JPH01102006A - 農園芸用殺菌組成物 - Google Patents

農園芸用殺菌組成物

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JPH01102006A
JPH01102006A JP25959187A JP25959187A JPH01102006A JP H01102006 A JPH01102006 A JP H01102006A JP 25959187 A JP25959187 A JP 25959187A JP 25959187 A JP25959187 A JP 25959187A JP H01102006 A JPH01102006 A JP H01102006A
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JP
Japan
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ylcarbonylamino
parts
agricultural
fungicide
ether
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Application number
JP25959187A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Shimotori
下鳥 均
Yuji Yanase
勇次 柳瀬
Takeshi Sekino
関野 武
Keiko Shinada
品田 恵子
Tsutomu Ishii
勉 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(1) (式中、illおよびHpはそれぞれアルキル基、アル
コキシアルキル基またはフェニル基のいずれかを示し 
173はアルキル基、アルケニル基、ハロアルケニル基
、フェニル基、または酸素原子、窒素原子、硫黄原子の
うちいずれか一つ以上を含む複素芳香環を示す)  ・ で表されるピラゾール誘導体と、ジチオカーバメート系
殺菌剤、N−ハロアルキルチオイミド系殺菌剤、無機銅
系殺菌剤またはテトラクロロイソフタロニトリルのいず
れか一つとを有効成分として含有することを特徴とする
農園芸用殺菌組成物に関するものである。
〔従来技術〕
従来より農園芸上有用な合成化合物は多くの研究がなさ
れており、生理活性を示す化合物が多数見出され、実用
に供されている。ジチオカーバメート系殺菌剤、例えば
、エチレンビス(ジチオカルバミン酸)亜鉛[ジネブ]
、エチレンビス(ジチオカルバミン酸)マンガン[マン
ネブ]、エチレンビス(ジチオカルバミン酸)マンガン
亜鉛塩業普体[マンゼプ]、ビス(ジメチルジチオカル
バミン 亜鉛[ポリカーバメート]等、あるいばN−ハロアルキ
ルチオイミド系殺菌剤、例えば、N−トリクロロメチル
チオ−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキシイミ
ド〔キャブタン)、N−1’。
1″.2”、2°−テトラクロロエチルチオ−4−シク
ロヘキセン−1.2−ジカルボキシイミド〔グイホルタ
ン)、N−)リクロロメチルチオフタルイミド〔ホルペ
ット〕等、あるいは無機銅系殺菌剤、例えば硫酸銅、塩
基性硫酸銅、塩基性塩化銅、水酸化第二銅等、あるいは
テトラクロロイソフタロニトリル(TPN)等は果樹や
野菜等の植物病害の防除に卓効を示し、農園芸用殺菌剤
として広く用いられている.しかしながら、これらはい
ずれも予防効果を中心としており、治療的な効果は全く
期待できない.その為、病害の発生が認められたときに
は既に十分な効果が期待できないという大きな欠点を存
している.(高橋信孝他:農薬の科学、39〜105ペ
ージ、1979年版)。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は前記従来技術の欠点を克服し、農園芸用殺菌剤
として優れた特性を有する殺菌組成物を提供することを
課題とする.つまり、果樹や野菜の幅広い植物病害に対
して予防的、治療的効果の両方を合わせ持ち、・優れた
防除効果を存する適用範囲の広い、また栽培植物に対し
ては薬害を示さず、温血動物、あるいは魚類に対する毒
性も極めて低い段面組成物を提供することを課題とする
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明者らは
前記課題を解決するために鋭意研究した結果、ある種の
ピラゾール誘導体をジチオカーバメート系殺菌剤、N−
ハロアルキルチオイミド系殺菌剤、無機銅系殺菌剤また
はテトラクロロイソフタロニトリルと併用すると多くの
植物病害に対して個々の化合物からは予測することので
きない防除効果を上げ得ることを見出し本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は一般式CI) (式中、RIおよびR1はそれぞれアルキル基、アルコ
キシアルキル基またはフェニル基のいずれかを示し R
Sはアルキル基、アルケニル基、ハロアルケニル基、フ
ェニル基、または酸素原子、窒素原子、硫黄原子のうち
いずれか一つ以上を含む複素芳香環を示す) で表されるピラゾール誘導体と、ジチオカーバメート系
殺菌剤、N−ハロアルキルチオイミド系殺菌剤、無機銅
系殺菌剤またはテトラクロロイソフタロニトリルのいず
れか一つとを有効成分として含有することを特徴とする
農園芸用殺菌組成物である。
本発明に係る組成物の有効成分の一つとして用いられる
前記一般式(I)で表される゛ピラゾール誘導体として
は、具体的には、2−(1.3−ジメチルピラゾール−
4−イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンテ
ンニトリル、2−(1.3−ジメチルピラゾール−5−
イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンテンニ
トリル、2−(1−エチル−3−メチルピラゾール−4
−イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンテン
ニトリル、2−(1−エチル−3−メチルピラゾール−
5−イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンチ
ンニトリル、2−(1−i−プロピル−3−メチルピラ
ゾール−4−イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3
−ペンテンニトリル、2−(1−i−プロピル−3−メ
チルピラゾール−5−イルカルボニルアミノ)−4−メ
チル−3−ペンテンニトリル、2−(1,3−ジメチル
ピラゾール−4−イルカルボニルアミノ)−4−クロロ
