JPH0499773A - チオアミド誘導体および農園芸用殺菌剤 - Google Patents

チオアミド誘導体および農園芸用殺菌剤

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JPH0499773A
JPH0499773A JP21450090A JP21450090A JPH0499773A JP H0499773 A JPH0499773 A JP H0499773A JP 21450090 A JP21450090 A JP 21450090A JP 21450090 A JP21450090 A JP 21450090A JP H0499773 A JPH0499773 A JP H0499773A
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JP21450090A
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Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Takeshi Mita
猛志 三田
Toshiaki Takeyama
敏明 武山
Masami Hanaue
花上 雅美
Masao Nishikubo
西久保 正雄
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規なチオアミド誘導体、その製法および該
誘導体を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤に関す
る。
〔従来の技術及び問題点〕
農業生産上、特に果樹、疏菜類の栽培上重要な問題の一
つとして、そう囲網に属する植物病原菌に依る病害(例
えば、へと病、疫病など)かある。
これらの菌に依る病害は、その菌の生理的・生態的特殊
性より防除困難な病害の一つとなっており、優れた防除
薬剤の開発か望まれている。ぺと病、疫病による被害は
多くの作物にわたり、その被害は極めて大きい。
現在、そう囲網に属する植物病原菌による病害に対して
は、キャブタン(一般名)、キャプタホル(一般名)、
ジチオカーバメート系殺菌剤〔例えば、ジネブ(一般名
)なと〕、クロロタロニル(一般名)などがひろく使用
されている。しかし、これらの殺菌剤は予防的効果か主
であり、治病的効果は殆んど期待できないため、病害の
発生か認められた時に使用したのては、充分な効果か期
待できないという大きな欠点をもっている。最近開発さ
れ、実用に供されているアシルアラニン系化合物の殺菌
剤、たとえばメタラキシル(一般名)などは、予防、治
病の両効果を有しているか、しかし、すでにその耐性菌
か発生しており、その防除効果は、かなり低下してきて
いる。
従来、本発明化合物に化学構造上類似の化合物について
は、特開平1−301681号公報に報告されているか
、この先行技術では、実用的な農園芸用殺菌剤としては
十分とはいえず、特に有用作物に対する薬剤による薬害
かあり、これか大きな未解決の問題となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、そう菌量に属する植物病原菌による病害(例
えば、べと病、疫病なと)に対して予防効果および治病
効果を同時に有しなからかつ、有用作物への薬害のない
殺菌剤を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕前記の問題
点を解決するため前記のチオアミド誘導体について鋭意
研究した結果、式〔1〕に示す化合物か各種植物の疫病
、へど病等に対して予防的、治病的効果の両方を合わせ
もち、かつ作物に対する薬害か極めて小さいという特徴
を示すことを見出し、本発明を完成させた。本発明化合
物は文献未記載の新規化合物である。
即ち、本発明は (1)式〔l〕: で表されるチオアミド誘導体およびその光学異性体。
(2)請求項(11記載のチオアミド誘導体およびその
光学活性体の1種または2種以上を有効成分として含有
する農園芸用殺菌剤を提供するものである。
次に、本発明の製造法を反応スキームで示し、以下に説
明する。
〔第1工程〕 〔第3工程〕 〔4〕 〔5〕 〔第1工程〕 第1工程における中間体のアミノアセトニトリル誘導体
〔4〕は、2通りの方法で合成される。
a−1法は、ストレッカー反応で得る方法である。出発
原料のアルデヒド〔2〕とアンモニア水及び又は塩化ア
ンモニウムとシアン化ナトリウム、シアン化カリウム等
