直接結合
する次式: で表わされる少なくとも2個の末端基を含有するもので
あってよい。
【0015】このような樹脂の例としては、1分子当た
り2個又はそれ以上のカルボン酸基を有する化合物をエ
ピクロルヒドリン又はグリセロールジクロロヒドリンと
アルカリ存在下で反応させること似よっり得られるポリ
グリシジルエステルが挙げられる。このようなポリグリ
シジルエステルは脂肪族ポリカルボン酸、例えばシュウ
酸、コハク酸、グルタール酸、ピメリン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、及び二量体化もしくは
三量体化リノレイン酸から;脂環式ポリカルボン酸、例
えばテトラヒドロフタル酸、4−メチルテトラヒドロフ
タル酸、ヘキサヒドロフタル酸及び4−メチルヘキサヒ
ドロフタル酸から;及び芳香族ポリカルボン酸、例えば
フタル酸、イソフタル酸及びテレフタル酸から導くこと
ができる。
【0016】更に1分子当たり少なくとも2個の遊離の
アルコール性水酸基及び/又はフェノール性水酸基を含
有する化合物をエピクロルヒドリン又はグリセロールジ
クルルヒドリンとアルカリ条件下で反応させるか又はそ
の代わりに酸性触媒存在下で反応させ次にアルカリ処理
することによって得られるポリグリシジルエーテルが例
として挙げられる。これらのエーテルは、アクリル性ア
ルコール例えばエチレングリコール、ジエチレングリコ
ール及び高級ポリ(オキシエチレン)グリコール、プロ
パン−1,2−ジオール及びポリ(オキシプロピレン)
グリコール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−
1,4−ジオール、ポリ(オキシエチレン)グリコー
ル、ペンタン−1,5−ジオール、ヘキサン−2,4,
6−トリオール、グリセロール、1,1,1−トリメチ
ロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール
及びポリ(エピクロロヒドリン)から;脂環式アルコー
ル例えばレゾルシトール、キニトール、ビス(4−ヒド
ロキシシクロヘキシル)メタン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシシクロヘキシル)プロパン及び1,1−ビス
(ヒドロキシメチル)−シクロヘキセ−3−エンから;
そして芳香族核を有するアルコール例えばN,N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)アニリン及びp,p’−ビス
(2−ヒドロキシエチル−アミノ)ジフェニルメタンか
ら製造することができる。或はこれらは単環フェノール
例えばレゾルシノール及びハイドロキノンから、そして
多環フェノール例えばビス(4−ヒドロキシフェニル)
メタン、4,4’−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)スルホン、1,1,2,2−テ
トラキス(4−ヒドロキシフェニル)−メタン、2,2
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−
ビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロパン(他方でテトラブロモビスフェノールAとして知
られている。)並びにホルムアルデヒド、アセトアルデ
ヒド、クロラール及びフルフラールアルデヒドの如きア
ルデヒドとフェノール例えばフェノール自体及び環中の
水素原子が塩素原子又はそれぞれ9個までの炭素原子を
有するアルキル基により置換されたフェノール例えば4
−クロロフェノール、2−メチルフェノール及び4−第
三ブチルフェノールとから生成するノボラックから製造
することができる。
【0017】ポリ(N−グリシジル)化合物には例えば
エピクロルヒドリンと少なくとも2個のアミノ−水素原
子を有するアミン、例えばアニリン、n−ブチルアミ
ン、ビス(4−アミノフェニル)メタン及びビス(4−
メチルアミノフェニル)メタンとの反応生成物の脱塩化
水素により得られるもの;トリグリシジルイソシアヌレ
ート;及び環状アルキレン尿素例えばエチレン尿素及び
1,3−プロピレン尿素並びに5,5−ジメチルヒダン
トインのようなヒダントインのN,N’−ジグリシジル
誘導体が含まれる。
【0018】ポリ(S−グリシジル)化合物の例は、エ
タン−1,2−ジチオール及びビス(4−メルカプトメ
チルフェニル)エーテルのようなジチオールのジ−S−
グリシジル誘導体である。
【0019】他の液体ポリエポキシドには、例えばグリ
シジルアクリレートのようなモノカルボン酸のエチレン
性不飽和グリシジルエステルから、単独重合により及び
α−エチレン性不飽和化合物例えばアクリレートエステ
ル、メタクリレートエステル、スチレン、及びマレイン
酸及びフマル酸エステルとの共重合により得られるもの
が含まれる。
【0020】異なった種類のヘテロ原子に結合した1,
2−エポキシ基を有するポリエポキシド、例えば4−ア
ミノフェノールのN,N,O−トリグリシジル誘導体、
サリチル酸のグリシジルエーテル−グリシジルエステ
ル、N−グリシジル−N’−(2−グリシジルオキシプ
