JPH05102970A - 局所ネツトワークを大域ネツトワークと接続する方法及び装置 - Google Patents

局所ネツトワークを大域ネツトワークと接続する方法及び装置

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JPH05102970A
JPH05102970A JP4052605A JP5260592A JPH05102970A JP H05102970 A JPH05102970 A JP H05102970A JP 4052605 A JP4052605 A JP 4052605A JP 5260592 A JP5260592 A JP 5260592A JP H05102970 A JPH05102970 A JP H05102970A
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デイビツド、バレツト、ブライアント
Lap Thiet Huynh
ラツプ、テイエツト、ヒユイン
Joseph L Mckinnon
ジヨセフ、エル、マツキノン
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    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/46Interconnection of networks
    • H04L12/4604LAN interconnection over a backbone network, e.g. Internet, Frame Relay

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 改善されたコンピュータネットワーク通信シ
ステムを提供する。 【構成】 コンセントレータノードがデータ処理ネット
ワークと複数の局所ネットワークの夫々との間に相互接
続を行うためにつくられる。このコンセントレータノー
ドは関連する局所ネットワークについての経路指定およ
び機能的能力を有するネットワークノードインターフェ
ースと局所アドレス能力を有するエンドポイントノード
インターフェースを含む。一つの局所ネットワークとデ
ータ処理ネットワーク内の一つの選ばれたネットワーク
ノードとの間が相互接続されると、コンセントレータノ
ードがデータ処理ネットワーク内でエンドポイントノー
ドとして現われるように局所ネットワーク内のネットワ
ークノードをエミュレートする。コンセントレータノー
ドは局所ネットワークとデータ処理ネットワークとの間
の通信のために2つのセグメントとして経路指定情報を
維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にコンピュータネッ
トワーク通信に関し、詳細には大域コンピュータデータ
処理ネットワークと局所コンピュータネットワークを相
互接続する方法および装置に関する。更に詳細に述べる
と、本発明は大域コンピュータデータ処理ネットワーク
内に維持しなくてはならない経路指定情報の量を最少に
してその大域コンピュータデータ処理ネットワークと局
所コンピュータネットワークとを相互に接続するための
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムネットワークは連
続的に普及しつづけている。すなわち、主としてこれは
それらネットワークが多くの異なるシステムで走行する
アプリケーションおよびユーザがデータおよび資源を共
用しつつ互いに通信を行うことが出来ることによる。ネ
ットワークは物理的に接近したデスクトップシステムに
限られあるいは世界的なネットワーク内に接続するすべ
てのサイズの数千のシステムを含むことも出来る。一般
にネットワークはフレキシブルであり、そのためそれら
のユーザのニーズに合うようにすることが出来る。
【0003】一つの重要なコンピュータネットワークは
ピアーツーピアー(peer to peer)ネットワークと呼ば
れるものである。そのようなネットワークトポロジでは
そのネットワークの各ノードは他のすべてのノードと同
じと考えられる。各ノードは通信セッション、他のネッ
トワークノード間の経路指定においては中間ノードとし
て作用しうる。そのようなネットワークは2個の隣接し
