JPH05103510A - トラクタ作業機等の伝動軸継手 - Google Patents
トラクタ作業機等の伝動軸継手Info
- Publication number
- JPH05103510A JPH05103510A JP3261735A JP26173591A JPH05103510A JP H05103510 A JPH05103510 A JP H05103510A JP 3261735 A JP3261735 A JP 3261735A JP 26173591 A JP26173591 A JP 26173591A JP H05103510 A JPH05103510 A JP H05103510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spline
- shaft
- fitting
- working machine
- guide pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Agricultural Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スプライン軸継手の嵌合連結を円滑に行わせ
る。外軸１の内周３に突設した案内ピン６が、内軸２の
スプライン谷部５を嵌合案内するため、スプライン軸嵌
合を的確に行う。案内ピン６を設ける構成は簡単であ
る。 【構成】外軸１の嵌合端部内周３の一部に、スプライン
山部４の先端面に対向して、内軸２側のスプライン谷部
５を嵌合案内する案内ピン６を設ける。
る。外軸１の内周３に突設した案内ピン６が、内軸２の
スプライン谷部５を嵌合案内するため、スプライン軸嵌
合を的確に行う。案内ピン６を設ける構成は簡単であ
る。 【構成】外軸１の嵌合端部内周３の一部に、スプライン
山部４の先端面に対向して、内軸２側のスプライン谷部
５を嵌合案内する案内ピン６を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ作業機等の
伝動軸継手に関する。トラクタ作業機は、作業機をトラ
クタ車体に連結する際に、動力取出軸を連結することが
多い。この動力取出軸の連結部等に利用できる。又、ト
ラクタ作業機以外の移動農機等に限らず、一般の機械、
装置等の伝動軸継手としても利用できる。
伝動軸継手に関する。トラクタ作業機は、作業機をトラ
クタ車体に連結する際に、動力取出軸を連結することが
多い。この動力取出軸の連結部等に利用できる。又、ト
ラクタ作業機以外の移動農機等に限らず、一般の機械、
装置等の伝動軸継手としても利用できる。
【０００２】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】一般
にスプライン軸継手の形態では、嵌合密度が精巧である
ほど、嵌合し難く手数を要する。しかし、トラクタ作業
機等では、作業機が重量物であることが多く、嵌合のた
めの取扱いが容易ではない。特にスプラインの内軸と外
軸とが嵌合されても、各軸のスプライン相互の山部と谷
部との位相が一致し難いこともある。
にスプライン軸継手の形態では、嵌合密度が精巧である
ほど、嵌合し難く手数を要する。しかし、トラクタ作業
機等では、作業機が重量物であることが多く、嵌合のた
めの取扱いが容易ではない。特にスプラインの内軸と外
軸とが嵌合されても、各軸のスプライン相互の山部と谷
部との位相が一致し難いこともある。
【０００３】
【課題を解決するための手段】この発明は、内周面にス
プラインを形成した外軸１と、外周面にスプラインを形
成して該外軸１にスプライン嵌合する内軸２とからなる
軸継手において、この外軸１の嵌合端部内周３の一部
に、該スプライン山部４の先端面に対向して、内軸２側
のスプライン谷部５を嵌合案内する案内ピン６を設けて
なるトラクタ作業機等の伝動軸継手の構成とする。
プラインを形成した外軸１と、外周面にスプラインを形
成して該外軸１にスプライン嵌合する内軸２とからなる
軸継手において、この外軸１の嵌合端部内周３の一部
に、該スプライン山部４の先端面に対向して、内軸２側
のスプライン谷部５を嵌合案内する案内ピン６を設けて
なるトラクタ作業機等の伝動軸継手の構成とする。
【０００４】
【作用、及び発明の効果】外軸１と内軸２とを軸方向に
接近させて、内軸２の先端部を外軸１先端部の内周３部
に嵌合する。この内周３部の一部に突設された案内ピン
６に内軸２のスプラインのいずれかの谷部５が嵌合され
る。このとき内軸２のスプラインと外軸１のスプライン
とは、全て嵌合しうる状態となるので、軸方向の押込に
よって的確に円滑に嵌合することができる。
接近させて、内軸２の先端部を外軸１先端部の内周３部
に嵌合する。この内周３部の一部に突設された案内ピン
６に内軸２のスプラインのいずれかの谷部５が嵌合され
る。このとき内軸２のスプラインと外軸１のスプライン
とは、全て嵌合しうる状態となるので、軸方向の押込に
よって的確に円滑に嵌合することができる。
【０００５】構成においても、外軸１の先端部内周３の
一部に案内ピン６を設けるだけの構成であるから簡単で
ある。
一部に案内ピン６を設けるだけの構成であるから簡単で
ある。
【０００６】
【実施例】外軸１の内周部と内軸２の外周部とに、相互
