JPH05102288A - 冷却クランプ装置 - Google Patents

冷却クランプ装置

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Publication number
JPH05102288A
JPH05102288A JP28953591A JP28953591A JPH05102288A JP H05102288 A JPH05102288 A JP H05102288A JP 28953591 A JP28953591 A JP 28953591A JP 28953591 A JP28953591 A JP 28953591A JP H05102288 A JPH05102288 A JP H05102288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp arm
bellows
cooling stage
board
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28953591A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Onoda
正敏 小野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP28953591A priority Critical patent/JPH05102288A/ja
Publication of JPH05102288A publication Critical patent/JPH05102288A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クランプアーム操作機構に基板押し付け力の
調整機能を持たせ、構造を簡素化すること。 【構成】 被処理基板1を冷却ステージ2に固定するク
ランプアーム3は、流体シリンダ装置12で操作され
る。シリンダ装置のハウジング13内に二重のベローズ
141、142を設け、各ベローズの端部は、クランプア
ーム操作シャフト5が結合されている受圧板15に取り
付ける。空気を導入孔17から両ベローズ内に供給する
とベローズは伸び、クランプアームは基板を冷却ステー
ジに固定する。空気圧の調整により基板の押し付け力を
制御でき、冷却ステージへの熱伝達を良好にすることが
できる。導入口18から空気を供給することにより、基
板の固定を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体関連製造装置に
おける被処理基板の冷却クランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、半導体製造装置、例えばイオン
ビ−ム・エッチング装置における被エッチング基板の冷
却クランプ装置について従来の構成図を示し、真空室内
でエッチングされる基板1は冷却ステージ2上にクラン
プアーム3で固定するように構成されており、クランプ
アーム3は通常2ないし3個設けられて基板1の周辺部
を固定する。冷却ステージ2の内部には冷却媒体路4が
設けられ、冷却水が通流している。クランプアーム3に
固定された操作シャフト5は、真空室壁6に設けられた
Oリングによる真空シール軸受部7と操作シャフト5が
回転しないように支持案内するスプライン機構によるガ
イド8を通り大気側に延出している。大気側には操作モ
ータ9が設けられており、モ−タ9の軸10には雌ネジ
部が形成された伝動部材11が結合してあり、この伝動
部材の雌ネジ部に操作シャフト5の端部に形成された雄
ネジ部が螺合している。操作モ−タ9を正、逆転駆動す
ることにより、操作シャフト5を上下方向に直線駆動
し、クランプアーム3は基板1の固定、解除の方向に操
作される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エッチング処理時、基
板1は発熱し、温度が上昇する。基板1はクランプアー
ム3によって冷却ステージ2に固定されているが、単に
固定するだけでは基板1から冷却ステージ2への熱伝達
が充分に行えない。基板1の温度を下げるためには、基
板1を一定の力で冷却ステージ2に押し付けて固定しな
ければならないが、上述のクランプ装置にあっては、操
作モ−タ9の回転をネジ伝動機構により直線運動に変換
しクランプアーム3を操作しているため、基板1を冷却
ステージ2に押し付ける力の調節が困難であり、また、
大気側の機構も大きくなりコンパクトに構成することが
できない。
【0004】本発明は、冷却ステージへの基板の押し付
け力を容易に制御することができ、大気側の機構を必要
としないクランプアーム操作機構を備えた冷却クランプ
装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、被処理基板を
冷却ステージにクランプする冷却クランプ装置におい
て、クランプアームと、このクランプアームの操作シャ
フトを駆動する装置であって、ハウジングと、このハウ
ジング内に設けられて前記操作シャフトに結合した二重
のベローズとを有し、この二重のベローズ内及び前記ハ
ウジング内に流体が供給される流体シリンダ装置とを備
えたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】流体シリンダ装置の二重のベローズ内に流体例
えば空気を供給すると、同ベローズは伸び、クランプア
ームは操作シャフトを介して駆動されて基板を冷却ステ
ージに押し付ける。ハウジング内に空気を供給すると、
二重のベローズは縮み、基板のクランプを解除する。二
重のベローズに供給する空気の圧力を制御することによ
り、基板の冷却ステージへの押し付け力を調整すること
ができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は一実施例の構成図を示し、図2と同一符号
