JPH05100091A - 原子炉用燃料内挿物集合体の減容処理装置 - Google Patents

原子炉用燃料内挿物集合体の減容処理装置

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JPH05100091A
JPH05100091A JP3261939A JP26193991A JPH05100091A JP H05100091 A JPH05100091 A JP H05100091A JP 3261939 A JP3261939 A JP 3261939A JP 26193991 A JP26193991 A JP 26193991A JP H05100091 A JPH05100091 A JP H05100091A
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cutting
rod
gripping
assembly
nuclear reactor
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Toshihiko Ose
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない工数で、原子炉用燃料内挿物集合体を
十分にかつ容易に減容処理する。 【構成】 燃料内挿物集合体76全体を格納可能なフレ
ーム11の下端部に、燃料内挿物集合体76の全棒状部
78を一度に切断する切断装置18を一体に組み込む。
そして、この切断装置18よりも上方の位置に、把持装
置本体12で吊り上げた燃料内挿物集合体76における
全棒状部78の水平方向の変位を規制する規制装置2
0,22を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用済燃料のバーナブ
ルポイズンアセンブリや、制御棒クラスタ等の原子炉用
燃料内挿物集合体(以下、単に「集合体」と略称す
る。)を切断により減容処理するための装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子炉内制御に用いられる制御
棒クラスタは、図17(a)(b)に示すように、制御
棒からなる多数本の棒状部78と、スパイダと呼ばれる
保持部80とを有し、各棒状部78の上端部が上記保持
部80に接合された集合体76になっている。また、中
性子吸収体として用いられるバーナブルポイズンアセン
ブリも、バーナブルポイズン棒やシンブルプラグからな
る棒状部と、ホールドダウンバー等からなる保持部とか
らなる集合体となっている。これらの集合体は嵩ばり易
く、そのままでは保管が困難であることから、その減容
を行うための装置の開発が進められている。
【0003】例えば、特開昭61−264297号公報
には、上記保持部80を把持して集合体76全体を吊り
上げる吊り具と、上記集合体76における棒状部78を
2本ずつ切断する切断装置18(図17(b)参照)と
を一体に有するとともに、この切断装置18の下方に、
上記吊り具で吊り下げられた集合体の棒状部が横方向に
移動しないように位置規制する拘束手段を設けたものが
開示されている。この装置によれば、上記吊り具によっ
て集合体76を吊り上げ、この集合体76の各棒状部の
根元部(すなわち上端部)が上記切断装置18に対応す
る位置で各棒状部を拘束手段により拘束し、この状態で
上記切断装置を作動させることにより、各棒状部を図1
7(b)に示す破線208の位置で2本ずつ保持部から
切り離していくことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記装置は、多数本の
棒状部78をその上端部(根元部)で水平方向に切断
し、これによって全棒状部78を保持部80から分離す
る、いわゆる一次減容処理を行うためのものである。こ
のような処理を行うと、棒状部78は保持部80で拘束
された状態から解放されるが、各棒状部78はなおも長
尺な形状を維持しているので、大気中での保管は難し
く、一般にはプール内に保管されることになる。しかし
ながら近年は、上記集合体の発生本数が大幅に増大して
いることから、プール内での保管には限界があり、より
適切な減容処理の開発が求められている。また、上記長
尺の形状を保ったまま棒状部78を立てて保管した場合
には、その自重で棒状部78が屈曲し易い等の不都合も
ある。
【0005】ここで、例えば実開昭63−68000号
公報に示されるように、一次減容処理された各棒状部7
8をさらに複数個所で切断し気中保管すれば、プール内
の保管スペースを大幅に削減することができるが、この
ような手段によれば、まず上記一次減容処理を行い、さ
らに、分離された多数本の棒状部78のそれぞれについ
