JPH0499716A - 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法 - Google Patents

注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法

Info

Publication number
JPH0499716A
JPH0499716A JP21588090A JP21588090A JPH0499716A JP H0499716 A JPH0499716 A JP H0499716A JP 21588090 A JP21588090 A JP 21588090A JP 21588090 A JP21588090 A JP 21588090A JP H0499716 A JPH0499716 A JP H0499716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous phase
composite emulsion
type composite
emulsion
lecithin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21588090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2720101B2 (ja
Inventor
Yasuyuki Takahashi
康之 高橋
Masakatsu Usui
臼井 雅克
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Milk Products Co Ltd filed Critical Meiji Milk Products Co Ltd
Priority to JP2215880A priority Critical patent/JP2720101B2/ja
Publication of JPH0499716A publication Critical patent/JPH0499716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2720101B2 publication Critical patent/JP2720101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、W/O/W型複合エマルション及びその製造
法に関するものであるが、この複合エマルションは、注
射用特に静脈注射用エマルションとして好適である。
(従来の技術及び問題点) 制癌剤、抗生物質等少量の薬剤を特定部位に集中的に投
与する必要がある場合には、薬剤を脂肪乳剤として注射
することが知られている。
具体的には、例えば制癌剤等を油滴に入れ、0/W型エ
マルシヨンとして静脈内に注射し、癌の治療を行うこと
が知られているが、このような0/W型エマルシヨンの
脂肪乳剤の場合、使用される薬剤は主として油溶性のも
のとなり、したがって水溶性の薬剤は使用することがで
きない。
そこで、水溶性あるいは水分散性の制癌剤その他の薬剤
を内水相に封入したWlo、1型複合エマルションを調
製し、これを注射用乳剤として使用する試みが本発明者
らによってなされたが(特開昭62−93223号)、
未だ完全なものではない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような技術の現状に鑑みてなされたもの
であって1次のような要求をすべて満した注射用乳剤と
して特に好適な1I1/O/W型複合エマルションを開
発する目的でなされたものである。
m W/O/W型複合エマルションの分散剤である−1
0エマルシヨンは中に水滴を有するため、0/W型エマ
ルシヨンの油滴に比較して、極端に破壊されやすい欠点
がある0分散質の−10エマルシヨンが破壊されると、
油滴が他の油滴と集って大きな油滴となり、狭い静脈を
ふさいでしまうことになりかねない。静脈がふさがれて
しまうと、その先に栄養が行かなくなり、健全な細胞が
ダメージを受けることになる。
このように、注射用W/O/W型複合エマルションにあ
っては、その分散質であるW10エマルションが破壊さ
れ易いこととも相まって、保存中及び使用時に血管中で
破壊を受けることなく、充分な安定性が要求されるとと
もに、その安定化のために使用する乳化剤及び油相とな
る油状物質は、いずれも人体に安全なものでなければな
らない。
(2)前項でも述へたように油滴が大きくなると静脈を
閉塞する危険性があるため、充分に小粒子としなければ
ならず、注射用−/O/W型複合エマルションは、毛細
血管をも容易に通過できるよう、その粒子径は1.0μ
m以下望ましくは0.7μm以下とすること及び粒子径
が均一にそろっていることが必要である。
(3)薬剤をより効果的に投与できるよう、W/O/W
複合エマルション中に封入される薬剤含有内水相は、可
能な限り多くすることが必要である。
本発明は、これらの要件をすべて満した注射用W/O/
W型複合エマルションを創製する目的でなされたもので
あって、各方面から鋭意研究の結果完成されたものであ
