JPH05101617A - 磁気記録再生装置におけるテ−プ走行表示装置 - Google Patents

磁気記録再生装置におけるテ−プ走行表示装置

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Publication number
JPH05101617A
JPH05101617A JP25541991A JP25541991A JPH05101617A JP H05101617 A JPH05101617 A JP H05101617A JP 25541991 A JP25541991 A JP 25541991A JP 25541991 A JP25541991 A JP 25541991A JP H05101617 A JPH05101617 A JP H05101617A
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JP
Japan
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tape
pulse
counter value
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detecting
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Application number
JP25541991A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Nouzen
芳正 能弾
Yoshihiro Nagao
圭浩 長尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生するテ−プの途中に無記録部分(コント
ロールパルス無し)が存在する時にも、テ−プが走行し
ていることを表示したり、テ−プ走行量を表示できるよ
うにし、ユーザーが故障と間違う虞れをなくすことを目
的とする。 【構成】 テ−プから検出したコントロールパルスをカ
ウントすることによりリニアタイムカウンタ値を表示部
15に表示させるテ−プ走行表示装置において、コント
ロールパルスが一定時間無いことを検出する手段16
と、コントロールパルスが一定時間検出されないときに
は、パルスが無くなる前のリニアタイムカウンタ値を、
テ−プ残量計測手段19によるテ−プ残量値の変化に応
じて加減するカウンタ値制御手段18とを設け、この加
減された値をカウンタ値として表示部15に表示させる
とともに、コントロールパルス無しの情報も点滅等によ
り同時に表示できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテ−プ経過時間をカウン
ト表示するリニアタイムカウンタ表示機能を搭載した磁
気記録再生装置において、テ−プに無記録部分があって
も再生時にテ−プが走行状態にあること及びテ−プの走
行量を表示することができるテ−プ走行表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテ−プレコ−ダ(VTR)
では、記録時において、再生時に必要な基準信号を確保
するため、コントロールパルス(以下、CTLパルスと
いう)をテ−プの下端に垂直同期信号の周波数の1/2 の
30Hzのパルスで記録する。30Hzのため2つのビデオトラ
ックに1つの割でCTLパルスが記録されることにな
る。
【0003】従来のVTRには、記録再生時におけるテ
−プ経過時間をカウント表示するリニアタイムカウンタ
表示機能を搭載したものがある。
【0004】このようなリニアタイムカウンタ表示装置
では、図6に示すように再生時にCTLパルスが記録さ
れているテ−プを走行させた場合、CTLパルスはテ−
プからCTLパルス検出手段10で検出され、次にその
CTLパルスはCTLパルス分周手段11に入力され1
秒に相当するパルス数まで分周される。そして、1秒周
期の分周パルスはカウンタ値加減手段12にてリニアタ
イムカウンタ値を加算方向ならば+1秒、減算方向なら
ば−1秒変化させる。カウンタ値加減手段12において
リニアタイムカウンタ値が加算方向か減算方向かはキ−
入力部14で設定されたモードが正転か逆転かを判断す
ることによって決定される。そのリニアタイムカウンタ
値は表示制御手段13に送られ表示部15にて表示され
る。
【0005】図7は図6の装置の動作フローを示したも
のである。
【0006】図7に示すように、リニアタイムカウンタ
表示装置においては、まずCTLパルスが有るか否かを
判定する(ステップS1 )。そして、記録時は、テ−プ
に記録するCTLパルスをカウントし、再生時はテ−プ