−3−ペンチンニトリル、2−(1,3−ジメチルピラ
ゾール−4−不ルカ、ルポニルアミノ)−3−ペンテン
ニトリル、2−(l−フェニル−3−メチルピラゾール
−4−イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペン
チンニトリル、2−(1−n−プロピル−3−メチルピ
ラゾール−4−イルカルボニルア穐))−4−メチル−
3−ペンチンニトリル、2(1−n−ブチル−3−メチ
ルピラゾール−4−イルカルボニルアミノ)−4−メチ
ル−3−ペンテンニトリル、2− (1−1−ブチル−
3−メチルピラゾール−4−イルカルボニルアミノ)−
4−メチル−3−ペンチンニトリル、2−(1−メチル
シ3−エチルピラゾール−4−イルカルボニルアミノ)
−4−メチル−3−ペンテンニトリル、2−(1−メチ
ル−3−エチルピラゾール−5−イルカルボニルアミノ
)−4−メチル−3−ペンチンニトリル、2−(1−メ
チル−3−n−プロピルピラゾール−4−イルカルボニ
ルアミノ)−4−メチル−3−ペンテンニトリル、2−
(1−メチル−3−i−プロピルピラゾール−4−イル
カルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンテンニトリ
ル、2−(1−n−ブチル−3−エチルピラゾール−4
−イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンチン
ニトリル、α−(1,3−ジメチルとラブ−ルー4−イ
ルカルボニルアミノ)−(2−チエニル)アセトニトリ
ル、α−(1,3−ジメチルピラゾール−5−イルカル
ボニルアミノ)−(2−チエニル)アセトニトリル、α
−(1−エチル−3−メチルピラゾール−4−イルカル
ボニルアミノ)−(2−チエニル)アセトニトリル、α
−(1−エチル−3−メチルピラゾール−5−イルカル
ボニルアミノ)−(2−チエニル)アセトニトリル、α
−(1−五−プロピル−3−ジメチルビラゾール−4−
イルカルボニルアミノ)−(2−チエニル)アセトニト
リル、α−(1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカ
ルボニルアミノ)−(2−フリル)アセトニトリル、α
−(1,3−ジメチルピラゾール−5−イルカルボニル
アミノ)−(2−フリル)アセトニトリル、α−(1−
エチル−3−メチルピラゾール−4−イルカルボニルア
ミノ)−(2−フリル)アセトニトリル、α−(1−エ
チル−3−メチルピラゾール−5−イルカルボニルアミ
ノ)−(2−フリル)アセトニトリル、α−(1−i−
プロピル−3−メチルピラゾール−4−イルカルボニル
アミノ)−(2−フリル)アセトニトリル、α−(1−
1−プロピル−3−メチルピラゾール−5−イルカルボ
ニルアミノ)−(2−フリル)アセトニトリル、α−(
1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニルアミ
ノ)−(3−メチル−(2−チエニル))アセトニトリ
ル、α−(l、3−ジメチルピラゾール−5−イルカル
ボニルアミノ)−[3−メチル−(2−チエニル))ア
セトニトリル、α−(1,3−ジメチルピラゾール−4
−イルカルボニルア穐))−(5−プロモー(2−チエ
ニル))アセトニトリル、α−(l、3−ジメチルピラ
ゾール−4−イルカルボニルアミノ)−(3−チエニル
)アセトニトリル、α−(1,3−ジメチルピラゾール
−5−イルカルボニルアミノ)−(3−チエニル)アセ
トニトリル、α−(1,3−ジメチルピラゾール−4−
イルカルボニルアミノ)−(3−フリル)アセトニトリ
ル、α−(1,3−ジメチルピラゾール−5−イルカル
ボニルアミノ)−(3−フリル)アセトニトリル、α−
(1−エチル−3−メチルピラゾール−4−イルカルボ
ニルアミノ)−(3−チエニル)アセトニトリル、α−
(1−エチル−3−メチルピラゾール−5−イルカルボ
ニルアミノ)−(3−チエニル)アセトニトリル、α−
(1−1−プロピル−3−メチルピラゾールー4−イル
カルボニルアミノ)−(3−チエニル)アセトニトリル
、α−(1−i−プロピル−3−メチルピラゾール−5
−イルカルボニルアミノ)−(3−チエニル)アセトニ
トリル、α−(1−メチル−3−メトキシメチルピラゾ
ール−4−イルカルボニルアミノ)−(2−フリル)ア
セトニトリル、α−(l−メチル−3−メトキシメチル
ピラゾール−5−イルカルボニルアミノ)−(2−フリ
ル)アセトニトリル、2− (1,3−ジメチルピラゾ
ール−5−イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−
ペンテンニトリル、α−(1,3−ジメチルピラゾール
−5−イルカルボニルアミノ)−(3−チエニル)アセ
トニトリル、2−(1゜3−ジメチルピラゾール−5−
イルカルボニルアミノ)−ペンタンニトリル、2−(1
,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニルアミノ
)−ペンタンニトリル、α−(1,3−ジメチルピラゾ
ール−5−イルカルボニルアミノ)−(フェニル)アセ
トニトリル、α−(1,3−ジメチルピラゾール−4−
イルカルボニルアミノ)−(フェニル)アセトニトリル
等が挙げられる。
一般式(I)で表されるピラゾール誘導体は以下に示す
方法により製造される。
一般式(1)で表されるピラゾール誘導体の製造に用い
る出発原料のピラゾールカルボン酸クロリドIt(ff
)の大部分はオーストラリアン ジャーナル オブ ケ
ミストリー(Aust、J、Chem、)、36巻、1
35ページ(1983)年、またはべりヒテ デルドイ
ッチェン へミフシェン ゲゼルシャフト(Beric
hte der Deutahen Ch@5isch
en Ge5ellsha−ft )59巻、601ペ
ージ(1926)年に記載された方法等に従い、反応図
式AないしBに示した経路で容易に製造することができ
る。
反応図式A: 反応図式B また、アミノアセトニトリルM (1)は、反応図式C
に示した、いわゆるシェドレッカー反応により容易に得
ることができる。
反応図式C すなわち、一般式(IV)で表されるアルデヒドとシア
ン化水素(V、M−H)またはシアン化アルカリ金属(
V、M−アルカリ金属)、およびアンモニアまたは塩化
アンモニウムとを水中または水と有機溶媒の二層系中で
反応させることにより容易に得られる。この場合アルデ
ヒド[(IV)、シアン化物(V)およびアンモニアま
たは塩化アンモニウムを加える順序はいずれの組合わせ
でも可能である。この反応は眉間移動触媒を加えるとさ
らに効率よ(進行する場合が多い。
得られたアミノアセトニトリル類は不安定なため、直ち
に次の工程に供することが望ましいが、鉱酸塩とすると
安定な固体となり、長時間保存することも可能である。