る。
すなわち本発明は、乳化剤としてレシチンを使用し、常
法により調製したW10組成物を多孔質膜で処理して、
レシチンを添加した外水相中に分散させることにより、
内水相を極めて多く且つ、安定に含みしかも粒径1.0
μ■以下の安定な粒子を含有するW10/l型複合エマ
ルションを製造することにはじめて成功したものである
以下本発明について更に詳しく説明する。
゛本発明を実施するには先ずW10型エマルションを調
製する。その際、乳化処理等基本的な操作は常法にした
がえばよいが1本発明における油相としては、油脂又は
脂肪酸等の油性物質で、人体に投与されて安全なものが
選ばれる。
本発明において乳化剤としてはレシチンを使用する。レ
シチンとしては、卵黄、大豆、肝臓、酵母等各種起源の
ものが広く使用できるが、工業的見地からは卵黄レシチ
ン、大豆レシチン等が好適である。本発明において、レ
シチンは水相、特に外水相に添加するのが好ましいが、
油相に添加すれば更に好適な結果が得られる。
そこで油性物質には、所望すれば対油1〜50%好適に
は3〜35%程度のレシチンを添加し、60℃以下好適
には55℃以下で十分攪拌し、溶解させる。
油性物質の温度は、油性物質が凝固しない温度から55
℃の範囲がよく、55℃を超えると、製品化された1I
110/w型エマルションの安定性が悪くなるので好ま
しくない。
内水相は、浸透圧を外水相より低く調整し、かつ、水溶
性又は水懸濁性物質が含有させられる。
場合によっては、浸透圧を上記とは逆にしてもよい。要
するに本発明においては、安定性を更に高めるため、内
水相と外水相間で浸透圧差が存在すればよいのであって
、例えば食塩等の解離性物質を用いて浸透圧をコントロ
ールすればよいのである。ただし、この場合、過度に高
濃度の解離性物質を使用することは、乳化の安定性に悪
影響を及ぼすので好ましくない。
溶質又は分散質(水溶性又は水懸濁性物質)としては1
例えばブレオマイシンなどの制癌剤、その他の薬理活性
物質があり、これらが内水相に添加される。
油相には内水相が添加され、攪拌機で十分攪拌し、その
後超音波を照射するなどして、内水相がよく分散された
W10エマルションを製造する。
油相:内水相=4=1〜1:4(重量比)の程度がよく
、液相の温度はいずれも55℃以下、好ましくは15〜
40℃程度がよい。
外水相は、食塩等の解離性物質を添加して浸透圧を調整
するとともにレシチンをo、ooos〜10%、好まし
くは0.05〜1.0%程度添加する。
なお、レシチンを外水相に添加しないでもW10/w型
複合エマルションは得られるが、外水相にレシチンを添
加することで、より微小で、粒子径の揃ったものが得ら
れ、安定性も向上する。
本発明において重要な特徴のひとつは、多孔質膜処理す
ることによりす10組成物をW/O/す型複合エマルシ
ョンとすることであって、それにより、所望する微小な
粒子径のエマルションを均一に調製することができる。
多孔質膜処理の態様のひとつとして、多孔質膜を用いて
W10組成物を外水相中に分散せしめる方法が挙げられ
る。
ホモミキサー、高圧均質化機等の通常の均質化方法では
、す10組成物を段階的に小さなエマルションとしてい
くため、その過程でレシチンの水相への移行1機械的破
壊による内水相の粗大化が起こりやすく、内水相の大き
さ、封入量が不均一になり易い。また従来法では段階的
にエマルションを小さくしていくため、製造方法が頻雑
である。
これに対して多孔質膜を用いた場合、W/O組成物は一
段階で所望の大きさで外水相中に分散されるため、多段
階の微細化を要さず短時間で分散液となるため、レシチ
ンの水相への移行1機械的破壊による影響を受けに<<
、内水相の水滴の数。
大きさ共に均一な、微小で均一な脂肪球を容易につくる
ことができる。
したがって、内水相の水滴の数、大きさが均一で、かつ
1110滴の大きさも均一なため、一つ滴の中の薬剤量
が均一にでき、定量化できる。
本発明によれば、生成するW/O/It型複合エマルシ
ョンの粒子径が一定で、内水相の封入量が均−であるこ
とから、通常の均質化方法で調製した、粒子径、内水封
入量の分布の広いW/O/W/O/W型複ションに較べ
、エマルション全体が均一である。このことは、得られ
たW/O/v型複合エマルションのどの部分においても
薬剤が均一に存在することを意味し、使用蓋を厳密に守
らなければならない医薬品にとって好適な性能を有して
いると言える。
また、生成する複合エマルション粒子は血管内を容易に
通過できる大きさを有する必要があるが、加えて弾力性
があり、容易に変形し得る方が好ましい。血管中に部分
的に狭い部分が存在しても変形することで、滞留するこ
となく通過することができるためである。
エマルション粒子にこのような性質を持たせるには、本
発明におけるように、体温で結晶化せず流動性のある油
脂を油相として使用することが重要である。
また本発明に係る多孔質膜処理の他の態様としては、w
7o組成物に更に水相を添加し転相せしめてW/O/W
/O/W型複ションを製造する方法が挙げられる。この
方法で得られた複合エマルションも上記と同じすぐれた
性能を有するものである。
本発明で使用する多孔質膜としては、平均細孔径が1.