たシステム間の、それらの間の一つの通信リンクの部分
としてデータを伝送する必要のない端末ノードを含むこ
とが出来る。そのネットワークの一つのノードにより開
始される通信セッションは一つの通信リンク内の次のノ
ードに対し用いられるべき経路指定を選択する、最も近
いノードに経路指定される。そのような強力なそしてフ
レキシブルなシステムの一例はIBM社のシステムネッ
トワークアーキテクチャ(SNA)であり、広く使用さ
れている。
【0004】代表的なネットワークでは、局所ネットワ
ークがそのネットワークの残部に1個の完全に特殊なネ
ットワークノードを介して接続される。そのようなネッ
トワークノードはそのネットワーク内に完全な経路指定
および機能的能力を有さねばならぬが、1つのネットワ
ークノードに接続される、ワークステーションのような
複数の端末ノードはそのような能力を持たなくてもよ
い。1個の物理的な位置にある数個の下位のエンドワー
クステーションのみが大域ネットワークに接続していて
も、完全なネットワークノード機能をサポートすること
の出来るシステムが一般にそのようなネットワークのア
クセスを可能にするために局所的に配置されねばならな
い。
【0005】全ネットワークノードは種々のネットワー
ク機能をサポートすることの出来る比較的に強力なシス
テムでなくてはならない。例えば1個のSNAネットワ
ークノードは多数の付加的な中間ノード間のセッション
においては中間ノードとして作用出来なくてはならな
い。このネットワークノードはそのネットワーク内の論
理ユニットの内の多くのものについて経路選択テーブル
を維持し、そして論理ユニット識別子を与えられたその
ネットワーク内の任意のノードの位置を検索して決定す
る能力を有する。一つの論理ユニットが他の論理ユニッ
トとのセッション要求する場合、そのような要求を受け
る一つのネットワークノードがその経路選択テーブルま
たはその検索によりターゲットである論理ユニットを位
置ぎめして、そしてその後にその要求をなした論理ユニ
ットと他の隣接するノードとのコンパニオン(companio
n)セッションとの通信セッションをつくらねばならな
い。この他方の隣接ノードはターゲット論理ユニットで
あるか、あるいはターゲットユニットへのリンクをつく
るために利用される他の中間ノードである。
【0006】一つのセッションが二つの論理ユニット間
につくられてしまうと、ネットワークノードは入来デー
タを適当な出力通信リンクに経路指定する。種々のサー
ビスがこのネットワークノードにより与えられる。それ
らは例えばデータのアダプティブな歩調合せ、バインド
(bind)値の再ネゴシェーションその他のサービスを含
む。一つのネットワークノードに要求される多数の機能
は当業者には周知のように文書化される。
【0007】一つのネットワークノードに要求される複
合機能およびデューティは部分的には、そのようなネッ
トワーク内の各ネットワークノードが経路選択、登録簿
検索処理およびそのネットワーク内のすべてのノードに
ついての中間経路指定機能を与える能力を有していなけ
ればならない。その結果、各ネットワークノードはその
ネットワーク内のすべての相互接続したノードを特定す
るトポロジデータベースを維持しなければならない。こ
のトポロジデータベースはデータ処理ネットワーク内の
すべてのネットワークノード間で反復され、その間各エ
ンドポイントノードにあるような局所アドレス情報が要
求により与えられる。
【0008】大型のネットワークでは、ネットワークト
ポロジデータベースはかなりのデータ量に成長しうる。
これにより、いくつかの理由によってネットワーク性能
のかなりの努力が生じうる。トポロジデータベースの更
新により使用されるリンクの帯域はデータベースが大き
くなるために大幅に増加する。その結果、ユーザデータ
フレームはネットワークトポロジデータベースの更新の
伝送優先度が高くなるため、非常に長い遅延を経験する
ことになる。
【0009】更に、経路集合の処理時間は一つのネット
ワーク内のリンクおよびネットワークの数の増加に伴い
指数関数的に増加する。その結果、セッション確立時間
が大幅に長くなる。更に、経路選択の基本となる大きな
スパンをつくるには付加的なプロセサ容量が必要であ
る。その結果、ユーザアプリケーションについて使用可
能なプロセサ容量が小さくなる。最後に、故障による反
応時間の低下および大型のネットワークを介してトポロ
