JPH0510411A - 伝動装置 - Google Patents

伝動装置

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JPH0510411A
JPH0510411A JP16188691A JP16188691A JPH0510411A JP H0510411 A JPH0510411 A JP H0510411A JP 16188691 A JP16188691 A JP 16188691A JP 16188691 A JP16188691 A JP 16188691A JP H0510411 A JPH0510411 A JP H0510411A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カムの小径化、ついては機構部全体の小型化
を可能とする伝動装置を提供する。 【構成】 カム体16に対向する側のフェースギア23
の一側面に係止部25を設け、この係止部25と係合
し、フェースギア23の回転によりカム体16を長穴2
0に沿って移動させると共にカム体16をギア軸24を
中心にしてフェースギア23と同方向へ回転させ、且つ
モータ29の正逆転によりカム体16の長穴20内での
移動方向が異なるカム機構(第3カム19)を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転運動を直線往復
運動或は回転往復運動に変換することができる伝動装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転運動を直線往復運動と回転往
復運動とに選択的に変換することができる装置が知られ
ている(特開昭62−196463号参照)。
【0003】この装置は、図9に示すように、駆動源の
正転に伴って偏心回転する直線往復運動用の第1偏心カ
ム1と、駆動源の逆転に伴って偏心回転する回転往復運
動用の第2偏心カム2と、第1偏心カム1又は第2偏心
カム2に従動して直線往復運動又は回転往復運動するカ
ムフォロア3とを備えており、駆動源の正逆転の切り換
えにより回転運動が直線往復運動(図10参照)或は回
転往復運動(図11参照)に変換される。
【0004】第1偏心カム1と第2偏心カム2は、各中
心軸線をずらした状態で軸方向に連結されて外側偏心カ
ム4を形成している。この外側偏心カム4を軸線方向に
貫通する貫通孔4aに挿入された内側偏心カム5の回転
運動により、駆動源の回転が外側偏心カム4に伝達され
る。
【0005】内側偏心カム5は、駆動源の回転を伝達す
るギア軸5aが偏心状態に配置された円柱体により形成
されており、貫通孔4a内の内側偏心カム5の位置によ
り、第1偏心カム1と第2偏心カム2は、一方が偏心状
態のときは他方が同軸状態となり、一方が同軸状態のと
きは他方が偏心状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな偏心状態或は同軸状態を形成するためには、内側偏
心カム5はギア軸5aよりも径が大きいことが必要であ
り、更に、内側偏心カム5の移動を許容する貫通孔4a
は内側偏心カム5よりも径が大きくなければならないこ
とから、第1偏心カム1と第2偏心カム2の小径化には
限界があり、外側偏心カム4及び内側偏心カム5を有す
る機構部全体の小型化が困難であるという問題点があっ
た。
【0007】また、貫通孔4aを設けた外側偏心カム4
の小径化に限界があるのは、物理的強度の点からも同様
である。
【0008】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、カムの小径化つ
いては機構部全体の小型化を可能とする伝動装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る伝動装置は、駆動源によって回転す
るギアのギア軸をカム体の中央部に設けた長穴へ挿入し
て、該カム体を前記ギア軸に対して回転自在に且つ前記
長穴に沿って移動可能に前記ギア軸に取り付け、前記カ
ム体を、前記ギア軸に沿って連結した互いに中心軸線が