ロピル)−5,5−ジメチルヒダントイン及び2−グリ
シジルオキシ−1,3−ビス(5,5−ジメチル−1−
グリシジルヒダントイン−3−イル)プロパンが使用で
きる。
【0021】所望により、液体エポキシドもまた使用す
ることができる。好ましいポリエポキシドはポリグリシ
ジルエーテル及びポリグリシジルエステルである。特に
好ましいポリエポキシドは、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパンの、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)メタンの、及び1kg当たり1.0よりも多い
1,2−エポキシ分を有するジグリシジルエーテルであ
る。
【0022】液体ポリエポキシド出発物質は、固体エポ
キシ樹脂成分a)を生ずるために、液体ポリエポキシド
のエポキシ基と反応する分子欠格の二官能性化合物(a m
olecular deficiency of difunctional compound) で処
理することにより先駆され得、そうして樹脂の分子量が
増加する。この目的のために適する二官能性物質にはビ
スフェノール、特にビスフェノールA及びテトラブロモ
ビスフェノール;単環二価フェノール例えばレゾルシノ
ール;及びジカルボン酸例えばヘキサヒドロフタル酸が
含まれる。
【0023】先駆(advancement) は、好ましくは液体ポ
リエポキシド及び二官能性物質を一緒に先駆触媒(advan
cement catalyst)例えばエチルトリフェニルホスホニウ
ムクロライド、−ブロマイド、−イオダイド、−アセテ
ート又は−ホスフェート;テトラブチルホスホニウムク
ロライド、−ブロマイド、−イオダイド又は−アセテー
ト;ベンジルトリメチルアンモニウムクロライド又はテ
トラメチルアンモニウムヒドロキシド;ベンジルジメチ
ルアミン又はトリ−イソプロピルアミン;2−メチルイ
ミダゾール又は2−ビニルイミダゾール、又はこれらの
混合物の存在下で加熱することにより導かれる。
【0024】コポリマーAの成分b)i)は、例えばn
−オクチル,n−ノニル−,n−ドデシル(ラウリル)
−,n−トリデシル−,n−テトラデシル−,n−ヘキ
サデシル−又はn−オクタデシル アクリレート又はメ
タクリレート、或はそれら炭素原子数8ないし18のn
−アルキル基の各異性体の枝別れアルキル(メタ)アク
リレートであってよい。n−オクチル−,ラウリル−又
はn−オクタデシルメタクリレートが好ましく、これら
の中でラウリルメタクリレートが特に好ましい。
【0025】コポリマーAの成分b)ii)は次式: 〔式中、Rは水素原子又はメチル基を表わし、Xは水素
原子、ハロゲン原子、特に塩素原子又は臭素原子;炭素
原子数1ないし4のアルキル基又は炭素原子数1ないし
4のアルコキシ基を表わし;そしてnは0,1,2,
3,4又は5を表わす。〕で表わされる1種又はより多
くの化合物であってよい。成分b)ii)の例にはスチレ
ン、モノ−又はポリ−クロロスチレン、モノ−又はポリ
−ブロモスチレン、モノ−又はポリ−メチルスチレン、
モノ−又はポリ−ブチルスチレン、モノ−又はポリ−メ
トキシスチレン、α−メチルスチレン、特にスチレンが
含まれる。
【0026】コポリマーAの成分b)iii)又はc)ii)
は、例えばヒドロキシメチルアクリレート、ヒドロキシ
エチルアクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート
又はヒドロキシ−n−ブチルアクリレート、或は対応す
るメタクリレートモノマー、好ましくはヒドロキシエチ
ルメタクリレートであってよい。
【0027】成分Cの存在は所望によるけれども、成分
Cは存在するのが好ましい。成分c)i)は、例えばメ
チル,エチル,n−プロピル,イソプロピル又はn−ブ
チルアクリレート又はメタクリレートであってよい。成
分c)はメチルメタクリレートであるのが好ましい。
【0028】固体エポキシ樹脂成分、成分a)の100
重量部に基づいて、成分b)はグラフトポリマーA)中
に5ないし50重量部の範囲で、好ましくは40ないし
50重量部存在してよい;そして成分c)は0ないし5
5重量部の範囲で、好ましくは40ないし50重量部存
在してよい。これら成分a)b)及びc)の相対的な割
合は、艶消し(低光沢)と平滑仕上げの最も良い組合せ
を有する最終フィルムを生じさせるのに重要であること
が見出された。
【0029】コポリマーA)を製造するのに使用される
触媒成分は、成分a)の主鎖への成分b)及び所望の成
分c)のグラフト重合を促進するのに効果のあるどんな
触媒であってもよい。特に興味深いのは無機及び有機ペ
ルオキシドである。無機ペルオキシドの例は過酸化水素
及び過硫酸塩例えば過硫酸ナトリウム又は過硫酸カリウ
ムである。有機ペルオキシドの例はアシルペルオキシド
例えばベンゾイルペルオキシド、p−クロロベンゾイル
ペルオキシド及び第三ブチルペルベンゾエート;ケトン
ペルオキシド例えばメチルエチルケトンペルオキシド及
びシクロヘキサノンペルオキシド;及びヒドロペルオキ
シド例えばクメンヒドロペルオキシド及び第三ブチルヒ
ドロペルオキシドである。