のシアン化アルカリとをエチルエーテル、テトラヒドロ
フラン等のエーテル類やベンゼン、トルエン等の芳香族
炭化水素類と水との二元溶媒系で反応を行わせるもので
ある。反応温度は通常0〜100°C付近か好ましい。
a−2法は、出発原料のアルデヒド〔2〕とトリメチル
シリルニトリルに代表されるトリアルキルシリルニトリ
ルを必要に応じ沃化亜鉛などのルイス酸の触媒量の存在
下反応させて中間体〔3〕を得る。続いてメタノールや
エタノール等の溶媒に溶解させたアンモニアと反応させ
てアミノアセトニトリル誘導体〔4〕を得る方法である
。得られたアミノアセトニトリル誘導体〔4〕は、ジエ
チルエーテル等のエーテル系溶媒中、塩化水素などのハ
ロゲン化水素との塩を形成させるなどして、精製し単離
することもできる。
〔第2工程〕 〔第1工程〕で得られたアミノアセトニトリル誘導体〔
4〕と硫化水素から塩基の存在下、中間体のチオアミド
誘導体〔5〕は容易に得られる。
使用する塩基としては、例えばトリエチルアミン、ピリ
ジン、ジメチルアニリンなどの有機塩基が好適で、その
添加量としては、原料〔4〕 1モルに対し、0.01
−1モルの範囲で反応は充分進行する。
溶媒は、使用しなくても反応が進行する場合かあるが、
通常は使用した方か好ましく、その種類としては特に限
定されるものではないか例えば、ベンゼン、トルエンな
どの炭化水素類、テトラヒドロフラン、ジオキサンなど
のエーテル類、ピリジン、ジメチルアニリンなどの芳香
族アミン類などが好ましいものとして挙げられる。また
、これらの2種以上の混合溶媒として使用してもよい。
原料のひとつの硫化水素は通常、市販のガス状の硫化水
素をそのまま用いることかでき、その送入量は、原料〔
4〕に対して当モル量または多少過剰量を送入し反応さ
せることかできる。反応温度としては、−20〜100
°Cか望ましく、特に、0〜50℃か好ましい。
反応時間は、室温で反応させた場合は通常1〜5時間で
反応か終了する。
〔第3工程〕 目的とするチオアミド誘導体(1)は例えばこのような
合成法によって得られる。
(a)法 第2工程で得られたアミノアセトチオアミド誘導体〔5
〕またはその塩と、−武威〔6〕で表される酸ハライド
を酸受容体の存在下反応させる。
酸受容体としては例えばトリエチルアミン、ジメチルア
ニリン、ピリジン等に代表される有機塩基、アンモニア
、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭化水素アンモニウ
ム、水酸化ナトリウム、炭酸アンモニウム等に代表され
る無機塩基を挙げることかできる。
又、この反応は、溶媒の存在下行うのか好ましく、例え
ばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジイソプロ
ピルエーテル等に代表されるエーテル類、酢酸メチル、
酢酸エチル等に代表されるエステル類、塩化メチレン、
クロロホルム、1.2−ジクロロエタン等に代表される
ハロゲン化炭化水素類、アセトニトリル等か使用できる
。反応温度は、発熱反応であるため冷却下に行うことか
望ましく、−30°C付近から50°C付近か好ましく
、実用的には一20〜30°C付近が望ましい。この様
にして、目的とするチオアミド誘導体(1)が得られる
(b)法 出発原料カルボン酸誘導体〔7〕と〔第2工程〕で得ら
れたアミノアセトチオアミド誘導体〔5〕またはその塩
とを、脱水剤の存在下、脱水縮合し目的とするチオアミ
ド誘導体〔1〕を得る方法である。
脱水剤としては、ジシクロへキシルカルボジイミド(D
CC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド等のカルボジイミド類、四塩化ケイ
素等の無機系脱水剤等か特に好ましい。
(C)法 アシルイミダゾール誘導体〔8〕と、第2工程で得られ
たアミノアセトチオアミド誘導体〔5〕またはその塩と
を反応させることにより目的とするチオアミド誘導体〔
1〕を得る方法である。反応温度は一30°C付近から
50°C付近か好ましく、実用的には一20〜30°C
付近が望ましい。反応時間は、約1〜8時間で反応は終
了する。
なお、チアゾール−5−カルボン酸〔7〕は、チアゾー
ル−5−カルボン酸類(ケミカルアブストラクツ(Ch
emical −Abstracts) 40巻、40
56ページ、1946年) O R’−C−NH2+ R’−C−CH−CO2C2Hs
al いわゆるHantzsch反応により合成した。
又、チアゾール−5−カルボン酸クロライド〔6〕は、