異なる円柱状の第1偏心カムと第2偏心カムとにより形
成し、第1係合部と第2係合部を有するカムフォロア
を、その第1係合部を前記第1偏心カムに係合させ第2
係合部を前記第2偏心カムに係合させて、前記カム体に
取り付け、前記カム体を長穴に沿って一方へ移動させて
前記ギア軸を前記長穴の一端へ位置させると、第1偏心
カムの中心軸線と前記ギア軸とが同軸とされ、前記カム
体を長穴に沿って他方へ移動させて前記ギア軸を前記長
穴の他端へ位置させると、第2偏心カムの中心軸線と前
記ギア軸とが同軸とされ、前記第1偏心カムと前記ギア
軸とを同軸にして前記カム体を前記ギア軸を中心にして
回転させると、前記カムフォロアが回転往復運動し、前
記第2偏心カムと前記ギア軸とを同軸にして前記カム体
を前記ギア軸を中心にして回転させると、前記カムフォ
ロアが直線往復運動する伝動装置であって、前記カム体
に対向する側の前記ギアの一側面に係止部を設け、この
係止部と係合し、前記ギアの回転により前記カム体を前
記長穴に沿って移動させた後前記カム体を前記ギア軸を
中心にして前記ギアと同方向へ回転させ、且つ前記駆動
源の正逆転により前記カム体の前記長穴内での移動方向
が異なるカム機構を設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】この発明に係る伝動装置は、ギアの回転により
係止部がカム機構に係止されカム体を回転させることに
より、第1偏心カムの回転軸がギア軸に対して同軸状
態、即ち第1偏心カムが軸に対して同心状態になったと
き、カム体を第1偏心カムは同心状態、第2偏心カムは
偏心状態に固定し、また、ギアの回転により係止部がカ
ム機構に係止されカム体を回転させることにより、第2
偏心カムの回転軸がギア軸に対して同軸状態、即ち第2
偏心カムが軸に対して同心状態になったとき、カム体を
第1偏心カムは偏心状態、第2偏心カムは同心状態に固
定する。そして、第1偏心カムとギア軸とを同軸にして
カム体をギア軸を中心にして回転させると、カムフォロ
アが回転往復運動し、第2偏心カムとギア軸とを同軸に
してカム体をギア軸を中心にして回転させると、カムフ
ォロアが直線往復運動する。
【0011】
【実施例】以下、この発明に係る伝動装置の実施例を図
面を参照しつつ説明する。
【0012】図1(a)において、10は伝動装置、1
1はカムフォロアであり、このカムフォロア11は、略
円筒状のカムフォロア本体12と、カムフォロア本体1
2の上面から突設された出力軸13とを備えている。
【0013】カムフォロア本体12には、後述する第2
偏心カム18のテーパ面18aに当接する垂直方向の回
転往復運動用接触面(第2係合部)14と、図1(b)
に示す如く後述の第1偏心カム17の外周面に当接する
水平方向の直線往復運動用接触面(第1係合部)15と
が形成されている。
【0014】また、16はカム体であり、カムフォロア
本体12の内側に配設されるものである。
【0015】このカム体16は、後述するギア軸23に
沿って連結した互いに中心軸線が異なる円柱状の第1偏
心カム17と第2偏心カム18、及び第1偏心カム17
の下端の第3カム19が、一体的に設けられて形成され
ている。第1偏心カム17は直線往復運動用であり、第
2偏心カム18は回転往復運動用である。
【0016】カム体16の中央部には、縦軸方向に貫通
する長穴20が設けられている。
【0017】第3カム19には、第1偏心カム17との
間に湾曲した長孔21(図3(b)参照)を形成する略
半周に亙るリング状のガイド部22が設けられており、
ガイド部22には、直径方向位置に、後述する係止部2
5のストッパーとしての段差22a,22bが形成され
ている。この第3カム19はカム機構として機能する。
【0018】なお、第2偏心カム18の外周面にはテー
パ面18aが形成されており、図中、aは第1偏心カム
17の中心軸、bは第2偏心カム18の中心軸を示す。
【0019】また、23はフェースギア(ギア)であ
り、フェースギア23の中心には孔23aが設けられて
いる。孔23aには、ギア軸24が挿入されており、フ
