JPH0510001B2 - - Google Patents

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JPH0510001B2
JPH0510001B2 JP62206530A JP20653087A JPH0510001B2 JP H0510001 B2 JPH0510001 B2 JP H0510001B2 JP 62206530 A JP62206530 A JP 62206530A JP 20653087 A JP20653087 A JP 20653087A JP H0510001 B2 JPH0510001 B2 JP H0510001B2
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JP
Japan
Prior art keywords
switching element
filter capacitor
overvoltage
thyristor
protection device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62206530A
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English (en)
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JPS6450701A (en
Inventor
Satoru Horie
Kingo Abe
Yoshiji Jinbo
Hideji Saito
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6450701A publication Critical patent/JPS6450701A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気車用保護装置に係り、特にフイ
ルタコンデンサの過電圧を抑制する過電圧抑制用
のサイリスタなどのスイツチング素子からなる電
気車用保護装置に関する。
〔従来の技術〕 従来の電気車用保護装置は、特開昭60−207403
号公報に記載されたように、電動機制御用インバ
ータ等の主制御回路の直流入力側にフイルタリア
クトルとフイルタコンデンサからなるフイルタと
しや断器を有し、前記フイルタコンデンサの電圧
を検出し該電圧が過電圧になつたときに該フイル
タコンデンサと並列に接続された抵抗と過電圧抑
制用サイリスタの直列回路の該過電圧抑制用サイ
リスタを点弧して該フイルタコンデンサを放電し
て過電圧を抑制し、該過電圧抑制用サイリスタが
導通している間は主回路の再投入を受けつけない
ようにオフデイレー回路を設けている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこのような従来装置では、電動機
の残留磁気によつて過電圧抑制用サイリスタに流
れる電流の継続時間が長くなり(10秒程度にな
る)、従つてこのような長い継続時間に合わせて
オフデイレー時間を設定すると、その間は電気車
を駆動制御できない、という問題があつた。
従つて本発明の目的は、過電圧抑制用サイリス
タの導通時間を短縮して電気車を駆動制御できな
い時間幅を短縮することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこの目的を達成するために、電動機制
御用主制御回路の直流入力側にフイルタリアクト
ルとフイルタコンデンサからなるフイルタとしや
断器を有し、前記フイルタコンデンサの電圧を検
出し該電圧が過電圧になつたときに該フイルタコ
ンデンサと並列に接続された抵抗と過電圧抑制用
サイリスタの直列回路の該過電圧抑制用サイリス
タからなるスイツチング素子を点弧して該フイル
タコンデンサを放電するようにした電気車用保護
装置において、前記過電圧抑制用のスイツチング
素子としてGTOサイリスタなどの保持電流の大
きなスイツチング素子を用いたことを特徴とす
る。
[作用] フイルタコンデンサの端子圧が過電圧になると
GTOサイリスタが点弧され、これによりフイル
タコンデンサに蓄えられていた電荷は抵抗と
GTOサイリスタを通つて放電する。このとき
GTOサイリスタに流れる電流はフイルタコンデ
ンサの蓄積電荷の減少に伴つて減少し、その後は
電動機の残留電圧の減少に伴つて減少する。
そしてこの電流がGTOサイリスタの保持電流
まで減少するとその後はGTOサイリスタは自然
消弧し、または点弧から所定時間後に強制消弧さ
れる。
GTOサイリスタは従来の過電圧抑制用サイリ
スタである普通のサイリスタよりも保持電流が大
きいので早めに自然消弧し、または所定時間後に
強制消弧される。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示すブロツク図であ
る。
1はパンダグラフ、2,3は主回路スイツチ、
4はフイルタリアクトル、5は充電抵抗、6は放
電抵抗、7は過電圧抑制用のGTOサイリスタか
らなるスイツチング素子、9はフイルタコンデン
サ、10は電圧検出回路、11は主制御回路であ
るインバータ、12は誘導電動機である。
誘導電動機12を駆動するときは、先ず、主回
路スイツチ2を閉じることによつて充電抵抗5お
よびフイルタリアクトル4を介してフイルタコン
デンサ9を充電し、その後主回路スイツチ3を閉
じることによつて充電抵抗5を短絡する。次に自
己消弧機能を有する素子11−1とフリーホイー
ルダイオード11−2からなるインバータ11を
動作させる。
運転中のフイルタコンデンサ9の電圧は電圧検
出回路10によつて監視し、普通の制御に利用さ
れる他、該電圧が過電圧に達したときは過電圧抑
制用GTOサイリスタからなるスイツチング素子
7を点弧してフイルタコンデンサ9の電荷を放電
抵抗6を介して放電することによつて過電圧を抑
制する。
過電圧が検出されたときには、保護回路の働き
によつて、主回路スイツチ2,3が開放され、イ
ンバータ11の動作が停止される。
しかし過電圧抑制用GTOサイリスタからなる
スイツチング素子7には誘導電動機12の残留磁
気エネルギーによる電圧によつて電流iが環流し
続ける。そして残留磁気エネルギーが減少して循
環電流iが過電圧抑制用GTOサイリスタからな
るスイツチング素子7の保持電流以下になると該
過電圧抑制用GTOサイリスタからなるスイツチ
ング素子7は自然消弧する。
ところで、過電圧制御用サイリスタが点弧した
後の次の主回路投入は、前述したように、該過電
圧抑制用サイリスタが消弧した後でなければなら
ない。一般のサイリスタの保持電流は数10mA程
度であり、デイレー時間は3秒程度に設定される
