JPH05104656A - 未加硫弾性材料の多層製品のステツチング方法及び装置 - Google Patents

未加硫弾性材料の多層製品のステツチング方法及び装置

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JPH05104656A
JPH05104656A JP4094901A JP9490192A JPH05104656A JP H05104656 A JPH05104656 A JP H05104656A JP 4094901 A JP4094901 A JP 4094901A JP 9490192 A JP9490192 A JP 9490192A JP H05104656 A JPH05104656 A JP H05104656A
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JP
Japan
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stitching
tire
product
elastic material
unvulcanized
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JP4094901A
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English (en)
Inventor
Jiei Shiigentaraa Kaaru
カール・ジエイ・シーゲンタラー
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/36Expansion of tyres in a flat form, i.e. expansion to a toroidal shape independently of their building-up process, e.g. of tyres built by the flat-tyres method or by jointly covering two bead-rings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/36Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/3697Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles comprising rollers or belts cooperating with non-rotating mould parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/28Rolling-down or pressing-down the layers in the building process

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、未加硫弾性材料の多層製
品、特に少なくとも未加硫タイヤの部分を形成するもの
をステッチングする装置を提供することにある。 【構成】 未加硫弾性材料の環状多層製品(2)、特にタ
イヤ(2)の少なくも部分を形成する製品が、多層製品
(2)を入れるように設計され更に多層製品(2)の第1の
凸面(34a)と接触している凹んだ内面(5a)を有しかつ
多層製品(2)に与えるべき最終形状と雌雄が逆な形を再
現しているステッチング型(5)を形成している中空の筒
状体の中に置かれ; ステッチング機構(24)は処与の圧
力で多層製品(2)の第2の凹面(34)と接触するように
させられ; 更にステッチング型(5)の内面(5a)と接触
している多層製品(2)をステッチング機構(24)にステ
ッチングさせるように、ステッチング機構(24)と多層
製品(2)との間の相対運動を作る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は未加硫弾性材料の多層製品のステ
ッチング(stitching)方法に関する。
【0002】本発明は、多くの中でも道路車両用タイヤ
及び/又はタイヤの部分の製造に有利に使用され、以下
の説明は単なる例示としてこれについて述べる。