は同等部分を示す。基板1は冷却ステージ2上に載置さ
れ、その周辺部において2ないし3個のクランプアーム
3でクランプされる。クランプアーム3の操作シャフト
5は真空室内に設けられた流体シリンダ装置12によっ
て操作される。流体シリンダ装置12のハウジング13
内に二重のベローズ141、142が設けられ、各ベロー
ズの端部はハウジング13の上部内面部及び受圧板15
に固定されている。クランプアーム3の操作シャフト5
はスプライン機構のガイド16で軸支されて受圧板15
に取り付けられている。ハウジング13の上部及び下部
には空気圧導入孔17、同18が形成されており、図示
しない空気圧源に連通している。
【0008】基板1のクランプ時、空気圧導入孔17か
ら二重のベローズ141と同142で形成されるベローズ
室内に空気が供給される。二重のベローズ141、142
は伸び、操作シャフト5を介してクランプアーム3は下
方に駆動され、基板1を冷却ステージ2に押し付ける。
二重のベローズ141と同142で形成されるベローズ室
内に供給される空気の圧力を制御することにより基板1
の冷却ステージ2への押し付け力を調整することができ
る。クランプ解除時、空気圧導入孔18からハウジング
13内に空気を供給する。受圧板15に空気圧が作用し
ベローズの弾性と相俟って二重のベローズ141、142
は縮み、クランクアーム3を上方に駆動する。
【0009】クランプアーム3を2ないし3個設ける場
合、各クランプアーム3の流体シリンダ装置12への空
気供給管路をシリーズに接続することにより、全てのク
ランプアーム3は同じ力で基板1を冷却ステージ2に押
し付けることができる。この場合、流体シリンダ装置1
2には点線で示すように空気圧接続孔19、同20が設
けられ、各接続孔は次段の流体シリンダ装置の空気圧導
入孔17、同18に管路で順次接続される。
【0010】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成したの
で、流体シリンダ装置の二重のベローズ内に供給する流
体例えば空気の圧力を調整することにより、クランプア
ームは被処理基板を一定の力で冷却ステージに容易に押
し付けることができるから、基板の発熱を冷却ステージ
に良好に伝達することができ、基板の温度上昇を抑える
ことができる。
【0011】流体シリンダ装置のベローズ部は二重構造
のものであるから、流体例えば空気の洩れがない。そし
て、大気側からは空気を供給するだけでよいから(空気
圧源自体は大気側の任意の場所に設けることができ
る)、大気側の機構がなくなり、省スペースを実現する
ことができ、冷却クランプ装置をコンパクトに構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 被処理基板 2 冷却ステージ 3 クランプアーム 5 操作シャフト 12 流体シリンダ装置 13 ハウジング 141、142 ベローズ 15 受圧板 16 ガイド 17、18 空気圧導入孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板を冷却ステージにクランプす
    る冷却クランプ装置において、クランプアームと、この
    クランプアームの操作シャフトを駆動する装置であっ
    て、ハウジングと、このハウジング内に設けられて前記
    操作シャフトに結合した二重のベローズとを有し、この
    二重のベローズ内及び前記ハウジング内に流体が供給さ
    れる流体シリンダ装置とを備えたことを特徴とする冷却
    クランプ装置。
JP28953591A 1991-10-09 1991-10-09 冷却クランプ装置 Pending JPH05102288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28953591A JPH05102288A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 冷却クランプ装置

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JP28953591A JPH05102288A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 冷却クランプ装置

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JPH05102288A true JPH05102288A (ja) 1993-04-23

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ID=17744507

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28953591A Pending JPH05102288A (ja) 1991-10-09 1991-10-09 冷却クランプ装置

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JP (1) JPH05102288A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017028248A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 基板リフトピンアクチュエータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017028248A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 基板リフトピンアクチュエータ

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