0μm以下であり全細孔の80%以上が平均細孔径の0
.8〜1.2倍の間に存在するものであれば、多孔質ガ
ラス、そのアミノシラン誘導体、活性炭、酸性白土、カ
オリナイト、ベントナイト、アルミナ、シリカゲル、ヒ
ドロキシルアパタイトその他の無機ないし有機多孔体が
広く使用されるが、例えばシラス多孔質ガラス(略称S
PG :宮崎系工業試験場)からなるSPG膜は、強度
、細孔径の均−性等の面ですぐれているので、本発明に
おいて使用するのに好適である。
なお多孔質膜は、上記のように−10組成物からW10
/It型複合エマルションを調製するのに使用できるの
みでなく、内水相を油相に分散せしめてW10エマルシ
ョンを調製するのにも使用することができる。また、得
られたW/O/W/O/W型複ションから大きな粒子を
除去するのにも使用することができる。
上記のようにして得られたー/O/W型複合エマルショ
ンは、遠心分離、多孔質膜等により1.0μ園以上の粒
子を除去して使用する。この場合、多孔質膜(例えばS
PG膜)を使用して得た豐/O/W型複合エマルション
は、粒径がよく揃うために極めて収率が良くすぐれてい
る。
以下、本発明を試験例及び実施例により更に詳しく説明
する。
試験例1 50℃の大豆サラダ油200gに卵黄レシチン20gを
混合、溶解した油相中に硫酸ビンデシン150■を含む
1%の塩化ナトリウム水溶液50gを加えホモミキサー
で混合しつつ、250vの出力で超音波を10分間照射
し1w10組成物を得た。得られたW/O組成物を細孔
径0.31μ閣のSPG膜を通して、0.9%の塩化ナ
トリウム水溶液500g中に、卵黄レシチン1gを混合
、分散した外水相中に分散させ、脂肪率15%のW/O
/W/O/W型複ションを作った。
また比較のため、同様に調製したW/O組成物を同様に
調製した外水相に混合し、高圧ホモゲナイザー(三和機
械株式会社製)を用い300kg/aJで2回乳化を繰
り返してW/O/W/O/W型複ションを調製した。両
者の比較結果を表1に示す。
表1 SPG   高圧ホモゲナイザー 平均粒子径(μo+)    0.9      0.