【0030】本発明のグラフト重合反応中に存在する成
分d)の量は、モノマーb)及び所望のc)からエポキ
シ樹脂のポリマー鎖へのポリマーの有意なレベルのグラ
フト重合を達成するために、成分a)の100重量部に
基づいて、0.5ないし15重量部の範囲、好ましくは
1ないし10重量部であってよい。モノマーb)及び/
又はc)から誘導された幾らかの非グラフトポリマーは
通常コポリマーA)中に存在する。
【0031】好ましいペルオキシド触媒の使用は、一方
で艶消し及び平滑粉末塗装を生じさせる小さな均一粒子
サイズのグラフトポリマーミセルを生じさせることが見
出された。
【0032】本発明の粉末塗料組成物の硬化剤、成分
B)は、脂肪族ジアミン;ジシアンジアミド;通常BF
3 −アミン錯体のような促進剤と一緒に使用される芳香
族アミン例えばビス(3−アミノフェニル)−及びビス
(4−アミノフェニル)−スルホン及びビス(4−アミ
ノフェニル)メタン;ポリカルボン酸無水物のようなカ
ルボン酸、例えばシクロヘキサン−1,2−ジカルボン
酸無水物、メチルビシクロ[2,2,1]−ヘプテ−5
−エン−2,3−ジカルボン酸無水物、ピロメリット酸
二無水物又はベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物;フェノール化合物、例えばフェノールノボラック又
はポリエステル例えばフタル酸又はテレフタル酸のよう
な芳香族ポリカルボン酸とポリオール例えばエチレング
リコール又はトリメチロールプロパンとから誘導される
ものである。
【0033】本発明の粉末塗料組成物中の硬化剤、成分
B)の量はグラフトポリマーA)に基づいて1ないし7
5重量%の範囲、好ましくは5ないし40重量%であっ
てよい。
【0034】本発明の粉末塗料組成物はまた、好ましく
は硬化剤促進剤(curing agent accelerator)例えばアミ
ノ置換ピリジン、イミダゾール、金属塩、第三アミン、
フェノール又はこれらの混合物、好ましくは2−メチル
イミダゾールのようなイミダゾールを含む。
【0035】本発明の粉末塗料組成物はまた、1種又は
より多くの他の慣用添加剤、例えば粒子状充填剤又は顔
料例えば重晶石、二酸化チタン、カーボンブラック、ケ
イ砂粉末、炭酸カルシウム又はこれらの混合物;流れ調
整剤例えばエチルアクリレート/2−エチルヘキシルア
クリレートコポリマー及びポリ(ブチルアクリレート)
のようなポリアクリレート;きめ調整添加剤(texture c
ontrol additives) 例えばガラス微小球、金属粉末及び
ポリマーパウダー;脱泡剤例えばベンゾイン;光沢調整
添加剤例えば無定形シリカ及びケイ酸;及びスリップ助
剤(slip aid)を含んでよい。
【0036】本発明の粉末塗料組成物は、各成分を例え
ばボールミル中で単に混合することにより製造すること
ができる。一方、種々の成分は都合よくはブス コ−ニ
ーダー(Buss Ko-Kneader) のような押出し機中で一緒に
溶融することができる;次いで冷却した塊は粉末に粉砕
することができる。そのようにして得られた粉末組成物
は5ないし100、特には20ないし50μmの範囲の
粒子サイズを有する。
【0037】本発明はまた、本発明の粉末塗料組成物を
物品に適用し;次いで物品にそのように適用された塗料
を硬化させ、それによって物品に平滑な艶消し塗膜を生
じさせることからなる物品の塗装方法を提供する。本発
明は更に、そのように塗装された物品を提供する。
【0038】粉末塗料組成物は、物品例えば金属、ガラ
ス、プラスチック又は繊維強化プラスチック基材に、静
電噴霧法により又は静電的であってよい流動床を用いて
適用されてよい。本組成物は好ましくは10ないし10
0kVの範囲の電圧を用いる静電スプレーガンにより適
用される。適用される塗膜の厚さは、塗装される表面上
でのガンの移行数(the number of passes)により変える
ことができる。本発明の粉末組成物の適用後、塗装され
た物品は、粉末塗料を硬化させるために例えば150な
いし250℃の温度範囲で、例えば5ないし25分にわ
たる時間焼付けされ、平滑な艶消し塗膜を生じる。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。実施例中、下記式(1) 又は(2) で表わされるエポ
キシ樹脂が使用される。
【0040】樹脂I 樹脂Iは、そのnの平均値が3であり、そのエポキシ当
量が570〜595であり、そしてその軟化点(DIN
51920)が82〜90℃である式(1) で表される先駆
(鎖延長)ビスフェノールAエポキシ樹脂である。樹脂II 樹脂IIは、そのnの平均値が4であり、そのエポキシ当
量が715〜750であり、そしてその軟化点(DIN
51920)が95〜101℃である式(1) で表される先駆
(鎖延長)ビスフェノールAエポキシ樹脂である。樹脂III 樹脂III は、そのnの平均値が4であり、そのエポキシ
当量が730〜810であり、そしてその軟化点(DI
N 51920)が約100℃である式(1) で表される先駆
(鎖延長)ビスフェノールAエポキシ樹脂である。樹脂IV 樹脂IVは、そのnの平均値が9であり、nの平均値が1.