カルボン酸と塩化チオニルから常法により合成した。
さらに、アシルイミダゾール誘導体〔8〕は、チアゾー
ル−5−アルポン酸〔7〕とN、 N’ −チオニルジ
イミダゾールとを反応させて得た。
次に本発明化合物の製造方法を具体例をあげて説明する
が、本発明は、これらのみに限定されるものではない。
実施例1 (a) N 塩化アンモニウム(5,9g)とシアン化ナトリウム(
2,7g)に水冷下、28%アンモニア水(13ml)
、水(13ml)を加え撹拌溶解後、更にジエチルエー
テル(30+nl)を加え撹拌下へ2−チオフェンアル
デヒド(5,6g)を加え、室温で20時間撹拌させた
。反応終了後、ジエチルエーテル層を分取し、水層はジ
エチルエーテルで3回抽出した。これらジエチルエーテ
ル層を合わせて脱水、乾燥の後、溶媒を留去しα−(2
−チエニル)アミノアセトニトリル5,7gを得た。
(b)  H2NCHCN 十H2S −H2NCHC
NH2(13,8g)(0,1モル)、トリエチルアミ
ン10.1g(0,1モル)をトルエン100 mlに
溶かし、水冷下、撹拌しながら硫化水素(5,1g)(
0,15モル)を送入した。
その後、室温で2時間撹拌を続けると反応は完了する。
反応液を濃縮するとα−(2−チエニル)アミノアセト
チオアミド6.6gを得た。
α−(2−チエニル)アミノアセトニトリルα−(2−
チエニル)アミノアセトチオアミド(3,4g)(0,
02モル)を、テトラヒドロフラン(THF) 50 
rnj’に溶かし、続いてトリエチルアミン(2,4g
)  (0,024モル)を加える。
この混合液を水冷下で撹拌しながら、4−エチル−2−
メチルチアゾール−5−カルボン酸クロライド(3,8
g)(0,02モル)を、テトラヒドロフラン(THF
) 7.6 mI!に溶かした溶液を滴下した。
その後、室温で2時間撹拌を続けて反応終了にした。続
いて反応液を濃縮後、残渣をクロロホルムと水に分散さ
せた。このクロロホルム層を分液し、無水硫酸ナトリウ
ムで脱水濃縮すると粗結晶が得られた。この粗結晶を更
にヘキサン−酢酸エチルから再結晶を行うとこにより、
4.2gの結晶を得た。
この結晶は、質量分析、 ’H−NMRから目的とする
N−〔2−チエニル(チオカルバモイル)メチルツー4
−エチル−5−メチルチアゾール−5−カルボキサミド
であることか判明した。
mp:  178〜182℃ ’ H−NMR: (溶媒CDCf 、  −DMSO
−d、)δ(ppm) 〜1、25(t、 J=7.8
Hz、 3H)、 2.63(s、 3H)、 3.0
0(q、 J=7.8Hz、 2H)、 6.11(d
、 J=7.8Hz、 IH)。
6、66−6、97(m、 IH)、 6.97−7、
37(m、 2H)。
7、90(d、 J=7.8Hz、 IH)、 9.4
8(brs、 IH)。
9、66(brs、 IH) (以下、余白) 本発明は、さらに本発明に係る前記式(1)で表される
チオアミド誘導体およびその光学活性体を有効成分とし
て含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤を提供する
ものである。
本発明の農園芸用殺菌剤は、各種作物のへと病、疫病に
対して有効であるばかりではなく、他の病害にも有効で
ある。主な病害としては、キユウリベト病、ブドウベと
病、レタスベと病、ハクサイベと病、ホップベと病、ジ
ャガイモ疫病、トマト疫病、キュウリ灰色疫病、ピーマ
ン疫病、ピシュウム菌によってひき起こされるトマト、
キュウリ及びイネの苗立枯病、アファノミセス菌によっ
てひきおこされるビートの苗立枯病なとが挙げられる。
本発明の農園芸用殺菌剤の施用方法としては、種子処理
、茎葉散布、土壌施用なとが挙げられる。
施用量および施用濃度は、対象作物、対象病害、病害の
発生程度、施用方法などにより差異はあるが、散布に当
たっては、有効成分量として、1ヘクタール当たり2〜
2000gで適用可能であり、10−1000gか望ま
しい。
散布濃度としては、1〜11000ppで適用可能で、
5〜500 ppmか望ましい。
又、本発明の農園芸用殺菌剤は、予防、治病の両効果を
所持していることから、予防的散布あるいは、発病後の
散布の両方が可能で、その散布時期としては、幅広い適
期を持っている。
本発明の農園芸用殺菌剤は、必要に応じて、他の生物活
性を有する化合物、たとえば類似の又は補完的な殺菌剤
、もしくは殺虫剤、除草剤、植物生育調節剤などの農薬
、また肥効性物質、土壌改良剤などとの混合使用はもち