次に一般式(I)で表されるピラゾール誘導体の製造方
法を反応図りにより説明する。
反応図D R’   (1) 本反応に不活性な溶媒中にアミノアセトニトリルl[(
1)を溶解し、当量またはやや過剰の塩基を加えた後、
これにピラゾールカルボン酸クロリドl[(If)を徐
々に滴下する。なお、アミノアセトニトリル類の塩を用
いた場合はそれを中和するに必要な塩基を追加する。不
活性溶媒としてはジエチルエーテル、ジイソプロピルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ベンゼン、トルエン、キシレン、リグロイン等の炭
化水素類纂ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素
等のハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、プロピオン酸
エチル等のエステルll[iN、N−ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、1,3−ジメチルイミダ
ゾリジノン等の非プロトン性極性溶媒があげられる。ま
たピリジンは上記の塩基と溶媒を兼ねて使用することが
できる。塩基の例としては、例えばトリエチルアミン、
ジメチルアニリン、ピリジン等の有機塩基、アンモニア
、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム
、水酸化ナトリウム、炭酸アンモニウム等の無機塩基が
挙げられるが、これらに限定されるものではない、この
反応は中間体のα−アミノアセトニトリル誘導体(II
I)の熱安定性がよくないためあまり高温下での反応は
望ましくな(、また、発熱反応であるため冷却下(0〜
5℃)に行うことが望ましい、 滴下終了後は反応を完
結させるために室温で撹拌を続ける0反応時間は反応温
度により異なるが、通常0.5〜4時間の範囲である1
反応終了後、常法に従い反応粗製物を得る。かくして得
た所望のピラゾール誘導体は再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー等常法によって容易に単離および精製すること
が可能である。
本発明゛に係る組成物に用いられるもう一つの有効成分
としては、ジチオカーバメート系殺菌剤としては、例え
ばエチレンビス(ジチオカルバミン酸)亜鉛〔以下、ジ
ネブと記す〕、エチレンビス(ジチオカルバミン酸)マ
ンガン〔以下、マンネブと記す〕、エチレンビス(ジチ
オカルバミンM)マンガン亜鉛錯体〔以下、マンゼブと
記す〕、ビス(ジメチルチオカルバミン酸)エチレンビ
ス(ジチオカルバミン酸)二亜鉛〔以下、ポリカーバメ
ートと記す〕、ジメチルジチオカルバミン酸ニッケルC
以下、有機ニッケルと記す〕、ジメチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛C以下、ジラムと記す〕、プロピレンビス(ジ
チオカルバミン酸)亜鉛C以下、プロピネブと記す】等
が、N−ハロアルキルチオイミド系殺菌剤としては、例
えばN−)リクロロメチルチオー4−シクロヘキセン−
1,2−ジカルボキシイミド〔以下、キャブタンと記す
〕、N−1’、 1’、 2’、 2’−テトラクロロ
エチルチオ−4−シクロヘキセン−1,2−ジカルボキ
シイミド(以下、グイホルタンと記す)、N−)ジクロ
ロメチルチオフタルイミド〔以下、ホルペットと記す〕
等が、無機鋼系殺薗剤としては、例えば硫酸鋼、塩基性
硫rII銅、塩基性塩化鋼、水酸化第二銅等がおよびテ
トラクロロイソフタロニトリル〔以下、TPNと記す〕
が挙げられる。
本発明組成物が優れた防除効果を示す植物病害としては
、ブドウの晩腐病(Glomerel lacingu
la−ta) 、黒とう病(Elainoe ampe
lina)、うどんこ病(tlncinula nec
ator)、さび病(Phacospora ampe
l。
psidis) 、ぺ七病(Peronospora 
viticola)、リンゴの赤星病(Gysnosp
orangius yamadae) 、斑点落葉病(
Alternarla 5alt)、黒点病(Myco
sphaerellapost)、黒星病(Ventu
ria 1naequalis)、うどんこ病(Pod
osphaera 1eucotricha ) sウ
リ類の炭直病(Colletotrichus Iag
narlum) 、うどんこ病(5phaarothe
ca fuliginaa )、つる枯病(Myco−
sphaerella 5elonis)、べと病(P
seudoperonosporacub@n5la)
%立枯れ性疫病(Phytophthora melo
nis)、黒星病(Cladosporium cuc
umerinus)、斑点細菌病(Pseudo*on
as 1achrysans)、トマトの輪紋病(Al
−tarnaria 5olani)s葉かび病(Cl
adosporium ful−vus)、灰色疫病(
Phytophthora capsici) 、疫病
(Phytophthora 1nfestans)、
うどんこ病(Erysi−phe cichorace
arum)、アブラナ科野菜の黒斑病(Alterna
rla Japonica) %白斑病(Cercos
porel Iabrassicae) 、べと病(P
eronoapora brassicae)、ネギの
さび病(Puccinia alli)、、べと病(P
eronos−pora destructor)、ホ
ウレンソウのべと病(Pero−nospora 5p
inaciae)、ダイズの黒とう病(Elsinoe
glycines)、紫斑病(Cercospora 
kikuchii) sべと病(Peroaospor
a e+anshurica)、インゲンの炭度病(C
olletotrichum lindemuthia
nus)、さび病(Uro−myces appand
iculatus)、ソウマメのべと病(Pero−n
ospora viclae) 、タバコの疫病(Ph
ytophthoranicotiana var、n
1cotlaaa)、ジャガイモの夏疫病(Altar
naria 5olani)、疫病(Phytopht
hora 1nfes−tans)、ホップのべと病(
Pseudoperonospora humu−1i
) 、パイナツプルの疫病(Phytophthora
 cinna−sosi)、ピーマンの疫病(Phyt
ophthora capsici)、イチゴのうどん
こ病(Sphasrotheca humuli) %
種馬病(Phytophthora fragarie
) 、各種作物の灰色かび病(Botrytis ci
nerea)、菌核病(Sclerotiniascl
erotiorum) 、立枯れ病(Pythium属
菌等による)等が挙げられる。