6 である式(2) で表されるエポキシフェノールノボラッ
クを10重量%含み、そのエポキシ当量が775〜85
5であり、そして軟化点(DIN 51920)が約100℃
である式(1) で表される先駆(鎖延長)ビスフェノール
Aエポキシ樹脂である。樹脂V 樹脂Vは、そのnの平均値が10であり、そのエポキシ
当量が1515〜1665であり、そしてその軟化点
(DIN 51920)が125〜135℃である式(1) で表
される先駆(鎖延長)ビスフェノールAエポキシ樹脂で
ある。樹脂VI 樹脂VIは、そのnの平均値が2であり、そのエポキシ当
量が186〜190であり、そしてその25℃での粘度
が20が10〜14℃である式(1) で表される液体ビス
フェノールAエポキシ樹脂である。
【0041】実施例1 商用銘柄(commercial grade)のビスフェノールAジグリ
シジルエーテル(樹脂II)(1000g)を5リットル丸底
ガラス反応フラスコに入れる。樹脂IIを溶融させるため
にフラスコを140℃のオーブン内へ置く前に、フラス
コ上にカバーを置く。16時間後、フラスコを通風室に
移し、5ネックリッド(five necked lid) 、水冷コンデ
ンサー、窒素ガスパージ(nitrogen purge)、攪拌機、熱
電対及び付加ロートを取り付ける。160℃への加熱及
び窒素ガスパージを、攪拌したフラスコ内容物に対し開
始する。40分後、温度を160℃に保ちながら、ラウ
リルメタクリレート(460g)、メチルメタクリレー
ト(500g)、及び80%クメンヒドロペルオキシド
(30g)のプレミックスを付加ロートに入れ、攪拌し
たフラスコ内容物に滴下して加える。プレミックス添加
中は反応温度を155℃と165℃の間に維持する。1
時間50分後、プレミックスの添加は終了する。攪拌し
たフラスコ内容物の後反応(post reaction) を160℃
で1時間続ける。1時間後、80%クメンヒドロペルオ
キシド(4g)を付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ
内容物に滴下して加える。2分後、80%クメンヒドロ
ペルオキシド添加が終了する。攪拌したフラスコ内容物
の後反応を160℃で1時間続ける。1時間後、生成物
を取り出す。反応生成物は、175℃での粘度550mp
a s 及びエポキシ分0.72 mol/kgの白色不透明固体
である。
【0042】実施例2 実施例1記載の操作を用いるが、樹脂IIを別の商用銘柄
の先駆ビスフェノールAジグリシジルエーテル(樹脂II
I)に代えると、反応生成物は、175℃での粘度700
mpa s 及びエポキシ分0.72 mol/kgの白色不透明固
体である。
【0043】実施例3 実施例1記載の操作を用いるが、樹脂IIを別の商用銘柄
の先駆ビスフェノールAジグリシジルエーテル(樹脂
I)に代えると、反応生成物は、エポキシ分0.90 m
ol/kgの白色不透明固体である。
【0044】実施例4 実施例1記載の操作を用いるが、樹脂IIを別の商用銘柄
の先駆ビスフェノールAジグリシジルエーテル(樹脂I
V)に代えると、反応生成物は、エポキシ分0.64 mo
l/kgの白色不透明固体である。
【0045】実施例5 実施例1記載の操作を用いるが、樹脂IIを別の商用銘柄
の先駆ビスフェノールAジグリシジルエーテル(樹脂
V)に代えると、反応生成物は、エポキシ分0.27 m
ol/kgの白色不透明固体である。
【0046】実施例6 ビスフェノールAのジグリシジルエーテルの商用銘柄(c
ommercialgrade)(樹脂II)(1000g)を、水冷コンデ
ンサー、窒素ガスパージ(nitrogen purge)、攪拌機、熱
電対及び付加ロートを備える5リットルの五首丸底ガラ
ス反応フラスコに入れる。100℃への加熱及び窒素ガ
スパージを、攪拌したフラスコ内容物に対し開始する。
30分後、温度を100℃に保ちながら、2−メチルイ
ミダゾール(0.03g)及びブタン−1−オール
(0.17g)のプレミックスを、低温殺菌ピペットを
通して、攪拌されたフラスコ内容物に加える。2分後、
定常温度でビスフェノールAを、粉末ロートを通して、
攪拌されたフラスコ内容物に加える。10分後、温度を
100℃に回復させ、そして175℃への加熱を開始す
る。反応は、183℃で32分後にピークに達する定常
発熱を起こす。20分後、温度は175℃で定常にな
る。85分後、エポキシ価を1.35 mol/kgで測定し、加
熱を止めて、攪拌した反応混合物を冷却させる。30分
後、温度は160℃であり、その温度を維持するために
加熱を開始する。ラウリルメタクリレート(447
g)、メチルメタクリレート(485g)及び80%ク
メンヒドロペルオキシド(29g)のプレミックスを付
加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内容物に滴下して加
える。プレミックス添加中は反応温度を155℃と16
5℃の間に維持する。2時間後、プレミックスの添加は
終了する。攪拌したフラスコ内容物の後反応(post reac
tion) を160℃で1時間続ける。60分後、80%ク
メンヒドロペルオキシド(4g)を付加ロートに入れ、
攪拌したフラスコ内容物に滴下して加える。2分後、8
0%クメンヒドロペルオキシド添加が終了する。攪拌し
たフラスコ内容物の後反応(post reaction) を160℃
で1時間続ける。60分後、生成物を取り出す。反応生
成物は、175℃での粘度が550mpa s でエポキシ分
が0.66 mol/kgの白色不透明固体である。
【0047】実施例7 実施例1記載の操作を用いるが、80%クメンヒドロペ
ルオキシド30gをベンゾイルペルオキシド48gに代
えると、反応生成物は、175℃での粘度2300mpa
s 及びエポキシ分0.62 mol/kgの白色不透明固体で
ある。
【0048】実施例8 実施例1の操作を用いるが、80%クメンヒドロペルオ
キシド30gを1,3−ビス(第三ブチルペルオキシ−
イソプロピル)ベンゼン26gに代えると、反応生成物
は、175℃での粘度300mpa s 及びエポキシ分0.