ろんのこと、これらとの混合製剤も可能である。
本発明の農園芸用殺菌剤は、適当な担体、例えばクレー
、タルク、ベントナンド、珪藻土等の固体担体あるいは
水、アルコール類(メタノール、エタノール等)、芳香
族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン等)、塩
素化炭化水素類、エーテル類、ケトン類、エステル類(
酢酸エチル等)。
酸アミド類(ジメチルホルムアミド等)なとの液体担体
と混用して適用することができ、所望により乳化剤9分
散剤、懸濁剤、浸透剤、展着剤、安定剤などを添加し、
乳剤、油剤、水利剤、粉剤。
粒剤、フロワブル割等任意の剤型にて実用に供すること
ができる。
次に、これらの組成物の配合例の各成分の範囲および各
成分の種類を示すが、本発明の農園芸用殺菌剤はこれら
のみに限定されるものではない。
なお、以下の配合例において「部」は重量部を意味する
(1)水和剤 本発明化合物    ・・・・・・ 5〜75部固体皿
回      ・・・・・・ 9〜86部界面活性剤 
    ・・・・・・ 5〜lO部その他      
 ・・・・・・ 1〜5皿回体担体としては、炭酸カル
シウム、カオリナイト、ジ−クライトA1ジ−クライト
PFP。
珪藻土、タルクなどが挙げられる。
界面活性剤としては、ルノックス100OC,ツルポー
ル5039、ツルポール5050、ツルポール005D
ツルポール5029−0、スルホン酸カルシウム、ドデ
シルスルホン酸ナトリウムなどが挙げられる。
その他の成分としては、カープレックス#80などが挙
げられる。
(2)乳剤 本発明化合物    ・・・・・・ 5〜50部液体担
体      ・・・・・・35〜90部界面活性剤 
    ・・・・・・ 5〜15部液体担体としては、
キシレン、ジメチルホルムアミド、メチルナフタレン、
イソホロンなどが挙げられる。
界面活性剤としては、ツルポール2680、ツルポール
3005X 、ツルポール3346などか挙げられる。
(3)フロアブル剤 本発明化合物    ・・・・・・ 5〜75部液体担
体      ・・・・・・14.5〜68部界面活性
剤     ・・・・・・ 5〜lO部その他    
   ・・・・・・ 5〜10部液体担体としては、水
である。
界面活性剤としては、ルノックスl0QOC、ツルポー
ル3353、ソルボホールPL、ニッポール、アグリソ
ールS−710、リグニンスルホン酸ナトリウムなどが
挙げられる。
その他の成分としては、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ザンサンガムなどが挙げられる。
(4)粉剤 本発明化合物    ・・・・・・0.03〜3皿回体
担体      ・・・・・・94〜98.97部その
他       ・・・・・・ 1〜3皿回体担体とし
ては、炭酸カルシウム、カオリナイト、ジ−クライト、
タルクなどか挙げられる。
その他の成分としては、ジイソプロピルホスフェート、
カープレックス#80なとか挙げられる。
(5)粒剤 本発明化合物    ・・・・・・0.3〜lO部固体
担体      ・・・・・・92〜98.7部その他
       ・・・・・・ 1〜5皿回体担体として
は、炭酸カルシウム、カオリナイト、ベントナイト、タ
ルクなどが挙げられる。
その他の成分としては、カルシウムリグニンスルホネー
ト、ポリビニルアルコールなどが挙げられる。
次に、本発明に係る前記−武威(1)で表されるチオア
ミド誘導体を有効成分として含有する農園芸用殺菌剤の
具体的な製剤例を示すか、本発明の農園芸用殺菌剤は、
これらのみに限定されるものではない。なお、以下の配
合例において1部」は重量部を意味する。
製剤例I 水和剤 本発明化合物         ・・・・・・ 5部ジ
ークライトPPP         ・・・・・・87
部(カオリナイトとセリサイトの 混合物:ジ−クライト工業@)商品名)ツルポール50
39        ・・・・・・ 5部(アニオン性
界面活性剤とホワイト カーボンの混合物:東邦化学@)商品名)カープレック
ス#80       ・・・・・・ 3部(ホワイト
カーボン:塩野義製薬銖)商品名)以上を均一に混合粉
砕して水和剤とする。使用に際しては上記水利剤を10
0〜10.000倍に希釈して、有効成分量が、1ヘク
タール当たり10〜1000gになるように散布する。
製剤例2 水和剤 本発明化合物         ・・・・・・25部ジ
ークライトPPP         ・・・・・・69