【0003】道路車両用タイヤは、通常、それぞれの内
側のカーカス及び外側のトレッドベルトよりなる2種の
多層環状製品を定める弾性材料層を多数重ねて作られ
る。
【0004】外側トレッドベルトは、少なくも1個のト
レッドプライを備えた補強用ベルトを囲んでいる外側ト
レッドを備え、一方、内側カーカスは通常は実質的にU
字形断面を示し、かつボデイプライとボデイプライの内
面の部分を覆っている内側ライナーとにより定められる
環状の層を備え、その残りの内面は2個の摩耗ストリッ
プと内側ライナーの両側上の2個のサイドウオールとに
より覆われる。カーカスは2個のビードも備え、その各
は、環状層のそれぞれの横方向端部をビードの回りに巻
き上げて形成したカーカスのそれぞれの横壁の中に収容
される。
【0005】タイヤの最大の均一性を得るには、上の2
個の多層製品、特にこれを組み合わせて作られたもの、
即ち仕上げられた未加硫タイヤがステッチング作業の手
段により緊密化される。
【0006】以下の説明は、広い意味の本発明の範囲か
ら離れることはないが、仕上がりの未加硫タイヤを製造
するための前記2種の多層製品のステッチングのみにつ
いて述べ、前記2個の多層製品の各を緊密化するための
何等かの中間ステッチングについては言及しないが、同
じ考えがこれにも適用される。
【0007】未加硫タイヤの製造については、未加硫タ
イヤを内側の支持体に気密に連結し膨らませる必要があ
るため、外側トレッドベルトが外側から内側カーカスに
ステッチングされることが普通である。更に、これを外
側からステッチングできるためには、未加硫タイヤの外
面に自由に接近できなければならない。
【0008】外側ステッチングは、静止式ステッチング
装置と接触している未加硫タイヤを回転させ、これによ
りタイヤに処与の圧力(普通は半径方向圧力)を加えて行
うことが普通である。
【0009】外側ステッチングの主要な欠点は、未加硫
タイヤの外面の自由度のため、静止式ステッチング装置
により加えられた半径方向圧力によるタイヤの何等かの
変形が全体的に制御不可能であり、ボデイプライ及び/
又はトレッドプライのコードの変位を容易に引き起こ
し、タイヤの均一性を大きく損なうことである。
【0010】更に、前記半径方向圧力は、外部から加え
られたとき、カーカスの内側ライナーの継ぎ目の破損を
もたらすことがある。
【0011】上述の欠点を克服するように考案されたス
テッチング方法を提供することが本発明の目的である。
【0012】本発明により、未加硫弾性材料の多層製
品、特に少なくも未加硫タイヤの部分を形成するものを
ステッチングする方法にして、前記多層製品を入れるよ
うに設計されかつ前記多層製品の第1の凸面と接触する
凹の内面を有するステッチング型を形成している中空の
環状体の中に弾性材料の環状多層製品を置き、前記内面
は前記多層製品に与えるべき形状と雌雄が逆の形状を
し; ステッチング手段を前記多層製品の第2の凹面と処
与の圧力で接触させ; 更に前記ステッチング型の前記内
面と接触している前記多層製品を前記ステッチング手段
にステッチングさせるように、前記ステッチング手段と
前記多層製品との相対運動をさせることを特徴とする方
法が提供される。
【0013】本発明は上記方法を実行する装置にも関連
する。
【0014】本発明により、未加硫弾性材料の多層製
品、特に少なくも未加硫タイヤの部分を形成するものを
ステッチングする装置にして、弾性材料の環状多層製品
のためのステッチング型を形成しかつ前記多層製品の第
1の凸面と雌雄が逆の形状をしている凹の内面を有する
中空の環状体; 前記内面内に収容されかつ前記多層製品
の第2の凹面と接触している作動位置に往復するステッ
チング手段; 及び前記ステッチング型の前記内面と接触
している前記多層製品を前記ステッチング手段にステッ
チングさせるように、前記ステッチング手段と前記多層
製品との相対運動をさせる作動用手段を備えることを特
徴とする装置が提供される。
【0015】本発明を限定するものではないが本発明の
多くの実施例が付属図面を参照した例示により説明され
るであろう。
【0016】図1の番号1は、未加硫タイヤ2を内側か
らステッチングする装置を示す。
【0017】装置1はタイヤ2の中心線4と同軸の筒状
外側本体3を備え、その内面には、その内側の縁に沿い
開口しタイヤ2を入れるように設計された円環状の組立
