JPH05100619A - 位置座標測定装置 - Google Patents

位置座標測定装置

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JPH05100619A
JPH05100619A JP3260930A JP26093091A JPH05100619A JP H05100619 A JPH05100619 A JP H05100619A JP 3260930 A JP3260930 A JP 3260930A JP 26093091 A JP26093091 A JP 26093091A JP H05100619 A JPH05100619 A JP H05100619A
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Yuji Kondo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 地図帳上で目的地の位置を入力する装置及び
地図帳上に現在位置を表示する装置を小型化する。 【構成】 地図帳上の地図を同一サイズの多数の矩形領
域に区分し区分線を地図上に記載する。矩形領域の1つ
の大きさより少し大きい二次元表示器を地図上の1つの
矩形領域に重ね合わせ、矩形領域内の位置を二次元表示
器で特定する。矩形領域の座標と矩形領域内の位置とに
よって入力位置の緯度及び経度を求める。現在位置の緯
度及び経度を地図上の矩形領域の座標と該矩形領域内の
位置座標に変換し、矩形領域の座標を数値で表示し、矩
形領域内の位置座標に十字カ−ソルを表示する。変形例
では、目的地を固定マ−クで指示し、矩形の輪郭位置を
移動カ−ソルで指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のナビゲ
−ション装置などに用いられる位置座標測定装置に関
し、特に地図上での目的地点の入力や地図上での現在地
点の表示に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のナビゲ−ション装置において
は、道路地図を持ち、現在位置を測定して現在位置を地
図上に示すように構成されている。また、目的地を予め
入力しておき、現在地点から目的地までの距離や目的地
の方向を表示することも実施されている。CD−ROM
等に電子情報として表示すべき地図情報を予め蓄積し、
ブラウン管等の二次元表示面に必要な地図領域のみを画
像として表示する場合と、市販の地図を表示及び目的地
の入力に用いる場合とがある。
【0003】後者の例であるが、ある種の市販の装置で
は、地図帳よりもひとまわり大きい、アトラスゲ−ジと
呼ばれる板状の装置を、地図帳の必要な頁に挟み込み、
該アトラスゲ−ジ上のカ−ソルによって現在位置の表示
や目的地の入力を可能にしている。また特開昭57−2
04091号公報の装置では、ロ−ル状に巻いた地図を
用い、必要な地図領域を露出させて、該露出した地図領
域を覆うように透明な液晶表示パネルを配置し、現在位
置を地図上に表示可能にしている。
【0004】いずれにしても、市販の地図を利用する場
合には、その地図よりも大きな装置が現在位置の表示及
び目的地の位置入力のために必要になる。しかし地図は
大きい方が見易いし扱い易いので、入力装置及び表示装
置を小型化するのは難しい。なお特開昭59−2200
号公報の装置では、位置入力に際して地図よりも少し小
さいデジタイザが用られているが、実際にどのようにし
て位置を入力するかについては開示がなく不明である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、持ち運びに
便利な小型の装置を用いて、それよりも大きな地図から
の位置の入力及び/又は現在位置の地図上への表示を可
能にすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の第1番の発明では、予め定められた大きさの
矩形領域の枠が等間隔で表示された地図;前記矩形領域
の1つよりも大きく2つより小さい透明な二次元表示手
段;前記二次元表示手段上に表示され、前記矩形領域の
枠の少なくとも2辺、もしくは少なくとも2つの角の位
置と対応する位置を示す基準位置表示手段;前記二次元
表示手段上に表示され、前記矩形領域内で移動自在な二
次元カ−ソル手段;前記二次元カ−ソル手段の縦方向及
び横方向の各位置を変更する位置変更指示手段;前記二
次元表示手段が配置された地図上の矩形領域の位置を入
力する領域位置入力手段;及び所定の指示に応答して、
前記二次元カ−ソル手段の二次元表示手段上の縦方向及
び横方向の各位置と、該二次元表示手段が配置された地
図上の矩形領域の位置とに基づいてその地図上の位置を
計算しその結果を出力する、位置計算手段;を設ける。
【0007】また第2番の発明では、予め定められた大
きさの矩形領域の枠が等間隔で表示された地図;前記矩
形領域の1つよりも大きく2つより小さい透明な二次元
表示手段;前記二次元表示手段上に表示され、前記矩形
領域の枠の少なくとも2辺、もしくは少なくとも2つの
角の位置と対応する位置を示す基準位置表示手段;現在
位置の座標情報を検出する現在位置検出手段;前記二次
元表示手段を配置すべき地図上の矩形領域の区分を表示
する領域位置表示手段;及び前記現在位置検出手段が出
