JPH05100640A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH05100640A
JPH05100640A JP3287001A JP28700191A JPH05100640A JP H05100640 A JPH05100640 A JP H05100640A JP 3287001 A JP3287001 A JP 3287001A JP 28700191 A JP28700191 A JP 28700191A JP H05100640 A JPH05100640 A JP H05100640A
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JP
Japan
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liquid crystal
scanning lines
circuit
crystal display
display mode
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Application number
JP3287001A
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English (en)
Inventor
Kazunari Kurokawa
一成 黒川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレインバイラバの電流駆動能力を大きくし
たり、TFTのサイズを大きくすることなく拡大表示モ
ード機能を実現した液晶表示装置を提供する。 【構成】 隣接する複数の走査線を同時に選択する機能
を持つ走査線駆動回路と、拡大画面に対応した画像デー
タのサンプリングを行う信号線駆動回路とを用いてアク
ティブマトリックス方式の液晶表示パネルを駆動して拡
大表示動作を実現する。 【効果】 通常の表示モードの同様に1H期間を使って
画素への書き込みを行うことができ、拡大表示モードの
ために格別にドレインドライバのチップサイズを大きく
したり、TFTトランジスタのサイズを大きくする必要
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶表示装置に関
し、主にアクティブマトリックス方式の液晶表示パネル
を用い、拡大表示モード機能を備えたものに利用して有
効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TFT(薄膜トランジスタ)を用いたア
クティブマトリックス方式の液晶表示装置がある。この
ようなフラットパネル・ディスプレイ装置に関しては、
例えば1991年発行、『フラットパネル・ディスプレ
イ’91』日経エレクトロニクス、日経マイクロデバイ
ス編がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示パネルを用い
て、縦横2倍ずつ拡大した4倍拡大(4倍ズーム)表示
を行うことができる。例えば、図8のタイミング図に示
すように、走査線選択信号を形成するクロックパルスの
周波数を2倍にし、通常の1H期間の前半に奇数走査線
G1を選択し、後半に偶数走査線G2を選択する。そし
て、ドレインドライバは、サンプリング時間を1/2に
し、H/2分のビディオ信号をサンプリングして出力す
る。
【0004】この構成では、1Hの前半でマトリックス
型液晶表示パネルの奇数走査線と偶数走査線のライン用
にドレインバスに書き込み(T3)、TFTトランジス
タによってドレインバスから奇数走査線に対応した画素
に書き込み(T4)、1Hの後半でTFTトランジスタ
とによってドレインバスから偶数走査線に対応した画素
に書き込み(T5)を行う。これらを全走査線について
繰り返すことにより、縦及び横がそれぞれ2倍ずつに拡
大された4倍拡大表示動作を行わせることができる。
【0005】このような拡大表示動作モードにおいて、
ドレインドライバは1H期間中の前半の極く限られた短
い時間T3内に、多数のTFTトランジスタのドレイン
が共通接続されたドレインバス(信号線)へ書き込みを
行う必要があり、大きな電流駆動能力を必要とする。そ
のため、ドレインドライバを構成するMOSFETのサ
イズが大きく形成する必要があり、ドレインドライバを
構成する半導体集積回路装置のチップサイズの大型化が
免れない。また、TFT液晶パネルにあっても、短い時
間内に画素へのデータ書き込みを行う必要があり、TF
Tのサイズを大きくする必要がある。TFTのサイズを
大きくすると、その分画素電極の大きさが犠牲になって
開口率を低下させてしまうという問題が生じる。この発
明の目的は、ドレインバイラバの電流駆動能力を大きく
