JPH049923Y2 - - Google Patents

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JPH049923Y2
JPH049923Y2 JP2167888U JP2167888U JPH049923Y2 JP H049923 Y2 JPH049923 Y2 JP H049923Y2 JP 2167888 U JP2167888 U JP 2167888U JP 2167888 U JP2167888 U JP 2167888U JP H049923 Y2 JPH049923 Y2 JP H049923Y2
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elastic
needle
elastic body
locking
tip
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は装飾品を頭髪や衣服等に止着するさい
に止着媒体として使用される装飾品止め具に関す
る。
(従来の技術) 装飾品を身に付けるさいに使用される止着媒体
としての止め具には、例えば実開昭61−174504号
公報に開示されているような髪に対して使用され
る髪止め具や、或いは衣服等に対して使用される
安全ピン等がある。
(考案が解決しようとする課題) 斯かる従来の止め具あつてはその構造上からし
て使途に制限を受けるのが通常であり、したがつ
て頭髪と衣服等に対し兼用して使用するものはな
く、日常に於ける装飾品の着用にさいしては別々
に用意する必要があつた。
本考案は斯有る問題点を解消させるために成さ
れたもので、簡易な構成でありながら頭髪や衣服
を問わず兼用して自由に使用することを可能とし
た装飾品止め具を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案の装飾品止め具を説明すると、装飾品止
着用基台の片面に枢支部と係止部とを対向状に備
えしめる。そして前記枢支部に弾圧体の基端を支
持せしめる。該弾圧体の先端は前記係止部に解除
可能に係止させる構成とする。しかして前記基台
と前記弾圧体の相互間に湾曲状弾性針を配置する
と共に該弾性針の基端を前記係止部の近傍に枢支
せしめる。該弾性針はその先端が枢支部側の係止
箇所に選択的に係止される構成であつて、基台内
面側に位置した係止箇所に係止させたときは弾性
針の中間部が弾圧体の内面に対し圧接可能な姿勢
となり、これに対し枢支部に軸支されてなる弾圧
体表面に設けた係止箇所に係止させたときは弾性
針の先端部を含む中間部が弾圧体の外方へ張り出
した姿勢となるように成す。
(作用) 装飾品を頭髪等に対し止着するさいの止着媒体
として本考案品を使用するさいは、弾性針の先端
を枢支部位置の基板内面側に設けた係止箇所に係
止させるようになし、この状態下で弾性針と弾圧
体との相互間に頭髪の一部を位置させるようにな
し、しかる後に弾圧体の先端を係止部に係止させ
るようになす。これにより弾性針と弾圧体とがこ
れら相互間にある頭髪の一部をそれらの圧接力で
把持することになり、本考案品はその位置で頭髪
上に固定されるものとなる。
一方、装飾品をブローチ等として衣服等に対し
止着するさいの止着媒体として本考案品を使用す
るさいは、弾性針の先端を弾圧体に穿設したスリ
ツトを挿通し弾圧体の上面側へ張り出させた状態
となさしめると共に、その弾性針の先端を衣服に
挿し通して後、それを枢支部側の弾圧体表面に設
けた係止箇所に係止させるようになす。これによ
り本考案品は安全ピンと同様の作用でその位置を
衣服に固定される。
(実施例) 以下、本考案の具体的な実施例を図面により詳
細に説明する。
第1図〜第6図は本考案品の第一実施例を示し
ており、図中1は緩やかに湾曲した装飾品止着用
基板でその一面には枢支部2と係止部3とを具備
して成る。該基板1の具体的な展開形状は第2図
に示されているようなものと成す。平鉄板を打ち
抜く等の加工によりその全体形状並びに孔4,
5,6や切り込み7……が形成される。しかして
張出部2a,2aを折り曲げることにより枢支部
2が形成され、また別の張出部3a,3aを折り
曲げることにより第3図に示す如き係止部3が形
成されるのである。3a1及び3a1は係止爪を
示し、3a2及び3a2は操作部位を示す。また
U字状切り込み部位8,8や舌片状張出部位9,
9は適宜湾曲させて使用されるものであり、前記
基板1の外方面に配置される装飾品を固定するさ
いに有用である。他の切り込み部位10a,11
aは適宜屈曲されて第1図に示す如き針枢支アー
ム10と針先端係止箇所11となる。
12は基端12aが枢支部2に支持されると共
に先端12bが係止部3に解除自在に係止される
ところの弾圧体で前記基板1に沿つて湾曲してい
る。これの具体的な展開形状は第4図に示すとお
りであり、平鉄板を打ち抜く等の加工により全体
形状並びにスリツト13,13や切り込み14…
…が形成されることは前記基板1の場合と同様で
ある。二つの突起15,15は前記枢支部2の孔
4……に嵌入して弾圧体12の回動中心を形成す
る。切込み部16,16は第4図中で紙面に垂直
方向にプレスされて押出変形される部位でありプ
レス後には孔10a,10aが形成される。また
別の切込み部17にあつては各側縁の箇所17
a,17aが第3図中で紙面と直角な下方へプレ
スされ、また中央の箇所17bが同図中で紙面と
直角な上方へプレスされるのであつてプレス後の
正面視形状は亀甲形と成される。しかして該弾圧
体12の先端12bが第3図の状態から係止部3
