JPH0510485Y2 - - Google Patents

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JPH0510485Y2
JPH0510485Y2 JP9728986U JP9728986U JPH0510485Y2 JP H0510485 Y2 JPH0510485 Y2 JP H0510485Y2 JP 9728986 U JP9728986 U JP 9728986U JP 9728986 U JP9728986 U JP 9728986U JP H0510485 Y2 JPH0510485 Y2 JP H0510485Y2
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earthing switch
circuit breaker
lever
switch
operating device
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は配電盤において遮断器を引き出した
後、配電盤引き込みケーブル,盤内母線などの点
検保守に際し充電部を接地する接地開閉器操作装
置に関する。この種の操作装置においては必要な
場合に充電部を接地する際に接地開閉器を容易に
かつ確実に操作し得ることが肝要である。
〔従来技術とその問題点〕
一般に第5図に例示する如き高圧あるいは特別
高圧配電盤においては、配電盤35の遮断器室の
遮断器34を引き出して引き込みケーブル33と
盤内母線32との間の電路を断路した後、盤内母
線32や引き込みケーブル33などの点検保守を
行うに際しては、保守員を感電から保護し安全に
作業を行い得る如くに盤内に露出している充電部
を接地開閉器31で適宜接地するのが一般であ
る。しかし従来の接地開閉器31にあつては、簡
単なものは遮断器34を引き出すことにより引き
込みケーブル33と盤内母線32との間の電路の
断路を行つた後、手動で動作する手段を介して盤
外から接地開閉器31を操作し充電部の接地を行
う如くにしている。
他方別の充電部接地手段としては、遮断器34
との間に電気的、機械的インターロツクを有する
操作手段を備えた接地開閉器31を配電盤35の
内部に設け、前記遮断器34を引き出すことによ
り引き込みケーブル33と盤内母線との間の電路
が断路されるのに連動して前記操作手段を介して
接地開閉器31が動作し自動的に充電部の接地が
行われる如くにしたものも知られている。しかし
この種の接地開閉器操作手段の場合は手動で外部
から操作し得る便宜を有しないのが一般であるか
ら、遮断器31が前記断路位置に在る場合に接地
開閉器31のみを外部から開閉操作することがで
きない不便がある。
結局従来の前記配電盤35に設けられる接地開
閉器31の操作手段においては、遮断器の動作位
置の変位に連動して自動的に接地開閉器31の開
閉を行ない得るものには外部から手動で任意に前
記の開閉操作を行い得る便宜が伴なつていないと
いう不満がある。
〔考案の目的〕
従来の配電盤に一般に設けられる手動操作で開
閉するか、あるいは遮断器の動作位置の変位に連
動して開閉して盤内充電部の接地を行う如くにし
た従来の接地開閉器の有する操作手段が何れか一
方の単能的操作しかできないという不便に鑑み、
本考案は前記遮断器の動作位置の変位に連動して
前記接地開閉器を自動的に所定の開閉を行わせる
ことができるとともに、前記遮断器が前記配電盤
の引き込みケーブルと盤内母線との間の電路を断
路する位置にある場合には外部から手動により接
地開閉器を任意に開閉し得る如くにした接地開閉
器操作装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
前記の目的を達成するために本考案では前記の
操作装置において、前記接地開閉器を開閉する回
転軸と、垂直方向と水平方向との間を90°回動す
ることにより適宜の回転伝達手段を介して前記回
転軸を回転させる如くにしたレバーと、該レバー
の回動軸に固定されかつ前記遮断器の変位方向に
平行な側面に設けられた駆動手段が係合して前記
レバーを回動させる如くにした係合部を備える駆
動板とからなり、前記遮断器が前記配電盤の引き
込みケーブルと盤内母線との間の電路の接続位置
から断路位置にあるいはその逆の方向に変位を行
つた際に、前記駆動手段が前記駆動板を介して前
記レバーを回動させることにより前記回転軸を回
転させて前記接地開閉器の開閉を行ない得るとと
もに、前記遮断器が前記電路の断路位置に在る場
合にのみ手動により前記回転軸を回転させて前記
接地開閉器を任意に開閉させ得る如くにすること
により、同一の接地開閉器において遮断器の動作
位置の変位に連動して自動的に、また前記遮断器
の前記電路の断路位置においてのみ手動により任
意に開閉操作を行い得る如くにするものである。
〔考案の実施例〕
次に図面に表わされた実施例にもとづいて本考
案の詳細を説明する。
第1図に例示する本考案の接地開閉器用操作器
においては、配電盤1の箱体にねじ止めあるいは
溶接などの手段により固定された軸受2a,2b
により、一端に手動操作用レバーの受け口3aを
有し他端が接地開閉器(図示せず)の操作軸に機
械的に連結され、そのほぼ中間部にかさ歯車4a