に記録されているCTLパルスをカウントするが、いず
れの場合も1秒に相当するカウント数になるとリニアタ
イムカウンタの1秒の値を加減算し(ステップS2 ,S
3 )、このカウンタ値を表示していた(ステップS4
)。
【0007】しかし、再生するテ−プに無記録部分(C
TLパルス無し)があると、テ−プが走行してもリニア
タイムカウンタがカウント動作せず、正しいテ−プ走行
量を知ることができないと共に、故障と間違う場合があ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来は、
リニアタイムカウンタをCTLパルスにより動作させて
いるため、テ−プにCTLパルスが記録されていない場
合、カウンタが動作せず、正しいテ−プ走行量を知るこ
とができないと共に、故障と間違うという問題があっ
た。
【0009】本発明は上記の問題に鑑みてなされたもの
で、再生するテ−プの途中に無記録部分(CTLパルス
無し)が続いた時にも、テ−プが正常に走行しているこ
と或いはその時のテ−プ走行量を知ることができる磁気
記録再生装置におけるテ−プ走行表示装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よるテ−プ走行表示装置は、テ−プに記録されたコント
ロールパルスをテ−プ走行中に検出する第1の検出手段
と、この第1の検出手段にて検出したコントロールパル
スに基づいてテ−プ走行量を計算するカウンタ手段と、
このカウンタ手段のカウンタ値を記憶する記憶手段と、
前記テ−プにコントロールパルスが記録されているか否
かを検出する第2の検出手段と、テ−プ走行中にテ−プ
残量値を計測するテ−プ残量計測手段と、テ−プ走行の
正転,逆転を示すモードを設定するキ−入力部と、テ−
プ走行中に前記第2の検出手段がコントロールパルス有
りを検出しているときは前記記憶手段からのカウンタ値
を出力し、テ−プ走行中に前記第2の検出手段が一定時
間コントロールパルス無しを検出したときは前記記憶手
段に記憶したカウンタ値を、前記テ−プ残量計測手段に
て計測したテ−プ残量値の変化に応じて、前記正転モー
ドが設定されているときは加算し、逆転モードのときは
減算して出力するカウンタ値制御手段と、このカウンタ
値制御手段にて加減算されたカウンタ値を表示部に表示
させる一方、コントロールパルス無しであることを前記
表示部に表示させる表示制御手段とを具備したことを特
徴とするものである。
【0011】請求項2記載の本発明によるテ−プ走行表
示装置は、請求項1記載の発明において、前記カウンタ
手段がテ−プ走行量を経過時間として算出し、前記表示
部がその経過時間を表示するように構成され、前記表示
制御手段はテ−プ走行中に前記第2の検出手段が一定時
間コントロールパルス無しを検出したときは、コントロ
ールパルスが無い部分であることを前記表示部の秒の桁
の点滅で表示し、前記カウンタ値を前記表示部の時,分
の桁で表示することを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の本発明によるテ−プ走行表
示装置は、テ−プに記録されたコントロールパルスをテ
−プ走行中に検出する第1の検出手段と、この第1の検
出手段にて検出したコントロールパルスに基づいてテ−
プ走行量を経過時間として計算するカウンタ手段と、こ
のカウンタ手段のカウンタ値を記憶する記憶手段と、前
記テ−プにコントロールパルスが記録されているか否か
を検出する第2の検出手段と、テ−プ走行中にテ−プ残
量値を計測するテ−プ残量計測手段と、テ−プ走行の正
転,逆転を示すモードを設定するキ−入力部と、テイク
アップリールの回転をリールパルスとして検出するテイ
クアップ側リールパルス検出手段と、サプライリールの
回転をリールパルスとして検出するサプライ側リールパ
ルス検出手段と、テ−プ走行中に前記第2の検出手段が
コントロールパルス有りを検出しているときは前記記憶
手段からのカウンタ値を出力し、テ−プ走行中に前記第
2の検出手段が一定時間コントロールパルス無しを検出
したときは前記記憶手段に記憶したカウンタ値に代え
て、前記テ−プ残量計測手段からのテ−プ残量値を出力
するカウンタ値制御手段と、このカウンタ値制御手段か
らの出力を表示部に表示させるものであって、前記表示
部でテ−プ残量時間を表示しているときに、正転モード
が設定されていれば前記表示部の時間表示のうちの所定
桁を点滅させかつその点滅速度を前記テイクアップ側リ
ールパルス検出手段からのリールパルスの入力頻度に応
じて変化させ、逆転モードが設定されていれば前記表示
部の時間表示の前記桁とは異なる桁を点滅させかつその
点滅速度を前記サプライ側リールパルス検出手段からの
リールパルスの入力頻度に応じて変化させる表示制御手
段とを具備したことを特徴とするものである。