ジデータベース更新を伝ぱんさせる時間の増大によるレ
スポンス時間の低下がデータ処理ネットワークの性能を
更に劣化させる。
【0010】この問題は局所ネットワークの急増および
データ処理ネットワークのサイズの増大により、より重
大となる。この明細書において、用語“局所ネットワー
ク”とは従来の局所ネットワークを意味すると共に、サ
ブ領域ネットワーク、サブエリアネットワーク、スター
ネットワークおよび他のそのようなネットワークをも意
味するものである。多数のそのような局所ネットワーク
が大域ネットワークにより相互接続されるネットワーク
は、各局所ネットワーク内の少くとも1個のネットワー
クノードがこの大域ネットワークに接続しなければなら
ない。全ネットワークトポロジはそのネットワーク内の
すべてのネットワークノード内に反復されねばならない
ために、大域ネットワークに接続する各局所ネットワー
クはそのネットワーク全体で反復されるネットワークト
ポロジデータベースにおいて3個の入力がなされること
を必要とする。ネットワークノードの仕様およびそのネ
ットワークノードに関連する2個の双方向性リンクが大
域ネットワークと相互に接続する各局所ネットワークに
維持されねばならない。このネットワークは次に局所ネ
ットワークのサーバを介して局所ネットワークに流れ、
そして、中間セッション経路指定は一般に局所ネットワ
ークサーバとして作用するネットワークノードにより行
われる。大型のネットワークでは、主中間セッション経
路指定機能を行う局所ネットワークサーバはしばしば不
要となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上から、大域データ
処理ネットワーク内に維持されねばならない経路指定情
報の量を最少としつつ大域ネットワークに複数の局所ネ
ットワークを結合するための効率のよい方法が望まれる
ことは明らかである。
【0012】それ故本発明の目的は改善されたコンピュ
ータネットワーク通信システムを提供することである。
【0013】本発明の他の目的は局所ネットワークと大
域データ処理ネットワークとを相互接続するための改善
された方法および装置を提供することである。
【0014】本発明の更に他の目的は大域データ処理ネ
ットワーク内に維持しなければならない経路指定情報を
最少にして複数の局所ネットワークと大域データ処理ネ
ットワークとを相互接続するための改善された方法およ
び装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的は次の
ようにして達成される。本発明の方法と装置は、経路指
定および機能的能力を有する複数のネットワークノード
および局所アドレス能力のみを有する複数のエンドポイ
ントノードを含む一つのデータ処理ネットワークに、そ
こに維持しなければならない経路指定情報の量を最少に
して複数の局所ネットワークを相互接続するために利用
しうる。通信ノードすなわちコンセントレータ(concen
trator)ノードが各局所ネットワークとデータ処理ネッ
トワークとの間に相互接続をつくる。コンセントレータ
ノードは、関連する局所ネットワーク用の経路指定およ
び機能的能力を有するネットワークノードインターフェ
ースと局所アドレス能力を有するエンドポイントノード
インターフェースとを含む。一つの局所ネットワーク
と、データ処理ネットワーク内の一つの選ばれたネット
ワークノードとが相互接続すると、コンセントレータノ
ードはデータ処理ネットワーク内ではエンドポイントノ
ードとして生じる、局所ネットワーク内のネットワーク
ノードをエミュレートし、局所ネットワークとデータ処
理ネットワーク間の完全な接続を可能にする。コンセン
トレータノードは局所ネットワークとデータ処理ネット
ワーク間に2つのセグメントからなる経路指定情報を維
持する。第1セグメントは局所ネットワークとコンセン
トレータノードとの間の経路を詳細にし、第2セグメン
トはコンセントレータノードとデータ処理ネットワーク
内の一つのノードとの間の経路を詳細にする。
【0016】
【実施例】図1は本発明によりデータ処理ネットワーク
と相互接続した複数の局所ネットワークを示す。図示の
ように、大域データ処理ネットワークは複数のネットワ
ークノード12を含む。各ネットワークノード12はい
わゆるピアーツーピアー(peer-to-peer)ネットワーク