力する現在位置から地図上の現在位置を計算し、それが
属する矩形領域を特定し、該矩形領域中の現在位置の相
対座標を求め、当該矩形領域の区分を前記領域位置表示
手段に表示し、前記二次元表示手段上の求めた相対座標
の位置に現在位置の情報を表示する、表示制御手段;を
設ける。
【0008】第3番の発明では、予め定められた大きさ
の矩形領域の枠が等間隔で表示された地図;前記矩形領
域の1つよりも大きく2つより小さい透明な二次元表示
手段;前記二次元表示手段上の中央近傍に表示された、
目的位置表示手段;前記二次元表示手段上、もしくはそ
の周辺部に配置され、前記矩形領域の枠の縦方向の少な
くとも1辺及び横方向の少なくとも1辺の位置と対応す
る位置を示す、表示位置が移動自在な二次元カ−ソル手
段;前記二次元カ−ソル手段の縦方向及び横方向の各位
置を変更する位置変更指示手段;前記二次元表示手段が
配置された位置が主として属する地図上の矩形領域の位
置を入力する領域位置入力手段;及び所定の指示に応答
して、前記二次元カ−ソル手段の二次元表示手段上の縦
方向及び横方向の各位置と、該二次元表示手段が配置さ
れた地図上の矩形領域の位置とに基づいてその地図上の
位置を計算しその結果を出力する位置計算手段;を設け
る。
【0009】また第4番の発明では、予め定められた大
きさの矩形領域の枠が等間隔で表示された地図;前記矩
形領域の1つよりも大きく2つより小さい透明な二次元
表示手段;前記二次元表示手段上の中央近傍に表示され
た、現在位置表示手段;現在位置の座標情報を検出する
現在位置検出手段;前記二次元表示手段を配置すべき地
図上の矩形領域の区分を表示する領域位置表示手段;前
記二次元表示手段上、もしくはその周辺部に配置され、
前記矩形領域の枠の縦方向の少なくとも1辺及び横方向
の少なくとも1辺の位置と対応する位置を示す、表示位
置が移動自在な二次元カ−ソル手段;及び前記現在位置
検出手段が出力する現在位置から地図上の現在位置を計
算し、それが属する矩形領域を特定し、該矩形領域中の
現在位置の、前記現在位置表示手段の位置に対する相対
座標を求め、当該矩形領域の区分を前記領域位置表示手
段に表示し、前記二次元表示手段上の求めた相対座標の
位置に応じて、前記二次元カ−ソル手段の表示位置を設
定する、表示制御手段;を設ける。
【0010】
【作用】第1番の発明においては、地図が複数の矩形領
域に区分され、その領域間の境界が枠として地図上に予
め表示されている。二次元表示手段は単一の矩形領域よ
りも大きく、その内側に枠と対応する基準位置表示手段
が設けられているので、任意の地点の座標を入力するた
めには、まずその地点が属す地図上の矩形領域を特定
し、その矩形領域の枠と前記基準位置表示手段とが一致
するように二次元表示手段を配置すれば、該二次元表示
手段は入力すべき地点を含む単一の矩形領域全体を囲む
ように位置決めされる。入力すべき地点に二次元カ−ソ
ルを移動させて合わせれば、該カ−ソルの二次元表示手
段上相対位置から、矩形領域内の目的地点の相対座標を
求めることができる。更に、二次元表示手段を位置決め
した矩形領域の区分からその地図上の矩形領域の位置を
求めることができるので、その領域位置と前記相対座標
とを用いて、目的地点の地図上の座標を求めることがで
きる。
【0011】第2番の発明においては、地図が複数の矩
形領域に区分され、その領域間の境界が枠として地図上
に予め表示されている。二次元表示手段は単一の矩形領
域よりも大きく、その内側に枠と対応する基準位置表示
手段が設けられている。現在地点は、地図上のいずれか
の矩形領域内に属するので、現在地点が属する計算によ
って求められた単一の矩形領域を特定する情報(領域番
号など)を表示することができる。その表示によって特
定される矩形領域の枠と一致するようにオペレ−タが二
次元表示手段を配置すれば、地図上の現在地点は、二次
元表示手段の表示空間内に入る。従って、この矩形領域
に対する相対座標として現在位置の座標を計算し、二次
元表示手段上の現在位置の相対座標位置に現在位置を示
す表示を出力すれば、地図上に重ねて現在位置を表示す
ることができる。
【0012】第3番の発明においては、地図が複数の矩
形領域に区分され、その領域間の境界が枠として地図上
に予め表示されている。二次元表示手段は単一の矩形領
域よりも大きく、その中央近傍に目的位置表示手段が表
示されているので、地図上の任意の地点に該目的位置表
示手段の位置が合うように二次元表示手段を地図上に配
置すれば、二次元表示手段の表示空間内に、複数領域の
境界が枠表示の一部分として十字状に現われる。この十
字状の表示は、目的位置表示手段を合わせた任意地点を
含む単一の矩形領域を示す枠の縦方向の1辺及び横方向
の1辺の位置を示している。そこで、その枠の縦方向の
1辺及び横方向の1辺の各位置と一致するように、二次
元カ−ソル手段の位置を調整すれば、該カ−ソルの二次
元表示手段上相対位置から、矩形領域内の目的地点(任
意地点)の相対座標を求めることができる。更に、二次
元表示手段を位置決めした矩形領域の区分からその地図
上の矩形領域の位置を求めることができるので、その領
域位置と前記相対座標とを用いて、目的地点の地図上の
座標を求めることができる。
【0013】第4番の発明においては、地図が複数の矩
形領域に区分され、その領域間の境界が枠として地図上
に予め表示されている。二次元表示手段は単一の矩形領
