JPH0510514Y2 - - Google Patents

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JPH0510514Y2
JPH0510514Y2 JP1985034858U JP3485885U JPH0510514Y2 JP H0510514 Y2 JPH0510514 Y2 JP H0510514Y2 JP 1985034858 U JP1985034858 U JP 1985034858U JP 3485885 U JP3485885 U JP 3485885U JP H0510514 Y2 JPH0510514 Y2 JP H0510514Y2
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earth leakage
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resistor
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は漏電時にリレーを作動させるととも
に、該リレーの常閉接点のオフによつて電源を遮
断して、漏電による感電及び火災を未然に防止す
る漏電遮断器の温度上昇を防止した状態での安定
した動作特性の保持に関するものである。
(従来の技術) 従来、電源用配電線に接続された負荷回路を1
次コイルとする零相変流器の2次コイルからの出
力によるシリコン制御整流素子のオンによつて、
前記電源用配電線に接続された電源遮断用リレー
をオンにするとともに、該リレーの常閉接点のオ
フによつて前記負荷回路に対する電源の供給を遮
断する漏電遮断器の前記リレーに対する電源供給
回路としては、例えば第1図に示すように、全波
整流素子RE1と限流抵抗R1とシリコン制御整
流素子SCR1とを介してリレーRL1に電源を供
給する回路、或は、第3図に示すように、半波整
流器素子RE2と限流抵抗2とを介しての電源を
コンデンサC1で平滑するとともにシリコン制御
整流素子SCR2を介してリレーRL2に供給する
回路とがあるが、リレーに対する電源供給が第1
図の全波整流波形の場合、漏電遮断器の作動時に
おいてリレーRL1には第2図に示す全波整流波
形の十分な電源が供給されてリレー動作は安定す
るものの、リレーの消費電力が大きくなつてリレ
ーからの発熱量が増大することから、このような
漏電遮断器は周囲温度の比較的低い所でしか使用
できないと言う欠点があり、又、リレーに対する
電源供給が第3図の半波整流波形の場合、漏電遮
断器の作動時においてリレーRL1には第4図に
示す半波平滑波形の十分な電源が供給されてリレ
ー動作は安定するものの、リレーの消費電力が大
きくなつてリレーからの発熱量が増大することか
ら、全波整流波形の場合同様、このような漏電遮
断器は周囲温度の比較的低い所で使用できないと
言う欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は漏電時において安定したリレー動作特
性を確保した状態で、リレーを含む各回路素子の
温度上昇を低く抑えて、周囲温度が比較的高くて
も安定した状態で漏電遮断器を使用し得るように
することにある。
(問題を解決するための手段) 本考案は、第5図に示すように、電源用配電線
1を含む負荷回路2を1次コイルとする零相変流
器3の2次コイル4から漏電検出回路5を介して
の出力によるスイツチング素子6のオンによつ
て、半波整流器7と限流抵抗8とを介して前記電
源用配電線1に接続された電源遮断用リレー9を
オンにし、該リレー9の常閉接点10のオフによ
つて前記負荷回路2に対する電源の供給を遮断す
る漏電遮断器11において、前記リレー9とスイ
ツチング素子6との直列回路と並列に抵抗12と
平滑用コンデンサ13との直列回路を接続し、か
つ、限流抵抗8と抵抗12との間でリレー9に分
割電圧印加可能にした漏電遮断器にある。
(作用) リレー9の最低作動電圧は本考案の場合も含め
て一般的に定格電圧の70%であるのに対して、保
持電圧は定格電圧の10〜30%であることから、本
考案では、半波整流波形間の平滑電圧を定格電圧
の30%程度に抑えることによつて、リレーの動作
特性を十分に確保した状態で、リレーのコイルと
各抵抗の消費電力を大幅に減少させて、漏電遮断
器の内部電気回路の温度上昇を大幅に減少させる
とともに、比較的周囲温度の高い雰囲気中での漏
電遮断器の使用を可能にした。
即ち、負荷回路2に対する電源通電状態におい
て、コンデンサ13は電源電圧で充電されている
ことから、この通電状態で漏電が発生してスイツ
チング素子6がオンすると、リレー9には例えば
通電開始時が半波整流波形間の平滑電圧途上であ
つても、電源回路1からの他、コンデンサ13か
らも電源電圧が十分に印加されてリレーは確実に
作動することができる他、この初期通電によるリ
レー9の作動後において、半波整流波形間の平滑
電圧が充放電制御用抵抗12によつて定格電圧の
30%程度に抑えられているため、回路の通電電源
も低くその分だけリレー9のコイルと各抵抗8,
12の消費電力を大幅に減少させて、漏電遮断器
11の内部電気回路の温度上昇を大幅に減少させ
るとともに、比較的周囲温度の高い雰囲気中での
漏電遮断器11の使用を可能にし、又、地絡状態
のまま電源をオンにしてもリレー9には通電初期
から抵抗8,12で分圧された電圧が印加される
ためリレー9をオンにしての電源遮断動作が早
く、しかも、リレー9通電状態における各回路素
子の電力消費減少状態は前記同様で、漏電遮断器
11の内部電気回路の温度上昇を大幅に減少させ
るとともに、比較的周囲温度の高い雰囲気中での
漏電遮断器11の使用を可能にしている。
次に、本考案の一実施例の構成を第6図によつ
て説明する。
電源用配電線L1若しくは電源用配電線L1に
接続された負荷回路L2、本実施例では、電源用
配電線L1を1次コイルとして漏電検出に対応し
た出力信号を発生させる零相変流器ZCT1の2
次コイルN2は増幅器を内蔵した漏電検出回路
DT1に接続され、該漏電検出回路DT1からの