本発明に係る組成物を農園芸用殺菌剤として用いる場合
は、そのまま施用してもよいが、固体または液体の希釈
剤を包含する担体と混合した組成物の形で施用するのが
好ましい、ここでいう担体とは、処理すべき部イiへ有
効成分の到達を助け、また有効成分化合物の貯蔵、輸送
、取扱いを容易にするために配合される合成または天然
の無機または有機物質を意味する。
適当な固体担体としてはモンモリロナイト、カオリナイ
トなどの粘土類、珪藻土、白土、タルク、バーミキユラ
イト、石膏、炭酸カルシウム、シリカゲル、硫安などの
無機物質、大豆粉、鋸屑、小麦粉などの植物性有機物質
および尿素などが挙げられる。
さらに本発明化合物の効力を増強するために、製剤の剤
型、適用場面等を考慮して目的に応じてそれぞれ単独に
、または組合わせて以下のような補助剤を使用すること
もできる。
乳化、分散、拡展、湿潤、結合、安定化等の目的ではり
ゲニンスルホン酸塩などの水溶性塩基、アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシ
アルキレンアルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアル
キルリン酸エステル塩等のアニオン界面活性剤、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレ
ンアルキルアリールエーテル、ポリオキシアルキレンア
ルキルアミン、ポリオキシアルキレンアルキルアミド、
ポリオキシアルキレンアルキルチオエーテル、ポリオキ
シアルキレン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステ
ル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシプロピレンポリ
オキシエチレンブロックポリマー等の非イオン性界面活
性剤、ステアリン酸カルシウム、ワックス等の滑剤、イ
ソプロピルヒドロジエンホスフェート等の安定剤、その
他メチセルロース、カルボキシメチルセルロース、カゼ
イン、アラビアゴム等が挙げられる。しかし、これらの
成分は以上のものに限定されるものではない。
本発明組成物の有効成分であるピラゾール誘導体とジチ
オカーバメート系殺菌剤、N−ハロアルキルチオイミド
系殺菌剤、無機銅系殺菌剤またはTPNとの組成比は1
− j O,5〜1:100、好ましくはl:2〜1:
25であり、また製剤中の有効成分量は0.5〜90重
量%である。
本発明に係る組成物は、そのままであるいは水で稀釈し
て茎葉散布するか、または土壌に散粉、散粒して混和す
るか、あるいは土壌施用する等の種々の形態で使用する
ことができる。また他の殺菌剤と混合して用いることに
より、防除効果の増強を期待できる。さらに殺虫側、殺
ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物成長調整剤、肥料、土
壌改良剤と混合して用いることもできる。
本発明組成物を殺菌剤として用いる場合、施用量、およ
び施用濃度は対象作物、対象病害、病害の発生程度、化
合物の剤型、施用方法および各種環境条件等により変動
するが、散布する場合にはアール当り5〜1 、000
 gが適当であり、望ましくはアール当り20〜500
gである。
また永和荊を水で稀釈して施用する場合、その稀釈倍率
は、100〜2.000倍が適当であり、望ましくは3
00〜1 、000倍である。
〔実施例〕
次にピラゾール誘導体の製造方法を参考合成例を挙げて
具体的に説明する。
参考合成例1 α−(1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニ
ルアミノ)−(2−チエニル)アセトニトリルの合成(
化合物番号−14) 塩化アンモニウムto、o g 、シアン化ナトリウム
6.0gを水50mに溶解し、これにエチルエーテル1
5al!、28%アンモニア水9.5InIl、  )
ルエチルベンジルアンモニウムクロリド1.0gを加え
た。水浴にて5℃に冷却し、撹拌下2−チオフェンアル
デヒド11.2 gを滴下し、さらに同温度で24時間
撹拌した0反応終了後、・エーテル層を分液し、水層を
三度エーテル抽出した後エーテル層を合わせ、硫酸ナト
リウムで乾燥した。エーテル層を減圧下に濃縮し、残渣
にエチルエーテル100dを加え0〜5℃に冷却した。
ついでトリエチルアミン4.2gを加えた後、撹拌下に
1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボン酸クロリド
3.9gを徐々に加えた0滴下後さらに1時間同温度で
撹拌を続けた。
析出したトリエチレンアミン塩酸塩を濾別し、濾液を減
圧上蒸留して溶媒を除去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィにより精製した。
ベンゼン−酢酸エチル系より溶出し、所望のα−(1,
3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニルアミノ)
−(2−チエニル)アセトニトリル4.8gを得た。 
収率: 71.9%鵬、p、 129〜130℃ 参考合成例2 α−(l、3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニ
ルアミノ)−(2−フリル)アセトニトリルの合成(化
合物番号−17) 塩化アンモニウム8 、3′g、シアン化ナトリウム5
.0 gを水50dに溶解し、これにエチルエーテル1
5ad、 28%アンモニア水8.0m、トリエチルベ
ンジルアンモニウムプロミド1.0gを加えた。水浴に
て5℃に冷却し、撹拌下2−フリルアルデヒド8.0g
を滴下し、さらに同温度で25時間撹拌した。
反応終了後、エーテル層を分液し、水層を三度エーテル
抽出した後エーテル層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥
した。エーテル層を減圧下に濃縮し、残渣にエチルエス
テル10(ldを加え0〜5℃に冷。
却した。ついでトリエチルアミン4.2gを加えた後、
撹拌下に1,3−ジメチルピラゾール−4−カルボン酸
クロリド3.9gを徐々に加えた0滴下後さらに2時間
同室温で撹拌を続けた。水50+dを加え、析出したト
リエチルアミン塩酸塩を溶解した。酢酸エチル層を分液
し、水洗、硫酸ナトリウムで乾燥した。酢酸エチル層を
減圧上蒸留して溶媒を除去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィにより精製した。ヘキサン−酢酸エ
チル系より溶出し、所望のα−(1,3−ジメチルピラ
ゾール−4−イルカルボニルアミノ)−(2−フリル)
アセトニトリル3.9gを得た。
収率: 65.0% 園、p、 121.5〜122.