についての基準に従って一つのトポロジデータベースを
含み、このデータベースが大域データ処理ネットワーク
10内の夫々の相互接続したネットワークノードをリス
トする。このトポロジデータベースは大域データ処理ネ
ットワーク10内の各ネットワークノード12で反復さ
れるようになっており、そして本発明の目的とするとこ
ろは、付加された局所ネットワーク内で利用されるネッ
トワークノードについてのトポロジデータが局所ネット
ワークに維持されそして大域データ処理ネットワーク1
0には維持されないようにする方法および装置により、
そのトポロジデータベース内に含まれねばならないデー
タの量を最少にすることである。
【0017】更に大域データ処理ネットワーク10を見
るに、複数のエンドポイントノード14がその中で種々
のネットワークノード12に相互接続する。これらエン
ドポイントノードは局所アドレス能力のみを有し、そし
てそれを関連するネットワークノードに接続するリンク
を特定することによりその関連するネットワークノード
の通信を行うことは当業者には明らかである。
【0018】大域データ処理ネットワーク10の他のデ
ータ処理ネットワークへの相互接続は簡単ではない。大
域データ処理ネットワーク10内のネットワークノード
12のようなノードはそのようなデータ処理ネットワー
ク内ではその内の他のネットワークノードまたは任意の
データ処理ネットワーク内のエンドポイントノードとの
相互接続に限られる。この要件は一つの大域データ処理
ネットワーク10のようなものの内の各ネットワークノ
ードがそのネットワーク内のすべてのネットワークノー
ドと相互接続についてすべてのトポロジデータベースを
反復しなければならないことによるものである。従っ
て、二つのネットワークノードを介しての二つのデータ
処理ネットワークの相互接続には一方のネットワークの
すべてのトポロジデータベースを他方のデータ処理ネッ
トワーク内の各ネットワークノード全体について反復し
なければならない。同様に、新しく接続されたデータ処
理ネットワーク内のネットワークノードはすでにあるデ
ータ処理ネットワークのすべてのトポロジデータベース
を反復しなければならない。一つのデータ処理ネットワ
ーク内の一つのネットワークノードと他のデータ処理ネ
ットワーク内の一つのエンドポイントノードとの相互接
続は自由であり、その理由はエンドポイントノードが局
所アドレス能力のみを有しており、通信中には関連する
ネットワークノードとそのエンドポイントノードとの間
のリンクを特定しなければならないからである。
【0019】更に図1において、局所ネットワーク16
はリンク38により大域データ処理ネットワーク10に
リンクされている。局所ネットワーク16は好適には周
知の技術を用いて相互接続したエンドポイントノード1
8のリンクネットワークを含む。図示のように、各エン
ドポイントノード18はコンセントレータノード20と
相互接続する。本発明によればこのコンセントレータノ
ード20はネットワークノードインターフェース22と
エンドポイントノードインターフェース24を含む、ネ
ットワークノードインターフェースとはコンセントレー
タノード20が局所ネットワーク16内のノードに対し
てはネットワーク16全体を通して情報を経路指定する
ことの出来るネットワークノードとして作用するように
経路指定および機能的能力をネットワーク16内に有す
るインターフェースを意味する。
【0020】更に、エンドポイントノードインターフェ
ース24は局所アドレス能力のみを有するようにつくら
れる。このように、局所ネットワーク16内のコンセン
トレータノード20のエンドポイントノードインターフ
ェース24は、エンドポイントノードとすでにあるピア
ーツーピアーネットワークとの相互接続のための従来の
基準に従って大域データ処理ネットワーク10内のネッ
トワークノード12にリンク38を介してリンクする。
このように、コンセントレータノード20内に含まれる
経路指定および機能的能力は大域データ処理ネットワー
ク10内の各ネットワークノードで反復される必要がな
く、その結果、大域データ処理ネットワーク10内の各
ネットワークノードについてのトポロジデータベース要
件は最少となる。
【0021】同様に、スタートネットワークを含む第2
の局所ネットワーク16も本発明の方法によりコンセン