71mol/kgの白色不透明固体である。
【0049】実施例9 実施例1記載の操作を用いるが、80%クメンヒドロペ
ルオキシド30gをジ−第三ブチルペルオキシド30g
に代えると、反応生成物は、175℃での粘度500mp
a s 及びエポキシ分0.72 mol/kgの白色不透明固体
である。
【0050】実施例10 実施例1記載の操作を用いるが、80%クメンヒドロペ
ルオキシド30gを第三ブチルペルオキシベンゾエート
30gに代えると、反応生成物は、175℃での粘度7
00mpa s 及びエポキシ分0.70 mol/kgの白色不透
明固体である。
【0051】実施例11 ビスフェノールAの先駆ジグリシジルエーテルの商用銘
柄(樹脂II)(1000g)を5リットル丸底ガラス反応フ
ラスコに入れる。樹脂IIを溶融させるためにフラスコを
120℃のオーブン内に入れる前に、フラスコ上にカバ
ーを置く。16時間後、フラスコを通風室に移し、5ネ
ックリッド(five necked lid) 、水冷コンデンサー、窒
素ガスパージ(nitrogen purge)、攪拌機、熱電対及び付
加ロートを取り付ける。160℃への加熱及び窒素ガス
パージを、攪拌した容器内容物に対し開始する。30分
後、温度を160℃に保ちながら、ラウリルメタクリレ
ート(230g)、メチルメタクリレート(250g)
及び80%クメンヒドロペルオキシド(15g)のプレ
ミックスを付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内容物
に滴下して加える。プレミックス添加中は反応温度を1
55℃と165℃の間に維持する。2時間後、プレミッ
クスの添加は終了する。攪拌したフラスコ内容物の後反
応(post reaction) を160℃で1時間続ける。1時間
後、80%クメンヒドロペルオキシド(2g)を付加ロ
ートに入れ、攪拌したフラスコ内容物に滴下して加え
る。2分後、80%クメンヒドロペルオキシド添加が終
了する。攪拌したフラスコ内容物の後反応を160℃で
1時間続ける。60分後、生成物を取り出す。反応生成
物は、エポキシ分0.94 mol/kgの白色不透明固体で
ある。
【0052】実施例12 ビスフェノールAの先駆ジグリシジルエーテルの商用銘
柄(樹脂II)(1000g)を5リットル丸底ガラス反応フ
ラスコに入れる。樹脂IIを溶融させるためにフラスコを
120℃のオーブン内に入れる前に、フラスコ上にカバ
ーを置く。16時間後、フラスコを通風室に移し、5ネ
ックリッド(five necked lid) 、水冷コンデンサー、窒
素ガスパージ(nitrogen purge)、攪拌機、熱電対及び付
加ロートを取り付ける。160℃への加熱及び窒素ガス
パージを、攪拌した容器内容物に対し開始する。70分
後、温度を160℃に保ちながら、ラウリルメタクリレ
ート(690g)、メチルメタクリレート(750g)
及び80%クメンヒドロペルオキシド(45g)のプレ
ミックスを付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内容物
に滴下して加える。プレミックス添加中は反応温度を1
55℃と165℃の間に維持する。1時間50分後、プ
レミックスの添加は終了する。攪拌したフラスコ内容物
の後反応(post reaction) を160℃で1時間続ける。
1時間後、80%クメンヒドロペルオキシド(8g)を
付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内容物に滴下して
加える。2分後、80%クメンヒドロペルオキシド添加
が終了する。攪拌したフラスコ内容物の後反応を160
℃で1時間続ける。60分後、生成物を取り出す。反応
生成物は、175℃での粘度150 mpas及びエポキシ
分0.55 mol/kgの白色不透明固体である。
【0053】実施例13 ビスフェノールAの先駆ジグリシジルエーテルの商用銘
柄(樹脂II)(1000g)を5リットル丸底ガラス反応フ
ラスコに入れる。樹脂IIを溶融させるためにフラスコを
120℃のオーブン内に入れる前に、フラスコ上にカバ
ーを置く。16時間後、フラスコを通風室に移し、5ネ
ックリッド(five necked lid) 、水冷コンデンサー、窒
素ガスパージ(nitrogen purge)、攪拌機、熱電対及び付
加ロートを取り付ける。160℃への加熱及び窒素ガス
パージを、攪拌した容器内容物に対し開始する。30分
後、温度を160℃に保ちながら、ラウリルメタクリレ
ート(914g)、メチルメタクリレート(250g)
及び80%クメンヒドロペルオキシド(22g)のプレ
ミックスを付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内容物
に滴下して加える。プレミックス添加中は反応温度を1
55℃と165℃の間に維持する。2時間5分後、プレ
ミックスの添加は終了する。攪拌したフラスコ内容物の
後反応(post reaction) を160℃で1時間続ける。1
時間後、80%クメンヒドロペルオキシド(3g)を付
加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内容物に滴下して加
える。2分後、80%クメンヒドロペルオキシド添加が
終了する。攪拌したフラスコ内容物の後反応を160℃
で2時間45分続ける。165分後、生成物を取り出
す。反応生成物は、175℃での粘度300 mpa s及び
エポキシ分0.63 mol/kgの白色不透明固体である。
【0054】実施例14 実施例13記載の操作を用いるが、ラウリルメタクリレ
ート(230g)、メチルメタクリレート(590g)
及び80%クメンヒドロペルオキシド(30g)を用い
ると、反応生成物は、175℃での粘度2600mpa s
及びエポキシ分0.78 mol/kgの白色不透明固体であ
る。
【0055】実施例15 実施例1記載の操作を用いるが、プレミックス中の80