9粒子径分布(%) 0〜0.5μm      O,321,00,5〜1
.0     97.6     42.01.0−1
.5      2.1     28.5>1.5 
      0       8.5MO/w生成率(
%)   95      80内水の分散状態   
良(1)      普通(2)(1)極めて小さく、
よく揃った水滴が、均一に分散し、薬剤量が均一である
(2)水滴の大きさ、封入された水滴の量が不均一で、
薬剤量が不均一である。
以下の試験例において同し。
いずれの場合も外水と内水の浸透圧差は(]、9at膳
で外水の方が低く、ζ電位は−10,0mVであった。
表1かられかる通りSF6膜を使用して調製したW/O
/It型複合エマルションは、粒子径がよく揃っており
、また内水相も小さく、均一に分布しており注射用とし
て好適であり、従来法を凌ぐ性能を有するものである。
試験例2 試験例1と同様の配合で外水相の卵黄レシチンの添加量
を変化させた結果を表2に示す。
表2 レシチン添加量(%) 平均粒子径(μm) 粒子径分布(%) 0〜0.5μ■ 0.5〜1.0 1.0〜1.5 〉1.5 It10/It生成率(%) 内水の分散状態 0   0.05 0.2  0.5  1.01.0
  0.9  0.9  0.9  1.00.2  
0.2 96.0 97.4 3.8  2.4 やや良 良 表2かられかる通り、外水相にレシチン無添加のものは
、生成するIt10/I型複合エマルションの粒子径が
、レシチン添加のものよりやや大きくなり1粒子径の分
布も広がっていることがわかる。
試験例3 試験例1と同様の配合で、内水相、外水相の塩化ナトリ
ウム量を変化させ、浸透圧差を変化させた結果を示す。
いずれも、エマルションの調製は細孔径0.28μmの
SF6膜を使用して行った結果を表3に示す。
内水 塩濃度(%)    0.9 0.9 1.0 0.9
 0,95 2.0外水 塩濃度(%)    0.9 1.0 0.9 0.9
5 0.9 2.0浸透圧差(atm)   O−0,
90,9−0,40,40(内水−外水) 平均粒子径(μm11)  0.9 0.8 1.0 
0.9 0.9 1.11iW/O/It生成率(%)
  94  94  93  94  93  85表
3より、外水の浸透圧が、内水より高い場合に、更に平
均粒子径の小さいW/O/W型複合エマルションが得ら
れることがわかる。
実施例1 50℃の大豆サラダ油100gに卵黄レシチン15gを
混合、溶解した油相中にプレオマイシン1.5gを含む
1.0%の塩化ナトリウム水溶液40gを加え、ホモミ
キサーで混合しつつ、250wの出力で超音波を10分
間照射し、W10組成物を得た。得られたり70組成物
の30gを細孔径0.28μmのSF6膜を通して0.
3%の卵黄レシチンを混合、分散した0、9%塩化ナト
リウム水溶液170gに分散させ、 W10/It型複
合エマルションを得た。
得られたW/O/−型複合エマルションの測定結果は次
の通りであった。
平均粒子径    0.8μ履 粒子径分布(%) 0〜0.5μm0.4 0.5〜1.0   98.4 1.0〜1.5    1.2 >1.50 す10/v生成率  92% 内水は、極めて小さく、よく揃っており、その分散状態
は均一であった。したがって、プレオマイシンは、エマ
ルション全体に均一に分散しており、薬剤として好適で
ある。
外水と内水の浸透圧差は0.7atmで外水の方が高く
、ζ電位は−8、5mVであった。得られたW/O/W
型複合エマルションは1週間保存後も粒子径の変化はな
く、生成率89%で、薬剤として好適なものを得た。
実施例2 50℃の大豆サラダ油100gに卵黄レシチン15gを
混合、溶解した油相中に硫酸ビンデシン2.0gを含む
0.9%の塩化ナトリウム水溶液40gをSF6膜を通
して分散して、W10組成物を得た。
得られたW/O組成物を細孔径0.31μmのSF6膜
を通して0.2%の卵黄レシチンを混合した1、0%塩
化ナトリウム水溶液に分散させて脂肪率10%のり10
Zw型複合エマルションを得た。
得られたW/O/I型複合エマルションは、平均粒子径
1.0μ■でW/O/v生成率は、90%であった。
(発明の効果) 本発明に係る注射用W/O/)型複合エマルションは、
粒径が細かく且つ揃っており、しかも多量の薬剤含有内
水相を含む乳剤である。したがって。
水溶性ないし水分散性薬剤であっても、これを特定部位
に集中的に投与することができ、例えば癌の治療等に特
に有効である。
また本発明は、レシチンと多孔質膜の併用によって、新
規にして有用な特に注射用に好適なW/O/V型複合エ
マルションを工業的に製造するのにも成功したものであ
る。
代理人 弁理士 戸 1)親 男

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)レシチンと多孔質膜とを併用して製造してなり、
    粒子径が1.0μm以下であることを特徴とする注射用
    W/O/V型複合エマルション。
  2. (2)溶質または分散質を含む内水相を油相中に分散せ
    しめてなるW/O組成物を、多孔質膜を用いて外水相中
    に分散せしめてなり、且つ粒子径が1.0μm以下であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の注射用W/O/V
    型複合エマルション。
  3. (3)溶質または分散質を含む内水相を油相中に分散せ
    しめてなるW/O組成物に、多孔質膜を用いて更に水相
    を分散させ転相せしめてなり、且つ粒子径が1.0μm
    以下であることを特徴とする請求項1に記載の注射用W
    /O/V型複合エマルション。
  4. (4)レシチンと多孔質膜を併用することを特徴とする
    注射用W/O/W型複合エマルションの製造法。
  5. (5)溶質または分散質を含む内水相を油相中に分散せ
    しめ、生成したW/O組成物を多孔質膜を用いて外水相