が、残留磁気エネルギーの大きさによつては循環
電流iが保持電流以下に達するのに10秒程度の時
間が必要な場合もあり、従つて装置保護を確実に
するためには10秒程度のデイレー時間が必要とな
る。
しかしGTOサイリスタは保持電流が数Aと大
きいために比較的早い時期に自己消弧する。
第2図は過電圧抑制用サイリスタに流れる電流
特性を示す。時刻t0でフイルタコンデンサが過電
圧になつて過電圧抑制用サイリスタが点弧すると
時刻t1で主回路スイツチが開放するまでは、フイ
ルタコンデンサの電圧と放電抵抗で決まる電流l0
が流れ、その後は誘導電動機の残留電圧の減少に
伴つて減少する。そして一般的に設定されるデイ
レー時間(約3秒)経過後の時刻t3には、過電圧
抑制用サイリスタに流れる電流は初期値l0(約
500A)の約10000分の1(50mA以下)以下に減
少する。これに対して、GTOサイリスタの保持
電流は、前述のように、数Aであるので一般のサ
イリスタが自然消弧する時刻t3以前の時刻t2で自
然消弧する。
このように保持電流が大きいGTOサイリスタ
を過電圧抑制用のスイツチング素子7として用い
れば、強制消弧手段を用いることなく、従来装置
の問題点を解決することができる。そしてこのよ
うな制御はこのように保持電流の大きいGTOサ
イリスタと類似特性のサイリスタによつても実現
可能である。
第3図は、過電圧抑制用GTOサイリスタから
なるスイツチング素子7の消弧を確実にするため
に、該過電圧抑制用GTOサイリスタからなるス
イツチング素子7の消弧用ゲートパルスを発生す
る機能をもつたゲート駆動回路8を設けた例であ
る。この場合、ゲート駆動回路8はタイマーを内
蔵し、点弧用ゲートパルスから所定時間後に消弧
用ゲートパルスを発生する。
第4図の実施例は主制御回路として、カ行・ブ
レーキ切換え制御用の主回路スイツチ13と4象
限チヨツパ14を用いた例であり、15aは分巻
電動機の電機子、15bは界磁である。
この実施例でも、過電圧制御用GTOサイリス
タからなるスイツチング素子7が点弧されると、
界磁15bのインダクタンスによる循環電流iが
放電抵抗6を介して該過電圧抑制用GTOサイリ
スタからなるスイツチング素子7に流れ続け、該
過電圧抑制用GTOサイリスタからなるスイツチ
ング素子7の保持電流以下に減少したときの自然
消弧またはタイマーに応答する消弧用ゲートパル
スによつて強制消弧される。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、過電圧抑制用サイリス
タとして保持電流が大きいGTOサイリスタなど
のスイツチング素子を用いたので該過電圧抑制用
サイリスタを早期に消弧することができ、従つて
電気車を制御できない期間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図お
よび第4図は全体ブロツク図、第2図は過電圧抑
制用サイリスタに流れる電流特性図、第3図は過
電圧抑制用GTOサイリスタのゲート駆動回路で
ある。 4……フイルタリアクトル、6……放電抵抗、
7……過電圧抑制用GTOサイリスタからなるス
イツチング素子、9……フイルタコンデンサ、1
0……電圧検出回路、11……インバータ、12
……誘導電動機、A……直列接続体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 直列接続体Aと、電圧検出回路10とを有す
    る電気車用保護装置であつて、 電気車は、パンタグラフ1に主回路スイツチ2
    を介して接続されたフイルタリアクトル4とフイ
    ルタコンデンサ9とからなる逆L形フイルター回
    路のフイルタコンデンサ9に並列に接続されたイ
    ンバータ11と、誘導電動機12とによつて走行
    制御されるものであり、 直列接続体Aは、放電抵抗6とスイツチング素
    子7の直列接続体であつて、フイルタコンデンサ
    9に並列に接続され、スイツチング素子7が、最
    大導通電流値の1000分の1以上の保持電流値を有
    する素子で、点弧されたとき、フイルタコンデン
    サ9の電荷を放電して過電圧を抑制し、放電電流
    が保持電流値になつたとき自己消弧するものであ
    り、放電抵抗6が、スイツチング素子7が点弧さ
    れたときの放電電流を所定値以下に制限するもの
    であり、 電圧検出回路10は、フイルタコンデンサ9の
    端子間電圧を検出し、この電圧が所定値を越えた
    とき主回路スイツチ2を遮断させ、ほぼ同時にス
    イツチング素子7を点弧させる制御信号を出力す
    るものである、 電気車用保護装置。 2 スイツチング素子7は、ゲート駆動回路8を
    備え、ゲート駆動回路8が電圧検出回路10の出
    力により点弧されたあと所定時間後にスイツチン
    グ素子7を強制消弧させるものである 特許請求の範囲第1項に記載の電気車用保護装
    置。 3 スイツチング素子7は、GTOサイリスタで
    ある 特許請求の範囲第1項に記載の電気車用保護装
    置。
JP20653087A 1987-08-21 1987-08-21 Controller for electric rolling stock Granted JPS6450701A (en)

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JPS6450701A JPS6450701A (en) 1989-02-27
JPH0510001B2 true JPH0510001B2 (ja) 1993-02-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011010404A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Hitachi Ltd 電力変換器およびそれを用いた電動機駆動装置、輸送装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6271404A (ja) * 1985-09-24 1987-04-02 Toshiba Corp 電気車用過電圧保護装置
JPS62135203A (ja) * 1985-12-06 1987-06-18 Hitachi Ltd 交流電気車の制動方法

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JPS6271404A (ja) * 1985-09-24 1987-04-02 Toshiba Corp 電気車用過電圧保護装置
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