5℃参考合成例3 α−(1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニ
ルアミノ)−(3−チエニル)アセトニトリルの合成(
化合物番号−22) 塩化アンモニウム10.0 g 、シアン化ナトリウム
6.0gを水50aiに溶解し、これにエチルエーテル
15m、28%アンモニア水9.5m、トリエチルベン
ジルアンモニウムクロリド1.0 gを加えた。水浴に
て5℃に冷却し、撹拌下3−チオフェンアルデヒド11
.2 gを滴下し、さらに同温度で24時間撹拌した0
反応終了後、エーテル層を分液し、水層を三度エーテル
抽出した後エーテル層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥
した。エーテル層を減圧下にfililL、残渣にエチ
ルエーテル100I11を加え0〜5℃に冷却した。つ
いでトリエチルアミン4.2gを加えた後、撹拌下に1
.3−ジメチルピラゾール−4−カルボン酸クロリド3
.9gを徐々に加えた0滴下後さらに1時間同温度で撹
拌を続けた。
析出したトリエチルアミン塩酸塩を濾別し、濾液を減圧
上蒸留して溶媒を除去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィにより精製した。ベンゼン−酢酸エチル
系より溶出し、所望のα−(1゜3−ジメチルピラゾー
ル−4−イルカルボニルアミ/)−(3−チエニル)ア
セトニトリル4.8gを得た。 収率: 75.0% s、p、  113.0〜114.5  ℃参考合成例
4 2−(1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニ
ルアミノ)−4−メチル−3−ペンテノニトリルの合成
(化合物番号−1) 塩化アンモニウム8.3 g 、シアン化ナトリウム5
.0gを水50mに溶解し、これにエチルエーテル15
d、28%アンモニア水8adを加えた。水浴にて5℃
に冷却し、撹拌下3−メチルー2−ブチナール7.0g
を滴下し、さらに同温度で24時間撹拌した0反応終了
後、エーテル層を分液し、水層を三度エーテル抽出した
後エーテル層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥した。エ
ーテル層を減圧下に濃縮し、残渣にエチルエーテル10
(ldを加え0〜5℃に冷却した。ついでトリエチルア
ミン4.2gを加えた後、撹拌下に1.3−ジメチルピ
ラゾール−4−カルボン酸クロリド3.9gを徐々に加
えた。
滴下後さらに1時間同温度で撹拌を続けた。析出したト
リエチルアミン塩酸塩を濾別し、濾液を減圧下蒸留して
溶媒を除去した。−残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィにより精製した。ベンゼン−酢酸エチル系より溶
出し、所望の2−(1,3−ジメチルピラゾール−4−
イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンテノニ
トリル3.7gを得た。 収率: 64.6% s、p、 110.5〜111.5℃ 参考合成例5 2−(1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニ
ルアミノ)−3−ペンチンニトリルの合成(化合物番号
−5) 塩化アンモニウム10.0 g 、シアン化ナトリウム
6.0gを水50H1に溶解し、これにエチルエーテル
15m、28%アンモニア水10jdlを加えた。水浴
にて5℃に冷却し、撹拌下にクロトンアルデヒド7.0
gを清下し、さらに同温度で24時間撹拌した0反応終
了後、エーテル層を分液し、水層を三度エーテル抽出し
た後エーテル層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥した。
エーテル層を減圧下に濃縮し、残渣にエチルエーテル1
001dを加え0〜5℃に冷却した。ついでトリエチル
アミン5.1gを加えた後、撹拌下に1.3−ジメチル
ピラゾール−4−カルボン酸クロリド4.6gを徐々に
加えた0滴下後さらに1時間同温度で撹拌を続けた。水
50dを加え、析出したトリエチルアミン塩酸塩を溶解
した。エーテル層を分液し、水洗、硫化ナトリウムで乾
燥した。エーテル層を減圧下蒸留して溶媒を除去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィにより精製し
た。ヘキサン−酢酸エチル系より溶出し、所望の2−(
1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボニルアミ
ノ)−3−ペンテンニトリル3.8gを得た。 収率:
 60.6%m、p、 109〜110℃ 参考合成例6  ・ 2− (1−メチル−エチルピラゾール−4−イルカル
ボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンテンニトリルの
合成(化合物番号−10)塩化アンモニウム2.8g、
シアン化ナトリウム1.7 gを水17mに溶解し、こ
れにエチルエーテル6m、28%アンモニア水3mを加
えた。水浴にて5℃に冷却し、撹拌下3−メチルニ2−
ブチナール2.5gを清下し、さらに同温度で24時間
撹拌した0反応終了後、エーテル層を分液し、水層を三
度エーテル抽出した後エーテル層を合わせ、硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。エーテル層を減圧下に濃縮し、残渣に
エチルエーテル20aiを加え0〜5℃に冷却した。つ
いでトリエチルアミン1.1 gを加えた。この中に1
−メチル−3−エチルピラゾール−4−カルボン酸クロ
リド1.7gを含むエチルエーテル20M1を室温で、
撹拌下に徐々に加えた。
滴下後さらに30分同温度で撹拌を続けた後、反応液を
水洗した。エーテル層を硫酸ナトリウムで乾燥した後、
エーテルを減圧下で留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィにより精製した。ヘキサン−酢酸エチ
ル系より溶出し、所望の2−(l−メチル−3−エチル
