JPH0510518U - ガードケーブル端末用緩衝体 - Google Patents
ガードケーブル端末用緩衝体Info
- Publication number
- JPH0510518U JPH0510518U JP5902791U JP5902791U JPH0510518U JP H0510518 U JPH0510518 U JP H0510518U JP 5902791 U JP5902791 U JP 5902791U JP 5902791 U JP5902791 U JP 5902791U JP H0510518 U JPH0510518 U JP H0510518U
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- JP
- Japan
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- cable
- terminal
- guard
- column
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- Pending
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- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 種々のガードケーブルに対応して設置でき、
接触してケガ等しやすいガードケーブル端末支柱から歩
行者等を保護する。 【構成】 ガードケーブル1の端末支柱4の傍らに、端
末支柱4と独立して断面円形状の支柱5を設ける。この
支柱5に外径の異なる2種類の円筒状弾性体6a,6b
を交互に挿入して複数積み重ね、弾性体6a,6bを支
柱5に対して回転可能に装着する。支柱5と弾性体6
a,6bを、端末支柱4の側面に突出したケーブル端末
の索端金具3と相対するようにし、歩行者等を保護す
る。
接触してケガ等しやすいガードケーブル端末支柱から歩
行者等を保護する。 【構成】 ガードケーブル1の端末支柱4の傍らに、端
末支柱4と独立して断面円形状の支柱5を設ける。この
支柱5に外径の異なる2種類の円筒状弾性体6a,6b
を交互に挿入して複数積み重ね、弾性体6a,6bを支
柱5に対して回転可能に装着する。支柱5と弾性体6
a,6bを、端末支柱4の側面に突出したケーブル端末
の索端金具3と相対するようにし、歩行者等を保護す
る。
Description
【0001】
本考案はガードケーブルの端末支柱の傍らに設置され、主として歩行者等が端 末支柱に接触してケガ等をしないように保護するためのガードケーブル端末用緩 衝体に関するものである。
【0002】
従来、歩行者等がガードケーブルの端末支柱に接触してケガ等をしないように するため、例えば図3、図4の如く、ガードケーブル1の端末支柱4に略U形状 に屈曲された緩衝板10が、端末支柱4に突出したケーブル端末の索端金具3を 覆うようにして取付けられている。この緩衝板10の取付けは、図4の如く緩衝 板10内側のバンド状取付具11が端末支柱4を締付けるようにして取付けられ ている。
【0003】
しかしながら、かかる従来のものは、略U形状の緩衝板が直接端末支柱に取付 けられているので、ガードケーブルの種類、すなわち架設されるケーブルの本数 や端末支柱の外径、形状等に応じて緩衝板を複数種類準備しておく必要があり不 便であった。又、一般に端末支柱側面から突出する索端金具の突出度合にはばら つきがあり、この突出度合が大きい場合には通常の緩衝板では対処できず、別途 作製した緩衝板が必要となる問題点があった。
【0004】 本考案はかかる従来の問題点を解消したガードケーブル端末用緩衝体を提供す ることを目的としている。
【0005】
本考案ガードケーブル端末用緩衝体は、ガードケーブルの端末支柱の傍らかつ ガードケーブルの延長方向に、端末支柱と独立して支柱が立設され、支柱に複数 の筒状弾性体が挿入されて積み重ねられ、上記弾性体が支柱に対して回転可能に 装着されたものである。
【0006】
以下、図面を参照しながら本考案について説明する。 図面において、1はガードケーブルであって、所定間隔をおいて立設された支 柱間にケーブル2が架設された従来と同様のものである。ケーブル2の端末は索 端金具3と連結され、この索端金具3が図1の如くケーブル2を張設するように して端末支柱4に貫通して固定されている。
【0007】 5は支柱であって、金属等から作製された断面円形状パイプとなされている。 支柱5は上記端末支柱4の傍らかつガードケーブル1の延長方向に立設されてい る。この支柱5は端末支柱4と独立すると共に、基礎コンクリートにアンカーボ ルトにより固定されて立設されている。
【0008】 6は筒状弾性体であって、合成ゴム、弾性を有する合成樹脂等から作製されて いる。筒状弾性体6は、一般に図1の如く、外径の異なる2種類の短い円筒状弾 性体6a、6bが交互に支柱5に挿入され、積み重ねられて支柱5に装着されて いる。弾性体6は上記外径の異なる2種類のものに限定されることなく、表面が 滑らかな適宜形状、外径のものが複数支柱5に挿入されればよい。
【0009】 上記弾性体6は、最下部のものが支柱5の外周に突設された受部7に支持され 、最上部のものが図2の如く鍔付き筒状の固定具8を介して支柱5にボルト9に より固定されている。最上部と最下部の中間に位置する弾性体6は支柱5を軸と して回転可能に装着されている。又、弾性体6は、図1の如く索端金具3の突出 した部分に対応するようにして支柱5に装着されるが、支柱5の全体に亙って装 着されてもよい。
【0010】
【考案の効果】 以上詳述した如く、本考案ガードケーブル端末用緩衝体は、端末支柱と独立し て支柱が立設され、支柱に複数の筒状弾性体が挿入されて積み重ねられているの で、従来の如くガードケーブルの種類に合わせた緩衝板を必要とせず、種々のガ ードケーブルに容易に対応して設置できる。しかも、外部からの衝撃を端末支柱 から独立した支柱と弾性体により受け、人を安全保護すると共に、ガードケーブ ルの損傷も防止できる。
【0011】 又、支柱に挿入された複数の弾性体が支柱に対して回転可能となされているの で、歩行者等が接触しても衝撃を緩和することができ、衝撃に対する安全性を向 上させることができる。
【図1】本考案ガードケーブル端末用緩衝体の一実施例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】本考案ガードケーブル端末用緩衝体の上端部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】従来の例を示す正面図である。
【図4】従来の例を示す平面図である。
1 ガードケーブル 2 ケーブル 3 索端金具 4 端末支柱 5 支柱 6 弾性体 7 受部 8 固定具
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ガードケーブル1の端末支柱4の傍らか
つガードケーブル1の延長方向に、端末支柱4と独立し
て支柱5が立設され、支柱5に複数の筒状弾性体6が挿
入されて積み重ねられ、上記弾性体6が支柱5に対して
回転可能に装着されたガードケーブル端末用緩衝体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5902791U JPH0510518U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | ガードケーブル端末用緩衝体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5902791U JPH0510518U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | ガードケーブル端末用緩衝体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0510518U true JPH0510518U (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=13101399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5902791U Pending JPH0510518U (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | ガードケーブル端末用緩衝体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0510518U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5078778U (ja) * | 1973-11-26 | 1975-07-08 | ||
JP2009293197A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Univ Nihon | ボラード及びボラード用の被覆部材 |
CN108625283A (zh) * | 2018-08-08 | 2018-10-09 | 中南大学 | 一种用于高速铁路桥梁的半刚性护栏 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP5902791U patent/JPH0510518U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5078778U (ja) * | 1973-11-26 | 1975-07-08 | ||
JP2009293197A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-17 | Univ Nihon | ボラード及びボラード用の被覆部材 |
JP4613297B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2011-01-12 | 学校法人日本大学 | ボラード及びボラード用の被覆部材 |
CN108625283A (zh) * | 2018-08-08 | 2018-10-09 | 中南大学 | 一种用于高速铁路桥梁的半刚性护栏 |
CN108625283B (zh) * | 2018-08-08 | 2023-12-22 | 中南大学 | 一种用于高速铁路桥梁的半刚性护栏 |
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