JPH11176186A - 双方向シフトレジスタ - Google Patents

双方向シフトレジスタ

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JPH11176186A
JPH11176186A JP9362152A JP36215297A JPH11176186A JP H11176186 A JPH11176186 A JP H11176186A JP 9362152 A JP9362152 A JP 9362152A JP 36215297 A JP36215297 A JP 36215297A JP H11176186 A JPH11176186 A JP H11176186A
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inverter
shift register
clocked
signal
unit
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JP9362152A
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Hideo Sato
秀夫 佐藤
Yoshiaki Mikami
佳朗 三上
Tatsuya Okubo
竜也 大久保
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C19/00Digital stores in which the information is moved stepwise, e.g. shift registers
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2310/00Command of the display device
    • G09G2310/02Addressing, scanning or driving the display screen or processing steps related thereto
    • G09G2310/0264Details of driving circuits
    • G09G2310/0286Details of a shift registers arranged for use in a driving circuit

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  • Shift Register Type Memory (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数段接続するシフトレジスタの次段までの
応答時間を短くし、動作速度を高速にすると共に、負荷
の駆動能力を高め、かつ、回路構成を簡単化することに
ある。 【解決手段】 走査方向を切換える単位シフトレジスタ
を複数段接続する双方向シフトレジスタにおいて、単位
シフトレジスタを第1、第2のクロックドインバータ1
01,102と、インバータ103と、第1、第2のス
イッチ104,105によって構成し、第1、第2のク
ロックドインバータの出力端とインバータの入力端を互
いに接続すると共に、インバータの出力端を第1、第2
のスイッチを介して第1、第2のクロックドゲートの入
力端と接続し、前記第1、第2のスイッチのいずれか一
方を導通状態にして、走査方向を切換え、双方向シフト
レジスタの出力をインバータの出力から取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向シフトレジ
スタに係り、特に、回路内蔵型の液晶表示装置の駆動回
路に用いる双方向シフトレジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】回路内蔵型の液晶表示装置における駆動
回路一体型のアクティブマトリクスパネル技術について
は、1990年出版の小林駿介著「カラー液晶ディスプ
レイ」(産業図書)に、また、同じく駆動回路に用いる
双方向シフトレジスタについては、「特開平7−135
13号公報」、「特開平7−134277号公報」に記
載されている。この駆動回路一体型の液晶表示装置は、
シリコン単結晶上のMOS(Metal−Oxide
Semi condutor)トランジスタや、多結晶
シリコンの薄膜トランジスタ(TFT:Thin−Fi
lm Transistor)を用いて実現され、例え
ば、液晶プロジェクタのライトバルブに利用される。液
晶プロジェクタは、光源からの光を三原色に分離する分
離光学系、分離した光を画像に応じて制御する3枚のラ
イトバルブ、制御した光を合成する合成光学系、合成し
た光拡大投影する投射光学系から構成される。このよう
な光学系では、ライトバルブにより形成した画像を複数
のミラーを用いて合成する。このとき、各ライトバルブ
において通過するミラーの数が異なる。このため、特定
のライトバルブの画像は反転しておく必要がある。ま
た、プロジェクタは合成した画像をスクリーンに投影し
て使用する。このとき、投影の方法に、スクリーンの表
面から投影するフロントプロジェクションと裏面から投