て用の型5が取り付けられる。型5の内面は、未加硫タ
イヤ2の加硫により得られる仕上げられる平滑トレッド
のタイヤを実質的に雌雄を逆にした形状である。
【0018】装置1は内側ドラム6を備え、更に中心線
4と同心でかつカプリング8が取り付けられた中央の中
空軸7; 及び軸7と同心でかつカプリング8の外側に取
り付けられた筒状体9を備える。筒状体9は、(後で詳
細に説明されるような)必要ではないが互いに角度方向
に固定されることが好ましい2個の同軸の筒状部材10
と11とにより定められる。部材10及び11はそれぞ
れタイヤ2のビード部分12に面して配され、使用時に
型5の中に入れられたタイヤ2のビード部分12の間の
中央に置かれる環状開口13を定める。
【0019】図1において、装置1の筒状体9は、多数
の放射状のブラケット15(その2個だけが図1に示さ
れる)を備えたフレーム14の手段によりカプリング8
上に回転可能に支持され、各ブラケットは一方の端部が
筒状体9の内面に一体に連結され、他方の端部はカラー
16の外面と一体であり、このカラーの内面はカプリン
グ8の外面に回転可能に連結される。ブラケット15の
一つがモーター17を支持し、その出力軸はピニオン・
リングギヤ連結機構18の手段によりカプリング8に連
結される。
【0020】図1に示されるように、筒状体3は、多数
の放射状のブラケット20を備えたフレーム19の手段
によりドラム6に回転可能に支持され、各ブラケットの
一方の端部は筒状体3の内面と一体に連結され、他方の
端部はカラー21の外面と一体であり、このカラーの内
面は筒状体9の外面に回転可能に連結される。ブラケッ
ト20の一つがモーター22を支持し、その出力軸はピ
ニオン・リングギヤ連結機構23の手段により筒状体9
に連結される。
【0021】図3及び4に示されるように、カプリング
8の外面にステッチング装置24が取り付けられ、この
ステッチング装置は、図示の例においては、3個のアー
ム25、26及び27を備え、その各は、ドラム6の内
面と一体でかつカプリング8の方に延びているフォーク
29に、ヒンジ28の手段によりそれぞれ回転可能に取
り付けられる。ステッチング装置24は、それぞれアー
ム25、26及び27の自由端に回転可能に連結された
3対の円錐状のローラー30、31及び32;並びにロ
ーラー30、31及び32の対がタイヤ2の内径より小
さな中心線4からの距離で筒状体9の内側に置かれる引
き込まれた空転位置(図3)と図4に示された引き出され
た作動位置との間を、アーム25、26及び27をヒン
ジ28の回りでドラム6に関して揺動させる制御機構3
3(図10及び11)を備える。
【0022】引き出された作動位置においては、アーム
25、26及び27は開口13を通って筒状体9の外側
に延び、ローラー30、31及び32の対はタイヤ2の
内面と組み合う(図2)。このとき、タイヤは、凸の外面
34aが型5の凹の内面5aと接触し、かつタイヤのビー
ド部分12はそれぞれ筒状体10、11の外面に面して
取り付けられる。
【0023】図3、4及び特に図7に示されるように、
ローラー30は、その広い方の端部を向かい合わせにし
てアーム25の端部35の両側に同軸に置かれる。後で
説明される理由のため、ローラー30は、アーム25が
前記空転位置と作動位置との間を移動中は、その共通中
心線を中心線4と平行に維持され、一方、ローラー31
及び32は、アーム26及び27が前記空転位置と作動
位置との間で動くとき、それぞれアームの中心線の回り
で約90°回転しなければならない。
【0024】図3及び4に示されるように、アーム25
は1個の実質的に長方形断面の部材に形成され、その短
辺は丸くされる。一方、アーム26及び27の各は、そ
れぞれフォーク29に回転可能に取り付けられた筒状部
材36; 及びアーム25と実質的に同じ形のロッド37
を備える。
【0025】図8に示されるように、各ロッド37は、
その筒状部材36側の端部に、筒状部材36の軸方向の
穴の内側に回転可能に組み合わせられるピン38が一体
に取り付けられる。ピン38が取り付けられた端部とは
反対側の端部においては、アーム26及び27のそれぞ
れのロッド37にそれぞれフォーク39及び40が取り
付けられる。
【0026】図8及び9に示されるように、各ピン38
は、筒状部材36を通って延びる半径方向ピン42の端