【0013】請求項4記載の本発明によるテ−プ走行表
示装置は、テ−プに記録されたコントロールパルスをテ
−プ走行中に検出する第1の検出手段と、この第1の検
出手段にて検出したコントロールパルスに基づいてテ−
プ走行量をテ−プ走行経過時間として計算するカウンタ
手段と、このカウンタ手段のカウンタ値を記憶する記憶
手段と、前記テ−プにコントロールパルスが記録されて
いるか否かを検出する第2の検出手段と、テ−プ走行中
にテ−プ残量値を計測するテ−プ残量計測手段と、テ−
プ走行の正転,逆転を示すモードを設定するキ−入力部
と、テイクアップリールの回転をリールパルスとして検
出するテイクアップ側リールパルス検出手段と、サプラ
イリールの回転をリールパルスとして検出するサプライ
側リールパルス検出手段と、テ−プ走行中に前記第2の
検出手段がコントロールパルス有りを検出しているとき
は前記記憶手段からのカウンタ値を出力し、テ−プ走行
中に前記第2の検出手段が一定時間コントロールパルス
無しを検出したときは前記記憶手段に記憶したコントロ
ールパルスが無くなる前のカウンタ値を続けて出力させ
るカウンタ値制御手段と、このカウンタ値制御手段から
のカウンタ値を表示部に表示させるものであって、前記
表示部でコントロールパルスが無くなる前のテ−プ走行
経過時間を表示しているときに、正転モードが設定され
ていれば前記表示部の時間表示のうちの所定桁を点滅さ
せかつその点滅速度を前記テイクアップ側リールパルス
検出手段からのリールパルスの入力頻度に応じて変化さ
せ、逆転モードが設定されていれば前記表示部の時間表
示の前記桁とは異なる桁を点滅させかつその点滅速度を
前記サプライ側リールパルス検出手段からのリールパル
スの入力頻度に応じて変化させる表示制御手段とを具備
したことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明においては、コントロールパル
スが記録されていないビデオテ−プを走行させたときに
も、無記録部分以前のカウンタ値と、テ−プ走行中は計
算を続けているテ−プ残量値を利用してカウンタ値を求
めることにより、テ−プ走行量を表示し続けることがで
きるようにしたものである。
【0015】請求項2の発明においては、コントロール
パルス無しの時には、テ−プ走行量の表示を、コントロ
ールパルスが無いことを示す点滅表示と組み合わせて行
うようにした。
【0016】また、請求項3の発明においては、コント
ロールパルスが記録されていないビデオテ−プを走行さ
せたとき、走行量の表示をリニアタイムカウンタ表示か
ら残量表示に変え、かつその表示を点滅させしかもテ−
プ速度に応じて点滅速度を変化させるようにした。
【0017】請求項4の発明においては、コントロール
パルスが記録されていないビデオテ−プを走行させたと
き、リニアタイムカウンタ表示をそのままの状態で点滅
させ、しかもテ−プ速度に応じて点滅速度を変化させる
ようにした。
【0018】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の磁気記録再生装置におけるテ−
プ走行表示装置を示すブロック図である。
【0019】図1において、図6と同一部分には同一符
号を付して説明する。この実施例に示すテ−プ走行表示
装置は、CTLパルスを検出するCTLパルス検出手段
10と、その検出パルスの周期を時間単位(例えば1
秒)に分周するCTLパルス分周手段11と、この分周
パルスをカウントすることによりリニアタイムカウント
するカウンタ値加減手段12と、リニアタイムカウンタ
値を表示部15に表示させる表示制御手段13と、テ−
プ走行の正転,逆転を示すモードを入力するキ−入力部
14とを具備した従来構成の装置において、CTLパル
ス無しを判定するCTLパルス無し判定手段16と、カ
ウンタ値加減手段12からのリニアタイムカウンタ値を
記憶するカウンタ値記憶手段17と、CTLパルス無し
判定手段16がCTLパルス無しを判定したときに前記
カウンタ値記憶手段17に記憶したカウンタ値を入力
し、該カウンタ値をテ−プ残量計測手段19からのテ−
プ残量時間の変化に応じて可変(加算または減算)し表
示制御手段13に出力するカウンタ値制御手段18とを
設けたものである。表示制御手段13はキ−入力部14
にて設定されたモードにより正転か逆転かを判断して前
記カウンタ値加減手段12及びカウンタ値制御手段18
の加算,減算方向を制御する。
【0020】次に、図2のフローチャートを参照して、
図1のテ−プ走行表示装置におけるリニアタイムカウン
タ表示動作を説明する。
【0021】図2において、CTLパルスが入っている
テ−プを走行させた場合の動作はステップS11〜S14の
ようになる。CTLパルス検出手段10により検出され