出力によつてシリコン制御整流素子SCR3がオ
ンするとともに半波整流用ダイオードD1と限流
抵抗R3とを介して前記電源用配電線L1に接続
された電源遮断用リレーRL3がオンし、該リレ
ーRL3の常閉接点RL3bのオフによつて前記負
荷回路L2に対する電源の供給が遮断される。
又、リレーRL3とシリコン制御整流素子SCR
3との直列回路には充放電電流制限とリレーRL
3に対する初期印加電圧確保を兼ねた電流制限用
抵抗R4と平滑用コンデンサC2との直列回路が
並列に接続されている他、シリコン制御整流素子
SCR3のアノード端子と漏電検出回路DT1路5
との間には電流制限用抵抗R5が接続され、負荷
回路L2には漏電テスト用テストボタンスイツチ
TB1と抵抗R6からなる疑似漏電回路L3が零
相変流器ZCT1を貫通して2次側出力発生可能
に接続されてる。
次に、本実施例の作用について説明する。
このように構成された漏電遮断器FLBの負荷
回路L2に対する電源通電状態において、コンデ
ンサC2は電源電圧で充電されていることから、
この通電状態で漏電が発生してシリコン制御整流
素子SCR3がオンすると、リレーRL3には例え
通電開始時が半波整流波形間の平滑電圧途上であ
つても、電源用配電線L1からの電源電圧が印加
される他、該電源電圧で充電されたエネルギがコ
ンデンサC2から供給されてリレーRL3は確実
に作動することができる他、この初期通電による
リレーRL3の作動後において、半波整流波形間
の平滑電圧が第7図に示すように、充放電電流制
限用抵抗R4によつて定格電圧の30%程度に抑え
られているため、回路の通電電流も低く、その分
だけリレーRL3のコイルと各抵抗R3,R4の
消費電力を大幅に減少させて、漏電遮断器ELB
の内部電気回路の温度上昇を大幅に減少させると
ともに、比較的周囲温度の高い雰囲気中での漏電
遮断器ELBの使用を可能にし、又、地絡状態の
まま電源をオンにしてもリレーRL3には通電初
期から抵抗R3,R4で分圧された電圧が印加さ
れるためリレーRL3をオンにしての電源遮断動
作が確実で早く、しかも、リレーRL3通電状態
における各回路素子の電力消費減少状態は前記同
様で、漏電遮断器ELBの内部の電気回路の温度
上昇を大幅に減少させるとともに、比較的周囲温
度の高い雰囲気中での漏電遮断器ELBの使用を
可能にしている。
(考案の効果) 本考案は電源用配電線に接続された負荷回路を
1次コイルとする零相変流器の2次コイルから漏
電検出回路を介しての出力によるシリコン制御整
流子等スイツチング素子のオンによつて、半波整
流器と限流抵抗とを介して前記電源用配電線に接
続された電源遮断用リレーをオンにし、該リレー
の常閉接点のオフによつて前記負荷回路に対する
電源の供給を遮断する漏電遮断器において、前記
リレーとスイツチング素子との直列回路と並列に
抵抗と平滑用コンデンサとの直列回路を接続し、
かつ、コンデンサと直列に接続された抵抗と限流
抵抗との間でリレーに分割電圧印加可能にするこ
とによつて、漏電時において安定したリレー動作
特性を確保した状態で、リレーを含む各回路素子
の温度上昇を低く抑えて、周囲温度が比較的高く
ても安定した状態で漏電遮断器を使用することが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の第1の実施例の電気回路図、第
2図はその動作特性図、第3図は従来の第2の実
施例の電気回路図、第4図はその動作特性図、第
5図は本考案の構成を明示する電気回路図、第6
図は本考案の一実施例の電気回路図、第7図はそ
の動作特性図である。 1……電源用配電線、2……負荷回路、3……
零相変流器、4……2次コイル、5……漏電検出
回路、6……スイツチング素子、7……半波整流
器、8、12……抵抗、9……リレー、10……
常閉接点、11……漏電遮断器、12……コンデ
ンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源用配電線を含む負荷回路を1次コイルとす
    る零相変流器の2次コイルから漏電検出回路を介
    しての出力によるスイツチング素子のオンによつ
    て、半波整流器と限流抵抗とを介して前記電源用
    配電線に接続された電源遮断用リレーをオンに
    し、該リレーの常閉接点のオフによつて前記負荷
    回路に対する電源の供給を遮断する漏電遮断器に
    おいて、前記リレーとスイツチング素子との直列
    回路と並列に抵抗と平滑用コンデンサとの直列回
    路を接続し、かつ、前記平滑用コンデンサと直列
    に接続された抵抗と前記限流抵抗との間で前記リ
    レーに分割電圧印加可能にすることを特徴とする
    漏電遮断器。
JP1985034858U 1985-03-12 1985-03-12 Expired - Lifetime JPH0510514Y2 (ja)

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JPS61153442U JPS61153442U (ja) 1986-09-22
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795132A (en) * 1980-12-02 1982-06-12 Nippon Electric Co Leakage current breaker with overhieat protector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795132A (en) * 1980-12-02 1982-06-12 Nippon Electric Co Leakage current breaker with overhieat protector

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JPS61153442U (ja) 1986-09-22

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