が配置固定された操作軸3を回転自在に保持し、
かさ歯車4aに対して直角方向にかみ合わされた
別のかさ歯車4bに主レバー5aをねじ止めある
いは溶接などにより固着し、更に主レバー5bを
スペーサ6を介して主レバー5aに適宜結合して
いる。その際主レバー5a及び5bの長さは、引
き出し押し込み自在に配電盤1の箱体内に収納さ
れた遮断器8の移動方向に平行な側面に設けられ
た主レバー駆動体9が、遮断器8を配電盤1の引
き込みケーブルと盤内母線との間の電路の断路位
置9aから移動ストロークlを経て前記引き込み
ケーブルと前記盤内母線との間の電路の接続位置
9bに変位した場合にも主レバー5a及び5bと
の係止関係が保たれる如くになつている。更に主
レバー5aと5bとの間隙には第4図に例示する
如き板状のラツチレバー10が設けられ、配電盤
1の箱体にねじ止めあるいは溶接などにより回定
された軸受11a及び11bにより支持され、か
つかさ歯車4b並びに主レバー5a及び5bが固
定された軸12上に軸受13を介して回動自在に
保持されている。その際ラツチレバー10に形成
された係合部10aは、ラツチレバー10に第4
図に示す矢印Aの方向に力が作用する場合主レバ
ー5a及び5bを貫通して設けられたピン14に
係合し主レバー5a及び5bと共に回動するが、
第4図に示す矢印Bの方向に力が作用する場合に
は主レバー5a及び5bと無関係に単独で回動
し、前記矢印Bの方向の力が除かれた場合主レバ
ー5a及び5bを貫通して設けられたピン15に
その一端が係止された引張りばね16により元の
位置に復帰する如くになつている。
前記の如くに構成された本発明の接地開閉器用
操作器において先ず手動で接地開閉器の開閉を行
うに際しては、遮断器8が配電盤1の引き込みケ
ーブルと盤内母線との間の電路の断路位置に在る
場合即ち主レバー駆動体9が第1図の9aの位置
に在る場合にのみ、回転軸3の受け口3aに手動
操作用レバーを挿入して手動で回転させることに
より接地開閉器の開閉を自在に行うことができ
る。その際主レバー5a及び5bの姿勢は前記接
地開閉器が開路の際は第2図に例示する如く水平
方向を、また閉路の場合は第3図に例示する如く
垂直方向をとる。
次に遮断器8が配電盤1の引き込みケーブルと
盤内母線との間の電路の接続位置に在る場合即ち
主レバー駆動体9が第1図の9bの位置に在る場
合には接地開閉器は前記の如く開路状態にある
が、この場合は主レバー5a及び5bが、位置9
bを占める主レバー駆動体9により第2図に示す
如く矢印Cの方向への回動を妨げられているか
ら、主レバー5a及び5b,かさ歯車4b及び4
aによつて形成された機械的なロツクにより回転
軸3の回転は阻止され、したがつて前記接地開閉
器は閉路することができない。したがつて前記引
き込みケーブルと前記盤内母線との接続時に手動
により接地開閉器が閉路されるという如き誤動作
は起り得ない。
次に遮断器8の変位に連動して前記接地開閉器
の開閉を行う際には、先ず遮断器8が前記接続位
置にある場合即ち主レバー駆動体9が第1図に示
す9bにあり、したがつて前記接地開閉器が開路
状態にある場合には遮断器8を前記断路位置に、
即ち主レバー駆動体9を第1図に示す9aの位置
に変位させると、遮断器8の移動に伴なつて主レ
バー駆動体9も位置9bから位置9aに向つて移
動する。そして遮断器8が前記断路位置に到達す
る直前に主レバー駆動体9が主レバー5a及び5
bとラツチレバー10とによつて形成された第4
図に例示するU字状の係合溝17に係合し、更に
前記断路位置に向つて移動することによりラツチ
レバー10が第4図に示す矢印Aの方向に回動す
る。その際ラツチレバー10に形成された係合部
10aが主レバー5a及び5bのピン14に係合
することにより遮断器8の移動による押圧力が主
レバー5a及び5b,かさ歯車4b及び4aを介
して操作軸3に伝達されるから、操作軸3が回転
し前記接地開閉器を操作して自動的に閉路方向に
動作させ、遮断器8が前記断路位置に到達すると
ともに主レバー5a及び5bは第3図に例示する
如く垂直方向の姿勢をとり、同時に前記接地開閉
器も完全に閉路する。
次に遮断器8が前記の如く断路位置に在る場合
即ち主レバー駆動体9が第1図の9aにある場合
に逆に遮断器8を前記接続位置に変位させると主
レバー駆動体が位置9aから再び位置9bに向つ
て移動し、第3図に示す如くラツチレバー10の
上辺をかすめる如くにして主レバー5a及び5b
とラツチレバー10とにより形成されたU字状溝
17に再び係合し、主レバー5a及び5bを押圧
して第3図に示す矢印Dの方向に回動させ、主レ
バー5a及び5b,かさ歯車4b及び4aを介し
て回転軸3bを回転させるから、主レバー5a及
び5bが第2図に示す如く水平方向の姿勢をとる
最終段階で前記接地開閉器は再び自動的に開路す
る。
最後に遮断器8が前記断路位置即ち主レバー駆
動体9が位置9aに在るにもかかわらず前記接地
開閉器が開路状態でありしたがつて主レバー5a
及び5bが第2図に例示する如く水平方向の姿勢
をとつているという変則的な場合に遮断器8を前
記接続位置に変位させる際には、遮断器8の移動
に従つて主レバー駆動体9が位置9aから位置9
bに向つて移動するが、その際第3図に示す如く
ラツチレバー10は軸12を中心として矢印Bの