影するリアプロジェクションがある。この場合も、ライ
トバルブの画像を反転することが必要になる。この画像
の反転は、液晶表示装置を構成する信号回路および走査
回路に双方向シフトレジスタを用ることにより実現して
いる。
【0003】図6に、液晶表示装置の従来例を示す。こ
の液晶表示装置は、複数の信号線20と複数の走査線3
0の各交点にトランジスタ1aを含む画素回路1が配置
された表示部100と、信号線の電圧を制御する信号回
路200と、走査線の電圧を制御する走査回路300か
ら構成される。表示部100のトランジスタ1aは、ゲ
ート電極を走査線30に、ドレイン電極を信号線20
に、ソースを液晶容量1cと保持容量1bに接続する。
走査回路300は、双方向シフトレジスタを用いた回路
により構成し、外部からの信号である走査切換え信号V
DR、スタート信号VST、クロック信号VCKを入力
し、走査パルスPV1、PV2…を出力する。この走査
パルスは、1フレーム時間ごとに1回の周期となる。こ
のタイミングは、走査切換え信号によって、パネルの上
側から下にまたは下側から上に向かって順にずれる。1
フレーム時間としては1/60秒がよく用いられる。代
表的な画素構成である640×480ドットのパネルで
は、1フレーム時間に480回の走査が行われるので、
走査パルスの時間幅は約35μsとなる。この走査回路
30に用いられるシフトレジスタの動作速度は約28k
Hzとなる。信号回路200は、双方向シフトレジスタ
210とサンプル回路220からなり、サンプル回路2
20はトランジスタ221、222、223…により構
成する。シフトレジスタ210は、外部からの信号であ
る走査切換え信号HDR、スタート信号HST、クロッ
ク信号HCKを入力して動作し、サンプルパルスOUT
1、OUT2…を出力する。サンプル回路220は、外
部からの映像信号VIと、双方向シフトレジスタ210
からのサンプルパルスOUT1、OUT2…を入力し
て、ドレイン信号VD1、VD2…を出力する。このサ
ンプルパルスは、走査切換え信号HDRによって、パネ
ルの左側から右に、または、右側から左に向かって順に
ずれる。上記の画素構成の場合、双方向シフトレジスタ
210は走査回路の走査パルスの時間幅で640のタイ
ミングを発生する。このため、このシフトレジスタのタ
イミングの時間間隔は50ns以下になり、この動作速
度は約20MHz以上が必要となる。
【0004】図7に、この液晶表示装置に用いる従来の
双方向シフトレジスタの回路構成を示す。双方向シフト
レジスタは、4つのクロックドインバータ501、50
2、503、504を単位シフトレジスタとして、これ
を多段に接続した構成である。 この単位シフトレジス
タの中で、クロックドインバータ501、502にはク
ロック信号CKとその反転信号CKNが入力され、クロ
ックドインバータ503、504には方向切換え信号D
Rとその反転信号DRNが入力される。クロック信号の
入力方法は奇数段と偶数段の単位シフトレジスタで異な
り、奇数段のクロックドインバータ501にはクロック
信号CKが、偶数段にはその反転信号CKNが、奇数段
のクロックドインバータ502にはクロック信号の反転
信号CKNが、偶数段にはクロック信号CKが入力され
る。一方、クロックドインバータ504には方向切換え
信号DRが、503にはその反転信号DRNが入力され
る。この方向切換え信号によって、クロックドインバー
タ504、503のいずれか一方をインバータの状態
に、他方をオープン状態にすることにより、走査方向を
切換えている。すなわち、方向切換え信号DRが“H”
のとき、クロックドインバータ504がインバータとし
て動作し、503がオープン状態になるので、単位シフ
トレジスタは点INLを入力、点INRを出力として動
作する。一方、方向切換え信号DRが“L”のときは、
クロックドインバータ503がインバータとして動作
し、504がオープン状態になるので、単位シフトレジ
スタは点INLを出力、点INRを入力として動作す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のような駆動回路
一体型の液晶表示装置では、画像の反転を行うために、
双方向シフトレジスタが用いられる。信号側に用いる双
方向シフトレジスタは、特に高速に動作することが要求
されると共に、サンプル回路のトランジスタを駆動する
ための高い負荷駆動力が要求される。さらに、液晶表示
装置の画素数は縦横ともに偶数の場合が多い。このた
め、双方向シフトレジスタは偶数の出力端子の場合に走
査方向に対して対称になる構成にする必要がある。これ
らの要求に対して、従来の双方向シフトレジスタでは、
次段のシフトレジスタおよび出力端子をクロックドイン
バータにより駆動している。このクロックドインバータ
は、P型またはN型トランジスタを2個直列にした構成
であるので、出力インピーダンスを低くできない。この
ため、次段までの応答時間が長くなり、動作速度を高速
にすること、および、負荷の駆動能力を高めることが困
難であった。さらに、図7に示すように、偶数の出力端
子を取り出すためには、奇数段の単位シフトレジスタが
必要である。この場合、両サイドのクロックドインバー
タ501、502に入るクロックについて、左側のクロ