に軸方向に嵌合しうるスプラインを形成している。この
外軸１の先端部の内周３は、スプライン谷部７とほぼ同
径に形成して、内軸２のスプライン山部８が回転自在と
なる関係に構成される。この内周３部の一部で、このス
プライン山部４の先端面対向位置に、この山部４と同高
さ、及び幅径の案内ピン６を突設する。この案内ピン６
は内周３全周において単一個所でもよいが、図例では二
個所に設けている。又、案内ピン６は円形で、先端を錐
形状に形成し、予め形成する外軸１のピン穴９に、外周
側から嵌合させて取付け固定する。
に軸方向に嵌合しうるスプラインを形成している。この
外軸１の先端部の内周３は、スプライン谷部７とほぼ同
径に形成して、内軸２のスプライン山部８が回転自在と
なる関係に構成される。この内周３部の一部で、このス
プライン山部４の先端面対向位置に、この山部４と同高
さ、及び幅径の案内ピン６を突設する。この案内ピン６
は内周３全周において単一個所でもよいが、図例では二
個所に設けている。又、案内ピン６は円形で、先端を錐
形状に形成し、予め形成する外軸１のピン穴９に、外周
側から嵌合させて取付け固定する。
【０００７】図４は、このようなスプライン軸継手を、
トラクタ側のヒッチ１０と、耕耘装置等の作業機側のヒ
ッチ１１との間の連結部において、伝動軸継手として利
用したものである。トラクタ側のヒッチ１０は、左右一
対のロアリンク１２とトップリンク１３とに亘って取付
けた倒Ｕ字形態のヒッチ本体１４に、上下三個所に作業
機ヒッチ１１の上下三個のヒッチピン１５，１６を嵌合
するヒッチフック１７，１８を設け、このヒッチ本体１
４の中央部にトラクタ側から駆動される動力取出軸１９
先端部の軸継手２０が、自在継手等によって連結され、
一定の角度上下回動自在にして横軸２１回りにヒッチ本
体１４に対して嵌合支持されている。又、この横軸２１
部で、ヒッチ本体１４の揺動部材２３に対して軸継手２
０が着脱できる構成としている。
トラクタ側のヒッチ１０と、耕耘装置等の作業機側のヒ
ッチ１１との間の連結部において、伝動軸継手として利
用したものである。トラクタ側のヒッチ１０は、左右一
対のロアリンク１２とトップリンク１３とに亘って取付
けた倒Ｕ字形態のヒッチ本体１４に、上下三個所に作業
機ヒッチ１１の上下三個のヒッチピン１５，１６を嵌合
するヒッチフック１７，１８を設け、このヒッチ本体１
４の中央部にトラクタ側から駆動される動力取出軸１９
先端部の軸継手２０が、自在継手等によって連結され、
一定の角度上下回動自在にして横軸２１回りにヒッチ本
体１４に対して嵌合支持されている。又、この横軸２１
部で、ヒッチ本体１４の揺動部材２３に対して軸継手２
０が着脱できる構成としている。
【０００８】２２はヒッチ本体１４の左右外側部に設け
た連結レバーで、左右各ヒッチピン１６をヒッチフック
１８に嵌合させた状態に係合保持したり、又、この係合
を解除できるものである。該軸継手２０の横軸２１を支
持する門型の揺動部材２３が、上部の揺動軸２４の回り
に前後揺動自在に設けられ、該連結レバー２２を回動し
てヒッチピン１６に係合することにより、該軸継手２０
を作業機側の作業入力軸であるスプライン内軸２側へ引
き付けることができる。
た連結レバーで、左右各ヒッチピン１６をヒッチフック
１８に嵌合させた状態に係合保持したり、又、この係合
を解除できるものである。該軸継手２０の横軸２１を支
持する門型の揺動部材２３が、上部の揺動軸２４の回り
に前後揺動自在に設けられ、該連結レバー２２を回動し
てヒッチピン１６に係合することにより、該軸継手２０
を作業機側の作業入力軸であるスプライン内軸２側へ引
き付けることができる。
【０００９】該軸継手２０内に、この発明に係るスプラ
イン外軸１が設けられ、動力取出軸１９側から連動回転
される。又、この軸継手２０の上側部には、センサコー
ド２６のカプラー２７が、挾持ホルダー２８によって、
ヒッチ本体１４に取付けられている。このカプラー２７
は、複数の端子２９を各々後側へばね３０で弾発させる
構成としている。
イン外軸１が設けられ、動力取出軸１９側から連動回転
される。又、この軸継手２０の上側部には、センサコー
ド２６のカプラー２７が、挾持ホルダー２８によって、
ヒッチ本体１４に取付けられている。このカプラー２７
は、複数の端子２９を各々後側へばね３０で弾発させる
構成としている。
【００１０】３１は作業ヒッチ１１側の伝動ケースで、
作業部を伝動する伝動機構を内装し、前端部に入力軸で
あるスプライン内軸２を突出させている。上下各ヒッチ
ピン１５，１６が、ヒッチフック１７，１８に係合され
た状態で、この内軸２が該軸継手２０の外軸１内に嵌合
しうる状態となる。前記カプラー２７に嵌合する作業機
側のカプラー２５が、該入力内軸２の上端部において、
挾持ホルダー３２によって該伝動ケース３１に取付け保
持される。３３は作業機各部のセンサに連結するコード
であり、該カプラー２７の各端子２９に接合する端子３
４が配設されている。
作業部を伝動する伝動機構を内装し、前端部に入力軸で
あるスプライン内軸２を突出させている。上下各ヒッチ
ピン１５，１６が、ヒッチフック１７，１８に係合され
た状態で、この内軸２が該軸継手２０の外軸１内に嵌合
しうる状態となる。前記カプラー２７に嵌合する作業機
側のカプラー２５が、該入力内軸２の上端部において、
