JPH05102905A - 受信電界強度自動補正装置 - Google Patents

受信電界強度自動補正装置

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Publication number
JPH05102905A
JPH05102905A JP3261772A JP26177291A JPH05102905A JP H05102905 A JPH05102905 A JP H05102905A JP 3261772 A JP3261772 A JP 3261772A JP 26177291 A JP26177291 A JP 26177291A JP H05102905 A JPH05102905 A JP H05102905A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric field
frequency
voltage
receiver
received
Prior art date
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Pending
Application number
JP3261772A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoko Sato
恭子 佐藤
Hideyuki Fukuda
秀之 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3261772A priority Critical patent/JPH05102905A/ja
Publication of JPH05102905A publication Critical patent/JPH05102905A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信電界強度の周波数に応じた補正を自動的
に行ない、より正確な受信電界情報を取得する。 【構成】 受信電界11は、受信機12で受信され電圧
に変換される。この受信電圧13は、A−D変換器14
を通してマイクロコンピュータ15に渡される。ここで
受信は周波数による補正をかけて、より正確な受信電界
強度を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車電話機,携帯電
話機,移動無線機等に適用される受信電界強度自動補正
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の受信電界強度変換装置の
構成を示すブロック図である。図3において、21は受
信電界、22は受信電界をその強度に応じた電圧23に
変換する受信機である。24は受信電圧をデジタル信号
に変換するA−D変換器、25はこのデジタル信号を入
力するマイクロコンピュータであり、応答信号26を受
信機22に出力する。また、27は受信電圧23を外部
から調整するためのボリュームである。
【0003】次に、上記従来例の動作について説明す
る。図3において、受信電界21は受信機22により電
圧23に変換される。この受信電圧23は、周波数が変
化することにより偏差が生じるため、予め偏差の最大か
ら最小の範囲に納まるようにボリューム27により調整
しておく。A−D変換器24は、調整された電圧をデジ
タル信号に変換してマイクロコンピュータ25に出力す
る。マイクロコンピュータ25では、代表周波数での受
信電界特性を使って受信電界強度に変換する。
【0004】このように上記従来の受信電界強度変換装
置では、周波数によって受信電界強度の補正を行わずに
受信電界強度を一定に変換する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の受信電界強度変換装置では周波数の変化に応じた受
信電界強度の補正を行なわないため、代表周波数から離
れた周波数での受信電界強度は、本来の電界値との誤差
が大きくなるという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、受信電界強度の周波数に応じた補正を行
ない、より正確な受信電界強度を得ることができる優れ
た受信電界強度補正装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、受信電界を取り込んでその電界強度に応
じた受信電圧を発生する受信機と、予め代表周波数と任
意複数の周波数との差から求めた補正値が格納されてい
るとともに、前記受信機が受信した周波数に応じて前記
補正値を読み出し、その補正値に基づいて前記受信機の
受信電圧に補正をかける制御手段とを備えたものであ
る。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、受信機が受信し
ている周波数に対応した補正値を検索し、この補正値に
基づいて受信機の受信電圧を自動的に補正することによ
り、より正確な受信電界強度を求めることができ、適確
な無線制御ができるという効果を有する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の構成を示すもの
である。
【0010】図1において、11は受信電界、12は受
信電界をその強度に応じた電圧13に変換する受信機で
ある。14は受信電圧13をデジタル量に変換するA−
D変換器であり、このA−D変換器14で変換されたデ
ジタル信号はマイクロコンピュータ15に取り込まれ
る。
【0011】マイクロコンピュータ15は、代表周波数
の受信電圧と任意複数の周波数の受信電圧との差から求
められた補正値をテーブルとして有するとともに、受信
機12が受信している周波数を識別する機能を有し、こ
の識別した周波数に応じた補正値をテーブルから読み出
