JPH05102716A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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Publication number
JPH05102716A
JPH05102716A JP26348091A JP26348091A JPH05102716A JP H05102716 A JPH05102716 A JP H05102716A JP 26348091 A JP26348091 A JP 26348091A JP 26348091 A JP26348091 A JP 26348091A JP H05102716 A JPH05102716 A JP H05102716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
electronic circuit
housing
bottom plate
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP26348091A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Sugiyama
勝二 杉山
Masao Takahashi
正雄 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP26348091A priority Critical patent/JPH05102716A/ja
Publication of JPH05102716A publication Critical patent/JPH05102716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外気温度の上昇による筐体内の温度上昇と、
急冷による吸込み現象と、筐体内への水の浸入を防止
し、筐体内に納めた電子回路を保護して信頼性を向上す
るようにしたアンテナ装置を提供する。 【構成】 筐体1内に電子回路基板9を収納する。筐体
1に取り付けたアンテナ15と電子回路基板9を内部同
軸線16で接続し、電子回路基板9と車載無線機等を外
部同軸線17で接続する。筐体1の底板3に車体等に取
り付けるためのマグネット14を取り付ける。底板3に
筐体1の内外に連通し、水の浸入を防止することができ
る空気流通用の円筒体19を1個以上設ける。円筒体1
9により外気温度による上昇や急冷による吸込み現象を
防止し、水の吹き付けによる水の浸入を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体等、屋外に取り付
けるアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアンテナ装置としては、
図5に示すような構成が知られている。図5に示すよう
に、筐体51は底部に底面を開放したマグネット収納室
52が形成され、上部に小さい接続室53が形成されて
いる。マグネット収納室52にはリング状のマグネット
54が取り付けられ、接続室53の頂面にはアンテナ5
5の基部が取り付けられ、接続室53内でアンテナ55
にケーブル56の一端が接続されている。
【0003】上記構成のアンテナ装置は、マグネット5
4により車体に取り付けられ、ケーブル56の他端が車
内に設置された車載無線機に接続されている。そして、
車載無線機からの信号をケーブル56を介してアンテナ
55へ送出し、アンテナ55から送信する。これとは逆
に、アンテナ55で受信した信号をケーブル56を介し
て車載無線機へ送出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアンテナ装置では、外気温度上昇による筐体内の温
度上昇や急激な温度変化による吸込み現象を防止するこ
とができず、また、水の浸入を防止することができない
ため、筐体の内部に電子回路を組み込み、アンテナと車
載無線機とを内部同軸線と外部同軸線を用いて接続する
方式を採用することができないという問題があった。
【0005】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、外気温度の上昇や急激な温度変化によ
る筐体内の温度上昇や吸込み現象を防止し、しかも、水
の浸入を防止することができ、したがって、筐体内に納
めた電子回路を保護して信頼性を向上することができ、
また、構成を簡素化してコストの上昇を防止することが
できるようにしたアンテナ装置を提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
の本発明の技術的手段は、電子回路を納めた筐体の底板
にこの筐体の内外に連通し、水の浸入を防止することが
できる空気流通用の筒体が1個以上設けられたものであ
る。
【0007】そして、上記筒体にシート弁を設け、ま
た、筐体の底板の外側に取付手段であるマグネットを備
えるのが好ましい。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、太陽熱が照射さ
れても、筒体により筐体の内外の空気対流が行なわれ、
筐体内部の急激な温度上昇を防止し、また、急冷の場合
でも吸込み現象を防止し、また、水が吹き付られても水
の浸入を防止することができる。
【0009】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0010】図1および図2は本発明の第1の実施例に
おけるアンテナ装置を示し、図1は縦断面図、図2は底
面図である。
【0011】図1および図2に示すように、筐体1は半
球状(ドーム状)の天井部2の底部開放部に底板3が挿
入され、天井部2の底部外周の脚部4に底板3の外周の
脚部5が嵌合され、天井部2の内側複数箇所に突設され
た柱状部6に底板3の外周部が当接され、ビス7により
固定されている。底板3の内側にはボス8が複数箇所に
突設され、これらのボス8には電子回路基板9がビス1
0により取り付けられている。底板3の外側にはボス1
1が複数箇所に突設され、これらのボス11には底板3
の中央部に位置して金属製のマグネット枠12がビス1
3により取り付けられ、マグネット枠12の内側にはリ
ング状のマグネット14が取り付けられ、マグネット1