部と摺動可能に組み合わせられかつピン38の回りに9
0°の円弧に亙って延びる中間の円周方向溝41を与え
る。
【0027】ロッド30、31及び32の対は、これら
が空転位置から引き出された作動位置に動くと、円筒状
環状部材46に貫通形成されたそれぞれの開口43、4
445を通って筒状体9から突き出す(図12ないし1
4)。この環状部材は開口13を閉じるように、必要で
はないは互いに角度方向で固定されて筒状部材10及び
11により支持される。
【0028】円錐状ローラー30が通り得る開口43は
実質的にT字形であり、幅が中心線4と平行に計って少
なくもローラー30の全長と等しい広い部分47; 及び
幅がアーム25の2個の大きい方の面の間の距離と実質
的に等しい狭い部分48を備え、かつこれは引き出され
た位置においてアーム25を横方向に支持する。
【0029】開口44及び45において、環状部材46
には開口44及び45においてそれぞれカム開口51及
び52を定める2個の板49及び50が取り付けられ、
その各は、特に図13及び14に示されるように、少な
くもロッド37の小さな丸みの付けられた面の間の距離
の長さのある広い入り口部分53を備え、また狭い方の
端部部分54の幅は、ロッド37の大きい方の側面間の
距離と実質的に等しい。前記2個の部分53及び54
は、一方の側において斜めのカム面を形成する。それぞ
れのロッド37が空転位置から引き出された作動位置に
動くとき、始めに中心線45と垂直であったローラー3
1及び32のそれぞれの対(図3)がそれぞれ開口44及
び45を通って動いた後で、それぞれのロッド37は、
小さい方の側面がカム面と組み合い、その大きい方の側
面に関して横断方向にそれぞれ開口51、52の広い部
分53に沿って移動する。各ロッド37は、それぞれ傾
斜面55と組み合って、各筒状部材36とそれぞれのピ
ン38との間のねじりばね56の作用に対抗して、その
中心線の回りを筒状部材36に関して90°回転し、そ
れぞれの開口51、52の狭い部分54と組み合う。
【0030】図5に示されるように、フォーク39はロ
ッド37に平行な2個のアーム57を備え、その各に
は、アーム57と垂直にフォーク39の外側でアーム5
7と垂直に延びていてかつ大きい方の端部をアーム57
に隣接しているローラー31を回転可能に支持している
ピン57aが取り付けられる。
【0031】図6に示されるように、フォーク40は、
相互同士及びロッド37に関して広がって延びている2
個のアーム58を備え、その各には、フォーク40の外
側でアーム58に垂直に延びていてかつ大きい方の端部
をアーム58に隣接しているローラー32を回転可能に
支持しているピン58aが取り付けられる。
【0032】ローラー31及び32は、軸方向には動か
ないように一緒に連結されかつそれぞれピン57a及び
58aの回りで互いに回転できるように多数の板59及
び60により定められる。
【0033】図2に示されるように、アーム25、26
及び27が引き出された作動位置にあって、かつローラ
ー30、31及び32の対がタイヤ2の内面34と接触
して配されたときは、ローラー31の各は、ローラー3
0の環状の転動ストリップ部分とローラー32の転動ス
トリップ部分との間に置かれた面34の環状ストリップ
部分と接触し転動する。同じく図2に示されるように、
前記3種の転動ストリップ部分の各は、隣接ストリップ
部分と重なり、内面34の中央部分全体に亙り延びてい
る連続した環状の転動面又はステッチング面を定める。
【0034】図10及び11に示されるように、制御機
構33はカプリング8の外面に一体に連結された3個の
等間隔に配された放射状付属体61を備え、その各は、
付属体61の端部と共に溝62の外部連絡を可能とする
放射状の開口64を定めるように、溝62に向かい合っ
た環状体63(図11)により閉じられた円周方向溝62
を持つ。各溝62は摺動体65用の滑り路を定め、この
摺動体は、機構33の一部を形成している扇面状部材6
6の第1の部分を形成し、更に開口64を通って付属体
61の半径方向外方に延びかつ周囲の外側の歯68を有
する第2の部分67を備える。歯68はフォーク29の
内側に置かれ、アーム25、26、27に取り付けられ
た歯車70の歯69と噛み合う(図9)。
【0035】図10に示されるように、アーム25、2
6及び27が引き込まれた空転位置にあるときは、各部