域よりも大きく、その中央に現在位置表示手段が設けら
れている。現在地点は、地図上のいずれかの矩形領域内
に属するので、現在地点が属する計算によって求められ
た単一の矩形領域を特定する情報(領域番号,領域間境
界点の番号など)を表示することができる。地図上の現
在地点が二次元表示手段の中央、つまり現在位置表示手
段の表示位置と一致する状態での当該位置と、それが属
する矩形領域の枠の縦方向の1辺及び横方向の1辺との
各相対位置を計算し、計算結果の位置に二次元カ−ソル
手段を合わせるようにその表示位置が設定される。従っ
て、表示される矩形領域を特定する情報によって二次元
表示手段を配置すべき矩形領域又は矩形領域間の境界位
置が分かり、更に二次元カ−ソル手段の表示位置から枠
を配置すべき位置が分かるので、まず特定された矩形領
域の近傍に二次元表示手段を移動し、更に二次元カ−ソ
ル手段の表示位置と枠の位置とが合うように二次元表示
手段を位置決めすれば、二次元表示手段の中央、つまり
現在位置表示手段の表示位置が地図上の現在位置と一致
することになり、地図上で現在位置が表示される。
【0014】
【実施例】図2に本発明を実施する一形式の自動車用ナ
ビゲ−ションシステムの外観を示す。図2を参照する
と、このシステムは主コントロ−ラ9,GPSアンテナ
1,車載表示ユニット4,メモリカ−ドユニット5,メ
モリカ−ド8,地図帳7及びCDUユニット6を備えて
いる。主コントロ−ラ9は、GPS受信機2及び制御回
路3を含んでいる。GPSアンテナ1はGPS受信機2
と接続され、車載表示ユニット4及びメモリカ−ドユニ
ット5は各々制御回路3と接続されている。CDUユニ
ット6はこのシステムの遠隔操作ならびに位置の入力及
び表示の機能を有しており、赤外線を介してメモリカ−
ドユニット5と通信可能になっている。地図帳は市販の
ものであり、この例では50冊の地図帳で日本全国をカ
バ−している。各々の地図帳7の各地図には、図2に示
すように、縦方向及び横方向に等間隔に格子状の線Mが
予め記入してあり、これらの格子で区切られた矩形領域
RA(正確には正方形)の各々は、予め定められた大き
さになっている。
【0015】CDUユニット6の具体的な外観を図1に
示す。図1を参照すると、CDUユニット6の上部には
4角形の液晶表示器10が配置され、中央部には液晶表
示器20が配置され、下部にはキ−スイッチ群21が配
置されている。また液晶表示器10の上方にはカ−ソル
キ−16及び17が、右側にはカ−ソルキ−18及び1
9が配置されている。液晶表示器10は、透過型の表示
器であり、その裏側には何も配置してないので、この表
示器上の表示されていない透明な部分はでは、CDUユ
ニット6の裏側が透けて見える。従って、このCDUユ
ニット6を地図上に乗せれば、地図の内容をCDUユニ
ット6の液晶表示器10の上方から透かして見ることが
できる。液晶表示器10の表示面の大きさは、地図上の
矩形領域RAの1つより少し大きくなっている。
【0016】また、液晶表示器10の表示面の4隅に
は、それぞれ「く」の字形のかど部を示すマ−ク11,
12,13及び14が印刷により形成してある。これら
のマ−ク11〜14は、それらによって囲まれる矩形領
域の大きさが、地図上に形成された各々の矩形領域RA
の大きさと同一になるような位置に形成されている。つ
まり、地図上の1つの矩形領域RAを囲む4つの線Mを
それぞれマ−ク11〜12の対応するものと合うように
位置合わせすれば、その矩形領域RAは、マ−ク11〜
12によって囲まれる位置に配置される。液晶表示器1
0上には十字カ−ソル15を任意の位置に表示すること
ができる。十字カ−ソル15の縦線及び横線の表示位置
は、マ−ク11〜14で囲まれる矩形領域を縦方向及び
横方向に各々40分割したいずれかの位置になる。この
十字カ−ソル15によって、液晶表示器10上の矩形領
域内の任意の位置を指示することができる。
【0017】もう一方の液晶表示器20は、数値などの
情報を表示するものであり、地図帳番号,ペ−ジ番号,
領域のカラム番号,領域のロウ番号,目的地番号等々が
表示される。キ−スイッチ群21には、「ON」,「現
在地」,「目的地」,「送信」,「カ−ソル」等々のキ
−が含まれている。これらのキ−の機能については後で
説明する。
【0018】図2のシステムの電気回路の構成を図3に
示す。図3を参照すると、主コントロ−ラ9には、マイ
クロコンピュ−タ3a,漢字ROM3b,地図帳ROM
3c,及びGPS受信機2が備わっており、車載表示ユ
ニット4には、シリアル/パラレル変換・コントロ−ル
ロジック4a及び蛍光表示管モジュ−ル4bが備わって
おり、メモリカ−ドユニット5にはマイクロコンピュ−
タ5a,メモリカ−ド8,外部RAM5b,及び赤外線
IFC(インタ−フェ−ス)5cが備わっており、CD
Uユニット6には、CDUコントロ−ラ6a,LCDモ
ジュ−ル6b,キ−ユニット6c,及び赤外線IFC6
dが備わっており、主コントロ−ラ9と車載表示ユニッ
ト4は光コネクタ及び光ファイバF1を介して互いに接
続され、主コントロ−ラ9とメモリカ−ドユニット5は
光コネクタ及び光ファイバF2,F3を介して互いに接
続され、メモリカ−ドユニット5とCDUユニット6は
赤外線によって通信可能になっている。
【0019】CDUコントロ−ラ6aの処理の主要部分
を図12及び図13に示す。各図を参照してCDUコン