トレータノード30を用いて大域データ処理ネットワー
ク10に結合しうる。上記のように、局所ネットワーク
26は複数のエンドポイントノード28を含み、それら
のすべてが星形結線によりコンセントレータノード30
のネットワークノードインターフェース32に結合され
る。上記と同様に一つのエンドポイントノードインター
フェース34がコンセントレータノード30内に含まれ
そして局所ネットワーク26を大域データ処理ネットワ
ーク10内の一つのネットワークノード12にリンク4
0を介して接続するために利用される。上記と同様に、
局所ネットワーク26用のトポロジデータベース情報は
コンセントレータノード30のネットワークノードイン
ターフェース32内に維持されそしてネットワーク10
の各ネットワークノード12内に反復される必要はな
い。第3の局所ネットワーク36はリンク42を介して
大域データ処理ネットワーク10に相互接続するものと
して示してある。
【0022】以上から、IBMの中型コンピュータであ
るアプリケーションシステム/400のようなネットワ
ークノードの実現に適した任意のプロセッサ内にコンセ
ントレータノードをつくりそしてその後に各コンセント
レータノードにネットワークノードインターフェースと
エンドポイントノードインターフェースをつくることに
より、大域データ処理ネットワーク内に維持しなければ
ならないトポロジデータの量は、大域データ処理ネット
ワークにすでに結合している局所ネットワークに必要な
トポロジデータが除かれることにより最少となる。その
結果、大域データ処理ネットワークの性能はトポロジデ
ータベースの更新に必要な時間の短縮およびその更新に
より用いられるリンク帯域幅の減少により向上する。更
に、リンクをつくりセッション確立を行うに必要なデー
タ処理ネットワーク10内でのプロセサ時間の量は考慮
されるべきトポロジの量の減少により減少する。
【0023】図2は本発明の方法と装置を用いた登録簿
検索要求を示す高レベル論理フローチャートを示す。図
示のように、このプロセスはブロック50でスタート
し、ブロック52に入る。ブロック52で登録簿検索要
求がコンセントレータノード20(図1)に入ったかど
うかを決定する。入っていなければ入るまでこのプロセ
スを反復する。要求を受けた後にブロック54でその要
求が局所ネットワークからのものであったかどうかを決
定する。すなわち図1の局所ネットワーク16である。
説明の便宜上、ここでは局所ネットワークから入った検
索要求の宛先が大域データ処理ネットワークであるもの
とする。局所ネットワーク内についての検索要求は従来
通りに処理される。一つの検索要求が大域データ処理ネ
ットワーク向けであることを決定した後に、ブロック6
6において、その検索要求を周知のようにしてエンドポ
イントノードの検索要求へと再フォーマット化する。
【0024】エンドポイントノード検索要求に合せるた
めに検索要求を再フォーマット化した後に、ブロック5
8で少くともコンセントレータノード20とデータ処理
ネットワーク10内のネットワークノード12との間の
リンクを特定する局所アドレスデータをこの検索要求に
付加する。図1の例ではこのリンクはリンク38であ
る。
【0025】次に、この変更された検索要求は大域デー
タ処理ネットワーク10内のネットワークノード12に
送られる。この時点でこのプロセスはブロック62に入
り、大域テータ処理ネットワークからのレスポンスが入
ったかどうかの決定を行う。レスポンスが入っていなけ
れば、登録簿検索要求へのレスポンスが入るまでこのプ
ロセスを反復する。大域データ処理ネットワークから
の、登録簿検索要求に対するレスポンスが入った後に、
このプロセスはプロック64に入る。プロック64で大
域データ処理ネットワーク10内のターゲットシステム
への経路を特定する非固有ネットワーク経路指定情報を
除去し、その経路指定情報をコンセントレータノードに
記憶する。その後、プロセスはブロック66に示すよう
に局所ネットワーク16内のリクエスタにレスポンスを
もどしそしてプロセスはブロック68に入り処理を続行
する。
【0026】ブロック54で、受信した登録簿検索要求
が大域データ処理ネットワーク10からのものであれ
ば、ブロック70で、コンセントレータノード20を局
所ネットワーク16内のネットワークノードとして作用
させてその局所ネットワーク内で検索を行う。その後ブ