て二次減容処理を行わなければならないので、多大な工
数を要する不都合がある。また、各棒状部78のピック
アップには、比較的困難とされている遠隔操作を要する
ので、棒状部78の処理本数が多いほど、作業面で不利
となる。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、少ない
工数で、集合体を十分にかつ容易に減容処理することが
できる装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数本の棒状
部と、これら棒状部の上端部が接合された保持部とを備
えた原子炉用燃料内挿物集合体を切断によって減容処理
するための装置であって、上記原子炉用燃料内挿物集合
体全体を格納可能な長さをもつ本体と、この本体の下方
に突出して上記原子炉用燃料内挿物集合体の保持部を把
持する把持位置と、把持した原子炉用燃料内挿物集合体
を上記本体内に格納する位置まで吊り上げる吊り上げ位
置との間で昇降可能に構成された把持手段と、この把持
手段を昇降駆動する昇降駆動手段と、上記本体の下端部
に設けられ、この下端部において上記把持手段及び原子
炉用燃料内挿物集合体を通過させる退避位置と上記把持
手段により吊り上げられた原子炉用燃料内挿物集合体を
切断する切断位置との間で移動し、上記切断位置におい
て原子炉用燃料内挿物集合体の全棒状部を一度に切断す
るように構成された切断手段と、この切断手段よりも上
方の位置に設けられ、吊り上げられた原子炉用燃料内挿
物集合体の各棒状部の水平方向の変位を規制する規制状
態と上記棒状部を解放する解放状態とに切換えられる規
制手段とを備えたものである(請求項1)。
【0008】ここで、上記切断手段としては、上記原子
炉用燃料内挿物集合体の各棒状部が貫通可能な貫通穴を
もつ2つの切断部材と、これら切断部材を両切断部材の
各貫通穴が合致する切断準備位置と両切断部材の各貫通
穴がずれる切断完了位置との間で相対回転させる切断作
動手段とを備えたものが好適である(請求項2)。
【0009】また「把持」とあるのは、単に集合体の保
持部を「つかむ」動作に限定するものではなく、集合体
が落下しない状態を保つように保持部を固定する動作を
広く意味するものである。
【0010】
【作用】上記装置によれば、次のような工程を経ること
によって少ない工数で十分な減容を行うことが可能であ
る。
【0011】まず、切断手段を退避位置に退避させ、か
つ規制手段を解放状態に切換えた状態で把持手段を本体
下方の把持位置まで下降させ、この位置で把持手段によ
り集合体の保持部を把持する。そして、この保持部を吊
り上げ位置まで上昇させることにより、集合体全体を上
記切断手段よりも上方の位置まで上昇させる。
【0012】次に、上記切断位置よりも上方の位置で規
制手段により各棒状部の水平方向の変位を規制するとと
もに、切断手段を切断位置に移動させる。この状態で把
持手段及びこれに吊り上げられた集合体を所定寸法だけ
下降させ、切断手段を作動させることにより、全棒状部
から上記寸法の切断片を切取ることができる。このよう
な切断工程と上記下降工程とを交互に繰り返すことによ
り、全棒状部を複数個所で切断することができる。この
ような棒状部の減容処理が終了した後は、上記切断手段
を退避位置に戻し、把持手段を最下方の把持位置まで下
降させることにより、この把持手段で把持している集合
体の保持部を装置本体外へ取り出すことができる。
【0013】具体的に、請求項2記載の装置によれば、
上記切断工程において、両切断部材を切断準備位置に位
置させた状態で両切断部材の貫通穴に集合体の各棒状部
を上方から挿通し、この状態で両切断部材を切断完了位
置まで相対回転させることにより、全棒状部を一度に切
断することができる。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例における集合体の減容処理
装置の全体構造を、図1に基づいて説明する。
【0015】図示の減容処理装置10は、上下方向に延
びるフレーム(本体)11を備え、このフレーム11
は、後記集合体76全体を格納するに十分な長さを有し
ている。このフレーム11内には、上記集合体76の保
持部80を把持する把持装置本体(把持手段を構成)1
2が設けられ、この把持装置本体12は、図1に実線で
示す吊り上げ位置と、同図二点鎖線で示す把持位置との
間で昇降可能に構成されている。ここで上記吊り上げ位
置は、この把持装置本体12により吊り上げられた集合
体76がフレーム11内に完全に格納される程度に十分
高い位置に設定され、上記把持位置は、フレーム11の
最下端部に設けられた後記ガイドピンフレーム60の下
端面よりも下方に把持装置本体12が突出する程度に十
分低い位置に設定されている。
【0016】上記フレーム11の上端部には、上記把持