したり、TFTのサイズを大きくすることなく拡大表示
モード機能を実現した液晶表示装置を提供することにあ
る。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特
徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになる
であろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、隣接する複数の走査線を同
時に選択する機能を持つ走査線駆動回路と、拡大画面に
対応した画像データのサンプリングを行う信号線駆動回
路とを用いてアクティブマトリックス方式の液晶表示パ
ネルを駆動して拡大表示動作を実現する。
【0007】
【作用】上記した手段によれば、通常の表示モードの同
様に1H期間を使って画素への書き込みを行うことがで
き、拡大表示モードのために格別にドレインドライバの
チップサイズを大きくしたり、TFTトランジスタのサ
イズを大きくする必要がない。
【0008】
【実施例】図6には、この発明に係る液晶表示装置の一
実施例の概略要部ブロック図が示されている。同図にお
いて、液晶表示パネルLCDは、特に制限されないが、
横方向に延長される複数の走査線G1ないしG480
と、縦方向に延長される複数の信号線D1ないしDnを
持つ。上記走査線と信号線の各交差点にはそれぞれ1つ
の画素PXが配置される。画素PXは、上記走査線にゲ
ートが接続され、信号線にドレインが接続されたTFT
トランジスタと、このTFTトランジスタのソースに設
けられた画素電極とから構成される。なお、TFTトラ
ンジスタは、双方向の信号伝達を行うものであるので、
上記ドレインとソースとは便宜的なものであると理解さ
れたい。上記のようにマトリックス配置される複数の画
素PXは、カラー表示の場合にはそれぞれに三原色のカ
ラーフィルタが配置される。
【0009】上記走査線電極G1ないしG480は、走
査線駆動回路GDVにより順次選択状態にされる。走査
線駆動回路GDVは、特に制限されないが、シフトレジ
スタを含んでおり、フレームの最初に供給されるスター
トパルスSPにより、選択信号を受け取り、それをクロ
ックパルスCLKに同期して順次シフトさせる。通常の
表示モードでは、このシフトレジスタのシフト動作に対
応して走査線G1〜G480が順次選択される。
【0010】上記信号線D1ないしDnには、信号線駆
動回路DDにより、画像信号が供給される。この信号線
駆動回路DDは、後述するようにシリアルに供給される
表示データDinをパラレルに変換して保持するシリアル
/パラレル変換回路及び駆動回路を持つ。階調表示のと
きには、デコーダ回路が設けられ、1画素当たり複数ビ
ットからなる表示データが、階調電圧を選択する1つの
選択信号に変換されて出力される。上記のようなシリア
ル/パラレル変換動作によって、1水平ライン分の表示
に対応した駆動電圧が、上記各信号線電極D1ないしD
nに対してパラレルに出力される。なお、液晶の交流駆
動のために、特に制限されないが、上記信号線駆動回路
DDは、上記画像信号の極性を反転させる機能を持つ。
これに代えて、上記信号駆動回路DDに入力する信号を
反転させるものであってもよい。
【0011】タイミング制御回路TGは、同期信号SY
NCを受けて、後述するような上記シリアル/パラレル
変換のための各種制御信号及びタイミング信号(これら
の総称して信号CLとして示している)並びに上記走査
線駆動回路GDVの動作に必要なスタートパルスSP、
クロックパルスCLKを発生させる。また、同図では、
省略されているが、拡大表示モードのために、タイミン
グ制御回路TGは、後述するような拡大エリアに対応し
た入力データのサンプリングに必要なタイミングパルス
や走査線の選択切り替え用の制御信号を形成する。
【0012】図1には、上記走査線駆動回路GDVの一
実施例の要部回路図が示されている。同図には、G1〜
G6の6本分の走査線に対応した駆動回路が代表として
例示的に示されている。
【0013】シフトレジスタの各段SR1〜SR6は、
フレームの最初に発生されるスタートパルスSPに走査
線の選択を指示する初期値が初段回路SR1に入力さ
れ、それが、クロックパルスCLKに同期して、SR2
〜SR6・・・・のように順次シフトされる。シフトレ
ジスタの各段SR1〜SR6の出力信号は、初段回路S
R1を除いてマルチプレクサを構成するクロックドイン
バータ回路CN2、CN4、CN6、CN8及びCN1
0を通してバッファ回路B1〜B6の入力に伝えられ
る。
【0014】バッファ回路B1〜B6は、レベルシフト
機能と走査線G1〜G6を駆動する電力増幅機能を持
つ。すなわち、シフトレジスタやマルチプレクサを構成
するクロックドインバータ回路等は、5Vのような比較