ピラゾール−4−イルなルポニルアミノ)−4−メチル
−3−ペンテンニトリル1.6gを得た。 収率: 6
5.0%参考合成例7 2−(1,3−ジメチルピラゾール−5−イルカルボニ
ルアミノ)−4−メチル−3−ペンテンニトリルの合成
(化合物番号−27) 塩化アンモニウム8.3 g 、シアン化ナトリウム5
.0gを水50−に溶解し、これにエチルエーテル15
ai、 28%アンモニア水8mを加えた。水浴にて5
℃に冷却し、撹拌下3−メチルー2−ブチナール7.0
gを清下し、さらに同温度で24時間撹拌した0反応終
了後、エーテル層を分液し、水層を三度エーテル抽出し
た後エーテル層を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥した。
エーテル層を減圧下に濃縮し、残渣にエチルエーテル1
00dを加え0〜5℃に冷却した。ついでトリエチルア
ミン4.2gを加えた後、撹拌下に1,3−ジメチルピ
ラゾール−5−カルボン酸クロリド3.9gを徐々に加
えた。
滴下後さらに1時間同温度で撹拌を続けた。析出したト
リエチルアミン塩酸塩を濾別し、濾液を減圧上蒸留して
溶媒を除去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィにより精製した。ベンゼン−酢酸エチル系より溶出
し、所望の2− (1゜3−ジメチルピラゾール−5−
イルカルボニルアミノ)−4−メチル−3−ペンチンニ
トリル3.7gを得た。 収率: 64.6% 声、p、 92.5〜94.0°C 参考合成例8 α−(1,3−ジメチルピラゾール−5−イルカルボニ
ルアミノ)−(2−チエニル)アセトニトリルの合成(
化合物番号−29) 塩化アンモニウム10.0 g 、シアン化ナトリウム
6.0gを水50H1に溶解し、これにエチルエーテル
15IIi、28%アンモニア水9.5d、  トリエ
チルベンジルアンモニウムクロリド1.0gを加えた。
水浴にて5℃に冷却し、撹拌下に2−チオフェンアルデ
ヒド11.2 gを滴下し、さらに同温度で24¥F間
撹拌した6反応終了後、エーテル層を分液し、水層を三
度エーテル抽出した後エーテル層を合わせ、硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。エーテル層を減圧下に濃縮し、残渣に
エチルエーテル100dを加え0〜5℃に冷却した。つ
いでトリエチルアミン4.2gを加えた後、撹拌下に1
,3−ジメチルピラゾール−5−カルボン酸クロリド3
.9gを徐々に加えた6滴下後さらに1時間同温度で撹
拌を続けた。
析出したトリエチルアミン塩酸塩を濾別し、濾液を減圧
上蒸留して溶媒を除去した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにより精製した。
ベンゼン−酢酸エチル系より溶出し、所望のα−(1,
3−ジメチルピラゾール−5−イルカルボニルアミノ)
−(2−チエニル)アセトニトリル4.1gを得た。 
収率: 63.8%1m、p、 111〜112℃ 参考合成例9 α−(1,3−ジメチルピラゾール−5−イルカルボニ
ルアミノ)−フェニルアセトニトリルの合成(化合物番
号−32) マンゾロニトリル1.6g、をメタノール3011に溶
解し、撹拌下に原料のマンゾロニトリルが消失するまで
アンモニアガスを吹き込んだ0反応物を減圧下に濃縮し
、残渣にエチルエーテル50H1を加え、ついでトリエ
チルアミン2.5gを加えた。水浴にて25℃に冷却し
、撹拌下に1.3−ジメチルピラゾール−5−カルボン
酸クロリド1.6gを徐々に加えた0滴下後さらに1時
間同温度で撹拌を続けた。析出したトリエチルアミン塩
酸塩を濾別し、濾液を減圧上蒸留して溶媒を除去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィにより精製し
た。ヘキサン−酢酸エチル系より溶出し、所望のα−(
l、3−ジメチルピラゾール−5−イルカルボニルアミ
ノ)−フェニルアセトニトリル1.7gを得た。 収率
:67.0% g+、p、  135〜136℃ 他のピラゾール誘導体についても上記の合成例に準じて
合成することができる。一般式(1)で表されるピラゾ
ール誘導体の代表例を物性値とともに表−1に示す。
出発原料のピラゾールカルボン酸エステル類およびピラ
ゾールカルボンMHの合成法については以下の参考合成
例により詳細に示す、なお、中間体の段階で異性体の分
離が困難なものについては粗製物のまま次の工程に進め
、最終工程で分離精製した。
参考合成例10 1−3ジメチルピラゾール−4−カルボン酸の合成(N
o、  1 1) 2−エトキシメチレンアセト酢酸エチル18.6g(0
,1モル)とエタノール471dの混合物を水浴にて5
°Cに冷却し、撹拌下メチルヒドラジン6.9g(0,
15モル)を滴下した0滴下後反応液を加温し、リフラ
ックス下4〜5時間撹拌した0反応終了後室温まで冷却
し、水230dを加え、塩析後三度酢酸エチルで抽出し
た。酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した後硫
酸ナトリウムで乾燥した。
酢酸エチル層を減圧下に濃縮し、粗エステル16.7g
を得た。水酸化ナトリウム16.7 gと水331dの
混合物に撹拌下、室温で粗エステル16.7 gを加え
、100〜110℃で3〜4時間撹拌した0反応終了後
室温まで冷却し、水42Jdを加えた0反応液を冷却し
ながら、濃塩酸を加えてpH4〜5とし、析出した結晶
を濾取し乾燥した後、水にて再結晶して所望の1,3−
ジメチルピラゾール−4−カルボン酸9.8gを得た。
 収率ニア0% s、p、190〜190.5℃ 参考合成例11 1.3−ジメチルピラゾール−5−カルボン酸エチルの
合成 アセトピルビン酸30gとエタノール1201dの混合
物に水冷下、撹拌しながらメチルヒドラジンlOgを滴
下した0発熱を伴い無色溶液から黄色溶液に変化した。
還流下に3時間撹拌を続けた。
次に減圧下に低沸点物を留去して黄色の油状物33.6
 gを得た。これをシリカゲルクロマトグラフィ(溶出
溶媒:ベンゼン/酢酸エチル=’l/1 >で分離して
1.3−ジメチルピラゾール−5−カルボン酸エチル8