装置本体12を昇降させる昇降ウインチ14と、この把
持装置本体12を把持状態と解放状態とに切換える把持
作動装置16とが設けられている。フレーム11の下端
部には切断装置18が設けられ、また、この切断装置1
8よりも上方の複数個所には、上記把持装置本体12で
吊り上げられた集合体76の棒状部78の水平変位を規
制するための規制装置装置20,22が設けられてい
る。また、フレーム11の最上端部には被吊り板24が
固定され、この被吊り板24に貫設された吊り穴26を
利用して、減容処理装置10全体が吊り下げ可能となっ
ている。
【0017】なお、図において17は、装置全体を所定
の場所に位置決めしておくための位置決め板である。
【0018】次に、上記把持装置本体12及びこれを昇
降させるための機構を図2〜図7に基づいて説明する。
【0019】図2に示すように、フレーム11の上部中
央には第1の筒部材28が固定されており、その上端部
外周面にブラケット30を介して把持駆動モータ32が
上向きに取付けられるとともに、上記第1の筒部材28
の上端にケーシング34が固定されている。上記把持駆
動モータ32の原動軸33は、上記ケーシング34の底
壁に設けられた貫通穴34aを通じてケーシング34内
に臨んでおり、この原動軸33の端部に歯車35が固定
されている。ケーシング34には、筒状の回転軸38の
上下端が軸受40,41を介して回転可能に支持されて
おり、その下部外周面に固定された歯車42が、ケーシ
ング34内に設けられた中間歯車36を介して上記歯車
35に噛合されている。
【0020】上記回転軸38は、上記第1の筒部材28
の軸心位置に設けられており、その下端部はケーシング
34の下方に導出されている。そして、この導出部分に
第2の筒部材44の上端が固定されており、この第2の
筒部材44の内側に第3の筒部材46が嵌入されてい
る。図3に示すように、これら第2の筒部材44及び第
3の筒部材46の断面は異形断面とされており、両者は
相対回転不能でかつ相対昇降可能に嵌合されている。
【0021】上記第1の筒部材28の内側には、第4の
筒部材48が嵌入されている。これら第1の筒部材28
及び第4の筒部材48も、図3に示すような異形断面を
有しており、両者は相対回転不能でかつ相対昇降可能に
嵌合されている。
【0022】図4に示すように、上記第3の筒部材46
の下端部には、ブラケット50を介して吊鐘型の第1の
把持部材52が固定されている。これに対し、第4の筒
部材48の下端部には、上記第1の把持部材52よりも
一回り大きな吊鐘型の第2の把持部材54が固定されて
おり、この第2の把持部材54内に上記ブラケット50
及び第1の把持部材52が嵌入されている。
【0023】従って、上記把持駆動モータ32が作動し
てその原動軸33が回転すると、この回転が中間歯車3
6を介して歯車42に伝達され、回転軸38、第2の筒
部材44、第3の筒部材46、ブラケット50、及び第
1の把持部材52が一体に、第1の筒部材28、第4の
筒部材48、及び第2の把持部材54に対して相対回転
するようになっている。
【0024】上記第2の把持部材54の外周面からは左
右方向にアーム56が延設されており、これらのアーム
56の先端に上下方向に延びる被ガイド部材58が固定
されている。この被ガイド部材58は、略円弧状の溝を
有し、この溝が外向きに開口した状態でアーム56の先
端に固定されている。これに対し、フレーム11の最下
端部には図5,6に示すような平断面正方形状のガイド
ピンブラケット60が設けられ、その左右対角の位置に
上下に延びるガイドピン61が固定されており、図5実
線及び図6二点鎖線で示したような把持位置に上記両把
持部材52,54が下降した状態で、両ガイドピン61
にそれぞれ上記被ガイド部材58が嵌合され、これらガ
イドピン61により上下方向の案内が行われるようにな
っている。また、図1に示すように、上記ガイドピン6
1と同様のガイドピン62,63,64がブラケット6
5を介してフレーム11の適所に固定されており、各ガ
イドピン61〜64は全て同一直線上に配されている。
【0025】図1に示す昇降ウインチ14から導出され
たロープ66は、図2に示す定滑車68にかけられて、
前記回転軸38、第3の筒部材46、および図4に示す
ブラケット50の中央貫通穴を通じてその下方に導出さ
れている。そして、このロープ66の下端部に固定部材
70を介して上記中央貫通穴よりも大きな外径をもつ吊
り部材72が固定されており、この吊り部材72の上面
と上記ブラケット50の下端面との間にクッション用の
スプリング74が圧入されている。
【0026】従って、上記昇降ウインチ14の駆動でロ
ープ66を繰り出すことにより、第1の部材28に対し
て第4の部材48が自重で下降し、かつ第2の部材44
に対して第3の部材46が自重で下降することにより、