の係止爪3a1,3a1に向けて圧下されると前
記側縁の箇所17a,17aが係止爪3a1,3
a1に係止されることになり、また操作部位3a
2,3a2を指で水平方向に挟圧することにより
前記側縁の箇所17a,17aは係止爪3a1,
3a1から解除自在な状態となるのである。また
別の切込み部18aは屈曲されて第5図に示す如
く針先端係止箇所18と成される。
19は前記基台1と前記弾圧体12の相互間に
配置された弾性針である。該弾性針は第6図(a
平面図)に示す如くその基端19aを2〜3回螺
旋巻にしてあり、また同図(b側面図)に示す如
く適宜に湾曲させてある。前記基端19aは係止
部3の近傍にある針枢支アーム10に軸20を介
して枢支される。しかして該弾性針19はその先
端19bを上記枢支部2位置の基板1面に設けた
係止箇所11或いは弾圧体12の枢支部2側表面
に設けた係止箇所18の何れかに選択的に係止さ
れるであり、第1図Aは前者の係止状態を、同B
は後者の係止状態を示す。
後者に於ける係止の場合の操作手順を説明する
と、今弾性針19の先端19bが第1図に示す如
く一方の針先端係止箇所11に係止された状態で
あれば、先づ弾圧体12を枢支部3廻りに回動変
位させて操作の邪魔にならない位置に退避させ、
続いて弾性針19を弧状に弾性変形させてその先
端19bを針先端係止箇所11から脱出させるよ
うになし、しかる後に弾性針19の軸20廻りの
回動変位と弾圧体12の枢支部2廻りの回動変位
とを適宜関連させつつ弾性針19を弾圧体12の
スリツト13に挿通させて弾圧体12上面へ導
き、弾圧体12の先端を係止部3に係止させると
共に、弾性針19の先端19bは枢支部2側の係
止箇所18に係止させるようにする。このさい弾
性針19が第1図Aの状態にあるときは弾性針1
9はその弾性に抗して弾圧体12に圧下された状
態となり、したがつて弾圧体12と弾性針19の
中間部に頭髪を確実に把持するものとなるのであ
り、また第1図Bの状態にあるときは弾性針19
の先端部から中間部にかけて張り出された部分を
安全ピン作用として衣類に止着されるものとなる
のである。
第7図から第9図は基板1と弾圧体12の他の
例を示すものであつて、先の実施例と同一箇所に
は同一の符号を付して説明を省略する。
第7図及び第8図に於いて21……は切り込み
であり、22……及び23及び24は孔である。
しかして、基台1の切込み部25aを適宜屈曲す
ることにより第9図に示す如き断面方形状の針先
端係止箇所25が形成される。またU字状切込み
部26……,27……は適宜に屈曲されて基台1
の表面に配置される装飾品の固定に活用される。
他方、弾圧体12の切込み部28aを適宜屈曲す
ることにより第9図に示す如き断面方形状の針先
端係止箇所28が形成される。
なお先の実施例に於いて弾圧体12の孔16
a,16aは第10図に示す如くネツクレス29
等を挿通させる場合に使用される。
(考案の効果) 以上のように本考案は、弾性針19を頭髪等の
把持体と衣服への止着針とに兼用せしめた構成で
あつて構造簡易で安価に製造されるものである。
従つて、単に1箇でもつて装飾品を衣類に付ける
さいと、リボン等を頭髪に付けるさいの両方に便
利に使用することのできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案品の第一実施例を示
し、第1図A,Bは正面視全体図、第2図は基台
の展開平面図、第3図は係止部の斜視図、第4図
は弾圧体の展開平面図、第5図は枢支部の斜視
図、第6図a,bは弾性針の平面図と正面図であ
り、また第7図〜第9図は本考案品の第二実施例
を示し、第7図は基台の展開平面図、第8図は弾
圧体の展開平面図、第9図は枢支部の斜視図であ
り、また第10図は本考案品の一使用例を示す図
である。 1……装飾品止着用基板、2……枢支部、3…
…係止部、11……弾圧体の内方側に位置した係
止箇所、12……弾圧体、12a……弾圧体の基
端、12b……弾圧体の先端、18……弾圧体の
外方側に位置した係止箇所、19……弾性針、1
9a……弾性針の基端、19b……弾性針の先
端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枢支部2及び係止部3が対向状に形成された装
    飾品止着用基板1と、基端12aが前記枢支部2
    に軸支されていて先端12bが前記係止部3に解
    除可能に係止される弾圧体12と、前記基板1及
    び前記弾圧体12の相互間に位置し基端19aが
    前記係止部3の近傍に枢支された湾曲状弾性針1
    9とを備えしめ、且つ前記弾性針19はその先端
    19bを前記枢支部2位置の基板1内面と枢支部
    2に軸支されてなる弾圧体12表面に設けた係止
    箇所11,18へ選択的に係止させる構成であつ
    て、係止箇所11に係止させたときは弾性針19
    の中間部が弾圧体12の内面と圧接可能な姿勢と
    なり、これに対し係止箇所18に係止させたとき
    は弾性針18の先端部を含む中間部が弾圧体12
    上面側へ張り出した姿勢となることを特徴とする
    装飾品止め具。
JP2167888U 1988-02-20 1988-02-20 Expired JPH049923Y2 (ja)

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JPH01127504U JPH01127504U (ja) 1989-08-31
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