トロ−ラ6aの動作を説明する。電源がオンするとまず
ステップ11で初期化を実行し、目的地入力及び現在地
表示のための準備をする。この後、CDUユニット6に
備わった各種キ−の状態読取を繰り返し実行し、入力の
あったキ−に対応付けられた処理を実行する。まず、
「目的地」キ−がオンした場合、ステップ12からステ
ップ13に進み、カウンタCN1のインクリメント,カ
ウンタCN2のクリア,入力値のクリア,及び表示の更
新を実行する。但し、カウンタCN1の値は1〜7の範
囲に限定し、7の次には1に戻す。
【0020】この実施例のシステムでは、自動車の走行
ル−ト上の目的地及び中継地に関する情報を予め登録す
ることができるが、CDUユニット6において入力され
た情報は、図16に示すような構成のメモリ上に、最大
で7つの一連の目的地情報として一時的に保持される。
カウンタCN1の値は、目的地(中継地も含まれる)の
番号を示す。カウンタCN2の値は、各目的地について
どの項目の情報を入力するかを示し、0の時は地図帳の
番号,1の時は地図帳のペ−ジ,2の時は小ブロックの
横方向の座標J,3の時は小ブロックの縦方向の座標
K,4の時は小ブロック内の座標x,yを入力すること
を示す。
【0021】「カ−ソル」キ−を押すとステップ14か
らステップ15に進み、カウンタCN2に4をストア
し、カウンタCN3及びCN4の内容をクリアし、液晶
表示器10上に十字カ−ソル15を表示する。カウンタ
CN3及びCN4の値は、十字カ−ソルの横方向及び縦
方向の表示座標を示す。
【0022】また、右カ−ソルキ−17又は左カ−ソル
キ−16を押すと、ステップ16又は17からステップ
18に進む。そしてカウンタCN2の内容をチェック
し、4でなければステップ19に進んでカウンタCN2
の内容を更新し、表示の更新も実行する。CN2が4の
時にはステップ18から20に進んでカウンタCN3の
内容を更新し、カ−ソル表示を更新する。つまり、カウ
ンタCN2が0〜3の範囲であれば、入力する目的地の
項目を変更し、カウンタCN2が4の時には十字カ−ソ
ル15の横方向の表示座標を変更する。
【0023】また、上カ−ソルキ−18又は下カ−ソル
キ−19を押すと、ステップ21又は22からステップ
23に進む。そしてカウンタCN2の内容をチェック
し、4でなければステップ24に進んでカウンタCN2
で示される項目の入力値を更新し、入力値の表示も更新
する。CN2が4の時には、ステップ23から25に進
んでカウンタCN4の内容を更新し、カ−ソル表示を更
新する。つまり、カウンタCN2が0〜3の範囲であれ
ば、現在調整中の項目の表示された入力値を増減し、C
N2が4の時には十字カ−ソル15の縦方向の表示座標
を変更する。
【0024】「送信」キ−が押されると、ステップ26
からステップ27に進む。そして、図16に示すような
メモリの全入力デ−タを、メモリカ−ドユニット5を介
して主コントロ−ラ9に転送する。このデ−タを送信す
ると、主コントロ−ラ9では、入力された各目的地の座
標を緯度及び経度の情報に変換し、進路案内の処理にお
いて利用する。目標地の入力座標を緯度及び経度に変換
する処理については後で説明する。
【0025】「現在地」キ−が押されると、ステップ2
8からステップ29に進む。ステップ29では、メモリ
カ−ドユニット5を介して主コントロ−ラ9に現在位置
情報を要求する。主コントロ−ラ9はそれに応答して現
在位置の検出及び座標変換を含む処理30を実行し、そ
の結果を送信するので、ステップ31では主コントロ−
ラ9が返す情報を受信する。ここで受信する情報のう
ち、地図帳番号,地図のペ−ジ,小ブロックの座標J及
びKは液晶表示器20上に数値で表示し、カ−ソル座標
は、液晶表示器10上に十字カ−ソル15の位置として
表示する。
【0026】地図帳の各々には番号が付され、地図帳の
各頁には、図4に示すようにペ−ジ番号が表示され、更
に地図は多数の小ブロックRAに区分され、区分された
小ブロックの各々の位置を示す横方向の符号及び縦方向
の符号が所定の位置に各々表示されている。オペレ−タ
が目的地の情報をシステムに入力する場合には、所望の
目的地が含まれる小ブロックRAの1つについて、その
横位置を示す符号(例えばB)及び縦位置を示す符号
(例えば2)を知ることができ、更に、その地図が存在
するペ−ジの番号及び地図帳の番号(図示しないが地図
帳上に記載されている)を知ることができる。これらの
情報は、CDUユニット6上の「目的地」キ−及びカ−
ソルキ−16,17,18及び19を操作することによ
り該ユニットに入力することができる。小ブロックRA
の横方向位置を示す符号A,B,C,D,・・・は、そ
れぞれ数値の1,2,3,4,・・に置き換えて入力さ
れる。小ブロックRA内の座標情報(x,y)を入力す
るためには、図4に示すようにCDUユニット6を、選
択した小ブロックRA上に乗せ、液晶表示器10上のマ
−ク11〜14が小ブロックRAの輪郭、つまり区分線
Mと合うように、両者の位置関係を正確に位置決めす
る。そして「カ−ソル」キ−K5を操作して液晶表示器
10上に十字カ−ソル15を表示する。次にカ−ソルキ
−16,17,18及び19を操作して十字カ−ソル1
5を縦方向及び横方向に移動し、十字カ−ソル15の交
点を地図上の目的地と一致させる。そして例えば、「目
的地」キ−を押せば、十字カ−ソル15の表示座標に応