両把持部材52,54が上記把持位置まで下降し、逆に
上記昇降ウインチ14でロープ66を巻上げることによ
り、第1の部材28に対して第4の部材48が上昇し、
かつ第2の部材44に対して第3の部材46が上昇しな
がら、両把持部材52,54が吊り上げられるようにな
っている。
【0027】なお、図2において75は、上記第4の部
材48が最上端位置まで上昇したことを検出するための
リミットスイッチである。
【0028】図7に示すように、上記第1の把持部材5
2の下部には、一定幅をもつ一対のL字状のスリット5
2aが形成され、第2の把持部材54の下部には、上記
スリット52aと同幅の、上下方向に延びる一対の直線
状のスリット54aが形成されている。これに対し、本
実施例装置10の処理対象となる集合体76は、バーナ
ブルポイズン集合体であり、多数本の棒状部78と、こ
れらの棒状部78の上端が接合された保持部80とから
なり、この保持部80の上面には、上記スリット52
a,54a内に嵌入可能な幅をもつ正面視T字状の被把
持部80aが立設されている。
【0029】従って、上記スリット52aの上下直線部
とスリット54aとを合致させた状態で、これらスリッ
ト52a,54a内に上記被把持部80aの両端部を下
方からスリット52a,54aの上端まで嵌入し、この
状態から把持作動モータ32を作動させて第1の把持部
材52を第2の把持部材54に対して平面視時計回り方
向に回転させることにより、この第1の把持部材52に
おけるスリット52aの水平直線部で上記被把持部80
aを落下不能に把持することが可能になる。また、これ
と逆の操作を行うことにより、スリット52a,54a
から被把持部80aを解放することが可能である。
【0030】次に、切断装置18の構造を図6,8に基
づいて説明する。
【0031】上記フレーム11の下端部には矩形の貫通
穴81をもつ枠82が固定されており、この枠82の下
方に図外のブラケットを介して上記ガイドピンブラケッ
ト60が固定されている。そして、上記枠82の一辺
(図8(a)では右側辺)にヒンジ部材84,85を介
して回動可能に回動板86が取付けられている。
【0032】この回動板86の上面には、前後一対(図
8(a)では上下一対)の伸縮シリンダ88のロッド8
9の先端部がブラケット90を介してピン92回りに回
動可能に連結されており、各伸縮シリンダ88のヘッド
側端部は、フレーム11に設けられた水平軸94に回動
可能に装着されている。そして、この伸縮シリンダ88
の伸縮により、上記回動板86は、上記枠82の貫通穴
81を塞ぐ切断位置(図6,8(a)に実線で示す位
置)と、上記貫通穴81から立直方向に退避する退避位
置(図6に二点鎖線で示す位置)との間を移動するよう
になっている。
【0033】上記回動板86上には、平面視円形状の切
断台95が設置されている。この切断台95の外周部上
には柱部96が上方に突設されており、この柱部96の
上面に、上記切断台95と平行な状態で第1の切断板
(切断部材)98が固定されている。この第1の切断板
98の下面と略接触する位置には第2の切断板100が
設けられ、この第2の切断板100は上記切断台95上
に立設された上下方向の旋回軸99回りに旋回可能に構
成されている。また、両切断板98,100において上
記集合体76の各棒状部78に対応する位置には、これ
ら棒状部78よりも若干大きな径をもつ貫通穴102が
穿設されている。
【0034】上記第2の切断板100の外周の一部から
は側方にアーム104が延設されている。一方、回動板
86上には切断作動シリンダ(切断作動手段)106が
横向きに設置され、この切断作動シリンダ106のロッ
ド107の先端に二又状のブラケット109が固定され
ており、このブラケット109で上記アーム104の先
端部を挾むようにして両者がピン108回りに回動可能
に結合されるとともに、切断作動シリンダ106のヘッ
ド側端部が上下方向のピン110を中心に回動可能に回
動板86上に取付けられている。そして、上記切断作動
シリンダ106が収縮した状態(図示の状態)で、第2
の切断板100の各貫通穴102が第1の切断板98の
各貫通穴102aに合致し(切断準備位置;図8(b)
参照)、上記切断作動シリンダ106が伸長した状態
で、第2の切断板100の各貫通穴102が第1の切断
板98の各貫通穴102aから完全にずれる(切断完了
位置)ように、各部材の位置が設定されている。
【0035】次に、規制装置20,22の具体的な構造
を図9〜11に基づいて説明する。なお、規制装置20
は棒状部78の左右方向(図9の左右方向)の変位を規
制するもので、規制装置22は棒状部78の前後方向
(図9の奥行き方向)の変位を規制するものであり、図
10,11に示すように、両装置20,22は互いに9