4の下面はマグネット枠12の外周下縁とほぼ同一面に
なるように設定されている。天井部2の頂部にはアンテ
ナ15の基部が取り付けられ、アンテナ15の基部と電
子回路基板9とが内部同軸線16により接続されてい
る。電子回路基板9には外部同軸線17の一端が接続さ
れ、外部同軸線17は天井部2と底板3に形成された開
口部18より外部へ導かれ、その他端が車内に設置され
た車載無線機に接続されている。筐体1の底板3には筐
体1の内外に連通し、水の浸入を防止することができる
空気流通用の円筒体19が一箇所以上で垂直方向に設け
られている。図示例では、外周部に10箇所、ほぼ均等
割り位置に設けられ、下端が筐体1の下端とぼほ等し
く、マグネット14より高くなるように設定されてい
る。
【0012】上記構成のアンテナ装置は、図3の動作説
明用断面図に示すように、マグネット14により車体2
0に取り付けて使用する。そして、車載無線機からの信
号を外部同軸線17により電子回路基板9に送出し、続
いて内部同軸線16によりアンテナ15に送出し、この
信号をアンテナ15から送信する。これとは逆に、アン
テナ15で受信した信号を内部同軸線16により電子回
路基板9に送出し、続いて外部同軸線17により車載無
線機へ送出する。
【0013】今、アンテナ装置が図3の矢印A方向から
太陽熱の照射を受けても、底板3に設けられた円筒体1
9により矢印Bで示す対流が発生し、筐体1内の温度上
昇を防止することができる。また、急冷の場合にも吸込
み現象を防止することができる。また、円筒体19の内
径を小さくし、全長Lを長く形成することにより、雨の
中を走行して矢印Cで示すように水が180度方向から
吹き付けても、水が円筒体19から筐体1内に浸入する
のを防止することができる。
【0014】このように、底板3に水の浸入を防止する
ことができる空気流通用の円筒体19を設けることによ
り、熱、急激な温度変化、防水面に効果を発揮し、筐体
1内の電子回路基板9を保護し、信頼性を向上すること
ができる。
【0015】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を参照しながら説明する。
【0016】図4は本発明の第2の実施例におけるアン
テナ装置を示す要部の断面図である。
【0017】本実施例においては、図4に示すように、
円筒体19の内端部にシート弁21を設け、防水効果を
更に高めると共に、防じん効果を得ることができるよう
にしたものであり、その他の構成については上記第1の
実施例と同様であるので、同一部分には同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子回路を納めた筐体の底板にこの筐体の内外に連通し、
水の浸入を防止することができる空気流通用の筒体を1
個以上設けているので、太陽熱が照射されても、筒体に
より空気対流が行なわれ、筐体内部の急激な温度上昇を
防止し、また、急冷時の吸込み現象を防止し、また、水
が吹き付けられても水の浸入を防止することができる。
したがって、高い外気温度や急激な温度変化や風雨にさ
らされる環境下で使用しても筐体内に納めた電子回路を
保護して信頼性を向上することができる。また、筒体を
設けるだけで防水パッキン等を用いる必要がないので、
構成を簡素化してコストの上昇を防止することができ
る。
【0019】また、上記筒体にシート弁を設けることに
より、防水効果を更に高めると共に、防じん効果を得る
ことができる。
【0020】また、筐体の底板の外側にマグネットを備
えることにより、本装置を容易に取り付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるアンテナ装置を
示す縦断面図
【図2】同アンテナ装置を示す底面図
【図3】同アンテナ装置の動作説明用の断面図
【図4】本発明の第2の実施例におけるアンテナ装置を
示す要部の断面図
【図5】従来のアンテナ装置を示す断面図
【符号の説明】
1 筐体 3 底板 9 電子回路基板 14 マグネット 15 アンテナ 16 内部同軸線 17 外部同軸線 19 空気流通用の円筒体 21 シート弁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子回路を納めた筐体の底板にこの筐体の
    内外に連通し、水の浸入を防止することができる空気流
    通用の筒体が1個以上に設けられたアンテナ装置。
  2. 【請求項2】筒体がシート弁を有する請求項1記載のア
    ンテナ装置。
  3. 【請求項3】筐体の底板の外側に取付手段であるマグネ
    ットが備えられた請求項1または2記載のアンテナ装
    置。
JP26348091A 1991-10-11 1991-10-11 アンテナ装置 Pending JPH05102716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26348091A JPH05102716A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26348091A JPH05102716A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05102716A true JPH05102716A (ja) 1993-04-23

Family

ID=17390098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26348091A Pending JPH05102716A (ja) 1991-10-11 1991-10-11 アンテナ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05102716A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003269625A (ja) * 2002-03-12 2003-09-25 Ckd Corp 絞り弁及び電磁弁ユニット
JP2009284366A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Beat Sonic:Kk 車両用ルーフアンテナ

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