    に分散せしめること、を特徴とする請求項4に記載の注
    射用W/O/W型複合エマルションの製造法。
  6. (6)溶質または分散質を含む内水相を油相中に分散せ
    しめ、生成したW/O組成物に多孔質膜を用いて更に水
    相を分散させ転相させること、を特徴とする請求項4に
    記載の注射用W/O/W型複合エマルションの製造法。
  7. (7)粒子径が1.0μm以下のW/O/W型複合エマ
    ルションを生成せしめること、を特徴とする請求項4〜
    6のいずれか1項に記載の注射用W/O/W型複合エマ
    ルションの製造法。
  8. (8)通常の分散機及び/又は多孔質膜を用いてW/O
    組成物を生成せしめること、を特徴とする請求項4〜7
    のいずれか1項に記載の注射用W/O/W型複合エマル
    ションの製造法。
  9. (9)水相にレシチンを含むことを特徴とする請求項4
    〜8のいずれか1項に記載の注射用W/O/W型複合エ
    マルションの製造法。
  10. (10)多孔質膜として、平均細孔径が1.0μm以下
    であり全細孔の80%以上が平均細孔径の0.8倍〜1
    .2倍の間に存在する多孔質膜を使用すること、を特徴
    とする請求項4〜9のいずれか1項に記載の注射用W/
    O/W型複合エマルションの製造法。
  11. (11)外水相と内水相の浸透圧が相違することを特徴
    とする請求項4〜10のいずれか1項に記載の注射用W
    /O/W型複合エマルションの製造法。
  12. (12)油相として使用する油脂が、体温で流動性を有
    する食用油脂であることを特徴とする請求項4〜11の
    いずれか1項に記載の注射用W/O/W型複合エマルシ
    ョンの製造法。
  13. (13)請求項1〜3のいずれか1項に係るW/O/W
    型複合エマルション、あるいは、請求項4〜12のいず
    れか1項によって得られたW/O/W型複合エマルショ
    ンについて、多孔質膜処理することにより所望の粒子径
    のものに分画すること、を特徴とする注射用W/O/W
    型複合エマルションの製造法。
JP2215880A 1990-08-17 1990-08-17 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法 Expired - Lifetime JP2720101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2215880A JP2720101B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2215880A JP2720101B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0499716A true JPH0499716A (ja) 1992-03-31
JP2720101B2 JP2720101B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=16679789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2215880A Expired - Lifetime JP2720101B2 (ja) 1990-08-17 1990-08-17 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2720101B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292263A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Sunstar Inc エマルション組成物の製造方法
US6984691B2 (en) 2000-11-29 2006-01-10 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. W/O/W composite emulsion
WO2009066457A1 (ja) 2007-11-22 2009-05-28 Medrx Co., Ltd. 脂肪酸系イオン液体を有効成分とする外用剤組成物
JP2009523061A (ja) * 2005-11-22 2009-06-18 ネステク ソシエテ アノニム 容易に分散できる脂質相
JP2010248171A (ja) * 2009-03-23 2010-11-04 Konica Minolta Holdings Inc 二段階乳化によるリポソーム製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6293223A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Meiji Milk Prod Co Ltd 注射用w/o/w型複合エマルジヨン及びその製造法
JPH0295433A (ja) * 1988-09-29 1990-04-06 Miyazaki Pref Gov エマルションの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6293223A (ja) * 1985-10-18 1987-04-28 Meiji Milk Prod Co Ltd 注射用w/o/w型複合エマルジヨン及びその製造法
JPH0295433A (ja) * 1988-09-29 1990-04-06 Miyazaki Pref Gov エマルションの製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6984691B2 (en) 2000-11-29 2006-01-10 Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. W/O/W composite emulsion