.6g(収率27%)を無色油状物として得た。
NMR(CDCh)δ:  1.46(3H,t、J=
7.0Hz)、2.38(311,s)、4.18(3
1(、s)、4.47(2H,g、J=7.01(z)
、6.65(IH,s) また異性体の1.5−ジメチルピラゾール−3−カルボ
ン酸エチル22.0 g (収率69%)を無色油杖物
として得た。
N M R(CDCIs)δ:  1.38(3H,t
、J=7.01(z)、2.31(3H,s)、3.8
2(3H,s)、4.32(2H,g、J−7,0Hz
)、6.26(IH,s) 以下同様にして、本発明に用いる他のピラゾールカルボ
ン酸類も合成した。物性値を表−2に示す。
得られたピラゾールカルボン酸類は常法に従って一般式
(II)で表される酸クロリドとして用いた。なお、ピ
ラゾールカルボン酸類は再結晶することなく、そのまま
常法に従って酸クロリドとした後、一般式(l[[)で
表されるアミノアセトニトリル類と反応させて得られた
粗製物をカラムクロマトグラフィにて精製することによ
り、所望する一般式(1)の化合物を得ることができる
次に本発明の農園芸用殺菌組成物の製剤例を示す。
有効成分化合物は前記表−1の化合物番号で示す、「部
」は「重量部」を表わす。
製剤例1 粉剤 ・ 化合物(1)1部、ポリカーバメート:20部、ケイソ
ウ土:lO部、白土:20部およびタルク:48部を均
一に粉砕混合して、粉剤100部を得た。
製剤例2 水和剤 化合物(2):5部、マンゼプ:45部、ケイソウ土:
27部、白土:20部、リグニンスルホン酸ナトリウム
:1部およびアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム:
2部を均一に粉砕混合して、水和剤100部を得た。
製剤例3 水和剤 化合物(5)sIQ部、マンネブ:50部、タルク:3
5部、ラウリルリン酸ナトリウム:3部およびアルキル
ナフタレンスルホン酸ナトリウム:2部を混合し、水和
剤100部を得た。
製剤例4 水和剤 化合物(2):5部、キャブタン:50部、タルク:4
0部、ラウリルリン酸ナトリウム:3部およびアルキル
ナフタレンスルホン酸ナトリウム:2部を混合し、水和
剤100部を得た。
製剤例5 水和剤 化合物(2):10部、グイホルタン=50部、タルク
:35部、ラウリルリン酸ナトリウム:3部およびアル
キルナフタレンスルホン酸ナトリウム22部を混合し、
水和剤100部を得た。
製剤例6 水和剤 化合物C2):5部、ポルベット:50部、タルク:4
0部、ラウリルリン酸ナトリウム:3部およびアルキル
ナフタレンスルホン酸ナトリウム:2部を混合し、水和
剤100部を得た。
製剤例7 水和剤 化合物(2):5部、塩基性塩化銅:50部、タルク:
40部、ラウリルリン酸ナトリウム=3部およびアルキ
ルナフタレンスルホン酸ナトリウム22部を混合し、水
和剤100部を得た。
製剤例8 水和削 化合物(2)ニア部、硫酸銅:50部、タルク:38部
、ラウリルリン酸ナトリウム=3部およびアルキルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム=2部を混合し、水和剤1
00部を得た。
製剤例9 水和剤 化合物(2):5部、TPN:50部、タルク:40部
、ラウリルリン酸ナトリウム:3部およびアルキルナフ
タレンスルホン酸ナトリウム:2部を混合し、水和剤1
00部を得た。
製剤例10  水和剤 化合物(1)ニア部、ジネブ:50部、リグニンスルホ
ン酸ナトリウム:3部、アルキルナフタレンスルホン酸
ナトリウム:3部、ホワイトカーボンエフ部およびケイ
ソウ1830部を混合粉砕し、水和剤100部を得た。
製剤例11  水和剤 化合物(1)1部、マンゼプ:50部、リグニンスルホ
ン酸ナトリウム:3部、アルキルナフタレンスルホン酸
ナトリウム:3部、ホワイトカーボン=5部、白土:1
6およびケイソウ土=20部を混合粉砕し、水和剤10
0部を得た。
製剤例12  粒剤 化合物(3):1部、ポリカーバメート:2部、クレー
:85部およびケイソウ土=12部を均一に混合し、適
量の水を加えて混練した後、押し出し造粒機を用いて通
常の方法にて造粒し乾燥後、粒剤100部を得た。
次に本発明組成物の農園芸用殺菌剤としての効力を試験
例によって説明する。
なお、使用した化合物は第1表の化合物番号、あるいは
次表記号で示す。
試験例1 キウリベと病防除試験 温室内でポットに育成したキュウリ(品種:相撲半白、
木葉3枚展開)にべと病に罹病したキュウリ葉病斑部よ
りべと病を採取し、べと病菌胞子浮遊液を調整し、噴霧
接種した。24時間温室内に保った後、所定濃度の薬剤
(試供化合物を前記製剤例3の方法に準じて水和剤とな
し、これを水で所定濃度に稀釈したもの)をスプレーガ
ン(1,0kg/C+a)を使用して3鉢当り50m散
布し風乾した。
さらにそのポットを温室(室温18〜27℃)に移し、
10日後、および18日後後病の形成程度を調査した。
各葉ごとに病斑面積割合を観察評価し発病度指数を求め
、それぞれの区について次式により罹病度を求めた。
へ なお、評価基準は次のとおりである。
発病度程度 O: 病斑面積割合    0%1:  
 〃     1〜5% 2:         6〜25% 3:         26〜50% 4:         51%以上 n、: 発病度指数0の葉数 fi+  :    jF   1 7Nnz  : 
   #   2  s n3 :   〃  3 〃 n4 :   7  4  # N = n o + n + + n z + n 2
 + n a結果を表−3に示した。
表−3キュウリベと病防除試験 表−3(つづき) 表−3(つづき) 表−3(つづき) 表−3(つづき) 表−3(つづき) 表−3(つづき) 表−3(つづき) 表−3(つづき) 試験例2 トマト疫病防除試験 温室内でポットに育生したトマト(品種:世界一、草丈
的20C11)に予めジャガイモ切片上にて7日間培養
したトマト疫病菌より、遊走子浮遊液を調製し、噴霧接
種した。24時間16℃に保った後、所定濃度の薬剤(
供試化合物を前記製剤例3の方法に準じて水和剤を調製