0°向きを変えて配置しただけのものであるので、ここ
では規制装置20についてのみ説明を行う。
【0036】図9に示すように、左右のフレーム11に
は図の奥行き方向に延びるブラケット112が固定さ
れ、各ブラケット112にこれと同方向に延びるガイド
レール114が固定されている。このガイドレール11
4には、水平な第1の規制板116が固定されるととも
に、水平な第2の規制板118が上記ガイドレール11
4に沿ってスライド可能に装着されている。両規制板1
16,118には、上記集合体76の棒状部78に対応
する位置にスリット116a,118aが形成されてい
る。これらのスリット116a,118aは、図9の奥
行き方向(図10では上下方向)に延び、上記棒状部7
8の径よりも僅かに大きな幅を有しており、両規制板1
16,118同士が図10に示すように当接した状態
で、上記スリット116a,118aにより各棒状部7
8の左右方向の変位が規制されるようになっている。
【0037】両規制板116,118上には、前後方向
に延びる左右一対の規制作動シリンダ120が設けられ
ており、この規制作動シリンダ120のヘッド側端部
が、第1の規制板116上に立設された取付板122に
固定される一方、この規制作動シリンダ120のロッド
123の端部が、第2の規制板118上に立設された取
付部124に固定されている。従って、この規制装置2
0は、両規制作動シリンダ120が伸長することによ
り、両規制板116,118が離れて各棒状部78を解
放する解放位置に切換えられ、逆に両規制作動シリンダ
120が収縮することにより、両規制板116,118
同士が当接して各棒状部78の左右方向の変位を規制す
るようになっている。従って、この規制装置20で各棒
状部78の左右方向の変位を、上記規制装置22で前後
方向の変位をそれぞれ同時に規制することにより、各棒
状部78の水平方向の変位が完全に規制されることとな
る。
【0038】次に、この減容装置10により実現可能と
なる新しい減容処理工程、すなわち集合体76を気中保
管する場合の工程を、図12,13のフローチャート及
び図14,15を併せて参照しながら説明する。
【0039】まず、処理を行うにあたり、予めプール1
26の底の所定位置に短尺の棒状部収納容器130及び
保持部収納容器132をセットしておく(図12の工程
P1)。なお、図15では便宜上、各工程を横一列に並
べて描いてあるが、同図に示す工程P6,P8は同一位
置で行われ、工程P13,P16も同一位置で行われ
る。
【0040】また、減容処理装置10における規制装置
20,22はそれぞれ解放状態に、切断装置18は退避
位置に切換えておき、把持装置本体12については、昇
降ウインチ14のロープ66を繰り出すことにより、図
1に二点鎖線で示すような把持位置まで下降させてお
く。
【0041】次に、図2に示した吊り穴26に図14に
示すような吊り金具128を引掛け、減容処理装置10
全体を吊り上げて、同図に示すような集合体収納ラック
129の上にセットする(工程P2)。そして、把持作
動モータ32を作動させることにより、両把持部材5
2,54で上記集合体76における保持部80の被把持
部80a(図7)を把持した後(工程P3)、昇降ウイ
ンチ14でロープ66を巻き上げて把持部材52,54
を吊り上げ位置まで上昇させることにより、上記集合体
76をフレーム11内に格納する位置まで吊り上げる
(工程P4)。
【0042】次に、各規制装置20,22を規制状態に
切換えることにより、各棒状部78の水平方向の変位を
規制し(すなわち拘束し)、かつ切断装置18を図6に
実線で示す切断位置へ移動させる(工程P5)。この
時、切断装置18の切断作動シリンダ106は収縮させ
ておき、第2の切断板100は切断準備位置、すなわち
両切断板98,100の貫通穴102a,102が合致
する位置に位置させておく。
【0043】そして、減容処理装置10全体を図15に
示す棒状部収納容器130上にセットした後(工程P
6)、所定寸法、詳しくは各棒状部78を切断したい寸
法だけ把持部材52,54および集合体76全体を一体
に下降させ(工程P7)、各棒状部を上記貫通穴102
a,102に上方から挿通する。この状態で切断作動シ
リンダ106を伸長させて第2の規制板100を切断完
了位置、すなわち両規制板98,100の貫通穴102
a,102が完全にずれる位置まで旋回させることによ
り(工程P8)、全ての棒状部78の下端部を一回の作
動で略水平方向に切断することができる。この切取られ
た部分は、短尺な棒となって気中保管用棒状部収納容器
130内に落下し、収納される。
【0044】これらの工程P7,P8を繰り返すことに
より、各棒状部78は下から次々と分断され、ついには
処理が完了する(判断J9でYES)。この時点で、把
持部材52,54を引上げることにより、残った保持部