材66は溝62内に収容されたばね72により開口64
の円周方向端部の面71に押し付けられて保持され、こ
のばねの一方の端部は部材66に連結され、反対側端部
は付属体61の半径方向の壁74を通り軸方向に調整可
能に取り付けられたねじ付きのピン73の端部に連結さ
れる。アーム25、26及び27が引き込まれた空転位
置から始まって、モーター17が作動すると、カプリン
グ8は反時計方向に回転し、アーム25、25、及び2
7をそれぞれヒンジ28の回りで時計方向に回転させ、
ローラー30、31及び32をそれぞれ開口43、44
及び45を通してドラム6の外側に動かす。このとき、
カプリング8を更に回転させると、ローラー30はタイ
ヤ2の内面34に向かって動き続け、更にヒンジ28の
回りだけで回転し、アーム25は開口43の部分48と
組み合う。ローラー31及び32は、ロッド37が板4
9及び50のカム面55と接触した後で、ヒンジ28の
回りの回転に加えて、ばね56のねじり力の作用に抗し
てアーム26及び27の中心軸の回りで90°反時計方
向に回される。カプリング8が更に回転するとロッド3
7が開口51及び52の部分54と接触し、ローラー3
0、31及び32をタイヤ2の面34に押し付ける。そ
の接触圧力は、ねじ付きのピン73の軸方向調整により
ばね72の予荷重を調整することにより調整可能であ
る。カプリング8を更に回転させて所要の接触圧力に到
達すると、部材66がばね72の作用に対抗してそれぞ
れ円周方向の溝62内で滑るため、アーム25、26及
び27はドラム6に関して実質的に一定の角度位置に止
どまる。
【0036】このとき、アーム25、26及び27はド
ラム6に関して一定の角度位置に維持され、モーター2
2の作動は、ドラム6、従ってアーム25,26及び2
7を筒状体34及びタイヤ2の両者に関して回転させ
る。アーム25、26及び27がタイヤ2の中心線4の
回りで回転すると、ローラー30、31及び32がロー
ラー30、31、32とタイヤ2のとの間に実質的に滑
り無しでタイヤ2の内側をステッチングする。事実上、
ローラー31及び32の板59及び60は、その中心線
の回りを異なった表面速度、特に板59、60との接触
点におけるタイヤの表面速度と等しい表面速度で回転す
る。
【0037】ステッチング作業の終わりにおいては、カ
プリング8が時計方向に回され、アーム25、26及び
27は、上述の方法を単に逆にしただけの方法で、引き
込まれた空転位置に戻される。特に、アーム26及び2
7のロッド37、従ってローラー31及び32の対は、
ねじりばね56の手段により始動位置に戻される。
【0038】上述の装置1はタイヤ2を内側からステッ
チングし、これにより、好ましくは円形の面34に押し
付けてタイヤ2を形成するために、タイヤ2の仕上がり
形状と完全に雌雄が逆な型5が実質的に歪み無しにステ
ッチング圧力に対抗できるだけでなく、更にまたタイヤ
2の構成層を失敗なしに内側から外まで平滑にステッチ
ングすることができる。
【0039】図15の実施例は、ドラム6が可動ではな
くて角度方向に固定され; 更に筒状体3がフレーム19
の手段によりドラム6に回転可能に連結され、更に筒状
体3に支持されかつピニオン・リングギヤ連結機構76
により筒状体3に連結される出力軸を有するモーター2
2により駆動されることを除いて装置1と同様である。
【0040】使用の際、引き込まれた空転位置から引き
出された作動位置に、及びその逆方向のアーム25、2
6、27の変位は、図1の装置1についてのものと同じ
である。しかし、この場合は、モーター22の作動は、
ドラム6、従ってタイヤ2に関して筒状体3をその軸回
りに回転させ、一方、アーム25、26及び27はドラ
ム6と共に静止したままである。
【0041】本発明の実施態様につき説明すれば次の通
りである。
【0042】1.未加硫弾性材料の多層製品(2)、特に
少なくも未加硫タイヤの部分を形成するものをステッチ
ングする方法にして、前記多層製品(2)を入れるように
設計されかつ前記多層製品(2)の第1の凸面(34a)と
接触する凹の内面(5a)を有するステッチング型(5)を
形成している中空の環状体の中に弾性材料の環状多層製
品(2)を置き、前記内面(5a)は前記多層製品(2)に与
えるべき形状と雌雄が逆の形状をし; ステッチング手段
(24)を前記多層製品(2)の第2の凹面(34)に処与の