ロック72でその検索が成功したかどうかを決定する。
成功すればブロック74で局所ネットワーク16内での
ターゲットシステムへの経路を計算しそしてその情報を
コンセントレータノード20に記憶する。その後、ブロ
ック76で大域データ処理ネットワーク10にこの変更
された検索要求レスポンスをもどす。
【0027】ブロック72において局所ネットワーク1
6内の検索が成功しなかった場合には、ブロック78で
検索の不成功リポートをもどし、そしてその後、成功し
なかった検索リポートがネットワークノード12へのリ
ンク38を介して大域データ処理ネットワーク10にも
どされ、そしてブロック68で処理を続行する。
【0028】図3は本発明の方法と装置を用いた、バイ
ンド要求を示す高レベルのフローチャートである。この
“バインド(bind)”は前記のシステムネットワークア
ーキテクチャ(SNA)を用いるセッションレベルの通
信を開始しそして終了させるために用いられるコマンド
である。
【0029】上記のように、このプロセスはブロック9
0でスタートし、ブロック92でセッションレベルの接
続レベルのスタートのためのバインド要求が入ったかど
うかを決定する。入っていなければそれが入るまでこの
プロセスを反復する。バインド要求が入ると、ブロック
94でそのバインド要求が局所ネットワーク16内から
のものであるかどうかを決定する。ここでも局所ネット
ワーク16内から入ったバインド要求が大域データ処理
ネットワーク10宛であったとする。局所ネットワーク
16内についてのバインド要求は周知のごとくに局所的
に処理される。受信したバインド要求が局所ネットワー
ク16内からのものでありそしてその宛先が大域データ
処理ネットワーク10であれば、ブロック96において
局所ネットワーク内のリクエスタからコンセントレータ
ノードへの経路を決定する局所ネットワーク経路指定情
報を除去し、その情報をコンセントレータノード20内
に記憶する。次にブロック98に入る。
【0030】ブロック98でこの記憶された大域データ
処理ネットワーク経路指定情報がこの要求およびレスポ
ンスについてコンセントレータノードで使用可能かどう
かを決定する。図2を参照するに、この大域データ処理
ネットワーク経路指定情報は大域データ処理ネットワー
クからのレスポンスから除去されてブロック64でコン
セントレータノード内に記憶されている。しかしなが
ら、この情報は古くなってコンセントレータノードから
はずされており、使用不能なことがある。
【0031】ブロック98で大域データ処理経路指定情
報が使用可能であれば、ブロック100で記憶された大
域データ処理ネットワーク経路指定情報をバインド要求
に代える。その後、ブロック102で変更されたバンイ
ド要求を大域データ処理ネットワークに送り、大域デー
タ処理ネットワーク内で経路指定を行う。次にブロック
104で大域データ処理ネットワーク内のターゲットノ
ードへ送るために大域データ処理ネットワークに変更さ
れたバンイト要求を送る。
【0032】ブロック98で記憶された大域データ処理
ネットワーク経路指定情報が使用不能であれば、ブロッ
ク106で経路指定情報なしに大域データ処理ネットワ
ークにバインド要求を送る。その後、ブロック108で
大域データ処理ネットワークノードがそこにあるトポロ
ジデータベースを用いて必要な経路指定情報を計算し、
次にブロック104でバインド要求を大域データ処理ネ
ットワーク内のターゲットノードに送る。
【0033】ブロック94でコンセントレータノード2
0に入ったバインド要求が局所ネットワーク内からのも
のでない場合、ブロック110でバインド要求を大域デ
ータ処理ネットワーク経路指定情報を除去しそしてその
情報をコンセントレータノードに記憶する。その後ブロ
ック112で記憶された局所ネットワーク経路指定情報
がこの特定の要求について使用可能かどうかを決定す
る。図2において局所ネットワーク内のターゲットノー
ドに達するに必要な経路指定情報はブロック74で計算
されて記憶されている。しかしながら、上記のようにこ
の情報は使用不能なことがあり、そしてもし使用不能な
らばブロック118で、局所ネットワークではネットワ
ークノードとして作用するコンセントレータノード20
により局所ネットワーク経路指定情報を計算する。
【0034】ブロック112でコンセントレータノード