80を若干上昇させ(工程P10)、切断装置18を退避
位置まで退避させた(工程P11)後に、再び把持部材5
2,54を把持位置まで下降させる(工程P12)。そし
て、装置10全体を今度は保持部収納容器132上にセ
ットした後(工程P13)、把持作動モータ32を作動さ
せて把持部材52,54から保持部80を解放すること
により、この保持部80を保持部収納容器132内に落
下させ、収納する(工程P14)。
【0045】ここで、各収納容器130,132がそれ
ぞれ棒状部78あるいは保持部80で満たされていない
場合には(判断J15でNO)、上記工程P2以下の動作
を繰返すが、収納容器130,132の少なくとも一方
が満杯になった場合には(判断J15でYES)、満杯と
なった容器130(または132)に蓋133を装着し
(工程P16)、吊り具134でプール126の上方まで
吊り上げる。そして水抜き及び前除染を行い(工程P1
7)、さらにフロア上で本除染を行って(工程P18)、
トラック136等により倉庫等の保管場所へ移送する
(工程P19)。
【0046】以上のように、この装置10は、全棒状部
78を一度に切断する切断装置18をフレーム11の下
端部に有するとともに、この切断装置18よりも上方の
位置に規制装置20,22が配置されているので、この
規制装置20,22で棒状部78を拘束した状態で、上
記下降工程P7と切断工程P8とを繰返すことにより、
各棒状部78を分断する作業を一回の切断動作で行うこ
とができ、従来のように棒状部78を保持部80から切
り離してから各棒状部78を1本ずつ分断する場合に比
べ、工数の大幅な削減を図ることができる。しかも、各
棒状部78は保持部80によって相対的に位置決めされ
ているので、一度にせん断しても位置ずれは生じにく
い。
【0047】例として、図18に示される集合体76を
同図の破線Lで分断する場合、従来装置では、まず各棒
状部78をその上端部で保持部80から2本ずつ分断
し、さらに各棒状部78について7回の切断作業を行わ
なければならないので、棒状部76の本数を16本とす
ると、(16/2+7×16=)120回の切断作業を
行わなければならないのに対し、本装置によれば、計8
回の切断作業で全ての棒状部76の減容処理を完了する
ことができる。
【0048】また、切断装置18が装置本体に一体に組
み込まれているので、水中に別の切断装置を設置する場
合に比べて切断装置18に対する集合体76の位置決め
が容易であるとともに、切断装置18のメンテナンスも
容易になる。
【0049】なお、この減容処理装置10により、上記
集合体76を水中保管する場合に行われる減容処理工
程、すなわち従来から知られている減容一次工程を実施
することも可能である。この工程を図16に基づいて説
明する。
【0050】前記工程P1〜P5までは前記実施例と同
様であるが、プール126中には前記棒状部収納容器1
30及び保持部収納容器132よりも長尺の棒状部収納
容器138及び保持部収納容器140をそれぞれ設置し
ておく。そして、上記棒状部収納容器138上に減容処
理装置10をセットし(図16の工程P6´)、この状
態で把持装置本体12を下降させることにより、フレー
ム11内に収納されている集合体76全体を下降させ、
棒状部76の上端部を切断装置18の切断位置に合わせ
る(工程P7´)。この状態で切断装置18を作動させ
ることにより、集合体76は棒状部78の上端部近傍で
上下に分断されることとなり、保持部80が把持装置本
体12に把持されたまま、棒状部76のみが保持部80
から分離されて棒状部収納容器138内に落下、収納さ
れる。
【0051】この棒状部収納容器138については、こ
れに蓋をした状態で水中の保管位置に載置する。これに
対し、把持装置本体12で把持したままの保持部80
は、保持部収納容器140内に入れ(工程P8´)、こ
の保持部収納容器140も、中が保持部80で満杯とな
った時点で蓋をし、所定の水中保管位置に載置する。
【0052】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、例として次のような態様をとることも可能で
ある。
【0053】(1) 本発明では、把持手段の具体的な構造
を問わず、上記のようなスリット52a,54aをもつ
把持部材52,54を相対回転させるものの他、集合体
76の保持部80を挾みつけるもの等、種々の装置が適
用可能である。
【0054】(2) 本発明では、切断手段の位置を水平方
向のスライド移動により退避位置と切断位置とに切換え
るようにしてもよい。ただし、前記実施例のようにヒン
ジ部材84,85を中心とする回動で切断装置18の位
置切換を行うようにすれば、切断装置18を進退させる
場合のように切断装置18を退避させるための特別なス