たCTLパルスは、CTLパルス分周手段11にて1秒
に相当する周期に分周される(ステップS11,S12)。
分周パルスはカウンタ値加減手段12によりリニアタイ
ムカウンタ値が加算方向なら+1秒、減算方向なら−1
秒変化する(ステップS13)。その値をカウンタ値記憶
手段17に記憶しておく。カウンタ値制御手段18によ
り表示するカウンタ値としてカウンタ値記憶手段17で
記憶したカウンタ値が選択され、表示制御手段13に送
られリニアタイムカウンタ値が表示部15に表示される
(ステップS14)。なお、前記カウンタ値加減手段12
の加算,減算方向の制御は、キ−入力部14にて設定さ
れたモードにより行われる。
【0022】無記録部分(CTLパルス無し)が途中に
あるテ−プを走行させた場合には、ステップS15〜S18
の動作を行う。CTLパルスが入っている部分までは前
述のステップS11〜S14の動作を行う。前記ステップS
11において、CTLパルス入力がないとステップS15に
移行する。ステップS15において、CTLパルスが一定
時間入力されないと、CTLパルス無し判定手段16よ
りカウンタ値制御手段18にCTLパルス無し情報が送
られる。カウンタ値制御手段18はCTLパルスが無く
なる前のカウンタ値をカウンタ値記憶手段17から入力
する。一方、テ−プ走行中はテ−プ残量計測手段19に
よりテ−プ残量値がカウンタ値制御手段18に送られて
いる。カウンタ値制御手段18は、ステップS16に示す
ようにテ−プ残量値が1分単位で増減するか否かを見て
いて、テ−プ残量値が1分単位で増減した場合にはステ
ップS17に移行する。ステップS17においては、カウン
タ値制御手段18はテ−プ残量値が1分減ったらカウン
タ値を1分増やし、1分増えたらカウンタ値を1分減ら
す。カウンタ値制御手段18はCTLパルス無し情報
と、表示するカウンタ値として加減算されたカウンタ値
を表示制御手段13に送る。表示制御手段13は、図3
に示すように表示部15においてCTLパルスが無い部
分であることを未表示桁である秒(S)の桁のバー表示
とその点滅で告知しながら、時(H)、分(M)の桁で
カウンタ値を表示する(ステップS18)。なお、図3に
おいて、(a) はCTLパルスが無くなる前の表示状態を
示し、(b) はCTLパルスが無くなってから1分経過後
の表示状態を示している。
【0023】図4は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。この図に示す実施例は、CTLパルス検出手
段10で検出したCTLパルスの周期を、CTLパルス
分周手段11で1秒単位となるよう分周し、カウンタ値
加減手段12で1秒ずつ加算或いは減算し、カウンタ値
記憶手段17に記憶しておく。CTLパルス無し判定手
段16でCTLパルス無しを検出しないときは、カウン
タ値制御手段18Aにより、表示するカウンタ値として
カウンタ値記憶手段17で記憶したカウンタ値が選択さ
れ、表示制御手段13Aを通して表示部15に表示され
る。また、CTLパルス無し判定手段16で一定時間
(1分間)CTLパルス無しを検出したときは、カウン
タ値制御手段18Aはテ−プ残量計測手段19からのテ
−プ残量値を選択し、表示制御手段13Aを通して表示
部15に残量表示する。この残量表示を行う際には、C
TLパルス無しを表現するために、表示制御手段13A
は残量表示の”分”の桁又は”時”の桁を点滅するよう
に制御する。カウンタ値加減手段12の加算或いは減算
方向はキ−入力部14から入力されるモード(正転か逆
転か)により決定される。表示制御手段13Aには、テ
イクアップ側リールからの回転パルスを検出するための
テイクアップ側リールパルス検出手段20と、サプライ
側リールからの回転パルスを検出するためのサプライ側
リールパルス検出手段21が接続されている。前記残量
表示で、テ−プ走行が正転の時には、表示制御手段13
Aは残量表示の”分”の桁を点滅させると共に、その点
滅速度がテイクアップ側リールパルス検出手段20から
のリールパルスの入力頻度に応じて変化するように制御
する。また、テ−プ走行が逆転の時には、表示制御手段
13Aは残量表示の”時”の桁を点滅させると共に、そ
の点滅速度がサプライ側リールパルス検出手段21から
のリールパルスの入力頻度に応じて変化するように制御
する。
【0024】上記の構成において、表示制御手段13A
はCTLパルスが無くなった時点でテ−プ残量計測手段
19からのテ−プ残量値に切り換えて表示部15に出力
すると同時に、テイクアップ側或いはサプライ側のリー
ルパルスを読み込み、リールパルスが入力される頻度に
よって点滅の速度を決め、ビデオテ−プが正転か逆転か
により、正転だったら、残量表示の右側の桁 ”分
(M)”の桁を、逆転だったら左側の桁”時(H)”の