ェースギア23はギア軸24に対して回動自在となって
いる。図2に示すように、ギア軸24には、カム体16
が長穴20にギア軸24を挿入して、回転自在に且つ長
穴20に沿って移動可能に取り付けられている。
【0020】また、フェースギア23には、長孔21に
挿入してガイド部22に係止するL字状の係止部25が
突設されている。
【0021】これらカム体16、フェースギア23及び
ギア軸24との位置関係を図3〜図5に示す。
【0022】第1偏心カム17及び第2偏心カム18の
中心軸a,bは、図3(a)に示すように、第3カム1
9の中心19aに対してr1ずれている。そして、第3
カム19の長孔21は、図3(b)に示すように、第1
偏心カム17の中心軸a及び第2偏心カム18の中心軸
bから、r3−r1及びr4−r1それぞれ離れた位置と、
第3カム19の中心19aからr2離れた位置を通るよ
うに形成されている。
【0023】また、係止部25は、図4及び図5に示す
ように、フェースギア23の中心からr5ずれて配置さ
れている。これらの位置関係は、r2=r3=r4=r5と
なっている。
【0024】これらの部材を組み合わせて構成された伝
動装置10を用いた電動歯ブラシ26の内部構造を、図
6に示す。
【0025】27は駆動機構を内蔵する本体ケースであ
り、28はモータ(駆動源)29を駆動する充電用電池
である。30はスイッチ機構であり、31はスイッチ機
構30を操作するツマミである。このツマミ31を操作
することにより、図7に示すように、スイッチ機構30
を介してモータ29を正転或は逆転させることができ
る。
【0026】モータ29の軸にはピニオン32が圧入さ
れており、モータ29はネジ33によってフレーム34
に固定されている。フレーム34には、フェースギア2
3、カム体16及びカムフォロア11がギア軸24によ
って装着されており、フェースギア23、カム体16は
回転可能に取り付けられている。36はギア軸24を固
着している固定片である。37は受台であり、中に軸受
38が封入されており、39は受台であり、中に軸受4
0が封入されている。
【0027】そして、受台37及び受台39の各軸受3
8,40に出力軸13を通して、受台37及び受台39
をフレーム34にネジ42にて取り付けてある(図6
(a)参照)。
【0028】次に、この伝動装置10により、回転運動
を回転往復運動に変換する動作と、回転運動を直線往復
運動に変換する動作を説明する。
【0029】先ず、ツマミ31を操作して、スイッチ機
構30をモータ29が正回転するON状態とする。スイ
ッチ機構30がON状態となることにより、電池28よ
り電力が供給されモータ29が正回転し、モータ29の
正回転によるピニオン32の回転がフェースギア23を
回転させる。
【0030】フェースギア23の回転により、フェース
ギア23の係止部25が、図8(b)に示すように、第
3カム19の溝21の一端21aに当接して固定されカ
ム体16を回転させる。カム体16の回転により、第1
偏心カム17の回転軸がギア軸24に対して同軸状態、
即ち第1偏心カム17とギア軸24とが同心状態にな
る。
【0031】この際、ギア軸24は、長穴20内の一端
21aとは反対側の端部に位置してr5=r3となるの
で、カム体16は、第1偏心カム17が同心状態、第2
偏心カム18が偏心状態に固定され、カムフォロア11
が回転往復運動をする。
【0032】そして、カムフォロア11の回転往復運動
は、各軸受38,40に回動可能に軸支された出力軸1
3に回転往復運動を伝え、出力軸13の先端に取り付け
た歯ブラシ43を回転往復運動させる。
【0033】なお、この際、第1偏心カム17は同心状
態にあるので、常に同じ位置で回転運動を行う。
【0034】一方、ツマミ31を操作して、スイッチ機
構30をモータ29が逆回転するON状態とする。スイ
ッチ機構30がON状態となることにより、電池28よ
り電力が供給されモータ29が逆回転し、モータ29の
逆回転によるピニオン32の回転がフェースギア23を
回転させる。
【0035】フェースギア23の回転により、フェース
ギア23の係止部25が、図8(a)に示す状態を経て