し、これを補正指令16として受信機12に入力するこ
とにより、受信電圧に補正をかけ、周波数の偏差を吸収
した正しい受信電界強度を得るようになっている。
【0012】図2は、縦軸に受信電圧、横軸に受信電界
とする受信電界特性図である。この図2において、符号
31は、代表周波数の電界特性であり、符合32は代表
周波数より高い周波数の電界特性を示し、また、符合3
3は代表周波数より低い周波数の電界特性を示す。
【0013】次に、上記実施例の動作について説明す
る。まず、事前に任意のいくつかの電界値について、代
表周波数の受信電圧と任意複数の周波数の受信電圧との
差から求めた補正値をテーブルとしてマイクロコンピュ
ータ15の内部メモリ(図示せず)に格納しておく。
【0014】図2の符号34,35が補正値の例を示
す。補正値34は、代表周波数31と周波数32の電界
値がaであるときのものであり、補正値35は、代表周
波数31と周波数33の電界値がaであるときのもので
ある。
【0015】受信電界11の電界値がaのとき、代表周
波数31ならば、マイクロコンピュータ15が受けとる
受信電圧13はVとなる。また、周波数32の場合は
電圧Vとなり、周波数33の場合は電圧Vとなる。
マイクロコンピュータ15は、この電圧から受信電界強
度を求めるために、受信周波数を確認する。受信周波数
が代表周波数31ならば補正は行なわずに、代表周波数
の特性から電界aを求める。受信周波数が周波数32な
らばテーブルから補正値34で検索して、これにより電
圧Vに補正をかけ、受信電圧が電圧Vとなるように
受信機12を制御する。このように周波数32の電圧V
を補正して受信電圧を電圧Vとすることで、代表周
波数31の特性を用いて電界aを求めることができる。
同様に、周波数33の受信電圧Vを補正値35で補正
を行ない電圧Vとして、代表周波数32の特性を用い
て電界aを求める。
【0016】このように、上記の実施例によれば、マイ
クロコンピュータ15が受けとる受信電圧13は、同じ
電界値aであっても周波数によって異なるが、代表周波
数31と周波数32,33との差を補正値34,35と
して求め、この補正値により、各周波数32,33に対
する受信,電圧VまたはVに補正をかければ、周波
数の偏差を吸収した実際の電圧値aを求めることができ
るという利点を有する。
【0017】ちなみに、電圧V,Vに対し補正を行
わない従来方法で電界を求めた場合、電圧Vのときの
電界値は図2のbとなり、また、電圧Vのときの電界
値はcとなるので、実際の電界値aとの間に誤差が生じ
る。
【0018】なお、上記実施例では、A−D変換器14
とマイクロコンピュータ15とを別々の構成にした場合
について述べたが、A−D変換器14をマイクロコンピ
ュータに含めてもよい。また、マイクロコンピュータ1
5の代りにLSIからなる処理制御手段でもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における受信電界強度自動補
正装置のブロック図
【図2】本実施例における受信電界特性図
【図3】従来の受信電界強度変換装置のブロック図
【符号の説明】
11,21 受信電界 12,22 受信機 13,23 受信電圧 14,24 A−D変換器 15,25 マイクロコンピュータ 16 補正指令 26 応答信号 27 ボリューム 31 代表周波数の電界特性 32 高い周波数の電界特性 33 低い周波数の電界特性

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信電界を取り込んでその電界強度に応じ
    た受信電圧を発生する受信機と、予め代表周波数と任意
    複数の周波数との差から求めた補正値が格納されている
    とともに、前記受信機が受信した周波数に応じて前記補
    正値を読み出し、その補正値に基づいて前記受信機の受
    信電圧に補正をかける制御手段とを備えたことを特徴と
    する受信電界強度自動補正装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、マイクロコンピュータか
    ら構成されていることを特徴とする請求項1記載の受信
    電界強度自動補正装置。
JP3261772A 1991-10-09 1991-10-09 受信電界強度自動補正装置 Pending JPH05102905A (ja)

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JP3261772A JPH05102905A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 受信電界強度自動補正装置

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JP3261772A JPH05102905A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 受信電界強度自動補正装置

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JPH05102905A true JPH05102905A (ja) 1993-04-23

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Cited By (1)

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EP0665662A1 (en) * 1994-01-28 1995-08-02 Nec Corporation Reception field detection apparatus

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