に記憶された局所ネットワーク経路指定情報がまだ使用
可能であれば、ブロック114でバインド要求にこの記
憶された局所ネットワーク経路指定情報を当てあるいは
ブロック118で必要とされる局所ネットワーク経路指
定情報を計算した後にブロック116でバインド要求を
局所ネットワークのターゲットノードに送る。
【0035】以上述べたように本発明は一つの局所ネッ
トワークと一つの大域ネットワークの間の完全な相互接
続を可能にするが大域データ処理ネットワーク内に維持
されねばならない経路指定および機能的能力情報のよう
なトポロジ情報の量を最少にする新規なコンセントレー
タノードを提供する。ネットワークノードインターフェ
ースとエンドポイントノードインターフェースを有する
ボーダーノードをつくりそして大域データ処理ネットワ
ークに対するインターフェースで局所ネットワーク内の
ネットワークノードまたはエンドポイントノードを選択
的にエミュレートすることにより、局所ネットワークは
大域データ処理ネットワーク内に記憶されねばならない
経路指定情報の量を最少にしてそのデータ処理ネットワ
ークに相互接続しうることになる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、改善されたコンピュー
タネットワーク通信システムが提供され、さらに、局所
ネットワークと大域データ処理ネットワークとを相互接
続するための改善された方法および装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法および装置を用いて一つのデータ
処理ネットワークと相互に接続した複数の局所ネットワ
ークを示す図。
【図2】本発明の方法と装置を用いた登録簿検索要求を
示す高レベルフローチャート。
【図3】本発明の方法と装置を用いたバインド要求を示
す高レベルフローチャート。
【符号の説明】
10 大域データ処理ネットワーク 12 ネットワークノード 14,18,28 エンドポイントノード 16,26,36 局所ネットワーク 20,30 コンセントレータノード 22,32 ネットワークノードインターフェース 24,34 エンドポイントノードインターフェース 38,40,42 リンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビツド、バレツト、ブライアント アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ロー リー、ゲイトリツジ、ドライブ、6531 (72)発明者 ラツプ、テイエツト、ヒユイン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ロー リー、レイク、フロント、ドライブ、 1400‐ケー (72)発明者 ジヨセフ、エル、マツキノン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、ロー リー、ヒルブラウ、レーン、1421

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】経路指定および機能的能力を有する複数の
    ネットワークノードおよび夫々が局所アドレス能力のみ
    を含む複数のエンドポイントノードとを含むデータ処理
    ネットワークと複数の局所ネットワークとを、上記デー
    タ処理ネットワーク内に維持される経路指定情報を最少
    にして相互接続するための、下記段階を含む、局所ネッ
    トワークを大域ネットワークと接続する方法:複数の局
    所ネットワークの夫々の内部にコンセントレータノード
    をつくる段階;各コンセントレータノード内に、関連局
    所ネットワークについての経路指定および機能的能力を
    有する1個のネットワークノードをつくる段階;各コン
    セントレータノード内に局所アドレス能力を有する1個
    のエンドポイントノードインターフェースをつくる段
    階;各コンセントレータノードの上記エンドポイントノ
    ードインターフェースを上記データ処理ネットワーク内
    の1個の選ばれたネットワークノードにリンクさせ、各
    コンセントレータノードを上記データ処理ネットワーク
    内の局所アドレス能力を有するエンドポイントノードと