ックドインバータ501はクロック信号CKであるに対
し、右側のクロックドインバータ502は反転信号CK
Nとなり、非対称な構成になり、回路構成が複雑になる
ことが問題であった。
【0006】本発明の課題は、複数段接続するシフトレ
ジスタの次段までの応答時間を短くし、動作速度を高速
にすると共に、負荷の駆動能力を高め、かつ、回路構成
を簡単化するに好適な双方向シフトレジスタを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、走査方向を
切換える単位シフトレジスタを複数段接続する双方向シ
フトレジスタにおいて、前記単位シフトレジスタを第
1、第2のクロックドインバータまたは第1、第2のス
イッチドインバータと、インバータと、第1、第2のス
イッチによって構成し、前記第1、第2のクロックドイ
ンバータまたは第1、第2のスイッチドインバータの出
力端と前記インバータの入力端を互いに接続すると共
に、前記インバータの出力端を前記第1、第2のスイッ
チを介して前記第1、第2のクロックドインバータまた
は第1、第2のスイッチドインバータの入力端と接続
し、前記第1、第2のスイッチのいずれか一方を導通状
態にして、走査方向を切換え、双方向シフトレジスタの
出力を前記インバータの出力から取り出すことによっ
て、解決される。ここで、複数段接続する前記単位シフ
トレジスタが偶数段となるように構成し、奇数段の第1
のクロックドインバータをクロック信号により、その第
2のクロックドインバータをその反転信号により制御
し、偶数段の第2のクロックドインバータをクロック信
号により、その第1のクロックドインバータをその反転
信号により制御する。また、前記単位シフトレジスタを
第1、第2のクロックドインバータまたは第1、第2の
スイッチドインバータと、インバータと、第1、第2の
スイッチによって構成し、前記単位シフトレジスタの2
段を一つのシフトレジスタの単位回路として複数個(1
〜2n)接続すると共に、前記単位回路(1)、(2
n)にスタート信号を入力するための第一、第二のスイ
ッチを接続し、前記第一、第二のスイッチのいずれか一
方を導通状態にして、走査順序を切換えることによっ
て、解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に
よる双方向シフトレジスタの単位回路を示す。図1にお
いて、2i−1と2i(iは整数)はその段目の単位シ
フトレジスタSR(2i−1)とSR(2i)について
示す。単位シフトレジスタは、クロックドインバータ1
01、102、スイッチ104、105とインバータ1
03から構成する。クロックドインバータ101、10
2は、クロック信号CKと反転信号CKNで制御され、
その接続は奇数段と偶数段で異なる。すなわち、奇数段
ではクロックドインバータ101がクロック信号CK
で、102がその反転信号CKNで制御され、偶数段で
は101がCKNで、102がCKで制御される。スイ
ッチ105は、走査切換え信号DRで、104はその反
転信号DRNで制御される。この接続によって、走査切
換え信号DRが“H”の場合、スイッチ105がオン、
104がオフ状態になり、インバータ103の出力はク
ロックドインバータ102に入力される。一方、走査切
換え信号DRが“L”の場合、スイッチ104がオン、
105がオフ状態になり、インバータ103の出力はク
ロックドインバータ101に入力される。この結果、双
方向シフトレジスタは、走査切換え信号DRが“H”の
場合、端子INLが入力、端子INRが出力となり、走
査切換え信号DRが“L”の場合、端子INRが入力、
端子INLが出力となる。以上のように、本実施形態で
は、双方向シフトレジスタの出力と次段の駆動をインバ
ータ103から取り出している。ここで、インバータ
は、クロックドインバータに比し、次段の駆動能力が高
く、また、応答時間も速い。このため、本実施形態は、
双方向シフトレジスタの出力と次段の駆動をクロックド
インバータから取り出していた従来方式に比べ、負荷の
駆動能力を高めることができると共に、次段への応答時
間を速めることができる。また、図1に示すように、本
実施形態では、偶数段の出力を得るため、偶数段の単位
シフトレジスタを用いる。この場合、両サイドのクロッ
クドインバータ101、102に入るクロックは、共に
クロック信号CKであり、左右対称の構成となる。この
結果、走査方向を切換える場合でも、クロック信号とシ
フトレジスタの入力信号の関係を等しくすることができ
るので、簡単な回路構成で双方向シフトレジスタを実現
することができる。
【0009】図2に、本発明の双方向シフトレジスタの
全体構成のブロック図を示す。本シフトレジスタは、2
n段のシフトレジスタの単位回路SR(1)…SR(2
n)、クロック信号CKと走査切換え信号DRを反転す
るためのインバータ201、202と、スタート信号S
Tを切換えるためのスイッチ211、212から構成す
る。インバータ201は外部からのクロック信号CKを
入力してその反転信号CKNを出力し、インバータ20
2は外部からの走査切換え信号DRを入力してその反転
信号DRNを出力する。これらの各信号は各単位回路S
R(1)…SR(2n)に供給される。スイッチ211
