JPH05105084A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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Publication number
JPH05105084A
JPH05105084A JP26753591A JP26753591A JPH05105084A JP H05105084 A JPH05105084 A JP H05105084A JP 26753591 A JP26753591 A JP 26753591A JP 26753591 A JP26753591 A JP 26753591A JP H05105084 A JPH05105084 A JP H05105084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horn
steering wheel
pad
strain
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP26753591A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Ochiai
幹雄 落合
Seiichi Kaneoka
誠一 兼岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホーンパッド22およびエアバッグ装置21にて
パッド体23を構成する。パッド体23をステアリングホイ
ール本体11のボス部14の上部にブラケット29を介して取
付ける。ブラケット29に歪みゲージ41を装着する。歪み
ゲージ41をホーン装置を作動する制御回路に接続する。
操作者がホーンパッド22を押圧すると、ブラケット29に
圧力が加わり歪む。すると、歪みゲージ41も歪み、抵抗
値が変化する。そして、この抵抗値の変化を制御回路が
検出し、ホーン装置を作動する。 【効果】 ホーンスイッチを歪みゲージ41にて構成した
ため、ホーンパッド22を軽く押圧してブラケット29を歪
ませることにより、ホーン装置を作動でき、操作性を向
上できる。パッド体23の周囲に間隙を形成する必要がな
く、外観性を良好にできる。構造を単純化して耐久性お
よび信頼性を向上できる。部品点数および組立工数を削
減できる。異音の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホーンスイッチとホー
ンパッドとを有するステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などのステアリングホイー
ルにおいて、ステアリングホイールの中心に位置するボ
ス部の上部にエアバッグ装置や衝撃吸収体を配設し、こ
のエアバッグ装置などをカバー体にて覆う構造が知られ
ている。
【0003】また、従来、ボス部にはホーン装置を作動
させるためのホーンスイッチが配設されている。
【0004】そこで、この種のステアリングホイールに
おいて、例えば、実開平2−143734号公報に記載
されているように、上記のカバー体およびエアバッグ装
置などを、ホーンスイッチの上部に押動自在に支持し、
カバー体を押圧することによりホーン装置を作動させる
ホーンスイッチを配設したものが知られている。
【0005】すなわち、図6に示すように、このホーン
スイッチ1は、ステアリングホイール本体のボス部の上
部に取付けられた固定コンタクトプレート2と、カバー
体およびエアバッグ装置などの下部に取付けられた可動
コンタクトプレート3とを、コイルスプリング4および
ボルト5などからなる支持機構6により、離間して対向
させている。また、各コンタクトプレート2,3には、
それぞれリベット等が取付けられて上下の接点8,9が
形成されている。
【0006】そして、操作者がカバー体を押圧しない状
態では、コイルスプリング4の付勢力により上下の接点
8,9間に間隙aが形成されて、ホーンスイッチ1は開
状態となり、ホーン装置は作動しない。一方、操作者が
カバー体を押圧した状態で、付勢力に抗して上下の接点
8,9が接近して接触し、ホーンスイッチ1は閉状態と
なり、ホーン装置が作動するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造のホーンスイッチ1においては、コイルスプリ
ング4によって、カバー体およびエアバッグ装置などボ
ス部の上部の装置の重量を支えることになる。そして、
特に、カバー体の内部にエアバッグ装置などを備えたも
のについては、支持機構6にかかる重量が大きくなりや
すく、自動車の走行時などの振動によるホーン装置の誤
動作を防止するために、接点8,9間の間隙aの寸法を
大きくしたり、コイルスプリング4の付勢力を強化する
必要がある。そこで、ホーンスイッチ1の操作性を向上
することが困難で、耐久性、信頼性を向上するために複
雑な支持機構6が必要となり、部品点数も多くなるとの
問題を有している。また、このように複雑な支持機構6
からは、走行時などの振動などにより、異音が発生しや
すいとの問題がある。
【0008】さらに、このような構造のホーンスイッチ
1においては、カバー体を押動自在とするために、この
カバー体の周囲に、例えば1mm以上の間隙を確保してお
く必要があるが、この間隙を均一にすることは困難で、
外観性を損ないやすいとの問題を有している。
【0009】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、操作性が良く、外観性も良好なホーンスイッチを
有するステアリングホイールを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のステアリングホ
イールは、ステアリングホイール本体と、このステアリ
ングホイール本体の上部の一部を覆うホーンパッドと、
このホーンパッドをステアリングホイール本体に取付支
持する支持部と、これらのステアリングホイール本体、
ホーンパッド、および支持部の少なくとも一つに装着さ
れた歪み検出手段と、この歪み検出手段に接続されホー
ン装置を作動させる制御手段とを具備したものである。
【0011】
【作用】本発明のステアリングホイールは、操作者がホ