圧力で接触させ; 更に前記ステッチング型(5)の前記内
面(5a)と接触している前記多層製品(2)を前記ステッ
チング手段(24)にステッチングさせるように、前記ス
テッチング手段(24)と前記多層製品(2)との相対運動
をさせることを特徴とする方法。
【0043】2.前記相対運動が、前記多層製品(2)を
静止状態に維持し、かつ前記ステッチング手段(24)を
前記多層製品(2)の中心軸(4)の回りで回転させること
により得られることを特徴とする実施態様1に説明され
た方法。
【0044】3.前記相対運動が前記ステッチング手段
(24)を静止状態に維持し、かつ前記多層製品(2)をそ
の中心軸(4)の回りで回転させることにより得られるこ
とを特徴とする実施態様1に説明された方法。
【0045】4.前記多層製品(2)が、前記ステッチン
グ手段(24)の部分を構成しかつ各が少なくも前記第2
の面(34)のそれぞれのストリップ部分に沿って移動す
る多数のローラー要素(30、31、32)により、前記
ステッチング手段(5)の内面(5a)に押し付けられステ
ッチングされることを特徴とする先行実施態様のいずれ
かに説明された方法。
【0046】5.前記ストリップ部分の各が隣接の前記
ストリップ部分と重なることを特徴とする実施態様4に
説明された方法。
【0047】6.前記多層製品(2)が仕上げられた未加
硫タイヤ(2)であり; 前記第2の面(34)が前記タイヤ
(2)の内面であり; 更に前記ステッチング手段(24)
は、前記ステッチング手段(24)と前記タイヤ(2)の前
記中心軸(4)との間の距離が前記タイヤ(2)の内側半径
よりも小さい空転位置から開始して前記タイヤ(2)の前
記内面(34)と接触している作動位置に動かされること
を特徴とする先行実施態様のいずれかに説明された方
法。
【0048】7.未加硫弾性材料の多層製品(2)、特に
少なくも未加硫タイヤの部分を形成するものをステッチ
ングする装置にして、弾性材料の環状多層製品(2)のた
めのステッチング型(5)を形成しかつ前記多層製品(2)
の第1の凸面(34a)と雌雄が逆の形状をしている凹の
内面(5a)を有する中空の環状体(5); 前記内面(5a)内
に収容されかつ前記多層製品(2)の第2の凹面(34)と
接触している作動位置に往復するステッチング手段(2
4); 及び前記ステッチング型(5)の前記内面(5a)と接
触している前記多層製品(2)を前記ステッチング手段
(24)にステッチングさせるように、前記ステッチング
手段(24)と前記多層製品(2)との相対運動をさせる作
動用手段(22)を備えることを特徴とする装置。
【0049】8.前記ステッチング型(5)が固定され、
更に前記ステッチング手段(24)が前記作動用手段(2
2)により前記ステッチング型(5)に関して前記多層製
品(2)の中心軸(4)の回りで回転するように取り付けら
れることを特徴とする実施態様7に説明された装置。
【0050】9.前記ステッチング手段(24)が固定さ
れ、前記ステッチング型(5)は前記作動用手段(22)に
より前記ステッチング手段(4)の回り及び前記多層製品
(2)の中心軸(4)の回りで回転するように取り付けられ
ることを特徴とする実施態様7に説明された装置。
【0051】10.前記ステッチング手段(24)が内部
制御機構(33)を備え、多数のステッチング要素(3
0、31、32)が前記制御機構(33)に連結されかつ
ここから外側に延び、これは更に前記ステッチング要素
(30、31、32)を前記作動位置に往復するように動
かす作動用手段(17)を備えることを特徴とする先行実
施態様7ないし9のいずれかに説明された装置。
【0052】11.前記制御機構(33)は前記ステッチ
ング型(5)を通って同軸に延びかつ前記作動用手段(2
2)を経てこれに連結された筒状体(9)を備えることを
特徴とする実施態様10に説明された装置。
【0053】12.前記筒状体(9)が円周方向開口(1
3)を与え; 前記ステッチング要素(30、31、32)
は、前記ステッチング手段(30、31、32)が前記筒
状体(9)の内側に収容される第1の空転位置と、前記ス
テッチング要素(30、31、32)が前記開口(13)を
通って延びる第2の作動位置との間を、前記円周方向開
口(13)を通って動くように設計されることを特徴とす
る実施態様11に説明された装置。