図8(c)に示す状態となり、第3カム19の溝21の
他端21bに当接して固定されカム体16を回転させ
る。カム体16の回転により、第2偏心カム18の回転
軸がギア軸24に対して同軸状態、即ち第2偏心カム1
8とギア軸24とが同心状態になる。
【0036】この際、ギア軸24は、長穴20内の他端
21bとは反対側の端部に位置してr5=r4となるの
で、カム体16は、第1偏心カム17が偏心状態、第2
偏心カム18が同心状態となり、カムフォロア11が直
線往復運動をする。
【0037】そして、カムフォロア11の直線往復運動
は、各軸受38,40に回動可能に軸支された出力軸1
3に直線往復運動を伝え、出力軸13の先端に取り付け
た歯ブラシ43を直線往復運動させる。
【0038】なお、この際、第2偏心カム18は同心状
態にあるので、カムフォロア11の回転力を拘束し回転
運動のない直線往復運動が得られる。
【0039】ところで、ギア軸24は、フェースギア2
3の回転によるカム体16の回転に際して長穴20内を
直線移動するが、このギア軸24の移動を許容するため
に要する長穴20の長さは、ギア軸24の移動距離にギ
ア軸24の直径を加えたものである。
【0040】これに対して、例えば従来例に示す装置に
おいては、駆動源の回転を伝達するギア軸5aが偏心状
態に配置された円柱体により形成された内側偏心カム5
が、貫通孔4a内を回転移動することから、このギア軸
5aの移動を許容するために要する貫通孔4aは、ギア
軸5aの移動距離にギア軸5aの直径と円柱体の肉厚を
加えた径を有する円形状に形成しなければならない。
【0041】従って、この発明に係る伝動装置10で
は、従来例に示す装置と比較して、ギア軸24の移動を
許容するための構成を、少なくとも円柱体の肉厚分小さ
い長径を有する長穴20とすることができることから、
第1偏心カム17と第2偏心カム18の小径化が可能と
なり、ついてはカム体16を有する機構部全体の小型化
が可能となる。
【0042】この機構部全体の小型化は、とりわけスペ
ース的に条件が厳しい電動歯ブラシ等においては有効で
あり、大きなメリットをもたらす。
【0043】
【発明の効果】この発明に係る伝動装置は、駆動源によ
って回転するギアのギア軸をカム体の中央部に設けた長
穴へ挿入して、該カム体を前記ギア軸に対して回転自在
に且つ前記長穴に沿って移動可能に前記ギア軸に取り付
け、前記カム体を、前記ギア軸に沿って連結した互いに
中心軸線が異なる円柱状の第1偏心カムと第2偏心カム
とにより形成し、第1係合部と第2係合部を有するカム
フォロアを、その第1係合部を前記第1偏心カムに係合
させ第2係合部を前記第2偏心カムに係合させて、前記
カム体に取り付け、前記カム体を長穴に沿って一方へ移
動させて前記ギア軸を前記長穴の一端へ位置させると、
第1偏心カムの中心軸線と前記ギア軸とが同軸とされ、
前記カム体を長穴に沿って他方へ移動させて前記ギア軸
を前記長穴の他端へ位置させると、第2偏心カムの中心
軸線と前記ギア軸とが同軸とされ、前記第1偏心カムと
前記ギア軸とを同軸にして前記カム体を前記ギア軸を中
心にして回転させると、前記カムフォロアが回転往復運
動し、前記第2偏心カムと前記ギア軸とを同軸にして前
記カム体を前記ギア軸を中心にして回転させると、前記
カムフォロアが直線往復運動する伝動装置であって、前
記カム体に対向する側の前記ギアの一側面に係止部を設
け、この係止部と係合し、前記ギアの回転により前記カ
ム体を前記長穴に沿って移動させた後前記カム体を前記
ギア軸を中心にして前記ギアと同方向へ回転させ、且つ
前記駆動源の正逆転により前記カム体の前記長穴内での
移動方向が異なるカム機構を設けたことを特徴としてい
る。
【0044】このため、駆動源の正逆転によって、回転
・直線往復運動が得られる伝動装置におけるカムの小径
化、ついては機構部全体の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る伝動装置の要部を示しており、
(a)は分解斜視図、(b)はカムフォロアの斜視図で
ある。
【図2】カム体及びフェースギアの斜視図である。