ーンパッドを押圧すると、このホーンパッド、このホー
ンパッドが取付けられた支持部、およびステアリングホ
イール本体の各部に圧力が加わり、これらの各部に歪み
が生ずる。すると、これらの各部の少なくとも一つに装
着された歪み検出手段がこの歪みを検出し、この歪み検
出手段に接続された制御手段がホーン装置を作動させ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明のステアリングホイールの一実
施例の構成を図面を参照して説明する。
【0013】図1および図2において、11は自動車など
のステアリングホイール本体で、このステアリングホイ
ール本体11は、環状のリム部12と、その中心に位置した
ボス部14と、これらのリム部12とボス部14とを連結した
複数のスポーク部15とから構成されている。そして、こ
の実施例では、ボス部14の上部にエアバッグ装置21が配
設され、さらに、このエアバッグ装置21の上部がホーン
パッド22により覆われて、パッド体23が形成されてい
る。
【0014】そして、図1に示すように、上記のステア
リングホイール本体11は、図示しないステアリングシャ
フトに嵌着される金属製のボス25に、取付板26が溶接さ
れ、この取付板26に各スポーク部15の芯金15a が溶接さ
れ、さらに、この芯金15a にリム部12の芯金12a が溶接
されている。また、取付板26の下面および各芯金12a,1
5a は合成樹脂製の外被27にて覆われている。
【0015】また、取付板26の端部は、上方かつ内方に
折曲されて取付片26a とされ、この取付片26a と、パッ
ド体23の下部に取付けられた支持部を構成するブラケッ
ト29とが、ボルト30などにより接続されている。
【0016】また、このパッド体23は、上面を開口した
略箱形状の収納体32を有しており、この収納体32の底部
には円孔33が形成され、上端の周辺部からは外側に向か
うフランジ部32a が形成されている。そして、このフラ
ンジ部32a の下面は、ボス部14の側面を覆う外被27の上
面に密着し、このフランジ部32a の上面には、エアバッ
グ装置21などを覆うホーンパッド22の周辺部が配設され
ている。
【0017】また、この収納体32の底部の円孔33に、エ
アバッグ装置21を構成するガス発生器34が嵌合接続され
ている。そして、この収納体32の上部には、エアバッグ
36が常時は折り畳まれた状態で収納されており、このエ
アバッグ36の開口部が、ガス発生器34の周囲に密着固定
されている。そして、このような構成により、自動車の
衝突事故などの場合には、図示しない衝撃感知センサが
作動して、ガス発生器34からエアバッグ36の内部にガス
を急激に放出し、エアバッグ36を急激に膨脹させる。そ
して、このエアバッグ36が、その膨脹途中にホーンパッ
ド22の薄肉部22a を破断して開口し、エアバッグ36がパ
ッド体23から突出して運転者に向かって展開するように
なっている。
【0018】また、41はホーンスイッチを構成する歪み
検出手段としての歪みゲージで、この歪みゲージ41は、
この実施例では、操作者がホーンパッド22を押圧した状
態で歪みが大きく生ずるパッド体23のブラケット29に、
接着あるいはねじなどにより装着されている。
【0019】この歪みゲージ41は、歪むことにより電気
的抵抗値が変化するもので、図3および図4に示すよう
に、ポリエステル系あるいはポリイミド系などからなる
矩形板状のベース体43の表面に、抵抗箔からなる抵抗体
44が形成されている。この抵抗体44は、多数回屈曲され
た細長形状に形成され、両端部に半田付けあるいはスポ
ット溶接などによりリード線45,45が接続されている。
また、この抵抗体44は、保護被膜46により覆われてい
る。また、この歪みゲージ41には、長手方向に沿ってゲ
ージ軸47が形成されている。
【0020】そして、図5の回路図に示すように、この
歪みゲージ41は、自動車のバッテリBとホーン装置Hと
の間に介在してホーン装置Hを制御する制御手段として
の制御回路Cに接続されている。
【0021】そして、操作者がホーンパッド22を押圧す
ると、このホーンパッド22が取付けられた収納体32を介
してブラケット29に圧力が加わり、このブラケット29に
歪みが生ずる。すると、このブラケット29に装着された
歪みゲージ41にも歪みが生じ、この歪みゲージ41の抵抗
値が変化する。そして、この抵抗値の変化を制御回路C
が検出し、所定量以上の変化が生じた場合に、ホーン装
置Hを作動させるようになっている。
【0022】そうして、本実施例のステアリングホイー
ルによれば、ホーンスイッチを歪みゲージ41にて構成し
たため、コイルスプリングなどに支持されたパッド体23
の下部にホーンスイッチを配設する必要がなく、従っ
て、操作者は、コイルスプリングなどの付勢力に抗して
ホーンパッド22を押圧しパッド体23の全体を上下動させ
る必要がない。そこで、操作者は、ホーンパッド22を軽
く押圧してブラケット29を歪ませることにより、ホーン
装置Hを作動させることができ、ホーン操作の操作性を
向上することができる。特に、パッド体23の内部にエア
バッグ装置21などを重量の大きいものを備えたステアリ
ングホイールについて、ホーン操作の操作性を向上する
ことができる。
【0023】また、パッド体23は上下動させる必要がな
いため、このパッド体23の周囲に間隙を形成する必要が
なく、ステアリングホイールの外観性を良好にすること
ができる。
【0024】さらに、コイルスプリングなどによる複雑
な支持機構が不要になるため、構造を単純化して耐久性
および信頼性を向上することができるとともに、部品点
数および組立工数を削減でき、走行時などの振動などに
よる誤動作および支持機構などからの異音の発生も抑止
して品質を向上することができる。
【0025】なお、本実施例では、歪みゲージ41はブラ
ケット29に装着したが、歪みゲージ41の装着位置はブラ
ケット29に限られるものではなく、例えば、ホーンパッ
ド22の裏面、収納体32の側面、取付板26の取付片26a な
どホーンパッド22を支持する部分、あるいはステアリン
グホイール本体11など、ホーンパッド22の押圧時に歪む
箇所であればよい。また、歪みゲージ41の装着個数も一