部(カオリナイトとセリサイトの 混合物:ジークライト工業■商品名) ツルポール5039        ・・・・・・ 3
部(アニオン性界面活性剤とホワイト カーボンの混合物:東邦化学■商品名)カープレックス
#80       ・・・・・・ 3部(ホワイトカ
ーボン:塩野義製薬■商品名)以上を均一に混合粉砕し
て水和剤とする。使用に際しては上記水和剤を500〜
50.000倍に希釈して、有効成分量が、1ヘクター
ル当たり10〜1000gになるように散布する。
製剤例3 水和剤 本発明化合物         ・・・・・・20部炭
酸カルシウム(粉末)    ・・・・・・69部(カ
オリナイトとセリサイトの ツルポール5050        ・・・・・・10
部カープレックス#80       ・・・・・・ 
1部(ホワイトカーボン:塩野義製薬■商品名)以上を
均一に混合粉砕して水和剤とする。使用に際しては上記
水和剤を1500〜150.000倍に希釈して、有効
成分量が、1ヘクタール当たり10〜1000gになる
ように散布する。
製剤例4 乳 剤 本発明化合物         ・・・・・・  5部
キシレン           ・旧・・ 70部N、
N−ジメチルホルムアミド   ・・・・・・ 20部
ツルポール 2680        ・・・・・・ 
 5部(非イオン性界面活性剤とアニオン性 界面活性剤との混合物:東邦化学■商品名)以上を均一
に混合して乳剤とする。使用に際しては上記乳剤を10
0〜10.000倍に希釈して、有効成分量が、lヘク
タール当たり10〜1000gになるように散布する。
製剤例5 乳 剤 本発明化合物         ・・・・・・ 50部
キシレン          ・・・・・・ 25部N
、N−ジメチルホルムアミド   ・・・・・・ 10
部ツルポール 3346        ・・・・・・
 15部(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性
剤との混合物:東邦化学■商品名) 以上を均一に混合して乳剤とする。使用に際しては上記
乳剤を1000〜100.000倍に希釈して、有効成
分量が、1ヘクタール当たり10〜1000gになるよ
うに散布する。
製剤例6 フロアブル剤 本発明化合物         ・・・・・・  5部
ツルポール3353         ・・・・・・ 
 5部(非イオン性界面活性剤:東邦化学■商品名)ル
ノックスtoooc        ・・・・・・  
3部(陰イオン性界面活性剤:東邦化学■商品名)ザン
サンガムの1%水溶液   ・・・・・・ 20部(天
然高分子) 水                  ・・・・・・
 57部エチレングリコール      ・・・・・・
 l(1有効酸分(本発明化合物)を除く上記の成分を
均一に溶解し、ついで本発明化合物を加え、よく撹拌し
た後、サンドミルにて湿式粉砕し、フロアブル剤を得る
。使用に際しては、上記のフロアブル剤を100〜10
.000倍に希釈して、有効成分量が、1ヘクタール当
たり10〜10’OOgになるように散布する。
製剤例770アブル剤 本発明化合物         ・・・・・・ 75部
ツルポール3353         ・・・・・・ 
 5部(非イオン性界面活性剤:東邦化学■商品名)ル
ノックス100OC・・・・・・ 0.5部(陰イオン
性界面活性剤:東邦化学■商品名)ザンサンガムの1%
水溶液   ・・・・・・ 10部(天然高分子) 水              ・旧・・ 4.5部プ
ロピレングリコール         5部有効成分(
本発明化合物)を除く上記の成分を均一に溶解し、つい
で本発明化合物を加え、よく撹拌した後、サンドミルに
て湿式粉砕し、フロアブル剤を得る。使用に際しては、
上記のフロアブル剤を1500〜150.000倍に希
釈して、有効成分量が、1ヘクタール当たり10〜10
00gになるように散布する。
製剤例8 粉 剤 本発明化合物         ・・・・・・ 10部
クレー           ・・・・・・ 90部以
上を均一に混和し、粉剤を得る。
使用に際しては、上記の粉剤を、有効成分量が、1ヘク
タール当たり10〜1000gになるように、そのまま
散布する。
製剤例9 粒 剤 本発明化合物         ・・・・・・  5部
ベントナイト         ・・・・・・ 25部
タ  ル  り                 ・
・・・・・  70部以上を均一に混合粉砕して後、少
量の水を加えて攪拌混合混和し、押出式造粒機て造粒し