じた情報がメモリ上に登録され、次の目的地情報を入力
できる状態になる。このような操作を繰り返し実行する
ことにより、最大で7点の目的地情報を、図16に示す
ようにメモリ上に登録することができる。
【0027】このようにして作成された目的地情報は、
そのまま主コントロ−ラ9に転送される。主コントロ−
ラ9においては、これらの情報から次の第(1)式により
目的地の経度Eiを計算し、第(2)式により目的地の緯
度Niを計算する。
【0028】
【数1】
【0029】これらの各式中で示した各記号の内容につ
いては後で説明する。地図帳上の方向(X−Y座標系)
に対してそれに記載された地図の緯度−経度座標系が傾
いている場合、地図上の位置座標から緯度及び経度を求
めるには座標変換が必要である。ここで仮に、地図中の
真北方向の地図帳に対する傾きをθとし、入力点の地図
帳原点に対する横方向及び縦方向の各距離(絶対値)を
xo及びyoとすると、原点に対する経度のずれe及び緯
度のずれnは、傾きθに応じて図17,図18,図19
及び図20に示す各式で表わされる。実施例のシステム
において、CDUユニット6から入力した位置座標から
緯度及び経度を求める場合には、前記距離xo及びyo
は、小ブロックRAの座標J,K及びその座標の1つあ
たりの長さ、及び小ブロック内の座標x,yの長さ、な
らびに地図の縮尺によって計算される。従って図17,
図18,図19及び図20に示す各式は、実際には前記
第(1)式及び第(2)式のように変換される。
【0030】第(1)式及び第(2)式において、Eab及びN
abは地図帳上の当該頁における地図原点(左上端位置)
の経度及び緯度、Dabは当該地図の縮尺、θabは地図の
傾き(前記θに対応)を示し、Lsは地図上の小ブロック
RAの1つの1辺の長さを示し、ΔE及びΔNabはそれ
ぞれ経度及び緯度の1秒あたりの距離を示す。これらの
パラメ−タのうち、原点の経度,緯度Eab,Nab,縮尺
Dab,及び傾きθabは図10に示す地図帳情報テ−ブル
に予め登録されたデ−タを検索することにより求めるこ
とができ、長さLs,距離ΔE及びΔNabは、図11に
示すテ−ブルから求めることができる。距離ΔEは一定
であるが、ΔNabは緯度によって変化する。図10及び
図11に示す各テ−ブルは、主コントロ−ラ9上の地図
帳ROM3c中にデ−タベ−スとして予め登録されてい
る。
【0031】次に、図13のステップ30に示す処理の
具体的な内容を説明する。この処理の内容を図14及び
図15に示す。最初のステップ41では、現在位置の座
標(緯度,経度)をGPS受信機2から入力した後、大
ブロックテ−ブルを参照して、現在位置が入る大ブロッ
クを選択する。大ブロックは、図5に示すように日本全
国を緯度及び経度に応じて多数に区分した矩形領域の各
々のことであり、大ブロックテ−ブルには各大ブロック
の緯度及び経度の境界とそれに付された大ブロック番号
の情報が予め登録されている。従って各大ブロックの境
界と現在位置の緯度及び経度とを比較することによっ
て、現在位置が属する大ブロックの番号を得ることがで
きる。
【0032】次のステップ42では、ステップ41で得
た大ブロック番号により地図帳候補テ−ブルを参照す
る。地図帳候補テ−ブルには、図6に示すように、大ブ
ロック番号の各々に対応付けた地図帳番号の候補リスト
が予め登録されている。そこで次のステップ43では、
候補リストの中から1つの地図帳番号を選択する。
【0033】ステップ44では、選択した地図帳番号に
より、カバ−エリアテ−ブルを参照する。カバ−エリア
テ−ブルには、図7に示すように、各地図帳番号とそれ
に対応する地図帳に存在する地図の範囲を緯度と経度で
示した情報が予め登録されている。従ってカバ−エリア
テ−ブルを参照することによって、選択した地図帳番号
の地図帳上の地図に現在位置が属するか否かを識別しう
る。現在位置が選択した地図帳のエリア内でなければ、
ステップ45から46に進み、他の地図帳候補を捜し、
ステップ48で次の地図帳候補番号を選択する。
【0034】現在位置が選択した地図帳のカバ−エリア
内であれば、ステップ45からステップ50に進む。ス
テップ50では、中ブロックテ−ブルを参照し、現在位
置の座標(緯度,経度)N,Eが入る中ブロックを選択
する。中ブロックテ−ブルは、各々の地図帳にそれぞれ
対応付けて設けられている。中ブロックは、各々の地図
帳に含まれる範囲内を、図8に示すように緯度及び経度
に応じて区分された多数の矩形領域の各々を意味してお
り、当然のことながら前記大ブロックよりもはるかに小
さい。中ブロックテ−ブルには、図8に示すように各中
ブロック間の境界を示す緯度及び経度と各中ブロックに
割り当てられた番号(中ブロック番号)が予め登録され
ている。従って、ステップ50では現在位置の緯度N及
び経度Eを中ブロック間の境界の緯度及び経度と比較
し、現在位置が属する中ブロックを識別し、その中ブロ
ックの番号を得る。
【0035】次のステップ51では、ペ−ジ番号テ−ブ
ルを参照し、現在位置が属する中ブロックと対応する地
図帳上のペ−ジ情報を得る。ペ−ジ番号テ−ブルには、
図9に示すように、中ブロックの番号とそれに対応付け
られた地図帳のペ−ジの情報が予め登録されている。
【0036】上述の大ブロックテ−ブル,地図帳候補テ
−ブル,カバ−エリアテ−ブル,中ブロックテ−ブル,
及びペ−ジ番号テ−ブルは、地図帳ROM3c上に図1