    して識別し、各局所ネットワークについての経路指定情
    報が上記データ処理ネットワーク内に維持されないよう
    にする段階。
  2. 【請求項2】1個の局所ネットワーク内から1個の関連
    コンセントレータノードを介して前記データ処理ネット
    ワークに登録簿検索要求を送る段階を更に含む請求項1
    の方法。
  3. 【請求項3】各登録簿検索要求を前記データ処理ネット
    ワークに送る前に前記関連コンセントレータノードで各
    登録簿検索要求に局所アドレス情報を付加する段階を更
    に含み、前記局所アドレスネットワークが上記コンセン
    トレータノードと上記データ処理ネットワーク内の前記
    選ばれたネットワークノードとの間の少くとも一つの前
    記リンクを特定する請求項2の方法。
  4. 【請求項4】前記データ処理ネットワーク内の前記選ば
    れたネットワークノードから前記コンセントレータノー
    ドに入る各登録簿検索要求レスポンスからデータ処理ネ
    ットワーク経路指定情報を除去し、上記局所ネットワー
    クに上記登録簿検索要求レスポンスをもどす前に前記コ
    ンセントレータノード内に上記データ処理ネットワーク
    経路指定情報を記録する段階を更に含む請求項3の方
    法。
  5. 【請求項5】前記コンセントレータノードと前記データ
    処理ネットワーク内の前記選ばれたネットワークノード
    を介して前記局所ネットワークから上記データ処理ネッ
    トワークへ、成功した登録簿検索要求後に、バインド要
    求を送る段階を更に含む請求項4の方法。
  6. 【請求項6】前記コンセントレータノードで前記局所ネ
    ットワークから入る前記バインド要求から局所ネットワ
    ーク経路指定情報を除去し、前記データ処理ネットワー
    クに上記バインド要求を送る前に上記コンセントレータ
    ノードに上記局所ネットワーク経路指定情報を記憶する
    段階を更に含む請求項5の方法。
  7. 【請求項7】前記コンセントレータノードから前記デー
    タ処理ネットワーク内の前記選ばれたノードに前記バイ
    ンド要求を送る前に前記除去された局所ネットワーク経
    路指定情報の代りに上記コンセントレータノードに記憶
    された前記バインド要求へのデータ処理ネットワーク経
    路指定情報を代用する段階を更に含む請求項6の方法。
  8. 【請求項8】登録簿検索要求を前記データ処理ネットワ
    ーク内から前記コンセントレータノードを介して前記局
    所ネットワークに送る段階を更に含む請求項1の方法。
  9. 【請求項9】前記データ処理ネットワーク内の前記選ば
    れたネットワークノードから入る登録簿検索要求に応じ
    て前記コンセントレータノードから前記局所ネットワー
    クへの局所ネットワーク経路指定情報を計算する段階を
    更に含む請求項8の方法。
  10. 【請求項10】前記登録簿検索要求レスポンスから前記
    計算された局所ネットワーク経路指定情報を除去した
    後、前記コンセントレータノードから上記データ処理ネ
    ットワーク内の前記選ばれたネットワークノードに登録
    簿検索要求レスポンスを送る段階を更に含む請求項9の
    方法。
  11. 【請求項11】経路指定および機能的能力を有する複数
    のネットワークノードおよび夫々が局所アドレス能力の
    みを含む複数のエンドポイントノードとを含むデータ処
    理ネットワークと複数の局所ネットワークとを、上記デ
    ータ処理ネットワーク内に維持される経路指定情報を最
    少にして相互に接続するための下記要件を含む、局所ネ
    ットワークを大域ネットワークと接続する装置:1つの
    局所ネットワーク内に経路指定および機能的能力を有す
    る、上記装置内のネットワークノードインターフェー
    ス;局所アドレス能力を有する、上記装置内のエンドポ
    イントノードインターフェース;上記装置内の上記エン
    ドポイントノードインターフェースとデータ処理ネット
    ワーク内の一つの選ばれたネットワークノードとを選択
    的にリンクする手段。
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