ペースを要さず、フレーム11内の限られた空間で位置
切換を行うことが可能である。
【0055】(3) 本発明における切断手段は、集合体7
6の棒状部を同時に切断するものであれば広く適用が可
能である。ただし、上記実施例のように各棒状部78に
対応する貫通穴102a,102をもつ2枚の切断板9
8,100を備え、これらを相対回転させるようにした
ものによれば、各棒状部78を確実に切断することがで
きる利点がある。また、同実施例では単一の切断作動シ
リンダ106で第2の切断板100を回転させるものを
示したが、この切断作動シリンダ106と180°離れ
た位置に逆向きにもう一つのシリンダを設け、2つのシ
リンダで切断板98,100を相対回転させるようにす
れば、これらによる棒状部78の切断力が倍増する。
【0056】(4) 本発明における規制手段は、切断手段
よりも上方の位置で各棒状部を拘束できる位置にあれば
よく、その具体的な個数及び配設位置は適宜設定すれば
よい。
【0057】(5) 上記実施例では、処理対象である集合
体76が正面視T字状の被把持部80aをもつバーナブ
ルポイズン集合体である装置について説明したが、これ
に代え、前記図17,18に示すように被把持部を有し
ない制御クラスタの処理を行う場合には、例えば図1
9,20に示すような把持装置本体を用いればよい。
【0058】図において、第4の筒部材48の下端部に
は弾性変形可能な材料からなる把持部材142が連結さ
れており、この把持部材142の下端部144は多数の
凹凸をもつ複雑な形状を有している。この把持部材14
2の中央には、下方に向かうに従って開口が小さくなる
テーパー状の上側貫通穴145aと、この上側貫通穴1
45aの下端開口と同じ大きさの開口をもつフラット状
の下側貫通穴145bとが連続して形成されている。ま
た、上記上側貫通穴145aの内周面にはその母線方向
に延びる複数本のガイド溝147が設けられている。
【0059】これに対し、上記第3の筒部材46の下端
部には雄ねじ部46aが設けられ、その外径は上記把持
部材142の下側貫通穴145b内に嵌入可能な寸法に
設定されている。上記雄ねじ部46aの外側には、この
雄ねじ部46aと螺合可能なねじ穴を中央に有する拡径
部材146が外篏されている。この拡径部材146の外
周面は上記上側貫通穴145aの内周面と合致するテー
パー状とされ、かつ上記ガイド溝147と嵌合可能な形
状とされており、両者の嵌合により、把持部材142に
対する拡径部材146の相対回転が規制されている。
【0060】一方、上記集合体76における保持部80
の上端には、図21にも示すような上方に開口する嵌合
穴80bが形成されている。この嵌合穴80bの内周面
は、上記把持部材142が拡径した状態にあるときのこ
の把持部材142の外周面の形状と同等に設定されてお
り、この把持部材142が拡径していない状態ではこの
把持部材142が嵌合穴80b内に挿入可能とされてい
る。
【0061】このような構造により保持部80を把持す
る場合には、まず、図19に示すように、拡径部材14
6を雄ねじ部46aの比較的上方の位置に螺合させた状
態、すなわち把持部材142が拡径していない状態でこ
の拡径部材146を嵌合穴80b内に挿入する。そし
て、この状態から第3の筒部材46を回転させることに
より、その雄ねじ部46aに対してテーパー状の拡径部
材146を下降させれば、この拡径部材146が把持部
材142を内側から押し広げることによりこの把持部材
142が拡径し、図20に示すように保持部80の嵌合
穴80bに嵌合された状態となる。これにより、保持部
80は把持部材142に対して抜けなくなり、この状態
で集合体76を吊り下げることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、集合体全体を格
納可能な装置本体の下端部に、集合体の全棒状部を一度
に切断する切断手段を一体に組み込むとともに、この切
断手段よりも上方の位置に、把持手段で吊り上げた集合
体における全棒状部の水平方向の変位を規制する規制手
段を設けたものであるので、この規制手段により上記棒
状部を拘束した状態で、装置本体内の集合体を少しずつ
下降させながら切断処理を行うことにより、全棒状部を
少ない工数で細かく切断することが可能であり、これに
より、減容処理の作業能率を大幅に向上させることがで
きる効果がある。
【0063】また、切断手段が装置本体に一体に組み込
まれているので、水中に別の切断装置を設置する場合に
比べて切断手段に対する集合体の位置決めが容易である
とともに、切断手段のメンテナンスも容易になる。
【0064】特に、上記切断手段として、上記原子炉用
集合体の各棒状部が貫通可能な貫通穴をもつ2つの切断
部材と、両切断部材の各貫通穴が合致する切断準備位置