個に限られるものではなく、多数個をステアリングホイ
ールのボス部14に装着し、各部の歪みゲージ41の抵抗値
の変化を制御回路Cにより総合的に検出し、ホーンパッ
ド22の押圧の有無を判断させることにより、より操作性
を向上し、誤動作を減少させることもできる。
【0026】また、本実施例では、パッド体23の内部に
はエアバッグ装置21を配設したが、エアバッグ装置21の
代わりに、衝撃吸収体など他の部材を配設し、あるいは
単なる空間部とすることもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明のステアリングホイールによれ
ば、ホーンスイッチを歪み検出手段にて構成したため、
コイルスプリングなどに支持されたパッド体の下部にホ
ーンスイッチを配設する必要がなく、従って、操作者
は、コイルスプリングなどの付勢力に抗してホーンパッ
ドを押圧しパッド体の全体を上下動させる必要がない。
そこで、操作者は、ホーンパッドを軽く押圧することに
より、ホーン装置を作動させることができ、ホーン操作
の操作性を向上することができる。また、ホーンパッド
は上下動する必要がないため、このホーンパッドの周囲
に間隙を形成する必要がなく、ステアリングホイールの
外観性を良好にすることができる。さらに、コイルスプ
リングなどによる複雑な支持機構が不要になるため、構
造を単純化して耐久性および信頼性を向上することがで
きるとともに、部品点数および組立工数を削減でき、走
行時などの振動などによる誤動作および支持機構などか
らの異音の発生も抑止して品質を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステアリングホイールの一実施例を示
す図2のA−A視断面図である。
【図2】同上ステアリングホイールの平面図である。
【図3】同上歪みゲージを示す平面図である。
【図4】同上歪みゲージを示す断面図である。
【図5】同上歪みゲージの接続を示す回路図である。
【図6】従来のステアリングホイールのホーンスイッチ
を示す一部の断面図である。
【符号の説明】
11 ステアリングホイール本体 22 ホーンパッド 29 支持部を構成するブラケット 41 歪み検出手段としての歪みゲージ C 制御手段としての制御回路 H ホーン装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングホイール本体と、 このステアリングホイール本体の上部の一部を覆うホー
    ンパッドと、 このホーンパッドをステアリングホイール本体に取付支
    持する支持部と、 これらのステアリングホイール本体、ホーンパッド、お
    よび支持部の少なくとも一つに装着された歪み検出手段
    と、 この歪み検出手段に接続されホーン装置を作動させる制
    御手段とを具備したことを特徴としたステアリングホイ
    ール。
JP26753591A 1991-10-16 1991-10-16 ステアリングホイール Pending JPH05105084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26753591A JPH05105084A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 ステアリングホイール

Applications Claiming Priority (1)

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JP26753591A JPH05105084A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 ステアリングホイール

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JPH05105084A true JPH05105084A (ja) 1993-04-27

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ID=17446175

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26753591A Pending JPH05105084A (ja) 1991-10-16 1991-10-16 ステアリングホイール

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JP (1) JPH05105084A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5398962A (en) * 1994-02-14 1995-03-21 Force Imaging Technologies, Inc. Horn activator for steering wheels with air bags
DE102009043601A1 (de) 2009-09-25 2011-04-14 Takata-Petri Ag Hupenanordnung in einem Fahrzeuglenkrad

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5398962A (en) * 1994-02-14 1995-03-21 Force Imaging Technologies, Inc. Horn activator for steering wheels with air bags
WO1995021755A1 (en) * 1994-02-14 1995-08-17 Breed Automotive Technology, Inc. Horn activator for steering wheels with air bags
DE102009043601A1 (de) 2009-09-25 2011-04-14 Takata-Petri Ag Hupenanordnung in einem Fahrzeuglenkrad

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