0の地図帳情報テ−ブル及び図11のテ−ブルとともに
保持されている。
【0037】ステップ52では、地図帳情報テ−ブル
(図10参照)の内容を参照し、前の処理で得られた地
図帳番号a及び頁番号bに対応する情報を入力する。続
くステップ53では、地図上における原点と現在位置と
の緯度差ΔNx及び経度差ΔExを求める。Nx及びE
xはそれぞれ現在位置の緯度及び経度を示し、Nab及び
Eabはそれぞれ地図帳情報テ−ブルから得られる地図原
点(左上端)の緯度及び経度をしている。
【0038】次のステップ54では、緯度差ΔNxに対
応する距離ΔLn及び経度差ΔExに対応する距離ΔL
eを求める。図11に示すテ−ブルには、緯度の1秒あ
たりの距離ΔNab及び経度の1秒あたりの距離ΔEが保
持されているので、これらの定数を利用することによっ
て、距離を求めることができる。経度の定数ΔEは1つ
のみであるが、ΔNabは緯度によって変わるので、現在
位置の緯度に最も近い定数をテ−ブル上から選択して使
用する。
【0039】ステップ55では、使用する地図の縮尺D
abを利用して、前記緯度方向の距離ΔLn及び経度方向
の距離ΔLeを、それぞれ地図上の原点からの距離ΔL
N及びΔLEに換算する。縮尺Dabは、地図帳情報テ−
ブルから得られる。
【0040】地図帳上に記載された各地図は、地図帳の
横,縦の各軸方向(X,Y)に対して傾いている場合が
あるので、ステップ56では、緯度,経度の座標系から
X−Y座標系への座標変換を実施して、地図帳上での現
在位置の原点からの横方向及び縦方向の各距離X,Yを
求める。座標軸の傾きθabは、地図帳情報テ−ブルから
得られる。
【0041】次のステップ57では、現在位置が属する
地図上の小ブロックの座標J,Kを求める。小ブロック
の各辺の長さがLsであるので、X/Lsの商が小ブロッ
クの横方向の座標になり、Y/Lsの商が小ブロックの
縦方向の座標になる。つまり現在位置は、地図上のJ,
Kの座標で示される小ブロック内に位置する。またこれ
らの計算の余りΔX及びΔYを利用して、次のステップ
58では、小ブロック内の現在位置をその相対位置座標
x,yとして求める。
【0042】この例では、CDUユニット6の液晶表示
器10に表示される十字カ−ソル15の表示位置を、小
ブロックの各辺の長さの1/40の単位で設定しうるの
で、ΔX×40/Ls及びΔY×40/Lsの計算結果
x,yは、計算された小ブロック(J,K)内におけ
る、十字カ−ソル15の表示座標上の現在位置の横方向
及び縦方向座標を示す。
【0043】このようにして計算された地図帳番号,ペ
−ジ番号,小ブロックの座標J及びKは、CDUユニッ
ト6に送られてそれらの数値が液晶表示器20上に表示
されるので、オペレ−タは表示された地図帳番号に対応
する地図帳を取り出し、表示されたペ−ジ番号に対応す
る頁を開き、表示された座標J,Kの位置の小ブロック
RAに一致するようにCDUユニット6を位置決めする
ことができる。更にCDUユニット内では、小ブロック
内の座標x,yの情報と一致する位置に、十字カ−ソル
15を位置決めするので、該十字カ−ソルの縦線と横線
との交点を、現在位置として地図上で読み取ることがで
きる。
【0044】次に、1つの変形実施例について説明す
る。この実施例では、地図とCDUユニット6Bとの位
置関係が上記実施例と大きく異なっている。地図帳とし
ては上記実施例と同一のものを用いている。地図上に重
ねて配置されたCDUユニット6Bの外観を図21に示
す。図21を参照すると、液晶表示器10Bの中央部に
は十字のマ−ク31が印刷により予め形成してあり、右
端及び上端には、それぞれ縦方向及び横方向に等間隔で
目盛り状に並べた表示エレメント32及び33が配置さ
れている。表示エレメント32及び33は、各々、多数
の横線及び多数の縦線で構成されており、1つの横線及
び1つの縦線のみを選択的に表示し他の横線及び縦線を
非表示にできるように構成されている。つまり、表示エ
レメント32及び33を移動カ−ソルとして利用でき
る。このカ−ソルの表示位置は、カ−ソルキ−34,3
5,36及び37を操作することによって移動できる。
【0045】CDUユニット6Bを利用して任意の目的
地を指示する場合には、地図上のその目的地がCDUユ
ニット上の十字マ−ク31の交点と一致するように該ユ
ニットを位置決めし、液晶表示器10B上に透けて見え
る地図上の小ブロックの1つの横線(横区分線)MHx
の位置に表示エレメント32の表示位置を設定し、縦線
(縦区分線)MVxの位置に表示エレメント33の表示
位置を設定する。入力される各目的地の情報は、図22
に示すように、地図帳番号,ペ−ジ番号,横区分線MH
xの番号P,縦区分線MVxの番号Q,小ブロック内の
座標x及びyである。座標x及びyの値は、表示エレメ
ント32,33の表示位置の座標を示している。表示エ
レメント32及び33は、それぞれ0〜39の表示座標
を有しており、表示エレメント32においては縦方向の
上端から下端に向かって、0,1,2,3,・・・,3
9と座標が設定され、表示エレメント33においては横
方向の左端から右端に向かって0,1,2,3,・・
・,39と座標が設定されている。
【0046】CDUユニットが出力する目的地情報(図
22参照)は、主コントロ−ラにおいて、次の第(3)式
及び第(4)式により緯度及び経度の情報に変換される。