、乾燥して粒剤にする。
使用に際しては、上記の粒剤を、有効成分量が、1ヘク
タール当たり10〜lo00gになるように、そのまま
散布する。
次に本発明化合物の生物試験による効果について、具体
的に記載する。
試験例1 キュウリ、へど病予防効果試験直径7aoの
ポットで生育したキュウリ(品種:相撲半白)が1〜2
葉期に達したとき、前記配合例2に準じて作成した乳剤
形態の供試化合物を水で希釈して、100 ppmに調
整し、スプレーガンを用いポット当り20mf散布した
。散布翌日キュウリベと病菌(Pseudoperon
ospora cubensis)の胞子懸濁液(2x
lO’個/m1)を噴霧し、温度25°C1湿度95%
以上の接種箱に一昼夜入れた。その後、温室におき、接
種7日後に形成された病斑接種葉に占める割合を測定し
、下記の式に従い防除価を算出した。
本試験結果を第1表に示す。
(以下、余白) 試験例2 キュウリベと病治病効果試験直径7cI+]
のポットで育成したキュウリ(品種:相撲半白)が1〜
2葉期に達したとき、キュウリベと病菌(Pseudo
peronospora cubensis)の胞子懸
濁液(2X I O’個個用m1を噴霧し、温度25°
C2湿度95%以上の接種箱に一昼夜入れ、接種を行っ
た。翌日、前記配合例2に準じて作成した乳剤形態の供
試化合物を水で希釈して、lOo ppmに調整し、ス
プレーガンを用いポット当り20mI!撒布した。その
後、温室におき、接種7日後に形成された病斑が接種葉
に占める割合を測定し、下記の式に従い防除価を算出し
た。
試験例3 トマト疫病の予防効果試験 直径8cmのポットで育成したトマト(品種:福寿)が
3葉期に達したとき、前記製剤例1〜3に準じて作成し
た水和剤を水で希釈して、有効成分の所定の濃度とし、
それをスプレーガンを用いポット当り20m1散布した
。散布翌日、トマト疫病菌(Phytophthora
 1nfestans)の胞子懸濁液(2xlO’個/
m1)を噴霧し、温度20°C1湿度95%以上の接種
箱に5日間保った後に形成された病斑面積の接種葉に占
める割合を測定し、下記の式に従い防除価を算出した。
本試験結果を第1表に示す。
(以下、余白) 本試験結果を第1表に示す。
試験例4 トマト疫病の治病効果試験 直径8anのポットで育成したトマト(品種:福寿)が
3葉期に達したとき、トマト疫病菌(Phytopht
hora 1nfestans)の胞子懸濁液(2x 
l O’個個用m1を噴霧し、温度20℃、湿度95%
以上の接種箱に1昼夜保った。その後、前記製剤例1〜
3に準じて作成した水和剤を水で希釈して、有効成分の
所定の濃度とし、それをスプレーガンを用いポット当り
20mA’散布した。
風乾後、ポットを前記の接種箱に置き、5日後に形成さ
れた病斑面積の接種葉に占める割合を測定し、下記の式
に従い防除価を算出した。
試験例5 〔キュウリに対する薬害試験〕 直径21anのポットで育成したキュウリ(品種:粗膜
半白)が、5〜6葉期に達したときに、前記配合例2に
準じて作成した乳剤形態の供試化合物を所定濃度に調整
し、スプレーガンを用いてポット当り40mI!撒布し
た。このキュウリを温室にて7日間育成した後に、薬害
の程度を次の判定基準に従い調査した。
3:キュウリ生育抑制大 2:キュウリ生育抑制中 l:キュウリ生育抑制小 0:キュウリ生育正常 第2表にその結果を示す。
本試験結果を第1表に示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式〔1〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔1〕 で表されるチオアミド誘導体およびその光学異性体。
  2. (2)請求項(1)記載のチオアミド誘導体およびその
    光学活性体の1種または2種以上を有効成分として含有
    する農園芸用殺菌剤。
JP21450090A 1990-08-14 1990-08-14 チオアミド誘導体および農園芸用殺菌剤 Pending JPH0499773A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101142283B1 (ko) * 2005-03-11 2012-05-07 스미또모 가가꾸 가부시끼가이샤 2-아미노티아졸 카르복사미드 유도체의 신규한 제조방법

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