的低い動作電圧により動作させられる。これに対して、
走査線の選択信号は、画素に書き込まれる最も高い電圧
に対して、少なくともTFTトランジスタのしきい値電
圧以上に高くする関係上約20V以上の高電圧にされ
る。そのため、バッファ回路B1〜B6等は、上記クロ
ックドインバータ回路等のマルチプレクサを通して伝え
られた5V系の選択信号をレベルシフトし、多数のTF
Tトランジスタが接続されることにより大きな容量性負
荷を持つ走査線を高速に選択/非選択に切り替えるよう
にするための電力増幅を行うものである。
【0015】これらのクロックドインバータ回路CN
2,CN4,CN6,CN8及びCN10は、通常動作
モードのとき活性化されて信号の伝達を行う。これに対
して、その出力が共通化されたクロックドインバータ回
路CN1,CN3,CN5,CN9は、拡大表示モード
のときに活性化される。これらの各クロックドインバー
タ回路CN1〜CN10は制御信SLにより制御され
て、例えば制御信号SLがロウレベルときには、黒丸で
示したように偶数番号を付した各クロックドインバータ
回路CN2〜CN10が活性化され、白丸で示したよう
に奇数番号を付したクロックドインバータ回路CN1〜
CN9が非活性化、言い換えるならば、出力ハイインピ
ーダンス状態にされる。逆に、制御信号SLがハイレベ
ルときには、白丸で示したように奇数番号を付した各ク
ロックドインバータ回路CN1〜CN9が活性化され、
黒丸で示したように偶数番号を付したクロックドインバ
ータ回路CN2〜CN10が非活性化、言い換えるなら
ば、出力ハイインピーダンス状態にされる。
【0016】上記白丸で示されたクロックドインバータ
回路CN1は、初段回路SR1の出力信号を受けて、出
力信号を第2走査線G2に対応したバッファ回路B2の
入力に伝える。白丸で示されたクロックドインバータ回
路CN3とCN5は、2段目回路SR2の出力信号を共
通に受け、出力信号を第3走査線G3と第4走査線G4
に対応したバッファ回路B3,B4の入力にそれぞれ伝
える。また、白丸で示されたクロックドインバータ回路
CN7とCN9は、第3段目回路SR3の出力信号を共
通に受け、出力信号を第5走査線G5と第6走査線G6
に対応したバッファ回路B5,B6の入力にそれぞれ伝
える。
【0017】このように、拡大表示モードのときには、
シフトレジスタの各段の出力信号は、初段回路SR1に
より第1と第2の走査線G1,G2を同時選択するよう
に、第2段回路SR2により第3と第4の走査線G3,
G4を同時選択するように、第3段回路SR3により第
5と第6の走査線G5,G6を同時選択するように、そ
れぞれ飛び越して2本ずつの走査線に伝えられる。この
結果、この実施例のように480本の走査線が有る場
合、シフトレジスタの初段から第240段目までのシフ
ト動作によって、2本ずつの走査線G1とG2,G3と
G4・・・・のように順次選択される。これにより、縦
方向に2倍の拡大表示を行わせることができる。
【0018】図2には、拡大表示モードにおける走査線
の選択動作の一例を説明するためのタイミング図が示さ
れている。クロックパルスCLKに同期して、初段回路
SR1にスタートパルス(選択信号)の取り込みが行わ
れ、それがクロックパルスCLKに同期して順次SR
2,SR3・・・・のようにシフトされる。そして、図
示しない制御信号SLのハイレベルにより、それが2本
ずつの走査線G1とG2、G3とG4,G5とG6に順
次伝えられて、2本ずつの走査線の同時選択動作が行わ
れる。
【0019】図3には、上記走査線駆動回路GDVの他
の一実施例の要部回路図が示されている。同図において
も、G1〜G6の6本分の走査線に対応した駆動回路が
代表として例示的に示されている。なお、同図に示され
たクロックドインバータ回路に付された回路記号は、図
1のものとはそれぞれ別個の回路機能を持つものである
と理解されたい。初段回路SR1と第2段目回路に対応
したクロックドインバータ回路及びゲート回路のみ回路
記号が付されている。
【0020】初段回路SR1と次段回路SR2の出力信
号は、それぞれクロックドインバータ回路CN1とCN
4を介してバッファ回路B1,B2の入力に伝えられ
る。上記クロックドインバータ回路CN1とCN4は、
黒丸で示されているように制御信号SLのロウレベルに
より活性化され、それぞれの出力信号をバッファ回路B
1,B2に伝える。すなわち、これらのクロックドイン
バータ回路CN1とCN4は、通常の表示モードのとき
に活性化され、後述するような拡大表示モードのときに
は非活性化状態に置かれる。
【0021】拡大表示モードのために、上記初段回路S
R1と次段回路SR2の出力信号はオア(OR)ゲート
回路OR1に入力される。このゲート回路OR1の出力
信号は、白丸で示されたクロックドインバータ回路CN
2,CN3の入力に供給される。これらのクロックドイ