と両切断部材の各穴がずれる切断完了位置との間で両切
断部材を相対回転させる切断作動手段とを備えたものに
よれば、上記各穴に各棒状部を挿通した状態で両切断部
材を切断準備位置から切断完了位置まで相対回転させる
だけで、各棒状部を同時にかつ確実に切断することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における原子炉用燃料内挿物
集合体の減容処理装置の全体構成図である。
【図2】上記減容処理装置の上端部を示す断面正面図で
ある。
【図3】上記減容処理装置に設けられた各筒部材を示す
断面平面図である。
【図4】上記減容処理装置に設けられた把持装置の要部
を示す断面正面図である。
【図5】上記把持装置の要部及びこれをガイドするガイ
ドピンブラケットを示す断面平面図である。
【図6】上記減容処理装置に設けられた切断装置及びガ
イドピンブラケットを示す一部断面正面図である。
【図7】上記把持装置における把持部材の要部を示す斜
視図である。
【図8】(a)は上記切断装置の平面図、(b)は同装
置の切断板の一部を示す断面図である。
【図9】上記減容処理装置に設けられた規制装置の正面
図である。
【図10】図9のA矢視図である。
【図11】図9のB矢視図である。
【図12】上記減容処理装置により実行される処理工程
の前半を示すフローチャートである。
【図13】上記処理工程の後半を示すフローチャートで
ある。
【図14】上記処理工程を示す工程図である。
【図15】上記処理工程を示す工程図である。
【図16】上記処理工程とは別の工程を示す工程図であ
る。
【図17】(a)は原子炉用燃料内挿物集合体の一例を
示す平面図、(b)は同集合体を示す正面図である。
【図18】上記集合体の切断位置の一例を示す正面図で
ある。
【図19】他の実施例における把持装置において保持部
を把持する前の状態を示す断面正面図である。
【図20】上記把持装置において保持部を把持した状態
を示す断面正面図である。
【図21】上記把持装置により把持される保持部の構造
を示す断面正面図である。
【符号の説明】
10 減容処理装置 11 フレーム(本体) 12 把持装置本体(把持手段を構成) 14 昇降ウインチ(昇降駆動手段) 16 把持作動装置(把持手段を構成) 18 切断装置(切断手段) 20,22 規制装置(規制手段) 76 原子炉用燃料内挿物集合体 78 棒状部 80 保持部 98 第1の切断板(切断部材) 100 第2の切断板(切断部材) 102,102a 貫通穴 106 切断作動シリンダ(切断作動手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の棒状部と、これら棒状部の上端
    部が接合された保持部とを備えた原子炉用燃料内挿物集
    合体を切断によって減容処理するための装置であって、
    上記原子炉用燃料内挿物集合体全体を格納可能な長さを
    もつ本体と、この本体の下方に突出して上記原子炉用燃
    料内挿物集合体の保持部を把持する把持位置と、把持し
    た原子炉用燃料内挿物集合体を上記本体内に格納する位
    置まで吊り上げる吊り上げ位置との間で昇降可能に構成
    された把持手段と、この把持手段を昇降駆動する昇降駆
    動手段と、上記本体の下端部に設けられ、この下端部に
    おいて上記把持手段及び原子炉用燃料内挿物集合体を通
    過させる退避位置と上記把持手段により吊り上げられた
    原子炉用燃料内挿物集合体を切断する切断位置との間で
    移動し、上記切断位置において原子炉用燃料内挿物集合
    体の全棒状部を一度に切断するように構成された切断手
    段と、この切断手段よりも上方の位置に設けられ、吊り
    上げられた原子炉用燃料内挿物集合体の各棒状部の水平
    方向の変位を規制する規制状態と上記棒状部を解放する
    解放状態とに切換えられる規制手段とを備えたことを特
    徴とする原子炉用燃料内挿物集合体の減容処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子炉用燃料内挿物集合
    体の減容処理装置において、上記切断手段として、上記
    原子炉用燃料内挿物集合体の各棒状部が貫通可能な貫通
    穴をもつ2つの切断部材と、これら切断部材を両切断部
    材の各貫通穴が合致する切断準備位置と両切断部材の各
    貫通穴がずれる切断完了位置との間で相対回転させる切
    断作動手段とを備えたことを特徴とする原子炉用燃料内
    挿物集合体の減容処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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