挾持ホルダー３２によって該伝動ケース３１に取付け保
持される。３３は作業機各部のセンサに連結するコード
であり、該カプラー２７の各端子２９に接合する端子３
４が配設されている。
【００１１】作業機を連結するには、ロアリンク１２の
昇降操作で、ヒッチフック１７を作業機側のヒッチピン
１５に係合させて上昇させると、作業機が自重により回
動して、下部左右のヒッチピン１６がヒッチフック１８
に嵌合される。これと同時に内軸２が外軸１に対向し、
カプラー２５が２７に対向して接近する。ここで連結レ
バー２２を後側へ回動操作すると、左右のヒッチピン１
６に係合されて、作業機の連結が固定されると共に、軸
継手２０を保持した揺動部材２３が後側へ引き寄せられ
て、内軸２に外軸１が嵌合して、前記案内ピン６の内軸
２谷部５の案内作用によって、内、外両軸２，１のスプ
ライン嵌合が円滑に行われ、連動状態となる。又、これ
と同時にセンサコード２６，３３のカプラー２７，２５
間の各端子接合も行われて、制御態勢とすることができ
る。
昇降操作で、ヒッチフック１７を作業機側のヒッチピン
１５に係合させて上昇させると、作業機が自重により回
動して、下部左右のヒッチピン１６がヒッチフック１８
に嵌合される。これと同時に内軸２が外軸１に対向し、
カプラー２５が２７に対向して接近する。ここで連結レ
バー２２を後側へ回動操作すると、左右のヒッチピン１
６に係合されて、作業機の連結が固定されると共に、軸
継手２０を保持した揺動部材２３が後側へ引き寄せられ
て、内軸２に外軸１が嵌合して、前記案内ピン６の内軸
２谷部５の案内作用によって、内、外両軸２，１のスプ
ライン嵌合が円滑に行われ、連動状態となる。又、これ
と同時にセンサコード２６，３３のカプラー２７，２５
間の各端子接合も行われて、制御態勢とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】 図はこの発明の一実施例を示す。
【図１】スプライン外軸の一部断面図。
【図２】その正面図。
【図３】スプライン内軸の一部斜面図。
【図４】作業機連結部の分離斜面図。
１ 外軸 ２ 内軸 ３ 嵌合端部内周 ４ スプライン山部 ５ スプライン谷部 ６ 案内ピン
Claims (1)
- 【請求項１】 内周面にスプラインを形成した外軸１
と、外周面にスプラインを形成して該外軸１にスプライ
ン嵌合する内軸２とからなる軸継手において、この外軸
１の嵌合端部内周３の一部に、該スプライン山部４の先
端面に対向して、内軸２側のスプライン谷部５を嵌合案
内する案内ピン６を設けてなるトラクタ作業機等の伝動
軸継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3261735A JPH05103510A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | トラクタ作業機等の伝動軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3261735A JPH05103510A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | トラクタ作業機等の伝動軸継手 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05103510A true JPH05103510A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=17365987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3261735A Pending JPH05103510A (ja) | 1991-10-09 | 1991-10-09 | トラクタ作業機等の伝動軸継手 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05103510A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI609137B (zh) * | 2016-01-21 | 2017-12-21 | Rotary transmission mechanism | |
| CN115302194A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-11-08 | 重庆虎溪电机工业有限责任公司 | 一种花键联接联轴器快速成型方法 |
-
1991
- 1991-10-09 JP JP3261735A patent/JPH05103510A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI609137B (zh) * | 2016-01-21 | 2017-12-21 | Rotary transmission mechanism | |
| CN115302194A (zh) * | 2022-04-29 | 2022-11-08 | 重庆虎溪电机工业有限责任公司 | 一种花键联接联轴器快速成型方法 |
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