【0047】
【数2】
【0048】また現在位置を表示する場合には、逆に現
在位置の緯度及び経度から、地図帳番号,ペ−ジ番号,
横区分線MHxの番号P,縦区分線MVxの番号Q,小
ブロック内の座標x及びyが計算され、地図帳番号,ペ
−ジ番号,横区分線MHxの番号P,縦区分線MVxの
番号QがCDUユニットの液晶表示器20上に表示され
るので、オペレ−タは表示された地図帳番号に対応する
地図帳を取り出し、表示されたペ−ジ番号に対応する頁
を開き、表示された座標P,Qの位置の横区分線MHx
及び縦区分線MVxが液晶表示器10内に現われるよう
にCDUユニットを置く。この時、計算された座標x,
yの位置で表示エレメント32及び33が表示されるの
で、横区分線MHx及び縦区分線MVxがそれぞれ表示
エレメント32及び33の表示位置と一致するように正
確にCDUユニットを位置合わせする。この状態におい
て、CDUユニットの液晶表示器10の中央の十字マ−
ク31の位置が現在位置を示すので、十字マ−ク31が
重なった地図部分を読むことにより、現在位置を知るこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】第1番の発明においては、地図を複数の
矩形領域(RA:小ブロック)に区分してその領域間の
境界を枠として地図上に予め表示し、二次元表示手段
(10)を矩形領域単位で位置決めし、更に該矩形領域
内の任意の位置を二次元カ−ソル手段(15)によって
指示し、該カ−ソル手段の二次元表示手段上相対位置
と、二次元表示手段を位置決めした矩形領域の区分から
計算により、指示した目的地点の地図上の座標を求める
ので、地図に比べてはるかに小さい入力装置(6)を用
いて地図上の任意の位置を入力することができる。
【0050】第2番の発明においては、地図を複数の矩
形領域(RA:小ブロック)に区分してその領域間の境
界を枠として地図上に予め表示し、現在位置の座標情報
から、二次元表示手段(10)を配置すべき矩形領域の
区分と、該矩形領域内の現在位置の相対座標を生成して
それらの情報を表示するので、地図上の表示された矩形
領域に二次元表示手段を位置決めすることによって、地
図上で現在地点を表示することができる。二次元表示手
段は地図よりもはるかに小さくしうる。
【0051】第3番の発明においては、地図を複数の矩
形領域(RA:小ブロック)に区分してその領域間の境
界を枠として地図上に予め表示し、二次元表示手段(1
0B)の目的位置表示手段(31)を入力すべき目的地
に合わせ、該目的地が属する矩形領域の境界を示す枠
(MHx,MVx)と位置が合うように二次元カ−ソル
手段(32,33)を移動して位置を指示し、該カ−ソ
ル手段の二次元表示手段上相対位置と、二次元表示手段
を位置決めした矩形領域の区分から計算により、指示し
た目的地点の地図上の座標を求めるので、地図に比べて
はるかに小さい入力装置(6B)を用いて地図上の任意
の位置を入力することができる。
【0052】第4番の発明においては、地図を複数の矩
形領域(RA:小ブロック)に区分してその領域間の境
界を枠として地図上に予め表示し、現在位置の座標情報
から、二次元表示手段(10B)を配置すべき矩形領域
を示す枠(MHx,MVx)の位置情報と、該矩形領域
内の現在位置の相対座標を生成してそれらの情報を表示
するので、地図上の表示された枠の位置に二次元表示手
段に表示される二次元カ−ソル手段(32,33)の位
置が一致するようにそれを位置決めすることによって、
地図上で現在地点を表示することができる。二次元表示
手段は地図よりもはるかに小さくしうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2のCDUユニット6の外観を示す平面図
である。
【図2】 実施例のシステム全体の外観を示す斜視図で
ある。
【図3】 図2の装置の電気回路を示すブロック図であ
る。
【図4】 地図帳とその上に乗せたCDUユニットを示
す平面図である。
【図5】 大ブロックテ−ブルの情報の内容を示すメモ
リマップである。
【図6】 地図帳候補テ−ブルの情報の内容を示すメモ
リマップである。
【図7】 カバ−エリアテ−ブルの情報を示すメモリマ
ップである。
【図8】 中ブロックテ−ブルの情報を示すメモリマッ
プである。
【図9】 ペ−ジ番号テ−ブルの情報を示すメモリマッ
プである。
【図10】 地図帳情報テ−ブルの構成を示すメモリマ
ップである。
【図11】 定数を保持するテ−ブルの構成を示すメモ
リマップである。
【図12】 CDUユニットの動作の一部を示すフロ−
チャ−トである。
【図13】 CDUユニットの動作の一部を示すフロ−
チャ−トである。
【図14】 主コントロ−ラの動作の一部を示すフロ−
チャ−トである。
【図15】 主コントロ−ラの動作の一部を示すフロ−
チャ−トである。
【図16】 CDUユニット6が送信する一連のデ−タ
群の構成を示すメモリマップである。
【図17】 地図帳の座標系と緯度,経度の座標系を示
す平面図である。
【図18】 地図帳の座標系と緯度,経度の座標系を示
す平面図である。
【図19】 地図帳の座標系と緯度,経度の座標系を示
す平面図である。
【図20】 地図帳の座標系と緯度,経度の座標系を示
す平面図である。
【図21】 変形例のCDUユニット6Bの外観を示す
平面図である。
【図22】 CDUユニット6Bが送信する一連のデ−