は、走査切換え信号DRが“H”のときに、外部からの
スタート信号STを単位回路SR(1)に入力する。ま
た、スイッチ211は、走査切換え信号DRが“L”の
ときに、外部からのスタート信号STを単位回路SR
(2n)に入力する。
【0010】以上のように構成した双方向シフトレジス
タの動作を図3を用いて説明する。(a)が走査切換え
信号DRが“H”で順走査の場合であり、(b)がDR
が“L”で逆走査の場合である。いずれの場合も、信号
CKNはインバータ201により外部からのクロック信
号CKを反転する。外部からのスタート信号STは、ク
ロック信号CKの立ち上がりで“H”になり、次の立ち
上がりで“L”になるタイミングで供給される。(a)
の順走査の場合、スタート信号STはシフトレジスタの
単位回路SR(1)に入力される。この結果、各単位回
路の出力は、図示のように、OUT(1)から順に位相
がクロック信号の1/2周期ずつずれて出力される。ま
た、(b)の逆走査の場合、スタート信号STはシフト
レジスタの単位回路SR(2n)に入力される。この結
果、各単位回路の出力は、図示のように、OUT(2
n)から順に位相がクロック信号の1/2周期ずつずれ
て出力される。
【0011】図4は、本実施形態における双方向シフト
レジスタの単位回路の詳細を示す。図1と等しい個所は
同一の符号で表す。図4において、クロックドインバー
タ101、102は、N型トランジスタ313、314
とP型トランジスタ311、312から、また、インバ
ータ103はP型トランジスタ331、N型トランジス
タ332から、また、スイッチ104、105はP型ト
ランジスタ341、N型トランジスタ342からそれぞ
れ構成する。
【0012】次に、この単位回路の動作を説明する。ス
イッチ104、105は走査切換え信号DRとその反転
信号DRNによって制御される。図面左から右方向に走
査するとき、走査切換え信号DRは“H”に、その反転
信号は“L”に設定する。この信号により、スイッチ1
04はオフに、スイッチ105はオン状態になる。クロ
ックドインバータ101、102はクロック信号CKと
その反転信号CKNによって制御される。クロック信号
CKが“L”、その反転信号CKNが“H”のとき、ク
ロックドインバータ101のP型トランジスタ311と
N型トランジスタ314は共にオンに、クロックドイン
バータ102のP型トランジスタ311とN型トランジ
スタ314は共にオフ状態になる。この結果、クロック
ドインバータ101はインバータとして動作し、クロッ
クドインバータ102の入力と出力の関係はオープン状
態になる。このとき、図面左の信号INLは、インバー
タとして動作するクロックドインバータ101、インバ
ータ103、スイッチ105を介して図面右の信号IN
Rに伝送される。この経路には、2段にインバータが含
まれるので、信号INRは信号INLと同じ信号とな
る。次に、クロック信号CKが“H”、その反転信号C
KNが“L”のとき、クロックドインバータ101のP
型トランジスタ311とN型トランジスタ314は共に
オフに、クロックドインバータ102のP型トランジス
タ311とN型トランジスタ314は共にオン状態にな
る。この結果、クロックドインバータ101の入出力は
オープン状態となり、クロックドインバータ102はイ
ンバータとして動作する。このとき、図面右の信号IN
Rはインバータとして動作するクロックドインバータ1
02、インバータ103、スイッチ105を介して帰還
される。このループの中にインバータが2段含まれるの
で、信号INRは安定状態となり、保持される。また、
図面左の信号INRはクロックドインバータ101によ
り遮断される。以上のように、図4に示す双方向シフト
レジスタは、図面左の信号INLを信号INRに伝達す
る状態と、その伝達した信号を保持する状態とを繰り返
すことにより、図面左の信号INLを図面右の方向に転
送する。このように、本実施形態では、単位回路を14
個のトランジスタから実現するに比し、従来例では単位
回路を4個のクロックドインバータにより実現している
ので、使用するトランジスタは16個である。このよう
にみると、本実施形態の双方向シフトレジスタは、少な
いトランジスタ数で実現することができる効果がある。
【0013】図5は、本発明の他の実施形態による双方
向シフトレジスタの回路構成を示す。図1の実施形態と
異なる点は、クロックドインバータ101の代わりにイ
ンバータ111とスイッチ113により構成するスイッ
チドインバータ121、クロックドインバータ102の
代わりにインバータ112とスイッチ114により構成
するスイッチドインバータ122を用いた点である。こ
のスイッチドインバータ121、122は、制御信号で
あるクロック信号CKとその反転信号CKNによって、
インバータ動作と、オープン状態をとる。これは、図1
に示したクロックドインバータと同じ動作である。この
ため、本実施形態においては、図1に示す実施形態と同
じ効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
双方向シフトレジスタの出力と次段の駆動をインバータ
の出力から取り出しているため、負荷の駆動能力高める