JP2002292263A (ja) * 2001-03-30 2002-10-08 Sunstar Inc エマルション組成物の製造方法
JP4659253B2 (ja) * 2001-03-30 2011-03-30 サンスター株式会社 エマルション組成物の製造方法
JP2009523061A (ja) * 2005-11-22 2009-06-18 ネステク ソシエテ アノニム 容易に分散できる脂質相
US8388985B2 (en) 2005-11-22 2013-03-05 Nestec S.A. Easily dispersible lipidic phase
WO2009066457A1 (ja) 2007-11-22 2009-05-28 Medrx Co., Ltd. 脂肪酸系イオン液体を有効成分とする外用剤組成物
EP3011954A1 (en) 2007-11-22 2016-04-27 Medrx Co., Ltd. External preparation composition comprising fatty acid-based ionic liquid as active ingredient
JP2010248171A (ja) * 2009-03-23 2010-11-04 Konica Minolta Holdings Inc 二段階乳化によるリポソーム製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2720101B2 (ja) 1998-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6110444A (en) Gas-containing microcapsules useful as contrast agents for diagnostic imaging
DE60106666T2 (de) Kontinuierlicher Prozess für die Herstellung von Mikrokapseln mit verzögerten Freisetzung von wasserlöslichen Peptiden
DE69418101T2 (de) Die Herstellung von wasserunlöslichen Proteinverkapselten gasenthaltenden Mikrosphären,
DE69425573T2 (de) Medizinische verwendung organischer aerogele sowie biologisch abbaubare organische aerogele
DE2601207B2 (de) Verfahren zur Herstellung einer flüssigen pharmazeutischen Zubereitung mit gesteuertem Arzneimittelabgabevermögen
DE3927298A1 (de) Mehrfachemulsion
JPS62228010A (ja) 高度にフツ素化された有機化合物の安定乳濁液
EP0197987A1 (de) Verfahren zur herstellung von lösungen von umgekehrten mizellen.
KR20060041308A (ko) 안정한 농형 및 담형 수중유형 에멀젼
CH633674A5 (en) Stable emulsion of fluorocarbon compounds which are suitable for transferring oxygen, for the preservation and for flushing organs to be transplanted - process for their preparation
CN102552328A (zh) 一种鱼油复方纳米乳的制备方法
US4011661A (en) Powdered emulsion product and method of production
JPH03293024A (ja) レシチンが水相に分散して成る油中水型エマルション
JPH0499716A (ja) 注射用w/o/w型複合エマルション及びその製造法
JP2010504290A (ja) アラビアゴム含有エマルション
US2600344A (en) Androgenic composition
CN100384436C (zh) 非肠道顺铂乳剂
KR20190035472A (ko) 양으로 대전된 하전 니오좀의 제조방법 및 하전 니오좀
DE19925311B4 (de) Mehrstufen-Verfahren zur Herstellung von gasgefüllten Mikrokapseln
JPH0676315B2 (ja) 注射用w/o/w型複合エマルジヨン及びその製造法
JP2772860B2 (ja) W/o/w型複合エマルション及びその製造法
RU2070033C1 (ru) Способ получения перфторуглеродных эмульсий для медицинских целей
BRPI0621506A2 (pt) emulsão de transferência de gás de perfluorocarbono para finalidades médicas e biológicas: composição, método para obtenção deste e medicamento
KR0176329B1 (ko) 고분자-고분자 복합체에 의한 에멀젼의 안정화 방법 및 이를 이용한 약물 함유 미세구립자의 제조방법
JPS582927B2 (ja) フンマツセイヒンノ セイゾウホウ