桁の点滅を開始する。正転・逆転の判断はキ−入力部1
4からの入力された動作モードで行う。この表示の変化
により、CTLパルスが無くなったこと、テ−プが走行
している方向、速度が分かり、従来のようにビデオテ−
プが走行していないといった勘違いを防止できる。
【0025】図5は図4の変形例を示すブロック図であ
る。この図に示す実施例は、図4におけるテ−プ残量計
測手段19を使用しない構成としたもので、CTLパル
スが無くなった時に残量表示を行わずに、CTLパルス
が無くなる前にカウンタ値記憶手段17にて記憶したカ
ウンタ値をそのまま表示制御手段13Bを通して表示部
15に表示させるようにし、しかもテ−プ走行の表示
を、テ−プ走行が正転の時には、表示制御手段13Bは
カウンタ表示の右側の桁”秒(S)”を点滅させると共
に、その点滅速度がテイクアップ側リールパルス検出手
段20からのリールパルスの入力頻度に応じて変化する
ように制御する。また、テ−プ走行が逆転の時には、表
示制御手段13Bはカウンタ表示の左側の桁”時
(H)”を点滅させると共に、その点滅速度がサプライ
側リールパルス検出手段21からのリールパルスの入力
頻度に応じて変化するように制御する。ここで、表示制
御手段13Bはリールパルスの入力状態を常に監視して
いて、頻度が変化したら即座に判断をし直し、点滅速度
を変化させる。また、カウンタ値制御手段18B及び表
示制御手段13BはCTLパルスがCTLパルス検出手
段10に入ってきたら、点滅表示をやめて通常表示に戻
すよう動作する。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、再生
するテ−プの途中に無記録部分(CTLパルス無し)が
続いた時にも、テ−プが走行状態にあることを表示して
ユーザーが知らせることができる。或いは、テ−プ走行
量を表示して知らせることができる。従って、無記録部
分の再生時に、故障と間違う虞れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気記録再生装置における
テ−プ走行表示装置を示すブロック図。
【図2】図1のリニアタイムカウンタ表示動作を説明す
るフローチャート。
【図3】図1における表示状態を説明する図。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】図4の変形例を示すブロック図。
【図6】従来の磁気記録再生装置におけるテ−プ走行表
示装置を示すブロック図。
【図7】図6のリニアタイムカウンタ表示動作を説明す
るフローチャート。
【符号の説明】
10 CTLパルス検出手段 11 CTLパルス分周手段 12 カウンタ値加減手段 13,13A,13B 表示制御手段 14 キ−入力部 15 表示部 16 CTLパルス無し判定手段 17 カウンタ値記憶手段 18,18A,18B カウンタ値制御手段 19 テ−プ残量計測手段 20 テイクアップ側リールパルス検出手段 21 サプライ側リールパルス検出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テ−プに記録されたコントロールパルスを
    テ−プ走行中に検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段にて検出したコントロールパルスに
    基づいてテ−プ走行量を計算するカウンタ手段と、 このカウンタ手段のカウンタ値を記憶する記憶手段と、 前記テ−プにコントロールパルスが記録されているか否
    かを検出する第2の検出手段と、 テ−プ走行中にテ−プ残量値を計測するテ−プ残量計測
    手段と、 テ−プ走行の正転,逆転を示すモードを設定するキ−入
    力部と、 テ−プ走行中に前記第2の検出手段がコントロールパル
    ス有りを検出しているときは前記記憶手段からのカウン
    タ値を出力し、テ−プ走行中に前記第2の検出手段が一
    定時間コントロールパルス無しを検出したときは前記記
    憶手段に記憶したカウンタ値を、前記テ−プ残量計測手
    段にて計測したテ−プ残量値の変化に応じて、前記正転
    モードが設定されているときは加算し、逆転モードのと
    きは減算して出力するカウンタ値制御手段と、 このカウンタ値制御手段にて加減算されたカウンタ値を
    表示部に表示させる一方、コントロールパルス無しであ
    ることを前記表示部に表示させる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置における
    テ−プ走行表示装置。
  2. 【請求項2】前記カウンタ手段がテ−プ走行量を経過時
    間として算出し、前記表示部がその経過時間を表示する