【図3】カム体を示しており、(a)は第1偏心カム及
び第2偏心カムと長穴との関係を示す説明図、(b)は
第3カムの説明図である。
【図4】フェースギアにおける係止部とギア軸との関係
を示す平面図である。
【図5】カム体とギア軸との関係を示す断面説明図であ
る。
【図6】電動歯ブラシを示しており、(a)は縦断面
図、(b)は歯ブラシ未装着状態の他の縦断面による断
面図、(c)はスイッチ機構部の横断面図、(d)は他
の横断面による断面図である。
【図7】スイッチ機構の回路図である。
【図8】長穴内を移動するギア軸とカム体との位置関係
を示しており、(a)はギア軸が中央に位置した状態の
説明図、(b)はギア軸が一端に位置した回転往復運動
状態の説明図、(c)はギア軸が他端に位置した直線往
復運動状態の説明図である。
【図9】従来の伝動装置の要部を示しており、(a)は
分解斜視図、(b)はカムフォロアの斜視図である。
【図10】図9に示す伝動装置の直線往復運動状態の説
明図である。
【図11】図9に示す伝動装置の回転往復運動状態の説
明図である。
【符号の説明】
10 伝動装置 11 カムフォロア 14 回転往復運動用接触面(第2係合部) 15 直線往復運動用接触面(第1係合部) 16 カム体 17 第1偏心カム 18 第2偏心カム 19 第3カム(カム機構) 20 長穴 23 フェースギア(ギア) 24 ギア軸 25 係止部 29 モータ(駆動源)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 駆動源によって回転するギアのギア軸を
    カム体の中央部に設けた長穴へ挿入して、該カム体を前
    記ギア軸に対して回転自在に且つ前記長穴に沿って移動
    可能に前記ギア軸に取り付け、 前記カム体を、前記ギア軸に沿って連結した互いに中心
    軸線が異なる円柱状の第1偏心カムと第2偏心カムとに
    より形成し、 第1係合部と第2係合部を有するカムフォロアを、その
    第1係合部を前記第1偏心カムに係合させ第2係合部を
    前記第2偏心カムに係合させて、前記カム体に取り付
    け、 前記カム体を長穴に沿って一方へ移動させて前記ギア軸
    を前記長穴の一端へ位置させると、第1偏心カムの中心
    軸線と前記ギア軸とが同軸とされ、前記カム体を長穴に
    沿って他方へ移動させて前記ギア軸を前記長穴の他端へ
    位置させると、第2偏心カムの中心軸線と前記ギア軸と
    が同軸とされ、 前記第1偏心カムと前記ギア軸とを同軸にして前記カム
    体を前記ギア軸を中心にして回転させると、前記カムフ
    ォロアが回転往復運動し、前記第2偏心カムと前記ギア
    軸とを同軸にして前記カム体を前記ギア軸を中心にして
    回転させると、前記カムフォロアが直線往復運動する伝
    動装置であって、 前記カム体に対向する側の前記ギアの一側面に係止部を
    設け、 この係止部と係合し、前記ギアの回転により前記カム体
    を前記長穴に沿って移動させた後前記カム体を前記ギア
    軸を中心にして前記ギアと同方向へ回転させ、且つ前記
    駆動源の正逆転により前記カム体の前記長穴内での移動
    方向が異なるカム機構を設けたことを特徴とする伝動装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0559029U (ja) * 1992-01-16 1993-08-03 日本精工株式会社 プランジャ等の往復駆動装置
US6461793B2 (en) 1996-04-15 2002-10-08 3M Innovative Properties Company Laser addressable thermal transfer imaging element with an interlayer
WO2023120418A1 (ja) * 2021-12-21 2023-06-29 株式会社三共製作所 板材送り装置

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