タ群の構成を示すメモリマップである。
【符号の説明】
1:GPSアンテナ 2:GPS受信機
3:制御回路 3c:地図帳ROM 4:車載表示ユニット 5:メモリカ−ドユニット 6,6B:CDUユニット 7:地図帳 8:メモリカ−ド
9:主コントロ−ラ 10,10B:液晶表示器 11,12,13,14:
マ−ク 15:十字カ−ソル 16,17,18,19,34,35,36,37:カ
−ソルキ− 20:液晶表示器 21:キ−スイッチ群 3
1:マ−ク 32,33:表示エレメント RA:矩形領
域(小ブロック) F1,F2,F3:光ファイバ M,MHx,
MVx:線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/36 8121−5G (72)発明者 近 藤 祐 司 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた大きさの矩形領域の枠が
    等間隔で表示された地図;前記矩形領域の1つよりも大
    きく2つより小さい透明な二次元表示手段;前記二次元
    表示手段上に表示され、前記矩形領域の枠の少なくとも
    2辺、もしくは少なくとも2つの角の位置と対応する位
    置を示す基準位置表示手段;前記二次元表示手段上に表
    示され、前記矩形領域内で移動自在な二次元カ−ソル手
    段;前記二次元カ−ソル手段の縦方向及び横方向の各位
    置を変更する位置変更指示手段;前記二次元表示手段が
    配置された地図上の矩形領域の位置を入力する領域位置
    入力手段;及び所定の指示に応答して、前記二次元カ−
    ソル手段の二次元表示手段上の縦方向及び横方向の各位
    置と、該二次元表示手段が配置された地図上の矩形領域
    の位置とに基づいてその地図上の位置を計算しその結果
    を出力する、位置計算手段;を備える位置座標測定装
    置。
  2. 【請求項2】 予め定められた大きさの矩形領域の枠が
    等間隔で表示された地図;前記矩形領域の1つよりも大
    きく2つより小さい透明な二次元表示手段;前記二次元
    表示手段上に表示され、前記矩形領域の枠の少なくとも
    2辺、もしくは少なくとも2つの角の位置と対応する位
    置を示す基準位置表示手段;現在位置の座標情報を検出
    する現在位置検出手段;前記二次元表示手段を配置すべ
    き地図上の矩形領域の区分を表示する領域位置表示手
    段;及び前記現在位置検出手段が出力する現在位置から
    地図上の現在位置を計算し、それが属する矩形領域を特
    定し、該矩形領域中の現在位置の相対座標を求め、当該
    矩形領域の区分を前記領域位置表示手段に表示し、前記
    二次元表示手段上の求めた相対座標の位置に現在位置の
    情報を表示する、表示制御手段;を備える位置座標測定
    装置。
  3. 【請求項3】 予め定められた大きさの矩形領域の枠が
    等間隔で表示された地図;前記矩形領域の1つよりも大
    きく2つより小さい透明な二次元表示手段;前記二次元
    表示手段上の中央近傍に表示された、目的位置表示手
    段;前記二次元表示手段上、もしくはその周辺部に配置
    され、前記矩形領域の枠の縦方向の少なくとも1辺及び
    横方向の少なくとも1辺の位置と対応する位置を示す、
    表示位置が移動自在な二次元カ−ソル手段;前記二次元
    カ−ソル手段の縦方向及び横方向の各位置を変更する位
    置変更指示手段;前記二次元表示手段が配置された位置
    が主として属する地図上の矩形領域の位置を入力する領
    域位置入力手段;及び所定の指示に応答して、前記二次
    元カ−ソル手段の二次元表示手段上の縦方向及び横方向
    の各位置と、該二次元表示手段が配置された地図上の矩
    形領域の位置とに基づいてその地図上の位置を計算しそ
    の結果を出力する、位置計算手段;を備える位置座標測
    定装置。
  4. 【請求項4】 予め定められた大きさの矩形領域の枠が
    等間隔で表示された地図;前記矩形領域の1つよりも大
    きく2つより小さい透明な二次元表示手段;前記二次元
    表示手段上の中央近傍に表示された、現在位置表示手
    段;現在位置の座標情報を検出する現在位置検出手段;
    前記二次元表示手段を配置すべき地図上の矩形領域の区
    分を表示する領域位置表示手段;前記二次元表示手段
    上、もしくはその周辺部に配置され、前記矩形領域の枠
    の縦方向の少なくとも1辺及び横方向の少なくとも1辺
    の位置と対応する位置を示す、表示位置が移動自在な二
    次元カ−ソル手段;及び前記現在位置検出手段が出力す
    る現在位置から地図上の現在位置を計算し、それが属す
    る矩形領域を特定し、該矩形領域中の現在位置の、前記
    現在位置表示手段の位置に対する相対座標を求め、当該
    矩形領域の区分を前記領域位置表示手段に表示し、前記
    二次元表示手段上の求めた相対座標の位置に応じて、前
    記二次元カ−ソル手段の表示位置を設定する、表示制御
    手段;を備える位置座標測定装置。
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