%クメンヒドロペルオキシドの量を15gに、そして後
反応における80%クメンヒドロペルオキシドの量を2
gに減らすと、反応生成物は、エポキシ分0.73 mol
/kgの白色不透明固体である。
【0056】実施例16 ビスフェノールAの先駆ジグリシジルエーテルの商用銘
柄(樹脂II)(1000g)を5リットル丸底ガラス反応フ
ラスコに入れる。樹脂IIを溶融させるためにフラスコを
140℃のオーブン内に入れる前に、フラスコ上にカバ
ーを置く。16時間後、フラスコを通風室に移し、5ネ
ックリッド(five necked lid) 、水冷コンデンサー、窒
素ガスパージ(nitrogen purge)、攪拌機、熱電対及び付
加ロートを取り付ける。160℃への加熱及び窒素ガス
パージを、攪拌した容器内容物に対し開始する。40分
後、温度を160℃に保ちながら、スチレン(800
g)、メチルメタクリレート(200g)及び80%ク
メンヒドロペルオキシド(30g)のプレミックスを付
加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内容物に滴下して加
える。プレミックス添加中は反応温度を175℃と18
0℃の間に維持する。1時間55分後、プレミックスの
添加は終了する。攪拌したフラスコ内容物の後反応(pos
t reaction) を160℃で1時間続ける。1時間後、8
0%クメンヒドロペルオキシド(5g)を付加ロートに
入れ、攪拌したフラスコ内容物に滴下して加える。2分
後、80%クメンヒドロペルオキシド添加が終了する。
攪拌したフラスコ内容物の後反応を160℃で1時間続
ける。60分後、生成物を取り出す。反応生成物は、1
75℃での粘度1900 mpa s及びエポキシ分0.87
mol/kgの白色不透明固体である。
【0057】実施例17 実施例16の操作を用いるが、エチルアクリレート(1
000g)、メチルメタクリレート(500g)及び8
0%クメンヒドロペルオキシド(30g)からなるプレ
ミックスを用いると、反応生成物は、175℃での粘度
600mpa s 及びエポキシ分0.89 mol/kgの白色不
透明固体である。
【0058】実施例18 実施例1の操作を用いるが、2−エチルヘキシルアクリ
レート(333g)、メチルメタクリレート(500
g)及び80%クメンヒドロペルオキシド(30g)の
プレミックスを用いると、反応生成物は、175℃での
粘度800mpas及びエポキシ分0.72 mol/kgの白色
不透明固体である。
【0059】実施例19 実施例1の操作を用いるが、そこで用いたプレミックス
を、ブチルアクリレート(232g)、メチルメタクリ
レート(500g)及び80%クメンヒドロペルオキシ
ド(30g)からなるプレミックスに代えると、反応生
成物は、175℃での粘度1200mpa s 及びエポキシ
分0.78 mol/kgの白色不透明固体である。
【0060】実施例20 実施例1の操作を用いるが、ステアリルアクリレート
(340g)、メチルメタクリレート(500g)及び
80%クメンヒドロペルオキシド(30g)からなるプ
レミックスを用いると、反応生成物は、175℃での粘
度300mpa s 及びエポキシ分0.82 mol/kgの白色
不透明固体である。
【0061】実施例21 使用したプレミックスが、ラウリルアクリレート(46
0g)、メチルメタクリレート(500g)及び80%
クメンヒドロペルオキシドからなることを除き実施例1
の操作を繰り返すと、反応生成物は、175℃での粘度
600mpa s 及びエポキシ分0.71 mol/kgの白色不
透明固体である。
【0062】実施例22 実施例1の操作を繰り返すが、スチレン(188g)、
メチルメタクリレート(500g)及び80%クメンヒ
ドロペルオキシドからなるプレミックスを用いると、反
応生成物は、175℃での粘度800mpa s 及びエポキ
シ分0.74 mol/kgの白色不透明固体である。
【0063】実施例23 ビスフェノールAの先駆ジグリシジルエーテルの商用銘
柄(樹脂II)(500g)を5リットル丸底ガラス反応
フラスコに入れる。樹脂IIを溶融させるためにフラスコ
を120℃のオーブン内に入れる前に、フラスコ上にカ
バーを置く。16時間後、フラスコを通風室に移し、5
ネックリッド(five necked lid) 、水冷コンデンサー、
窒素ガスパージ(nitrogen purge)、攪拌機、熱電対及び
付加ロートを取り付ける。160℃への加熱及び窒素ガ
スパージを、攪拌した容器内容物に対し開始する。45
分後、温度を160℃に保ちながら、ラウリルメタクリ
レート(230g)、n−ブチルメタクリレート(33
5g)及び80%クメンヒドロペルオキシド(15g)
のプレミックスを付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ
内容物に滴下して加える。プレミックス添加中は反応温
度を155℃と165℃の間に維持する。1時間55分
後、プレミックスの添加は終了する。攪拌したフラスコ
内容物の後反応(post reaction) を160℃で1時間続
ける。1時間後、80%クメンヒドロペルオキシド(2
g)を付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内容物に滴
下して加える。2分後、80%クメンヒドロペルオキシ
ド添加が終了する。攪拌したフラスコ内容物の後反応を
160℃で1時間続ける。60分後、生成物を取り出
す。反応生成物は、175℃での粘度400 mpa s及び
エポキシ分0.59 mol/kgの白色不透明固体である。
【0064】実施例24 ビスフェノールAの先駆ジグリシジルエーテルの商用銘
柄(樹脂II)(614g)を5リットル丸底ガラス反応
フラスコに入れる。樹脂IIを溶融させるためにフラスコ
を120℃のオーブン内に入れる前に、フラスコ上にカ
バーを置く。16時間後、フラスコを通風室に移し、5
ネックリッド(five necked lid) 、水冷コンデンサー、