方向即ち時計方向には自由に回動できるから、主
レバー駆動体9はラツチレバー10を押し倒す如
くにして位置9aから位置9bに移動することが
可能で遮断器8は前記接続位置に変位し、遮断器
8の位置と接地開閉器の開路状態とが正規の関係
になる。したがつて遮断器8が前記断路位置を占
め主レバー駆動体9が第1図に示す位置9bに在
ることになるから第2図に示す如く水平方向の姿
勢をとる主レバー5a及び5bの矢印Cの方向へ
の回動を妨げ、主レバー5a及び5b,かさ歯車
4b及び4aによつて形成された機械的ロツクに
より回転軸3の回転は阻止され前記接地開閉器の
閉路は起り得ない。したがつて、本考案の接地開
閉器用操作装置は手動による操作の場合にもまた
遮断器の前記断路位置と前記接続位置との間の変
位に伴なう連動操作の場合にも前述の如くに確実
にインターロツクが行われる利点がある。
〔考案の効果〕
本考案は以上に説明した如く配電盤において遮
断器を引き出した後、配電盤引き込みケーブル,
盤内母線などの点検保守に際し充電部を接地する
接地開閉器操作装置において、前記接地開閉器を
開閉する回転軸と、垂直方向と水平方向との間を
90°回動することにより適宜の伝達手段を介して
前記回転軸を回転させる如くにしたレバーと、該
レバーの回転軸に固定されかつ前記遮断器の変位
方向に平行な側面に設けられた駆動手段が係合し
て前記レバーを回動させる如くにした係合部を備
えた駆動板とからなり、前記遮断器が前記配電盤
の引き込みケーブルと盤内母線との間の電路の接
続位置から断路位置にあるいはその逆の方向に変
位を行つた際に、前記駆動手段が前記駆動板を介
して前記レバーを回動させることにより前記回転
軸が回転して前記接地開閉器の開閉を行い得ると
ともに、前記遮断器が前記断路位置に在る場合に
のみ手動により前記回転軸を回転させて前記接地
開閉器を任意に開閉させ得る如くにすることによ
り、前記遮断器が前記接続位置にある場合には機
械的インターロツクにより手動による前記接地開
閉器の操作を不可能にして安全を確保し、前記遮
断器が前記断路位置に在る場合には手動による前
記接地開閉器を任意に開閉し得る便宜が得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の接地開閉器操作装置の構成を
示す概略平面図を、第2図及び第3図は第1図に
示す前記操作装置の平面図のP方向に見た概略側
面図を、第4図は前記操作装置の主レバー駆動体
の概略側面図を、第5図は前記接地開閉器の設け
られた配電盤の概略内部側面図を表わす。 1……配電盤、3……回転軸、4a,4b……
かさ歯車、5a,5b……主レバー、8……遮断
器、9……主レバー駆動体、10……ラツチレバ
ー(駆動板)、12……主レバー回動軸、17…
…U字状溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 配電盤において遮断器を引き出した後、配電
    盤引き込みケーブル、盤内母線などの点検保守
    に際し充電部を接地する接地開閉器操作装置に
    おいて、前記接地開閉器を開閉する回転軸と、
    垂直方向と水平方向との間を90°回動すること
    により適宜の伝達手段を介して前記回転軸を回
    動させる如くにしたレバーと、該レバーの回動
    軸に固定されかつ前記遮断器の変位方向に平行
    な側面に設けられた駆動手段が係合して前記レ
    バーを回動させる如くにした係合部を備える駆
    動板とからなり、前記遮断器が前記配電盤の引
    き込みケーブルと盤内母線との間の電路の接続
    位置から断路位置にあるいはその逆の方向に変
    位を行つた際に、前記駆動手段が前記駆動板を
    介して前記レバーを回動させることにより前記
    回転軸が回転して前記接地開閉器の開閉を行い
    得るとともに、前記遮断器が前記断路位置に在
    る場合にのみ手動により前記回転軸を回転させ
    て前記接地開閉器を任意に開閉させ得る如くに
    してなることを特徴とする接地開閉器用操作装
    置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載の装置
    において、前記遮断器が前記接続位置に在りか
    つ前記接地開閉器が開路状態にある場合には、
    手動による前記接地開閉器の開閉操作を阻止す
    る機械的インターロツクが設けられてなること
    を特徴とする接地開閉器用操作装置。
JP9728986U 1986-06-25 1986-06-25 Expired - Lifetime JPH0510485Y2 (ja)

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JP9728986U JPH0510485Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JP9728986U JPH0510485Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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