し、これを水で所定濃度に稀釈したもの)をスプレーガ
ン(1,0kg/cd)を使用して3鉢当り50m散布
し風乾した。さらにそのポットを温室(室温10〜20
℃)に移し、10日後、および18日後後病の形状程度
を調査した。
罹病度は試験例1と同様に求め、結果を表−4に示した
表−4トマト疫病病防除試験 表−4(つづき) 表−4(つづき) 表−4(つづき) 表−4(つづき) 表−4(つづき) 表−4(つづき) 試験例3キュウリ炭度病防除試験 温室内でポットに育生したキュウリ(品種:相撲半白、
本葉2枚展開)に所定濃度の薬剤(供試化合物を前記製
剤例3の方法に準じて水相側を調製し、これを水で所定
濃度に稀釈したもの)をスプレーガン(1,0kg/c
d)を使用して3鉢当り30d散布し風乾した。さらに
炭度病に罹病したキュウリ葉より炭痕病菌を採取し、試
験用ポットに接種した。ポットを温室(室温18〜27
°C)に移し、10日後、および18日後後病の形状程
度を調査した。
罹病度は試験例1と同様に求め、結果を表−5に示した
表−5キュウリうどんこ病防除試験 表−5(つづき) 表−5(つづき) 試験例5 トマト輪紋病防除試験 室温内でポットに育生したトマト(品種:世界一、草丈
的201)に所定濃度の薬剤(供試化合物を前記製剤例
3の方法に準じて水和剤を調製し、これを水で所定濃度
に稀釈したもの)をスプレーガン(1,0kg/d)を
使用して3鉢当り50ad散布し風乾した。さらにこの
ポットにあらかじめPSA培地上に培養した。トマト輪
紋病菌より、胞子浮遊液を調整し、噴霧接種した。ポッ
トを温室(室温25〜33°C)に移し、10日後後病
の形成程度を調査した。罹病度は試験例1と同様に求め
、結果を表−6に示した。
表−6トマト輪紋病防除試験 表−5トマト輪紋病防除試験 表−6(つづき) 表−6(つづき) 表−3ないし表−6に示した結果より本発明に係るR園
芸用殺菌剤組成物はトマト疫病、トマト輪紋病、キュウ
リベと病、キュウリ炭屓病等植物病原菌の分類学上、か
なり掛は離れた植物病原菌によりひきおこされる幅広い
植物病害に対して優れた防除効果を有している。このこ
とにより作物栽培上、同時に発生する植物病害に対して
本発明に係る農園芸用殺菌剤組成物の施用によりこれま
で同時防除の困難であワた複数の病害を同時に防除する
ことが可能である。
また本発明に係る農園芸用殺菌組成物はそれらの有効成
分であるジチオカーバメート系、N−へロアルキルチオ
イミド系、無機銅系殺菌剤、TPN、あるいはピラゾー
ル誘導体を単独で施用した場合に比較し、より低薬量で
しかも極めて優れた防除効果を示し、明らかに混合によ
る相乗効果の発現が認められる。
〔発明の効果〕
以上の説明より明らかなように、本発明に係る農園芸用
殺菌剤組成物はトマト疫病、トマト輪紋病、キュウリベ
と病、キュウリ炭底病等を始めとして植物病原菌の分類
学上、かなり掛は離れた植物病原菌によりひきおこされ
る幅広い植物病害に対する優れた防除効果を有している
。このことにより作物栽培上、同時に発生する植物病害
に対して本発明に係る農園芸用殺菌組成物の施用により
これまで同時防除の困難であった複数の病害を同時に防
除することが可能となり、作物栽培上大いなる省力化と
なることは明らかであり、また従来の市販薬剤では効果
が期待できないような低薬量、低濃度で優れた防除効果
を有する。このように本発明に係る農園芸用段2剤組成
物は優れた特性を具備し有用である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1およびR^2はそれぞれアルキル基、ア
    ルコキシアルキル基またはフェニル基のいずれかを示し
    、R^3はアルキル基、アルケニル基、ハロアルケニル
    基、フェニル基、または酸素原子、窒素原子、硫黄原子
    のうちいずれか一つ以上を含む複素芳香環を示す) で表されるピラゾール誘導体と、ジチオカーバメート系
    殺菌剤、N−ハロアルキルチオイミド系殺菌剤、無機銅
    系殺菌剤またはテトラクロロイソフタロニトリルのいず
    れか一つとを有効成分として含有することを特徴とする
    農園芸用殺菌組成物
  2. (2)有効成分として一般式( I )で表されるピラゾ
    ール誘導体とジチオカーバメート系殺菌剤とを含有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の農園芸用
    殺菌組成物
  3. (3)有効成分として一般式( I )で表されるピラゾ
    ール誘導体とN−ハロアルキルチオイミド系殺菌剤とを
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    農園芸用殺菌組成物
  4. (4)有効成分として一般式( I )で表されるピラゾ
    ール誘導体と無機銅系殺菌剤とを含有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の農園芸用殺菌組成物
  5. (5)有効成分として一般式( I )で表されるピラゾ
    ール誘導体とテトラクロロイソフタロニトリルとを含有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の農園
    芸用殺菌組成物
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005506363A (ja) * 2001-10-23 2005-03-03 バイエル・クロツプサイエンス・エス・アー 少なくとも1つのピリジルメチルベンズアミド誘導体および少なくとも1つのジチオカルバマート誘導体に基づく殺真菌性組成物

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JP2005506363A (ja) * 2001-10-23 2005-03-03 バイエル・クロツプサイエンス・エス・アー 少なくとも1つのピリジルメチルベンズアミド誘導体および少なくとも1つのジチオカルバマート誘導体に基づく殺真菌性組成物

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