窒素ガスパージ(nitrogen purge)、攪拌機、熱電対及び
付加ロートを取り付ける。160℃への加熱及び窒素ガ
スパージを、攪拌した容器内容物に対し開始する。40
分後、温度を160℃に保ちながら、ラウリルメタクリ
レート(282g)、エチルメタクリレート(350
g)及び80%クメンヒドロペルオキシド(18g)の
プレミックスを付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内
容物に滴下して加える。プレミックス添加中は反応温度
を155℃と165℃の間に維持する。1時間50分
後、プレミックスの添加は終了する。攪拌したフラスコ
内容物の後反応(post reaction) を160℃で1時間続
ける。1時間後、80%クメンヒドロペルオキシド
(2.5g)を付加ロートに入れ、攪拌したフラスコ内
容物に滴下して加える。2分後、80%クメンヒドロペ
ルオキシド添加が終了する。攪拌したフラスコ内容物の
後反応を160℃で1時間続ける。60分後、生成物を
取り出す。反応生成物は、175℃での粘度200 mpa
s及びエポキシ分0.71 mol/kgの白色不透明固体で
ある。
【0065】実施例25 実施例1の操作を用いるが、ラウリルメタクリレート
(460g)、エチルアクリレート(500g)及び8
0%クメンヒドロペルオキシドからなるプレミックスを
用いると、反応生成物は、175℃での粘度300mpa
s 及びエポキシ分0.59 mol/kgの白色不透明固体で
ある。
【0066】実施例1〜25からの変性エポキシ樹脂の
各サンプル(10g)をメチルエチルケトン(90g)
に溶解し、透明な又は僅かに曇った溶液を作る。該溶液
を清浄な透明ガラスプレート上に注ぎ、塵埃の無い環境
でラッカー乾燥(lacquer dry) させる。黒白ビデオ造画
アタッチメントを備える透過光顕微鏡を用いて、変性エ
ポキシ樹脂の乾燥フィルムを400倍拡大で研究し、ビ
デオ画像の永久記録をビデオイメージプロセッサーを用
いて撮る
【0067】これらの画像を研究することにより、最適
性能、すなわち粉末塗料における低光沢+平滑フィルム
を与えるような粉末塗料樹脂は、ガラスプレート上に僅
かに曇ったラッカー乾燥フィルムを作り、それはエポキ
シ樹脂の全連続体(overall continuum) 内の小さな(約
4μ)整然としたミセル中にアクリル樹脂の一様な分布
を有する。アクリル樹脂とビスフェノールAエポキシ樹
脂との不相溶性により、アクリル鎖は互いにコイル巻き
になりがちで、高アクリル密度の不連続なポケットの原
因となる。グラフト効果により、アクリル樹脂はより大
きな小球(globule) 中に移行できないので、これらのポ
ケットは連続相全体にわたり均一に分布する。
【0068】僅かにしか又は全くグラフト重合を起こさ
ない変性エポキシ樹脂は、明確に異なる画像及び明確に
異なる外観を与える。粉末塗料は、よりきめ細かく及び
/又はより高光沢になる傾向がある。顕微鏡からの画像
は、そのフィルムが不相溶性のアクリル樹脂中のエポキ
シ樹脂又はエポキシ樹脂中のアクリル樹脂の透明領域(c
lear areas) を有していることを示しており、両場合と
も、分散相は、小さな均一分散ミセルよりも非常に大き
な小球状(約50μ)になっている。
【0069】実施例26 製剤及びコーティング加工 実施例1ないし25の変性エポキシ樹脂の各部分を、ク
リスティ ハント スプルーマジョー(Christy Hunt Sp
ruemajor) を用いて顆粒に粉砕する。変性エポキシ樹
脂、硬化剤、流れ剤マスターバッチ(flow agent master
batch)(GT2874)、脱泡剤(ベンゾイン)、二酸化チタン
顔料及び全ての他の成分の第1表に示されている製剤化
量を、プラスチック製バケツ内に置き、シールし、均一
な乾燥混合を確実にするために機械式ローラー上に置
く。次いでその乾燥混合製剤を、ゾーン1を40℃そし
てゾーン2を85℃としたブス−コ−ニーター(Buss-Ko
-Kneader) タイプPR46単一スクリュー押出し機で押
出す。押出し物を直ちに冷却テーブル上で冷却し、次い
でクリスティ ハント スプルーマジョーを用いて微粉
末に粉砕する。微粉化粉末を75μ(BS 410)研究試験用
篩(laboratory test sieves)を通して篩い分ける。75
μ以下の粉末塗料製剤を、脱脂した軟鋼プレートにコン
トロジョン(Controsion)PET-SRF 静電スプレー装置を用
いて適用する。静電的に塗装されたプレートを、ヘレウ
ス(Heraeus)LUT5050EKベント式ファンオーブン中、18
0℃で硬化させる;プレートの滞留時間は20分であ
る。オーブンから取り出した後、プレートを冷却し、次
いで下記方法を用いて評価する:
【0067】外観 :流れ、艶消し及びフィルム欠陥
を目視チェック. 表面光沢:60°アクグルヘッドで塗膜の光沢反射を光
沢計を用いて測定. 塗膜厚さ:エルコメーター150FN ミニテクター(Elcomet
er 150FN minitector)を用いて測定。 メチルエチルケトン摩擦:ペーパークロス片をMEKに
浸し、人差し指の下で確固たる圧力で前後方向に20回
塗膜を摩擦する(1摩擦=前方に1回+後方に1回の動
き)。次いで、フィルムになされた損傷を次表を用いて
評価する: 塗膜白色度:ドクターランジェ(Dr Lange)WBIを用い
て測定.これらの試験の結果を第1表に詳細に示す。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)グラフト重合条件下で a)固体エポキシ樹脂、すなわち1分子当たり平均1個
    より多いビシナルエポキシ基を有し且つ平均エポキシ当
    量が500よりも大きいエポキシ樹脂; b)1種又はより多くのi)炭素原子数8ないし18の
    アルキル(メタ)アクリレート、ii)ビニル芳香族化合
    物、及び iii)炭素原子数1ないし4のヒドロキシアル