ことができると共に、次段への応答時間を速めることが
できる。また、偶数段の出力を得るのに偶数段の単位シ
フトレジスタを用い、左右対称の構成となるので、簡単
な回路構成で双方向シフトレジスタを実現することがで
きる。さらに、本発明の双方向シフトレジスタを用いる
ことにより、高精細かつ高画質の画像を得る回路一体型
の液晶表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による双方向シフトレジス
タの単位回路
【図2】本発明の双方向シフトレジスタの全体構成を示
すブロック図
【図3】本発明の双方向シフトレジスタの動作を示すタ
イミング図
【図4】本発明の双方向シフトレジスタの単位回路の詳
細図
【図5】本発明の他の実施形態を示す双方向シフトレジ
スタの単位回路
【図6】双方向シフトレジスタを適用した液晶表示装置
を示すブロック図
【図7】従来例として示す双方向シフトレジスタの回路
構成図
【符号の説明】
1…画素回路、101、102…クロックドインバー
タ、103…インバータ、104、105…スイッチ、
121、122…スイッチドインバータ、200…信号
回路、210…双方向シフトレジスタ、220…サンプ
ル回路、300…走査回路、SR(n)…シフトレジス
タの単位回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査方向を切換える単位シフトレジスタ
    を複数段接続する双方向シフトレジスタにおいて、前記
    単位シフトレジスタを第1、第2のクロックドインバー
    タと、インバータと、第1、第2のスイッチによって構
    成し、前記第1、第2のクロックドインバータの出力端
    と前記インバータの入力端を互いに接続すると共に、前
    記インバータの出力端を前記第1、第2のスイッチを介
    して前記第1、第2のクロックドインバータの入力端と
    接続し、前記第1、第2のスイッチのいずれか一方を導
    通状態にすることにより、走査方向を切換えることを特
    徴とする双方向シフトレジスタ。
  2. 【請求項2】 走査方向を切換える単位シフトレジスタ
    を複数段接続する双方向シフトレジスタにおいて、イン
    バータとスイッチからなる第1、第2のスイッチドイン
    バータを形成し、前記単位シフトレジスタを前記第1、
    第2のスイッチドインバータと、インバータと、第1、
    第2のスイッチによって構成し、前記第1、第2のスイ
    ッチドインバータの出力端と前記インバータの入力端を
    互いに接続すると共に、前記インバータの出力端を前記
    第1、第2のスイッチを介して前記第1、第2のスイッ
    チドインバータの入力端と接続し、前記第1、第2のス
    イッチのいずれか一方を導通状態にすることにより、走
    査方向を切換えることを特徴とする双方向シフトレジス
    タ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、複数
    段接続する前記単位シフトレジスタが偶数段となるよう
    に構成し、奇数段の第1のクロックドインバータをクロ
    ック信号により、その第2のクロックドインバータをそ
    の反転信号により制御し、偶数段の第2のクロックドイ
    ンバータをクロック信号により、その第1のクロックド
    インバータをその反転信号により制御することを特徴と
    する双方向シフトレジスタ。
  4. 【請求項4】 走査方向を切換える単位シフトレジスタ
    を複数段接続する双方向シフトレジスタにおいて、前記
    単位シフトレジスタを第1、第2のクロックドインバー
    タまたは第1、第2のスイッチドインバータと、インバ
    ータと、第1、第2のスイッチによって構成し、前記単
    位シフトレジスタの2段を一つのシフトレジスタの単位
    回路として複数個(1〜2n)接続すると共に、前記単
    位回路(1)、(2n)にスタート信号を入力するため
    の第一、第二のスイッチを接続し、前記第一、第二のス
    イッチのいずれか一方を導通状態にすることにより、走
    査順序を切換えることを特徴とする双方向シフトレジス
    タ。
  5. 【請求項5】 液晶表示装置が有する、マトリクス状に
    配置した複数の画素を駆動する信号回路と走査回路の少
    なくともいずれか一方に、第1、第2のクロックドイン
    バータまたは第1、第2のスイッチドインバータと、イ
    ンバータと、第1、第2のスイッチによって構成する単
    位シフトレジスタを備えることを特徴とする双方向シフ
    トレジスタ。
JP9362152A 1997-12-11 1997-12-11 双方向シフトレジスタ Pending JPH11176186A (ja)

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JP9362152A JPH11176186A (ja) 1997-12-11 1997-12-11 双方向シフトレジスタ

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