ンバータ回路CN2,CN3の出力信号は、上記バッフ
ァ回路B1,B2の入力にそれぞれ伝えられる。走査線
G3とG4及びG5とG6に対応したシフトレジスタの
各段SR3とSR4及びSR5とSR6に対しても、上
記と同じ構成のクロックドインバータ回路及びオアゲー
ト回路が設けられる。
【0022】図4には、通常表示モードにおける走査線
の選択動作の一例を説明するためのタイミング図が示さ
れている。クロックパルスCLKに同期して、初段回路
SR1にスタートパルス(選択信号)の取り込みが行わ
れ、それがクロックパルスCLKに同期して順次SR
2,SR3・・・・のようにシフトされる。そして、図
示しない制御信号SLのロウレベルにより、黒丸で示さ
れたクロックドインバータ回路CN1,CN4等が活性
化されているので、それぞれに対応して1本ずつの走査
線G1,G2,G3の順に走査線が選択される。この動
作は、上記図1の実施例回路においても同様である。
【0023】図5には、拡大表示モードにおける走査線
の選択動作の一例を説明するためのタイミング図が示さ
れている。クロックパルスCLKに同期して、初段回路
SR1にスタートパルス(選択信号)の取り込みが行わ
れ、それがクロックパルスCLKに同期して順次SR
2,SR3・・・・のようにシフトされる。このこと
は、通常表示モードと同じあるが、クロックパルスCL
Kの周波数が2倍に高くされている。そして、図示しな
い制御信号SLのハイレベルにより、白丸で示されたク
ロックドインバータ回路CN2,CN3等が活性化され
ている。このため、1H期間の前半には初段回路SR1
の選択信号によりG1とG2が同時選択状態にされ、1
Hの後半には次段回路SR2の選択信号により同じくG
1とG2が1H期間にわたって同時選択状態にされる。
以下、同様にしてSR3とSR4の選択信号によりG3
とG4が1H期間にわたって同時選択状態にされる。こ
れにより、縦方向に2倍の拡大表示を行わせることがで
きる。
【0024】図7には、拡大表示モードにおける液晶表
示パネルの書き込み動作を説明するためのタイミング図
が示されている。信号線駆動回路DDは、1H期間中の
画像データDinのうち、2倍に拡大するときには指定さ
れた表示エリアに対応した半分のデータをサンプリング
して取り込む。そして、第1列と第2列目のように隣接
する2つの信号線のデータが同じくなるように横方向に
2倍に拡大してパラレル出力する。
【0025】このようなドレインバスへの書き込みに対
して、走査線駆動回路GDVでは、図1や図3の実施例
のように、1H期間に2本ずつの走査線G1とG2、G
3とG4のように順次選択する。このため、1H期間に
おいて2ラインの同時書き込みが行われるから、ドレイ
ンバスへの書き込み時間T6及び各画素への書き込み時
間T7は、1H期間を使って行うことができる。このこ
とは、走査線が2本同時選択されていることを除いて通
常表示モードと同じである。したがって、拡大表示機能
を付加するために、ドレインドライバの出力MOSFE
Tのサイズを大きく形成したり、あるいは液晶表示パネ
ルに形成されるTFTトランジスタのサイズを大きくす
る必要がない。液晶表示パネルにあっては、拡大表示モ
ードのためにTFTトランジスタのサイズを大きくする
必要がないから、開口率を犠牲にすることもない。
【0026】上記の実施例から得られる作用効果は、下
記の通りである。すなわち、 (1) 隣接する複数の走査線を同時に選択する機能を
持つ走査線駆動回路と、拡大画面に対応した画像データ
のサンプリングを行う信号線駆動回路とを用いてアクテ
ィブマトリックス方式の液晶表示パネルを駆動すること
により、通常の表示モードの同様に1H期間を使って拡
大表示用の画素への書き込みを行うことができるから、
ドレインドライバのチップサイズを大きくしたり、TF
Tトランジスタのサイズを大きくすることなく、拡大表
示モードを実現できるという効果が得られる。 (2) シフトレジスタの出力信号を飛び越して2本ず
つの走査線に対応して出力させるというマルチプレクサ
を設けることにより、シフトレジスタのシフトクロック
を変えることなく、拡大表示に必要な走査線の同時選択
が実現できるという効果が得られる。
【0027】以上本発明者よりなされた発明を実施例に
基づき具体的に説明したが、本願発明は前記実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更可能であることはいうまでもない。例えば、マル
チプレクサは、3状態出力機能を持つクロックドインバ
ータ回路を用いるもの他、伝送ゲートMOSFETを用
いるものや、論理ゲートにより実現するもの等種々の実
施形態を採ることができる。また、走査線選択信号は、
シフトレジスタにより形成するもの他、カウンタとデコ
ーダ回路から構成するものであってもよい。縦横3倍ず