    キル(メタ)アクリレート、及び c)所望により、1種又はより多くのi)炭素原子数1
    ないし4のアルキル(メタ)アクリレート、及びii)炭
    素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル(メタ)アク
    リレート〔但し、成分b)及びc)が各々独占的に炭素
    原子数1ないし4のアルキル(メタ)アクリレートでな
    い場合〕を、 d)成分a)のポリマー鎖上に成分b)及び所望の成分
    c)から形成されるポリマーのグラフト重合を促進する
    のに効果的な触媒の存在下で重合することより製造され
    たコポリマー;及び B)コポリマーAのための硬化剤からなる粉末塗料組成
    物。
  2. 【請求項2】 固体エポキシ樹脂a)が、エポキシ基に
    反応性の2個の基を有する分子欠格の二官能性化合物で
    液体エポキシ樹脂を先駆させること(advancing) により
    製造されている請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ポリエポキシドがポリグリシジルエーテ
    ル又はポリグリシジルエステルである請求項2記載の組
    成物。
  4. 【請求項4】 ポリエポキシドが2,2−ビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)プロパンの又はビス(4−ヒドロキ
    シフェニル)メタンのジグリシジルエーテルであり、キ
    ログラム当たり1.0当量より多い1,2−エポキシ分
    を有する請求項3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 二官能性化合物がビスフェノール、単核
    二価フェノール又はジカルボン酸である請求項2ないし
    4の何れか記載の組成物。
  6. 【請求項6】 ビルフェノールがビルフェノールA又は
    テトラブロモビスフェノールAであり、二価フェノール
    がレゾルシノールであり、そしてジカルボン酸がヘキサ
    ヒドロフタル酸である請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】 コポリマーA)の成分b)が、n−オク
    チルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、オクタ
    デシルメタクリレート、スチレン、ヒドロキシエチルメ
    タクリレート、又はこれらの混合物である前記請求項の
    何れか記載の組成物。
  8. 【請求項8】 グラフトポリマーA)の成分c)がメチ
    ルメタクリレートである前記請求項の何れか記載の組成
    物。
  9. 【請求項9】 成分b)がコポリマーA)中に、成分
    a)の重量に基づいて5ないし50重量%の量で存在す
    る前記請求項の何れか記載の組成物。
  10. 【請求項10】 成分b)がコポリマーA)中に、成分
    a)の重量に基づいて40ないし50重量%の量で存在
    する請求項9記載の組成物。
  11. 【請求項11】 成分c)がコポリマーA)中に、成分
    a)の重量に基づいて0ないし55重量%の量で存在す
    る前記請求項の何れか記載の組成物。
  12. 【請求項12】 成分c)がコポリマーA)中に、成分
    a)の重量に基づいて40ないし50重量%の量で存在
    する請求項11記載の組成物。
  13. 【請求項13】 触媒成分d)が無機又は有機の過酸化
    物である前記請求項の何れか記載の組成物。
  14. 【請求項14】 触媒成分d)が、アシルペルオキシ
    ド、ケトンペルオキシド又はヒドロペルオキシドである
    請求項13記載の組成物。
  15. 【請求項15】 触媒成分d)が、ベンゾイルペルオキ
    シド、p−クロロベンゾイルペルオキシド又は第三ブチ
    ルペルベンゾエート;メチルエチルケトンペルオキシド
    又はシクロヘキサノンペルオキシド;或はクメンペルオ
    キシド又は第三ブチルヒドロペルオキシドである請求項
    14記載の組成物。
  16. 【請求項16】 モノマーb)及び所望のc)からのポ
    リマーが、成分a)のポリマー鎖へ有意なレベルでグラ
    フト重合することを達成するために、グラフト重合反応
    中に存在する触媒成分d)の量が、成分a)の重量に基
    づいて1ないし10重量%の範囲にある前記請求項の何
    れか記載の組成物。
  17. 【請求項17】 硬化剤、成分B)が、脂肪族アミン、
    ジシアンジアミド、芳香族アミン、カルボン酸、フェノ
    ール化合物又はポリエステルである前記請求項の何れか
    記載の組成物。
  18. 【請求項18】 硬化剤がグラフトコポリマーの重量に
    基づいて1ないし75重量%の量で存在する前記請求項
    の何れか記載の組成物。
  19. 【請求項19】 硬化剤がグラフトコポリマーの重量に
    基づいて5ないし40重量%の量で存在する請求項18
    記載の組成物。
  20. 【請求項20】 硬化剤促進剤が存在する前記請求項の
    何れか記載の組成物。
  21. 【請求項21】 粒子状充填剤もしくは顔料、流れ調整
    剤、きめ調整添加剤、脱泡剤、光沢調整添加剤、及びス
    リッブ助剤の1種又は複数種をも含む前記請求項の何れ
    か記載の組成物。
  22. 【請求項22】 塗装される物品に、前記請求項の何れ
    か記載の粉末塗料を適用し、そうして塗装された物品を
    硬化させることからなる物品の塗装方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の方法により塗装され
    た物品。
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