    ように構成され、前記表示制御手段はテ−プ走行中に前
    記第2の検出手段が一定時間コントロールパルス無しを
    検出したときは、コントロールパルスが無い部分である
    ことを前記表示部の秒の桁の点滅で表示し、前記カウン
    タ値を前記表示部の時,分の桁で表示することを特徴と
    する請求項1記載の磁気記録再生装置におけるテ−プ走
    行表示装置。
  3. 【請求項3】テ−プに記録されたコントロールパルスを
    テ−プ走行中に検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段にて検出したコントロールパルスに
    基づいてテ−プ走行量を経過時間として計算するカウン
    タ手段と、 このカウンタ手段のカウンタ値を記憶する記憶手段と、 前記テ−プにコントロールパルスが記録されているか否
    かを検出する第2の検出手段と、 テ−プ走行中にテ−プ残量値を計測するテ−プ残量計測
    手段と、 テ−プ走行の正転,逆転を示すモードを設定するキ−入
    力部と、 テイクアップリールの回転をリールパルスとして検出す
    るテイクアップ側リールパルス検出手段と、 サプライリールの回転をリールパルスとして検出するサ
    プライ側リールパルス検出手段と、 テ−プ走行中に前記第2の検出手段がコントロールパル
    ス有りを検出しているときは前記記憶手段からのカウン
    タ値を出力し、テ−プ走行中に前記第2の検出手段が一
    定時間コントロールパルス無しを検出したときは前記記
    憶手段に記憶したカウンタ値に代えて、前記テ−プ残量
    計測手段からのテ−プ残量値を出力するカウンタ値制御
    手段と、 このカウンタ値制御手段からの出力を表示部に表示させ
    るものであって、前記表示部でテ−プ残量時間を表示し
    ているときに、正転モードが設定されていれば前記表示
    部の時間表示のうちの所定桁を点滅させかつその点滅速
    度を前記テイクアップ側リールパルス検出手段からのリ
    ールパルスの入力頻度に応じて変化させ、逆転モードが
    設定されていれば前記表示部の時間表示の前記桁とは異
    なる桁を点滅させかつその点滅速度を前記サプライ側リ
    ールパルス検出手段からのリールパルスの入力頻度に応
    じて変化させる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置における
    テ−プ走行表示装置。
  4. 【請求項4】テ−プに記録されたコントロールパルスを
    テ−プ走行中に検出する第1の検出手段と、 この第1の検出手段にて検出したコントロールパルスに
    基づいてテ−プ走行量をテ−プ走行経過時間として計算
    するカウンタ手段と、 このカウンタ手段のカウンタ値を記憶する記憶手段と、 前記テ−プにコントロールパルスが記録されているか否
    かを検出する第2の検出手段と、 テ−プ走行中にテ−プ残量値を計測するテ−プ残量計測
    手段と、 テ−プ走行の正転,逆転を示すモードを設定するキ−入
    力部と、 テイクアップリールの回転をリールパルスとして検出す
    るテイクアップ側リールパルス検出手段と、 サプライリールの回転をリールパルスとして検出するサ
    プライ側リールパルス検出手段と、 テ−プ走行中に前記第2の検出手段がコントロールパル
    ス有りを検出しているときは前記記憶手段からのカウン
    タ値を出力し、テ−プ走行中に前記第2の検出手段が一
    定時間コントロールパルス無しを検出したときは前記記
    憶手段に記憶したコントロールパルスが無くなる前のカ
    ウンタ値を続けて出力させるカウンタ値制御手段と、 このカウンタ値制御手段からのカウンタ値を表示部に表
    示させるものであって、前記表示部でコントロールパル
    スが無くなる前のテ−プ走行経過時間を表示していると
    きに、正転モードが設定されていれば前記表示部の時間
    表示のうちの所定桁を点滅させかつその点滅速度を前記
    テイクアップ側リールパルス検出手段からのリールパル
    スの入力頻度に応じて変化させ、逆転モードが設定され
    ていれば前記表示部の時間表示の前記桁とは異なる桁を
    点滅させかつその点滅速度を前記サプライ側リールパル
    ス検出手段からのリールパルスの入力頻度に応じて変化
    させる表示制御手段と、 を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置における
    テ−プ走行表示装置。
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