【0054】13.付属図面を参照し実質的にここに説
明され図示された未加硫弾性材料の多層製品、特に未加
硫タイヤの少なくも部分を製造するステッチング方法。
【0055】14.付属図面を参照し実質的にここに説
明され図示された未加硫弾性材料の多層製品、特に未加
硫タイヤの少なくも部分を製造するステッチング装置。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステッチング装置の好ましい実施
例の図式的な軸方向断面図を示す。
【図2】図1の詳細の拡大図を示す。
【図3】2種の異なった運転位置における図1の装置
の、簡単化のため部品を取り去った図1の線III−I
IIに沿った断面図を示す。
【図4】2種の異なった運転位置における図1の装置
の、簡単化のため部品を取り去った図1の線III−I
IIに沿った断面図を示す。
【図5】図3及び4のそれぞれの詳細の拡大部分断面図
を示す。
【図6】図3及び4のそれぞれの詳細の拡大部分断面図
を示す。
【図7】図3及び4のそれぞれの詳細の拡大部分断面図
を示す。
【図8】図3及び4のそれぞれの詳細の拡大部分断面図
を示す。
【図9】図8の線IX−IXに沿った断面図を示す。
【図10】図3及び4の別の詳細の拡大断面図を示す。
【図11】図10の線X−Xに沿った断面図を示す。
【図12】図3及び4の別の詳細の平面図を示す。
【図13】異なった運転段階におけるそれぞれの詳細の
拡大断面図を示す。
【図14】異なった運転段階におけるそれぞれの詳細の
拡大断面図を示す。
【図15】本発明によるステッチング装置の第2の好ま
しい実施例の図式的な軸方向断面図を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未加硫弾性材料の多層製品(2)、特に少
    なくも未加硫タイヤの部分を形成するものをステッチン
    グする方法にして、前記多層製品(2)を入れるように設
    計されかつ前記多層製品(2)の第1の凸面(34a)と接
    触する凹の内面(5a)を有するステッチング型(5)を形
    成している中空の環状体の中に弾性材料の環状多層製品
    (2)を置き、前記内面(5a)は前記多層製品(2)に与え
    るべき形状と雌雄が逆の形状をし; ステッチング手段
    (24)を前記多層製品(2)の第2の凹面(34)に処与の
    圧力で接触させ; 更に前記ステッチング型(5)の前記内
    面(5a)と接触している前記多層製品(2)を前記ステッ
    チング手段(24)にステッチングさせるように、前記ス
    テッチング手段(24)と前記多層製品(2)との相対運動
    をさせることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 未加硫弾性材料の多層製品(2)、特に少
    なくも未加硫タイヤの部分を形成するものをステッチン
    グする装置にして、弾性材料の環状多層製品(2)のため
    のステッチング型(5)を形成しかつ前記多層製品(2)の
    第1の凸面(34a)と雌雄が逆の形状をしている凹の内
    面(5a)を有する中空の環状体(5);前記内面(5a)内に
    収容されかつ前記多層製品(2)の第2の凹面(34)と接
    触している作動位置に往復するステッチング手段(2
    4); 及び前記ステッチング型(5)の前記内面(5a)と接
    触している前記多層製品(2)を前記ステッチング手段
    (24)にステッチングさせるように、前記ステッチング
    手段(24)と前記多層製品(2)との相対運動をさせる作
    動用手段(22)を備えることを特徴とする装置。
JP4094901A 1991-03-26 1992-03-23 未加硫弾性材料の多層製品のステツチング方法及び装置 Pending JPH05104656A (ja)

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ITTO910211A1 (it) 1992-09-26
IT1244635B (it) 1994-08-08
CA2064161A1 (en) 1992-09-27
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