つ拡大する場合には、隣接する3本ずつの走査線を同時
選択状態にすればよい。また、縦方向と横方向の拡大倍
率が異なるものであってもよい。液晶表示パネルにテレ
ビジョン用の映像信号を表示させる場合、信号線駆動回
路DDに設けられるシリアル/パラレル変換回路は、各
信号線に対応してアナログサンプリング回路を設けるよ
うにすればよい。階調表示は、複数の画素を1組とし
て、その点灯/非点灯の数により行というディザ方式
や、FRC(フレーム・レイト・コントロール)方式の
もの等種々の実施形態を採ることができる。液晶表示パ
ネルは、前記のようなアクティブマトリックス方式のも
の他、信号線電極と走査線電極とのオーバーラップした
交点に画素を構成する単純マトリックス方式のものであ
ってもよいことはいうまでもない。この発明は、拡大表
示モードを持つ液晶表示装置に広く利用できる。
【0028】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、隣接する複数の走査線を同
時に選択する機能を持つ走査線駆動回路と、拡大画面に
対応した画像データのサンプリングを行う信号線駆動回
路とを用いてアクティブマトリックス方式の液晶表示パ
ネルを駆動することにより、通常の表示モードの同様に
1H期間を使って拡大表示用の画素への書き込みを行う
ことができるから、ドレインドライバのチップサイズを
大きくしたり、TFTトランジスタのサイズを大きくす
ることなく、拡大表示モードを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る走査線駆動回路の一実施例を示
す要部回路図である。
【図2】図1の回路における拡大表示モードの動作を説
明するためのタイミング図である。
【図3】この発明に係る走査線駆動回路の他の一実施例
を示す要部回路図である。
【図4】図3の回路における通常表示モードの動作を説
明するためのタイミング図である。
【図5】図3の回路における拡大表示モードの動作を説
明するためのタイミング図である。
【図6】この発明に係る液晶表示装置の一実施例を示す
要部回路図である。
【図7】拡大表示モードにおける液晶表示パネルの書き
込み動作を説明するためのタイミング図である。
【図8】この発明に先立って考えらた拡大表示モードに
おける液晶表示パネルの書き込み動作を説明するための
タイミング図である。
【符号の説明】
CN1〜CN10…クロックドインバータ回路、SR1
〜SR6…シフトレジスタの各段回路、B1〜B6…バ
ッファ回路、OR1…オアゲート回路、LCD…液晶表
示パネル、PX…画素、GDV…走査線駆動回路、DD
(S/P)…信号線駆動回路、TG…タイミング制御回
路、G1〜G480…走査線、D1〜Dn…信号線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクティブマトリックス方式又は単純マ
    トリックス方式の液晶表示パネルと、拡大表示モードの
    とき隣接する複数の走査線を同時に選択する機能を持つ
    走査線駆動回路と、拡大画面に対応した画像データのサ
    ンプリングを行う機能を持つ信号線駆動回路とを備えて
    なることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 上記拡大表示モードのとき隣接する複数
    の走査線を同時に選択する機能は、走査線の数に対応し
    た選択信号を順次形成するシフトレジスタの出力部にマ
    ルチプレクサを設け、シフトレジスタにより形成された
    選択信号を上記複数の走査線に対応して飛び越して順次
    伝えることにより行われるものであることを特徴とする
    請求項1の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 上記拡大表示モードのとき隣接する複数
    の走査線を同時に選択する機能は、走査線の数に対応し
    た選択信号を順次形成するシフトレジスタの出力部に論
    理和ゲート回路を設けて複数の走査線を同時選択すると
    ともに、シフトレジスタのクロック周波数を同時選択さ
    れる走査線の数に対応した複数倍に高く設定することを
    特徴とする請求項1の液晶表示装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6020873A (en) * 1996-07-19 2000-02-01 Nec Corporation Liquid crystal display apparatus with arbitrary magnification of displayed image
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